JPH05289469A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05289469A
JPH05289469A JP4119544A JP11954492A JPH05289469A JP H05289469 A JPH05289469 A JP H05289469A JP 4119544 A JP4119544 A JP 4119544A JP 11954492 A JP11954492 A JP 11954492A JP H05289469 A JPH05289469 A JP H05289469A
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JP
Japan
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toner
toner image
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roller
image
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Application number
JP4119544A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisafumi Shoji
尚史 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体上のトナー像を中間転写回転体に重ね
転写する方式の画像形成装置において、感光体上のトナ
ー像のうちの、盛り上がった過剰のトナーを回収可能と
し、その像面上の広がりを防止し、カラー画質の一段の
向上を図るようにすることである。 【構成】 感光体1に対向して、トナーと反対極性のバ
イアス電圧が印加されるトナー回収ローラ28を設け、
このローラにより、感光体1上のトナー像のうち、盛り
上がった、過剰のトナー部分を静電的に吸引して回収
し、トナー像を均一に薄層化した上で、中間転写回転体
2上に、そのトナー像を粘着転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機やプリンター
など、画像情報をトナーによって記録媒体に記録する画
像形成装置に関し、特に高品質な多色画像を得る装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述の画像形成装置において、画像品質
をより高める最良の方式は、オフセット印刷とされてい
る。従来広く用いられている電子写真技術(すなわち像
露光によって感光体に静電潜像を形成し、それをトナー
でトナー像として現像した後、コロナ放電により、静電
的にそのトナー像を紙などの記録媒体に転写し、定着す
る技術)の問題点は、画像に濃度ムラを生じたり、或い
は、転写部においてトナー飛散を生じ、画像上の地汚れ
を生じたりすることである。又、解像力やドット再現性
にも劣るという問題がある。
【0003】この原因は転写プロセスによるところが大
きい。すなわち、紙の表面の凹凸のために、紙と感光体
とが完全に密着せず、不均一なギャップが出現し、転写
電界が乱れたり、トナー同士のクーロン反発力を招いた
りするため、画像の品質が劣化するのである。
【0004】ところで、感光体に形成したトナー像を中
間転写体に粘着転写し、次いで中間転写体から記録媒体
(紙)にトナーを熱溶融転写する方法が従来より知られ
ている(例えば特公昭46−41679号公報)。この
方法は、記録媒体へのトナー像の転写を非静電的に行う
ので、上記のような画像品質の劣化が生じにくくなって
いる。
【0005】又、中間転写体にトナー像を静電的に重ね
転写し、更に、中間転写体上で多色トナー像を溶融した
後、記録媒体に、その溶融した多色トナー像を転写して
カラーコピーを得るようにした技術が、例えば特開昭5
1−94939号公報などで提案されている。
【0006】ところで、一般的に非磁性であるカラート
ナーを用いて、静電潜像を現像する方法としては、二成
分現像方式によるものが取扱いの便宜上から、従来より
広く採用されている。この種の二成分現像方式による現
像装置では、非磁性トナーと磁性キャリアを一定の割合
で混合した現像剤を、現像領域で形成する磁界によって
ブラシ状(磁気ブラシ)にし、潜像面をそのブラシで摺
擦することによって、トナーのみを感光体上に付着させ
ている。ところが、潜像面と現像スリーブなどの現像
電極との距離(現像ギャップ)が大きい、磁気ブラシ
により現像領域での電界が不均一になる、現像領域で
のストレスによりキャリアから浮遊するトナーが発生し
やすい、などの原因で、感光体へのトナーの付着量にむ
らが生じ易くなる。すなわち、ベタ画像のうちのエッジ
部のところや、ライン画像など電界の空間的変化が大き
い部分では、そうでない部分に比べて、多くのトナーが
