JP2001236458A - ネットワーク上における宝くじ販売システム、ネットワーク上における宝くじ販売方法及び受託銀行業務支援システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 宝くじ購入者にとって簡単に宝くじを購入す
ることができ、かつ、宝くじ販売者にとって迅速にかつ
低コストで宝くじを販売することが可能なネットワーク
上における宝くじ販売システム、ネットワーク上におけ
る宝くじ販売方法及び受託銀行業務支援システムを提供
する。 【解決手段】 携帯電話４を所有している宝くじ購入者
が、携帯電話４を利用して、通信事業者３を介して本シ
ステム１にアクセスし、本システム１は主にメールの送
信及び銀行への入金の確認を行ないつつ、宝くじ購入者
による宝くじ購入を受け付けることにより、宝くじ購入
者及び宝くじ販売者の双方にとって簡便な宝くじ販売シ
ステムとする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上に
おける宝くじ販売システム及びネットワーク上における
宝くじ販売方法に関し、特に好適には携帯電話やパソコ
ン等のインターネット端末を利用して行われるネットワ
ーク上における宝くじ販売システム及びネットワーク上
における宝くじ販売方法に関する。

【０００２】さらに、宝くじ発行主体である自治体に対
して、宝くじの販売を受託した受託銀行が報告するデー
タである、売りさばき状況、収納金額、当選支払金額、
当選未払い金額及び時効当選金額のデータ等の各種デー
タの集中管理による宝くじ受託業務代行及び業務情報提
供を行なう受託銀行業務支援システムに関する。

【０００３】

【従来の技術】従来、多くの自治体等により宝くじが販
売されている。この従来の宝くじの販売システムは、町
角の所定の場所に宝くじ販売店を設置し、この販売店に
来店した宝くじ購入者に対して販売するというシステム
が一般的であった。

【０００４】一方、一口に宝くじといってもその種類は
多用であり、宝くじ購入者にとって実質的に宝くじの番
号を選択することができず、単に購入枚数を指定するだ
けのものや、宝くじ購入者が自分の好きな番号を幾つか
選び、この選んだ番号が宝くじの番号となり当選か否か
が決定されるもの等がある。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の販売システムにおいては、宝くじ購入者が
より簡単に宝くじを購入することは困難であった。

【０００６】すなわち、宝くじ販売店は、各地域に複数
存在し得るが、それでも宝くじ購入者の近辺に存在する
とは限らず、上記従来のような宝くじの販売システムで
あると、宝くじ購入者は宝くじ販売店に実際に赴き、宝
くじを購入しなければならなかった。

【０００７】また、宝くじ購入者は宝くじを購入した場
合、自分自身でこの宝くじをその当選発表まで保管しな
ければならないが、その間に購入した宝くじを紛失して
しまうこともありえる。

【０００８】また、宝くじ購入者が宝くじを購入したも
のの、その当選発表までの期間により、宝くじの購入事
実を忘れてしまい、宝くじが当選したのに気が付かない
場合があるという弊害もあった。

【０００９】一方、従来の宝くじ販売システムでは、宝
くじの販売者にとっても、より迅速かつ低いコストで宝
くじを販売することは困難であった。

【００１０】すなわち、宝くじ販売者が宝くじを販売し
ようとすると、各地域に宝くじ販売店を確保し、宝くじ
販売人を確保しなければならないため、また、顧客情報
管理等の新たな受託業務システムの構築が必要となるた
め、そのコストが増大し、迅速に宝くじを販売すること
が困難であった。

【００１１】すなわち、宝くじの販売は自治体等が銀行
に委託し、この委託された受託銀行が行なうのである
が、委託された受託銀行は、宝くじ発行主体である自治
体に対して、宝くじの販売を受託した受託銀行が報告す
るデータである、売りさばき状況、収納金額、当選支払
金額、当選未払い金額及び時効当選金額のデータを管理
しなければならなかった。

【００１２】上記のようなデータは、宝くじの発行回数
や発行種類や発行形態等が多用になるとその管理も煩雑
となり、上記受託銀行による迅速な宝くじの販売を行な
うことが困難になる場合があった。

【００１３】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、宝くじ購入者にとって簡単に
宝くじを購入することができ、かつ、宝くじ販売者にと
って迅速にかつ低コストで宝くじを販売することが可能
なネットワーク上における宝くじ販売システム、ネット
ワーク上における宝くじ販売方法及び受託銀行業務支援
システムを提供することにある。

【００１４】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、宝くじ
を購入しようとする宝くじ購入者は、まず自己の保有す
る端末を用いてＷｏｒｌｄ Ｗｉｄｅ Ｗｅｂサーバ
（以下、単にＷＷＷサーバとも記す。）の宝くじ購入サ
イト（ホームページ）にアクセスする。この宝くじ購入
サイトでは、宝くじの購入画面が表示される。

【００１５】宝くじ購入者の端末としては、携帯電話が
一般的に考えられるが、その他にもパソコン、ＰＤＡ
（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａ
ｎｔｓ）等であっても良い。

