JP2001233356A - スタンドパウチ用支え部材 - Google Patents
スタンドパウチ用支え部材Info
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- JP2001233356A JP2001233356A JP2000045481A JP2000045481A JP2001233356A JP 2001233356 A JP2001233356 A JP 2001233356A JP 2000045481 A JP2000045481 A JP 2000045481A JP 2000045481 A JP2000045481 A JP 2000045481A JP 2001233356 A JP2001233356 A JP 2001233356A
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Abstract
(57)【要約】
電子レンジの中で調理加熱中のスタンドパウチが倒れる
ことがないように、スタンドパウチを立位の状態で保持
する簡単で安価なスタンドパウチ用支え部材を提供する
ことにある。 【課題】上記の目的を達成するために、本発明のスタン
ドパウチ用支え部材は、少なくとも底面、該底面の両側
辺に連設した差し込み片からなり、前記差し込み片をス
タンドパウチの底部の空間に差し込み前記スタンドパウ
チの転倒を防ぐことができることを特徴とし、また、前
記底面に折れ線を介して連結面、該連結面に折れ線を介
して下接着面を連設し、使用前には、前記下接着面と前
記スタンドパウチとを接着して固定し、前記底面の一部
と前記スタンドパウチとを剥離可能に接着して固定した
ことを特徴とする。
ことがないように、スタンドパウチを立位の状態で保持
する簡単で安価なスタンドパウチ用支え部材を提供する
ことにある。 【課題】上記の目的を達成するために、本発明のスタン
ドパウチ用支え部材は、少なくとも底面、該底面の両側
辺に連設した差し込み片からなり、前記差し込み片をス
タンドパウチの底部の空間に差し込み前記スタンドパウ
チの転倒を防ぐことができることを特徴とし、また、前
記底面に折れ線を介して連結面、該連結面に折れ線を介
して下接着面を連設し、使用前には、前記下接着面と前
記スタンドパウチとを接着して固定し、前記底面の一部
と前記スタンドパウチとを剥離可能に接着して固定した
ことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジで加熱
調理することができるスタンドパウチを保持する支え具
に関するものである。
調理することができるスタンドパウチを保持する支え具
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、電子レンジ用食品の容器とし
て、一般に、スタンドパウチと称される容器が使用され
ているが、ほぼ長方形の前面と後面、底部によって袋状
に構成され、食品を収容することによって、この食品の
重みで自立できるような形態となっている。そして、こ
のスタンディングパウチはそのままの姿で販売されて、
実際に、容器内の食品を調理するには、スタンドパウチ
そのものを、電子レンジにかけて加熱調理し、その後ス
タンドパウチの一部を切り開いて内容物の食品を食器等
に移し替えて食していた。
て、一般に、スタンドパウチと称される容器が使用され
ているが、ほぼ長方形の前面と後面、底部によって袋状
に構成され、食品を収容することによって、この食品の
重みで自立できるような形態となっている。そして、こ
のスタンディングパウチはそのままの姿で販売されて、
実際に、容器内の食品を調理するには、スタンドパウチ
そのものを、電子レンジにかけて加熱調理し、その後ス
タンドパウチの一部を切り開いて内容物の食品を食器等
に移し替えて食していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スタンドパウチを電子レンジで使用する場合、消費者の
使用の便に必ずしも十分に応えていなかった。何故なら
ば、スタンドパウチの包装材料は柔軟な素材で構成され
ているために、自立性があるといっても腰が充分に強く
なく、加熱処理後のスタンドパウチは殊に柔軟性が高く
なってしまい、自立安定性に欠け、電子レンジの中で横
