JPH0695526A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0695526A
JPH0695526A JP4266616A JP26661692A JPH0695526A JP H0695526 A JPH0695526 A JP H0695526A JP 4266616 A JP4266616 A JP 4266616A JP 26661692 A JP26661692 A JP 26661692A JP H0695526 A JPH0695526 A JP H0695526A
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JP
Japan
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intermediate transfer
cylinder
image
toner
transfer cylinder
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JP4266616A
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English (en)
Inventor
Satoshi Saito
敏 齋藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体ドラム上に現像装置によってトナー像
を形成し、これを中間転写シリンダに転写すると共に、
この中間転写シリンダとインプレッションシリンダとの
間の転写紙に中間転写シリンダ上のトナー像を転写する
画像形成装置において、トナー像を中間転写シリンダに
転写した後の感光体ドラム表面を清掃するクリーニング
装置と、現像装置から落下するトナーが転写紙に付着し
ないようにする。 【構成】 クリーニング装置112と現像装置111の
下方空間領域B以外の領域に、中間転写シリンダ102
とインプレッションシリンダ103と転写紙の搬送経路
Aを配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持回転体上に静電
潜像を形成し、該潜像を現像装置によってトナー像とし
て可視像化する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アナログ複写機、デジタル複写機、レー
ザプリンタ或いはファクシミリなどとして構成される上
記形式の画像形成装置は従来より周知である。従来のこ
の種の画像形成装置は、一般に像担持回転体上に形成し
たトナー像を直に記録媒体に転写するように構成されて
いるが、かかる方式に代え、像担持回転体上のトナー像
を一旦中間転写回転体に転写し、しかる後、この中間転
写回転体に対して加圧回転体により加圧された記録媒体
に、中間転写回転体上のトナー像を転写する方式の画像
形成装置が提案されている。
【0003】中間転写回転体を用いる上記形式の画像形
成装置においても、像担持回転体に静電潜像を形成し、
これを現像装置によってトナー像として可視像化し、か
かるトナー像を中間転写回転体に転写した後、像担持回
転体をクリーニング装置によって清掃している。
【0004】この形式の画像形成装置は、一般に像担持
回転体の下側に中間転写回転体が配置され、その下側に
加圧回転体が配置され、この加圧回転体と中間転写回転
体との間に記録媒体を通し、これにトナー像を転写する
ように構成されている。その際、像担持回転体のまわり
に現像装置やクリーニング装置などのプロセス機器が配
設されているが、このような現像装置やクリーニング装
置にはトナーが収容されているので、このトナーが現像
装置又はクリーニング装置から下方にこぼれ落ちると、
これが中間転写回転体、記録媒体、或いは加圧回転体に
付着して記録媒体をトナーで汚し、最終画像の品質を低
下させる不具合を免れない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、簡単
な構成によって上記従来の欠点を除去した画像形成装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、静電潜像が形成される像担持回転体と、そ
の静電潜像をトナー像として可視像化する現像装置と、
像担持回転体上に形成されたトナー像が転写される中間
転写回転体と、該中間転写回転体上のトナー像を記録媒
体に転写するとき、当該記録媒体を中間転写回転体に対
して加圧する加圧回転体と、中間転写回転体にトナー像
を転写した後の像担持回転体表面を清掃するクリーニン
グ装置とを具備して成る画像形成装置において、前記中
間転写回転体と前記加圧回転体と前記記録媒体の搬送経
路とを、前記クリーニング装置と現像装置の下方空間領
域以外の領域に配置した画像形成装置を提案する。
【0007】その際、像担持回転体、中間転写回転体及
び加圧回転体が、互いに隣接してほぼ水平方向に配列さ
れているように構成することが望ましい。
【0008】また、像担持回転体の上側に中間転写回転
体が位置し、該中間転写回転体の上側に加圧回転体が位
置しているように構成することも有利である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、その前
に、本発明を適用可能な中間転写回転体を用いた画像形
成装置の一般的な構成と作用を説明し、従来の欠点をよ
り一層明らかにする。
【0010】図1に符号101で示すものは、像担持回
転体の一例である感光体ドラムを示し、該ドラム101
は面板104によって画像形成装置本体に回転自在に支
持され、図示矢印方向に回転駆動されるようになってい
る。ここに例示した感光体ドラム101は比較的耐圧性
や耐熱性に優れたドラムであるが、かかる感光体に代
え、ベルト状の像担持回転体を用いることもできる。
【0011】感光体ドラム101の下側には、中間転写
回転体の一例である中間転写シリンダ102が配置さ
れ、その下側には加圧回転体の一例であるインプレッシ
ョンシリンダ103が配置されている。中間転写シリン
ダ102はその軸の両端部が、軸150を介して図示し
ていない側板に揺動可能に枢支された揺動レバー115
に回転自在に支持され、このレバー115に掛けられた
加圧ばね117によって、中間転写シリンダ102の周
面が感光体ドラム101に圧接されるように構成されて
いる。
【0012】また揺動レバー115には、スライド軸受
123を介して、インプレッションシリンダ103が上
下動可能に支持され、さらに揺動レバー115には、軸
151を介して今一つの一対の加圧レバー119が枢着
されていて、両レバー115,119には加圧ばね12
1の各端部が係止されている。この加圧レバー119
は、スライド軸受123の下面に、上記加圧ばね121
の作用で圧接し、インプレッションシリンダ103を中
間転写シリンダ102に圧接させることができる。
【0013】揺動レバー115に隣接して偏心カム11
