JP2001234824A - 自動二輪車の吸気チャンバ構造 - Google Patents

自動二輪車の吸気チャンバ構造

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JP2001234824A JP2000036937A JP2000036937A JP2001234824A JP 2001234824 A JP2001234824 A JP 2001234824A JP 2000036937 A JP2000036937 A JP 2000036937A JP 2000036937 A JP2000036937 A JP 2000036937A JP 2001234824 A JP2001234824 A JP 2001234824A
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和孝 南
Mitsunobu Kaneko
光伸 金子
Masahiro Koga
雅裕 古賀
Junji Kikuno
順二 菊野
Yukihisa Hosoya
征央 細谷
Seiichi Tateishi
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/10Air intakes; Induction systems
    • F02M35/10006Air intakes; Induction systems characterised by the position of elements of the air intake system in direction of the air intake flow, i.e. between ambient air inlet and supply to the combustion chamber
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 エアクリーナ26からパワーユニット1
8内エンジン16まで延びる吸気管に、この吸気管より
大断面積の吸気チャンバ25を介設するときに、この吸
気チャンバ25を高さが前記吸気管の径と同等で、幅が
大きな横長矩形断面若しくは長円断面とすることで、前
記吸気管を、ラゲッジボックス27とパワーユニット1
8との間の狭い空間を通せるようにした。 【効果】 ラゲッジボックスとパワーユニットとの間の
狭い空間に吸気チャンバを配置することができる。従っ
て、吸気チャンバの容量を確保することができ、吸気騒
音の低減、エンジン出力の向上を容易に行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、狭い空間に配置す
る吸気チャンバの容量を確保するのに好適な自動二輪車
の吸気チャンバ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車の吸気系に設ける吸気チャン
バ構造としては、例えば、特許第2525573号公報
「スクータ型車両のエアクリーナーケース」に記載され
たものが知られている。
【0003】上記技術には、同公報の第1図に示される
通り、タンデムシート24の後部下方にパワーユニット
13を配置し、同公報の第2図に示される通り、パワー
ユニット13のエンジン本体25にキャブレータ27を
取付け、このキャブレータ27に箱形のチャンバ41及
びこのチャンバ41に一体に形成した筒形のチャンバ4
2を介してエアクリーナケース29を連結したスクータ
型車両が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記技術では、例え
ば、タンデムシート24の下方にヘルメットや小物を収
納する収納ボックスを設け、更に、この収納ボックスの
下方に前記チャンバ41,42を配置しようとすると、
チャンバ41,42が大型であるため、収納ボックスの
高さ寸法を詰めざるを得ない。一方、近年、自動二輪車
においては、使い勝手を向上させるなどの理由で収納ボ
ックスの容量を拡大する傾向にある。
【0005】そこで、本発明の目的は、収納ボックスの
容量を確保しつつ、その下方に容量の大きな吸気チャン
バを配置することのできる配置構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、車体フレームの前後に前輪及び後輪を備
え、これらの前後輪間に、後輪を駆動するパワーユニッ
トを備え、このパワーユニットの上方に、ヘルメット等
を収納することのできるラゲッジボックスを備え、ラゲ
ッジボックスの後方にエアクリーナを配置してなる自動
二輪車において、前記エアクリーナからパワーユニット
