JP2001234091A - 二酸化チタン顔料及びその製造方法 - Google Patents
二酸化チタン顔料及びその製造方法Info
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Abstract
るためにその表面がアルミニウム、ケイ素、ジルコニウ
ムなどの含水酸化物で被覆されているが、このような二
酸化チタン顔料をポリエチレンやポリプロピレンなどの
ポリオレフィン系樹脂に配合して薄膜フィルム加工する
場合には、二酸化チタン顔料に含まれる水分によって発
泡現象が起こり、薄膜加工ができないという問題があ
る。 【解決手段】本発明の二酸化チタン顔料は、二酸化チタ
ン粒子の表面に多価アルコールとアミノシラン化合物の
加水分解生成物を含む被覆層を有し、分散性が樹脂圧上
昇で20kg/cm2以下であり、疎水性、分散性等に
優れたものである。このものは、耐レーシング性、分散
性を必要とするプラスチック用着色剤として有用なもの
である。
Description
りわけポリオレフィン系樹脂での分散性に優れ、隠ペイ
性が高い二酸化チタン顔料及びその製造方法に関する。
ので、有機系の樹脂への親和性が低く、プラスチックに
配合する場合、二酸化チタン顔料の分散不良に起因する
レーシング(発泡)やピンホールなどの加工不良が発生
する。このため、各種の有機系化合物で二酸化チタンの
粒子表面を被覆してプラスチック樹脂への親和性を改良
する方法が知られているが、十分ではなく、特にポリエ
チレンや、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系で薄
膜フィルム加工する場合に、高度の隠ペイ性を得ること
が困難であった。
た従来技術の問題点を克服し、親和性、分散性が優れ薄
膜フィルム加工などのプラスチック成形時に加工不良が
発生し難く、且つ隠ペイ性が高い二酸化チタン顔料およ
びその製造方法を提供するためになされたものである。
問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、(1)アミ
ノシラン化合物の加水分解生成物を二酸化チタンの粒子
表面に被覆すれば、プラスチック樹脂、特にポリオレフ
ィン系樹脂との親和性が高くなること、(2)さらに、
多価アルコールを被覆することで分散性が一層改良され
ること、を見いだし本発明を完成した。
ミノシラン化合物の加水分解生成物を含む被覆層を有す
る二酸化チタン粒子を含む二酸化チタン顔料であって、
前記顔料の分散性が樹脂圧上昇で20kg/cm2以下
であることを特徴とする二酸化チタン顔料及びその製造
方法である。
酸化チタンは、電子顕微鏡写真による平均粒子径が0.
1〜0.4μmであって、その結晶形はアナタ−ゼ型、
ルチル型のいずれでも良く、両者の混合物であっても良
い。また、硫酸チタン溶液を加水分解するいわゆる硫酸
法で得られるもの、ハロゲン化チタンを気相酸化するい
わゆる塩素法で得られるもののいずれでも良い。
いため、これを配合したプラスチック樹脂が紫外線下で
変色、褪色するか、または分解が促進される。したがっ
て、本発明における二酸化チタン顔料は、その表面にア
ルミニウムの水和酸化物を含む被覆層を有するものが望
ましい。また、このアルミニウムの水和酸化物の被覆に
より、二酸化チタン顔料の製造工程において、脱水、乾
燥、粉砕などの操作が容易となるので、この被覆は工業
的にも望ましいものである。アルミニウムの水和酸化物
の被覆量は、二酸化チタンに対しAl2O3換算で0.0
1〜0.5重量%であることが好ましい。この範囲より
少ないと所望の耐光性が得られず、多いと水和酸化物中
に含まれる結合水のために、二酸化チタン顔料をプラス
チック樹脂に配合して薄膜フィルム加工などを行うと、
プラスチック成形時に水分に起因する加工不良が生じ易
くなる。被覆層は二酸化チタンの全面を被覆している必
要はなく、所望の耐光性を得られる範囲で一部未被覆の
部分を含んでいてもよい。この他、当分野において公知
の二酸化チタン顔料に適した被覆層、例えばケイ素、ス
ズ、ジルコニウム等の水和酸化物の層を本発明の目的を
害さない範囲で設けてもよい。
に、好ましくは上記したアルミニウムの水和酸化物を含
む被覆層を介して、多価アルコールとアミノシラン化合
物の加水分解生成物を含む被覆層を有している。アミノ
シラン化合物の加水分解生成物と二酸化チタンが表面に
有する水酸基とが化学的に反応、結合し、アミノ系炭化
水素基で二酸化チタンの表面が被覆されるので、オレフ
ィン系樹脂との親和性が高くなる。このため、本発明の
二酸化チタン顔料をプラスチック樹脂、特にオレフィン