6が配設され、このカム116の回転により、揺動レバ
ー115が加圧ばね117の引張力に抗して回動し、中
間転写シリンダ102を感光体ドラム101に対して分
離させることができる。同様に、もう1つの偏心カム1
20の回転により、加圧レバー119を加圧ばね121
の引張力に抗して回動させ、インプレッションシリンダ
103を中間転写シリンダ102から離間させることが
できる。
【0014】感光体ドラム101と中間転写シリンダ1
02との圧接力は、加圧調整偏心カム118の回転によ
り微調整することができ、また中間転写シリンダ102
とインプレッションシリンダ103との圧接力も、加熱
調整偏心カム122の回転により微調整することができ
る。
【0015】感光体ドラム101のまわりには、帯電チ
ャージャ105、現像装置111及びクリーニング装置
112がそれぞれ配設されている。ここに示した現像装
置111は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラック
のトナーをそれぞれ収容した現像器111Y,111
M,111C,111Bを有し、これらの現像器が感光
体ドラム101の移動方向に対し直列に並んでいるが、
単色の画像だけを得るように画像形成装置を構成すると
きは、1つの現像器を有する現像装置を用いればよい。
要は、得ようとする画像の色数に対応した現像器を有す
る現像装置を用いればよい。また図1に示した現像装置
111は、粉体状の現像剤を用いる所謂乾式型の現像装
置であるが、現像液を使用する湿式の現像装置を用いる
こともできる。
【0016】図1に例示した各現像器に収容されている
現像剤は、高抵抗非磁性トナーと磁性キャリアが混合さ
れた二成分系現像剤である。そのトナーは、ドット再現
性を向上させ、解像力を高め、面積階調による階調再現
性を良好にすると共に、後述する多色画像形成動作時に
中間転写回転体102上でのトナーの重ね合せによる像
の3次元的な盛り上がりが小さくなるように、粒径5μ
m以下のものであることが望ましい。このためには、重
合法で作製した粒径分布の狭いトナーを使用することが
好ましい。
【0017】各現像器は、内部に磁石を持ち、回転する
ことによって粉体状の現像剤を現像領域に搬送する非磁
性スリーブ、このスリーブ上に搬送される現像剤の量を
規制する現像剤規制板などで構成される。内部磁石の移
動によってスリーブ上に形成される磁界が変化するよう
になっていて、現像領域に現像剤を供給するか否かを制
御する。
【0018】選択された現像器が現像を行うときは、ス
リーブ上に現像剤が供給されるような磁界が形成され、
スリーブが回転し、同時にスリーブに現像バイアスが印
加される。現像領域で形成される電界により、トナーの
みが感光体ドラム101上の静電潜像に従って感光体ド
ラム101に付着する。選択されていない現像器では現
像剤規制板で現像剤が移動を阻止され、現像領域には現
像剤が搬送されないようになる。そのため進行中の現像
プロセスに影響を与えることはない。なお、現像剤が搬
送されないスリーブに現像を促進するようなバイアスを
印加すると、他の現像器で現像されたトナー像がその現
像器に混入することを防止でき、色の濁りを抑えられる
という効果がある。
【0019】ここで、単色の画像を得るときの動作を説
明しながら、この画像形成装置の他の構成と全体の作用
を明らかにする。
【0020】感光体ドラム101は、クリーニング装置
112により、また中間転写シリンダ102はクリーニ
ング装置113によりそれぞれ予めクリーニングされて
いる。
【0021】プリントスタート指令が出ると、先ず感光
体ドラム101と中間転写シリンダ102とは、加圧ば
ね117により、互いに圧接され、さらに、中間転写シ
リンダ102とインプレッションシリンダ103とは、
加圧ばね121により、互いに圧接され、互いに差のな
い一定のスピード(線速度)で図1の矢印方向に回転を
始める。
【0022】感光体ドラム101は、その回転に伴っ
て、帯電チャージャ(スコロトロンチャージャー)10
5により均一に帯電され、感光体ドラム101の表面電
位が約−800Vにされる。
【0023】次に、レーザー光学系106により画像信
号に基づいて変調されたレーザー光110が一様に帯電
された感光体ドラム101表面を走査し、感光体ドラム
101表面上に静電潜像を形成する。静電潜像はレーザ
ー光110が照射された部分(表面電位は約−100
V)をトナー付着部とし、非露光部分(表面電位は約−
800V)を背景部とするように形成される。
【0024】レーザー光は、レーザー光学系106より
発生している。107はポリゴンミラーであり、半導体
レーザー(図示せず)より発光されたレーザー光を偏向
させ、fθレンズ108、ミラー109等の光学系を介
して感光体ドラム101上をスキャンする。図示してい
ないレーザ変調回路が、画像信号に応じて半導体レーザ
ーの発光を制御し、回転多面鏡のポリゴンミラー107
は、レーザー光を感光体ドラム101の軸線方向に走査
する用をなす。fθレンズ108は光学的補正をかけ、
ミラー109はレーザー光を感光体ドラム101に垂直
に光書き込みさせる用をなす。
【0025】次に上述の静電潜像は、現像装置111の
いずれか1つの現像器111Y,111M,111C又
は111Bによってトナー像として可視像化される。選
択された現像器が作動したとき、その現像スリーブには
−600Vの現像バイアスが印加され、その現像スリー
ブ上のトナーが感光体ドラム101の静電潜像に静電的
に移行してトナー像が形成される。すなわち、反転現像
が行われ、感光体ドラム101の低電位部分にトナーが
付着し、高電位部分は地肌部となる。もちろん、中間電
位部分はそれに応じた密度でトナーが付着する。
【0026】例えば、現像装置111のブラック現像器
111Bが選択され、これが上述のように作動し、感光
体ドラム101上に黒色のトナー像を形成するのであ
る。
【0027】感光体ドラム101のトナー像が形成され
た部分は中間転写シリンダ102と圧接する位置に達す
る。感光体ドラム101と中間転写シリンダ102の間
には、0.3〜3.0kg/cmの圧力が加えられている。
この中間転写シリンダ102に感光体ドラム101上に
形成されたトナー像が転写される。また中間転写シリン
ダ102上のトナー像は、後述するように、加熱されて
流動化され、給紙部124から給送された記録媒体の一
例である転写紙155に転写されるのであるが、このよ
うな作用が確実に得られるように、中間転写シリンダ1
02は、感光体ドラム101との間で十分な接触面積と
均一な圧力が得られるように適度な弾性と粘着性を有す
るものであることが望ましい。さらに転写紙155へト
ナーが効率的に移行するために、中間転写シリンダ10
2の表面が流動化したトナーに対し離型性を持つもので
ある必要がある。
【0028】中間転写シリンダ102の具体例として
は、図2に示すような、アルミニウムなどの剛性材料の
ドラムベース102a上に、厚さ500〜5000μm