内エンジンまで延びる吸気管に、この吸気管より大断面
積の吸気チャンバを介設するときに、この吸気チャンバ
を高さが前記吸気管の径と同等で、幅が大きな横長矩形
断面若しくは長円断面とすることで、前記吸気管を、ラ
ゲッジボックスとパワーユニットとの間の狭い空間を通
せるようにしたことを特徴とする。
【0007】吸気チャンバを、高さが吸気管の径と同等
で、幅が大きな横長矩形断面若しくは長円断面とするこ
とにより、ラゲッジボックスとパワーユニットとの間の
狭い空間に吸気チャンバを配置する。これにより、吸気
チャンバの容量を容易に確保することができ、吸気騒音
の低減、エンジン出力の向上を容易に行うことができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る吸気チャンバ構造を適
用した自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、
前後方向に延びる車体フレーム11の前端にヘッドパイ
プ12を備え、このヘッドパイプ12に操舵自在にフロ
ントフォーク13及び前輪14を取付け、フロントフォ
ーク13の上部に一体的にハンドル15を取付け、車体
フレーム11の後部にエンジン16及び動力伝達機構1
7からなるパワーユニット18を取付け、このパワーユ
ニット18の後端の出力軸に後輪21を取付け、エンジ
ン16の上部に吸気管22を介してキャブレタ23を接
続し、このキャブレタ23にコネクティングチューブ2
4、吸気チャンバ25を介してエアクリーナ26を接続
し、エンジン16の上方の車体フレーム11にヘルメッ
トや小物等を収納するラゲッジボックス27を取付け、
このラゲッジボックス27の上部にシート28を配置し
たスクータ型車両である。
【0009】ここで、31はエンジン16の冷却のため
のラジエータ、32はバッテリ、33,34はハンドル
15下方で、且つフロントフォーク13の上部を覆うフ
ロントカバー及びフロントインナカバー、35はフロン
トカバー33及びフロントインナカバー34の下部後方
に配置したフロアステップ、36はフロアステップ35
の下部を覆うロアカバー、37はボデーカバーである。
フロントカバー33及びフロントインナカバー34は、
ドライバーの脚部の前方に配置するレッグシールドを構
成するものである。
【0010】図2は本発明に係る自動二輪車の要部拡大
側面図であり、ラゲッジボックス27とパワーユニット
18との間の空間Sに、吸気管22、キャブレタ23、
コネクティングチューブ24、吸気チャンバ25及びエ
アクリーナ26の前端部を配置した状態を示す。なお、
40はエンジン16のクランクケース、41は車体フレ
ーム11(図1参照)に対してスイングするパワーユニ
ット18のスイング軸、42はシリンダブロック、43
はシリンダヘッド、44はヘッドカバーである。
【0011】ラゲッジボックス27は、可能な限り収納
容量を稼ぐために底部27aの位置を下げるとともに、
底部27aにキャブレタ23との干渉を避けるための窪
み部27bを形成したものである。キャブレタ23とコ
ネクティングチューブ24との結合及びコネクティング
チューブ24と吸気チャンバ25との結合は、それぞれ
バンド45,45で行う。
【0012】吸気チャンバ25は、側面視ではコネクテ
ィングチューブ24と同等の高さを有するものである。
エアクリーナ26は、下端部をパワーユニット18の上
端部に倣う形状に形成したものであり、パワーユニット
18との一体感を向上させ、外観性を高めたものであ
る。
【0013】図3は本発明に係る吸気チャンバ及びエア
クリーナの平面図であり、吸気チャンバ25は、平面視
略矩形の本体部51と、この本体部51内に連通する入
口管部52、出口管部53及び2次空気取出管部54と
からなり、入口管部52にバンド55でエアクリーナ2
6を接続し、出口管部53にバンド45でコネクティン
グチューブ24を接続したものである。
【0014】2次空気取出管部54は、排気系にチュー
ブを介して接続する(図8で詳述する。)ことで、排気
系内でHC(炭化水素)やCO(一酸化炭素)等を酸化
させるための空気(2次空気と呼ぶ。)を供給する部分
である。
【0015】エアクリーナ26は、エアクリーナケース
61と、このエアクリーナケース61の開口面に取付け
たエアクリーナエレメント62と、エアクリーナエレメ
ント62を覆うためにエアクリーナケース61に取付け
たケースカバー63と、このケースカバー63に取付け
た吸気口64と、キャブレタ23(図2参照)へエアを
供給するためにエアクリーナケース61に取付けたエア
供給管65とからなる。なお、61bは入口管部52を
