JP2001235927A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001235927A
JP2001235927A JP2001000242A JP2001000242A JP2001235927A JP 2001235927 A JP2001235927 A JP 2001235927A JP 2001000242 A JP2001000242 A JP 2001000242A JP 2001000242 A JP2001000242 A JP 2001000242A JP 2001235927 A JP2001235927 A JP 2001235927A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体上のトナー像を中間転写回転体上に転
写し、そのトナー像を溶融させて記録媒体に転写して定
着する画像形成装置において、多色のトナー像の定着性
を最適なものにして、高品質な多色画像を得る。 【解決手段】 感光体1上のトナー像を中間転写回転体
10上に転写し、この転写トナー像を色毎に、順次加圧
ドラム12上に巻き付けた記録媒体18に溶融転写し、
その際、トナー像が溶融される前の記録媒体に接してそ
の記録媒体を加熱する熱ローラ26を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間転写回転体を
用いた多色画像の得られる画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリなどの
画像形成装置において、感光体ドラムのようなトナー像
保持体に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー像と
して可視像化するものでは、そのトナー像を何らかの方
法で転写紙のような記録媒体に転写している。
【0003】一般的に、かかる転写は、コロナチャージ
ャによって行わせているが、このような転写手段による
場合、コロナ放電時にトナーが飛散し易くなり、この飛
散トナーが記録媒体に付着すると、画像上の地汚れなど
を生じ易くなる。
【0004】又、転写紙のような記録媒体は、この表面
が凹凸状態になっているために、感光体表面に記録媒体
の表面部分が一様に密着せず、所々で、感光体との不均
一なギャップを生じ、転写電界が乱れたり、トナー同士
のクーロン反発力を生じたりして、トナーに対して不均
一な力が作用し、転写画像に濃度むらなどが発生し易く
なる。又、解像力やドット再現性などについても悪くな
ったりする。
【0005】そこで、感光体上の色の異なる各トナー像
を中間転写回転体上に重ね転写する技術が、例えば、特
開昭51−94939号公報などで提案されている。こ
れによるものでは、中間転写回転体上に形成された多色
トナー像を溶融させたあと、記録媒体にそれを溶融転写
し、所定のカラーコピーが得られるようになっている。
【0006】この種の画像形成装置においては、記録媒
体の温度を上昇させることが重要な技術課題であり、先
に触れた公知例では、かかる点について殆んど言及され
ていない。記録媒体自体の温度を上昇させておかない
と、中間転写回転体上で多色トナー像が溶融状態となっ
ても、そのトナー像が記録媒体に接触すると、接触面
で、トナー像のトナーの温度が低下し、トナーが十分に
記録媒体上を広がらず、定着不良となるおそれがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、中間
転写回転体上で溶融したトナー像を記録媒体に転写して
定着する際、記録媒体自体の温度を上昇させ、多色のト
ナー像の定着性を最適なものにして、画像品質にすぐれ
る多色画像を得ることができるようにした画像形成装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、外周表面に色の異なるトナー像が順次形成さ
れるトナー像保持体と、外周面に、前記色の異なるトナ
ー像が、該トナー像の形成毎に、転写されるように、ト
ナー像保持体に圧接し乍ら回転し、外周面が溶融状態の