転しまうという危険があり、スタンドパウチをそのまま
の状態で電子レンジの中で加熱調理することは困難であ
るという問題があった。
スタンドパウチを電子レンジで使用する場合、消費者の
使用の便に必ずしも十分に応えていなかった。何故なら
ば、スタンドパウチの包装材料は柔軟な素材で構成され
ているために、自立性があるといっても腰が充分に強く
なく、加熱処理後のスタンドパウチは殊に柔軟性が高く
なってしまい、自立安定性に欠け、電子レンジの中で横
転しまうという危険があり、スタンドパウチをそのまま
の状態で電子レンジの中で加熱調理することは困難であ
るという問題があった。
【０００４】そこで本発明は、以上のような問題点を解
決すべく検討した結果、電子レンジの中で調理加熱中の
スタンドパウチが倒れることがないように、スタンドパ
ウチを立位の状態で保持する支え部材を開発するに至っ
たものである。従って、その目的は、電子レンジの中で
スタンドパウチが倒れることなく加熱調理できるための
簡単で安価であるスタンドパウチ用支え部材を提供する
ことにある。
決すべく検討した結果、電子レンジの中で調理加熱中の
スタンドパウチが倒れることがないように、スタンドパ
ウチを立位の状態で保持する支え部材を開発するに至っ
たものである。従って、その目的は、電子レンジの中で
スタンドパウチが倒れることなく加熱調理できるための
簡単で安価であるスタンドパウチ用支え部材を提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のスタンドパウチ用支え部材は、次のよう
な手段を講じている。すなわち、少なくとも底面、該底
面の両側辺に連設した差し込み片からなり、前記差し込
み片をスタンドパウチの底部の空間に差し込み前記スタ
ンドパウチの転倒を防ぐことができることを特徴とす
る。
めに、本発明のスタンドパウチ用支え部材は、次のよう
な手段を講じている。すなわち、少なくとも底面、該底
面の両側辺に連設した差し込み片からなり、前記差し込
み片をスタンドパウチの底部の空間に差し込み前記スタ
ンドパウチの転倒を防ぐことができることを特徴とす
る。
【０００６】また、前記差し込み片にそれぞれ一対の切
り込みを設け、前記スタンドパウチの前面と後面にそれ
ぞれ一対の切り込みを設け、前記差し込み片の前記切り
込みと前記スタンドパウチの前記切り込みとを合わせる
ように相互に差し込み可能としたことを特徴とする。
り込みを設け、前記スタンドパウチの前面と後面にそれ
ぞれ一対の切り込みを設け、前記差し込み片の前記切り
込みと前記スタンドパウチの前記切り込みとを合わせる
ように相互に差し込み可能としたことを特徴とする。
【０００７】また、前記底面に折れ線を介して連結面、
該連結面に折れ線を介して下接着面を連設し、使用前に
は、前記下接着面と前記スタンドパウチとを接着して固
定し、前記底面の一部と前記スタンドパウチとを剥離可
能に接着して固定したことを特徴とする。
該連結面に折れ線を介して下接着面を連設し、使用前に
は、前記下接着面と前記スタンドパウチとを接着して固
定し、前記底面の一部と前記スタンドパウチとを剥離可
能に接着して固定したことを特徴とする。
【０００８】さらに、前記底面の前記連結面と反対側に
切り取り線を介して上接着面を連設し、使用前には、前
記下接着面と前記スタンドパウチを接着して固定し、か
つ、前記上接着面と前記スタンドパウチとを接着して固
定したことを特徴とする。
切り取り線を介して上接着面を連設し、使用前には、前
記下接着面と前記スタンドパウチを接着して固定し、か
つ、前記上接着面と前記スタンドパウチとを接着して固
定したことを特徴とする。
【０００９】本発明によれば、電子レンジの中でスタン
ドパウチが倒れることなく加熱調理できるための簡単で
安価であるスタンドパウチ用支え部材を得ることができ
る。
ドパウチが倒れることなく加熱調理できるための簡単で
安価であるスタンドパウチ用支え部材を得ることができ
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のスタンドパウチ
用支え部材について、実施の形態について図面を参照に
して説明するが、幾つかの図面に渡って同一または同様
な部分には同一の符号を付けている。
用支え部材について、実施の形態について図面を参照に