取付けるためにエアクリーナケース61に設けたチャン
バ取付け部、67はエアフィルタエレメント62とケー
スカバー63とで形成したダーティサイド、68はエア
クリーナケース61とエアクリーナエレメント62とで
形成したクリーンサイドである。本発明の請求項1に記
載した吸気管は、吸気管22、キャブレタ23、コネク
ティングチューブ24及びチャンバ取付け部61bから
なるものである。
【0016】図4は図3の4−4線断面図であり、吸気
チャンバ25の本体部51を、高さHがコネクティング
チューブ24の外形Dと同等で、幅Wが高さHより大き
な横長矩形断面にしたことを示す。コネクティングチュ
ーブ24の外径Dは、入口管部52(図3参照)、出口
管部53(図3参照)の外径にほぼ等しい。
【0017】図5は図3の5−5線断面図であり、図3
に示したエアクリーナ26のケースカバー63及びエア
クリーナエレメント62を外した状態を示す。吸気チャ
ンバ25は、図4で示したように、本体部51の高さH
をコネクティングチューブ24、入口管部52及び出口
管部53の外径とほぼ同等にすることで、図2に示した
ラゲッジボックス27とパワーユニット18との間の空
間Sに配置できるようにしたものである。
【0018】図5において、エア供給管65は、エアク
リーナ26の外部から内部へ貫通するようにエアクリー
ナケース61の壁61aに取付け、一端をキャブレタ2
3(図2参照)に接続するとともに他端にエアの取入口
になるとともにキャブレタ23側へのエアの流れを制御
するコントロールバルブ69を取付けたものである。
【0019】以上に述べた吸気チャンバ25の作用を次
に説明する。図6は本発明に係る吸気チャンバ25の作
用を説明する作用図である。エンジン運転中に、吸気口
64からエアクリーナ26内のダーティサイド67に流
入したエアは、エアクリーナエレメント62を通過し
て、クリーンサイド68に流入し、このクリーンサイド
68から吸気チャンバ25内に入る。
【0020】この後、エアは、本体部51から出口管部
53、コネクティングチューブ24を介してキャブレタ
23内に流れる。
【0021】図7(a),(b)は本発明に係る吸気チ
ャンバの断面形状の別の実施の形態を示す図である。
(a)は、吸気チャンバ71の本体部72を、高さHが
コネクティングチューブ24の外径Dと同等で、車幅方
向の幅Wが高さHより大きな長円断面にしたことを示
す。
【0022】(b)は、吸気チャンバ74の本体部75
を、高さHがコネクティングチューブ24の外径Dと同
等で、車幅方向の幅Wが高さHより大きな断面にし、上
面75aの形状をラゲッジボックス27の底の形状によ
り設定し、下面75bの形状をパワーユニット18の上
部の形状により設定することを示す。図では、本体部7
5を例えば、蒲鉾形断面にした。
【0023】図8(a),(b)は本発明に係る車両の
2次空気及び冷却水の供給路の系統図であり、(a)は
2次空気供給系、(b)は冷却水供給系を示す。(a)
において、43aはシリンダヘッド43に設けた排気ポ
ート、81はシリンダヘッド43に取付けた排気管、8
2はヘッドカバー44に取付けたリードバルブ、83は
2次空気コントロールバルブ、84は2次空気第1通
路、85は2次空気第2通路、86はシリンダヘッド通
路である。
【0024】エンジン16を運転すると、2次空気コン
トロールバルブ83が開いている場合には、排気ポート
43a内圧力の脈動時の負圧によって、吸気チャンバ2
5内のエアは、2次空気取出管部54から2次空気第1
通路84を通って2次空気コントロールバルブ83に至
る。
【0025】更に、エアは、2次空気コントロールバル
ブ83から2次空気第2通路85を通ってリードバルブ
82に至り、このリードバルブ82を開いて、シリンダ
ヘッド通路86を介して排気ポート43a内、排気管8
1内に流入する。そして、排気ポート43a内、排気管
81内のHC、CO等を酸化させる。
【0026】(b)において、91はウォータポンプ、
92はサーモスタット、93は冷却水第1通路、94は
冷却水第2通路、95は冷却水第3通路、96は冷却水
第4通路、97は冷却水戻り通路である。エンジンを1
6を運転すると、これに伴ってウォータポンプ91が作
動し、冷却水は、冷却水第1通路93を通ってシリンダ
ブロック42内及びシリンダヘッド43内に流れ込み、
各部を冷却した後に冷却水第2通路94を通ってサーモ
スタット92に至る。
【0027】ここで、冷却水温度が所定の温度を越えて
いれば、サーモスタット92内の弁が開き、冷却水はサ
ーモスタット92から冷却水第3通路95を通ってラジ
エータ31に至り、ラジエータ31内を通過しながら放