でゴム硬度30〜80度の弾性層102b、カーボンブ
ラックを分散させたポリイミドからなる厚さ30〜30
0μmの導電層102c、厚さ10〜300μmの絶縁
層102dからなるシートを弾性層102bを内側にし
て接着させたものが好ましい。また、中間転写シリンダ
102の表面が、像を構成するトナーの大きさ以上の凹
凸を有するものである場合、転写抜けが発生する恐れが
ある。そのため例えばトナーの実質的な最小粒径5μm
のとき、中間転写シリンダ表面の凹凸は5μm以下であ
ることが望ましい。導電層102cはドラムのベース1
02aとは絶縁されている。粘弾性を備え、溶融したト
ナーに対して離型性を示す絶縁層102dとしては、例
えばシリコーンゴムなどを用いることができる。
【0029】中間転写シリンダ102の導電層102c
には、感光体ドラム101から中間転写シリンダ102
にトナー像が転写されるとき、転写バイアスが印加さ
れ、感光体ドラム101と中間転写シリンダ102のニ
ップ部分(接触部分)で電界が形成される。転写バイア
スとしては500V〜5KVの範囲で可変できるように
なっている。この電位は諸条件にあった適当な値が選択
される。
【0030】感光体ドラム101と中間転写シリンダ1
02の接触部分ではほとんどギャップもなく、ニップ
(接触部分)部分では、トナーが感光体ドラム101と
中間転写シリンダ102との両者に挟まれてほとんど運
動せず、感光体ドラム101と中間転写シリンダ102
との間に形成される電界が、ほぼ均一に形成されるた
め、形成される電界による静電気力は中間転写シリンダ
102からの粘着力とによって中間転写シリンダ102
との付着力が大きくなり、感光体ドラム101上のトナ
ーはほとんど感光体ドラム101の介面方向に移動する
ことなく中間転写シリンダ102に移動する。すなわ
ち、感光体ドラム101上のトナー像が中間転写シリン
ダ102上に転写されるのである。以下、これを、必要
に応じて一次転写と呼ぶことにする。
【0031】感光体ドラム101と中間転写シリンダ1
02との印加圧力が前述の範囲を下回れば密着性が低下
するため、転写率が低下したり転写抜けが発生したり
し、上記範囲を上回れば、圧力によって感光体ドラム1
01や中間転写シリンダ102の特性が変化したり、駆
動源に負荷を与えたりするので望ましくない。
【0032】中間転写シリンダ102にトナー像を転写
した後の感光体ドラム101上に残留するトナーは、ク
リーニング装置112によって除去され、感光体ドラム
表面が清掃される。また図示していない除電器によって
感光体ドラム101が除電作用を受ける。
【0033】中間転写シリンダ102は図1の矢印の方
向に回転しており、給紙部124から給紙コロ125に
より矢印C方向に給紙された転写紙155がレジストロ
ーラー126で待機し、次いで中間転写シリンダ102
上の画像の先端と転写紙155の先端とが、中間転写シ
リンダ102とインプレッションシリンダ103との圧
接部(ニップ部)で一致するように、タイミングを合わ
せて給紙され、中間転写シリンダ102とインプレッシ
ョンシリンダ103との間を通過し画像が転写紙155
上に転写される。
【0034】インプレッションシリンダ103は、例え
ばアルミニウムなどでできた中空の剛性ローラーで、そ
の内部にはハロゲンランプなどのヒーター(図示せず)
が設けられ、外部は耐圧縮性の樹脂に覆われている。万
一、転写紙155の供給不良を生じたときにもインプレ
ッションシリンダ103の表面に直接トナーが転写され
ることのないように、転写紙155が間にないときは、
インプレッションシリンダ103と中間転写シリンダ1
02とが圧接されないように制御される。
【0035】インプレッションシリンダ103は、中間
転写シリンダ102上のトナー像を転写紙155に転写
するとき、この転写紙155を中間転写シリンダ102
に対して加圧する用をなす。その圧力は、例えば0.3
〜3.0kg/cm程度である。以降、転写紙155へのト
ナー像の転写を、必要に応じて、二次転写と呼ぶことに
する。
【0036】ここで、転写紙155上に乗ったトナー像
を転写紙に転写および定着する際、つまり、トナー像を
二次転写するときに、中間転写シリンダ102上のトナ
ー像を転写紙155に転写し、その後転写紙を定着装置
128に通し、転写紙上のトナー像を転写紙に定着する
方式と、トナー像を転写紙155に直接転写・定着する
方式とが考えられる。
【0037】先ず、中間転写シリンダ102上のトナー
像を転写紙155に転写し、その後この転写紙を定着装
置128の定着ローラ対128a間に通し、転写紙上の
トナー像を転写紙に定着する方式について、図1を用い
て説明する。
【0038】中間転写シリンダ102に対向して、該シ
リンダ102とインプレッションシリンダ103との対
向部よりも中間転写シリンダ102の回転方向のわずか
上流側の位置には、例えばハロゲンランプや赤外線ラン
プより成るヒーター132が配設されている。一方、説
明が前後するが、転写紙に転写される前のトナー像、す
なわち中間転写シリンダ102上に担持されたトナー像
が、このヒーター132を通るとき、そのランプの光を
照射される。これによってトナー像を形成するトナーが
加熱され、該トナー像が中間転写シリンダ102の表面
から容易に剥離する程度に、溶融軟化した状態となる。
【0039】このように加熱されたトナー像が、前述の
ように給紙部124から給送された転写紙155に転写
されるのである。このとき、中間転写シリンダ102上
のトナー像は、加熱されて該シリンダ102の表面から
剥離し易い状態となっているので、転写紙の方に確実に
移転する。またインプレッションシリンダ103に内設
されたヒーターは、転写紙を加熱する用をなし、これに
よってトナー像の転写効率がより一層高められる。イン
プレッションシリンダ103を、その外部に設けたヒー
ター(図示せず)によって加熱し、これによって転写紙
155を加熱するように構成することもでき、この場合
にはインプレッションシリンダ103の表面を断熱性の
樹脂で被覆し、外部からの熱がインプレッションシリン
ダ103の剛性ドラムに伝わり難くして、熱のロスを抑
えるようにするとよい。
【0040】上述のように、中間転写シリンダ102上
のトナー像を加熱し、中間転写シリンダ102の表面の
離型性により、トナー像を転写紙155に転写する代り
に、或いはこれと共に、インプレッションシリンダ10
3にバイアス電圧を印加し、中間転写シリンダ102上
のトナー像を転写紙の側に静電的に引き付け、また中間
転写シリンダ102と転写紙間の圧力を利用してトナー
像を転写紙側に引き付けるようにしてもよい。
【0041】中間転写シリンダ102からトナー像を二
次転写された転写紙155は、その後、搬送経路を搬送
され、定着装置128でトナー像が転写紙上に定着され
る。さらに、転写紙は、排紙部131へ排紙される。そ
の後、偏心カム116が回転することにより、感光体ド
ラム101と中間転写シリンダ102は互いに分離さ
れ、中間転写シリンダ102とインプレッションシリン
