JP2001235560A - 腕時計 - Google Patents

腕時計

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JP2001235560A
JP2001235560A JP2000045304A JP2000045304A JP2001235560A JP 2001235560 A JP2001235560 A JP 2001235560A JP 2000045304 A JP2000045304 A JP 2000045304A JP 2000045304 A JP2000045304 A JP 2000045304A JP 2001235560 A JP2001235560 A JP 2001235560A
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JP
Japan
Prior art keywords
watch case
module unit
back cover
packing
protective cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000045304A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Waseda
隆行 和瀬田
Keisuke Kikawa
計介 木川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時計ケースを洗うときは、裏蓋を開けて内部
のモジュールユニットを取り出し内部を分離して再び裏
蓋を閉めて洗うことで防水性能を心配することなが洗え
る腕時計の構造を提供する。 【解決手段】 時計ケース裏蓋を簡単に開閉可能なよう
にし、内部のモジュールユニットを時計ケースから分離
することができ、モジュールユニットは、時計ケースか
ら分離する際に手でつかんでも針や文字板等の部品を傷
めないように保護カバーで覆い、保護カバーは文字板が
見えるように透明材料で覆うことで、簡単に時計ケース
から内部を分離することができ、防水性を心配すること
なく洗うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計ケースを洗う
方法に係り、時計ケースを洗う際に内部の時計部品を水
分から守る内部構造にした腕時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の時計は、一般に合成樹脂からなる
パッキンやゴムを塑性変形や圧縮して防水性を保持して
いる。
【0003】図4に従来の一般的な時計の構造を示す。
ガラス1とガラス縁10との間に合成樹脂からなるパッ
キン2を介して、ガラス1を上方面からパッキン2を潰
すように圧入され、ガラス縁10は合成樹脂からなるパ
ッキン12を潰すように胴3に圧入され結合している。
胴3の下面と裏蓋5の上面との間に裏蓋パッキン6を配
置し、喰付きダボ構造または、内ネジ構造により胴3と
裏蓋5が係合いし固定されることにより裏蓋パッキン6
が軸方向に圧縮され防水性が得られる構造になってい
る。
【0004】しかし、一般的な時計においては、裏蓋の
固定方法が喰付きダボ構造が多くこの固定方法では、組
み込みおよび分解時に塑性変形が生じるため喰付きダボ
の位置精度が出しにくいため、安定した固定が得られず
防水性に悪影響を与えてしまう。また、リューズ付近の
防水性も部品精度が要求されるため防水性を不安定にす
る問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】年月を経過した時計ケ
ースや時計バンドは汚れがひどく簡単な水洗い程度では
落ちないため、より過激に洗おうとすると防水性に不安
がある。そのため、時計ケース内に水分が入らないよう
にするため、時計バンド部を時計ケースから切り離し時
計バンドのみを洗う場合や、時計ケースを濡れた布等で
拭くことしかできない。そのため、時計が汚れても洗え
ず汚いまま使用しなければならず衛生的に問題がある。
【0006】また、強力についた汚れを落とすために超
音波洗浄やブラシで擦り洗いや、さらに、時計に水流圧
が高くかかるような洗い方をする必要があるが、これら
の洗い方では現状の防水性では内部に水分が侵入してし
まう危険性がある。
【0007】(発明の目的)本発明の目的は上記課題を
解決し、時計ケース内の部品に水分の影響を与えず防水
不良を防ぐために水流圧が高くかかるような洗い方例え