系樹脂に配合して薄膜のフィルム等に成形する際に、高
い隠ぺい性が得られる。アミノシラン化合物の加水分解
生成物は一部が未反応として遊離することもあるが、本
発明では多価アルコール系化合物により、このような未
反応の遊離物による二酸化チタン粒子の結着、凝集を防
止することができるので分散性にも優れている。
(1)、 Rn−Si−(OR')4−n (1) 〔式中Rは、アミノアルキル基、ジアミノアルキル基お
よびトリアミノアルキル基から成る群から選択される炭
素数1〜10のアミノ系炭化水素基であり、R'はメチ
ル基又はエチル基であり、nは1〜3の整数である。但
し、nが2または3のときは、Rは同種のアミノ系炭化
水素基であっても良いし、異種のアミノ系炭化水素基で
あっても良く、また少なくとも1つのRがアミノ系炭化
水素基である限り、その他のRはアルキル基好ましくは
炭素数1〜10のアルキル基、ビニル基、メタクリル基
であっても良い。〕で表されるものが望ましい。Rの炭
素基の炭素数が11以上になると加水分解させることが
困難になるだけでなく、これを被覆された二酸化チタン
顔料の耐熱性が悪くなり、被覆後の乾燥、粉砕工程での
加熱により二酸化チタン粉体が黄味を帯び、ひいてはプ
ラスチックに成形加工したものも黄味を帯びる。
は、例えばN−β(アミノエチル)γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、 N−β(アミノエチル)γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、 N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピル
メチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジ
メトキシシランなどを挙げることができ、単独あるいは
2種以上の組み合わせで使用することもできる。
に示すアミノシラン化合物のアルコキシ基が加水分解さ
れてシラノールになったものや、シラノール同士が重縮
合し、シロキサン結合を有するオリゴマーやポリマーに
なったものをいい、本発明の目的を害さない範囲で未反
応のアミノシラン化合物を一部含んでいてもよい。
分解生成物の被覆量は、基体となる二酸化チタンに対し
てアミノシラン化合物に換算して0.01〜3.0重量
%であり、好ましくは0.02〜1.0重量%である。
これより少ないと所望の効果が得られず、一方これより
多いとアミノシラン化合物の添加量に見合った効果が認
められないばかりか、経済的にも不利である。
内に水酸基を2〜4個含有する炭素原子数10個以下の
炭化水素化合物をいい、例えばトリメチロールエタン、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの
ポリオールの他、それらのアルキレンオキサイド付加反
応物、又は一官能性アルコールとのエーテル化物などを
含む。好ましくはポリオール、さらに好ましくはトリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパンまたはペンタ
エリスリトールである。多価アルコールの被覆量は基体
である二酸化チタンに対し0.05〜1.0%が好まし
く、被覆量がこの範囲にあると経済的に所望の分散性が
得られる。
の方法で測定したものである。 (分散性評価方法)二酸化チタン顔料500gと冷凍粉
砕したポリエチレン樹脂〔住友化学工業(株)製スミカ
センL−705〕500gおよびステアリン酸亜鉛20
gをジュースミキサーで5分間混合する。このものを東
洋精機製ラボプラストミル二軸押出機を用いて樹脂温度
を280℃に設定し、排出側に1450メッシュのスク
リーンを設定し、1時間かけて溶融押し出しする。押し
出し開始時と1時間押し出し後の樹脂圧を測定し、その
差を樹脂圧上昇とする。本発明の二酸化チタン顔料は、
上記方法を用いて測定した樹脂圧上昇が20kg/cm
2以下である。
法であって、二酸化チタンを流体エネルギー粉砕機を用
いて粉砕し、該粉砕中に、多価アルコールと予め加水分
解させたアミノシラン化合物を添加することを特徴とす
る。本発明においては、多価アルコールと予め加水分解
させたアミノシラン化合物を被覆処理する前に、アルミ
ニウムの水和酸化物を被覆することが望ましい。
の被覆は、(1)二酸化チタンを分散させた水性スラリ
ーにアルミニウム化合物の水溶液を添加し、酸性化合
物、または塩基性化合物の水溶液を用いてpHを4〜9
に調整する、(2)二酸化チタンの水性スラリーに酸性
化合物または塩基性化合物の水溶液を添加して前記範囲
