JP2001235035A - 軸封装置 - Google Patents

軸封装置

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JP2001235035A
JP2001235035A JP2000050482A JP2000050482A JP2001235035A JP 2001235035 A JP2001235035 A JP 2001235035A JP 2000050482 A JP2000050482 A JP 2000050482A JP 2000050482 A JP2000050482 A JP 2000050482A JP 2001235035 A JP2001235035 A JP 2001235035A
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wear
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resistant layer
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JP2000050482A
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Koichi Imai
浩一 今井
Giichi Nozoe
義一 野添
Kohei Mori
康平 森
Seiichi Mikami
清一 三上
Shigemitsu Nakae
重光 中江
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の真空ポンプではオイル漏れを生じると
分解修理に時間を要し、修理費用も高くつくという問題
があった。 【解決手段】 ハウジング3の開口部3bと環状の封止
部材8とを同軸配置してハウジング3と封止部材8とを
気密に接続し、スリーブ21とこのスリーブ21内に挿
入した回転軸9との間を封止し、このスリーブ21を前
記環状の封止部材8に挿入してスリーブ21の外周に封
止部材8の内周を摺接させ、ハウジング3の気密性を保
って回転軸9を回転させるようにした軸封装置であっ
て、上記スリーブ21外周面に耐摩耗層23を形成する
とともに、スリーブ21の一端から所定距離にある耐摩
耗層23を封止部材8の内周に摺接させたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空ポンプや液体ポ
ンプ、エアコンプレッサなど回転軸にシール機構を備え
た軸封装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体装置の製造工程でプラズマ
エッチング装置などの負圧源として用いられる真空ポン
プの一例を図6及び図7から説明する。図において、1
は箱状のハウジングで、底面1aと周面の一部にそれぞ
れ開口窓1b、1cを穿設している。2はモータで、回
転軸2aをハウジング1の開口部1bからその中に挿入
して底面1aに固定されている。3はハウジング1の開
口端に接続されたポンプハウジングで、ハウジング1の
開口端を閉塞する平坦部3aの外方に円筒状のシリンダ
4の一端に形成したフランジ4aを接続している。この
平坦部3aにはモータ2の回転軸2aの延長線が交差す
る位置に開口窓3bが穿設され、シリンダ4は中心軸が
モータ2の回転軸2aの延長線からずれた位置に配置さ
れている。またシリンダ4の下方部分の両側には図7に
示すように第1、第2の貫通孔4b、4cが穿設されて
いる。4dはシリンダ4内にオイルを循環させるための
孔4aを示す。5は筒状部5aの一端にフランジ5bを
形成したブラケットで、筒状部5a内の中間位置には一
端の内側にフランジ部を有する筒状体6が固定され、他
端にはボールベアリング7aを用いた軸受7が固定され
ている。筒状体6のフランジ内周部には弾性を有し耐摩
耗性材料よりなる環状の封止部材8が接着されている。
このブラケット5はハウジング1内に配置されてそのフ
ランジ5bがポンプハウジング3の開口窓3bに固定さ
れている。9はシリンダ4からポンプハウジング3の開