して説明するが、幾つかの図面に渡って同一または同様
な部分には同一の符号を付けている。
【００１１】まず、本発明の第一の実施の形態の一実施
例のスタンドパウチ用支え部材１について説明する。図
１は、スタンドパウチ用支え部材１が、実際にスタンド
パウチ２を支えている状態を示す斜視図であり、スタン
ドパウチ２は、一般的なスタンドパウチであり、その底
部３をブランク１０から組み立てられたスタンドパウチ
用支え部材１が支えることにより、スタンドパウチ２が
横転することを防いでいる。
例のスタンドパウチ用支え部材１について説明する。図
１は、スタンドパウチ用支え部材１が、実際にスタンド
パウチ２を支えている状態を示す斜視図であり、スタン
ドパウチ２は、一般的なスタンドパウチであり、その底
部３をブランク１０から組み立てられたスタンドパウチ
用支え部材１が支えることにより、スタンドパウチ２が
横転することを防いでいる。
【００１２】本発明のスタンドパウチ用支え部材１に適
応できるスタンドパウチ２は、一般的なスタンドパウチ
であり、ほぼ長方形の前面４、後面５、そして底部３が
自立可能な広幅に形成され、かつ、頂部４が偏平にシー
ルされて、図２の断面図にも示されるように、底部３に
空間を持っている。
応できるスタンドパウチ２は、一般的なスタンドパウチ
であり、ほぼ長方形の前面４、後面５、そして底部３が
自立可能な広幅に形成され、かつ、頂部４が偏平にシー
ルされて、図２の断面図にも示されるように、底部３に
空間を持っている。
【００１３】図３は、ブランク１０を示す展開図であ
り、矩形の底面１１を中心に両側辺に折れ線ａ、ａを介
して差し込み片１２、１２を連設している。底面１１の
大きさについて、長さ方向は、スタンドパウチ２の底部
３の幅より長く、底部３の幅の１．５〜４．０倍の範囲
とすることができるが、２．０〜３．０倍の範囲とする
ことが好ましい。１．５倍より短い場合には、スタンド
パウチ２の横転を防ぐには不十分であり、４．０倍より
長い場合には、広いスペースをとり取り扱いにくくな
る。幅方向は、スタンドパウチ２の底部３の横幅の１／
４〜２／３の範囲とすることができるが、１／３〜２／
３の範囲とすることが好ましい。１／４より狭い場合あ
るいは２／３より広い場合は、スタンドパウチ２の横転
を防ぐには不十分となる。この差し込み片１２の形状
は、スタンドパウチ２の底部３の空間に差し込める形状
であればよいが、底部３の空間に差し込み、スタンドパ
ウチ２を固定できる半円形が好ましい。
り、矩形の底面１１を中心に両側辺に折れ線ａ、ａを介
して差し込み片１２、１２を連設している。底面１１の
大きさについて、長さ方向は、スタンドパウチ２の底部
３の幅より長く、底部３の幅の１．５〜４．０倍の範囲
とすることができるが、２．０〜３．０倍の範囲とする
ことが好ましい。１．５倍より短い場合には、スタンド
パウチ２の横転を防ぐには不十分であり、４．０倍より
長い場合には、広いスペースをとり取り扱いにくくな
る。幅方向は、スタンドパウチ２の底部３の横幅の１／
４〜２／３の範囲とすることができるが、１／３〜２／
３の範囲とすることが好ましい。１／４より狭い場合あ
るいは２／３より広い場合は、スタンドパウチ２の横転
を防ぐには不十分となる。この差し込み片１２の形状
は、スタンドパウチ２の底部３の空間に差し込める形状
であればよいが、底部３の空間に差し込み、スタンドパ
ウチ２を固定できる半円形が好ましい。
【００１４】このスタンドパウチ用支え部材１に用いる
材料としては、主に坪量１５０〜６００ｇ／ｍ2の板紙
を使用することができる。その他にも、剛性のあるシー
ト状の材料であればよく、各種プラスチックシートを使
用してもよい。
材料としては、主に坪量１５０〜６００ｇ／ｍ2の板紙
を使用することができる。その他にも、剛性のあるシー
ト状の材料であればよく、各種プラスチックシートを使
用してもよい。
【００１５】使用前のスタンドパウチ用支え部材１は、
スタンドパウチ２と別々の状態でああてもよいが、図４
に示すように、スタンドパウチ２の前面あるいは後面に
部分的に剥離可能の状態で接着固定し、スタンドパウチ
２と一体としておくことが好ましい。
スタンドパウチ２と別々の状態でああてもよいが、図４
に示すように、スタンドパウチ２の前面あるいは後面に
部分的に剥離可能の状態で接着固定し、スタンドパウチ