ダ103とは、偏心カム120が回転することにより互
いに分離される。二次転写後の中間転写シリンダ102
は、クリーニング装置113によりその表面をクリーニ
ングされる。
【0042】レジストローラー126の手前には給紙部
124の紙の供給および通過を検知する、レジスト検知
センサ127が配置され、また定着装置128の領域に
は転写紙155の通過を検知する排紙検知センサ130
があり、転写紙通過時のジャムの発生を検知している。
【0043】レジスト検知センサ127と排紙検知セン
サ130の信号は、CPUの中に取り込まれ、この信号
間隔が通常よりも長くないかをチェックしている。例え
ば、給紙部124から給紙された転写紙155は中間転
写シリンダ102からトナー像を二次転写され、その後
搬送経路を通って、当然、定着装置128に進入するは
ずであるが、到達すべき時刻になっても、転写紙155
が到達したと検出されないときには、CPUはこの信号
からジャムが発生したと判断し、本画像形成装置の画像
形成を中止する。このとき、偏心カム120を回転さ
せ、加圧レバー119を動かし、中間転写シリンダ10
2とインプレッションシリンダ103とを分離させ、ジ
ャム紙を取り出し易くしている。
【0044】また、本装置においては、同時に定着用の
ランプをオフし、ランプの熱の無駄な消費を防いでい
る。
【0045】また、同時に内部を冷却させるためのファ
ンが回転する。ファンが回転することによってジャム紙
を急速に冷却し、容易にジャム紙を取り出せるようにし
ている。
【0046】次に、中間転写シリンダ102上のトナー
像を転写紙155上に転写するのと同時に、このトナー
像を転写紙上に定着するときの動作を説明する。
【0047】中間転写シリンダ102上のトナー像は、
該シリンダ102の回転に伴って移動し、熱源ランプよ
り成るヒーター132の熱を照射される。このとき、定
着装置128を用いてトナー像を定着する前述の例にお
けるよりも、中間転写シリンダ102上のトナーを高い
温度に加熱する。これによりトナーは相変化を起こして
半溶融流動状態となり、互いに合体する。前述の例より
もトナーの温度を高め、その流動性が高くなるようにす
るのである。
【0048】転写紙155がトナー像の位置に合わせて
搬送され、それをはさんで中間転写シリンダ102とイ
ンプレッションシリンダ103が前述のように0.3〜
3.0kg/cmの圧力で圧接する。転写紙155は二次転
写位置に到るまでの間にインプレッションシリンダ10
3内のヒーターにより加熱され、インプレッションシリ
ンダ103も加熱されている。その結果、半溶融状態と
なっていたトナーは、二次転写位置に至った転写紙上を
流動し、紙の繊維の中へ浸透し、同時に中間転写シリン
ダ102との間では離型性が働くので、中間転写シリン
ダ102にオフセットすることなく転写紙155上に二
次転写され、かつ定着される。中間転写シリンダ102
の内部にヒーターを設け、これによっても、このシリン
ダ102上のトナー像を加熱できるように構成すること
もできる。
【0049】転写紙155を給紙部124から給紙し、
レジストローラー126で待機させ、中間転写シリンダ
102上の画像の先端に合わせて給紙する方法で説明し
たが、転写紙155の先端をクランパ114でクランプ
し、転写紙155をインプレッションシリンダ103に
巻き付けて、二次転写をする方式でも良い。
【0050】ここで注意しなければならないことは、中
間転写シリンダ102とインプレッションシリンダ10
3を、圧接したり、分離するタイミングである。二次転
写のときだけ、インプレッションシリンダ103が中間
転写シリンダ102に圧接する方式では、これによって
感光体ドラム101の駆動部に負荷が加わる。このた
め、このときまでにレーザー光110による像露光が画
像後端まで終えられているように感光体ドラム101の
像露光位置から一次転写位置までの距離、中間転写シリ
ンダ102の一次転写位から二次転写位置までの距離が
選択されている必要がある。
【0051】プリントスタート信号と共に、感光体ドラ
ム101と中間転写シリンダ102とインプレッション
シリンダ103とがそれぞれ圧接される方式では、二次
転写のニップ部で、中間転写シリンダ102の画像の先
端と転写紙の先端が合うように画像を形成しなければな
らず、レーザー光学系106の光書き込みを開始するト
リガとなる信号のタイミングが高精度で要求される。例
えば、レーザー光学系106の光書き込みを開始するタ
イミングをインプレッションシリンダ103のホームポ
ジションとし、フォトインタラプタ等のセンサを用いて
制御する方法がある。
【0052】トナー像の二次転写後に、感光体ドラム1
01と中間転写シリンダ102を分離させ、中間転写シ
リンダ102とインプレッションシリンダ103を分離
させると共に、中間転写シリンダ102の表面をクリー
ニング装置113によって清掃し、トナー像を二次転写
された転写紙は搬送経路を搬送され、排紙部131へ排
出されることは、定着装置128を用いたときと同様で
ある。但し、この例では、定着装置128は不要である
ので、その定着ローラ対128aが排紙ローラー対に置
き換えられ、その近傍に、排紙検知センサ130が配設
され、先に説明したように転写紙のジャムが検出され
る。
【0053】なお、ランプ等のヒーター132により中
間転写シリンダ102表面も加熱されるので、感光体ド
ラム101と再び接触するときに熱が感光体ドラム10
1に伝わり、感光体ドラム101の温度を上昇させ、光
導電特性を変化させる可能性がある。これを防止するた
め、ファンなどの冷却装置によって、二次転写部を通過
した中間転写シリンダ102の部分、或いは感光体ドラ
ム101を冷却することが好ましい。さらには、例えば
低軟化点化合物をトナーに含ませるなどして、トナーの
溶融温度を下げるようにトナーの構成材料を選択しても
よい。
【0054】また、転写紙は二次転写時にトナーのガラ
ス転移温度をやや越えた程度に加熱されることが必要で
ある。これを下回ると流動化したトナーが転写紙と接触
したときに接触界面の温度が低下し、トナーが転写紙に
浸透せず、転写定着不良になるおそれがある。逆に高温
になりすぎると転写紙が各種の変形を受け易くなる。例
えば60℃のガラス転移温度を有するトナーに対して
は、転写紙の温度を60〜120℃程度にすることが望
ましい。その結果、転写紙をほぼ変形させずにトナー像
を転写することができる。
【0055】中間転写シリンダ102から転写紙155
への転写率は、上述のような適正な条件の下では99%
以上になる。しかし、常に100%の転写率が得られる
ことは保証されないので、前述のように中間転写シリン
ダ102をクリーニング装置113により清掃すること
が必要である。このクリーニング装置113は、例えば
表面エネルギーの低い熱ローラーを有し、これを中間転
写シリンダ102に圧接し、トナーを溶融させて転移さ
せてクリーニングする。クリーニングの方法はこれに限
らず、弾性ブレード、磁気ブラシ、バイアスローラーな