口部3b、ブラケット5の封止部材8、軸受7を通り、
モータ2の回転軸2aと同心配置された第2の回転軸
で、モータの回転軸2aにカプラ10により連結されて
いる。11はシリンダ4内で第2の回転軸9に固定され
たロータで、その外周が図7に示すようにシリンダ4の
内周の一定位置で接触して回転する。またこのロータ1
1の外周面上で180度離れた位置にスリット11aが
形成され、このスリット11aにはスプリング12によ
って外方に弾性力が付与されたベーン13が挿入されて
いる。14は一端がポンプハウジング3の上面に開口し
他端がシリンダ4の孔4aに接続され潤滑オイルを供給
するオイル供給部で、内部に図示省略するがフィルタが
配置される。15はポンプハウジング3を通りシリンダ
4の第1の貫通孔4bに接続された吸気用のパイプ、1
6はポンプハウジング3を通りシリンダ4の第2の貫通
孔4cに接続された排気用のパイプを示す。17は第2
の回転軸9を挿通する開口窓17aが穿設され、ポンプ
ハウジング3の開口端を塞ぎ、シリンダ4の開口端に密
着させたカバー、18は有底筒状部18aの開口端にフ
ランジ18bを形成したブラケットで、内部にボールベ
アリング19aを用いた軸受19が固定され、軸受19
で第2の回転軸9を軸支した状態でフランジ18bがカ
バー17に固定されている。この図6装置では気密性が
要求される接続部分、例えばハウジング1、ポンプハウ
ジング3、カバー17のそれぞれの間などはガスケット
やOリングが介挿されるが図示省略している。また第2
の回転軸9周りにも封止部材8の他に必要に応じて封止
部材が用いられるが図示省略している。以下にこの装置
の動作を説明する。この装置はモータ2の回転が回転軸
9によってロータ11に伝達される。ロータ11やベー
ン13はポンプハウジング3、シリンダ4、カバー17
と接触して回転するが、オイル供給部14からシリンダ
4の孔4dに供給されたオイルはシリンダ4からポンプ
ハウジング3、カバー17内に滲み出して接触面の潤滑
性と気密性を保ち、滲み出したオイルは第2の回転軸9
の周りに充満する。ロータ11とシリンダ4とはそれぞ
れの対向面が貫通孔4b、4cの間で接触し、ロータ1
1とともに回転するベーン13によってシリンダ4内が
区画され、ロータ11の回転によってシリンダ4内の吸
気側内容積を増加させ排気側内容積を減少させる動作を
連続させてポンプ動作する。この装置では微量のオイル
が排気用パイプ16から外部へ排出されるため、図示省
略するがオイル供給部14に付設したオイル残量メータ
やオイルゲージによってオイル量を確認し消費したオイ
ルを補給する必要がある。ところで半導体装置の製造工
程で使用される真空ポンプは一旦動作を開始すると長時
間にわたって連続運転されるため、オイルの補給作業は
定期的に行われる。ここでロータ11の両側で第2の回
転軸9を軸支する軸受7、19のうち、回転軸9外端の
軸受19側ではブラケット18によって閉塞されており
オイル漏れは生じないが、軸受7側ではブラケット5内
に配置した封止部材8を回転軸9の外周面に弾性接触さ
せて回転軸9の回転を維持しつつオイル漏れを防止して
いるためこの状態が長時間連続すると、回転軸9の封止
部材8が接触した部分が摩耗して切削溝が形成される。
この切削溝は表面がざらつき微細な凹凸が形成され、凸
部によって封止部材8の内周は凸部周縁より押し上げら
れて空間が形成され、凹部では回転軸9上に封止部材8
の内外を連通するオイルの流路が形成される。そのため
切削溝が形成されると封止部材8の部分からオイル漏れ
を生じるが、封止部材8はブラケット5、軸受7によっ
て囲まれ、さらにハウジング1によって囲まれているた
めオイル漏れを発見することができず、定期的に行われ
るオイルの補給作業時にオイルの消費量から知ることが
できる。一方、真空ポンプに不具合が生じると分解修理
し再組立、調整が必要で復旧に時間がかかり、製造工程
全体に影響が及ぶ虞がある。そのため、真空ポンプを複
数並列配置し、一方の真空ポンプに不具合が発生すると
他の真空ポンプに切り替えて運転を中断することなく、
不具合が生じた真空ポンプを製造工程から切り離してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが定期的なオイ