【００１６】端末に表示された宝くじ購入画面上では、
宝くじの番号の選択等を必要に応じて行ないつつ宝くじ
の購入を行なう。この購入画面では、その他にも購入数
量（購入口数）や継続若しくは反復して購入するか否か
等を入力することができる。

【００１７】上記宝くじ購入要求は、宝くじ購入者の識
別情報と共に本発明のシステムに送信される。この際、
宝くじ購入者の識別情報は、宝くじ購入者自らがＩＤと
パスワードを利用して送信するとしても良いし、宝くじ
購入者の端末の通信サービスを提供している通信事業者
から送信されるとしても良い。

【００１８】上記識別情報は、宝くじ購入者と宝くじ販
売者とが直接対面せず、ネットワークを介して宝くじの
売買を行なう上で必須のものである。

【００１９】例えば、上記のように宝くじ購入者の利用
する端末として携帯電話を用いた場合は、この宝くじ購
入者の氏名、住所等の識別情報は携帯電話の通信サービ
スを提供する通信事業者により把握されているため、よ
り正確に宝くじ購入者の識別情報を得ることができる。

【００２０】さらに、携帯電話を利用して宝くじを購入
する際においても、宝くじ購入者が自己のＩＤ及びパス
ワードを入力するとすれば、携帯電話の不正利用等をも
防止できさらにセキュリティが向上する。

【００２１】また、宝くじ購入要求に対応した宝くじ購
入確認画面をＷＷＷサーバに格納することにより、宝く
じ購入者は所定の時に自己の宝くじの購入状況を確認す
ることができる。

【００２２】また、上記宝くじ購入要求を受け付けた後
は、対銀行サーバが銀行の入金サーバに対して宝くじ購
入代金が入金されたか否かを確認する。この確認が終わ
るとメールサーバは、宝くじ購入者の端末に宝くじ購入
の結果を電子メール（以下、単にメールともいう。）に
より通知する。

【００２３】宝くじ購入代金の入金は、宝くじの購入口
数と購入回数とに応じて、宝くじ購入者の端末から銀行
決済機能を利用することにより行われる。

【００２４】ここで、受託銀行業務管理サーバは、上記
銀行決済機能等を利用して、宝くじ発行主体である自治
体に向けて宝くじの販売を受託した受託銀行が報告する
データである、売りさばき状況、収納金額、当選支払金
額、当選未払い金額及び時効当選金額のデータを管理す
る。これらデータは、そのまま銀行に送信され、又は報
告帳票の形式により受託銀行に送付される。

【００２５】そして、受託銀行は、受託銀行業務管理サ
ーバが管理した上記各種データ又は送付された上記報告
帳票に基づき、自治体に対して、売りさばき状況、収納
金額、当選支払金額、当選未払い金額及び時効当選金額
を報告する。

【００２６】また、宝くじの抽選は抽選サーバにより行
われる。この抽選は、所定のアルゴリズムにより行われ
る。この抽選結果はＷＷＷサーバに格納され、宝くじ購
入者は所定の時にこの抽選結果を確認することができ
る。

【００２７】さらにメールサーバは、抽選が終了したこ
とを宝くじ購入者に電子メールにより通知する。

【００２８】上記抽選終了の通知は宝くじ購入者にとっ
て重要である。なぜなら、宝くじ購入者にとって最も重
要なのは自己の購入した宝くじが当選したか否かである
ため、これが電子メールにより送信されるとすると、当
選したのを知らなかった等の不具合を容易に防止するこ
とができることになる。

【００２９】そして、対銀行サーバは、宝くじの抽選結
果にしたがって、銀行の入金サーバに当選金額の入金を
指示する。

【００３０】以上のように、宝くじ購入者は宝くじ購入
から当選金の受け取りまでを、自己の端末上において完
結して行なうことができ、宝くじ購入の際の手間を大幅
に削除することができる。

【００３１】また、宝くじ販売者にとっても、宝くじを
販売するための販売店や販売人を確保する必要がなく、
また業務受託に関わるシステム投資額を抑えることがで
きるため、低コストでスピーディーに宝くじを販売する
ことができる。

【００３２】

【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。

【００３３】また、以下の図面において、既述の図面に
記載された部材と同様の部材には同じ番号を付す。

【００３４】（ネットワーク上における宝くじ販売シス
テムの実施形態）まず、本発明に係るネットワーク上に
おける宝くじ販売システムの一実施形態（以下、本シス
テムともいう。）について図１を参照して説明する。図
１に、本システムが適用されるシステムの概略構成図を
示す。なお、以下に説明する、本システムの説明は、本
発明に係るネットワーク上における宝くじ販売方法の一
実施形態の説明を兼ねる。

【００３５】（構成の説明）図１に示されるように、本
システム１は、銀行２、通信事業者３及び携帯電話４を
含めたシステム内において稼動する。

【００３６】図１に示されるように、本システム１は、
ネットワークから送信されたＩＰパケットを送信、受信
及び破棄等するルータ（Ｒ）１１と、銀行２の入金サー
バ２２に対して入金の確認や指示等を行なう対銀行サー
バ１２とを備える。

