JP2001235810A - 原稿読み取り装置 - Google Patents

原稿読み取り装置

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JP2001235810A
JP2001235810A JP2000044953A JP2000044953A JP2001235810A JP 2001235810 A JP2001235810 A JP 2001235810A JP 2000044953 A JP2000044953 A JP 2000044953A JP 2000044953 A JP2000044953 A JP 2000044953A JP 2001235810 A JP2001235810 A JP 2001235810A
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fixing
housing
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unit
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JP2000044953A
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Akira Nakajima
章 中島
Takashi Kubo
隆 久保
Genichi Nakao
元一 中尾
Susumu Hashimoto
進 橋本
Kenji Nakanishi
健二 中西
Yasumasa Morimoto
泰正 森本
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置後にユーザがより容易かつ確実に光学ユ
ニットを固定することが可能な原稿読み取り装置を提供
する。 【解決手段】 画像形成装置の移動時に筐体41を持ち
上げると、リフティング検知ロッド9cが開口部10か
ら自重で鉛直下方に突出する。これにより、回動アーム
9bが左回りに回動し、保持アーム9aが鉛直方向に上
昇し、ミラーユニット6を保持する。ミラーユニット6
は光源ユニット5に連結されているので、ミラーユニッ
ト6を保持しただけでスキャナ光学系の全体が固定され
る。次いで、筐体41を台42の上に置いたとき、リフ
ティング検知ロッド9cは下端が台42の上面に当接す
るので筐体41内に押し戻される。これにより、回動ア
ーム9bが右回りに回動し、保持アーム9aが鉛直方向
に下降してスキャナ光学系の固定を解除する。これによ
り自動的にスキャナ1を稼働可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やファクシ
ミリ、プリンタ、複合機などに搭載される、あるいは単
独で用いられる原稿読み取り装置に係り、特に移動式の
光学ユニットを備えた原稿読み取り装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】複写機やファクシミリ、プリンタ、複合
機などに搭載される、あるいは単独で用いられる原稿読
み取り装置として、原稿を走査して原稿情報を光学的に
読み取る移動式の光学ユニットを用いたものが広く知ら
れている。このような光学ユニットは、移動しながら原
稿に光照射を行ってその反射光を受ける光源ユニット
と、光源ユニットに対して所定の速度で移動しながら反
射光を以降の光学系に導くミラーユニットとから構成さ
れるのが一般的である。光学ユニットは構成部品の配置
精度が高いが、可動部分であるために移動負荷が小さく
なるように製造される。従って、装置保護を図るため、
原稿読み取り装置の製造後からユーザ側の設置箇所まで
の運搬や搬送に際しては、光学ユニットを筐体内で動か
ないように固定することが多い。
【0003】従来の光学ユニットの固定方法としては例
えば以下のようなものがある。図6はシャープ社製複写
機AR−5030F/FRの原稿読み取り装置における
光学ユニットの固定方法を示すものである。この方法で
は、装置外装台板101の外側からビス102を用い
て、内部のミラーユニットを装置外装台板101に固定
する。ミラーユニットは光源ユニットと連結されている
ので、ミラーユニットを固定することにより光学ユニッ
ト全体が固定される。
【0004】また、図7はシャープ社製複写機SF−9
550の原稿読み取り装置における光学ユニットの固定
方法を示すものである。この方法では、装置外装台板1
12の外側から固定ジグ113をビス114・114で
取り付け、ミラーユニット111を装置外装台板112
に固定する。そして、必要に応じて固定ジグ113の外
側にさらに防塵マイラー115をビス114・114で
留める。
【0005】光学ユニットのさらに他の固定方法とし
て、光学ユニットと装置外装台板とを布などで縛ること
により光学ユニットを装置外装台板に固定するものもあ
る。上記いずれの方法においても、複写機がユーザ側に
設置された後は、ビスや固定ジグ、布などの留め具を外
すことにより光学ユニットの固定が解除され、原稿読み
取り装置が使用可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の原稿読み取
り装置では、光学ユニットの固定を行う期間がユーザ側