付着し、多層に盛り上がったトナー像となる。
【0007】このようなトナー像を前述した中間転写体
に押圧して転写すると、盛り上がったトナーが押しつぶ
され、像面上を広がり、着色部の面積が拡大する。ま
た、中間転写体との密着性が不完全になり、転写不良部
分が生じ易くなる。
【0008】この結果、階調制御ができなくなり、画像
の部分部分で色再現性が異なるようになったり、線の太
さが変化したり、解像力の低下を招いたりする。更に、
転写部において、盛り上がったトナーが押しつぶされる
とき、トナーの飛散を生じ、画像上の地汚れが生じ易く
なる。このような諸点から、カラー画質が劣化し易くな
るのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、感
光体のようなトナー像保持体上のトナー像を中間転写体
に重ね転写する方式の画像形成装置において、トナー像
保持体上のトナー像のうちの、盛り上がった過剰のトナ
ーを回収可能とし、その像面上の広がりを防止したりし
て、カラー画質の一段の向上を図るようにすることであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、外周表面に、トナー像が形成されるトナー
像保持体と、外周表面がトナー像保持体に接しつつ回転
する間で、トナー像保持体上に順次形成される、色の異
なるトナー像が、多重トナー像となるように重ね転写さ
れる中間転写回転体と、前記多重トナー像が記録媒体に
転写されるように、該記録媒体を中間転写回転体に圧接
させつつ搬送する手段と、トナー像保持体に対置され、
トナー像のトナーの帯電極性と反対極性のバイアス電圧
が印加され、トナー像保持体上のトナー像部分に対し
て、過剰に付着したトナーを電気的に吸引して回収する
電極部材とを具備した画像形成装置を提案するものであ
る。
【0011】今一つの発明も、上記目的を達成するた
め、外周表面に、トナー像が形成されるトナー像保持体
と、外周表面がトナー像保持体に接しつつ回転する間
で、トナー像保持体上に順次形成される、色の異なるト
ナー像が、多重トナー像となるように重ね転写される中
間転写回転体と、前記多重トナー像が記録媒体に転写さ
れるように、該記録媒体を中間転写回転体に圧接させつ
つ搬送する手段と、トナー像保持体に対置され、トナー
像保持体上のトナー像部分に対して、過剰に付着したト
ナーを粘着力で回収する粘着回転体とを具備した画像形
成装置を提案するものである。
【0012】なお、電極部材を、トナー像保持体に接し
ないように近接配備され、トナー像保持体と対向する面
が、トナー像保持体の外周表面の移動方向と同じになる
ように、回転駆動されるローラとすると効果的である。
【0013】又、電極部材を、トナー像保持体に接する
ように配備され、トナー像保持体の外周表面の線速度と
同じ線速度で回転するローラとすると効果的である。
【0014】更に、電極部材をローラとして、このロー
ラを弾性体とすると効果的である。
【0015】更に、粘着回転体を、トナー像保持体に接
して連れ廻りするローラとすると効果的である。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って、詳細
に説明する。
【0017】図1は、本発明一実施例の画像形成装置の
要部構成を概略的に示したものである。
【0018】この図において、符号1は、ドラム状の感
光体を示し、この感光体は、外周表面に、トナー像が形
成されるトナー像保持体の一構成例を成すものである。
2はドラム状の中間転写回転体を、3は無端の搬送ベル
トをそれぞれ示す。感光体1としては、例えば、比較的
耐圧性や耐熱性に優れた有機物感光体が用いられる。
【0019】感光体1と、中間転写回転体2と、搬送ベ
ルト3とは、それぞれ図示矢印方向に回転駆動されるよ
うになっていて、このうちの中間転写回転体2は、この
外周表面が感光体1に接しつつ回転し、この間で、中間
転写回転体2の表面に、感光体1上に順次形成される、
色の異なるトナー像が重ね転写される。このようにし
て、中間転写回転体2には多重トナー像が形成されるの
である。
【0020】又、搬送ベルト3は、多重トナー像が記録
媒体に転写されるように、該記録媒体を中間転写回転体
2に圧接させつつ搬送する手段の一構成例を成すもので
ある。
【0021】感光体1の回転開始に伴い、その表面が帯
電チャージャ(スコロトロンチャージャ)4により一様
に帯電される。レーザ光学系5は画像信号に応じて変調
されたレーザ光6を出射し、このレーザ光6によって、
帯電後の感光体1の表面に対して光書き込み走査が行わ
れることにより、同表面には所定の静電潜像が形成され
る。かかるレーザ光学系5は、例えば、図示していない
半導体レーザ、回転多面鏡、fθレンズなどから成り、
レーザ変調回路が画像信号に応じて半導体レーザの発光
を制御する。
【0022】感光体1には、互いに、その周方向に相隣
り合うように設けられた、イエロー現像器7Y,マゼン