どで清掃するものであってもよい。
【0056】次に、多色画像を形成するときの動作につ
いて説明する。
【0057】転写紙上に多色画像を形成するには、感光
体ドラム101上のトナー像を中間転写シリンダ102
に一次転写する際、中間転写シリンダ102上で色重ね
する方式と、転写紙上で色重ねする方式が考えられる。
【0058】先ず、中間転写シリンダ上で像重ねをし、
中間転写シリンダ上のトナー像を転写紙に転写する方式
について説明する。
【0059】単色画像形成時と同様にして、回転する感
光体ドラム101上に静電潜像を形成するが、このとき
最初に1色目の潜像、例えばイエロー画像用の潜像を形
成し、現像装置111のイエロー現像器111Yを用
い、前述したところと全く同じ動作によって、この潜像
をトナー像として可視像化する。イエロー以外の現像器
では、現像剤が搬送されないように磁界が形成される。
【0060】感光体ドラム101に形成されたイエロー
トナー像は、前述したところと全く同じくして、時計方
向に回転する中間転写シリンダ102上に転写される。
この一次転写後の感光体ドラム101はクリーニング装
置112によって清掃され、かつ除電器によって除電さ
れる。
【0061】次いで、感光体ドラム101上に次の色、
例えばマゼンタ画像用の静電潜像が形成され、イエロー
現像器111Yの代りに選択されたマゼンタ現像器11
1Mによってこの静電潜像がトナー像として可視像化さ
れ、かかるマゼンタ色のトナー像は、中間転写シリンダ
102に、イエロートナー像の上から一次転写される。
このときも、一次転写工程後の感光体ドラム101はク
リーニング装置112によって清掃され、かつ除電作用
を受ける。
【0062】全く同様にして順次シアン色のトナー像と
ブラックのトナー像が形成され、これらが順次中間転写
シリンダ102上に転写され、該シリンダ102には多
色トナー像が形成される。このような一次転写が行われ
るとき、インプレッションシリンダ103は中間転写シ
リンダ102から離間しており、中間転写シリンダ10
2からトナー像が転写紙に転写されるときのみ、中間転
写シリンダ102とインプレッションシリンダ103が
互いに圧接される。
【0063】上述のように、中間転写シリンダ102の
表面に1色ずつトナー像の重ね転写が行われるので、中
間転写シリンダ102の周長は、少なくとも、各色のト
ナー像の全体をその周面に形成できる長さに設定する必
要がある。
【0064】この一次転写工程の条件(転写バイアス、
転写圧力)は、色ごとに切り替えて設定することが好ま
しい。例えばイエロートナー像が存在している中間転写
シリンダ102にマゼンタトナー像を転写する場合、イ
エロートナーの電荷の影響で転写電界が弱められ、マゼ
ンタトナーがクーロン反発力を受け易い状態になってい
る。また、イエロートナーがスペーサーとなり、感光体
ドラム101と中間転写シリンダ102の密着性が弱ま
ることがある。このため、バイアスを次第に大きく設定
して、既に転写されているトナーの電気的影響を弱め、
転写圧を次第に増加させて感光体ドラム101と中間転
写シリンダ102との密着性を高めるようにすることが
効果的である。
【0065】最後のブラックトナー像が転写されて中間
転写シリンダ102上に形成された多色トナー像は、該
シリンダ102の回転に伴って移動し、単色画像形成動
作時と同様にヒーター132によって加熱される。一
方、給紙部125から転写紙155が給送されると共
に、中間転写シリンダ102とインプレッションシリン
ダ103とが、加圧ばね121によって、転写紙の先端
に合せて互いに圧接され、互いに差のない一定のスピー
ドで図1の矢印方向に回転する。転写紙155は、この
ような中間転写シリンダ102とインプレッションシリ
ンダ103との間を通過し、中間転写シリンダ102上
の多色トナー像が転写紙155上に一度に転写される。
【0066】この場合、中間転写シリンダ102上の多
色トナー像を、ヒーター132によって、該トナー像が
転写紙に転写できる程度に加熱し、またインプレッショ
ンシリンダ103にバイアス電圧を印加し、これらの作
用で中間転写シリンダ102上の多色トナー像を転写紙
155に転写し、転写紙上のトナー像を定着装置128
によって定着してもよいし、中間転写シリンダ102上
の多色トナー像をヒーター132によってより高温度に
加熱し、これを転写紙155に転写すると共に、同時に
定着するようにしてもよいことは先に説明した通りであ
る。後者の場合には、定着装置128は不要である。他
の動作は、単色画像形成動作時と変りはない。
【0067】次に、転写紙上に各色のトナー像を重ね合
せて多色画像を得る多色画像形成動作について説明す
る。
【0068】この例では、インプレッションシリンダ1
03に付設されたクランパ(爪)114を用い、インプ
レッションシリンダ103に保持した転写紙155を、
このシリンダ103の回転によって繰返し二次転写部に
搬送する。また中間転写シリンダ102とインプレッシ
ョンシリンダ103は、両者の接触面が常に一対一に対
応するように直径が同じになっており、またインプレッ
ションシリンダ103上のクランパ114は中間転写シ
リンダ102上の非画像部に当たるように、その位置が
設定されている。インプレッションシリンダ103は、
少なくとも転写紙の送り方向の長さに対応する周長をも
つように、その直径が設定されている。
【0069】感光体ドラム101と中間転写シリンダ1
02、中間転写シリンダ102とインプレッションシリ
ンダ103は、所定のシーケンスに応じて圧接と離間動
作を行い、またインプレッションシリンダ103の表面
に直接トナーが転写されないように、転写紙がないとき
は、中間転写シリンダ102とインプレッションシリン
ダ103とが圧接しないように制御される。
【0070】この例では、プリントスタート指令が出る
と、最初に、インプレッションシリンダ103が回転し
出し、給紙部124から給紙コロ125により転写紙1
55が給紙され、レジストローラー126に送られる。
図中の矢印方向に回転しているインプレッションシリン
ダ103のクランパ114に転写紙155の先端がくる
タイミングでレジストローラー126が回転し、転写紙
155が搬送され、転写紙155の先端をクランパ11
4がクランプし、インプレッションシリンダ103に転
写紙155が巻き付けられる。かかる転写紙はインプレ
ッションシリンダ103のクランパ114とインプレッ
ションシリンダ103の周囲に設けられた図示していな
いローラーで保持される。
【0071】次に、感光体ドラム101と中間転写シリ
ンダ102とが加圧ばね117により互いに圧接され、
さらに中間転写シリンダ102とインプレッションシリ
ンダ103とが加圧ばね121によら互いに圧接され、
一定のスピード(線速度)で図中矢印の方向に回転を始
める。
【0072】インプレッションシリンダ103のホーム
ポジションが検知されると、感光体ドラム101の回転
に伴って帯電チャージャ(スコロトロンチャージャ)1