に設置されるまでに限られていた。近年、装置のコンパ
クト化が進行する中で、コンソールタイプの画像形成装
置のように一旦設置した後に移動させないような装置は
少なくなっているので、設置後においても頻繁に原稿読
み取り装置が移動する可能性がある。従って、ユーザ側
での移動時においても、光学ユニットの振動による部品
配置精度の変化や光学ユニットの破壊などを解消するこ
とを配慮する必要がある。
【0007】しかしながら、設置までと同様にして光学
ユニットの固定を行うのは、ビスや固定ジグ、布などを
使用することによる煩雑さを伴うとともに、これら留め
具の保管にも気を使うことになる。また、煩雑であるが
ゆえに確実な固定ができなかったり、固定作業を省略し
たりすることもあり、さらには固定することを忘れてし
まうことも考えられる。これでは装置保護を図ることが
できない。このように、従来の移動式の光学ユニットを
有する原稿読み取り装置においては、容易かつ確実に光
学ユニットを固定することができないという問題があっ
た。
【0008】本発明は上記従来の問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的は、設置後にユーザがより容易か
つ確実に光学ユニットを固定することが可能な原稿読み
取り装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の原稿読み取り装
置は、上記課題を解決するために、移動式の光学ユニッ
トを用いて原稿情報を読み取る原稿読み取り装置におい
て、筐体の移動時に上記光学ユニットを筐体内で固定す
ることが可能な固定手段を有し、上記固定手段は外部か
ら加えられる所定の操作に連動して固定動作を行うこと
を特徴としている。
【0010】上記の発明によれば、原稿読み取り装置
は、移動時に光学ユニットを固定手段により筐体内で固
定することができる。この固定手段は、外部から加えら
れる所定の操作に連動して、例えば筐体を移動させるた
めに決められた箇所を手で掴んだり持ち上げたりする操
作により動力を得る、ユーザの判断で押しボタンが押さ
れることにより電気的な動力を得るなどして固定動作を
行う。光学ユニットを固定するには、固定手段が光学ユ
ニットの少なくとも一部を掴むように保持したり、光学
ユニットの走査時における移動経路上で移動規制を行う
ように光学ユニットに当接したりすればよい。
【0011】このように外部からの所定の操作に連動し
て、予め内蔵された固定手段が光学ユニットを固定する
ので、ビスや固定ジグなどを外部から取り付けるといっ
た煩雑な作業が不要である。また、固定手段の動作を筐
体の移動に伴う操作に連動させた場合には、筐体の移動
時に光学ユニットを固定し忘れることがなく、また固定
手段作動用の押しボタンを設けた場合には、固定すべき
ことがユーザに視覚的に認識されやすいので、固定し忘
れる虞が少なくなる。この結果、設置後にユーザがより
容易かつ確実に光学ユニットを固定することが可能な原
稿読み取り装置を提供することができる。
【0012】さらに本発明の原稿読み取り装置は、上記
課題を解決するために、上記固定手段は、筐体の所定箇
所が設置面から離れたことに連動して上記光学ユニット
を固定し、上記所定箇所が設置面に接触したことに連動
して上記光学ユニットの固定を解除することを特徴とし
ている。
【0013】上記の発明によれば、筐体の最下部など所
定箇所が設置面から離れると固定手段が光学ユニットを
固定し、設置面に接触すると上記固定を解除する。従っ
て、固定手段の動作を筐体の移動に伴う簡単な持ち上げ
操作に連動させることができ、また設置面に接触した状
態では自動的に原稿読み取り装置の稼働が可能になる。
これにより、ユーザは光学ユニットの固定を特に意識し
なくても移動の際の装置保護を図ることができるととも
に、固定解除の作業も必要ない。
【0014】さらに本発明の原稿読み取り装置は、上記
課題を解決するために、上記固定手段は、筐体に設けら
れた持ち上げ用の取っ手を掴むことに連動して上記光学
ユニットを固定し、上記取っ手を離すことに連動して上
記光学ユニットの固定を解除することを特徴としてい
る。
【0015】上記の発明によれば、筐体の窪みや側面な
どに設けられた持ち上げ用の取っ手を掴むと固定手段が
光学ユニットを固定し、取っ手を離すと上記固定を解除
する。従って、固定手段の動作を筐体の移動に伴う簡単
な持ち上げ操作に連動させることができ、また取っ手を
離した状態では自動的に原稿読み取り装置の稼働が可能
になる。これにより、ユーザは光学ユニットの固定を特
に意識しなくても移動の際の装置保護を図ることができ
るとともに、固定解除の作業も必要ない。
【0016】さらに本発明の原稿読み取り装置は、上記
課題を解決するために、上記固定手段は、主電源の遮断
操作に連動して上記光学ユニットを固定し、主電源の投
入操作に連動して上記光学ユニットの固定を解除するこ
とを特徴としている。
【0017】上記の発明によれば、主電源を遮断すると
固定手段が光学ユニットを固定し、主電源を投入すると
上記固定を解除する。従って、固定手段の動作を筐体の
移動に際し前もって行われる主電源の遮断操作に連動さ
せることができ、また設置状態で行われる主電源の投入
操作を利用して固定を解除し、原稿読み取り装置の稼働