【００３７】さらに、本システム１は、送信された宝く
じ購入者の識別情報に基づき、宝くじ購入者の宝くじ購
入履歴を管理するユーザＤａｔａ Ｂａｓｅ（以下、単
にＤＢとも記す。）サーバ１３を備える。

【００３８】上記宝くじ購入履歴は、宝くじ購入者の識
別情報と対応付けられてユーザＤＢ１８に格納される。
この購入履歴には、宝くじ購入者が、いつ、どのような
種類の宝くじを、幾つ購入したのか等が格納されてい
る。

【００３９】さらに、本システム１は、ルータ１１、対
銀行サーバ１２、ユーザＤＢサーバ１３、抽選サーバ１
５、ＷＷＷサーバ１６、メールサーバ１７及び受託銀行
業務管理サーバ１９（本明細書中においてここに挙げた
サーバを各サーバともいう。）及びユーザＤＢ１８を制
御するためのクライアント１４を備えている。

【００４０】また、本システム１は、販売された宝くじ
を管理し、所定の条件が整った際にこの販売された宝く
じの抽選を所定のアルゴリズムで行なう抽選サーバ１５
を備える。

【００４１】さらに、本システム１は、ＨＴＭＬ（Ｈｙ
ｐｅｒ Ｔｅｘｔ ＭａｒｋｕｐＬａｎｇｕａｇｅ）で
記述されたＷｅｂサイトのデータ（ホームページ）を格
納するＷＷＷサーバ１６を備える。

【００４２】このＷＷＷサーバ１６には少なくとも、宝
くじ購入者の携帯電話４の画面４１に表示させるため
の、宝くじ購入画面のデータ、宝くじ購入者が購入しよ
うとする宝くじの情報を示す確認画面のデータ及び宝く
じ購入者が購入した宝くじが当選したことを示す当選画
面のデータが格納されている。これらの各画面について
は後述する。

【００４３】また、本システム１は、宝くじ購入者の携
帯電話４に電子メールを送信するメールサーバ１７を備
える。

【００４４】このメールサーバ１７は少なくとも、宝く
じの購入が実現したか否かを確認させるための確認通知
と、宝くじ購入者が購入した宝くじの抽選が終了した旨
の終了通知とを電子メールとして宝くじ購入者の携帯電
話４に送信する。

【００４５】また、本システム１は、宝くじ発行主体で
ある自治体に対して、宝くじの販売を受託した受託銀行
が報告するデータである、売りさばき状況、収納金額、
当選支払金額、当選未払い金額及び時効当選金額のデー
タを包括的に取りまとめる受託銀行業務管理サーバ１９
を備える。

【００４６】また、本システム１は、宝くじ購入者の宝
くじ購入についての情報を識別情報と共に格納するユー
ザＤＢ１８を備える。

【００４７】上記ルータ１１、対銀行サーバ１２、ユー
ザＤＢサーバ１３、クライアント１４、抽選サーバ１
５、ＷＷＷサーバ１６、メールサーバ１７、ユーザＤＢ
１８及び受託銀行業務管理サーバ１９は、それぞれ例え
ばＬＡＮ等により相互に接続されている。

【００４８】次に、図１に示される銀行２は、ＩＰパケ
ットを送受信すると共に不必要なＩＰパケットを破棄す
るルータ２１と、本システム１の依頼に基づき、顧客Ｄ
Ｂ２３内の顧客の口座の入出金データを処理する入金サ
ーバ２２とを備える。

【００４９】さらに銀行２は、宝くじ購入者をも含む顧
客の口座の情報が格納された顧客ＤＢ２３と、ルータ２
１、入金サーバ２２、顧客ＤＢ２３の設定等を制御する
クライアント２４とを備える。

【００５０】上記ルータ２１、入金サーバ２２、顧客Ｄ
Ｂ２３及びクライアント２４はそれぞれ例えばＬＡＮ等
により相互に接続されている。

【００５１】次に、図１に示される通信事業者３は、宝
くじ購入者の携帯電話４からの発呼を受け付け、電話番
号に基づいて回線を交換する交換機３１を備える。

【００５２】例えば交換機３１は、携帯電話４から発呼
された番号によって、回線をアクセスサーバ３４に接続
したり、他の基地局３２に接続したりする。

【００５３】また、通信事業者３は、携帯電話４からの
発呼に基づきＩＰパケットを作成してインターネットに
送信すると共に、受信したＩＰパケットに基づき携帯電
話４に送信するデータを生成するアクセスサーバ３４を
備える。

【００５４】また、通信事業者３は、ＩＰパケットを送
受信すると共に不必要なＩＰパケットを破棄するルータ
３３を備える。

【００５５】また、他の基地局３２は、自己のエリアの
受信者又は他の基地局へと回線を交換する。

【００５６】また、図１に示されるように、上記本シス
テム１、銀行２及び通信事業者３は、インターネットに
より相互に接続されている。

【００５７】次に、宝くじ購入者が所有する携帯電話４
には、種々の情報を視覚的に表示するための画面４１が
備えられている。この画面４１は一般的には液晶ディス
プレイであるが、液晶ディスプレイに限定されるもので
はない。また、画面４１は、カラーであるとモノトーン
であるとを問わない。