２と一体としておくことが好ましい。
【００１６】実際に、本発明のスタンドパウチ用支え部
材１を使用してスタンドパウチ２を電子レンジで加熱調
理する時には、図５に示すように、平面状態のスタンド
パウチ用支え部材１のブランク１０の底面１１の両側辺
に連設した差し込み片１２、１２を上方に直角に折り曲
げスタンドパウチ２の底部３の空間に差し込むだけでよ
い。スタンドパウチ用支え部材１の底面１１を平面上に
置くことによって、スタンドパウチ２は横転しにくいく
状態で保持される。
材１を使用してスタンドパウチ２を電子レンジで加熱調
理する時には、図５に示すように、平面状態のスタンド
パウチ用支え部材１のブランク１０の底面１１の両側辺
に連設した差し込み片１２、１２を上方に直角に折り曲
げスタンドパウチ２の底部３の空間に差し込むだけでよ
い。スタンドパウチ用支え部材１の底面１１を平面上に
置くことによって、スタンドパウチ２は横転しにくいく
状態で保持される。
【００１７】つぎに、本発明の第二の実施の形態の一実
施例のスタンドパウチ用支え部材１ａについて説明す
る。図６は、スタンドパウチ用支え部材１ａが、実際に
スタンドパウチ２ａを支えている状態を示す斜視図であ
り、スタンドパウチ２ａの底部３をブランク１０ａから
組み立てられたスタンドパウチ用支え部材１ａが支える
ことにより、スタンドパウチ２ａが横転することを防い
でいる。
施例のスタンドパウチ用支え部材１ａについて説明す
る。図６は、スタンドパウチ用支え部材１ａが、実際に
スタンドパウチ２ａを支えている状態を示す斜視図であ
り、スタンドパウチ２ａの底部３をブランク１０ａから
組み立てられたスタンドパウチ用支え部材１ａが支える
ことにより、スタンドパウチ２ａが横転することを防い
でいる。
【００１８】本発明のスタンドパウチ用支え部材１ａに
適応できるスタンドパウチ２は、第一の実施の形態で示
した一般的なスタンドパウチ２でもよいが、図７に示す
ように、底部３の前面４側の下端に二ヶ所および後面５
側の下端に二ヶ所、合計四ヶ所に切り込み６を設けたス
タンドパウチ２ａが好ましい。
適応できるスタンドパウチ２は、第一の実施の形態で示
した一般的なスタンドパウチ２でもよいが、図７に示す
ように、底部３の前面４側の下端に二ヶ所および後面５
側の下端に二ヶ所、合計四ヶ所に切り込み６を設けたス
タンドパウチ２ａが好ましい。
【００１９】図８は、ブランク１０ａを示す展開図であ
り、矩形の底面１１を中心に両側辺に折れ線ａ、ａを介
して差し込み片１２、１２を連設している。底面１１の
大きさは、第一の実施の形態と同様に、長さ方向は、ス
タンドパウチ２ａの底部３の幅の２．０〜３．０倍の範
囲とすることが好ましく、幅方向は、スタンドパウチ２
ａの底部３の横幅の１／３〜２／３の範囲とすることが
好ましい。この差し込み片１２、１２には、それぞれ一
対の切り込み１２ａ、１２ａを設けている。この切り込
み１２ａ、１２ａ、１２ａ、１２ａにスタンドスパウチ
２ａの切り込み６、６、６、６を合わせて差し込むこと
により、スタンドパウチ用支え部材１ａの差し込み片１
２の切り込み１２ａと切り込み１２ａとの間の半円形の
部分をスタンドパウチ２ａの底部３の空間に差し込むこ
とができ、スタンドパウチ２ａの切り込み６とスタンド
パウチ用支え部材１ａの切り込み１２ａとが相互に支え
合いスタンドパウチ２ａを強固に固定することができ
る。
り、矩形の底面１１を中心に両側辺に折れ線ａ、ａを介
して差し込み片１２、１２を連設している。底面１１の
大きさは、第一の実施の形態と同様に、長さ方向は、ス
タンドパウチ２ａの底部３の幅の２．０〜３．０倍の範
囲とすることが好ましく、幅方向は、スタンドパウチ２
ａの底部３の横幅の１／３〜２／３の範囲とすることが
好ましい。この差し込み片１２、１２には、それぞれ一
対の切り込み１２ａ、１２ａを設けている。この切り込
み１２ａ、１２ａ、１２ａ、１２ａにスタンドスパウチ
２ａの切り込み６、６、６、６を合わせて差し込むこと
により、スタンドパウチ用支え部材１ａの差し込み片１
２の切り込み１２ａと切り込み１２ａとの間の半円形の
部分をスタンドパウチ２ａの底部３の空間に差し込むこ
とができ、スタンドパウチ２ａの切り込み６とスタンド
パウチ用支え部材１ａの切り込み１２ａとが相互に支え
合いスタンドパウチ２ａを強固に固定することができ
る。
