JP2001235626A - 光学部材 - Google Patents

光学部材

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JP2001235626A
JP2001235626A JP2000045909A JP2000045909A JP2001235626A JP 2001235626 A JP2001235626 A JP 2001235626A JP 2000045909 A JP2000045909 A JP 2000045909A JP 2000045909 A JP2000045909 A JP 2000045909A JP 2001235626 A JP2001235626 A JP 2001235626A
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Yasushi Takahashi
寧 高橋
Masayuki Satake
正之 佐竹
Yuji Saiki
雄二 済木
Takamori Shoda
位守 正田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打抜き加工の際に粘着層がはみ出しにくく切
断面における粘着剤のはみ出し付着が少なくて取扱時に
糊汚染や糊欠けが生じにくい光学部材の開発。 【解決手段】 打抜き加工が可能な光学素材(1)に粘
着層(2)を設けてなり、それを打抜き加工した際にそ
の切断面において粘着層以外の部分に付着する粘着剤の
面積が粘着層の面積の20%以下である光学部材。 【効果】 切断面における粘着剤のはみ出し付着が少な
く検査や積み重ね梱包の際などの取扱時にはみ出し付着
の粘着剤による別の光学部材の糊汚染や、はみ出し付着
の粘着剤に随伴した糊欠けが生じにくくて表示阻害を生
じにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、光学素材に設けた粘着層
が打抜き加工の際にはみ出しにくく切断面における粘着
剤のはみ出し付着が少ない光学部材に関する。
【0002】
【発明の背景】液晶表示装置(LCD)の形成などに用
いられる偏光板や位相差板等の光学素材は、品質のバラ
ツキ防止やLCD組立等の効率化などを目的に例えば偏
光板に液晶セル等の他部材と接着するための粘着層を予
め付設したものや、偏光板と位相差板を粘着層を介して
予め積層した楕円偏光板などの如く、予め光学素材に粘
着層を設けてなる光学部材として実用に供される。その
場合、光学部材は長尺の状態で製造されそれを用途に応
じた各種のサイズに型抜き装置等を介し打抜き加工して
実用品とされる。
【0003】しかしながら従来の光学部材では打抜き加
工の際に粘着層がはみ出して切断面の他部分に付着する
量が多い問題点があった。かかる切断面に付着した粘着
剤は、光学部材を検査したりそれを積み重ねて梱包する
際などに別の光学部材に接触して移着し糊汚染を生じさ
せたり、その移着の際に粘着層が糸引き状に引き出され
て糊欠けを生じさせたりし、その糊汚染や糊欠けは外観
異常等の表示阻害の原因となる。
【0004】
【発明の技術的課題】本発明は、打抜き加工の際に粘着
層がはみ出しにくく切断面における粘着剤のはみ出し付
着が少なくて取扱時に糊汚染や糊欠けが生じにくい光学
部材の開発を課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】本発明は、打抜き加工が可能な光学
素材に粘着層を設けてなり、それを打抜き加工した際に
その切断面において粘着層以外の部分に付着する粘着剤
の面積が粘着層の面積の20%以下であることを特徴と
する光学部材を提供するものである。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、光学部材を打抜き加工
する際に粘着層がはみ出しにくくて切断面における粘着
剤のはみ出し付着が少なく、検査や積み重ね梱包の際な
どの取扱時にはみ出し付着の粘着剤による別の光学部材
の糊汚染や、はみ出し付着の粘着剤に随伴した糊欠けが