05が感光体ドラム101を均一に帯電する。次いで、
先の動作例と全く同様にレーザ光学系106からのレー
ザ光110が感光体ドラム101上に照射され、一色
目、この例ではイエロー画像用の静電潜像が形成され、
これがイエロー現像器111Yによってトナー像として
可視像化され、該トナー像が中間転写シリンダ102上
に一次転写される。
【0073】上記イエロートナー像は、中間転写シリン
ダ102の回転に伴って移動し、中間転写シリンダ10
2とインプレッションシリンダ103とのニップ部に至
り、インプレッションシリンダ103に保持された転写
紙155上に二次転写される。
【0074】トナー像転写後の感光体ドラム101と中
間転写シリンダ102の表面は、それぞれクリーニング
装置112,113によって清掃される。
【0075】次いで感光体ドラム101上に次の色の、
マゼンタ画像用の静電潜像が形成され、これがマゼンタ
現像器111Mで可視像化され、そのトナー像がインプ
レッションシリンダ103にクランプされた転写紙15
5にイエロートナー像の上から転写され、全く同様にし
てシアン、ブラックのトナー像が順次転写紙上に重ねて
転写される。
【0076】中間転写シリンダ102上の各色のトナー
像を転写紙に転写するには、先の動作例と全く同じく、
ヒーター132によって、このトナー像を中間転写シリ
ンダ102から剥離できる程度に加熱し、転写後のトナ
ー像を定着装置128によって定着するようにするか、
中間転写シリンダ102上の各トナー像をヒーター13
2によって、より高温度に加熱し、転写紙155へのト
ナー像の転写と同時にこれを定着するようにしてもよ
い。またインプレッションシリンダ103にバイアス電
圧を印加し、その静電気力と、中間転写シリンダ102
とインプレッションシリンダ103との圧力によってト
ナー像を転写紙に転写する方法を採用してもよい。
【0077】中間転写シリンダ102上の各色のトナー
像を加熱して溶融させ、これを転写紙に転写すると共
に、同時に定着させる方式を採用した場合、次の点を考
慮することが好ましい。
【0078】中間転写シリンダ102上のトナーはその
色、すなわち分光吸収率特性によってヒーター132
(熱源ランプ)から受けるエネルギーが異なる。通常一
番吸収率の高いブラックトナーが比較的低い発光強度で
溶融し出しても、他のカラートナーは状態が変化しな
い。このようにトナーの色によって定着性がまちまちに
なってしまう可能性がある。この対策として、トナーの
色に応じてランプの発光強度を変更するようにシーケン
スプログラムを組んでおくことや、中間転写シリンダ1
02上のトナーの色を検出してそれに応じた発光強度で
照射することが効果的である。
【0079】また、このような問題を解決するため、前
述のように中間転写シリンダ102の内側に熱源を設け
ることが有効である。その際、中間転写シリンダ102
を光が通らない不透明なものにしておくことにより、ト
ナーに直接輻射熱が当たらず、中間転写シリンダ102
が温度上昇し、その結果トナーが加熱される。
【0080】全てのトナー像の二次転写を終了したの
ち、転写紙155はインプレッションシリンダ103か
ら分離されて搬送され、排紙部131に排出される。そ
の後、感光体ドラム101と中間転写シリンダ102と
が分離され、またインプレッションシリンダ103が中
間転写シリンダ102から分離される。
【0081】この例では、レジスト検知センサ127と
排紙検知センサ130は給紙部124から給送された転
写紙155が中間転写シリンダ102からトナー像を二
次転写され、センサ130のところに搬送されるまでに
ジャムを生じたとき、これを検出し、先に説明したジャ
ム処理のための動作が行われる。他の動作は、中間転写
シリンダ102上に多色トナー像を重ねて一次転写する
ときの動作と変りはない。
【0082】以上、本発明を適用できる画像形成装置の
具体例を説明したが、従来のこの種の画像形成装置は、
図1に示し、かつ先にも説明したように、感光体ドラム
101の下側に中間転写シリンダ102が、その下側に
インプレッションシリンダ103が位置しているので、
現像装置111やクリーニング装置112からトナーが
こぼれると、中間転写シリンダ102やインプレッショ
ンシリンダ103、或いは搬送される転写紙155をト
ナーで汚してしまう不具合を免れない。中間転写シリン
ダ102を清掃するクリーニング装置113は、一旦溶
融したトナーを清掃するものであるから、ここからトナ
ーがこぼれ落ちることは少なく、一般に問題となること
はない。
【0083】中間転写シリンダ102と感光体ドラム1
01、或いは中間転写シリンダ102とインプレッショ
ンシリンダ103をシーケンスに応じて圧接したり分離
するように構成すると、この動作時に現像装置111や
クリーニング装置112からトナーが特にこぼれ落ち易
くなる。
【0084】また、画像形成動作中には、画像形成装置
本体自体が振動したり、揺れたりし、これによってトナ
ーがこぼれることもあり、最終的な出力画像の画質を落
としてしまう要因になる。
【0085】本発明は、このような不具合を除去した画
像形成装置を提供するものであり、以下にその各実施例
を図3乃至図18を参照して説明する。
【0086】各実施例に示す画像形成装置の基本構成と
その作用は、図1及び図2に示したところと変りはない
ので、図1と同一ないしは同様な部分には、図1と同じ
符号を付し、その詳細についての説明は省略する。図1
及び図2に示した画像形成装置と異なるところは、感光
体ドラム101、中間転写シリンダ102及びインプレ
ッションシリンダ103、並びにクリーニング装置11
2及び現像装置111の配置状態と、転写紙155の搬
送経路を工夫した点にある。
【0087】図3及び図4に示す実施例においては、感
光体ドラム101と、中間転写シリンダ102と、イン
プレッションシリンダ103が図示するように配置さ
れ、これらはその動作時に矢印で示す方向にそれぞれ回
転する。
【0088】感光体ドラム101は、中間転写シリンダ
102とインプレッションシリンダ103より上側に配
置されているが、感光体ドラム101上の残留トナーを
清掃するクリーニング装置112と、感光体ドラム10
1の静電潜像を可視像化する乾式型の現像装置111
は、中間転写シリンダ102とインプレッションシリン
ダ103の上方空間以外の領域に位置している。また中
間転写シリンダ102から前述のようにトナー像を転写
される転写紙は、矢印Aで示すように、中間転写シリン
ダ102とインプレッションシリンダ103の間に搬送
されるか、又はクランパ114(図1)によってインプ
レッションシリンダ103に保持される。従って、現像
装置111とクリーニング装置112はこの転写紙の搬
送経路の上方空間以外の領域に位置している。すなわ
ち、中間転写回転体の一例である中間転写シリンダ10
2と、加圧回転体の一例であるインプレッションシリン
ダ103と、記録媒体の一例である転写紙の搬送経路と
が、クリーニング装置112と現像装置111の下方空
