JP2001234728A - 車両適応制御装置 - Google Patents

車両適応制御装置

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JP2001234728A
JP2001234728A JP2000049895A JP2000049895A JP2001234728A JP 2001234728 A JP2001234728 A JP 2001234728A JP 2000049895 A JP2000049895 A JP 2000049895A JP 2000049895 A JP2000049895 A JP 2000049895A JP 2001234728 A JP2001234728 A JP 2001234728A
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SHIP RES INST MINISTRY OF LAND
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両の走行に伴ってエンジン回転速度等が変化
しても、制御性が低下することがないようにする。 【解決手段】車両を走行させるのに伴ってパルス信号を
発生させるパルス信号発生手段と、パルス信号を仮想参
照入力とし、フィルタ係数wi (n)に基づいてフィル
タ出力y(n)を発生させるフィルタ出力発生手段と、
前記フィルタ出力y(n)に基づいて駆動される駆動体
と、該駆動体を駆動するのに伴って発生させられる駆動
体出力と、理想出力との間のエラーを検出し、エラー信
号e(n)を発生させるエラー検出手段と、前記パルス
信号及びエラー信号e(n)に基づいて前記フィルタ係
数wi (n)を更新するフィルタ係数更新手段とを有す
る。そして、前記エラー検出手段におけるサンプリング
は時間間隔を固定して行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両適応制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両においては、エンジンを駆動
することによって排気ガスが発生させられ、それに伴っ
て、音波、すなわち、排気騒音が発生させられるように
なっている。この場合、該排気騒音は、排気管内を送ら
れて大気中に放出される。
【0003】そこで、前記排気騒音を減衰させて消音を
行う消音器が提供されている。
【0004】図2は従来の拡張型の消音器の概念図であ
る。
【0005】図において、31は、図示されないエンジ
ンと接続され、エンジンを駆動することによって発生さ
せられた排気ガスを排出するための排気管、32は該排
気管31に配設された消音器本体、33は該消音器本体
32において消音が行われた後の排気ガスを排出するた
めの出口管である。前記排気管31と出口管33とは同
一軸上に配設され、断面積が等しくされる。また、前記
消音器本体32は、排気ガスの流れ方向に対して直角の
方向に配設された第1、第2の端壁34、35、及び該
第1、第2の端壁34、35間を連結し、排気ガスの流
れ方向に延びる環状壁36を備え、前記第1、第2の端
壁34、35及び環状壁36によって消音室37が形成
される。そして、該消音室37の断面積は排気管31及
び出口管33の断面積より大きくされる。
【0006】この場合、排気管31を介して消音室37
に進入した排気騒音は、第1、第2の端壁34、35に
当たって反射波になり、該反射波は消音室37に進入し
てくる排気騒音を減衰させる。
【0007】図3は従来の拡張共振型の消音器の概念図
である。
【0008】図において、31は排気管、32は消音器
本体、33は出口管である。前記排気管31と出口管3
3とは同一軸上に配設され、断面積が等しくされる。ま
た、前記消音器本体32は、排気ガスの流れ方向に対し
て直角の方向に配設された第1、第2の端壁34、3
5、及び該第1、第2の端壁34、35間を連結し、排
気ガスの流れ方向に延びる環状壁36を備え、前記第
1、第2の端壁34、35及び環状壁36によって消音
室37が形成され、該消音室37の断面積は排気管31
及び出口管33の断面積より大きくされる。そして、排
気管31の一部は消音室37内に突出させられて突出壁
38を構成し、環状壁36と突出壁38との間に分岐管
として機能する領域39が形成される。
【0009】この場合、排気管31を介して消音室37
に進入した排気騒音は、第1、第2の端壁34、35に
当たって反射波になり、該反射波は消音室37に進入し