トナーに対して離型性を有する中間転写回転体と、中間
転写回転体上のトナー像を加熱して、そのトナーを溶融
させるトナー加熱手段と、記録媒体に、中間転写回転体
上の色の異なるトナー像を順次溶融転写して記録媒体に
多色画像を得るべく、記録媒体を中間転写回転体に圧接
させ乍ら移動させる加圧手段と、トナー像が溶融転写さ
れる前の記録媒体に接して、該記録媒体を加熱する記録
媒体加熱手段とを備えて成る画像形成装置を提案するも
のである。
【0009】なお、記録媒体加熱手段を、記録媒体に接
しながら回転する熱ローラとすると効果的である。
【0010】又、トナー加熱手段を、中間転写回転体上
のトナー像に輻射エネルギーを付与し、その輻射熱によ
ってトナー像のトナーを溶融させると共に、輻射エネル
ギー吸収特性がそれぞれ異なる各色のトナーに応じて、
各色のトナーが適正に溶融するように、中間転写回転体
上のトナー像に対して与える輻射エネルギーの強さが変
えられる手段とすると効果的である。
【0011】更に、トナー加熱手段が、中間転写回転体
上のトナー像のトナー色に応じた輻射エネルギーを発す
る輻射エネルギー発生源を有していると効果的である。
【0012】又、トナー加熱手段が、輻射エネルギー発
生源と、この発生源からの輻射エネルギーが中間転写回
転体上のトナー像に到達する量をそのトナー色に応じて
調整する輻射エネルギー遮蔽部材とを有していると効果
的である。
【0013】更に、トナー加熱手段が、中間転写回転体
上のトナー像のトナー色に応じて、各々選択的に作動す
る複数の輻射エネルギー発生源を有していると効果的で
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って、詳細に説明する。
【0015】図1は画像形成装置の一例を示す概略構成
図であり、先ずここに示した画像形成装置の一般的な構
成と作用を明らかにする。この画像形成装置は、ドラム
状の感光体1、その表面を均一帯電させるスコロトロン
チャージャ2、帯電後の感光体表面をレーザー光で像露
光するレーザー光学系3、乾式トナーを有する現像器4
Y,4M,4C,4B、感光体表面を清掃するクリーニ
ング装置5、感光体表面を除電する除電器(不図示)、
アルミニウムなどの剛性材料からなるドラム上に弾性層
・導電層・絶縁層を接着させた中間転写回転体10、中
間転写回転体上を均一に照射するハロゲンランプなどの
熱源ランプ(輻射ランプ)11、後述する二次転写時に
中間転写回転体10に圧接する加圧ドラム12等から構
成される。感光体1と中間転写回転体10、中間転写回
転体10と加圧ドラム12との間には、それぞれ圧力を
所定の状態に保持するため回転軸同士がばね(不図示)
で結合されている。また、そのそれぞれはシーケンスに
応じて圧接したり分離したりすることが可能である。
【0016】感光体1は比較的耐圧性や耐熱性に優れた
ドラム状の有機物感光体である。
【0017】レーザー光学系3は図示されない半導体レ
ーザー、回転多面鏡、fθレンズなどからなり、レーザ
変調回路が画像信号に応じて半導体レーザーの発光を制
御する。
【0018】現像器4Y,4M,4C,4Bはそれぞれ
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックトナーを収納す
るものとなっていて、これらの現像器が、感光体1の移
動方向に対し直列に並んでいる。
【0019】各現像器4Y,4M,4C,4Bに収納さ
れている現像剤は、高抵抗非磁性トナーと磁性キャリア
が混合された二成分現像剤である。各トナーは、解像力
が高く、面積階調による階調再現性を良好にし、重ね合
わせによるトナー像の盛り上がりが小さいように、粒径
5μm以下であることが望ましい。
【0020】各現像器は、図7に示すような構成であ
る。すなわち、内部に磁石13を持ち、回転することに
よって現像剤を現像領域に搬送する非磁性スリーブ1
4、スリーブ上に搬送される現像剤の量を規制する現像
剤規制板15などで構成される。内部磁石13の移動に
よってスリーブ14上に形成される磁界が変化するよう
になっていて、現像領域に現像剤を供給するか否かを制