熱する。ラジエータ31で冷却された冷却水は、冷却水
第4通路96を通ってウォータポンプ91に戻る。
【0028】もし、上記のサーモスタット92に至った
冷却水の温度が所定の温度以下であれば、サーモスタッ
ト92内の弁は開かず、冷却水はサーモスタット92か
ら冷却水戻り通路97を介してウォータポンプ91に戻
る。
【0029】図9は本発明に係る車両のエンジンの側面
図であり、図2に示したエンジン16の反対側の側面を
見た図である。エンジン16は、シリンダヘッド43の
側面に2次空気コントロールバルブ83及びサーモスタ
ット92を取付けたものである。
【0030】ここで、42aはシリンダブロック42の
冷却水吸入口、83a,83bは2次空気コントロール
バルブ83のエア吸入口及びエア吐出口、91a,91
b,91cはウォータポンプ91の冷却水吐出口、冷却
水吸入口及び冷却水戻り口、92a,92b,92cは
サーモスタット92の冷却水吸入口、冷却水吐出口及び
冷却水戻り口である。
【0031】図10は図9の10矢視図であり、エンジ
ン16のクランクケース99にシリンダブロック42、
シリンダヘッド43、ヘッドカバー44を取付け、クラ
ンクケース99の側面99aとシリンダブロック42、
シリンダヘッド43、ヘッドカバー44のそれぞれの側
面42c,43c,44cとに臨む空間S1に2次空気
コントロールバルブ83及びサーモスタット92を配置
したものである。なお、43bはシリンダヘッド43の
冷却水吐出口、101はスパークプラグである。
【0032】このように、空間S1に2次空気コントロ
ールバルブ83及びサーモスタット92を配置したこと
で、使われていない空間を有効に利用することができる
とともに、スパークプラグ101に臨む空間S1に2次
空気コントロールバルブ83及びサーモスタット92を
配置したので、2次空気コントロールバルブ83及びサ
ーモスタット92及びスパークプラグ101のメンテナ
ンスを一括して効率よく行うことができる。
【0033】図11は図9の11矢視図であり、シリン
ダヘッド43の側面に突出部43dを設け、この突出部
43dに2次空気コントロールバルブ83及びサーモス
タット92をボルト102で共締めして取付けたことを
示す。
【0034】詳しくは、2次空気コントロールバルブ8
3に薄板状のブラケット103を取付け、このブラケッ
ト103を2個のクッションラバー104,105で挟
み、これらのブラケット103、クッションラバー10
4,105にクランク状のステー106をボルト107
とステー106に固定したナット108とで共締めす
る。
【0035】また、サーモスタット92にブラケット1
11を取付け、このブラケット111と上記したステー
106とを突出部43dにボルト102で共締めして取
付けたことを示す。
【0036】図12は図11の12−12線断面図であ
る。リードバルブ82は、エア取入れ部82aと、薄板
状で弾性を有するリード82bと、このリード82bの
開度を規制するストッパ82cと、これらの弁体82b
及びストッパ82cをビス112で固定するためのベー
ス部82dとからなる。
【0037】ここで、43eはシリンダヘッド43に設
けた2次空気の吐出孔、44dはヘッドカバー44にお
けるリードバルブ82を取付けるための凹部、44eは
ヘッドカバー44の凹部44dに連通するとともにシリ
ンダヘッド43側の取付面44fに開口する連通孔、1
13はシリンダヘッド43とヘッドカバー44との間を
シールするガスケットである。上記した吐出孔43eと
連通孔44eとは、図8に示したシリンダヘッド通路8
6を構成するものである。
【0038】図13は本発明に係る自動二輪車のフロア
ステップの後部側面図であり、フロアステップ35の後
部側方に同乗者用の後部ステップとしてのピリオンステ
ップ121,121(奥側の符号121は不図示)を配
置したことを示す。ピリオンステップ121は、折り畳
み自在に取付けたものであり、図はピリオンステップ1
21を折り畳んで収納した状態を示したものである。
【0039】ここで、122はフロアステップ35を支
えるフロアステー、123,123(奥側の符号123
は不図示)はピリオンステップ121,121を支える
ために、一端をフロアステー122に取付け、他端を車
体フレーム11に取付けた側面視L字状のステップステ
ー、124はパワーユニット18を吊り下げるエンジン
ハンガ、125はエンジンハンガ124の車体フレーム
11側のスイング軸である。
【0040】図14は本発明に係る自動二輪車のフロア
ステップの後部斜視図であり、ピリオンステップ121
を図13の状態からスイングさせて車体側方に延ばした