てくる排気騒音を減衰させる。また、消音室37に進入
した後、領域39に進入した排気騒音は、第1の端壁3
4に当たって反射波になり、該反射波は領域39に進入
してくる排気騒音を減衰させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記各
消音器においては、排気騒音を、第1、第2の端壁3
4、35において形成された反射波によって減衰させる
ようにしているので、第1、第2の端壁34、35間の
距離をL1とし、排気騒音の波長をλとしたとき、前記
距離L1を L1=λ/4 にする必要がある。したがって、排気騒音の周波数が低
い場合には、波長λが長くなり、消音器をその分長くす
る必要が生じるので、車両への搭載性が悪くなってしま
う。
【0011】そこで、二次音波を発生させる二次音源を
消音器に配設し、排気騒音と二次音波とを消音器本体内
において重ねることによって、二次音波の分だけ排気騒
音を減衰させるようにすることが考えられる。
【0012】ところが、この場合、車両の走行に伴って
エンジン回転速度等が変化すると、排気騒音の周波数も
変化してしまうので、排気騒音を十分に減衰させること
ができず、制御性が低下してしまう。
【0013】本発明は、前記従来の消音器の問題点を解
決して、車両の走行に伴ってエンジン回転速度等が変化
しても、制御性が低下することがない車両適応制御装置
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の車
両適応制御装置においては、車両を走行させるのに伴っ
てパルス信号を発生させるパルス信号発生手段と、前記
パルス信号を仮想参照入力とし、フィルタ係数に基づい
てフィルタ出力を発生させるフィルタ出力発生手段と、
前記フィルタ出力に基づいて駆動される駆動体と、該駆
動体を駆動するのに伴って発生させられる駆動体出力
と、理想出力との間のエラーを検出し、エラー信号を発
生させるエラー検出手段と、前記パルス信号及びエラー
信号に基づいて前記フィルタ係数を更新するフィルタ係
数更新手段とを有する。
【0015】そして、前記エラー検出手段におけるサン
プリングは時間間隔を固定して行われる。
【0016】本発明の他の車両適応制御装置において
は、さらに、前記フィルタ係数更新手段は、前記エラー
信号に対応させてフィルタ係数更新式におけるステップ
サイズパラメータを変化させる。
【0017】本発明の更に他の車両適応制御装置におい
ては、さらに、前記駆動体は二次音源であり、前記駆動
体出力は二次音波であり、前記理想出力は排気騒音であ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】図4は本発明の実施の形態における主消音
器の平面図、図5は本発明の実施の形態における主消音
器の断面図、図6は本発明の実施の形態における主消音
器の正面図である。
【0020】図において、10は第1の消音器としての
主消音器、11は一次音源としての図示されないエンジ
ンと接続され、エンジンを駆動することによって発生さ
せられた排気ガスを排出するための円筒状の排気管であ
り、該排気管11の所定の箇所、例えば、先端(図4及
び5における右端)に前記主消音器10が配設され、排
気管11上の前記排気ガスの流れ方向(図4における矢
印A方向)における主消音器10より上流側に第2の消
音器としての図示されない副消音器が配設される。
【0021】そして、前記主消音器10は、前記排気管
11の先端を包囲して配設された箱状の消音器本体1
2、及び該消音器本体12に取り付けられた第1、第2
の二次音源としての第1、第2のスピーカ25、26を
備える。この場合、第1、第2のスピーカ25、26
は、消音室としてのチャンバー17内における排気ガス
の流れ方向、すなわち、排気騒音の伝達方向における下
流側に向けて、第1の端壁14に取り付けられ、アクテ
ィブに消音を行う。本実施の形態においては、排気管1
1に隣接させて第1、第2のスピーカ25、26が配設
されるが、排気管11に隣接させて3個以上のスピーカ
を配設することもできる。
【0022】前記消音器本体12は、排気ガスの流れ方
向に対して直角の方向に配設された第1、第2の端壁1
4、15、及び該第1、第2の端壁14、15間を連結
し、排気ガスの流れ方向に延びる環状壁16を備え、前
記第1、第2の端壁14、15及び環状壁16によって
前記チャンバー17が形成され、該チャンバー17の断
面積は排気管11の断面積より大きくされる。なお、前
記消音器本体12は、排気ガスの流れ方向における長さ
が400〔mm〕に、排気ガスの流れ方向に対して直角