間領域B以外の領域に配置されているのである。
【0089】前述のように、一様に帯電された感光体ド
ラム101に、レーザー光110により光書き込みされ
静電潜像が形成され、これが現像装置111により顕像
化され、感光体ドラム101上のトナー像は、中間転写
シリンダ102に転写され、その後、感光体ドラム10
1は、クリーニング装置112によりクリーニングされ
るのであるが、このとき、現像装置111やクリーニン
グ装置112からこぼれ落ちたトナーは、下側に落ちる
ものの、現像装置111とクリーニング装置112の下
側には、中間転写シリンダ102、インプレッションシ
リンダ103及び転写紙の搬送経路Aが存在しないた
め、転写紙がトナーによって汚されてその画像が乱され
ることはないのである。このようにして中間転写シリン
ダ102や転写紙を汚すことが無く、転写紙上の出力画
像をオリジナルの画像データに忠実に再現することがで
きる。
【0090】図5に示すように、現像装置111とし
て、湿式現像方式のローラー現像装置を用いたときも、
感光体ドラム101と各シリンダ102と103を図示
するように配置すると共に、転写紙の搬送経路をAで示
すようにするか、転写紙をインプレッションシリンダ1
03にクランプするようにし、かつ各要素101,10
2,103の回転方向を図中の矢印方向に設定すれば、
湿式ローラー現像装置111から中間転写シリンダ10
2や転写紙への液垂れを防止することができ、結果とし
て中間転写シリンダ102や転写紙を汚すことが無く、
転写紙上の出力画像をオリジナルの画像データに忠実に
再現することができる。すなわち、この例においても、
中間転写シリンダ102とインプレッションシリンダ1
03と転写紙の搬送経路Aがクリーニング装置112と
現像装置111の下方空間領域B以外の領域に配置され
ているのである。この点は、図6乃至図18に示す実施
例においても同じである。
【0091】図6及び図7に示す実施例では、感光体ド
ラム101と、中間転写シリンダ102と、インプレッ
ションシリンダ103とが、互いに隣接して、ほぼ水平
方向に配列され、これらがそれぞれ矢印方向に回転駆動
される。転写紙は矢印Aで示す方向に搬送されるか、イ
ンプレッションシリンダ103にクランプされる。この
ように、この例においても、感光体ドラム101のまわ
りに配置された乾式型の現像装置111とクリーニング
装置112は、中間転写シリンダ102、インプレッシ
ョンシリンダ103、及び転写紙の搬送経路Aの上側に
位置せず、現像装置111とクリーニング装置112か
ら下方にこぼれ落ちるトナーによって転写紙が汚され、
画像が乱される不具合を阻止できる。
【0092】またこの方式は、湿式現像の場合にも応用
でき、皿現像方式では、図8に示すように、感光体ドラ
ム101、中間転写シリンダ102、インプレッション
シリンダ103を配置して、これらを矢印方向に回転さ
せ、転写紙の搬送経路をAで示すように設定するか、転
写紙をインプレッションシリンダ103にクランプする
ようにする。
【0093】一様に帯電された感光体ドラム101に、
レーザー光110により光書き込みされ静電潜像が形成
され、これが湿式皿現像装置111により顕像化され、
感光体ドラム101上の現像液は、現像装置111のリ
バースローラー134により、スクイーズされる。感光
体ドラム101上のトナー像は、中間転写シリンダ10
2に転写され、その後、感光体ドラム101は、クリー
ニング装置112によりクリーニングされる。
【0094】ここで、リバースローラー134により湿
式現像液をスクイーズするときに、現像液が液垂れする
ことがあるが、湿式皿現像装置111とクリーニング装
置112の下側には、中間転写シリンダ102をインプ
レッションシリンダ103及び転写紙搬送経路Aが存在
しないため、出力画像を乱すことはなく、転写紙上の出
力画像をオリジナルの画像データに忠実に再現すること
ができる。
【0095】また、湿式現像方式のローラー現像方式で
も、各要素101,102,103を図9のように配置
し、その回転方向を図中の矢印方向にすると共に、転写
紙の搬送経路をAで示すようにするか、これをインプレ
ッションシリンダ103にクランプするようにすれば、
湿式ローラー現像装置111から中間転写シリンダ10
2や転写紙への液垂れを防止することができ、結果とし
て中間転写シリンダ102や転写紙を汚すことが無く、
転写紙上の出力画像をオリジナルの画像データに忠実に
再現することができる。
【0096】図10乃至図12に示す実施例において
は、感光体ドラム101の上側に中間転写シリンダ10
2が位置し、この中間転写シリンダ102の上側にイン
プレッションシリンダ103が位置していて、これがそ
れぞれ矢印方向に回転駆動される。転写紙は矢印A方向
に搬送されるか、インプレッションシリンダ103にク
ランプされて、中間転写シリンダ102からトナー像を
二次転写される。
【0097】この例においても、乾式型の現像装置11
1とクリーニング装置112が、中間転写シリンダ10
2とインプレッションシリンダ103及び転写紙の搬送
経路Aの上側に位置しておらず、現像装置111やクリ
ーニング装置112からこぼれ落ちるトナーが中間転写
シリンダ102、インプレッションシリンダ103及び
転写紙上に落下することはなく、転写紙上の画像を乱す
不具合を阻止できる。
【0098】また、この方式も、湿式現像の場合にも応
用することができ、皿現像方式では、感光体ドラム10
1と、中間転写シリンダ102とインプレッションシリ
ンダ103を図13のように配置し、これらの回転方向
を図中の矢印方向にする。転写紙を矢印A方向に搬送
し、又はこれをインプレッションシリンダにクランプし
て、中間転写シリンダ102から転写紙にトナー像を二
次転写する。
【0099】一様に帯電された感光体ドラム101に、
レーザー光110により光書き込みされ静電潜像が形成
され、湿式皿現像装置111により顕像化され、感光体
ドラム101上の現像液は、リバースローラー134に
より、スクイーズされ、感光体ドラム101上のトナー
像は、中間転写シリンダ102に転写され、その後、感
光体ドラム101は、クリーニング装置112によりク
リーニングされる。ここで、リバースローラ134で、
湿式現像装置をスクイーズするときに、現像液が液垂れ
することがあるが、湿式現像装置111とクリーニング
装置112の下側には、中間転写シリンダ102や、イ
ンプレッションシリンダ103及び転写紙は存在しない
ため、出力画像を乱すことはない。
【0100】図10乃至図13に示した実施例では、感
光体ドラム101の真上に中間転写シリンダ102を、
またこの中間転写シリンダ102の真上にインプレッシ
ョンシリンダ103を配置したが、感光体101の斜め
上側に中間転写シリンダ102を配置したり、この中間
転写シリンダ102の斜め上側にインプレッションシリ
ンダ103を配置するようにしてもよい。図14乃至図
17は、感光体ドラム101の新斜め上側に中間転写シ
リンダ102を配置した例を示し、これらの構成によっ