御する。選択された現像器が現像を行うときは、スリー
ブ14上に現像剤が供給されるような磁界が形成され、
スリーブ14が回転し、同時にスリーブに現像バイアス
が印加される。現像領域で形成される電界により、トナ
ーのみが感光体1上の静電潜像に従って感光体に付着す
る。選択されていない現像器では現像剤規制板15で現
像剤の移動が阻止され、現像領域には現像剤が搬送され
ないようになる。そのため進行中の現像プロセスに影響
を与えることはない。なお、現像剤が搬送されないスリ
ーブ14に現像を促進するようなバイアスを印加する
と、他の現像器で現像されたトナー像がその現像器に混
入することを防止でき、色の濁りを抑えられるという効
果がある。
【0021】なお、非磁性のカラートナーのみからなる
一成分現像剤を現像する方法もこの装置に採用できる。
この場合、磁石13を内蔵するスリーブ14の代わりに
導電性弾性体やその表面に絶縁性物質をコーティングし
たローラーが用いられる。トナーはブレードなどの帯電
部材と接触して所定の極性と絶対値を有する電荷量に帯
電される。この現像方法によれば、エッジ効果の小さい
比較的薄層のトナー像を得ることができ、この装置の特
徴を活かすことができる。
【0022】中間転写回転体10は、感光体1との間で
十分な接触面積と均一な圧力が得られるように適度な弾
性を有するものであることが望ましい。また、その表面
は常温状態でトナーに対して粘着性を有し、さらに加熱
状態で、記録媒体へトナーが効率的に移行するために流
動化したトナーに対し離型性を持つものである。具体例
として、図2に示すような、アルミニウムなどの剛性材
料のドラム基体6上に、厚さ500〜5000μmでゴ
ム硬度30〜80度のゴム弾性を有する弾性層7、カー
ボンブラックを分散させたポリイミドからなる厚さ30
〜300μmの導電層8、厚さ10〜300μmの、例え
ばシリコーンゴムからなる絶縁層9からなるシートを、
弾性層7を内側にして接着させたものなどがあげられ
る。
【0023】中間転写回転体10の表面は、密着性が崩
れることによる転写抜けを防止するため、トナーの実質
的な最小粒径よりも小さい凹凸を有することが望まし
い。例えばトナーの実質的な最小粒径が5μmのとき、
中間転写回転体10の凹凸は5μm以下であることが望
ましい。導電層8(図2)はドラム基体6とは絶縁され
ていて、この導電層8には、感光体1から中間転写回転
体10へトナー像が転写されるときに転写バイアスが印
加される。中間転写回転体10の表面が移動して加圧ド
ラム12と圧接する直前の位置に、中間転写回転体10
に向けて熱源ランプ11が設けられている。また、中間
転写回転体10に対向して、冷却装置20と、クリーニ
ング装置21とがそれぞれ設けられている。
【0024】加圧ドラム12は、アルミニウムなどでで
きた中空の剛性ドラムを断熱性の樹脂で覆ったもので、
記録媒体の先端を保持するための爪(不図示)があり、
記録媒体18を巻き付けて後述する二次転写部に繰り返
し搬送する機能を有する。加圧ドラム12に巻き付けら
れた記録媒体に外部より熱線を照射する熱源ランプ16
が加圧ドラム12に対向するように設けられている。加
圧ドラム12上での記録媒体は、先端を爪で保持され、
且つ、加圧ドラム12の周囲に設けたローラー17でド
ラム12上を保持されるようになっている。
【0025】中間転写回転体10と加圧ドラム12は接
触面が常に一対一に対応するように直径が同じになって
いる。加圧ドラム12上の爪は中間転写回転体10上の
非画像部に当たる。
【0026】感光体1と中間転写回転体10、中間転写
回転体10と加圧ドラム12はそれぞれシーケンスに応
じて圧接と切り離しが可能になっている。特に、加圧ド
ラム12の表面に直接トナーが転写されることのないよ
うに、記録媒体が間にないときは加圧ドラム12は、中
間転写回転体10とは圧接されないように制御される。
【0027】以下にこの装置の画像形成プロセスの一例
を説明する。
【0028】(1)最初に加圧ドラム12に普通紙など
の記録媒体18が巻き付けられる。記録媒体18は加圧
ドラム12の爪(不図示)と加圧ドラムの周囲に設けら