ル補給作業の期間内に著しいオイル漏れを生じオイル供
給部14内のオイル量が急激に減少するとシリンダ4内
にオイルが行き渡らず、ロータ11やベーン13がシリ
ンダ4内で焼き付きポンプを急停止させる虞があった。
このようにしてポンプが急停止すると並列配置したポン
プの切り替えが間に合わず、製造装置全体に重大な影響
を及ぼす虞があった。そのためオイル補給間隔を短くし
て頻繁にポンプの状態を確認すればよいが、作業が煩雑
であるため長時間にわたってオイル漏れを防止できる軸
封装置が望まれていた。このような軸封装置として回転
軸の封止部材が摺接する部分に硬質材料を溶射して熱処
理することにより回転軸の摺接面に耐摩耗層形成して摩
耗の低減と封止性を向上させたものが知られている。
(例えば特開平11−148475号公報/先行技術1
参照) また回転軸の封止部材が摺接する位置に硬質めっき層を
形成した金属スリーブを圧入固定したものも知られてい
る。(例えば実開平5−45335号公報/先行技術2
参照) これらの先行技術に開示された耐摩耗層は摩耗の度合い
がきわめて小さいため急激なオイル漏れを生じず長時間
にわたって連続運転するものではきわめて有効である。
しかしながら摩耗が進行してオイル漏れが顕著になり焼
き付き停止する前に、ポンプの修理をする必要がある
が、先行技術1では、回転軸全体を交換する必要があ
り、先行技術2でも圧入した金属スリーブを回転軸から
取り外すことが困難で実質的に回転軸全体を交換する必
要があった。また先行技術2における金属スリーブを圧
入ではなくネジ止め等の手段により回転軸に固定するよ
うにすれば、摩耗した金属スリーブのみを交換するだけ
で済み修理費用を低減できるが、溶射や熱処理、表面の
平滑化処理などを必要とする金属スリーブは単価が高い
という問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的として提案されたもので、ハウジングの開口部と
環状の封止部材とを同軸配置してハウジングと封止部材
とを気密に接続し、スリーブとこのスリーブ内に挿入し
た回転軸との間を封止し、このスリーブを前記環状の封
止部材に挿入してスリーブの外周面に封止部材の内周面
を摺接させ、ハウジングの気密性を保って回転軸を回転
させるようにした軸封装置であって、上記スリーブ外周
面に耐摩耗層を形成するとともに、スリーブの一端から
所定距離にある耐摩耗層上を封止部材の内周に摺接させ
たことを特徴とする軸封装置を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明による軸封装置はスリーブ
外周面に耐摩耗層を形成するとともに、スリーブの一端
から所定距離にある耐摩耗層をハウジングに気密に接続
された封止部材の内周に摺接させたことを特徴とする
が、耐摩耗層はスリーブの外周面上に形成した所定深さ
の凹部内に形成することができる。これにより耐摩耗層
の表面をスリーブ外周面と平行に研磨する加工面積を縮
小できる。またこの凹部内の耐摩耗層は耐摩耗材料を溶
射することにより形成できる。この場合、凹部のスリー
ブ外周面と隣接する部分を傾斜させ、さらには凹部の軸
方向両端部の深さを軸方向中間部の深さより深く形成す
ることができる。これによりスリーブと耐摩耗層の密着
性を良好にでき、スリーブ外周面と隣接する耐摩耗層表
面の研磨作業を良好にできる。また本発明による軸封装
置でのスリーブに形成した耐摩耗層は、スリーブの一端
から所定距離の範囲でスリーブ外面と面位置に形成する
ことができる。これにより、耐摩耗層表面の凹凸を研磨
する加工面積をより一層縮小できる。また回転軸への挿
通方向を反転可能とすることにより一つのスリーブを長
時間にわたって用いることができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1及び図2から説
明する。図において、図6及び図7と同一物には同一符
号を付し重複する説明を省略する。本発明による軸封装
置を適用した真空ポンプは、ハウジング1に固定したモ
ータ2の回転をポンプハウジング3に一体化されたシリ