の方向における幅が510〔mm〕に、高さが200
〔mm〕にされる。
【0023】また、前記環状壁16は、頂壁16a、側
壁16b、16c及び底壁16dから成り、頂壁16a
及び底壁16dに「L」字状の補強用のリブ18が取り
付けられる。該リブ18は、排気ガスの流れ方向に対し
て直角の方向に延在させられ、頂壁16a及び底壁16
dが前記排気騒音によって振動させられるのを防止す
る。
【0024】そして、前記排気管11の一部はチャンバ
ー17内に突出させられて突出壁21を構成し、環状壁
16と突出壁21との間に分岐管として機能する領域2
2が形成される。また、前記第2の端壁15は、図6に
示されるように、消音器本体12の左端及び右端に形成
され、第2の端壁15間に排気ガスを排出するための排
出口23が形成される。
【0025】ところで、前記主消音器10として拡張型
又は拡張共振型の消音器を使用した場合、排気騒音の波
長が長くなると、消音器をその分長くする必要があり、
車両への搭載性が悪くなってしまう。
【0026】そこで、本実施の形態においては、主消音
器10として、アクティブノイズコントロール法を利用
した消音器が使用される。すなわち、前述されたよう
に、前記主消音器10において、第1の端壁14におけ
る排気管11に隣接させて、かつ、排気管11を中心と
して左右対称の位置に、第1、第2のスピーカ25、2
6が配設され、該第1、第2のスピーカ25、26を駆
動することによって排気騒音とは逆相の音波から成る二
次音波が発生させられる。したがって、前記排気騒音と
二次音波とが消音器本体12内において重ねられるの
で、二次音波の分だけ排気騒音が減衰させられる。その
結果、排気騒音を十分に減衰させることができる。
【0027】また、前記第2の端壁15における排出口
23の内周縁に、第1、第2のスピーカ25、26との
間の距離を互いに異ならせてエラー検出手段としてのエ
ラーマイク30が配設され、該エラーマイク30によっ
て、排気騒音と二次音波とが重ねられた後の残留誤差、
すなわち、エラーが検出される。そして、後述される制
御装置は、検出されたエラーに基づいて駆動信号を発生
させ、前記第1、第2のスピーカ25、26を駆動す
る。なお、第1、第2のスピーカ25、26の直径は2
00〔mm〕にされ、主消音器10の中心と各第1、第
2のスピーカ25、26の中心との距離は150〔m
m〕にされる。
【0028】前記チャンバー17内において、第1、第
2のスピーカ25、26のうちの一方、本実施の形態に
おいては、第1のスピーカ25を駆動したとき、350
〔Hz〕付近の周波数で騒音強度にピークが発生する。
すなわち、チャンバー17内における気柱共鳴周波数
は、制御周波数(約500〔Hz〕以下)の範囲内にお
いて350〔Hz〕付近の周波数になる。
【0029】ところで、前述されたように、前記エラー
マイク30は第2の端壁15における排出口23の内周
縁において前記第1、第2のスピーカ25、26の中心
に対応する高さ方向の位置に配設され、第1のスピーカ
25とエラーマイク30との間の距離(経路)M1と、
第2のスピーカ26とエラーマイク30との間の距離M
2とは互いに異ならせられる。したがって、前記第1、
第2のスピーカ25、26に、同一の駆動信号を送って
二次音波を発生させると、各二次音波間に、前記距離M
1と距離M2との差(経路差)分だけ位相差が生じる。
本実施の形態において、エラーマイク30は前記内周縁
における第2のスピーカ26側に配設されるが、第1の
スピーカ25側に配設することもできる。
【0030】その結果、350〔Hz〕付近で前記気柱
共鳴周波数が発生するのを抑制することができる。すな
わち、前記第1、第2のスピーカ25、26とエラーマ
イク30との間の伝達関数、すなわち、音響伝達関数
は、制御周波数の範囲内において共鳴が発生するのが抑
制され、比較的平坦(たん)な周波数特性を有すること
になる。
【0031】ところで、排気騒音のトラッキング解析を
行った結果、車両を加速する際の排気騒音は、気筒数を
Zとし、エンジン回転速度をNE としたときの燃焼周波
数f 00 =(Z/τ)×(m/60)〔Hz〕 ……(1) を基本周波数とする高調波成分のうち、主として、周波
数の低い周期音である低次のエンジン回転次数成分、例
えば、基本周波数である三次成分、及びその2倍の六次
成分から成ることが分かる。なお、τは定数であり、こ
の場合、2である。そこで、本実施の形態においては、
前記三次成分及び六次成分が制御対象とされる。
【0032】なお、周波数の高い周期音である高次のエ