れたローラー17で保持される。
【0029】(2)感光体1と中間転写回転体10、中
間転写回転体10と加圧ドラム12は圧接し、これら
は、互いに差がなく一定の線速度で図1の矢印方向にそ
れぞれ回転を始める。
【0030】(3)感光体1の回転に伴ってスコロトロ
ンチャージャ2が感光体1を均一に帯電し、表面電位を
約−800Vとする。
【0031】(4)レーザー光学系3により、画像信号
に基づいて変調されたレーザー光が感光体1の表面を走
査し、静電潜像を形成する。静電潜像はレーザー光19
が照射された部分(表面電位は約−100V)をトナー
付着部とし、非露光部分(表面電位は約−800V)を
背景部とするように形成される。
【0032】(5)静電潜像をイエロー現像器4Yで現
像する。イエロー以外の現像器では現像剤が搬送されな
いように磁界が形成される。そのときスリーブに印加さ
れる現像バイアスは−600Vで、反転現像が行われ
る。
【0033】(6)感光体1のトナー像が形成された部
分は中間転写回転体10と圧接する位置に達する。感光
体1と中間転写回転体10の間には、0.3〜3.0kg/c
mの圧力が加えられ、中間転写回転体10の導電層には
転写バイアスが印加される。感光体1と中間転写回転体
10のニップ部分(接触部分)で電界が形成され、トナ
ーがそれに応じて感光体1から中間転写回転体10へ転
移する。すなわち、一次転写位置Aにて、感光体1上の
トナー像が中間転写回転体10に転写されるのである。
【0034】感光体1と中間転写回転体10の接触部分
ではトナーが両者に挟まれていてほとんど運動せず、形
成される電界による静電気力と中間転写回転体10の粘
着力とによって、感光体1上のトナーは、中間転写回転
体10との付着力が大きくなり、ほとんど界面方向に移
動することなく中間転写回転体10に転移する。
【0035】(7)中間転写回転体10に転写されたイ
エロートナー像は、中間転写回転体10の回転に伴って
移動し、熱源ランプ11の光が照射され、トナー像に輻
射エネルギーが付与される。その輻射熱によってトナー
は加熱され、相変化を起して溶融・流動状態となり、互
いにトナー同士が合体する。このとき、ランプ11の両
端に印加される電圧値を予め測定されたトナーの光吸収
率に従って制御することによってランプ11の照射量を
変え、トナーの溶融状態を一定に保つ。なお、このとき
のトナーの溶融状態は、トナーが粉体ではなく、少し融
けて移動できる状態、いわば半溶融状態であることが望
ましく、その粘度が過度に低くならない状態であること
が好ましい。
【0036】(8)記録媒体18を保持した加圧ドラム
12が、それを挟んで中間転写回転体10と0.3〜3.
0kg/cmの圧力で圧接する。なお、記録媒体18は二次
転写位置Bに至るまでに熱源ランプ16によって加圧ド
ラム12上で加熱される。その結果、上述のように溶融
状態となっていたトナーは記録媒体18上を流動し、紙
の繊維の中へ浸透し、同時にランプ11によって加熱さ
れた中間転写回転体10との間では離型性が働くので、
中間転写回転体10にオフセットすることなく二次転写
・同時定着される。すなわち、トナー像の溶融転写が行
われるのである。
【0037】(9)感光体1、中間転写回転体10はそ
れぞれクリーニング装置5,21によって各表面をそれ
ぞれ清掃され、感光体1は除電器によって除電作用を受
ける。また中間転写回転体10は、冷却装置20からの
冷風によって、常温又はそれに近い温度に冷却され、再
び粘着性を示す。
【0038】(10)上記(3)〜(9)の各工程が、
イエロー現像器4Yの替わりにマゼンタ現像器4Mが選
択されて実行される。記録媒体へのトナー像の転写に先
だってマゼンタトナーの分光吸収率特性に応じた光量で
熱源ランプ11が発光し、トナーを溶融化する。その
後、記録媒体のイエロートナー像の上にマゼンタトナー
像が溶融転写・定着される。
【0039】(11)同様にシアン、ブラックトナーで
(3)〜(10)が実行される。すべてのトナー像の転
写が終了した記録媒体は加圧ドラム12から分離されて
記録媒体排出口25から外部に搬出される。
【0040】以上、述べた点から了解されるように、感