【００２０】使用前のスタンドパウチ用支え部材１ａ
は、実施の形態１のスタンドパウチ用支え部材１と同様
に、スタンドパウチ２ａと別々の状態であってもよい
が、スタンドパウチ２ａの前面あるいは後面に部分的に
剥離可能の状態で接着固定し、スタンドパウチ２ａと一
体としておくことが好ましい。
は、実施の形態１のスタンドパウチ用支え部材１と同様
に、スタンドパウチ２ａと別々の状態であってもよい
が、スタンドパウチ２ａの前面あるいは後面に部分的に
剥離可能の状態で接着固定し、スタンドパウチ２ａと一
体としておくことが好ましい。
【００２１】実際に、本発明のスタンドパウチ用支え部
材１ａを使用してスタンドパウチ２ａを電子レンジで加
熱調理する時には、平面状態のスタンドパウチ用支え部
材１ａのブランク１０ａの底面１１の両側辺に連設した
差し込み片１２、１２を上方に直角に折り曲げ、図９に
示すように、スタンドパウチ２ａの切り込み６にスタン
ドパウチ用支え部材１ａの切り込み１２ａに合わせるよ
うにして、スタンドパウチ用支え部材１ａの切り込み１
２ａと切り込み１２ａの間の半円形の部分をスタンドパ
ウチ２ａの底部３の空間に差し込む。そして、スタンド
パウチ用支え部材１ａの底面１１を平面上に置くことに
よって、スタンドパウチ２ａは横転しにくいく状態で保
持される。
材１ａを使用してスタンドパウチ２ａを電子レンジで加
熱調理する時には、平面状態のスタンドパウチ用支え部
材１ａのブランク１０ａの底面１１の両側辺に連設した
差し込み片１２、１２を上方に直角に折り曲げ、図９に
示すように、スタンドパウチ２ａの切り込み６にスタン
ドパウチ用支え部材１ａの切り込み１２ａに合わせるよ
うにして、スタンドパウチ用支え部材１ａの切り込み１
２ａと切り込み１２ａの間の半円形の部分をスタンドパ
ウチ２ａの底部３の空間に差し込む。そして、スタンド
パウチ用支え部材１ａの底面１１を平面上に置くことに
よって、スタンドパウチ２ａは横転しにくいく状態で保
持される。
【００２２】また、第二の実施の形態の別の実施例とし
て、図１０に示すような形状であってもよい。この場合
差し込み片１２には、切り込みではなく、差し込み部分
と裾部分とを段違いとした形状とし、段差の凹み部にス
タンドパウチ２あるいは２ａの底部を置くことによっ
て、スタンドパウチ２あるいは２ａは横転しにくい状態
で保持される。
て、図１０に示すような形状であってもよい。この場合
差し込み片１２には、切り込みではなく、差し込み部分
と裾部分とを段違いとした形状とし、段差の凹み部にス
タンドパウチ２あるいは２ａの底部を置くことによっ
て、スタンドパウチ２あるいは２ａは横転しにくい状態
で保持される。
【００２３】つぎに、本発明の第三の実施の形態の一実
施例のスタンドパウチ用支え部材１ｂについて説明す
る。図１１は、スタンドパウチ用支え部材１ｂが、実際
にスタンドパウチ２ａを支えている状態を示す斜視図で
あり、スタンドパウチ２ａの底部３をブランク１０ｂか
ら組み立てられたスタンドパウチ用支え部材１ｂが支え
ることにより、スタンドパウチ２ａが横転することを防
いでいる。第一の実施の形態、第二の実施の形態と異な
る点は、スタンドパウチ用支え部材１の一部がスタンド
パウチの前面４あるいは後面５に接着して固定されてい
ることである。
施例のスタンドパウチ用支え部材１ｂについて説明す
る。図１１は、スタンドパウチ用支え部材１ｂが、実際
にスタンドパウチ２ａを支えている状態を示す斜視図で
あり、スタンドパウチ２ａの底部３をブランク１０ｂか
ら組み立てられたスタンドパウチ用支え部材１ｂが支え
ることにより、スタンドパウチ２ａが横転することを防
いでいる。第一の実施の形態、第二の実施の形態と異な
る点は、スタンドパウチ用支え部材１の一部がスタンド
パウチの前面４あるいは後面５に接着して固定されてい
ることである。
【００２４】本発明のスタンドパウチ用支え部材１ｂに
適応できるスタンドパウチ２ａは、第二の実施の形態の
スタンドパウチ２ａと同様に、底部３が自立可能な広幅
に形成され、かつ、頂部４が偏平にシールされている上
に、底部３の前面４側の下端に二ヶ所および後面５側の
下端に二ヶ所、合計四ヶ所に切り込み６を設けている。
適応できるスタンドパウチ２ａは、第二の実施の形態の
スタンドパウチ２ａと同様に、底部３が自立可能な広幅
に形成され、かつ、頂部４が偏平にシールされている上