タ現像器7M,シアン現像器7C,ブラック現像器7B
が対置されている。そして、これらの各現像器には、そ
れぞれ色の異なる二成分系の現像剤が収容されている。
例えば、イエロー現像器7Yには、高抵抗の非磁性のイ
エロートナーと、磁性キャリアとを混合した二成分現像
剤が収容されている。他の現像器も、トナーの色は異な
るが、同様に磁性キャリアを混合した二成分現像剤が収
容されている。なお、各色トナーは、解像力が高く、面
積階調による階調再現性を良好にし、重ね合わせによる
トナー像の盛り上がりが出来るだけ小さくなるように、
粒径5μm程度以下のものであることが望ましい。
【0023】例えば、イエロー現像器7Yは、図2に示
すような構成となっている。すなわち、この現像器は、
内部に磁石8を持ち、回転することによって現像剤を現
像領域に搬送する非磁性スリーブ9や、スリーブ上に搬
送される現像剤の量を規制する現像剤規制板11などで
構成されている。イエロー現像剤は撹拌部材12,1
3,14によって、十分に撹拌され、この間、イエロー
トナーはキャリアと接触して(この実施例ではトナーは
マイナス極性に)帯電する。スリーブ内の磁石8の円周
方向の移動によってスリーブ9上に形成される磁界が変
化するようになっていて、現像領域に現像剤を供給する
か否かが制御される。他の現像器も同様に構成されてい
て、選択された現像器が現像を行うときは、スリーブ上
に現像剤が供給されるような磁界が形成され、スリーブ
が回転し、同時にスリーブ9には、バイアス電圧電源E
1により現像バイアス(−300〜−1000V程度)
が印加される。
【0024】上記印加に伴って、現像領域で、感光体1
との間で形成される電界により、トナーのみが感光体上
の静電潜像に引き寄せられ感光体1に付着する。すなわ
ち、スリーブ9上のキャリアCに付着したトナーTがレ
ーザ光の当たった感光体1上の露光部に付着するのであ
る。このようにして、感光体1上の静電潜像はトナー像
として可視像化されるのであるが、選択されていない現
像器では現像剤規制板(不図示)で現像剤の移動を阻止
され、現像領域には現像剤が搬送されないようになって
いる。なお、現像剤が搬送されないスリーブに現像を促
進するようなバイアスを印加すると、他の現像器で現像
されたトナー像のトナーがその現像器に混入することを
防止でき、色の濁りが抑えられるという効果がある。
【0025】図1に戻って、中間転写回転体2は、感光
体1との間で十分な接触面積と均一な圧力が得られるよ
うに適度な弾性を有するものとなっている。また、その
表面は、常温でトナーに対して粘着性を示し、更に、記
録媒体へトナーを効率的に移行させるために、流動化し
たトナーを離し易くする特性のもの、すなわち、加熱さ
れた状態では離型性を示すものとなっている。例えば、
常温においてトナーに対する粘着性を示し、加熱される
ことによりトナーに対して離型性を示すシリコーンゴム
などから構成されているのである。中間転写回転体2の
具体例としては、図3に示すようなものを挙げることが
できる。すなわち、これは、アルミニウムなどの剛性材
料のドラム15上に、厚さが500〜5000μmで、
ゴム硬度が30〜80度の弾性層16、カーボンブラッ
クを分散させたポリイミドからなる厚さ30〜300μ
mの導電層17、厚さが10〜300μmのシリコーンゴ
ムからなる絶縁粘着層18のシート状体を、弾性層16
を内側にして接着させたものである。なお、このシート
状体は、中間転写媒体となるべきものであるが、このシ
ート状体を接着せずに、その一端だけをドラム15上に
固定するようにしても良い。
【0026】中間転写回転体2の表面は、感光体との密
着性が崩れることによる転写抜けを防止するため、トナ
ーの実質的な最小粒径よりも小さい凹凸を有するもので
あることが望ましい。例えばトナーの実質的な最小粒径
が5μmの時、中間転写回転体2の凹凸は5μm以下であ
ることが望ましい。導電層17はドラム15のベースと
は絶縁されていて、感光体1から中間転写回転体2へト
ナー像が転写されるときに、その導電層17には、バイ
アス電圧E2により所定の転写バイアスが印加される。
【0027】中間転写回転体2の内部にはヒーター19
が設けられている。ヒーター19としてはハロゲンラン
プなどが用いられ、これにより、中間転写回転体2の内
部から前述のシート状体を経て、表面に付着している転
写トナー像のトナーが加熱される。このとき、必ずしも
中間転写回転体2全体を一様に加熱する必要はなく、記
録媒体への転写がなされる位置で一定の温度以上であれ
ばよい。トナーはトナー像が記録媒体に転写されるとき
に、溶融されやすいように軟化点以上に加熱される。
【0028】搬送ベルト3は、断熱性と可撓性を有する
材料で作られ、例えばポリイミドベースにシリコーン樹
脂などをコートしたものが用いられる。このベルト3
は、内部から複数のローラに巻き掛けられて駆動され
る。
【0029】ベルト3の内部に設けられる各ローラのう
ち、ローラ21の内部にはヒータ25が設けられてい