ンダ4内のロータ11に伝達するもので、ポンプハウジ
ング3の開口部3bに配置した軸封装置20が図6と相
異する。この軸封装置20はポンプハウジング3の開口
部3bに同軸配置したブラケット5内に配置されてい
る。この詳細を図2に示す。図において、21はブラケ
ット5の一端で軸受7に軸支されポンプハウジング3内
に挿入される回転軸9を挿通して、ブラケット5内に配
置されたスリーブで、開口端近傍内周面に無端状の溝2
1a、21aが形成され、この溝21a、21aにOリ
ング22、22を嵌着して回転軸9とスリーブ21の間
を封止し、溝21a、21aより内方位置と対向するス
リーブ21外周面には凹部21bが形成されている。2
3はスリーブ21の凹部21bに形成した耐摩耗層で、
硬質材料をめっきや溶射などの手段により形成すること
ができる。環状の封止部材8はスリーブ21上の耐摩耗
層23の外端部近傍に摺接するように配置されている。
ポンプハウジンング3の開口部3bからブラケット5の
内部にオイル24が充填されており、このオイル24は
筒状体6に嵌着された封止部材8とこれに摺接した耐摩
耗層23、スリーブ21、Oリング22によってブラケ
ット5外部への漏れが防止されている。軸封装置の具体
例として直径が24mmの回転軸9に、内径が25m
m、外径が30.3mm、長さが38mmのステンレス
鋼製スリーブを用いる場合、スリーブ21の両端から
7.3mmの内周位置に巾2.6mmの環状凹溝21
a、21aを形成し、両端から10.1mmの外周位置
に巾17.8mm、深さ0.4mmの凹部21bを形成
し、この凹部21bの両端部は45度の傾斜面に形成す
る。このスリーブ21は凹部21bの外方を筒状のマス
クカバーで遮蔽して、耐摩耗性材料、例えばアルミナ6
0%:チタニア40%の溶射パウダーをプラズマ化して
凹部21bとその隣接部分に溶射して耐摩耗層23を形
成する。この凹部21bの角部は45度の傾斜面に形成
されているため、傾斜面と凹部底面の鈍角をなす隣接部
への溶射を確実にできる。この後、熱処理して耐摩耗層
23の成分とスリーブ21の成分とを相互拡散させて密
着させ、耐摩耗層23の凹凸表面を研磨して滑らかに
し、環状凹溝21aにフッ素ゴムなどのOリング22を
嵌着する。筒状体6は厚さ0.8mm、外径45mmの
筒状部の一端に内径33mmのフランジ部を一体化した
ものである。また封止部材8はフッ素ゴムなどの耐摩耗
性を有する弾性材料を、断面コの字状をなしその開口部
を外側に、連結部を内側にして環状に成形したもので、
この成形体の連結部の内周は断面三角形状に成形されて
いる。この封止部材8は一端が筒状体6のフランジ部に
接着され、封止部材8の環状溝にリング状のスプリング
25が収容されて、長期間にわたって弾性力を付与して
いる。この軸封装置はスリーブ21をOリング22を介
して回転軸9に嵌着した構造であるため、スリーブ21
と回転軸9の封止が確実にでき、また容易に着脱できる
ため分解修理が容易である。またOリング22は軸方向
に二重に配置されるため、スリーブ21と回転軸9との
間のオイル漏れが完全に防止される。また耐摩耗層23
は所定深さの凹部21bに形成されているため、耐摩耗
層23の厚みが一定で、耐摩耗層23のスリーブ21に
対する密着度が安定し、オイル漏れの原因となる微細な
クラックを生じない。また封止部材8はスリーブ21の
軸方向中間位置から離れた位置で耐摩耗層23に摺接す
るため、一端側が摩耗した後、スリーブ21の挿着方向
を換えて他端側を再利用できる。このように溶射や熱処
理、表面の平滑化処理などを必要とするため高価なスリ
ーブを容易に着脱でき、再利用できるため分解修理を短
時間で安価にできる。上記実施例では、凹溝21bは軸
方向に均等な深さに形成したが、図3に示すように凹溝
21bの両端部を深く形成することもできる。これによ
り、溶射が不要な部分を遮蔽するマスクカバーの端部を
深い溝部分に配置でき、マスクカバーをスリーブに近接
させてもマスクカバーとスリーブの付着を防止でき、耐
摩耗層23がスリーブ21の径と同じ径にする研磨作業
も容易となる。溶射やめっきによってスリーブ21より
径大に形成された耐摩耗層を研磨する場合、図4に示す