光体1は、外周表面に、色の異なるトナー像が順次形成
されるトナー像保持体の一構成例を成すものである。
又、中間転写回転体10は、この外周面に、上記色の異
なるトナー像が、該トナー像の形成毎に、転写されるよ
うに、感光体1に圧接し乍ら回転し、外周面が溶融状態
のトナーに対して離型性を有するものとなっている。
【0041】加圧ドラム12は、記録媒体18に、中間
転写回転体10上の色の異なるトナー像を順次、溶融転
写して記録媒体に多色画像を得るべく、記録媒体を中間
転写回転体10に圧接させ乍ら移動させる加圧手段の一
例を構成する。
【0042】ここで、中間転写回転体10上のイエロー
トナー像が加圧ドラム12上の記録媒体に溶融転写さ
れ、このあと、マゼンタトナー像が記録媒体上のイエロ
ートナー像の上に重ねて溶融転写され、更に、シアント
ナー像と、ブラックトナー像とが順次重ねて溶融転写さ
れるようになっているのであるが、かかる各トナー像を
溶融転写するに当たって、熱源ランプ11によって、各
トナー像に一定の輻射エネルギーを与えるようにする
と、その溶融状態が異なるようになってしまう。すなわ
ち、トナーは色によって分光吸収特性が異なり、市販ト
ナーの分光反射特性を示した図8から判るように、トナ
ーに対して同じ輻射エネルギーを外部から与えても、そ
の各色のトナーの状態は変わってくる。輻射エネルギー
発生源が発するエネルギーを多く吸収する特性のトナー
(例えばカーボンブラックを含有するブラックトナー)
は、輻射エネルギーを吸収しにくい特性のトナー(有彩
色顔料を含んだカラートナー)に比べて、わずかの輻射
エネルギーで溶融状態になる。
【0043】従って、例えば、全ての色のトナーに対し
て、これに与える輻射エネルギーの量を、ブラックトナ
ーが適正に溶融する量に合わせてしまうと、他の色のト
ナーの溶融性が悪くなり、記録媒体上のトナー像の定着
性が悪くなったり、中間転写回転体上にトナーが残置し
たりする。又、他の色のトナーに合わせてしまうと、今
度は、輻射エネルギーの吸収性の良いブラックトナーの
温度が高くなり過ぎ、トナーが過度に流動化し、トナー
同士の凝集力が弱まって、ブラックトナーが中間転写回
転体に残置し易くなる。又、場合によっては、ブラック
トナーが焼ける場合もある。
【0044】そこで、本例の画像形成装置においては、
記録媒体に転写される前の、中間転写回転体上のトナー
像を加熱して、そのトナー像のトナーを溶融させ、トナ
ー像を記録媒体に溶融転写させ得る状態にするトナー加
熱手段として、中間転写回転体上のトナー像に輻射エネ
ルギーを付与し、その輻射熱によってトナー像のトナー
を溶融させると共に、輻射エネルギー吸収特性がそれぞ
れ異なる各色のトナーに応じて、各色のトナーが適正に
して均等に溶融するように、中間転写回転体上のトナー
像に与える輻射エネルギーの強さが変えられるようなト
ナー加熱手段が用いられている。
【0045】本例では、かかるトナー加熱手段が、中間
転写回転体10上のトナー像のトナー色に応じた輻射エ
ネルギーを発する輻射エネルギー発生源を有し、熱源ラ
ンプ11が、かような輻射エネルギー発生源の一構成例
を成している。このランプ11は、中間転写回転体10
上のトナー像に向けて輻射線を照射し、各色のトナーに
応じて該ランプ11への印加電圧が変えられるものとな
っているのである。例えば、ブラックトナー像の場合
は、他の色のトナー像に対して、輻射エネルギーの強さ
が相対的に小さくなるように、その印加電圧値が定めら
れるのである。
【0046】なお、かような輻射エネルギーの強さを制
御する方法としては、トナーの色に応じて熱源ランプ1
1の発光強度を変更するようにシーケンスプログラムを
組んでおいたり、中間転写回転体10上のトナーの色を
検出してそれに応じた発光強度で照射したりすることが
望ましい。
【0047】この他、中間転写回転体上のトナーを溶融
するトナー加熱手段として、熱源ランプに加えて中間転
写回転体内部にヒーターを設けることが好ましい。この
ヒーターとしてはハロゲンランプなどが用いられ、これ
は、中間転写回転体内側から温度を上昇させる。
【0048】以上説明したように、この例の画像形成装