状態を示す。ピリオンステップ121は、表面をラバー
126で覆い、足を載せる上面127に滑り止めのため
の溝128・・・を設けたものである。なお、129はピ
リオンステップ121の側面、130はピリオンステッ
プ121の端面である。
【0041】131はピリオンステップ121を収納す
るためにフロアステップ35の後部に設けたステップ収
納部、132はステップ収納部131の下面、133は
ステップ収納部131の側面、134は側面133の上
辺、135はフロアステップ35のステップ面、136
はステップ面135から後方に続く緩斜面、137はフ
ロアステップ35の側面である。ステップ面135及び
緩斜面136は、フロアステップ35の上面を構成する
ものである。
【0042】図15は本発明に係る自動二輪車のピリオ
ンステップの平面図であり、ステップステー123にブ
ラケット141を取付け、このブラケット141にステ
ップスイング軸142を取付け、このステップスイング
軸142にピリオンステップ121をスイング自在に取
付けたことを示す。図は、ピリオンステップ121を、
想像線で示す収納位置から実線で示す車体側方に延ばし
た位置まで約90°スイングさせた状態のものである。
【0043】図16は図15の16−16線断面図であ
り、ピリオンステップ121は、ステップスイング軸1
42にスイング自在に取付けた芯金144と、この芯金
144を覆うラバー126と、このラバー126及び断
面視コ字状のブラケット141のそれぞれの間に介在さ
せたスペーサ145とからなる。なお、126aは、ラ
バー126の一端の上部を延長して形成した延長部、1
42aはステップスイング軸142の軸端、147はワ
ッシャ、148はステップスイング軸142の抜け止め
を図る割りピンである。
【0044】図17(a),(b)は本発明に係る自動
二輪車のピリオンステップの説明図である。(a)に示
すピリオンステップ121の収納状態では、ピリオンス
テップ121の上面127は、フロアステップ35のス
テップ面135及びこのステップ面135から後方に続
く緩斜面136に対して連続的に延びる面であるため、
このようなピリオンステップ121とフロアステップ3
5とによって一体感のある外観を得ることができる。
【0045】また、(b)に示すピリオンステップ12
1を車体側方に延ばした状態では、ステップ収納部13
1の上辺134は、フロアステップ35のステップ面1
35及び緩斜面136に対して連続的に後方に延び、ま
た、ステップ収納部131の下面132は、上記した上
辺134と平行に後方へ延びるため、この場合も(a)
と同様に、ピリオンステップ121とフロアステップ3
5とによって一体感のある外観を得ることができる。
【0046】以上の図14及び図16で説明したよう
に、ピリオンステップ121の特徴としては、第1に、
ハンドル15(図1参照)とタンデム型のシート28
(図1参照)との間に足載せのためのフロアステップ3
5を備え、このフロアステップ35の後部に同乗者のた
めのピリオンステップ121,121を設けたスクータ
型車両である自動二輪車10(図1参照)において、こ
のピリオンステップ121は、フロアステップ35に設
けたステップ収納部131に収納できるように車体フレ
ーム11(図15参照)側へ折畳み自在に取付け、且つ
折畳んだ状態でのピリオンステップ121の上面127
がフロアステップ35の上面135,136と連続する
ようにステップの位置を決めたことである。
【0047】また、第2に、折畳む際のピリオンステッ
プ121の軌跡は、略水平であることである。更に、第
3に、ピリオンステップ121をラバー126で覆い、
このラバー126の一端を延長して、ピリオンステップ
121のスイング軸142の軸端142aを覆うように
したことである。
【0048】図18はピリオンステップの比較例を示す
側面図であり、自動二輪車200のタンデムシート20
1の下方から前方に亘ってフロアステップ202を配置
し、このフロアステップ202の後部にピリオンステッ
プ203を一体に形成したことを示す。なお、204は
ボデーカバーである。ピリオンステップ203は、ドラ
イバーが足を載せる上面205よりも上方へ膨出させる
ことで同乗者が足を掛けられるようにしたものである。
【0049】図19は図18の19矢視図であり、ピリ
オンステップ203は、足載せのための幅を確保するた
めに、その側面203aを、フロアステップ202の側
面202aよりも車体外方へ突出させたものである。
【0050】以上に説明した比較例では、図18におい
て、ピリオンステップ203は、外観を損なわないよう
に、フロアステップ202の上面205からなだらかに