ように、スリーブ21の両端から所定長さ研磨し、軸方
向中間部が盛り上がった状態にすることができる。また
溶射により耐摩耗層23を形成する場合、凹部21bの
軸方向中間部をマスクカバーで囲むとマスクカバーで覆
われた部分の耐摩耗層23の厚さが図5に示すように薄
くなるが、封止部材8の摺接部分の厚みは十分確保で
き、盛り上がり部分の研磨を容易にできる。尚、本発明
は上記実施例にのみ限定されるものではなく、例えば、
真空ポンプだけでなく、液体ポンプ、エアコンプレッサ
などハウジング内に挿入された回転軸をハウジング内外
で封止した状態で回転させるようにした装置一般に適用
できる。
【0007】
【発明の効果】以上のように、本発明による軸封装置は
回転軸に対して着脱容易なスリーブの外周に耐摩耗層を
形成し、このスリーブの一端から所定距離にある耐摩耗
層上を環状の封止部材に摺接させるようにしたから、装
置の寿命を延長でき、分解修理する場合でも、スリーブ
の交換作業が容易で、高価なスリーブを再利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による軸封装置を備えた真空ポンプの
一部断面側面図
【図2】 図1装置の要部拡大側断面図
【図3】 本発明による軸封装置に適用されるスリーブ
の一例を示す部分断面側面図
【図4】 本発明による軸封装置に適用されるスリーブ
の他の例を示す部分断面側面図
【図5】 本発明による軸封装置に適用されるスリーブ
の他の例を示す部分断面側面図
【図6】 従来の真空ポンプの一例を示す一部断面側面
【図7】 図6装置のA−A面図
【符号の説明】 3 ハウジング(ポンプハウジング) 3b 開口部 8 環状の封止部材 9 回転軸 21 スリーブ 23 耐摩耗層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三上 清一 滋賀県大津市晴嵐2丁目9番1号 関西日 本電気株式会社内 (72)発明者 中江 重光 滋賀県大津市晴嵐2丁目9番1号 関西日 本電気株式会社内 Fターム(参考) 3H029 AA01 AB06 BB16 BB34 BB50 CC16 CC20 CC38 3H044 BB03 CC02 CC12 CC15 DD06 DD09 DD23 3J006 AE14 3J016 AA02 BB03 CA08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングの開口部に環状の封止部材を気
    密に接続し、スリーブとこのスリーブ内に挿通した回転
    軸との間を封止し、このスリーブを前記環状の封止部材
    に挿通してスリーブの外周面と封止部材の内周面とを摺
    接させ、ハウジングの気密性を保って回転軸を回転させ
    るようにした軸封装置であって、 上記スリーブ外周面に耐摩耗層を形成するとともに、耐
    摩耗層のスリーブの一端から所定距離にある周面を封止
    部材の内周に摺接させたことを特徴とする軸封装置。
  2. 【請求項2】スリーブの外周面上に所定深さの凹部を形
    成し、この凹部内に耐摩耗層を形成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の軸封装置。
  3. 【請求項3】凹部内の耐摩耗層が耐摩耗材料を溶射する
    ことにより形成されたことを特徴とする請求項2に記載
    の軸封装置。
  4. 【請求項4】凹部のスリーブ外周面と隣接する部分を傾
    斜させたことを特徴とする請求項3に記載の軸封装置。
  5. 【請求項5】凹部の軸方向両端部の深さを軸方向中間部
    の深さより深く形成したことを特徴とする請求項3に記
    載の軸封装置。
  6. 【請求項6】スリーブの一端から所定距離にある耐摩耗
    層が、スリーブ外周面と面一に形成されたことを特徴と
    する請求項1に記載の軸封装置。
  7. 【請求項7】スリーブの回転軸への挿通方向が反転可能
    であることを特徴とする請求項1に記載の軸封装置。
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