置は、トナー像保持体と中間転写回転体を密着させて粘
着力と静電気力によってトナー保持体に形成されたトナ
ー像を中間転写回転体に一次転写した後、トナーの分光
吸収率に応じた光照射によりトナーを溶融化し、圧力を
加えながら記録媒体に二次溶融転写・定着し、それを繰
り返して記録媒体上に多重トナー像を形成するものであ
る。その結果、中間転写回転体上のトナーは1色ずつ加
熱されるので、その光吸収率にかかわらず、ほぼ同じ状
態で溶融化され、トナー像の品質が保証されて、記録媒
体に安定的に転写される。
【0049】中間転写回転体10上のトナー像に付与す
る輻射エネルギーの強さを、色の異なるトナーの像に応
じて変えるようにするトナー加熱手段としては、次のよ
うなものにすることも可能である。
【0050】例えば、図3に示すように、輻射エネルギ
ー発生源として、一定の輻射エネルギーを発する熱源ラ
ンプ11を用い、このランプ11と中間転写回転体10
との間に、ランプ11からの輻射エネルギーが中間転写
回転体10上のトナー像に到達する量をそのトナー色に
応じて調整する輻射エネルギー遮蔽部材22を設けるよ
うにする。
【0051】遮蔽部材22は、回転軸23にそれぞれ面
積の異なる開口部24を有する4枚の板を90度ずつ間
隔を置いて嵌め込んだものとなっている。各板毎に、開
口部24の面積、すなわち、図4に示すスリット幅W
が、使用される4色のトナーが同じ溶融状態となるよう
に、変えられる。
【0052】回転軸23は小型モーター(不図示)によ
り、各色の画像形成シーケンスに応じて90°を単位と
して回動され、開口面積が選択される。この結果、熱源
ランプ11に印加する電圧を変えず、簡単な機構によ
り、かかる遮蔽部材22を回動させることにより、各ト
ナーについて一定の溶融状態を実現することができる。
【0053】同様の構成で、開口部を有する板の代わり
に光学フィルターを使用しても同様の効果が得られる。
この場合はトナーの光吸収率を補償する透過率のNDフ
ィルターなどが用いられる。
【0054】この他、トナー加熱手段を、中間転写回転
体上のトナー像のトナー色に応じて、各々が選択的に作
動される複数の輻射エネルギー発生源を有するように構
成しても良い。すなわち、図5に示すように、二次転写
位置Bに対して、中間転写回転体10の回転方向上の上
流側には、中間転写回転体10と対向するように、例え
ば3本の熱源ランプ(輻射ランプ)11A,11B,1
1Cが互いに隣接して設けられている。例えば、ブラッ
クトナーの場合は、このうちの1本のランプを選択的に
点灯させ、又、他の色のトナーに対しては、3本のラン
プを全て点灯させ、輻射エネルギーの強さを制御する。
いずれにしても、ランプを複数設け、点灯させる数を画
像形成シーケンスに従って切り替えるという簡単な構成
で、各色のトナーについて一定の溶融状態を実現するこ
とができるものである。
【0055】図6は、本発明一実施形態例の画像形成装
置を示す。図1に示した画像形成装置は、加圧ドラム1
2上に巻き付けられ、トナー像が溶融転写される前の記
録媒体18を加熱する記録媒体加熱手段として、熱源ラ
ンプ16を用いたものであるが、図6に示した画像形成
装置は、記録媒体加熱手段として、トナー像が溶融転写
される前の記録媒体に接して、該記録媒体を加熱する接
触式の記録媒体加熱手段を用いるようにしたものであ
る。
【0056】図6において、符号26で示すものが、そ
の加熱手段の一構成例の熱ローラである。かかる熱ロー
ラ26は、加圧ドラム12に対し接離駆動されるように
なっていて、記録媒体が加圧ドラム12に巻き付けられ
ていないときや、加圧ドラム12が静止しているときは
加圧ドラム12から必ず離れているように制御される。
【0057】熱ローラ26は、例えば、中空の金属ロー
ラーをシリコーンゴムなどトナーに対する離型性とゴム
弾性を有する材料で覆い、内部にヒータや熱源ランプ
(不図示)を備えた構成になっている。かかる熱源ラン
プはローラー表面がほぼ一定温度になるように、定着器
などの分野で従来より公知の方法で制御される。温度は
定着しようとするトナーの軟化点以上かつ融点以下であ