る。かかるローラ21は、これに巻き付けられるベルト
部分を中間転写回転体2に圧接させる加圧ローラとして
機能する。加圧ローラ21と、下側のローラ22とは、
連杆23の各端部にそれぞれ回転自在に軸装され、その
連杆23にはソレノイド24が連結されている。
【0030】中間転写回転体2と、加圧ローラ21との
各軸部には、図示されないばねが介装され、このばねの
力で、加圧ローラ21に巻き付けられたベルト部分が中
間転写回転体2に圧接している。これに対し、ソレノイ
ド24が励磁されると、連杆23が引かれ、図1に破線
で示すようにそのベルト部分が中間転写回転体2から離
れるようになっている。いずれにしても、かかるベルト
部分が中間転写回転体2に対し離接するようになってい
るのである。
【0031】これに対し、感光体1と、中間転写回転体
2の間にも、これらの軸間に図示されないばねが介装さ
れ、カムなどの作用で、両者は互いに離れたり、圧接し
たりするようになっている。
【0032】ここで、感光体1上にはそれぞれ異なる色
のトナー像が順次形成されるのであるが、これらの各ト
ナー像が中間転写回転体2上に重ね転写され、中間転写
回転体2上には多重トナー像が得られる。かかる画像形
成動作時に、搬送ベルト3は中間転写回転体2から、図
1に破線で示すように離れている。トナー像を中間転写
体2に重ね転写したあと、感光体1の表面はクリーニン
グ装置10によってクリーニング状態にされる。
【0033】記録媒体の一例の転写紙26は、搬送ベル
ト3によって搬送されるのに先立ち、一対の加熱ローラ
27(50℃〜180℃程度に加熱されている)を通過
する間で、これにより、予熱状態にされる。このように
転写紙26を加熱することにより、これを短かい時間で
目標温度にできる。加熱ローラ27は、中空の剛性ロー
ラにシリコーンゴムやテフロン樹脂などの耐熱性を有す
る材料でコートしたものであり、その内部にハロゲンラ
ンプなどのヒータ(不図示)が備えられている。かかる
加熱ローラ27によって予熱状態にされた転写紙26
は、搬送ベルト3に向けて送られ、この搬送ベルト3に
よって搬送される間で、加圧ローラ21の力で、中間転
写回転体2上に押さえつけられ、上述の多重トナー像
が、かかる転写紙26に転写される。すなわち、この転
写時には、搬送ベルト3は図1に実線で示すように中間
転写回転体2に対して圧接し、転写紙26にトナー像が
転写されるのである。
【0034】ヒータ19により、中間転写回転体2が加
熱されることで、中間転写回転体2上の多重トナー像の
トナーが半溶融状態にされると共に、中間転写回転体の
表面の離型性が高められ、トナーがその表面から離れ易
い状態にされ、これによって中間転写回転体表面のトナ
ー像が転写紙に転移する。このとき、今一つのヒータ2
5により通過する転写紙26が加熱されることで、その
半溶融状態となった、トナー像のトナーが、転写紙の方
に転移して、紙の繊維内に浸透し、且つ、定着される。
【0035】なお、搬送ベルト3として、発熱層をもつ
ものを用い、これに所定の電圧を印加して、それを発熱
させ、この熱で、搬送される転写紙を予熱状態にするよ
うにしても良い。このように、転写前に、転写紙を加熱
しておくと、ヒータ25による熱付与作用と相まって、
熱溶融転写や定着を効率的に行うことができ、記録の高
速化に対応することができる。
【0036】転写紙26にトナー像を転写した中間転写
回転体2の部分は、クリーニング装置40によって清掃
され、再び感光体1からトナー像を転写されるが、この
とき中間転写回転体2の表面は既に冷却されて常温又は
これに近い温度に戻り、該表面の粘着性が高められてい
て、感光体1から効率よくトナー像を転写される。転写
紙26へのトナー像の転写を終えた中間転写回転体2の
表面に冷風を送り込んで冷却し、これをより確実に常温
ないしはこれに近い温度に戻し、その粘着性を高めて、
感光体1からトナー像を転写されやすくすることが望ま
しい。
【0037】図1において、感光体1の回転方向に対し
て、ブラック現像器7Bの下流側部位には、感光体1の
軸方向に沿って電極部材28が対置されている。
【0038】本実施例では、かかる電極部材28は、金
属製のローラより成り、感光体1の表面に接しないよう
に、例えば、樹脂製又は金属製のスペーサなどにより5
0〜500μm程度のギャップをもって、その表面に近
接配備されている。そして、このローラ28は、感光体
1と対向する面が、感光体1の外周表面の移動方向と同
じになるように、例えば両者の線速が等速状態で図示矢
印方向に回転駆動されるようになっている。
【0039】ローラ28の周面には、かかるローラをク
リーニングするためのスクレーパ29の一端部が当接
し、このようなスクレーパを当接させたローラ28に
は、バイアス電圧電源E3により、トナー像のトナーの
帯電極性と反対の極性のバイアス電圧が印加されるよう
になっている。本例の場合は、トナーが負帯電極性のも