膨出させたものであるが、これがかえってピリオンステ
ップ203を大型にし、周囲のタンデムシート201、
ボデーカバー204等とバランスの取れた外観にするこ
とを妨げている。また、図19において、ピリオンステ
ップ203の側面203aが、フロアステップ202の
側面202aよりも車体側方に突出するため、自動二輪
車200(図18参照)の車幅が大きくなる。
【0051】これに対して、図13〜図17に示した本
実施の形態のピリオンステップ121は、図17(a)
において、ピリオンステップ121をステップ収納部1
31に折り畳んだ状態では、側面視で上面127がフロ
アステップ35のステップ面135及び緩斜面136か
らなる上面に連続的に延びるため、フロアステップ35
とピリオンステップ121とによって一体感のある外観
を得ることができる。
【0052】また、ピリオンステップ121の側面12
9を略横長矩形状に形成したため、スリム感を得ること
ができ、このピリオンステップ121によって、後方に
延ばしたフロアステップ35や周囲の部品とバランスの
取れた外観とすることができる。
【0053】更に、図17(b)において、ピリオンス
テップ121を車体側方に延ばした状態では、側面視で
ピリオンステップ121における面積の小さな端面13
0が見えることと、ステップ収納部131が後方に延び
ることとで、ピリオンステップ121の取付部分の一体
感が損なわれない。
【0054】また更に、図15において、ピリオンステ
ップ121は、折り畳み自在に取付けたものなので、車
体側方に延ばした状態では、十分な長さを確保すること
ができて、同乗者がピリオンステップ121に余裕を持
って足を掛けることができ、且つ図19に示した比較例
のようなフロアステップ202にピリオンステップ20
3を一体に設けたものに比較して、本実施の形態のフロ
アステップ35の車体側方への突出量を小さくすること
ができ、フロアステップ35の幅が小さくなり、ひいて
は自動二輪車10(図1参照)の車幅を小さくすること
ができる。
【0055】そして、ピリオンステップ121をステッ
プ収納部131に折り畳んだ平面視では、フロアステッ
プ35の側面137にピリオンステップ121の側面1
29が沿うため、フロアステップ35とピリオンステッ
プ121との一体感を得ることができる。
【0056】このように、図13〜図17に示した本実
施の形態のピリオンステップ121は、従来のピリオン
ステップ203に比較して外観を損なうことなく、一体
感を持たせ、周囲の部品とバランスの取れたものとし、
しかも、同乗者が余裕を持って足を掛けることができる
ようにするために考案したものである。
【0057】図20は本発明に係る自動二輪車のエンジ
ンにおける冷却系を説明する側面図であり、シリンダヘ
ッド43に取付けたサーモスタット92の冷却水吐出口
92b(図9参照)に上部冷却水配管161の一端を接
続するとともに、この上部冷却配管161の他端に中継
管162を接続し、この中継管162に注入管163の
下端を接続するとともにこの注入管163を上方に延ば
し、この注入管163の上端に注入口164を設け、こ
の注入口163をキャップ165で塞ぎ、中継管162
にラジエータ上部配管166の一端を接続するとともに
このラジエータ上部配管166の他端をラジエータ31
の上部に接続し、ラジエータ31の下部に下部冷却水配
管167を接続するとともにこの下部冷却水配管167
の他端をクランクケース99の下部に設けたウォータポ
ンプ91の冷却水吸入口91bに接続したことを示す。
上記した上部冷却水配管161、中継管162、ラジエ
ータ上部配管166は、図8(b)に示した冷却水第3
通路95を構成するものである。
【0058】図21は本発明に係る自動二輪車のエンジ
ンにおける冷却系を説明する平面図であり、上部冷却水
配管161は、注入管163からサーモスタット92
へ、ほぼ車体の前後方向に延ばしたものである。下部冷
却水配管167は、ラジエータ31の左側からエンジン
16の右側面に取付けたウォータポンプ91(図20参
照)へ、略S字状にスムーズに湾曲させて延ばしたもの
である。
【0059】図22は図20の22−22線断面図であ
り、説明の都合上、フロアステップ35も記載した。フ
ロアステップ35は、断面視逆U字状のトンネル部17
1と、このトンネル部171の下端から両側方にそれぞ
れ延ばした足載せ部172,172と、この足載せ部1
72,172の端部から下方に延ばした側部173,1
73とからなる。なお、174・・・は足載せ部172,
172下部に設けたリブ、175・・・はリブ175・・・の
下面(即ち、フロアステップ35の下面)である。