ば洗濯機などで洗っても防水性に心配することなく時計
ケースを洗うために、上記のような方を採らずに簡便な
方法で、時計ケースを洗えるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の時計ケースおよび腕時計では下記記載の構
成を採用する。すなわち、本発明の時計ケースおよび腕
時計はガラスとガラス縁との間に合成樹脂からなるパッ
キンを装着して、ガラス縁と胴との間にもゴム又は合成
樹脂からなるパッキンを装着してガラス縁を胴に嵌合
し、内部には保護カバーで覆われたモジュールユニット
を配置し、胴の内側側面の一部に設けたネジ部と、裏蓋
の外周部にネジ部を設け、裏蓋に配置したパッキンを介
して係合して胴と裏蓋とを固定し使用するが、時計ケー
スを洗うときは、簡単に裏蓋を開けて内部のモジュール
ユニットを取り出し、内部のモジュールユニットを分離
して再び裏蓋を閉めて洗うことで防水性能を心配するこ
となが無くなる。モジュールユニットの分離手段は、裏
蓋を回転させて開けることで可能になり、裏蓋にはコイ
ン等で開けられるような溝をつけておくことで、簡単に
開閉可能なようにし、またモジュールユニットは、時計
ケースから分離する際に手でつかんでも針や文字板等の
部品や回路基板を傷めないように保護カバーで覆い、保
護カバーは文字板が見えるように透明材料でできてい
て、時計ケース内にモジュールユニットを入れる時は、
モジュールユニットにリューズが付いた状態で収まるよ
うになっていることを特徴とする。(作用)本発明にお
いては、時計ケースの裏蓋を簡単に開閉可能なように
し、内部のモジュールユニットを時計ケースから簡単に
分離することができ、モジュールユニットは、時計ケー
スから分離する際に手でつかんでも針や文字板等の部品
や回路基板を傷めないように保護カバーで覆い、保護カ
バーは文字板が見えるように透明材料で覆うことで、モ
ジュールユニットを破損することなく、簡単に時計内部
から分離することができ、時計ケースを洗う時に防水性
を心配することなく洗うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の時計ケースおよ
び腕時計の構造を構成した、実施例を用いて説明する。
図1に本実施例の時計ケースの構造の構成を示す。本発
明の時計ケースはガラス1とガラス縁10との間に合成
樹脂などからなるパッキン2を装着してガラス1を圧入
して固定し、ガラス縁10と胴3との間にもゴム又は合
成樹脂からなるパッキン12を装着してガラス縁10を
胴3に嵌合して時計ケースを構成している。パッキン2
とパッキン12は破断強度の強い樹脂例えば、テフロ
ン、テフゼルや熱可塑性エラストマーなどを使用してい
る。内部には保護カバー11で覆われたモジュールユニ
ット13を配置し、胴3の内側側面の一部に設けたネジ
部と、裏蓋5の外周部にネジ部を設け、裏蓋5に配置し
た裏蓋パッキン6を介して係合して胴3と裏蓋5とを固
定する構造である。裏蓋パッキン6は主にNBR、II
R、フッ素ゴムなどが使用可能である。内部のモジュー
ルユニット13は、モジュール7、文字板8、針9、リ
ューズ4などで構成されている。本発明では時計ケース
を洗う際に内部の機械部分をモジュールユニット13と
して取り出すため、モジュールユニット13全体を保護
するために、透明材料からなる保護カバーで覆ってい
る。図2に本実施例の時計ケースから、内部のモジュー
ルユニット13を分離した時の状態を示す。本発明で
は、時計ケースを洗うとき、裏蓋5をコインなどを使用
して裏蓋5を回転させ裏蓋5を開ける。裏蓋5に溝14
をつけておけばコインなどで誰でも簡単に開けることが
でき、従来のように専用工具を使う必要が無く便利であ
る。内部のモジュールユニット13を取り出した後、再
び裏蓋5を胴3にネジ込んで閉じれば内部のモジュール
ユニット13を水分にさらすこと無く時計ケースや時計
バンドを洗うことができる。また、裏蓋5を閉めた時に
元の位置まで閉まっているかの目安として、胴3と裏蓋
5に目印を付けておくことで、裏蓋5の閉まり状態を目
視で確認することもできる。モジュールユニット13は
時計ケース内に収めるときリューズ4が付いたまま収め
る。従来のように、リューズが時計ケースを貫通してい
ると簡単に時計ケースからの分離は難しくなるので、リ
ューズを付けたまま時計ケース内に収めている。時計ケ
ース内に収める時に、リューズ4を位置決めとして利用
することにすれば、文字板表示の方向を間違った向きに
収めることがなく確実に時計ケース内に収めることがで