【００５８】（動作の説明）次に、本システム１を含め
た図１に示されるシステムの動作について図２から図９
を参照して説明する。図２に、図１に示される本システ
ムの動作のフローチャートを示し、図３から図９に、図
１に示される携帯電話に表示される画面の概略図を示
す。

【００５９】なお、図２のフローチャートに示されるＣ
→Ａ等の記号は、図１に示される携帯電話４（Ｃ）から
宝くじシステム１（Ａ）に情報が主として送信されるこ
とを意味する。その他の記号も、銀行２をＢとして同様
に成り立つ。

【００６０】まず、ステップＳ１として、宝くじを購入
しようとする宝くじ購入者は、自己の携帯電話４を操作
して、本システム１のＷＷＷサーバ１６に格納されてい
るデータにより構築される宝くじ購入サイトにアクセス
する。

【００６１】上記アクセスに成功すると、ＷＷＷサーバ
１６から図３に示される画面データが携帯電話４にダウ
ンロードされる。

【００６２】図３に示される画面のうち、３００は宝く
じ購入の入り口となる入口画面であり、３０１は購入す
る宝くじの種類を選択する種類選択画面であり、３０２
は購入する宝くじの条件を選択する条件選択画面であ
り、３０３は購入内容を確認するための確認画面であ
る。これら画面は、相互にリンクされているとして良
い。

【００６３】図３に示されるように、入り口画面３００
には、「宝くじを買う」、「ルール確認」、「当選番号
発表」の項目がある。

【００６４】そして、宝くじ購入者が「宝くじを買う」
を選択すると、画面は種類選択画面３０１に移行する。

【００６５】種類選択画面３０１には、購入対象の宝く
じとして「ＡＢＣ宝くじ」及び「ｘｘｘｘｘｘｘｘｘ」
が表示されている。

【００６６】もちろん本システムにおいて、購入できる
宝くじの種類としては上記のように２種類に限定される
ものではなく、その他の任意の数の宝くじを購入するこ
とができる。

【００６７】そして、種類選択画面３０１において「Ａ
ＢＣ宝くじ」を選択すると、画面は条件選択画面３０２
に移行する。

【００６８】条件選択画面３０２では、「３ケタの番号
を決めよう」と、「口数を決めよう」と、「継続回数を
決めよう」との項目が表示されている。

【００６９】「３ケタの番号を決めよう」とは、種類選
択画面３０１において選択した宝くじが、番号選択式の
宝くじであることを意味している。また、図３に示され
るように、選択できるケタが３ケタであることを意味し
ている。もちろん、本システムにおいて選択できる宝く
じとしては番号選択式以外の宝くじであっても良く、さ
らに、番号選択式の宝くじであっても、そのケタ数は３
ケタに限定されるものではなく、任意のケタであって良
い。

【００７０】また、「口数を決めよう」とは、購入数を
決める項目であり、「継続回数を決めよう」とは同種の
購入条件で何回反復して購入するかを決める項目であ
る。

【００７１】そして、上記条件選択画面３０２において
全ての条件を入力した後に確認画面３０３に移行する。

【００７２】確認画面３０３では、上記条件選択画面３
０２において入力された条件や申込合計金額等が表示さ
れると共に、宝くじ購入者に表示されている条件で購入
をしても良いか否かの確認（「はい」又は「いいえ」で
表示）を表示する。

【００７３】上記確認画面において宝くじ購入者が条件
を確認し、「はい」を選択すると、上記購入条件がネッ
トワークを介して本システム１のクライアント１４に送
信される。

【００７４】次に、ステップＳ２として、宝くじ購入者
は、自己が送信した宝くじの購入条件に基づき購入代金
の入金を行なう。

【００７５】宝くじ購入代金の入金先は、宝くじの販売
形態により変化し得るものである。本発明では、以下の
実施形態の説明では一般的な入金先として銀行２を例に
説明する。ただし、本システムにおいて適用される入金
先としては、以下の説明のように銀行に限定するもので
はなく、その他にも、通信料徴収会社、郵便局、クレジ
ットカード会社等を入金先とすることができる。

【００７６】この入金方法としては、銀行窓口での入金
や、ＡＴＭによる入金等も考えられるが、本システムに
おいては、携帯電話４を用いたモバイルバンキング（本
発明の銀行決済機能）を利用する。

【００７７】モバイルバンキング（銀行決済機能）と
は、宝くじ購入者が自己の端末から電話回線等を介して
所定の銀行口座に振り込み（入金）を行なう方法であ
る。

【００７８】上記モバイルバンキングを利用した際の宝
くじ購入者の携帯電話４の画面４１に表示される画面の
概略を図４に示す。

【００７９】図４に示されるように、画面には、「パス
ワード」、「振込」、「振り込みの確認項目（はい、又
はいいえ）」が表示されている。

【００８０】「パスワード」は、相手先銀行に携帯電話
４の利用者が正当な利用者であることを判別させるため
に利用される。

【００８１】「振込」は、「利用日」、「利用金額」、
「振込先口座」、「出金口座」等が表示され、利用日に
表示される日に、利用金額に表示される金額が、出金口
座から振込先口座に入金（振り込み）される。本システ
ムのステップＳ２の場合は、携帯電話４を利用している
宝くじ購入者の口座から、銀行２が指示する所定の口座
に宝くじの購入代金が入金されることとなる。