生じにくくて表示阻害を生じにくい光学部材を得ること
ができる。
【0007】
【発明の実施形態】本発明による光学部材は、打抜き加
工が可能な光学素材に粘着層を設けてなり、それを打抜
き加工した際にその切断面において粘着層以外の部分に
付着する粘着剤の面積が粘着層の面積の20%以下であ
るものからなる。その例を図1に示した。1が光学素
材、2が粘着層であり、3はセパレータである。
【0008】光学素材としては、例えば偏光板や位相差
板、輝度向上板や防眩シート等の液晶表示装置の形成な
どに用いられる打抜き加工が可能な適宜なものを使用で
き、その種類について特に限定はない。ちなみに前記偏
光板の具体例としては、ポリビニルアルコール系フィル
ムや部分ホルマール化ポリビニルアルコール系フィル
ム、エチレン・酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フィル
ムの如き親水性高分子フィルムにヨウ素及び/又は二色
性染料を吸着させて延伸したもの、ポリビニルアルコー
ルの脱水処理物やポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物の如き
ポリエン配向フィルムからなる偏光フィルムなどがあげ
られる。
【0009】また偏光板は、前記偏光フィルムの片側又
は両側に透明保護層を有するものなどであってもよい。
その透明保護層の形成には、透明性や機械的強度、熱安
定性や水分遮蔽性等に優れるポリマーなどが好ましく用
いられる。ちなみにその例としては、ポリエステル系や
アセテート系、ポリエーテルスルホン系やポリカーボネ
ート系、ポリアミド系やポリイミド系、ポリオレフィン
系やアクリル系、ポリビニルアルコール系やポリスチレ
ン系、ポリアリレート系等のポリマー、あるいはアクリ
ル系やウレタン系、アクリルウレタン系やエポキシ系や
シリコーン系等の熱や紫外線等による硬化型ポリマーな
どがあげられる。
【0010】透明保護層は、ポリマーの塗布方式やフィ
ルムとしたものの積層方式などの適宜な方式で形成して
よく、厚さは適宜に決定してよい。一般には200μm
以下、就中1〜150μm、特に5〜100μmの厚さと
される。なお透明保護層は、拡散性や防眩性等の付与を
目的にそれに透明粒子を含有させて表面に微細凹凸構造
を有するものとすることもできる。その透明粒子として
は、例えば平均粒径が0.5〜20μmのシリカやアル
ミナ、チタニアやジルコニア、酸化錫や酸化インジウ
ム、酸化カドミウムや酸化アンチモン等からなる、導電
性のこともある無機系粒子、架橋又は未架橋のポリマー
等からなる有機系粒子などが一般に用いられる。
【0011】さらに偏光板は、反射型や半透過型のもの
などであってもよい。反射型偏光板は、偏光板に反射層
を設けたもので、視認側(表示側)からの入射光を反射
させて表示するタイプの液晶表示装置などを形成するた
めのものであり、バックライト等の光源の内蔵を省略で
きて液晶表示装置の薄型化をはかりやすいなどの利点を
有する。反射型偏光板の形成は、必要に応じ透明保護層
等を介して偏光板の片面に金属等からなる反射層を付設
する方式などの適宜な方式にて行うことができる。
【0012】ちなみに反射型偏光板の具体例としては、
必要に応じマット処理した透明保護層の片面に、アルミ
ニウム等の反射性金属からなる箔や蒸着膜を付設して反
射層を形成したものなどがあげられる。また微粒子を含
有させて表面微細凹凸構造とした透明保護層の上にその
微細凹凸構造が反映した反射層を有するものなどもあげ
られる。なお反射層は、その反射面が透明保護層や偏光
板等で被覆された状態の使用形態が、酸化による反射率
の低下防止、ひいては初期反射率の長期持続の点や、保
護層の別途付設の回避の点などより好ましい。
【0013】前記した微細凹凸構造の反射層は、入射光
を乱反射により拡散させて指向性やギラギラした見栄え
を防止し、明暗のムラを抑制しうる利点などを有する。
透明保護層の表面微細凹凸構造を反映させた微細凹凸構
造の反射層の形成は、例えば真空蒸着方式、イオンプレ
ーティング方式、スパッタリング方式等の蒸着方式やメ
ッキ方式などの適宜な方式で金属を透明保護層の表面に