ることが望ましく、通常50〜180℃の範囲に設定さ
れる。
【0058】記録媒体18は、1色目のトナー像が転写
されるのに先立って加圧ドラム12に巻き付けられる。
その後、各トナー像が中間転写回転体10から記録媒体
に転写される直前に熱ローラ26が記録媒体18に接触
し、記録媒体自体を加熱する。熱ローラ26は加圧ドラ
ム12に巻き付けられた記録媒体18と表面速度が等し
くなるように加圧ドラム12に従動して回転するか、単
独駆動される。このように、熱ローラ26は記録媒体に
接しながら回転するものである。
【0059】熱ローラ26が記録媒体18を巻き付けた
加圧ドラム12に接触すると、記録媒体の温度が伝導熱
によって上昇し、記録媒体は、トナーの定着温度に達す
る。中間転写回転体10上のトナー像は、別の加熱手段
(符号11で示す熱源ランプ)によって高温になってい
るが、記録媒体と接触することによって流動状態とな
り、中間転写回転体10との間で離型性が働き、記録媒
体18にトナーが浸透して転写される。2色目以降の転
写においては、熱ローラ26が転写像を伴った記録媒体
を加熱するが、かかる熱ローラ26はトナーに対して離
型性があるので、オフセットしたり、トナー像を乱した
りすることなく、記録媒体の温度が上昇する。
【0060】図1に示す例は、加圧ドラム12上の記録
媒体を、熱源ランプ16の輻射エネルギーにより加熱す
るようにしたものであるが、このような加熱方式では、
輻射エネルギーの吸収で、例えば、このエネルギーの吸
収し易い黒トナー像が記録媒体上にあると、これに輻射
エネルギーが吸収され、黒トナー像のトナーが必要以上
に温度上昇してしまい、画質にも悪影響を与える場合が
ある。これに対し、図6に示す実施形態例は、接触式の
熱ローラ26を用いたものであり、伝導熱で、記録媒体
を直接、加熱する方式であるので、そのような問題の発
生を回避することができる。すなわち、記録媒体に既に
トナー像が定着されているか否かに、かかわらず、効率
的に記録媒体自体を加熱することができるのである。こ
れによって、各色のトナー像が記録媒体上に広がって接
触面積が多くなり、良好な定着性を得ることができ、画
像品質を低下させることなく、多色トナー像の転写・同
時定着を実現できる。
【0061】なお、図6における、熱ローラ26以外の
構成は、先の各例と変りはないが、熱ローラ26を用い
る構成は、中間転写回転体10上のトナー色を加熱して
これを溶融させる加熱手段が、トナー像のトナー色に応
じて輻射エネルギーの強さを変えるものでないときも適
用でき、ヒータなどの適宜なトナー加熱手段を用いたと
きも適用できるものである。
【0062】本発明は、トナー像保持体、中間転写回転
体及び加圧手段がドラム状ではなく、ベルト状に構成さ
れているときも、支障なく適用できるものである。
【0063】
【発明の効果】請求項1に記載の画像形成装置によれ
ば、中間転写回転体上で溶融化されたトナー像を記録媒
体に転写・定着する際に、接触式の記録媒体加熱手段
で、記録媒体の温度を上昇させるようにしたものであ
り、かかる画像形成装置によれば、記録媒体に既にトナ
ー像が定着されているか否かにかかわらず、効率的に、
記録媒体を加熱することができ、各色のトナー像に対し
て最適な定着性を実現することができ、画像品質にすぐ
れた多色画像を得ることができる。
【0064】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
簡単な構成で、効率良く記録媒体を加熱することができ
る。
【0065】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
トナー像を中間転写回転体に転写したのち、トナーの輻
射エネルギー吸収特性に応じた強度の輻射エネルギーを
トナー像に付与し、ほぼ一定の溶融状態として記録媒体
にそのトナー像を溶融転写するプロセスを、トナーの色
を変えて順次行い、記録媒体に多色画像を得るようにし
たので、どの色のトナーも溶融状態をほぼ同等にするこ
とができ、多色トナー像の定着性を最適なものとし、溶
融転写・同時定着を可能とすることができる。