のpHを維持しながら、アルミニウム化合物の水溶液を
該スラリー中に添加する、などいずれの方法で行っても
良い。
度は50〜800g/リットルであり、好ましくは10
0〜500g/リットルである。この範囲より濃度が高
いと水性スラリーの粘度が高くなり過ぎて二酸化チタン
粒子表面への被覆物の均一な被覆が困難になる。また、
これより低いと工業上の操作性が低下する。
トリウム、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、塩化
アルミニウム等が挙げられる。また、pHの調整には硫
酸、塩酸等の無機酸、または酢酸、ギ酸等の有機酸等の
酸性化合物や、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ア
ンモニア等の無機塩基性化合物を用いることができる。
濾別、乾燥し、流体エネルギー粉砕機で乾式粉砕しなが
ら、多価アルコールと予め加水分解させたアミノシラン
化合物の加水分解生成物を粉砕機中に添加し、これらの
有機化合物からなる被覆層を被覆する。アミノシラン化
合物は水と混合して、その濃度が5〜95重量%、好ま
しくは30〜70重量%の混合物とし、これを十分に攪
拌してアミノシラン化合物の加水分解生成物を予め調製
しておく。多価アルコールとアミノシラン化合物の加水
分解生成物はいずれを先に添加しても良く、或いは同時
に添加しても良く、添加方法について制限はない。
ルのような旋回式のものを用いると粉砕効率が良く、混
合性も優れているので好ましい。また、粉砕機を加熱し
て粉砕機内部の温度を120〜300℃にするか、ある
いは空気や水蒸気などの粉砕媒となる気体を加熱して上
記範囲にすると、アミノシラン化合物の加水分解生成物
と二酸化チタン粒子表面の水酸基との反応が一層進み、
またアミノシラン化合物と未反応の水を同時に蒸発、除
去でき、さらには多価アルコールも気化して二酸化チタ
ンにより均一に被覆できるので望ましい。乾式処理であ
っても、高速攪拌機で攪拌、混合する方法では均一な被
覆が行えず、分散性、隠ペイ性などの諸特性が劣るばか
りでなく、工程が連続的でないので工業的にも不利であ
る。また、遠心ローラー粉砕機などの衝撃式粉砕機を用
いても均一な被覆が困難である。
説明する。以下の実施例は単に例示にために記するもの
であり、本発明の範囲がこれによって制限されるもので
はない。 実施例1 (アルミニウムの水和酸化物の被覆)平均粒子径が0.
16μmのアナターゼ型二酸化チタンを水と混合して、
二酸化チタンの重量として300g/リットルの水性ス
ラリーを調製した。このスラリーを60℃に保持したま
ま、攪拌しながらアルミン酸ナトリウムをAl2O3と
して二酸化チタンの重量に対して0.30%添加し、次
いで硫酸でpHを5.0に中和しアルミニウムの水和酸
化物を被覆した後、濾別、洗浄し、120℃で10時間
乾燥した。 (多価アルコール、及びアミノシラン化合物の加水分解
生成物の被覆)アミノプロピルトリエトキシシランを純
水で2倍希釈し10分間攪拌して加水分解させ、加水分
解生成物の水溶液を調製した。上記の二酸化チタンを、
250℃に加熱した水蒸気(粉砕媒)を用いて流体エネ
ルギー粉砕機にて粉砕し、その際、それぞれ二酸化チタ
ンの重量に対して0.30%のトリメチロールエタン
と、アミノプロピルトリエトキシシランとして1.0%
に相当する加水分解生成物の水溶液を粉砕機中に添加
し、これらを被覆させて二酸化チタン顔料を得た。
シランとして2.0%に相当する加水分解生成物を被覆
させたことの他は実施例1と同様にして二酸化チタン顔
料を得た。
50%被覆させたことの他は実施例1と同様にして二酸
化チタン顔料を得た。
(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ンを用いたことの他は実施例1と同様にして二酸化チタ
ン顔料を得た。
アミノプロピルトリエトキシシランとして2.0%に相
当する加水分解生成物を被覆させたことの他は実施例4
と同様にして二酸化チタン顔料を得た。
シランとして0.02%に相当する加水分解生成物を被
覆させたことの他は実施例1と同様にして二酸化チタン
顔料を得た。
と同様にして二酸化チタン顔料を得た。
他は実施例1と同様にして二酸化チタン顔料を得た。
被覆することの他は実施例1と同様にして二酸化チタン
顔料を得た。
チタンを流体エネルギー粉砕機にて粉砕した。次いでこ
の二酸化チタンと、二酸化チタンに対してトリメチロー
ルエタンとして0.3%に相当するエタノール水溶液
と、アミノプロピルトリエトキシシランとして1.0%
