JP2001234538A - 植生台盤 - Google Patents
植生台盤Info
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Landscapes
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
な補助台盤とを用いて、地盤が平面でも、法面でも自在
に使用することができる植生台盤に関する。 【解決手段】 上面および下面が開口し、上面側に掛止
部を形成した中空ボックス状の台盤本体と、上記掛止部
に掛止められて台盤本体の上面を塞ぐと共に、上壁面に
植生用の孔部を穿設した補助台盤とからなっており、両
者を掛け止めて1体とし、または別々に独立して植生台
盤として使用し、周囲に形成される凹溝部にコンクリー
トを充填して地盤に固定することができる。
Description
面に取り付けて植物を育成することができる植生台盤に
関する。
して種々構成のものが提案されているが、簡単な構成で
ありながら地盤が平面でも、法面でも自在に使用するこ
とができる植生台盤は提供されておらず、この種の分野
において開発が待たれていた。
鑑みて鋭意研究の結果創案されたものであって、その主
たる課題は、台盤本体と、これに掛止め可能な補助台盤
とを用いて、地盤が平面でも、法面でも自在に使用する
ことができる植生台盤を提供することにある。この発明
の別の課題は、台盤本体と、補助台盤とを組み合わせて
一体にして使用し、または台盤本体と補助台盤とをそれ
ぞれ別々に独立して使用することができる植生台盤を提
供することにある。
決するため、請求項1の発明では、上面および下面が開
口し、上面側に掛止部を形成した中空ボックス状の台盤
本体と、上記掛止部に掛止められて台盤本体の上面を塞
ぐと共に、上壁面に植生用の孔部を穿設した補助台盤と
からなっている、という技術的手段を講じている。
面が開口し、上面側に掛止部を形成した中空ボックス状
の台盤本体と、上記掛止部に掛止められて台盤本体の上
面を塞ぐと共に、上壁面に植生用の孔部を穿設した補助
台盤とからなっており、両者を掛け止めて1体となし、
または別々に独立して使用しうる、という技術的手段を
講じている。
も下部が外方へ拡開する形状に設定されており、設置面
に多数の台盤本体を隙間無く並べて各台盤本体の上面の
外周に沿って凹溝部を形成し、該凹溝部にコンクリート
等の固着材を充填して前記台盤本体を設置面に固定して
なる、という技術的手段を講じている。
底面側が開口する略皿状からなっており、上壁面に植生
用の孔が複数設けられている、という技術的手段を講じ
ている。
上壁面に上方へ隆起する突壁部を設け、該突壁部の一側
が塞がれ他方を開口して植生用の開口部に形成してな
る、という技術的手段を講じている。
も下部が外方へ拡開する形状に設定されており、設置面
に多数の補助台盤を隙間無く並べて各補助台盤の上面の
外周に沿って凹溝部を形成し、該凹溝部にコンクリート
等の固着材を充填して前記補助台盤を設置面に固定して
なる、という技術的手段を講じている。
適実施例について図面を参照しつつ説明する。植生台盤
1は、図1に示す台盤本体2と、図2および図3に示す
補助台盤3とからなっている。即ち、台盤本体2は、合
成樹脂材で成型され、上面および下面が開口する截頭四
角錐形状の筒体からなる中空ボックス状に形成されてい
る。
が形成されており、該フランジ3のコーナー部分には隣
接する台盤本体2相互を連結するための連結具4がそれ
ぞれ形成されている。なお、図示例では前記フランジの
先端はコーナー部分を除いて曲折して立ち上げてもよ
く、隙間無く並べた多数の台盤本体2相互の位置決めに
用いられる。また、本実施例で連結具4は軸部からなっ
ており、隣接した台盤本体2相互の軸部4、4に、該軸
部を掛止める孔を一対に有した連結板5を掛け止めて拘
束するようになっている。
って掛止部6が形成されている。図示例で掛止部6は、
最上部の同一面上でコーナー部から内向きの突出する平
面L状の第1掛止片6aと、該第1掛止片6aと一定の
間隔を隔てた同一面状で第1掛止片6aと上下に重なら
ない位置で内向きの突出した第2掛止片6bとからなっ
ており、後述の補助台盤10を掛止めることができるよ
うになっている。上記掛止部6の構造は台盤本体2に補
助台盤10を掛止めることができる構成の一例を示すも
ので他の公知の掛止構造や連結構造を用いることができ
る。
に縦横に隙間無く並べて連結板5を用いて相互に連結す
ると、台盤本体2と隣接する台盤本体2との間には、そ