ンジン回転次数成分については、前記副消音器によって
減衰させられる。そのために、副消音器として拡張型又
は拡張共振型の消音器が使用される。
【0033】このように、主消音器10において、排気
騒音における低次のエンジン回転次数成分について、二
次音波を発生させることによって減衰させることができ
るので、主消音器10の寸法を小さくすることができ
る。また、前記副消音器においては、排気騒音における
高次のエンジン回転次数成分についてだけ減衰させれば
よいので、副消音器の寸法を小さくすることができる。
その結果、主消音器10及び副消音器から成る排気消音
装置の配設位置及び配設状態における自由度を高くする
ことができ、車両への搭載性を良くすることができる。
【0034】また、エンジン回転速度NE 等が変動し、
排気騒音の周波数が変化しても、二次音波の周波数を排
気騒音の周波数に対応させて変化させることによって、
確実に消音を行うことができる。
【0035】この場合、実験室内に配設された台の上に
平坦な道路勾(こう)配に相当する道路を形成し、該道
路上で実車を使用し、エンジン回転速度NE を1200
〜2400〔rpm〕の範囲で変化させ、100〔rp
m/sec〕の目標回転速度で車両を加速走行させた。
その結果、エンジン回転次数成分の全体値(オーバーオ
ール値)で、排気騒音の騒音強度を約3〜10〔dB〕
程度小さくすることができた。
【0036】また、チャンバー17によって拡張共振型
の消音器の機能が付加される。したがって、排気管11
を介してチャンバー17に進入した排気騒音は、第1、
第2の端壁14、15に当たって形成された反射波によ
って減衰させられるとともに、領域22に進入する排気
騒音と第1の端壁14に当たって形成された反射波との
干渉によって更に減衰させられる。すなわち、第1、第
2の端壁14、15によってパッシブに消音が行われ
る。
【0037】したがって、第1、第2のスピーカ25、
26によって排気騒音が減衰させられる分だけ第1、第
2の端壁14、15によって排気騒音を減衰させる必要
がなくなる。その結果、前記排出口23の断面積をその
分大きくし、消音器本体12によって発生させられる背
圧を低くすることができるので、エンジンの出力を大き
くすることができるとともに、燃費を良くすることがで
きる。
【0038】ところで、前記第1、第2のスピーカ2
5、26は排気管11に隣接させて配設されるので、排
気管11内を流れる高温の排気ガスの熱の影響を受けや
すい。そこで、排気ガスの熱が第1、第2のスピーカ2
5、26に伝達されるのを阻止するために、第1、第2
のスピーカ25、26に隣接する部分において、前記排
気管11は円筒状の伝熱防止管28によって包囲され、
前記排気管11と伝熱防止管28との間に環状の空気流
路29が形成される。本実施の形態において、排気管1
1の直径を80〔mm〕としたとき、伝熱防止管28の
直径は90〔mm〕にされ、空気流路29の径方向寸法
は5〔mm〕にされる。前記伝熱防止管28は、後端
(図4及び5における左端)が第1、第2のスピーカ2
5、26より上流側に位置し、第1の端壁14を貫通し
てチャンバー17内に突出させられ、前端(図4及び5
における右端)が突出壁21の先端と同じ箇所に位置す
るとともに、両端にそれぞれ環状の空気入口51及び空
気出口52が形成される。
【0039】この場合、排気管11と伝熱防止管28と
は独立に支持され、それぞれ図示されない車体フレーム
に固定されるとともに、前記伝熱防止管28は第1の端
壁14に固定される。
【0040】したがって、車両が走行させられるのに伴
って、空気は、前記空気入口51を介して空気流路29
内に入り、空気出口52を介して排出され、その間に排
気管11及び排気ガスを冷却する。
【0041】このように、排気管11と第1の端壁14
とが熱的に遮断されるとともに、排気管11及び排気ガ
スが空気によって冷却されるので、排気ガスの熱が第
1、第2のスピーカ25、26に伝達されるのを阻止す
ることができる。しかも、低温の空気をチャンバー17
内に導入することができるので、チャンバー17内の温
度を低くすることができる。
【0042】また、前記第1、第2のスピーカ25、2
6が排気ガスの熱の影響を受けるのを防止することがで
きるので、前記第1、第2のスピーカ25、26として
耐熱処理が施されたスピーカを使用する必要がなくな
り、排気消音装置のコストを低くすることができる。例
えば、標準的なスピーカにおいては、取付部及びコアの
耐熱温度は80〜90〔℃〕であるので、標準的なスピ
ーカを二次音源として使用することができる。