に相当する加水分解生成物の水溶液とを高速攪拌機にて
10分間攪拌し、それぞれの有機化合物が実施例1と同
量になるように被覆した後、120℃で10時間乾燥し
て二酸化チタン顔料を得た。
れた試料の測定結果を表1に示す。これらの測定結果は
下記の要領で測定したものである。
定し、分散性の評価とした。
ダイを装着し、ラボプラストミルより押し出された組成
物を厚さ50μmのフィルムに成形し、測色機[島津製
作所(株)製分光光度計UV−2200A]を用いてフ
ィルムの可視光透過率を測定して隠ペイ性の優劣を判定
した。判定基準は以下の通りである。 判定6:隠ペイ性が非常に優れている(透過率が低い) 判定5:隠ペイ性が優れている 判定4:隠ペイ性が良好である 判定3:隠ペイ性がやや劣る 判定2:隠ぺい性が劣る 判定1:隠ぺい性が非常に劣る(透過率が高い)
コールとアミノシラン化合物の加水分解生成物を含む被
覆層を、好ましくはアルミニウムの水和酸化物を含む被
覆層を介して、粒子表面に有し、分散性が樹脂圧上昇で
20kg/cm2以下である。このため、隠ペイ性、分
散性に優れたものであり、プラスチック用、とりわけポ
リオレフィン樹脂系のフィルムなどの薄膜成形用着色剤
として高い利点を有するものである。
Claims (9)
- 【請求項1】多価アルコールとアミノシラン化合物の加
水分解生成物を含む被覆層を有する二酸化チタン粒子を
含む二酸化チタン顔料であって、前記顔料の分散性が樹
脂圧上昇で20kg/cm2以下であることを特徴とす
る二酸化チタン顔料。 - 【請求項2】アミノシラン化合物が、一般式(1) Rn−Si−(OR')4−n (1) 〔式中Rは、アミノアルキル基、ジアミノアルキル基お
よびトリアミノアルキル基から成る群から選択される炭
素数10以下のアミノ系炭化水素基であり、R'はメチ
ル基又はエチル基であり、nは1〜3の整数である。但
し、nが2または3のときは、Rは同種のアミノ系炭化
水素基であっても良いし、異種のアミノ系炭化水素基で
あっても良く、また少なくとも1つのRがアミノ系炭化
水素基である限り、その他のRはアルキル基、ビニル基
またはメタクリル基であっても良い。〕で表されるもの
である請求項1記載の二酸化チタン顔料。 - 【請求項3】多価アルコールがトリメチロールエタン、
トリメチロールプロパンまたはペンタエリスリトールで
あることを特徴とする請求項1記載の二酸化チタン顔
料。 - 【請求項4】さらにアルミニウムの水和酸化物を含む被
覆層を有し、その被覆量が、二酸化チタンに対しAl2
O3換算で0.01〜0.5重量%であることを特徴と
する請求項1記載の二酸化チタン顔料。 - 【請求項5】アミノシラン化合物の加水分解生成物の被
覆量が、二酸化チタンに対しアミノシラン化合物として
0.01〜3.0重量%であることを特徴とする請求項
1記載の二酸化チタン顔料。 - 【請求項6】多価アルコールの被覆量が、二酸化チタン
に対し0.05〜1.0重量%であることを特徴とする
請求項1記載の二酸化チタン顔料。 - 【請求項7】二酸化チタンを流体エネルギー粉砕機を用
いて粉砕し、該粉砕中に多価アルコールと予め加水分解
させたアミノシラン化合物を添加することを特徴とする
請求項1記載の二酸化チタン顔料の製造方法。 - 【請求項8】流体エネルギー粉砕機の内部温度が120
〜300℃であることを特徴とする請求項7記載の製造
方法。 - 【請求項9】流体エネルギー粉砕機の粉砕媒となる気体
の温度が120〜300℃であることを特徴とする請求
項7記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000380787A JP4688286B2 (ja) | 1999-12-17 | 2000-12-14 | 二酸化チタン顔料及びその製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999358207 | 1999-12-17 | ||
JP11-358207 | 1999-12-17 | ||
JP35820799 | 1999-12-17 | ||
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Publication Number | Publication Date |
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JP4688286B2 (ja) | 2011-05-25 |
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