に、底部３の前面４側の下端に二ヶ所および後面５側の
下端に二ヶ所、合計四ヶ所に切り込み６を設けている。
【００２５】図１２は、ブランク１０ｂを示す展開図で
あり、矩形の底面１１の長さ方向の一方の辺に折れ線ｂ
を介して連結面１３を連設し、その連結面１３に折れ線
ｃを介して接着面１４を連設している。また、両側辺に
折れ線ａ、ａを介して差し込み片１２、１２を連設し、
その差し込み片１２、１２には、第二の実施の形態と同
様に、それぞれ一対の切り込み１２ａ、１２ａを設けて
いる。底面１１の大きさは、第一の実施の形態と同様
に、長さ方向は、スタンドパウチ２ａの底部３の幅の
２．０〜３．０倍の範囲とすることが好ましく、幅方向
は、スタンドパウチ２ａの底部３の横幅の１／３〜２／
３の範囲とすることが好ましい。
あり、矩形の底面１１の長さ方向の一方の辺に折れ線ｂ
を介して連結面１３を連設し、その連結面１３に折れ線
ｃを介して接着面１４を連設している。また、両側辺に
折れ線ａ、ａを介して差し込み片１２、１２を連設し、
その差し込み片１２、１２には、第二の実施の形態と同
様に、それぞれ一対の切り込み１２ａ、１２ａを設けて
いる。底面１１の大きさは、第一の実施の形態と同様
に、長さ方向は、スタンドパウチ２ａの底部３の幅の
２．０〜３．０倍の範囲とすることが好ましく、幅方向
は、スタンドパウチ２ａの底部３の横幅の１／３〜２／
３の範囲とすることが好ましい。
【００２６】使用前のスタンドパウチ用支え部材１ｂで
は、スタンドパウチ２の前面あるいは後面に接着面１４
を接着して固定している。また、底面１１の接着面１４
と反対側の部分とスタンドパウチ２ａとを部分的に剥離
可能に接着固定し、スタンドパウチ用支え部材１ｂとス
タンドパウチ２とを一体としている。
は、スタンドパウチ２の前面あるいは後面に接着面１４
を接着して固定している。また、底面１１の接着面１４
と反対側の部分とスタンドパウチ２ａとを部分的に剥離
可能に接着固定し、スタンドパウチ用支え部材１ｂとス
タンドパウチ２とを一体としている。
【００２７】実際に、本発明のスタンドパウチ用支え部
材１を使用してスタンドパウチ２を電子レンジで加熱調
理する時には、まず、図１３−ａに示すように、スタン
ドパウチ２ａに剥離可能に接着して固定してある底面１
１を剥がす。つぎに、図１３−ｂに示すように、底面１
１の両側辺の差し込み片１２、１２を外側に直角に折り
曲げる。つづいて、接着面１４をスタンドパウチ２ａに
接着して固定した状態で連結面１３を外側に折り曲げ
る。最後に、図１３−ｃに示すように、スタンドパウチ
２ａの切り込み６にスタンドパウチ用支え部材１ａの切
り込み１２ａに合わせるようにして、スタンドパウチ用
支え部材１ａの切り込み１２ａと切り込み１２ａの間の
半円形の部分をスタンドパウチ２ａの底部３の空間に差
し込む。そして、スタンドパウチ用支え部材１ａの底面
１１を平面上に置くことによって、スタンドパウチ２ａ
は横転しにくいく状態で保持される。
材１を使用してスタンドパウチ２を電子レンジで加熱調
理する時には、まず、図１３−ａに示すように、スタン
ドパウチ２ａに剥離可能に接着して固定してある底面１
１を剥がす。つぎに、図１３−ｂに示すように、底面１
１の両側辺の差し込み片１２、１２を外側に直角に折り
曲げる。つづいて、接着面１４をスタンドパウチ２ａに
接着して固定した状態で連結面１３を外側に折り曲げ
る。最後に、図１３−ｃに示すように、スタンドパウチ
２ａの切り込み６にスタンドパウチ用支え部材１ａの切
り込み１２ａに合わせるようにして、スタンドパウチ用
支え部材１ａの切り込み１２ａと切り込み１２ａの間の
半円形の部分をスタンドパウチ２ａの底部３の空間に差
し込む。そして、スタンドパウチ用支え部材１ａの底面
１１を平面上に置くことによって、スタンドパウチ２ａ
は横転しにくいく状態で保持される。
【００２８】なお、この第三の実施の形態では、図１４
のブランク１０の展開図に示すように、底面１１にミシ
ン目、ジッパーなどの切り取り線１１ｂを介して上接着
面１５を設けた形態とすることができる。この上接着面
１５も接着面１４と同様にスタンドパウチ２ａの前面４
あるいは後面５に接着して固定する。実際に、本発明の
スタンドパウチ用支え部材１ｃを使用してスタンドパウ
チ２ａを電子レンジで加熱調理する時には、切り取り線