が可能になる。これにより、ユーザは光学ユニットの固
定を特に意識しなくても移動の際の装置保護を図ること
ができるとともに、固定解除専用の作業も必要ない。さ
らに、設置状態であっても原稿読み取り装置を使用しな
い期間には、主電源の遮断により光学ユニットが固定さ
れるので、装置保護がより確実になる。
【0018】さらに本発明の原稿読み取り装置は、上記
課題を解決するために、原稿台を覆うために開閉可能に
設けられた原稿カバーを有し、上記固定手段は、上記原
稿カバーが閉じられた状態で回動されることにより筐体
内に挿入されて上記光学ユニットを固定するよう上記原
稿カバーに設けられることを特徴としている。
【0019】上記の発明によれば、原稿読み取り装置に
原稿カバーが設けられている場合に、原稿カバーに固定
手段を備える。固定手段は原稿カバーが閉じられた状態
で回動されると筐体内に挿入されて光学ユニットを固定
する。原稿カバーを有する構成の原稿読み取り装置で
は、筐体を移動させる際に前もって原稿カバーを閉じる
ことが多い。従って、原稿カバーに固定手段を備えてお
くことにより、原稿カバーが閉じられた状態では固定手
段を動作させるハンドルや押しボタンなどの存在によっ
て光学ユニットを固定すべきことがユーザに視覚的に認
識されやすいので、固定し忘れる虞は少ない。これによ
り、ユーザは固定手段を回動するという簡単な操作で確
実に光学ユニットの固定を行うことができる。
【0020】さらに本発明の原稿読み取り装置は、上記
課題を解決するために、上記固定手段は、上記光学ユニ
ットの移動休止時の待避位置で上記光学ユニットを固定
することを特徴としている。
【0021】上記の発明によれば、光学ユニットの移動
休止時の待避位置、すなわちホームポジションで固定手
段が光学ユニットを固定する。従って、原稿読み取り装
置の移動時には、電源遮断により光学ユニットが必ずホ
ームポジションに復帰しているので、固定位置はこの状
態に適したものとなる。また、固定手段は常に同一箇所
に向けて動作すればよいので、その移動機構が簡略化さ
れる。
【0022】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の原稿読
み取り装置を具現する実施の一形態について図1ないし
図3に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0023】図3に、本実施の形態の原稿読み取り装置
を備えた画像形成装置の構成を示す。画像形成装置とし
ては、複写機やプリンタ、複合機などが可能である。同
図に示すように、画像形成装置はスキャナ1、画像形成
部2、および用紙搬送部3を有している。原稿読み取り
装置としてのスキャナ1は、上面に透明なガラスなどか
らなる原稿台4を有している。この原稿台4の下方に
は、移動式の光学ユニットとしてのスキャナ光学系が配
されている。このスキャナ光学系は原稿台4上に載置さ
れる原稿に走査しながら光を照射する光源ユニット5、
原稿からの反射光を以降の光学系に導くミラーユニット
6、ミラーユニット6からの反射光を集光するスルーレ
ンズ7、およびスルーレンズ7によって結像される光学
像を電気信号に変換するCCD8を有している。
【0024】光源ユニット5およびミラーユニット6は
可動部であって、両者の移動速度比が2:1となるよう
に1つのモータからの動力がギアやプーリ、ベルトなど
を介して伝達される。光源ユニット5は露光用ランプ5
aと第1反射ミラー5bとを有しており、露光用ランプ
5aから出射され原稿で反射された光を第1反射ミラー
5bで反射する。ミラーユニット6は第2反射ミラー6
aと第3反射ミラー6bとを有しており、第1反射ミラ
ー5bで反射された光を順次第2反射ミラー6a、第3
反射ミラー6bで反射し、スルーレンズ7へ導く。
【0025】画像形成部2は電子写真方式により画像を
形成するものであり、感光体11、主帯電器12、レー
ザスキャニングユニット13(以下、LSUと称す
る)、現像装置14、転写チャージャ15、クリーニン
グ装置16、および除電装置17を有している。感光体
11はドラム形状をなしていて矢印方向に回転駆動さ
れ、画像形成プロセス開始とともに主帯電器12によっ
て表面が所定の電位に帯電される。前記CCD8によっ
て読み取られた原稿の画像データは画像処理が施された
後、LSU13によりレーザ光として帯電した感光体1
1の表面に照射され、感光体11表面には静電潜像が形
成される。
【0026】レーザ光によって露光された感光体11表
面の静電潜像は現像装置14によってトナーで可視像に
現像される。現像装置14は、現像ローラによって現像
剤を感光体11に供給する現像槽14aと、現像槽14
aにトナーを補給するトナーホッパー14bとを有して
いる。感光体11上のトナー像は転写チャージャ15の
位置で転写紙に転写される。転写プロセス後に感光体1
1表面に残留したトナーはクリーニング装置16によっ
て除去され、さらに感光体11表面が除電装置17によ
って除電され初期化される。
【0027】また、用紙搬送部3は、用紙カセット2
1、手差しトレイ22、搬送路23・24・25・2
6、定着装置27、および排紙トレイ28を有してい
る。用紙カセット21には転写紙が収められ、用紙カセ
ット21の先端部に設けられた半月状ローラ29によっ