のであるので、正極性のバイアス電圧がローラ28に印
加される。このバイアス電圧値としては、例えば+20
0〜2000Vに設定され、これによって後述するよう
に、感光体1上のトナーの一部が静電気力によってロー
ラ28に吸引される。ローラ28に付着したトナーはス
クレーパ29によって掻き取り除去される。
【0040】ここで、本実施例の画像形成装置で行われ
る画像形成プロセスのより詳細について、図6に示した
フローチャートを用いて説明する。なお、かかるフロー
チャート中、「BR」というのは中間転写回転体2のこ
とである。
【0041】(0) 加圧ローラの温度制御システムを
作動させる。 (1) 感光体と中間転写回転体とを圧接させる。両者
の間には0.3〜3.0kg/cmの圧力が加えられる。 (2) 感光体と中間転写回転体とを一定の同じ線速度
で、図1の矢印方向にそれぞれ回転開始させる。現像器
下流にあるトナー回収用のローラ28も、感光体と同期
して回転を開始させる。 (3) 帯電チャージャをオンにし、感光体を均一に帯
電させる。これにより、感光体の表面電位は約−800
Vとなる。 (4) 現像器下流にあるトナー回収用のローラ28に
バイアス電圧を印加する。 (5) 画像信号に基づいて変調されたレーザ光で、感
光体表面を走査し、この表面に静電潜像を形成する。
【0042】静電潜像は、レーザ光が照射された部分
(表面電位は約−100V)をトナー付着部とし、非露
光部分(表面電位は約−800V)を背景部とするよう
に形成される。
【0043】(6) 静電潜像をイエロー現像器で現像
する。イエロー以外の現像器では現像剤が搬送されない
ような磁界が形成される。そのときイエロー現像器のス
リーブに印加される現像バイアスは−600Vで、反転
現像が行われる。
【0044】形成されたトナー像は、図5に示すように
トナー像31のエッジ部分を中心に多層状になってい
る。盛り上がっている部分Aは、トナー像31を中間転
写回転体2に転写するとき、トナー飛散を生じたり、或
いは、中間転写回転体の表面に広がったりする原因にな
る。
【0045】トナー像は現像器下流のローラ28を通過
する。このローラには前述のようにバイアス電圧が印加
されていて、このローラの回転の間で、トナー像の盛り
上がった部分のトナーが電気的に吸引される。すなわ
ち、トナー像部分の過剰に付着したトナーが電気的に吸
引されるのである。この結果、図4に示すように、中間
転写回転体に転写される前の感光体1上のトナー像が均
一な薄層トナー像となる。このように、ローラ28は、
トナー回収ローラとして機能し、トナー像以外の地肌部
に付着したトナーも回収してしまう。
【0046】(7) 中間転写回転体の導電層(図3に
おいて符号17で示す部分)に+0.5〜5KVの転写
バイアス電圧が印加される。
【0047】感光体のイエロートナー像が形成された部
分は、中間転写回転体と圧接する位置に達すると、トナ
ーは感光体と中間転写回転体との間のニップ部分(接触
部分)で、圧力と電界の作用を受け、感光体から中間転
写回転体へ転移する。
【0048】感光体と中間転写回転体との接触部分では
トナーが両者に挟まれていてほとんど運動せず、形成さ
れる電界による静電気力と、中間転写回転体からの粘着
力とによって、トナー像と、中間転写回転体との間の付
着力が大きくなり、トナーがほとんど中間転写回転体の
円周方向に移動することなく、トナー像が中間転写回転
体上に転移する。更に、トナーが部分的に多層に盛り上
がっていることがないので、その飛散を生じることな
く、局所的な転写不良も起こらなくなる。すなわち、画
像上の地汚れや画像の濃度むらなどが生じにくくなるの
である。回転する感光体には前述した如くクリーニング
装置10が作用していて、この装置により、イエロート
ナー像転写後の感光体表面が清掃される。
【0049】(8)(9)(10) ステップ(5)〜
(7)をイエロー現像器の替わりにマゼンタ現像器が選
択されて実行される。中間転写回転体への転写では同様
に、その中間転写回転体の導電層にバイアス電圧が印加
され、イエロートナー像の上にマゼンタトナー像が重ね
転写される。
【0050】転写プロセスにおいて、マゼンタトナー
は、中間転写回転体上のイエロートナーの存在する領域
上でも、感光体と中間転写回転体との間に挟まれてほと
んど運動の自由度がなく、電界による静電気力によって
中間転写回転体への付着力が強くなり、感光体と中間転
写回転体とが離れるときに、感光体から離れて中間転写
回転体上に付着する。
【0051】(11)〜(16) 同様にシアン、ブラ
ックトナーでそれぞれ(5)〜(7)と同じようなプロ
セスが実行され、中間転写回転体上には4色の多重トナ
ー像が形成される。
【0052】(17) 帯電チャージャがオフにされ
る。 (18) ローラ28へのバイアス電圧印加がオフにさ
れる。 (19) 感光体と中間転写回転体とが互いに離間状態
にされる。 (B1) 加圧ローラの温度を検出する温度センサから