１１ｂを切り取ることにより、上接着面１５を残して、
底面１１をスタンドパウチ２ａから取り外すことができ
る。
のブランク１０の展開図に示すように、底面１１にミシ
ン目、ジッパーなどの切り取り線１１ｂを介して上接着
面１５を設けた形態とすることができる。この上接着面
１５も接着面１４と同様にスタンドパウチ２ａの前面４
あるいは後面５に接着して固定する。実際に、本発明の
スタンドパウチ用支え部材１ｃを使用してスタンドパウ
チ２ａを電子レンジで加熱調理する時には、切り取り線
１１ｂを切り取ることにより、上接着面１５を残して、
底面１１をスタンドパウチ２ａから取り外すことができ
る。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子レンジの中で調理加熱中のスタンドパウチが倒れるこ
とがないように、スタンドパウチを立位の状態で保持す
ることができる。つまり、電子レンジの中でスタンドパ
ウチが倒れることなく加熱調理できるための簡単で安価
であるスタンドパウチ用支え部材を得ることができる。
子レンジの中で調理加熱中のスタンドパウチが倒れるこ
とがないように、スタンドパウチを立位の状態で保持す
ることができる。つまり、電子レンジの中でスタンドパ
ウチが倒れることなく加熱調理できるための簡単で安価
であるスタンドパウチ用支え部材を得ることができる。
【図１】本発明のスタンドパウチ用支え部材の第一の実
施の形態の一実施例を示す斜視図である。
施の形態の一実施例を示す斜視図である。
【図２】本発明のスタンドパウチ用支え部材に対応する
スタンドパウチの概略断面図である。
スタンドパウチの概略断面図である。
【図３】本発明のスタンドパウチ用支え部材の第一の実
施例の形態の一実施のブランクの展開図である。
施例の形態の一実施のブランクの展開図である。
【図４】本発明のスタンドパウチ用支え部材の第一の実
施実施例の形態の使用前の状態の一例を示す斜視図であ
る。
施実施例の形態の使用前の状態の一例を示す斜視図であ
る。
【図５】本発明のスタンドパウチ用支え部材の第一の実
施例の形態の使用する時の状態の一例を示す斜視図であ
る。
施例の形態の使用する時の状態の一例を示す斜視図であ
る。
【図６】本発明のスタンドパウチ用支え部材の第二の実
施例の形態の一実施を示す斜視図である。
施例の形態の一実施を示す斜視図である。
【図７】本発明のスタンドパウチ用支え部材に対応する
スタンドパウチの斜視図である。
スタンドパウチの斜視図である。
【図８】本発明のスタンドパウチ用支え部材の第二の実
施の形態の一実施のブランクの展開図である。
施の形態の一実施のブランクの展開図である。
【図９】本発明のスタンドパウチ用支え部材の第二の実
施の形態の使用する時の状態の一例を示す斜視図であ
る。
施の形態の使用する時の状態の一例を示す斜視図であ
る。
【図１０】本発明のスタンドパウチ用支え部材の第二の
実施の形態の一実施のブランクの展開図である。
実施の形態の一実施のブランクの展開図である。
【図１１】本発明のスタンドパウチ用支え部材の第三の
実施の形態の一実施例を示す斜視図である。
実施の形態の一実施例を示す斜視図である。
【図１２】本発明のスタンドパウチ用支え部材の第三の
実施の形態の一実施例のブランクの展開図である。
実施の形態の一実施例のブランクの展開図である。
【図１３】本発明のスタンドパウチ用支え部材の第三の
実施の形態の使用する時の状態の一例を示す斜視図であ
る。
実施の形態の使用する時の状態の一例を示す斜視図であ
る。
【図１４】本発明のスタンドパウチ用支え部材の第三の
実施の形態の別の実施例のブランクの展開図である。
実施の形態の別の実施例のブランクの展開図である。
【符号の説明】 １ スタンドパウチ用支え部材 １ａ スタンドパウチ用支え部材 １ｂ スタンドパウチ用支え部材 １ｃ スタンドパウチ用支え部材 ２ スタンドパウチ ２ａ スタンドパウチ ３ 底部 ４ 前面 ５ 後面 ６ 切り込み １０ ブランク １０ａ ブランク １０ｂ ブランク １１ 底面 １１ａ 切り込み １２ 連結面 １３ 接着面 １４ 上接着面
Claims (4)
- 【請求項１】 少なくとも底面、該底面の両側辺に連設
した差し込み片からなり、前記差し込み片をスタンドパ
ウチの底部の空間に差し込み前記スタンドパウチの転倒