【0043】なお、前記突出壁21の内周面を鏡面にす
ることによって反射面とし、輻(ふく)射による熱伝達
を防止したり、突出壁21の内周面に断熱材を被覆した
りすることもできる。
【0044】次に、第1、第2のスピーカ25、26に
よって二次音波を発生させ、排気騒音を減衰させるため
の制御装置について説明する。
【0045】図1は本発明の実施の形態における制御装
置の制御ブロック図、図7は本発明の実施の形態におけ
る排気消音装置の概念図である。
【0046】図において、10は主消音器、11は排気
管、25、26は第1、第2のスピーカ、30はエラー
マイク、55はエンジン、56は副消音器、57はエン
ジン回転速度NE 検出し、検出信号SGをパルス信号発
生手段としてのパルス発生器65に送るエンジン回転速
度センサである。時間をnで表したとき、前記パルス発
生器65は、エンジン回転速度NE に基づいて、パルス
信号としてのインパルス列x(n)を発生させ、該イン
パルス列x(n)をFIRフィルタ59に送る。また、
60はエラー信号e(n)及び前記インパルス列x
(n)に基づいてフィルタ係数wi (n)を算出するL
MSアナライザである。なお、エラーマイク30、エン
ジン回転速度センサ57、FIRフィルタ59、LMS
アナライザ60及びパルス発生器65によって制御装置
が、該制御装置及び第1、第2のスピーカ25、26に
よって車両適応制御装置が構成される。
【0047】前記制御装置を構成する制御系において、
前記第1、第2のスピーカ25、26によって駆動体が
構成され、第1、第2のスピーカ25、26を駆動する
ことによって、駆動体出力として前記二次音波が発生さ
せられる。そして、前記エラーマイク30は、時間ベー
スで、すなわち、各サンプリングのタイミングの時間間
隔を変化させることなく固定してサンプリングを行い、
前記二次音波と理想出力としての排気騒音との間のエラ
ーを検出し、エラー信号e(n)を発生させる。本実施
の形態において、前記エラーマイク30は減算器によっ
て表され、排気騒音を表す排気騒音信号d(n)から二
次音波を表す二次音波信号s(n)を減算することによ
ってエラー信号e(n)が得られる。
【0048】また、前記FIRフィルタ59は、インパ
ルス列x(n)が入力されると、該インパルス列x
(n)を仮想参照入力とし、フィルタ係数wi (n)に
基づいてフィルタ出力y(n)を算出して発生させ、該
フィルタ出力y(n)を駆動信号として出力する。
【0049】なお、前記フィルタ係数wi (n)におい
て、iはタップ番号であり、FIRフィルタ59のタッ
プ長をLとしたとき、前記タップ番号iは、 i=0、1、…、L−1 である。
【0050】ところで、前記制御装置においては、同期
式適応フィルタ法(SFX−TB法)で制御が行われ
る。そのために、前記インパルス列x(n)は、式
(2)で表されるように、前記検出信号SGに基づいて
発生させられ、エンジン55の回転の基本周期に同期さ
せて発生させられる。
【0051】
【数1】
【0052】なお、δは数値をパルス化するための関
数、Nは時間ベースのサンプリングを行ったときの前記
インパルス列x(n)の基本周期当たりのサンプリング
の回数、すなわち、サンプリングポイント数、βは任意
の数である。本実施の形態において、パルス発生器65
は、エンジン55が1回転させられる間に、前記インパ
ルス列x(n)に3個のパルスを発生させるように設定
され、一つのパルスによって前記基本周期が設定され
る。そして、該基本周期内にサンプリングポイント数N
の回数のサンプリングが行われる。なお、本実施の形態
において、前記サンプリングポイント数Nと前記タップ
長Lとは等しい。
【0053】そして、前記LMSアナライザ60の図示
されないリファレンス信号算出手段は、式(3)によっ
て、第1、第2のスピーカ25、26とエラーマイク3
0との間の音響伝達関数(エラーパス)c(j)及びイ
ンパルス列x(n)に基づいてリファレンス信号r
(n)を算出し、LMSアナライザ60の図示されない
フィルタ係数更新手段は、フィルタ係数更新式としての
式(4)によって、前回のサンプリングのタイミングに
おけるフィルタ係数wi (n)、該フィルタ係数w
i (n)を更新する際に制御を収束させるためのステッ
プサイズパラメータ(変換係数)μ、エラー信号e
(n)、及びリファレンス信号r(n)に基づいてフィ
ルタ係数wi (n)を算出して更新する。なお、前記リ
ファレンス信号r(n)は、前述されたように、音響伝
達関数c(j)及びインパルス列x(n)に基づいて算
出される。