直接付設する方法などにより行うことができる。なお半
透過型偏光板は、前記の反射層をハーフミラーとして形
成する方式などにより得ることができる。
【0014】一方、位相差板の具体例としては、上記の
透明保護層で例示したポリマー等からなるフィルムを延
伸処理してなる複屈折性フィルムや液晶ポリマーの配向
フィルム、液晶ポリマーの配向層をフィルムにて支持し
たものなどがあげられる。位相差板は、例えば1/2波
長板や1/4波長板等の各種波長板、液晶層の複屈折に
よる着色や視角等の補償を目的としたものなどの使用目
的に応じた適宜な位相差を有するものであってよい。
【0015】従って位相差板は、厚さ方向の屈折率を制
御した傾斜配向フィルムであってもよく、また2種以上
の位相差板を積層して位相差等の光学特性を制御したも
のなどであってもよい。傾斜配向フィルムは、例えばポ
リマーフィルムに熱収縮性フィルムを接着して加熱によ
るその収縮力の作用化にポリマーフィルムを延伸処理又
は/及び収縮処理する方式や、液晶ポリマーを斜め配向
させる方式などにより得ることができる。
【0016】輝度向上板は、自然光を入射させると所定
偏光軸の直線偏光又は所定方向の円偏光を反射し、他の
光は透過する特性を示すものである。その特性により輝
度向上板は、バックライト等の光源からの光を入射させ
て所定偏光状態の透過光を得、それを偏光板に吸収され
にくい偏光として供給して液晶表示等に利用しうる光量
の増大を図ることにより輝度を向上させうるものであ
る。また必要に応じ前記の反射光を反射層等を介し反転
させて輝度向上板に再入射させ、その一部又は全部を所
定偏光状態の光として透過させて輝度向上板を透過する
光の増量を図り、さらに輝度を向上させることもでき
る。
【0017】前記の輝度向上板としては、例えば誘電体
の多層薄膜や屈折率異方性が相違する薄膜フィルムの多
層積層体の如き、所定偏光軸の直線偏光を透過して他の
光は反射する特性を示すものや、コレステリック液晶
層、就中コレステリック液晶ポリマーの配向フィルム、
その配向液晶層をフィルム基材上に支持したものの如き
左右一方の円偏光を反射して他の光は透過する特性を示
すものなどの適宜なものを用いうる。
【0018】従って前記した所定偏光軸の直線偏光を透
過するタイプの輝度向上板では、その透過光をそのまま
偏光板に偏光軸を揃えて入射させることにより偏光板に
よる吸収ロスを抑制しつつ効率よく透過させることがで
きる。一方、コレステリック液晶層の如く円偏光を透過
するタイプの輝度向上板では、そのまま偏光板に入射さ
せることもできるが、吸収ロスを抑制する点よりはその
透過円偏光を位相差板を介し直線偏光化して偏光板に入
射させることが好ましい。ちなみにその位相差板として
1/4波長板を用いることにより、円偏光を直線偏光に
変換することができる。
【0019】可視光域等の広い波長範囲で1/4波長板
として機能する位相差板は、例えば波長550nmの光等
の単色光に対して1/4波長板として機能する位相差層
と他の位相差特性を示す位相差層、例えば1/2波長板
として機能する位相差層とを重畳する方式などにより得
ることができる。従って偏光板と輝度向上板の間に配置
する位相差板は、1層又は2層以上の位相差層からなる
ものであってよい。なおコレステリック液晶層について
も、反射波長が相違するものの組合せにて2層又は3層
以上重畳した配置構造とすることにより、可視光域等の
広い波長範囲で円偏光を反射するものを得ることがで
き、それに基づいて広い波長範囲の透過円偏光を得るこ
とができる。
【0020】一方、防眩シートは、表面反射の防止や外
光の写り込みによる視認性の低下の防止などを目的とし
通例、液晶表示装置等の視認側表面に設けられるもので
ある。防眩シートは、例えば上記した透明粒子含有の透
明保護層に準じたものや、透明粒子含有の透明樹脂層を
透明基材で支持したもの、透明基材の表面をバフ処理等
により粗面化したものなどの従来に準じた適宜な方式で
形成したものであってよい。
【0021】光学素材は、上記した位相差板の積層体や
偏光板と位相差板の積層体からなる楕円偏光板、偏光板