【0060】上部冷却水配管161は、フロアステップ
35のトンネル部171内に配置したものであり、下部
冷却水配管167は、フロアステップ35の足載せ部1
72,172下部に設けたリブ174の下面175より
下方に配置したものである。
【0061】以上説明したように、本実施の形態の冷却
水配管配置構造の特徴としては、第1に、図1に示した
ハンドル15の下方にレッグシールド33,34を設
け、このレッグシールド33,34の下部後方に足載せ
とするフロアステップ35を設け、このフロアステップ
35の前部下方にラジエータ31を設け、フロアステッ
プ35の後部下方に水冷式エンジン16を配置したスク
ータ型車両としての自動二輪車10において、図20に
示したレッグシールド33,34内に、ラジエータ31
に冷却水を注入するための注入口164及びこの注入口
164からラジエータ31上部に接続する注入管163
を設け、エンジン16のシリンダヘッド43上部から上
部冷却水配管161を車体前方へ略水平に延ばした後に
更に上方へ斜めに延ばし、その先端を注入管163に接
続したことである。
【0062】第2に、エンジン16のクランクケース9
9上部を車体フレーム11にスイング自在に連結し、エ
ンジン16のクランクケース99下部とラジエータ31
下部とを接続する下部冷却水配管167をフロアステッ
プ35の下面175(図22参照)から下方に離して配
置したことである。
【0063】図23は自動二輪車のエンジンにおける冷
却系の比較例を説明する説明図であり、水冷式のエンジ
ン210のウォータポンプ211とラジエータ212の
下部とに、ラジエータ212からエンジン210内の各
部へ冷却水を供給するための供給ホース213を接続す
るとともに、エンジン210側とラジエター212の上
部とに、エンジン210内を循環した冷却水をラジエー
タ212へ戻すための戻りホース214を接続した状態
を示す。なお、215はラジエター212へ冷却水を注
入する注入管、216は車体フレームである。
【0064】上記比較例では、戻りホース214は、中
間部が下方へ湾曲した形状であるため、例えば、エンジ
ン210内の冷却水中にエアが混入している場合には、
そのエアが戻りホース214内を注入管215側へ移動
しにくく、エア抜き作業が難しい。
【0065】また、戻りホース214の全長が大きくな
るため、戻りホース214を車体フレーム216側へ固
定する場合の固定箇所が多くなり、固定箇所の加工コス
トが増える。また、固定のための固定金具、ビス等の個
数が多くなり、材料コストが増える。更に、車体フレー
ム216側へ戻りホース214を組み付ける組付工数が
増え、生産性の低下を招く。
【0066】これに対して図20に示した本実施の形態
では、上部冷却水配管161をシリンダヘッド43上部
から車体前方へ略水平に延ばした後に更に上方へ斜めに
延ばし、その先端を注入管163に接続したことで、冷
却水がエンジン16側から上部冷却水配管161内をラ
ジエータ31側へ流れるときに、エンジン16内の冷却
水通路に混入したエアを上部冷却水配管161及び注入
管163を介して容易に注入口164へ逃すことがで
き、エア抜き性を向上させることができる。
【0067】また、比較例に比べて、上部冷却水配管1
61を短くすることができ、上部冷却水配管161を車
体フレーム11側に固定するための車体フレーム11側
の加工箇所や固定のための固定金具、ビス等を減らすこ
とができ、加工コスト、材料コストを低減することがで
きる。更に、車体フレーム11側への上部冷却水配管1
61の組付工数を減らすことができ、自動二輪車10
(図1参照)の生産性を向上させることができる。
【0068】本実施の形態では、また、下部冷却水配管
167はスイング軸125から遠い位置にあるため、エ
ンジン16のスイングに伴うスイングは大きいが、下部
冷却水配管167をフロアステップ35の下面175
(図22参照)から下方に離して配置したことで、フロ
アステップ35下方の大きなスペースに下部冷却水配管
167をスムーズに湾曲させることができ、エンジンス
イングに伴うスイングをより効果的に吸収することがで
きる。従って、下部冷却水配管167が急激に曲げられ
るのを防ぐことができ、下部冷却水配管167の寿命を
延ばすことができる。
【0069】一方、上部冷却水配管161は、車体フレ
ーム11側のスイング軸125に近い位置にあるため、
エンジン16のスイングに伴うスイングを小さくするこ
とができる。
【0070】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の自動二輪車の吸気チャンバ構造は、エ
アクリーナからパワーユニット内エンジンまで延びる吸