【0054】
【数2】
【0055】なお、音響伝達関数c(j)において、j
はタップ番号であり、該タップ番号jは、 j=0、1、…、N−1 である。また、音響伝達関数c(j)はインパルス応答
を表す。
【0056】続いて、FIRフィルタ59の図示されな
いフィルタ出力発生手段は、式(5)によって、フィル
タ係数wi (n)及びインパルス列x(n)に基づいて
フィルタ出力y(n)を発生させ、第1、第2のスピー
カ25、26に対して出力する。
【0057】
【数3】
【0058】このように、インパルス列x(n)は、前
記検出信号SGに基づいて、エンジン55の回転の基本
周期に同期させて発生させられるので、前記リファレン
ス信号r(n)を時間nの関数C(n)で表すことがで
きる。したがって、リファレンス信号r(n)の計算を
簡略化することができるので、制御を収束させるための
計算に必要な時間を大幅に短縮することができ、制御装
置の応答性を向上させることができる。
【0059】ところで、車両の走行に伴ってエンジン回
転速度NE 等が変化すると、それに伴って排気騒音の周
波数も変化する。前記制御装置においては、エンジン回
転速度NE 等が変化すると、インパルス列x(n)の基
本周期が変化し、それに伴ってフィルタ出力y(n)の
基本周期も変化させられる。したがって、二次音波の周
波数を前記排気騒音の周波数に対応させて変化させるこ
とができるので、エンジン回転速度NE 等が変化しても
制御性が低下することがなくなり、排気騒音を十分に減
衰させることができる。
【0060】また、前記制御装置においては、前述され
たように、時間ベースのサンプリングが行われるので、
サンプリングのタイミングが一定になり、エンジン回転
速度NE が変化しても前記音響伝達関数c(j)は変化
しない。そして、前記エンジン回転速度NE が変化する
と、該エンジン回転速度NE に対応させて前記サンプリ
ングポイント数N及び前記タップ長Lを変化させるよう
にしている。
【0061】したがって、車両の走行に伴って、エンジ
ン回転速度NE 等が急激に変化しても、制御の追随性が
低下することはない。例えば、加速走行時等において、
エンジン回転速度NE 等が急激に高くなっても、リファ
レンス信号r(n)、フィルタ係数wi (n)及びフィ
ルタ出力y(n)を確実に算出することができるので、
十分に消音を行うことができる。
【0062】ところで、前記LMSアナライザ60にお
いて、フィルタ係数wi (n)を算出し、更新するに当
たり、ステップサイズパラメータμが設定され、該ステ
ップサイズパラメータμが、エラー信号e(n)とリフ
ァレンス信号r(n)との積に乗算されるようになって
いる。この場合、前記ステップサイズパラメータμを小
さく設定すると、制御の安定性を高くすることができる
のに対して、制御の収束性がその分低くなってしまう。
一方、ステップサイズパラメータμを大きく設定する
と、制御の収束性を高くすることができるのに対して、
制御の安定性がその分低くなってしまう。
【0063】そこで、本実施の形態においては、エラー
信号e(n)に対応させてステップサイズパラメータμ
を変化させるようにしている。
【0064】そのために、LMSアナライザ60はステ
ップサイズパラメータμの初期値を 0<μ<1 の範囲内の任意の値、例えば、0.8に設定するととも
に、エラー信号e(n)を読み込んで、図示されない記
録手段としてのメモリに記録する。
【0065】次に、前記LMSアナライザ60は、制御
を開始してから現在までにサンプリングされたエラー信
号e(n)の値e(0)、e(1)、…、e(n)の各
絶対値のうちの最大値A00 =max{|e(0)|,|e(1)|,…,|e
(n)|} を算出する。
【0066】ところで、制御を開始したときの基本周期
から数えて現在の基本周期がk番目であるとし、1番目
から(k−1)番目までの各サンプリングポイント数N
の値をN1 、N2 、…、Nk-1 とすると、制御を開始し
てから(k−1)番目の基本周期が終了するまでのサン
プリングポイント数Nの合計、すなわち、累積サンプリ
ングポイント数Mは、 M=N1 +N2 +…+Nk-1 になる。
【0067】そこで、k番目のサンプリングポイント数
Nの値をNk とすると、前記LMSアナライザ60は、
k番目の基本周期内にサンプリングされたエラー信号e
(n)の値e(M+0)、e(M+1)、…、e(M+
k −1)の各絶対値のうちの最大値Akk =max{|e(M+0)|,|e(M+1)|,
…,|e(M+Nk −1)|} を算出する。