【0066】請求項4に記載の画像形成装置によれば、
トナー加熱手段を単純な構成のものすることができ、構
成を簡素化することができる。
【0067】請求項5に記載の画像形成装置によれば、
輻射エネルギー発生源の出力を一定にすることができ、
その制御を簡単なものにすることができる。
【0068】請求項6に記載の画像形成装置によれば、
各輻射エネルギー発生源の出力を一定にすることがで
き、輻射エネルギー発生源の作動数を変えるだけでよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
【図2】中間転写回転体の一部を展張して断面にした拡
大図である。
【図3】中間転写回転体に到達する輻射エネルギーの量
を変更する手段として、遮蔽部材を用いた例を示す図で
ある。
【図4】輻射エネルギー遮蔽部材の部分正面図である。
【図5】複数の輻射エネルギー発生源を用いた例を示す
図である。
【図6】本発明実施形態例の画像形成装置の概略構成図
である。
【図7】現像器の構成を示す図である。
【図8】色の異なるトナーの反射率の違いを示す特性図
である。
【符号の説明】
10 中間転写回転体 18 記録媒体 22 輻射エネルギー遮蔽部材 26 熱ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 3/00 335 H05B 3/00 335

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周表面に色の異なるトナー像が順次形
    成されるトナー像保持体と、外周面に、前記色の異なる
    トナー像が、該トナー像の形成毎に、転写されるよう
    に、トナー像保持体に圧接し乍ら回転し、外周面が溶融
    状態のトナーに対して離型性を有する中間転写回転体
    と、中間転写回転体上のトナー像を加熱して、そのトナ
    ーを溶融させるトナー加熱手段と、記録媒体に、中間転
    写回転体上の色の異なるトナー像を順次溶融転写して記
    録媒体に多色画像を得るべく、記録媒体を中間転写回転
    体に圧接させ乍ら移動させる加圧手段と、トナー像が溶
    融転写される前の記録媒体に接して、該記録媒体を加熱
    する記録媒体加熱手段とを備えて成る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体加熱手段を、記録媒体に接しな
    がら回転する熱ローラとした請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 トナー加熱手段を、中間転写回転体上の
    トナー像に輻射エネルギーを付与し、その輻射熱によっ
    てトナー像のトナーを溶融させると共に、輻射エネルギ
    ー吸収特性がそれぞれ異なる各色のトナーに応じて、各
    色のトナーが適正に溶融するように、中間転写回転体上
    のトナー像に対して与える輻射エネルギーの強さが変え
    られる手段とした請求項1又は2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 トナー加熱手段が、中間転写回転体上の
    トナー像のトナー色に応じた輻射エネルギーを発する輻
    射エネルギー発生源を有している請求項3に記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 トナー加熱手段が、輻射エネルギー発生
    源と、この発生源からの輻射エネルギーが中間転写回転
    体上のトナー像に到達する量をそのトナー色に応じて調
    整する輻射エネルギー遮蔽部材とを有している請求項3
    に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 トナー加熱手段が、中間転写回転体上の
    トナー像のトナー色に応じて、各々選択的に作動する複
    数の輻射エネルギー発生源を有している請求項3に記載
    の画像形成装置。
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