の出力が判定される。センサ出力が所定値以上であれば
ステップ(21)に進む。 (20) 温度値が所定値以下であれば、その旨が画像
形成装置の操作パネル(不図示)上に表示され、当該画
像形成装置は待機状態にされる。 (21) 並行して転写紙を搬送すべく、搬送ベルト
が、中間転写回転体とほぼ等しい線速度で回転駆動され
る。 (B2) 転写紙は、転写紙検出センサ41(図1)に
よって、その有無が検出され、転写紙が搬送されたと判
断された場合には、ステップ(24)以下に進む。転写
紙が搬送されていないと判断される場合には、 (22) その旨が警告表示され、 (23) 各駆動部分が停止状態にされる。 (B3) オペレータが、転写紙の搬送されなかった原
因を処理して、再スタートさせると、判定(B1)から
再度実行される。 (24) 搬送された転写紙を挟んで、中間転写回転体
と搬送ベルトとが、加圧ローラによって0.3〜3.0
kg/cmの圧力で圧接状態にされる。
【0053】中間転写回転体上のトナーは、中間転写回
転体内のヒータと、加圧ローラ内のヒータとで加熱され
るので、容易に半溶融状態となり、転写紙上に流動転移
し、紙の繊維の中へ浸透する。同時に、転写紙に転写さ
れたトナー像は、中間転写回転体との間で離型性が働く
ので、中間転写回転体にオフセットされることなく、定
着される。すなわち、二次転写と定着が同時に行われる
のである。
【0054】(25) 加圧ローラが中間転写回転体か
ら離れる。 (26) 中間転写回転体はクリーニング装置によっ
て、その表面を清掃される。 (B4) 引き続いて記録画像を形成する場合には
(1)のプロセスから再度実行される。 (27) 画像を引き続いて形成しない場合には、各駆
動部分が停止して、この一連の画像形成プロセスが終了
状態にされる。
【0055】上記プロセスにおいて、例えばイエロート
ナー像が存在している中間転写回転体上に、マゼンタト
ナー像を重ね転写する場合、イエロートナーの電荷の影
響で転写電界が弱められ、マゼンタトナーがクーロン反
発力を受けやすく、さらにイエロートナーがスペーサー
となり、感光体と中間転写回転体との間の密着性が弱ま
る。そこで、一次転写プロセスの条件(転写バイアス、
転写圧力)は、色ごとに切り替えて設定することが好ま
しい。一例として、イエロートナーの転写では+200
V、マゼンタトナーの転写では+500V、シアントナ
ーの転写では+800V、ブラックトナーの転写では+
1200Vを印加する。すなわち、転写バイアス印加条
件を、条件1〜4というように変えるのである。
【0056】このようにすると、すでに転写されている
トナーの電気的影響を弱め、感光体と中間転写回転体と
の間の静電密着力を次第に増加させて、感光体と中間転
写回転体との密着性を漸次、高めるようにすることがで
きる。
【0057】感光体と中間転写回転体、中間転写回転体
と加圧ローラとは、先にも述べたようにシーケンスに応
じて相互の圧接と、相互の離隔とが可能になっている。
特に、搬送ベルトの表面に直接トナー像が転写されるこ
とのないように、記録媒体(転写紙)を保持しないとき
は加圧ローラが下がり、中間転写回転体と搬送ベルトと
が接触しないようにされる。
【0058】先にも述べたように、ベタ画像のうちの、
エッジ部の部位などは、図5に示すように、トナーの付
着量にむらを生じる。この原因には、潜像面と現像ス
リーブなどの現像電極との距離(現像ギャップ)が大き
い、磁気ブラシにより現像領域での電界が不均一にな
る、現像領域でのストレスによりキャリアから浮遊す
るトナーが発生しやすい、等の点が挙げられる。
【0059】トナー像が、かように盛り上がったトナー
像となると、この盛り上がったトナー像が感光体1から
中間転写回転体2への一次転写時に、中間転写回転体に
より押しつぶされ、このとき、中間転写回転体の円周方
向にトナーが飛散し易くなる。この飛散は、画像上の地
汚れを生じる原因になる。又、盛り上がったトナー像が
押しつぶされるとき、それが像面上に広がり、着色部の
面積が拡大する。この結果、階調制御ができなくなり、
解像力の低下を招いたりし、カラー画質が劣化するよう
になる。
【0060】この発明は、電極部材により、中間転写回
転体への転写前の感光体上のトナー像部分に対して、付
着力の弱い過剰に付着したトナーを電気的に吸引して回
収するようにしたものであり、これによって均一なトナ
ー層が形成され、盛り上がったトナー像が押しつぶされ
るようなことが回避される。よって、一次転写部におけ
るトナーの飛散(地汚れの原因になる)や、ドットのつ
ぶれなどの発生を抑えることができ、カラー画質を一段
と向上させることができる。
【0061】電極部材を、図1に示したローラ28の如
く、感光体1に接しないように、この感光体に近接対向
配備し、該感光体と対向する面が、感光体1の外周表面
の移動方向と同じになるように、回転駆動されるローラ
とすると、ローラ28によるトナー像に対する作用が強
くならないため、トナー層が広がりにくくなり、階調性