きる。図3はモジュールユニット13の構成を示す。モ
ジュールユニット13を取り出す時に人の手が触れて文
字板8や針9や回路基板が傷まないように保護カバー1
1でモジュール7全体を覆っている。これにより、誰も
が簡単にモジュールユニットをつかんでも傷めることな
く、安心してモジュールユニット13の出し入れ可能な
状態にできることや、モジュールのみを積み重ねて保管
することが可能なことや、使用者が色々な文字板デザイ
ンのものに、モジュールユニット13を変更することも
できるようになる。保護カバー11は透明な材料からな
っていて、例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート、
ポリスチレンなどの材料でも構成できる。また、樹脂材
料に若干の色を付けて、色の付いた透明材料で構成する
ことも可能であるため、デザインにも幅ができる。
【0010】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
時計ケースおよび腕時計はガラスとガラス縁との間に合
成樹脂からなるパッキンを装着して、ガラス縁と胴との
間にもゴム又は合成樹脂からなるパッキンを装着してガ
ラス縁を胴に嵌合し、内部には保護カバーで覆われたモ
ジュールを配置し、胴の内側側面の一部に設けたネジ部
と、裏蓋の外周部に設けたネジ部を、裏蓋に配置したパ
ッキンを介して係合して胴と裏蓋とを固定し使用する
が、時計ケースを洗うときは、裏蓋にある溝を使って簡
単に開けることができて、内部のモジュールユニットを
取り出す際にも保護カバーで覆っているので部品を傷め
る心配がなく、時計ケースの内部から分離して再び裏蓋
を閉めて洗うことで防水性能を心配することなが無くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時計ケースの構造を構成した図であ
る。
【図2】本発明の時計ケースからモジュールユニットと
裏蓋を分離した構成を示した図である。
【図3】本発明のモジュールユニットの構成を示した図
である。
【図4】時計の一般的な構造の構成を示した従来例であ
る。
【符号の説明】
1 ガラス 2 パッキン 3 胴 4 リューズ 5 裏蓋 6 裏蓋パッキン 7 モジュール 8 文字板 9 針 10 ガラス縁 11 保護カバー 12 パッキン 13 モジュールユニット 14 溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともモジュール、文字板、針、リ
    ューズが保護カバーで覆われ収納されているモジュール
    ユニットがその他の腕時計部品から分離可能であること
    を特徴とする腕時計。
  2. 【請求項2】 時計ケースがガラスとガラス縁との間に
    合成樹脂からなるパッキンを装着して、ガラス縁と胴と
    の間にもゴム又は合成樹脂からなるパッキンを装着して
    ガラス縁を胴に嵌合し、内部には保護カバーで覆われた
    モジュールユニットを配置し、胴の内側側面の一部に設
    けたネジ部と、裏蓋の外周部にネジ部を設け、裏蓋に配
    置したパッキンを介して係合して胴と裏蓋とを固定し、
    時計ケースとパッキンやゴムを圧縮して防水性を保持し
    ていることを特徴とする腕時計。
  3. 【請求項3】 モジュールユニットは時計ケースから分
    離可能にしたことを特徴とする請求項2に記載の腕時
    計。
  4. 【請求項4】 モジュールユニットは、時計ケースから
    分離する際に手でつかんでも針や文字板部品と回路基板
    を傷めないように保護カバーが設けられていることを特
    徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の腕時
    計。
  5. 【請求項5】 モジュールユニットを覆う保護カバー
    が、文字板が見えるような透明材料であることを特徴と
    する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の腕時
    計。
  6. 【請求項6】 モジュールユニットにはリューズが付い
    ていて、リューズが付いたまま時計ケース内に収められ
    ていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれ
    か一項に記載の腕時計。
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