て転写紙が搬送路23に供給される。手差しトレイ22
から供給された転写紙は半月状ローラ30によって搬送
路24を経て搬送路23に供給される。搬送路23に
は、搬送上流側から下流側に向かって転写紙の通過を検
知するための図示しないレジスト前検知スイッチ、およ
び上記レジスト前検知スイッチの信号を基に感光体11
上のトナー像と転写紙との位置合わせを行うレジストロ
ーラ対31が配置されている。トナー像が転写された転
写紙は搬送路25を通して定着装置27に送られる。
【0028】定着装置27は、転写紙上のトナー像を熱
により定着させる上定着ローラ27aと、上定着ローラ
27a側に圧接して転写紙を加圧する下定着ローラ27
bとを有している。搬送路26には、転写紙が定着装置
27を通過したことを検知する図示しない定着紙検知ス
イッチ、転写紙を排出するための排紙ローラ対32、お
よび転写紙が排紙ローラ対32の前まで到達したことを
検知する図示しない排紙検知スイッチが配置されてお
り、定着が終了した転写紙は排紙ローラ対32によって
排紙トレイ28に排出される。
【0029】次に、上記の構成の画像形成装置を移動さ
せる、すなわちスキャナ1を移動させるときの、スキャ
ナ光学系の固定機構について説明する。図1(a),
(b)に、画像形成装置においてスキャナ1に付加した
スキャナ光学系の固定手段9の構成を説明する断面図を
示す。両図では、便宜上、画像形成部2および用紙搬送
部3の一部の図示を省略してある。画像形成装置はスキ
ャナ1から最下部に至るまで鉛直方向に平坦な壁面を有
する筐体41で覆われており、本実施の形態ではこのよ
うなほぼ箱型をした筐体41の形状を利用して固定手段
9を設けている。
【0030】両図に示すように固定手段9は保持アーム
9a、回動アーム9b、およびリフティング検知ロッド
9cから構成される。保持アーム9aはスキャナ光学系
の移動方向に沿った断面が鉛直上方側が開口部となる略
コの字形状をなし、スキャナ光学系が移動休止時の待避
位置、すなわちホームポジションにあるときに、コの字
の内面でミラーユニット6を挟持することにより保持す
ることが可能である。コの字のうち第2反射ミラー6a
および第3反射ミラー6bの反射面側に対向する部分
は、第3反射ミラー6bの下端部分にのみ当接してい
る。これは水平方向を縦に見てハの字状に傾斜配置され
ている第2および第3反射ミラー6a・6bの反射面を
傷つけないようにするためである。また、上記反射面と
反対側に対向する部分は、第2および第3反射ミラー6
a・6bの双方に当接して保持力を確保するために、反
射面側より鉛直方向の寸法が大きく設定されている。コ
の字の下端からは鉛直下方に支持軸が延設されている。
【0031】回動アーム9bは、筐体41に固定された
軸を中心として回動自在に設けられたものである。その
一端は保持アーム9aの支持軸の下端近傍と回転軸を介
して連結されており、他端は後述するリフティング検知
ロッド9cの最上端近傍と回転軸を介して連結されてい
る。リフティング検知ロッド9cは下端部分が開放端に
なっており、筐体41の最下部に設けられた開口部10
から自重によって、所定範囲内にある当接物によって遮
られるまで突出するようになっている。すなわち、画像
形成装置を移動させるために筐体41を持ち上げた際、
リフティング検知ロッド9cが筐体41の下面から突出
することによって回動アーム9bを左回りに回動させ、
保持アーム9aを上昇させる。なお、上述した保持アー
ム9a、回動アーム9b、およびリフティング検知ロッ
ド9cのそれぞれは棒状のものでもよいが、水平面内で
スキャナ光学系の走査方向と直交する方向に奥行きを有
していても構わない。
【0032】上記の構成の固定手段9の動作について説
明する。ユーザ側に設置された後の画像形成装置をユー
ザが移動させるときには、ユーザが画像形成装置を今ま
で設置していた場所から移動させるために筐体41を持
ち上げるので、図1(a)に示すように、リフティング
検知ロッド9cが筐体41の最下部の開口部10から自
重で鉛直下方に突出する。これにより、回動アーム9b
が図中左回りに回動し、保持アーム9aが鉛直方向に上
昇する。リフティング検知ロッド9cの突出量が充分で
あれば保持アーム9aは所定の位置に達してミラーユニ
ット6を保持することができる。ミラーユニット6は前
述したように光源ユニット5に連結されているので、ミ
ラーユニット6を保持しただけでスキャナ光学系の全体
が固定される。このように、固定手段9は画像形成装置
の所定箇所、ここでは下面が設置面から離れたことに連
動してスキャナ光学系を固定する。すなわち、筐体41
を持ち上げるという、外部から加えられる所定の操作に
連動して動力を得て固定動作を行う。
【0033】次いで、同図(b)に示すように、画像形
成装置を移動先の位置に設置するために筐体41をテー
ブルなどの台42の上に置いたとき、リフティング検知
ロッド9cは下端が台42の上面、すなわち設置面に当
接するので筐体41内に押し戻される。これにより、回
動アーム9bが図中右回りに回動し、保持アーム9aが
鉛直方向に下降してスキャナ光学系の固定が解除され
る。この場合、保持アーム9aは所定の待避位置に戻
り、スキャナ光学系を図2に示すように移動させてもこ
れに干渉しないようになっている。すなわち同図に示す
ように筐体41の最下部が設置面に接触するだけで、自