と輝度向上板又は防眩シートの積層体の如く2層又は3
層以上の光学層を積層してなる打抜き加工が可能な光学
素材からなるものであってもよい。2層又は3層以上の
光学層を積層した光学素材は、液晶表示装置等の製造過
程で順次別個に積層する方式にても形成しうるものであ
るが、予め積層して光学素材としたものは、品質の安定
性や組立作業性等に優れて液晶表示装置などの製造効率
を向上させうる利点がある。
【0022】光学部材は、図例の如く光学素材1に粘着
層2を設けたものである。かかる粘着層は、前記の偏光
板と位相差板を積層した楕円偏光板における如く2層又
は3層以上の光学層を積層するためのものであってもよ
いし、液晶パネル等の他部材と接着するためのものなど
であってもよい。従って光学部材は、2層又は3層以上
の粘着層を有するものであってもよい。図例では他部材
と接着するための粘着層2を有しており、それがセパレ
ータ3にて接着カバーされている。
【0023】粘着層の形成には、適宜な粘着性物質や粘
着剤を用いることができ、その種類について特に限定は
ないが、本発明においては光学部材を打抜き加工した際
にその切断面において粘着層以外の部分に付着する粘着
剤の面積(A)が粘着層の面積(B)の20%以下とな
る粘着層として形成することが必要である。別の光学部
材に移着して糊汚染を生じさせたり、移着の際に粘着層
が引き出されて糊欠けが生じることの防止性などの点よ
り好ましい前記したはみ出し付着の粘着剤の面積(A)
は、粘着層の面積(B)の18%以下、就中15%以
下、特に12%以下である。
【0024】前記の特性を示す粘着層の形成は、例えば
その弾性率を従来よりも高く設定することにより行うこ
とができ弾性率の制御は、例えばモノマー組成の調節な
どにより粘着層を形成するベースポリマーの弾性率を制
御する方式などにより行うことができる。ちなみに通
例、ベースポリマーの高分子量化や、架橋剤の使用量を
増量し架橋処理にて分子量を増大させる方式などにより
粘着層の弾性率を高くすることができる。
【0025】上記した粘着層の形成に用いる粘着性物質
や粘着剤の具体例としては、アクリル系重合体やシリコ
ーン系ポリマー、ポリエステルやポリウレタン、ポリア
ミドやポリエーテル、フッ素系やゴム系などの適宜なポ
リマーをベースポリマーとするものなどがあげられる。
就中アクリル系粘着剤の如く透明性や耐候性、耐熱性等
に優れるものが好ましい。また吸湿による発泡現象や剥
がれ現象の防止、熱膨張差等による光学特性の低下や液
晶パネルの反り防止、ひいては高品質で耐久性に優れる
液晶表示装置の形成性などの点より吸湿率の低いものが
好ましい。
【0026】粘着層には必要に応じ弾性率や接着力等の
制御を目的に、例えば粘着性付与樹脂の如き天然物や合
成物の透明樹脂類、酸化防止剤などの適宜な添加剤を配
合することができる。また粘着層は、異なる組成又は種
類等のものの重畳層として設けることもできる。粘着層
の付設は、例えば粘着剤液を流延方式や塗工方式等の適
宜な展開方式で光学素材上に直接付設する方式や、それ
に準じセパレータ上に付設形成した粘着層を光学素材上
に移着する方式などの適宜な方式で行うことができる。
粘着層の厚さは接着力などに応じて適宜に決定でき、一
般には5〜200μm、就中10〜100μm、特に15
〜50μmとされる。
【0027】図例の如く粘着層2を必要に応じて接着カ
バーするセパレータ3は、光学部材を実用に供するまで
の間、粘着層の汚染を防止することなどを目的とする。
セパレータは、上記の透明保護層で例示のポリマーフィ
ルム等に準じた適宜な薄葉体に、必要に応じシリコーン
系や長鎖アルキル系、フッ素系や硫化モリブデン等の適
宜な剥離剤による剥離コートを設ける方式などにより得
ることができる。セパレータの厚さは、強度等に応じて
適宜に決定でき、一般には300μm以下、就中5〜2
00μm、特に10〜100μmとされる。セパレータに
は剥離時の帯電防止を目的に帯電防止層を設けることも
できる。
【0028】本発明による光学部材は、液晶表示装置等
の各種装置の形成などに好ましく用いることができる。
なお光学部材を形成する偏光板や位相差板、透明保護層