てもクリーニング装置111と現像装置112からのこ
ぼれたトナーが転写紙に付着して、その画像を示す不具
合を防止できる。
【0101】なお、図14及び図15は、乾式型の現像
装置111を、また図16は皿現像方式の湿式型現像装
置111を、さらに図17は湿式ローラー現像装置11
1をそれぞれ用いた例を示している。
【0102】ここで、図10乃至図17に示した実施例
においては、中間転写シリンダ102上のトナー像に熱
を加え、これを溶融させるヒーター132(図1も参
照)、或いは中間転写シリンダ102及びインプレッシ
ョンシリンダ103の間から離れた転写紙上のトナー像
を定着する定着装置128(図1)を、感光体ドラム1
01よりも上方に配置できるので、感光体ドラム101
に与える熱の影響を少なくすることができ、感光体ドラ
ム101の長寿命化を達成できる。
【0103】ところで、図10乃至図17に示したよう
に、感光体ドラム101の上側に中間転写シリンダ10
2を配置し、その上側にインプレッションシリンダ10
3を配置すると、図14に代表して示したように、イン
プレッションシリンダ103の回転中心となる軸線X1
と中間転写シリンダ102の回転中心となる軸線X2と
を結ぶ線L1の、軸線X2を越えた延長線L2と、この
軸線X2と感光体ドラム101の回転中心である軸線X
3とを結ぶ線L3との成す角度αは0°≦α<90°と
なる。図10乃至図13の例では、この角度αが0°と
なるのである。このような角度αをもってインプレッシ
ョンシリンダ103、中間転写シリンダ102、及び感
光体ドラム101が上下関係をもって位置し、かつ感光
体ドラム101が一番下側に位置していると、感光体ド
ラム101の周辺に、現像装置111及びクリーニング
装置112、並びにその他のプロセス機器を配置する大
きなスペースをとることができ、画像形成装置の設計自
由度を高めることができる。
【0104】一方、図18に示す実施例のように、中間
転写シリンダ102の左斜め上側に感光体ドラム101
を配置しても現像装置111とクリーニング装置112
から落下したトナーを転写紙に付着させない効果が得ら
れるが、この実施例の場合には、前述の角度αが90°
より大きくなり、感光体ドラム101の周辺にプロセス
機器を配置するスペースが狭まる。しかも、中間転写シ
リンダ102とインプレッションシリンダ103とのニ
ップ部を転写紙が通過するとき、感光体ドラム101が
転写紙の搬送の障害となるおそれがある。すなわち、図
18に矢印Aで示すように、転写紙を湾曲した経路に沿
って搬送しなければならず、このように転写紙を搬送す
ると、ジャムが発生し易くなる。特に転写紙の厚さが厚
いとき、これを湾曲した経路を搬送させ難い。このよう
な点から、図1乃至図17に示した構成が特に有利であ
り、その際、角度αを0°乃至60°に設定すると、転
写紙の搬送経路を支障なく直線状にすることができ、特
に有利である。
【0105】本発明は、図1及び図2に例示した画像形
成装置以外の画像形成装置にも適用できるものである
が、図1に示した画像形成装置においては、中間転写シ
リンダ102と感光体ドラム101との密着性を高め、
これらの間に不均一なギャップができることを防止で
き、中間転写シリンダ102に転写されたトナー像の濃
度むらやトナーの飛散を防止でき、解像度とドット再現
性に優れた画像を得ることができる利点も得られる。
【0106】なお、このような中間転写回転体を用いる
画像形成装置は、例えば特公昭46−41679号公
報、及び特開昭59−17572号公報などに開示され
ている。
【0107】
【発明の効果】請求項1乃至3に記載の画像形成装置に
よれば、像担持回転体上にトナー像を形成する現像装置
及び、そのトナー像を中間転写回転体に転写した後の像
担持回転体表面を清掃するクリーニング装置からこぼれ
落ちたトナーが中間転写回転体や記録媒体に付着しない
ようにし、像担持回転体に形成したトナー像を忠実に再
現した安定した画像を記録媒体上に形成することができ
る。
【0108】また請求項3に記載の画像形成装置による
と、像担持回転体に対する熱の影響を少なくでき、該回
転体の寿命を延ばすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な画像形成装置の一例を示す
概略図である。
【図2】中間転写シリンダの拡大断面図である。
【図3】本発明一実施例の概略説明図である。
【図4】本発明一実施例の概略説明図である。
【図5】本発明一実施例の概略説明図である。
【図6】本発明一実施例の概略説明図である。
【図7】本発明一実施例の概略説明図である。
【図8】本発明一実施例の概略説明図である。
【図9】本発明一実施例の概略説明図である。
【図10】本発明一実施例の概略説明図である。
【図11】本発明一実施例の概略説明図である。
【図12】本発明一実施例の概略説明図である。
【図13】本発明一実施例の概略説明図である。
【図14】本発明一実施例の概略説明図である。
【図15】本発明一実施例の概略説明図である。
【図16】本発明一実施例の概略説明図である。
【図17】本発明一実施例の概略説明図である。
【図18】本発明一実施例の概略説明図である。
【符号の説明】
111 現像装置 112 クリーニング装置 A 搬送経路 B 下方空間領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像が形成される像担持回転体と、
    その静電潜像をトナー像として可視像化する現像装置
    と、像担持回転体上に形成されたトナー像が転写される
    中間転写回転体と、該中間転写回転体上のトナー像を記
    録媒体に転写するとき、当該記録媒体を中間転写回転体
    に対して加圧する加圧回転体と、中間転写回転体にトナ
    ー像を転写した後の像担持回転体表面を清掃するクリー
    ニング装置とを具備して成る画像形成装置において、 前記中間転写回転体と前記加圧回転体と前記記録媒体の
    搬送経路とを、前記クリーニング装置と現像装置の下方
    空間領域以外の領域に配置したことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 像担持回転体、中間転写回転体及び加圧
    回転体が、互いに隣接してほぼ水平方向に配列されてい
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 像担持回転体の上側に中間転写回転体が
    位置し、該中間転写回転体の上側に加圧回転体が位置し
    ている請求項1に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014095747A (ja) * 2012-11-07 2014-05-22 Konica Minolta Inc 用紙搬送装置、画像形成装置および押し込み量調整方法

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