動的にスキャナ1が稼働可能になる。
【0034】このように、本実施の形態の原稿読み取り
装置によれば、外部からの所定の操作に連動して、予め
内蔵された固定手段9がスキャナ光学系を固定するの
で、ビスや固定ジグなどを外部から取り付けるといった
煩雑な作業が不要である。また、固定手段9の動作が筐
体41の移動に伴う操作に連動しているので、筐体41
の移動時にスキャナ光学系を固定し忘れることがない。
従って、ユーザはスキャナ光学系の固定を特に意識しな
くても移動の際の装置保護を図ることができるととも
に、固定解除の作業も必要ない。この結果、設置後にユ
ーザはより容易かつ確実にスキャナ光学系を固定するこ
とができる。
【0035】さらに、固定手段9はスキャナ光学系がホ
ームポジションにあるときに固定を行う。スキャナ1の
移動時には、電源遮断によりスキャナ光学系が必ずホー
ムポジションに復帰しているので、固定位置はこの状態
に適したものとなる。また、固定手段9は常に同一箇所
に向けて動作すればよいので、その移動機構が上例のよ
うに簡略化される。
【0036】なお、上述した図1(a)では、保持アー
ム9aが上昇する距離はリフティング検知ロッド9cの
突出距離、すなわち筐体41の設置面からの持ち上げ高
さに依存する。従って、筐体41の持ち上げ高さが不充
分でリフティング検知ロッド9cの突出距離が小さく、
保持アーム9aが所定の保持位置まで上昇しない虞があ
るときには、回動アーム9bの保持アーム9a側に延び
るストロークを大きくするなどして保持アーム9aの上
昇率を調整することができるようにすればよい。
【0037】また、上記の画像形成装置の移動はユーザ
側に設置された後におけるものを想定したが、これに限
らず、画像形成装置が工場から出荷されてからユーザ側
に設置されるまでの運搬および搬送時においてダンボー
ル箱などに梱包されている状態であっても固定手段9に
よるスキャナ光学系の固定は可能である。この場合は画
像形成装置の最下部を梱包材の中で所定距離だけ浮かせ
て、筐体41を持ち上げた場合と等価な状態を作ればよ
い。
【0038】さらに、本実施の形態では原稿読み取り装
置が画像形成装置に搭載されている場合を例に挙げた
が、固定手段9が動作可能な大きさの筐体41であれば
単体の原稿読み取り装置やファクシミリの原稿読み取り
装置にも本発明を適用することができる。
【0039】〔実施の形態2〕本発明の原稿読み取り装
置を具現する他の実施の形態について図4に基づいて説
明すれば以下の通りである。なお、前記実施の形態1で
説明した構成要素と同一の構成要素については同一の符
号を付し、その説明を省略する。
【0040】図4(a),(b)に本実施の形態の原稿
読み取り装置を備えた画像形成装置の断面図を示す。画
像形成装置としては、複写機やプリンタ、複合機などが
可能である。この画像形成装置は、原稿読み取り装置と
してのスキャナ51の原稿台4およびスキャナ光学系が
実施の形態1で述べたスキャナ1と同一のものである。
また、画像形成部2および用紙搬送部3の各構成要素も
同一であるが、定着まで終了した転写紙が、画像形成部
2の横、かつスキャナ51の下方に設けた空間を排紙に
用いるように各構成要素を配置した点が相違する。従っ
て、画像形成装置の筐体52は、同図に示すように鉛直
断面が略コの字形状をなしている。
【0041】筐体52が上述したような形状であるた
め、画像形成装置を移動させるときにはコの字の窪んだ
部分を手で掴むことが多い。本実施の形態ではこれを利
用して、コの字の窪みの所定箇所を手で掴むことに連動
してスキャナ光学系を固定する。図4(a)に示すよう
に、スキャナ51はスキャナ光学系を固定することが可
能な固定手段53を有している。固定手段53は係止部
53a、バネ53b、および取っ手53cから構成され
る。
【0042】係止部53aは筐体52に固定された軸を
中心に回動可能であって、一端に係止爪が設けられてい
る。係止爪は係止部53aが左回りに回動したときに、
ホームポジションにあるミラーユニット6の第3反射ミ
ラー6bの反射面側下端部分に当接し、スキャナ光学系
の移動を規制する。係止部53aの他端はバネ53bの
一端に接続されており、バネ53bの他端は取っ手53
cの一端に接続されている。取っ手53cの他端は筐体
52に固定された軸に取り付けられており、取っ手53
cはこの軸を中心に回動可能である。取っ手53cは、
筐体52を持ち上げる際に手が入るよう筐体52の前述
したコの字断面における内側上面かつ筐体52の側面側
に形成された凹部54の中に設けられている。取っ手5
3cの下面にはバネ53bとの接続側の一端に指先が引
っ掛かる図示しない窪みが形成されている。
【0043】同図(a)の場合は筐体52を手で掴んだ
状態であり、取っ手53cのバネ53bとの接続側が指
先で下方に引き下げられることにより係止部53aが左
回りに回動し、係止爪が第3反射ミラー6bに係止して
いる。このとき、スキャナ光学系の全体が固定される。
これに対し、同図(b)の場合は手が取っ手53cに触
れない状態であり、係止部53aの係止爪付近が図示し
ない付勢手段によって付勢されていることにより右回り
に回動して、取っ手53cのバネ53bとの接続側が上
方に引き上げられる。これにより係止爪は第3反射ミラ
ー6bから離れ、スキャナ光学系の固定が解除される。