【0068】そして、前記LMSアナライザ60は、基
本周期ごとに、式(6)によって、制御を開始してから
現在までのステップサイズパラメータμの最大値μ1
及び各最大値A0 、Ak に基づいてステップサイズパラ
メータμを更新する。
【0069】 μ=μ1 ・Ak /A0 ……(6) この場合、最大値A0 より最大値Ak が大きいと、 A0 =Ak にされ、値Ak /A0 は1になり、ステップサイズパラ
メータμは最大値μ1 と等しくされる。したがって、フ
ィルタ係数wi (n)を更新する際の変化量が最も大き
くされ、制御の収束性が高くなる。また、最大値A0
り最大値Ak が小さいと、値Ak /A0 は1より小さく
なり、ステップサイズパラメータμは最大値μ1 より小
さくされる。したがって、フィルタ係数wi (n)を更
新する際の変化量がその分小さくされ、制御の安定性が
高くなる。
【0070】続いて、LMSアナライザ60は、制御を
開始してから現在までのステップサイズパラメータμの
最小値をμ0 としたとき、現在のステップサイズパラメ
ータμ(式(6)によって更新された値)と最小値μ0
とを比較し、比較結果に基づいてフィルタ係数w
i (n)を更新する。
【0071】すなわち、ステップサイズパラメータμが
前記最小値μ0 より大きいときは、ステップサイズパラ
メータμをそのまま使用して、式(7)によってフィル
タ係数wi (n)を更新する。
【0072】 Wi (n+1)=Wi (n)−μ・e(n)・r(n−i)……(7) また、ステップサイズパラメータμが前記最小値μ0
下であるときは、ステップサイズパラメータμをそのま
ま使用することなく、最小値μ0 を使用して、式(8)
によってフィルタ係数wi (n)を更新する。
【0073】 Wi (n+1)=Wi (n)−μ0 ・e(n)・r(n−i) ……(8) このように、エラー信号e(n)が大きくなると、ステ
ップサイズパラメータμは大きくされてフィルタ係数w
i (n)を更新する際の変化量が大きくされ、エラー信
号e(n)が小さくなると、ステップサイズパラメータ
μは小さくされてフィルタ係数wi (n)を更新する際
の変化量が小さくされる。そして、ステップサイズパラ
メータμは、常に最小値μ0 より大きくなるように更新
される。したがって、エラー信号e(n)が大きくなら
ないことを条件に、常にステップサイズパラメータμを
大きく設定することができるので、制御の収束性及び安
定性のいずれも高くすることができる。
【0074】次に、騒音特性について説明する。
【0075】図8は騒音強度の比較図である。なお、図
において、横軸にエンジン回転速度NE を、縦軸に騒音
強度を採ってある。
【0076】図において、L1は同期式適応フィルタ法
による制御を行わない場合の騒音特性を示す線、L2は
同期式適応フィルタ法による制御を行い、かつ、ステッ
プサイズパラメータμを0.4に固定した場合の騒音特
性を示す線、L3は同期式適応フィルタ法による制御を
行い、かつ、ステップサイズパラメータμを可変にした
場合の騒音特性を示す線である。
【0077】ステップサイズパラメータμを0.4に固
定すると、加速走行を開始した直後において制御の収束
性が悪くなり、エンジン回転速度NE が1300〔rp
m〕前後において、同期式適応フィルタ法による制御を
行わない場合より騒音強度(音圧レベル)が高くなる。
したがって、排気騒音を減衰させる消音効果を十分に得
ることができない。
【0078】これに対して、ステップサイズパラメータ
μを可変にすると、加速走行を開始した直後においても
制御の収束性を良くすることができ、排気騒音を減衰さ
せる消音効果を十分に得ることができる。すなわち、加
速走行時の全般を通じて3〜10〔dB〕程度排気騒音
を減衰させることができる。
【0079】また、ステップサイズパラメータμを可変
にすると、加速中において制御の安定性を向上せること
ができる。
【0080】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0081】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、車両適応制御装置においては、車両を走行させる
のに伴ってパルス信号を発生させるパルス信号発生手段
と、前記パルス信号を仮想参照入力とし、フィルタ係数
に基づいてフィルタ出力を発生させるフィルタ出力発生
手段と、前記フィルタ出力に基づいて駆動される駆動体
と、該駆動体を駆動するのに伴って発生させられる駆動
体出力と、理想出力との間のエラーを検出し、エラー信