が良くなって、一層、カラー画質を向上させることがで
きる。又、ローラ28上に回収したトナーを、ローラの
周りに搬送できるので、スクレーパ29などによって、
その回収トナーを一括回収することができる。
【0062】これに対し、トナー回収ローラ28を、感
光体1に対し、接触させ、感光体の外周表面の線速度と
同じ線速度で回転するようなローラとしても良い。すな
わち、感光体1に対して摺擦しないようなローラとする
のである。
【0063】この実施例に関して、前述の実施例との相
違点を中心にして、以下に説明する。
【0064】この例のローラ28は、感光体1に接して
いて、感光体1と等しい線速度で回転駆動される。そし
て、そのローラには+200〜800Vのバイアス電圧
が印加される。感光体1の表面を保護したり、回転駆動
手段への影響を最小限にしたり、トナー像を強くつぶさ
ないようにするために、感光体とローラとの相互の接触
圧は0.5kgf/cm2以下が望ましい。また、ローラ28
はアルミニウムやステンレスなどの剛性材料から構成さ
れるものでもよいが、導電性または絶縁性のゴム層を表
面に設けたり、絶縁性ゴム層の上にさらに導電性物質を
コーティングしたような構成のものであってもよい。こ
れらの導電性部分には上記のバイアスが印加される。
【0065】感光体上の他のトナーの上に重なっている
トナーは付着力が比較的弱いため、ローラと接触させる
と、比較的弱いバイアスでもトナーを容易にローラ側へ
電気的に吸引させることができる。その結果、薄層で均
一性の高いトナー像とすることができる。
【0066】また、感光体1に接触構成したローラを弾
性ローラとして、接触面積を大きくすることにより、接
触圧が小さくても、トナーが回収しやすくなる。そし
て、ローラを感光体上に、むらのない圧力で接触させる
ことができる。このような点から、トナー像を均一に薄
層化する効果が更に良好になると共に、感光体を傷つけ
たりすることが防止される。
【0067】次に今一つの発明の実施例について述ベ
る。
【0068】この実施例は、トナーを回収する部材を、
バイアス電圧が印加されるような電極部材としないで、
粘着力で過剰トナーを回収する粘着回転体としたもので
ある。
【0069】図7に示すように、先に述べた現像器の下
流側には、アルミニウムやステンレスのような金属剛性
材料でできたロール状芯体38aの周りに、厚さが0.
5〜2mm程度のシリコーンゴムなどより成る粘着ゴム層
38bを被覆形成したローラ38が設けられている。こ
のローラ38は、感光体1の外周面に接して、その回転
に連れ廻り(従動)するようになっている。感光体の回
転駆動手段への影響を最小限にし、またトナー像をつぶ
さないように、ローラ38の、感光体1に対する接触圧
力としては、0.5kgf/cm2以下が望ましい。勿論、こ
のローラ38を積極的に回転駆動するようにしてもよ
い。
【0070】トナー像形成後の感光体に比較的弱い圧力
で、ローラ38を接触させると、図8に示すようにトナ
ー像の盛り上がった部分Aがローラ38の表面と接触
し、その近傍の部分Bには、かかるローラは接触しな
い。この結果、ローラ38と接触した部分Aの上層のト
ナーだけが、ローラ38の表面の粘着力を受けて、この
ローラ側に持ち去られる。ローラ38に付着したトナー
は、スクレーパ又はその他のクリーニング手段により掻
き落され、回収される。このようにして、中間転写回転
体に転写される前の感光体1上のトナー層は、均一な層
のものになるのである。なお、図8において、破線で示
す部分は、ローラ38の粘着力で収されたトナー部分を
示すものである。
【0071】この実施例によれば、バイアス電圧印加手
段を必要とすることなしに、所期の目的を達成すること
ができるが、勿論、ローラ38に対してバイアス電圧を
印加し、静電圧力と粘着力の両作用で感光体上の過剰ト
ナーを回収するようにしてもよい。また、ローラ38を
感光体1に接して連れ廻りし得るような構成とすると、
この回転駆動手段を何ら必要とすることがなく、又、ト
ナー像を均一性の高い薄層トナー像とすることができ
る。この実施例の他の構成は、先の実施例と変りはな
い。
【0072】なお、今まで述べて来たいずれの実施例に
おいても、原稿像を、露光系により、感光体のような潜
像担持体に結像投影して、静電潜像を得る構成の画像形
成装置にも、その適用が可能である。
【0073】
【発明の効果】請求項1に記載の画像形成装置によれ
ば、電極部材によって、トナー像保持体上に過剰に付着
したトナーを電気的に吸引して回収するようにしたもの
であるので、トナー像のうちの盛り上がったトナーが押
しつぶされるようなことが回避され、これによって、ト
ナーの飛散などが生じにくくなるため、画像上の地汚れ
などの発生を抑えることができる。又、このような点と
相まって、トナーの広がりやドットつぶれなども、最小
限のものにされるため、階調再現や解像力が良くなり、
均一性のある良好な画質のカラー画像を得ることができ
る。