なお、このように連動される限りは、取っ手53cが筐
体52の側面に設けられていても構わない。
【0044】従って、固定手段53の動作を筐体52の
移動に伴う簡単な持ち上げ操作に連動させることがで
き、また取っ手53cを離した状態では自動的にスキャ
ナ51の稼働が可能になる。これにより、ユーザはスキ
ャナ光学系の固定を特に意識しなくても移動の際の装置
保護を図ることができるとともに、固定解除の作業も必
要ない。
【0045】また、上記の画像形成装置の移動はユーザ
側に設置された後におけるものを想定したが、これに限
らず、画像形成装置が工場から出荷されてからユーザ側
に設置されるまでの運搬および搬送時においてダンボー
ル箱などに梱包されている状態であっても固定手段53
によるスキャナ光学系の固定は可能である。この場合は
取っ手53cのバネ53bとの接続側を下方へ引っ張っ
てテープ留めするなどして、取っ手53cを手で掴んだ
場合と等価な状態を作ればよい。
【0046】なお、係止部53aの動作を手で掴む操作
に連動させて行うことの他に、ソレノイドなどで係止部
53aを回動可能にしておき、筐体52の上面や側面に
設けた押しボタンを押す操作によって電気的に係止部5
3aを作動させるようにしてもよい。この場合は、上例
のようにバネ53bや取っ手53cを用いなくともよい
という利点がある。また、係止部53a、バネ53b、
および取っ手53cから構成される固定手段53に対し
て取っ手53cをソレノイドなどで電気的に作動させて
も構わない。このような固定動作は画像形成装置の移動
操作に必然的に伴うものではないが、押しボタンの存在
によってスキャナ光学系を固定すべきことがユーザに視
覚的に認識されやすいので、固定し忘れる虞は少ない。
固定動作を必然的なものとしたい場合には、上記の押し
ボタンと同等の機能を取っ手53cに与えればよい。
【0047】さらに上記のようにソレノイドなどを用い
て電気的に固定動作を行う場合は、画像形成装置の主電
源を遮断すると固定手段53がスキャナ光学系を固定
し、主電源を投入すると上記固定を解除するようにして
もよい。この場合、固定手段53の動作を筐体52の移
動に際し前もって行われる主電源の遮断操作に連動させ
ることができ、また設置状態で行われる主電源の投入操
作を利用して固定を解除し、スキャナ51の稼働が可能
になる。これにより、ユーザはスキャナ光学系の固定を
特に意識しなくても移動の際の装置保護を図ることがで
きるとともに、固定解除専用の作業も必要ない。さら
に、設置状態であってもスキャナ51を使用しない期間
には、主電源の遮断によりスキャナ光学系が固定される
ので、装置保護がより確実になる。
【0048】さらに、本実施の形態では原稿読み取り装
置が画像形成装置に搭載されている場合を例に挙げた
が、固定手段53が動作可能な大きさの筐体52であれ
ば単体の原稿読み取り装置やファクシミリ装置の原稿読
み取り装置にも本発明を適用することができる。
【0049】〔実施の形態3〕本発明の原稿読み取り装
置を具現するさらに他の実施の形態について図5に基づ
いて説明すれば以下の通りである。なお、前記実施の形
態1および2で説明した構成要素と同一の構成要素につ
いては同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0050】本実施の形態における原稿読み取り装置
は、実施の形態1および2で述べたスキャナ51と同一
の原稿台4およびスキャナ光学系を備えている他に、図
5(a),(b)に示すように原稿カバー62を有した
スキャナ61である。このスキャナ61は単体で使用さ
れるものでもよいし、前述のように画像形成装置やファ
クシミリ装置に搭載されるものでもよい。原稿カバー6
2は原稿台4を開閉するために設けられており、さらに
この原稿カバー62の内側に固定手段63が備えられて
いる。
【0051】固定手段63は原稿カバー62に固定され
た軸を中心に回動可能であり、回動動作は、原稿カバー
62の側面に配置されるハンドルを手動で操作すること
や、押しボタンなどを押す操作に連動して得られる電気
的動力によって行われる。固定手段63は、同図(b)
に示すように、使用しないときは原稿カバー62面に平
行な向きとされる。そして、同図(a)に示すように、
原稿カバー62が閉じられた状態で回動されると原稿台
4に設けられた開口部から固定手段63が筐体64内に
挿入され、ホームポジションにある光源ユニット5の露
光用ランプ5aに走査方向下流側から当接して光源ユニ
ット5を固定する。光源ユニット5が固定されることで
スキャナ光学系全体が固定される。固定手段63はスキ
ャナ光学系を固定することが目的であるので、光源ユニ
ット5あるいはミラーユニット6のいずれかの部品に接
触してこの移動を規制することができればどのような形
状でも構わない。
【0052】このような構成のスキャナ51では、筐体
64を移動させる際に前もって原稿カバー62を閉じる
ことが多い。従って、上記のように原稿カバー62に固
定手段63を備えておくことにより、原稿カバー62が
閉じられた状態では固定手段63を動作させるハンドル
や押しボタンなどの存在によってスキャナ光学系を固定
すべきことがユーザに視覚的に認識されやすいので、固
定し忘れる虞は少ない。これにより、ユーザは固定手段