【００８２】そして、上記「パスワード」及び「振込」
の内容に誤りがなければ、宝くじ購入者は振り込みとし
て「はい」を選択し、宝くじ購入代金の入金を、携帯電
話４から行なう。

【００８３】次に、ステップＳ３として、上記宝くじ購
入者の購入条件を受信したクライアント１４は、購入条
件に対応した購入代金の入金の確認を対銀行サーバ１２
に指示させる。

【００８４】対銀行サーバ１２はクライアント１４から
の指示に基づき、銀行２の入金サーバ２２に宝くじ購入
代金の入金の有無を問い合わせる。ただし、この宝くじ
購入代金の入金の有無を問い合わせは、対銀行サーバ１
２に行なわせるのではなく、クライアント１４が直接、
銀行２の入金サーバ２２に問い合わせるとしても良い。

【００８５】入金サーバ２２は、前述のステップＳ２の
動作により宝くじ購入者から宝くじ購入代金の入金が完
了している場合は、対銀行サーバ１２に対して入金完了
の旨を返答し、宝くじ購入代金の入金が未完了の場合
は、入金されていない旨を応答する。

【００８６】上記入金サーバ２２からの返答を受けた対
銀行サーバ１２は、例えば宝くじ購入代金が未入金の場
合は、所定の時間後に再び対銀行サーバ１２に入金の完
了の問い合わせを行なう動作を所定回数繰り返し、それ
でも宝くじ購入代金が未入金の場合は、その旨をクライ
アント１４に通知する。

【００８７】この通知を受けたクライアント１４は、宝
くじ購入者に対して宝くじ購入が未遂になったことを、
例えばメールサーバ１７を用いてメールで通知すると共
に、この宝くじ購入者による宝くじ購入要求を破棄する
等の処置をとる。

【００８８】一方、宝くじ購入代金の入金を確認した対
銀行サーバ１２は、その旨をクライアント１４に伝え
る。

【００８９】次に、ステップＳ４として、クライアント
１４は、宝くじ購入代金が入金されたことを確認する
と、メールサーバ１７に対して、宝くじ購入者に宝くじ
購入が実施されたことを確認させるための確認メールを
送信することを指示する。

【００９０】この指示を受けたメールサーバ１７は、図
５に示される内容のメールを宝くじ購入者の携帯電話４
に送信する。図５に示される表示は、宝くじの発行確認
メールとして、携帯電話４の画面４１に表示される。

【００９１】なお、図５に示されるように、確認メール
には、宝くじ購入者の購入内容や当選発表に関する情報
が掲載されたサイトのＵＲＬが掲載されていることが好
ましい。そのため、クライアント１４は、ＷＷＷサーバ
１６のサイトに当該情報のデータを格納しておく。

【００９２】次に、宝くじの販売及び購入が行われた
後、所定の条件が整った時点で、クライアント１４は、
抽選サーバ１５に対して、販売された宝くじの抽選の実
施を指示する。

【００９３】ここで、上記宝くじの抽選を実施するため
の所定の条件とは、例えば所定の日時になった時という
のが一般的である。

【００９４】上記指示を受けた抽選サーバ１５は、所定
のアルゴリズムに基づいて抽選を行ない当選番号を出力
する。また、抽選サーバ１５は、宝くじの当選番号を得
た後、ユーザＤＢ１８に格納されている宝くじ購入者の
ユーザ情報に基づき、当選した宝くじ購入者の識別情報
及び当選金額等を検索し、当選番号と共に検索結果を当
選情報としてクライアント１４に出力する。

【００９５】次にステップＳ５として、上記当選情報を
得たクライアント１４は、メールサーバ１７に対して、
抽選終了通知を携帯電話４に送信させる。メールサーバ
１７は、クライアント１４の指示に基づき、宝くじの抽
選が終了したことを知らせるメール（案内メール）を携
帯電話４に送信する。

【００９６】上記の場合にメールサーバ１７から携帯電
話４に送信させる案内メールの内容は例えば図６に示さ
れるようになる。

【００９７】また、上記案内メールには、宝くじ購入者
の購入内容や当選発表に関する情報が掲載されたサイト
のＵＲＬが掲載されていることが好ましい。そのため、
クライアント１４は、ＷＷＷサーバ１６のサイトに当該
情報のデータを格納しておく。

【００９８】例えば、上記当選確認のサイトを携帯電話
４がアクセスした際に、携帯電話４に表示される画面は
図７に示されるようになる。

【００９９】次に、クライアント１４は、ステップＳ６
として、当選情報に基づいて、宝くじ購入者のうち、宝
くじが当選した者に対する当選通知の送信をメールサー
バ１７に指示する。