や粘着層などの各層は、例えばサリチル酸エステル系化
合物やベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系
化合物やシアノアクリレート系化合物、ニッケル錯塩系
化合物等の紫外線吸収剤で処理する方式などの適宜な方
式により紫外線吸収能をもたせたものなどであってもよ
い。
【0029】
【実施例】実施例1 ブチルアクリレート100部(重量部、以下同じ)と2
−ヒドロキシエチルアクリレート0.6部をアゾビスイ
ソブチロニトリル0.4部にて酢酸エチル220部中で
攪拌下に約60℃で反応させて得たポリマー溶液にその
固形分100部あたり架橋剤(コロネートL、日本ポリ
ウレタン工業社製)0.5部を加え、それを厚さ35μ
mのポリエステルフィルムにシリコーン系の剥離コート
を設けたセパレータ上に塗工して厚さ25μmのアクリ
ル系粘着層を形成し、それを偏光板に接着して光学部材
を得た。
【0030】比較例 ブチルアクリレートと2−ヒドロキシエチルアクリレー
トに代えて、イソオクチルアクリレート100部と6−
ヒドロキシヘキシルアクリレート0.1部を用い、架橋
剤の配合量を0.2部としたほかは実施例1に準じアク
リル系粘着層を形成し、それを用いて光学部材を得た。
【0031】評価試験 実施例、比較例で得た光学部材を30枚積層し型抜き装
置にて100mm×100mmのサイズに打抜き加工し、そ
の1枚より切断面を含む端部を切り出してプレパラート
上に両面粘着テープを介し切断面が上側となるように垂
直固定し、その切断面を顕微鏡を介し写真撮影して粘着
層以外の部分に付着する粘着剤の面積(A)と粘着層の
面積(B)を測定しA/Bを算出した。また光学部材を
100mm×100mmのサイズに300枚打抜き加工し、
それらを外観検査等のハンドリングに供したのち粘着剤
による光学部材の糊汚染や糊欠けを調べ、その発生割合
(X/300)を調べた。
【0032】前記の結果を次表に示した。 面積割合(A/B) 糊汚染・糊欠けの発生割合 実施例1 8% 2% 比 較 例 29% 11%
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図
【符号の説明】 1:光学素材 2:粘着層 3:セパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 済木 雄二 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号日東電 工株式会社内 (72)発明者 正田 位守 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号日東電 工株式会社内 Fターム(参考) 2H042 BA02 BA13 BA16 2H049 BA02 BA05 BA07 BA27 BA43 BB13 BB23 BB43 BB51 BB54 BB63 BB65 BC03 BC22 2H091 FA07X FA07Z FA32X FA32Z FB02 FD07 FD12 FD22 GA16 GA17 LA02 LA09 LA11 LA12 LA17 2K009 AA12 CC03 CC09 DD03 DD04 DD07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打抜き加工が可能な光学素材に粘着層を
    設けてなり、それを打抜き加工した際にその切断面にお
    いて粘着層以外の部分に付着する粘着剤の面積が粘着層
    の面積の20%以下であることを特徴とする光学部材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、光学素材が偏光板、
    位相差板、輝度向上板又は防眩シートである光学部材。
JP2000045909A 2000-02-23 2000-02-23 光学部材 Pending JP2001235626A (ja)

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