63を回動するという簡単な操作で確実にスキャナ光学
系の固定を行うことができる。
【0053】また、スキャナ61が工場から出荷されて
からユーザ側に設置されるまでの運搬および搬送時にお
いてダンボール箱などに梱包されている状態であっても
固定手段63を同図(a)のように回動しておくことに
よりスキャナ光学系の固定は可能である。
【0054】
【発明の効果】本発明の原稿読み取り装置は、以上のよ
うに、筐体の移動時に光学ユニットを筐体内で固定する
ことが可能な固定手段を有し、上記固定手段は外部から
加えられる所定の操作に連動して固定動作を行う構成で
ある。
【0055】それゆえ、固定手段は、例えば筐体を移動
させるために決められた箇所を手で掴んだり持ち上げた
りする操作により動力を得る、ユーザの判断で押しボタ
ンが押されることにより電気的な動力を得るなどして固
定動作を行う。このように外部からの所定の操作に連動
して、予め内蔵された固定手段が光学ユニットを固定す
るので、ビスや固定ジグなどを外部から取り付けるとい
った煩雑な作業が不要である。また、固定手段の動作を
筐体の移動に伴う操作に連動させた場合には、筐体の移
動時に光学ユニットを固定し忘れることがなく、また固
定手段作動用の押しボタンを設けた場合には、固定すべ
きことがユーザに視覚的に認識されやすいので、固定し
忘れる虞が少なくなる。
【0056】この結果、設置後にユーザがより容易かつ
確実に光学ユニットを固定することが可能な原稿読み取
り装置を提供することができるという効果を奏する。
【0057】さらに本発明の原稿読み取り装置は、以上
のように、上記固定手段は、筐体の所定箇所が設置面か
ら離れたことに連動して上記光学ユニットを固定し、上
記所定箇所が設置面に接触したことに連動して上記光学
ユニットの固定を解除する構成である。
【0058】それゆえ、固定手段の動作を筐体の移動に
伴う簡単な持ち上げ操作に連動させることができ、また
設置面に接触した状態では自動的に原稿読み取り装置の
稼働が可能になる。これにより、ユーザは光学ユニット
の固定を特に意識しなくても移動の際の装置保護を図る
ことができるとともに、固定解除の作業も必要ないとい
う効果を奏する。
【0059】さらに本発明の原稿読み取り装置は、以上
のように、上記固定手段は、筐体に設けられた持ち上げ
用の取っ手を掴むことに連動して上記光学ユニットを固
定し、上記取っ手を離すことに連動して上記光学ユニッ
トの固定を解除する構成である。
【0060】それゆえ、固定手段の動作を筐体の移動に
伴う簡単な持ち上げ操作に連動させることができ、また
取っ手を離した状態では自動的に原稿読み取り装置の稼
働が可能になる。これにより、ユーザは光学ユニットの
固定を特に意識しなくても移動の際の装置保護を図るこ
とができるとともに、固定解除の作業も必要ないという
効果を奏する。
【0061】さらに本発明の原稿読み取り装置は、以上
のように、上記固定手段は、主電源の遮断操作に連動し
て上記光学ユニットを固定し、主電源の投入操作に連動
して上記光学ユニットの固定を解除する構成である。
【0062】それゆえ、固定手段の動作を筐体の移動に
際し前もって行われる主電源の遮断操作に連動させるこ
とができ、また設置状態で行われる主電源の投入操作を
利用して固定を解除し、原稿読み取り装置の稼働が可能
になる。これにより、ユーザは光学ユニットの固定を特
に意識しなくても移動の際の装置保護を図ることができ
るとともに、固定解除専用の作業も必要ないという効果
を奏する。さらに、設置状態であっても原稿読み取り装
置を使用しない期間には、主電源の遮断により光学ユニ
ットが固定されるので、装置保護がより確実になるとい
う効果を奏する。
【0063】さらに本発明の原稿読み取り装置は、以上
のように、原稿台を覆うために開閉可能に設けられた原
稿カバーを有し、上記固定手段は、上記原稿カバーが閉
じられた状態で回動されることにより筐体内に挿入され
て上記光学ユニットを固定するよう上記原稿カバーに設
けられる構成である。
【0064】それゆえ、原稿カバーに固定手段を備えて
おくことにより、原稿カバーが閉じられた状態では固定
手段を動作させるハンドルや押しボタンなどの存在によ
って光学ユニットを固定すべきことがユーザに視覚的に
認識されやすいので、固定し忘れる虞は少ない。これに
より、ユーザは固定手段を回動するという簡単な操作で
確実に光学ユニットの固定を行うことができるという効
果を奏する。
【0065】さらに本発明の原稿読み取り装置は、以上
のように、上記固定手段は、上記光学ユニットの移動休
止時の待避位置で上記光学ユニットを固定する構成であ
る。
【0066】それゆえ、原稿読み取り装置の移動時に
は、電源遮断により光学ユニットが必ずホームポジショ
ンに復帰しているので、固定位置はこの状態に適したも
のとなるという効果を奏する。また、固定手段は常に同
一箇所に向けて動作すればよいので、その移動機構が簡
略化されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は、本発明の実施の一形態
における原稿読み取り装置の構成と固定手段の動作とを
示す断面図である。
【図2】図1の原稿読み取り装置の稼働状態を示す断面
図である。
【図3】図1の原稿読み取り装置が搭載された画像形成
装置の構成を示す断面図である。