【０１００】上記指示を受けたメールサーバ１７は、宝
くじ購入者の携帯電話４に対して購入した宝くじが当選
したことを通知するためのメールを送信する。

【０１０１】上記メールにより宝くじ購入者の携帯電話
４の画面４１に表示される画面（当選発表）は例えば図
８に示されるようになる。

【０１０２】図８に示されるように、宝くじ購入者の携
帯電話４の画面４１に表示される当選発表の画面には、
当選金額や、当選金額の振込先を指定するための項目等
が表示される。

【０１０３】ここで、当選した宝くじ購入者が当選金を
受け取るには、例えば当選画面を銀行に提示する等の方
法もあるが、本システム１においては、前述の宝くじ購
入の際と同様に、モバイルバンキングにより当選金の受
け取りを行い得るとした。

【０１０４】すなわち、図８に示される当選結果通知に
表示されている「登録口座へ振込」又は「別の振込先を
指定」を選択すると、携帯電話４の画面４１には図９に
示されるような画面（当選金受領）が表示される。

【０１０５】図９に示される表示では、前述の宝くじ購
入の際のモバイルバンキングと同様に、画面には、「パ
スワード」、「振込」、「振り込みの確認項目（はい、
又はいいえ）」が表示されている。

【０１０６】「パスワード」は、相手先銀行に携帯電話
４の利用者が正当な利用者であることを判別させるため
に利用される。

【０１０７】「振込」は、「利用日」、「利用金額」、
「振込先口座」、「出金口座」等が表示され、利用日に
表示される日に、利用金額に表示される金額が、出金口
座から振込先口座に入金（振り込み）される。本システ
ムのステップＳ７の場合は、銀行２が指示する所定の口
座から、携帯電話４を利用している宝くじ購入者の口座
に宝くじの当選金が入金されることとなる。

【０１０８】そして、上記「パスワード」及び「振込」
の内容に誤りがなければ、宝くじ購入者は振り込みとし
て「はい」を選択し、宝くじ当選金の入金指示を、携帯
電話４から行なう。

【０１０９】次に、上記のように、宝くじの販売、宝く
じ販売代金の入金、当選金の支払い等の動作が行われる
と、本システム１の受託銀行業務管理サーバ１９は、宝
くじ発行主体である自治体に対して、宝くじの販売を受
託した受託銀行が報告するデータである、売りさばき状
況、収納金額、当選支払金額、当選未払い金額及び時効
当選金額のデータを管理する。

【０１１０】そして、上記各種のデータは銀行２のクラ
イアント２４の指示に基づき、データとして送信した
り、若しくは報告帳票の形式に印刷して出力して銀行２
に送付される。

【０１１１】上記のように本システム１の受託銀行業務
管理サーバ１９が宝くじ発行主体である自治体に対し
て、宝くじの販売を受託した受託銀行が報告するデータ
である、売りさばき状況、収納金額、当選支払金額、当
選未払い金額及び時効当選金額のデータを管理し、その
出力をも行なうため、銀行２側にとってみれば、宝くじ
販売の受託業務を大幅に簡略化することができ、迅速に
宝くじの販売を行なうことができる。

【０１１２】このように、本発明に係るネットワーク上
における宝くじ販売システム及びネットワーク上におけ
る宝くじ販売方法の一実施形態によれば、宝くじ購入者
は、自己の携帯電話４からいつでも、どこでも宝くじを
購入することができる。

【０１１３】また、携帯電話４を用いているため、番号
選択式の宝くじであっても、簡単に宝くじを購入するこ
とができる。

【０１１４】また、携帯電話４とネットワークにより接
続されたシステムとしているため、宝くじを購入する際
に、番号選択、決済（宝くじ購入代金の入金）、当選確
認、及び当選金受け取りをすべて１つの携帯電話４にお
いて実現できるため、宝くじ購入者にかかる負担が著し
く減少する。

【０１１５】また、宝くじ購入者が購入した宝くじは、
データとしてシステムのユーザＤＢ１８に格納されてい
るため、従来の宝くじ券発行の場合のように、宝くじ購
入者が宝くじ券を紛失してしまうといったことを防止で
きる。

【０１１６】また、銀行等の宝くじ販売者にとってみれ
ば、システムを各サーバやデータベースで実現してしま
えば、従来の宝くじの販売において必要であった販売店
や販売人の確保等や各種データの管理をせずとも、宝く
じの販売を行なうことができるため、宝くじ販売の立ち
上げのスピードアップ及びコストを低下させより高い収
益性を確保することが可能となる。

【０１１７】ここで、上記本発明に係るネットワーク上
における宝くじ販売システム（本システム）の実施形態
においては、宝くじ購入者が利用する端末として携帯電
話４が利用された。

【０１１８】しかしながら、本システムにおいて利用さ
れる端末としては上記のように携帯電話４に限定される
ものではなく、例えばパソコンやＰＤＡその他の情報入
力機器を用いることができる。