気管に、この吸気管より大断面積の吸気チャンバを介設
するときに、この吸気チャンバを高さが吸気管の径と同
等で、幅が大きな横長矩形断面若しくは長円断面とする
ことで、吸気管を、ラゲッジボックスとパワーユニット
との間の狭い空間を通せるようにしたので、ラゲッジボ
ックスとパワーユニットとの間の狭い空間に吸気チャン
バを配置することができる。従って、吸気チャンバの容
量を確保することができ、吸気騒音の低減、エンジン出
力の向上を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸気チャンバ構造を適用した自動
二輪車の側面図
【図2】本発明に係る自動二輪車の要部拡大側面図
【図3】本発明に係る吸気チャンバ及びエアクリーナの
平面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】本発明に係る吸気チャンバ及びエアクリーナの
側面図
【図6】本発明に係る吸気チャンバ25の作用を説明す
る作用図
【図7】本発明に係る吸気チャンバの断面形状の別の実
施の形態を示す図
【図8】本発明に係る車両の2次空気及び冷却水の供給
路の系統図
【図9】本発明に係る車両のエンジンの側面図
【図10】図9の10矢視図
【図11】図9の11矢視図
【図12】図11の12−12線断面図
【図13】本発明に係る自動二輪車のフロアステップの
後部側面図
【図14】本発明に係る自動二輪車のフロアステップの
後部斜視図
【図15】本発明に係る自動二輪車のピリオンステップ
の平面図
【図16】図15の16−16線断面図
【図17】本発明に係る自動二輪車のピリオンステップ
の説明図
【図18】ピリオンステップの比較例を示す側面図
【図19】図18の19矢視図
【図20】本発明に係る自動二輪車のエンジンにおける
冷却系を説明する側面図
【図21】本発明に係る自動二輪車のエンジンにおける
冷却系を説明する平面図
【図22】図20の22−22線断面図
【図23】自動二輪車のエンジンにおける冷却系の比較
例を説明する説明図
【符号の説明】
10…自動二輪車、11…車体フレーム、14…前輪、
15…ハンドル、16…エンジン、18…パワーユニッ
ト、21…後輪、22,24…吸気管、25,71,7
4…吸気チャンバ、26…エアクリーナ、27…ラゲッ
ジボックス、28…シート、31…ラジエータ、33,
34…レッグシールド、35…フロアステップ、40…
クランクケース、43…シリンダヘッド、121…後部
ステップ(ピリオンステップ)、126…ラバー、12
7…後部ステップの上面、131…ステップ収納部、1
35,136…フロアステップの上面、142…後部ス
テップのスイング軸(ステップスイング軸)、142a
…後部ステップのスイング軸の軸端、161…上部冷却
水配管、163…注入管、164…注入口、167…下
部冷却水配管、175…フロアステップの下面、H…吸
気チャンバの高さ、S…空間、W…吸気チャンバの幅。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 光伸 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 古賀 雅裕 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 菊野 順二 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 細谷 征央 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 立石 清一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームの前後に前輪及び後輪を備
    え、これらの前後輪間に、後輪を駆動するパワーユニッ
    トを備え、このパワーユニットの上方に、ヘルメット等
    を収納することのできるラゲッジボックスを備え、ラゲ
    ッジボックスの後方にエアクリーナを配置してなる自動
    二輪車において、 前記エアクリーナからパワーユニット内エンジンまで延
    びる吸気管に、この吸気管より大断面積の吸気チャンバ
    を介設するときに、この吸気チャンバを高さが前記吸気
    管の径と同等で、幅が大きな横長矩形断面若しくは長円
    断面とすることで、前記吸気管を、ラゲッジボックスと
    パワーユニットとの間の狭い空間を通せるようにしたこ
    とを特徴とする自動二輪車の吸気チャンバ構造。
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