【0074】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
トナー層が広がりにくくなるため、画像階調が良くな
り、一層、カラー画質を向上させることができる。
【0075】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
トナー像を、均一性の高い薄層トナー像とすることがで
き、カラー画質を更に向上させることができる。
【0076】請求項4に記載の画像形成装置によれば、
トナー像の均一な薄層化が可能となると同時に、トナー
像保持体の表面を傷付けにくくすることができる。
【0077】請求項5に記載の画像形成装置によれば、
トナーの飛散などを防止することができ、又、トナーの
広がりやドットつぶれなども最小限のものにされるた
め、カラー画質を一段と向上させることができる。そし
て、このような機能をバイアス電圧印加手段を必要とす
ることなしに、達成することも可能である。
【0078】請求項6に記載の画像形成装置によれば、
トナー回収ローラの回転駆動手段を必要とすることなし
に、均一性のあるトナー像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の画像形成装置の概略構成図で
ある。
【図2】上記画像形成装置に備えられる多色現像器の1
つの概略構成図である。
【図3】中間転写回転体の一部を断面にして拡大して示
した図である。
【図4】感光体上のトナー像が均一に薄層化された状態
を示す図である。
【図5】感光体上のトナー像が均一に薄層化される前の
状態を示す図である。
【図6】本発明実施例に対応したフローを示す図であ
る。
【図7】別の発明の実施例のトナー回収ローラ部の構成
図である。
【図8】トナー回収ローラ部において、トナー像のうち
の過剰のトナーが回収されている状態を示す図である。
【符号の説明】
1 トナー像保持体としての感光体 2 中間転写回転体 3 搬送手段としての搬送ベルト 26 記録媒体としての転写紙 28 ローラ 31 トナー像 38 ローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周表面に、トナー像が形成されるトナ
    ー像保持体と、外周表面がトナー像保持体に接しつつ回
    転する間で、トナー像保持体上に順次形成される、色の
    異なるトナー像が、多重トナー像となるように重ね転写
    される中間転写回転体と、前記多重トナー像が記録媒体
    に転写されるように、該記録媒体を中間転写回転体に圧
    接させつつ搬送する手段と、トナー像保持体に対置さ
    れ、トナー像のトナーの帯電極性と反対極性のバイアス
    電圧が印加され、トナー像保持体上のトナー像部分に対
    して、過剰に付着したトナーを電気的に吸引して回収す
    る電極部材とを具備することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 電極部材を、トナー像保持体に接しない
    ように近接配備され、トナー像保持体と対向する面が、
    トナー像保持体の外周表面の移動方向と同じになるよう
    に、回転駆動されるローラとした請求項1に記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 電極部材を、トナー像保持体に接するよ
    うに配備され、トナー像保持体の外周表面の線速度と同
    じ線速度で回転するローラとした請求項1に記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 ローラを弾性体とした請求項3に記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 外周表面に、トナー像が形成されるトナ
    ー像保持体と、外周表面がトナー像保持体に接しつつ回
    転する間で、トナー像保持体上に順次形成される、色の
    異なるトナー像が、多重トナー像となるように重ね転写
    される中間転写回転体と、前記多重トナー像が記録媒体
    に転写されるように、該記録媒体を中間転写回転体に圧
    接させつつ搬送する手段と、トナー像保持体に対置さ
    れ、トナー像保持体上のトナー像部分に対して、過剰に
    付着したトナーを粘着力で回収する粘着回転体とを具備
    することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 粘着回転体を、トナー像保持体に接して
    連れ廻りするローラとした請求項5に記載の画像形成装
    置。
JP4119544A 1992-04-14 1992-04-14 画像形成装置 Pending JPH05289469A (ja)

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