【０１１９】ここで、パソコンを本システム１の宝くじ
購入者の端末として利用する場合について、図１０を参
照して説明する。図１０に、パソコンを本システム１の
宝くじ購入者の端末として利用する場合の、本システム
が適用されるシステムの概略構成図を示す。ただし、図
１０に示される装置のうち、前述の図１に示される装置
と同様の装置には同じ番号を付し、その詳細な説明を省
略する。

【０１２０】図１０に示されるように、宝くじ購入者の
端末としてパソコン１１５を利用した場合、このパソコ
ン１１５から送信されたデータは、ＩＰパケットとして
プロバイダ１１１のルータ１１３によりインターネット
に送信される。

【０１２１】また、インターネットからパソコン１１５
に送信されるデータもＩＰパケットとしてルータ１１３
を介してパソコン１１５に送信される。

【０１２２】したがって、パソコン１１５は、インター
ネットを介して本システム１及び銀行２と接続されてい
る。

【０１２３】また、パソコン１１５は画面１１７を備
え、前述の図３から図９に示される表示画面は、この画
面１１７に表示されることとなる。

【０１２４】このように、宝くじ購入者が利用する端末
としてパソコン１１５を利用した場合であっても、前述
のように携帯電話４を利用した場合と同様の効果を得る
ことができる。

【０１２５】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
宝くじの購入が、宝くじ購入者の端末を介してネットワ
ークを通じて行なうことができるため、端末によりすべ
ての宝くじ購入プロセスを完結させることができ、宝く
じ購入者がさらに容易に宝くじを購入することができ
る。

【０１２６】また、宝くじ購入者の宝くじ購入情報は、
システムのデータベースに格納されるため、従来のよう
な宝くじ購入者の宝くじ券の紛失という事態も防止する
ことができる。

【０１２７】また、宝くじの販売者は、従来必要であっ
た販売店や販売人の確保、及び自治体に報告する各種デ
ータの管理を必要としなくて済むため、宝くじ販売の際
の固定費を低減させると共に、宝くじ販売ビジネスのス
ピードアップを図り、より高い収益性を確保することが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本システムが適用されるシステムの概略構成図
である。

【図２】図１に示される本システムの動作のフローチャ
ートである。

【図３】図１に示される携帯電話に表示される画面の概
略図である。

【図４】図１に示される携帯電話に表示される画面の概
略図である。

【図５】図１に示される携帯電話に表示される画面の概
略図である。

【図６】図１に示される携帯電話に表示される画面の概
略図である。

【図７】図１に示される携帯電話に表示される画面の概
略図である。

【図８】図１に示される携帯電話に表示される画面の概
略図である。

【図９】図１に示される携帯電話に表示される画面の概
略図である。

【図１０】本システムが適用されるシステムの概略構成
図である。

【符号の説明】

１ 本システム ２ 銀行 ３ 通信事業者 ４ 携帯電話 １１ ルータ １２ 対銀行サーバ １３ ユーザ管理ＤＢサーバ １４ クライアント １５ 抽選サーバ １６ ＷＷＷサーバ １７ メールサーバ １８ ユーザＤＢ １９ 受託銀行業務管理サーバ ２１ ルータ ２２ 入金サーバ ２３ 顧客ＤＢ ２４ クライアント ３１ 交換機 ３２ 他の基地局 ３３ ルータ ３４ アクセスサーバ ４１ 画面 １１１ プロバイダ １１３ ルータ １１５ パソコン １１７ 画面 ３００ 入り口画面 ３０１ 種類選択画面 ３０２ 条件選択画面 ３０３ 確認画面