を防ぐことができることを特徴とするスタンドパウチ用
支え部材。 - 【請求項２】 前記差し込み片にそれぞれ一対の切り込
みを設け前記スタンドパウチの底部を前記切り込みに差
し込み可能としたことを特徴とする請求項１に記載する
スタンドパウチ用支え部材。 - 【請求項３】 前記底面に折れ線を介して連結面、該連
結面に折れ線を介して下接着面を連設し、使用前には、
前記下接着面と前記スタンドパウチとを接着して固定
し、前記底面の一部と前記スタンドパウチとを剥離可能
に接着して固定したことを特徴とする請求項１又は２に
記載するスタンドパウチ用支え部材。 - 【請求項４】 前記底面の前記連結面と反対側に切り取
り線を介して上接着面を連設し、使用前には、前記下接
着面と前記スタンドパウチを接着して固定し、かつ、前
記上接着面と前記スタンドパウチとを接着して固定した
ことを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載する
スタンドパウチ用支え部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000045481A JP2001233356A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | スタンドパウチ用支え部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000045481A JP2001233356A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | スタンドパウチ用支え部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001233356A true JP2001233356A (ja) | 2001-08-28 |
Family
ID=18568057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000045481A Pending JP2001233356A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | スタンドパウチ用支え部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001233356A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007022611A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Kyodo Printing Co Ltd | 電子レンジ加熱用包装体 |
| JP2009137596A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | House Foods Corp | 食品入り密封袋を収容するための紙製の外装箱 |
-
2000
- 2000-02-23 JP JP2000045481A patent/JP2001233356A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007022611A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Kyodo Printing Co Ltd | 電子レンジ加熱用包装体 |
| JP2009137596A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | House Foods Corp | 食品入り密封袋を収容するための紙製の外装箱 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061122 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090527 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090706 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100119 |