号を発生させるエラー検出手段と、前記パルス信号及び
エラー信号に基づいて前記フィルタ係数を更新するフィ
ルタ係数更新手段とを有する。
【0082】そして、前記エラー検出手段におけるサン
プリングは時間間隔を固定して行われる。
【0083】この場合、車両を走行させるのに伴ってパ
ルス信号を発生させ、該パルス信号を仮想参照入力と
し、フィルタ係数に基づいてフィルタ出力を発生させて
駆動体を駆動する。そして、駆動体を駆動するのに伴っ
て発生させられる駆動体出力と、理想出力との間のエラ
ーが検出され、エラー信号が発生させられる。さらに、
前記パルス信号及びエラー信号に基づいて前記フィルタ
係数が更新される。
【0084】したがって、駆動体出力の周波数を理想出
力の周波数に対応させて変化させることができるので、
エンジン回転速度等が変化しても制御性が低下すること
がなくなり、理想出力を十分に減衰させることができ
る。
【0085】そして、前記エラー検出手段におけるサン
プリングは時間間隔を固定して行われるので、サンプリ
ングのタイミングを一定にすることができる。したがっ
て、車両を走行させるのに伴って、エンジン回転速度等
が急激に変化しても、制御の追随性が低下することはな
い。
【0086】本発明の他の車両適応制御装置において
は、さらに、前記フィルタ係数更新手段は、前記エラー
信号に対応させてフィルタ係数更新式におけるステップ
サイズパラメータを変化させる。
【0087】この場合、エラー信号に対応させてフィル
タ係数更新式におけるステップサイズパラメータが変化
させられる。
【0088】したがって、エラー信号が大きくならない
ことを条件に、常にステップサイズパラメータを大きく
設定することが可能になるので、制御の収束性及び安定
性のいずれも高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における制御装置の制御ブ
ロック図である。
【図2】従来の拡張型の消音器の概念図である。
【図3】従来の拡張共振型の消音器の概念図である。
【図4】本発明の実施の形態における主消音器の平面図
である。
【図5】本発明の実施の形態における主消音器の断面図
である。
【図6】本発明の実施の形態における主消音器の正面図
である。
【図7】本発明の実施の形態における排気消音装置の概
念図である。
【図8】騒音強度の比較図である。
【符号の説明】
25、26 第1、第2のスピーカ 30 エラーマイク 57 エンジン回転速度センサ 59 FIRフィルタ 60 LMSアナライザ 65 パルス発生器 e(n) エラー信号 wi (n) フィルタ係数 x(n) インパルス列 y(n) フィルタ出力
フロントページの続き Fターム(参考) 3G004 AA01 CA12 DA21 DA25 EA01 5D061 FF02 FF10 5H004 GA02 GA08 GB12 HA20 HB08 HB15 KB21 KC12 KC53 MA08 MA11 MA19 9A001 BB06 HH34 JJ77 KK32 KK37

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)車両を走行させるのに伴ってパル
    ス信号を発生させるパルス信号発生手段と、(b)前記
    パルス信号を仮想参照入力とし、フィルタ係数に基づい
    てフィルタ出力を発生させるフィルタ出力発生手段と、
    (c)前記フィルタ出力に基づいて駆動される駆動体
    と、(d)該駆動体を駆動するのに伴って発生させられ
    る駆動体出力と、理想出力との間のエラーを検出し、エ
    ラー信号を発生させるエラー検出手段と、(e)前記パ
    ルス信号及びエラー信号に基づいて前記フィルタ係数を
    更新するフィルタ係数更新手段とを有するとともに、
    (f)前記エラー検出手段におけるサンプリングは時間
    間隔を固定して行われることを特徴とする車両適応制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルタ係数更新手段は、前記エラ
    ー信号に対応させてフィルタ係数更新式におけるステッ
    プサイズパラメータを変化させる請求項1に記載の車両
    適応制御装置。
  3. 【請求項3】 (a)前記駆動体は二次音源であり、
    (b)前記駆動体出力は二次音波であり、(c)前記理
    想出力は排気騒音である請求項1に記載の車両適応制御
    装置。
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