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 宝くじ購入者の端末に表示させるための
   宝くじ購入画面のデータを格納したＷＷＷサーバと、 前記宝くじの購入の結果を確認させるための確認通知、
   及び前記宝くじ購入者が購入した宝くじの抽選の終了を
   知らせるための終了通知を前記宝くじ購入者の端末に電
   子メールにより送信するためのメールサーバと、 前記宝くじが当選したか否かを抽選する抽選サーバと、 前記宝くじの購入代金の入金の有無を銀行の入金サーバ
   に確認すると共に、前記宝くじ購入者が購入した宝くじ
   が当選した際に、該宝くじの当選金の入金を前記入金サ
   ーバに指示する対銀行サーバとを備え、 前記宝くじ購入者の端末と前記各サーバとが、ネットワ
   ークにより相互に接続されていることを特徴とするネッ
   トワーク上における宝くじ販売システム。
2. 【請求項２】 前記宝くじ購入者の宝くじ購入要求と共
   に送信された該宝くじ購入者の識別情報により識別され
   る、該宝くじ購入者の宝くじ購入情報を含むユーザ情報
   が格納されたユーザデータベースサーバを備えると共
   に、 前記ＷＷＷサーバが、前記宝くじ購入者に対して宝くじ
   購入前の確認を行なわせるための確認画面のデータ、及
   び前記宝くじ購入者が購入した宝くじの当選画面のデー
   タを格納していることを特徴とする請求項１に記載のネ
   ットワーク上における宝くじ販売システム。
3. 【請求項３】 前記宝くじ購入者の宝くじ購入要求と共
   に送信される該宝くじ購入者の識別情報は、 前記宝くじ購入者の端末による通信サービスを提供して
   いる通信事業者から送信されることを特徴とする請求項
   ２に記載のネットワーク上における宝くじ販売システ
   ム。
4. 【請求項４】 前記ＷＷＷサーバに格納されているデー
   タに基づいて表示された、前記宝くじ購入者の端末に表
   示された宝くじ購入画面から宝くじの購入要求が入力さ
   れ、 前記購入要求に基づき、前記ＷＷＷサーバが、前記宝く
   じ購入者に対して宝くじ購入前の確認を行なわせるため
   の確認画面のデータを格納し、 前記対銀行サーバが、前記宝くじの購入代金の入金を前
   記入金サーバに対して確認し、 前記購入代金の入金の確認及び前記宝くじ購入者の宝く
   じ購入要求と共に送信された該宝くじ購入者の識別情報
   により識別されるユーザ情報に基づき、前記メールサー
   バが、前記宝くじ購入者に対して前記宝くじの購入の結
   果を確認させるための確認通知を電子メールにより送信
   し、 前記抽選サーバが、前記購入された宝くじの抽選を行
   い、 前記抽選の後、前記メールサーバが、前記宝くじ購入者
   に対して前記宝くじ購入者が購入した宝くじの抽選の終
   了を知らせるための終了通知を電子メールにより送信
   し、 前記抽選の結果に基づき、前記対銀行サーバが、前記入
   金サーバに対して前記宝くじの当選金の入金を指示し、 前記抽選の結果に基づき、ＷＷＷサーバが、前記抽選に
   対応した前記宝くじ購入者が購入した宝くじの当選画面
   のデータを格納することを特徴とする請求項２又は３に
   記載のネットワーク上における宝くじ販売システム。
5. 【請求項５】 前記宝くじ購入者による前記宝くじ購入
   代金の入金は、 前記銀行の入金サーバに対して前記宝くじ購入者の端末
   からアクセスして入金を指示することにより行われるこ
   とを特徴とする請求項１から４のいずれか１項に記載の
   ネットワーク上における宝くじ販売システム。
6. 【請求項６】 前記宝くじ購入者の端末が携帯電話であ
   ることを特徴とする請求項１から５のいずれか１項に記
   載のネットワーク上における宝くじ販売システム。
7. 【請求項７】 前記宝くじが、宝くじ購入者が宝くじの
   番号を選択することができる宝くじであることを特徴と
   する請求項１から６のいずれか１項に記載のネットワー
   ク上における宝くじ販売システム。
8. 【請求項８】 前記端末が、銀行決済機能を具備したイ
   ンターネット端末であり、 前記端末を前記宝くじ購入者が操作することにより、前
   記宝くじの番号と、前記宝くじの購入口数と、前記宝く
   じの購入回数とが入力されると共に、 前記宝くじの購入口数と、前記宝くじの購入回数とに応
   じた宝くじの購入代金を前記端末の銀行決済機能を利用
   して前記銀行に入金することを特徴とする請求項１から
   ７のいずれか１項に記載のネットワーク上における宝く
   じ販売システム。
9. 【請求項９】 宝くじ発行主体である自治体に対して、
   前記宝くじの販売を受託した受託銀行が報告するデータ
   である、売りさばき状況、収納金額、当選支払金額、当
   選未払い金額及び時効当選金額のデータを管理する受託
   銀行業務管理サーバを備え、 該受託銀行業務管理サーバは、前記売りさばき状況、収
   納金額、当選支払金額、当選未払い金額及び時効当選金
   額のデータを出力し、若しくは前記売りさばき状況、収
   納金額、当選支払金額、当選未払い金額及び時効当選金
   額のデータを報告帳票によって出力することを特徴とす
   る受託銀行業務支援システム。
10. 【請求項１０】 ＷＷＷサーバに格納されているデータ
    に基づいて表示された、前記ＷＷＷサーバとネットワー
    クにより接続されている宝くじ購入者の端末に表示され
    た宝くじ購入画面から、前記宝くじの購入要求を入力す
    る工程と、 前記購入要求に基づき、前記宝くじ購入者に対して宝く
    じ購入前の確認を行なわせるための確認画面のデータを
    電子メールにより送信する工程と、 前記宝くじの購入代金の銀行への入金を確認する工程
    と、 前記購入代金の入金の確認及び前記宝くじ購入者の宝く
    じ購入要求と共に送信された該宝くじ購入者の識別情報
    により識別されるユーザ情報に基づき、前記宝くじ購入
    者に対して前記宝くじの購入の結果を知らせるための通
    知を電子メールにより送信する工程と、 前記購入された宝くじの抽選を行う工程と、 前記抽選の後、前記宝くじ購入者に対して前記宝くじ購
    入者が購入した宝くじの抽選の終了を知らせるための終
    了通知を電子メールにより送信する工程と、 前記抽選の結果に基づき、前記抽選に対応した前記宝く
    じ購入者が購入した宝くじの当選画面のデータを格納す
    る工程とを備えることを特徴とするネットワーク上にお
    ける宝くじ販売方法。