【図4】(a)および(b)は、本発明の他の実施の形
態における原稿読み取り装置の構成と固定手段の動作と
を示す断面図である。
【図5】(a)および(b)は、本発明のさらに他の実
施の形態における原稿読み取り装置の構成と固定手段の
動作とを示す断面図である。
【図6】従来の原稿読み取り装置における光学ユニット
の固定方法の一例を示す説明図である。
【図7】従来の原稿読み取り装置における光学ユニット
の固定方法の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 スキャナ(原稿読み取り装置) 4 原稿台 5 光源ユニット(光学ユニット) 6 ミラーユニット(光学ユニット) 9 固定手段 9a 保持アーム 9b 回動アーム 9c リフティング検知ロッド 41 筐体 51 スキャナ(原稿読み取り装置) 52 筐体 53 固定手段 53a 係止部 53b バネ 53c 取っ手 61 スキャナ(原稿読み取り装置) 62 原稿カバー 63 固定手段 64 筐体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中尾 元一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 橋本 進 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中西 健二 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 森本 泰正 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H108 AA01 CB01 JA00 5C072 AA01 BA02 DA01 LA07 MA10 XA01 XA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動式の光学ユニットを用いて原稿情報を
    読み取る原稿読み取り装置において、 筐体の移動時に上記光学ユニットを筐体内で固定するこ
    とが可能な固定手段を有し、上記固定手段は外部から加
    えられる所定の操作に連動して固定動作を行うことを特
    徴とする原稿読み取り装置。
  2. 【請求項2】上記固定手段は、筐体の所定箇所が設置面
    から離れたことに連動して上記光学ユニットを固定し、
    上記所定箇所が設置面に接触したことに連動して上記光
    学ユニットの固定を解除することを特徴とする請求項1
    に記載の原稿読み取り装置。
  3. 【請求項3】上記固定手段は、筐体に設けられた持ち上
    げ用の取っ手を掴むことに連動して上記光学ユニットを
    保持し、上記取っ手を離すことに連動して上記光学ユニ
    ットの保持を解除することを特徴とする請求項1に記載
    の原稿読み取り装置。
  4. 【請求項4】上記固定手段は、主電源の遮断操作に連動
    して上記光学ユニットを固定し、主電源の投入操作に連
    動して上記光学ユニットの固定を解除することを特徴と
    する請求項1に記載の原稿読み取り装置。
  5. 【請求項5】原稿台を覆うために開閉可能に設けられた
    原稿カバーを有し、上記固定手段は、上記原稿カバーが
    閉じられた状態で回動されることにより筐体内に挿入さ
    れて上記光学ユニットを固定するよう上記原稿カバーに
    設けられることを特徴とする請求項1に記載の原稿読み
    取り装置。
  6. 【請求項6】上記固定手段は、上記光学ユニットの移動
    休止時の待避位置で上記光学ユニットを固定することを
    特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の原稿読
    み取り装置。
JP2000044953A 2000-02-22 2000-02-22 原稿読み取り装置 Pending JP2001235810A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7864382B2 (en) 2006-06-21 2011-01-04 Kyocera Mita Corporation Image-reading apparatus and image-forming apparatus
US8654413B2 (en) 2011-06-30 2014-02-18 Kyocera Document Solutions Inc. Reader and image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7864382B2 (en) 2006-06-21 2011-01-04 Kyocera Mita Corporation Image-reading apparatus and image-forming apparatus
US8654413B2 (en) 2011-06-30 2014-02-18 Kyocera Document Solutions Inc. Reader and image forming apparatus

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