の上面の外周に沿って凹溝部20が形成される。そこ
で、前記台盤本体2の中空内には砂利や砂などの植生基
材21を充填し、そこに植物22の種を植える。
充填して、前記多数の連結された台盤本体2を一体にし
て地盤に固定することができる。これにより碁盤の目状
に台盤本体2を取り付けて、植物22を生育させること
ができる。図示例では、地盤が扁平な場合を例示した
が、地盤は法面であってもよく、法面に沿って前記台盤
本体2を固定することができる。
樹脂材で成形され、断面略梯形状であって底面側が開口
する略皿状からなっており、基部には外方へ延びる連結
用フランジ11が形成されており、上壁面12に植生用
の孔13が複数設けられている。ここで孔13には、放
射状に切れ線14を形成してもよく、これを設けること
によって、後日に孔13から植物の幹が延びた際に、幹
が太くなっても孔13に締め付けられることがなく孔1
3が広がることができるようになっている。
フランジ11を、台盤本体2の第1掛止片6aと第2掛
止片6bの間に差し込んで、台盤本体2の上面開口を塞
ぐようにして掛止めて、植生台盤1を組み立てるように
なっている。この植生台盤1は、図4に示すように、縦
横に隙間無く並べ連結板5を用いて相互に連結すると、
植生台盤1と隣接する植生台盤1との間には、その上面
の外周に沿って凹溝部20が形成される。
2と補助台盤10の中空内には砂利や砂などの植生基材
21を充填し、上記孔13に位置に合わせて植物22の
種を植える。また、凹溝部20には生コンクリートCを
充填して、前記多数の連結された植生台盤1を一体にし
て地盤に固定する。ここで、生コンクリートCの充填は
補助台盤10の上面まで充填するものであっても、ある
いは台盤本体2の上面まで充填するものであってもよ
い。同様にしてこの植生台盤1を法面に取り付けた状態
を図6に示す。
面12に上方へ隆起する突壁部15を設け、該突壁部1
5の一側(基端側)が塞がれ他方を開口して植生用の開
口部16に形成されている。この突壁部15は図示例の
場合、補助台盤10の基端側(図中左側)の上壁面12
に設けられているが、中途位置でも、あるいは先端側で
もよいが、突壁部15基の端側が塞がっており、先端側
に開口部16が形成されるようになっている。
に傾斜姿勢で使用される場合に、開口部16が上向きに
なるように補助台盤10を傾斜することにより、上壁面
に設けられた孔部13に対して開口部16がほぼ上向き
となるので、植物の生育を妨げることがない。その他の
構成は図2に示した前記補助台盤10と同じであるの
で、同一構成には同一符号を付してその説明を省略す
る。
ンジ11を、台盤本体2の第1掛止片6aと第2掛止片
6bの間に差し込んで、台盤本体2の上面開口を塞ぐよ
うにして掛止めて、植生台盤1を組み立てる。この植生
台盤1は、図5に示すように、縦横に隙間無く並べ連結
板5を用いて相互に連結すると、植生台盤1と隣接する
植生台盤1との間には、その台盤本体2の上面の外周に
沿って凹溝部20が形成される。
2と補助台盤10の中空内には砂利や砂などの植生基材
21を充填し、上記孔13や開口部16に合わせて植物
22の種を植える。また、凹溝部20には生コンクリー
トCを充填して、前記多数の連結された植生台盤1を一
体にして地盤に固定する。同様にして法面に取り付けた
状態を図7に示す。
としても使用することができる。即ち、図9および図1
0は、図2および図3で示した補助台盤10を法面に隙
間無く並べた場合を示す。即ち、隣接する補助台盤10
の連結用フランジ11のコーナーに連結孔11aを設
け、この連結孔11a相互に、これに掛止められる軸部
を一対に有する連結板15を用いて相互に連結すると、
補助台盤10と隣接する補助台盤10との間には、その
上面の外周に沿って凹溝部20が形成される。
砂などの植生基材21を充填し、上記孔13に位置に合
わせて植物22の種を植える。また、凹溝部30には生
コンクリートCを充填して、前記多数の連結された補助
台盤10を一体にして地盤に固定する。これにより、補
助台盤10単体としても同様に植物の育生を図ることが
できる。
部の組合せを例示したが、公知の掛止手段や係合手段、
その他の種々連結手段を用いることができる。また、こ
の植生台盤は地盤上に設置した場合を例示したが、法面
などをコンクリートで固める際の型枠として使用するも
のであってもよい。更にはコンクリート面の上に設ける
ものでもよい。その他、この発明の要旨を変更しない範
囲で種々設計変更しうること勿論である。
では、台盤本体と、これに掛止め可能な補助台盤とを用
いて、地盤が平面であっても、法面であっても自在に使
用することができる。また、台盤本体と、補助台盤と
は、それらを組み合わせて一体にして使用しても、また
は台盤本体と補助台盤とをそれぞれ別々に独立して使用
してもよく、使用状況に合わせて最適の使用法を選択す
ることができる。更に、簡単な構成からなるので信頼性
に優れ、且つ工業的量産に適するので極めて有益であ
る。
ら見た斜視図、(b)は下から見た斜視図である。
台盤の使用例を示す断面図である。
台盤の使用例を示す断面図である。
台盤の法面への使用例を示す断面図である。
台盤の法面への使用例を示す断面図である。
面図である。
断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 上面および下面が開口し、上面側に掛止
部を形成した中空ボックス状の台盤本体と、 上記掛止部に掛止められて台盤本体の上面を塞ぐと共
に、上壁面に植生用の孔部を穿設した補助台盤とからな
っていることを特徴とする植生台盤。 - 【請求項2】 上面および下面が開口し、上面側に掛止
部を形成した中空ボックス状の台盤本体と、 上記掛止部に掛止められて台盤本体の上面を塞ぐと共
に、上壁面に植生用の孔部を穿設した補助台盤とからな
っており、 両者を掛け止めて1体となし、または別々に独立して使
用しうることを特徴とする植生台盤。 - 【請求項3】 台盤本体が上部よりも下部が外方へ拡開
する形状に設定されており、設置面に多数の台盤本体を
隙間無く並べて各台盤本体の上面の外周に沿って凹溝部
を形成し、 該凹溝部にコンクリート等の固着材を充填して前記台盤
本体を設置面に固定してなることを特徴とする請求項1
または2に記載の植生台盤。 - 【請求項4】 補助台盤が、底面側が開口する略皿状か
らなっており、上壁面に植生用の孔が複数設けられてい
ることを特徴とする請求項1、2および3に記載の植生
台盤。 - 【請求項5】 補助台盤が、上壁面に上方へ隆起する突
壁部を設け、該突壁部の一側が塞がれ他方を開口して植
生用の開口部に形成してなることを特徴とする請求項
1、2および3に記載の植生台盤。 - 【請求項6】 補助台盤が上部よりも下部が外方へ拡開
する形状に設定されており、設置面に多数の補助台盤を
隙間無く並べて各補助台盤の上面の外周に沿って凹溝部
を形成し、 該凹溝部にコンクリート等の固着材を充填して前記補助
台盤を設置面に固定してなることを特徴とする請求項4
または5に記載の植生台盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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JP2001234538A true JP2001234538A (ja) | 2001-08-31 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005269998A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Shinichiro Hayashi | 植物育成用のプランター及びそれを用いた屋上緑化および壁面緑化 |
JP2009108608A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Risha Plants:Kk | 緑化用構造体および緑化用構造体複合物 |
CN111034494A (zh) * | 2020-01-03 | 2020-04-21 | 上海勘测设计研究院有限公司 | 倒v型植物种植槽及其使用方法 |
-
2000
- 2000-02-22 JP JP2000045261A patent/JP4382233B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4517222B2 (ja) * | 2004-03-25 | 2010-08-04 | 慎一郎 林 | 植物育成用のプランター |
JP2009108608A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Risha Plants:Kk | 緑化用構造体および緑化用構造体複合物 |
CN111034494A (zh) * | 2020-01-03 | 2020-04-21 | 上海勘测设计研究院有限公司 | 倒v型植物种植槽及其使用方法 |
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