JP2001232848A - レーザマーキング装置及びレーザマーキング方法 - Google Patents

レーザマーキング装置及びレーザマーキング方法

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JP2001232848A
JP2001232848A JP2000041865A JP2000041865A JP2001232848A JP 2001232848 A JP2001232848 A JP 2001232848A JP 2000041865 A JP2000041865 A JP 2000041865A JP 2000041865 A JP2000041865 A JP 2000041865A JP 2001232848 A JP2001232848 A JP 2001232848A
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Naoyuki Yamada
尚幸 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次元コードのマーキング品質を向上させる
ことが可能なレーザマーキング装置及びレーザマーキン
グ方法を提供する。 【解決手段】 このレーザマーキング装置は、隣接した
単位照射領域としての黒色セルBを連続してマーキング
しないから、ワークのうち黒色セルBの隣接部分が過剰
に熱を受けて変形することが防がれ、2次元コードのマ
ーキング品質が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元コードをマ
ーキングするレーザマーキング装置及びレーザマーキン
グ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2次元コードは、複数の白いセルと複数
の黒いセルとをマトリックス状の種々の配列に組み合わ
せて情報を表示するというものであり、1次元コード
(例えば、いわゆるバーコード)に比べて、多くの情報
をコード化することができるので、近年では、ワークに
2次元コードをマーキングして、生産管理等を行うよう
になってきている。なお、2次元コードには、例えばデ
ータコード、CPコード等の複数種類がある。
【0003】2次元コードを読みとるには、光学的な読
みとり装置、例えば、CCDカメラによってデータコー
ド全体を画像として取り込み、画像認識技術によってデ
ータコードを構成する各セルが白(0)か黒(1)かを
認識・解読する。
【0004】2次元コードを製品にマーキングするに
は、レーザマーキング装置が用いられる。レーザマーキ
ング装置は、レーザ光源と、レーザ光を走査するガルバ
ノスキャナと、ガルバノスキャナを制御する制御部とを
備える。そして、所定の2次元コードをマーキングする
ようにセットすると、その2次元コードを構成する各黒
色のセルに関するマーキングデータが、制御部からガル
バノスキャナに与えらてレーザ光がワーク上で走査さ
れ、そのワークの表面を溶かすことで、黒色のセルが1
つずつ、所定の順番でマーキングされる。このとき、黒
色のセルがマーキングされる順番は、例えば、マトリッ
クスのうち最上段の左側にある黒色のセルから右側にあ
る黒色のセルへと順番にマーキングされ、次いで、その
下の段の左側にある黒色のセルから右側にある黒色のセ
ルへと順番にマーキングされていく。
【0005】なお、上記したレーザマーキング装置は、
特開平7-325876、特開平11-167602に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レーザ光を
照射してマーキングされた直後のセルには、マーキング
したときの余熱が残っている。このため、上記した従来
のレーザマーキング装置では、黒色のセルが連続して続
く部分において、先にマーキングされたセルの余熱が冷
め切らぬうちに、隣のセルがマーキングされて、ワーク
が過剰に熱を受け、変形してしまう虞があった。この結
果、前記した読みとり装置が、2次元コードを誤認識、
或いは、認識できなくなるという不具合が生じ得た。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、2次元コードのマーキング品質を向上させることが
可能なレーザマーキング装置及びレーザマーキング方法
の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記目的
を達成するため、請求項1の発明に係るレーザマーキン
グ装置は、単位照射領域としての第1のセルと、単位非
照射領域としての第2のセルとを所望の配列パターンで
マトリックス状に配置してなる2次元コードを、ワーク
の表面にマーキングするレーザマーキング装置におい
て、レーザ光を出射するレーザ光源と、各第1のセルを
ワークにマーキングするためのマーキングデータを、各
第1のセルに対応したマトリックスの縦横の番地に基づ
く順序で出力するマーキング順序制御手段と、マーキン
グデータを順次に受けて、各第1のセルを順次にワーク
の表面にマーキングするガルバノスキャナとを備え、マ
ーキング順序制御手段は、複数の第1のセルが、マトリ
ックスの縦又は横のいずれかで隣接した場合に、それら
隣接した第1のセルを連続してマーキングしない順序
で、第1のセルのマーキングデータを出力するところに
特徴を有する。
【0009】請求項2の発明に係るレーザマーキング方
法は、レーザ光源から出射されるレーザ光を、ガルバノ
ミラーにより、ワークの表面にレーザ光をスキャニング
しながら照射して、単位照射領域としての第1のセル
と、単位非照射領域としての第2のセルとを所望の配列
パターンでマトリックス状に配置してなる2次元コード
をマーキングするレーザマーキング方法において、マト
リックスの縦又は横のいずれかで隣接する第1のセルを
連続してマーキングしない順序で2次元コードをマーキ
ングするところに特徴を有する。
【0010】請求項1及び請求項2の発明によれば、隣
接した単位照射領域としての第1のセルを連続してマー
キングしないから、ワークのうち第1のセルの隣接部分
が過剰に熱を受けて変形することが防がれ、2次元コー
ドのマーキング品質が向上する。
【0011】具体的には、マトリックスの上下方向に並
んだ行に一端側から順番に番号Iを付し、かつ、マトリ
ックスの横方向に並んだ列に一端から順番に番号Jを付
して各セルの配置を番地(I,J)で特定したときに、
I+Jが偶数になる偶数グループのセルと奇数になる奇
数グループとに分け、まずは、一方のグループの各セル
が第1のセルであるか否かを所定の順序でチェックして
いき、第1のセルである場合にそのマーキングを行い、
一方のグループの第1のセルを全てマーキングした後
で、他方のグループの各セルが第1のセルであるか否か
を所定の順序でチェックしていき、第1のセルである場
合には、そのマーキングを行うようにする。これによ
り、隣接した単位照射領域としての第1のセルを連続し
てマーキングしない順序で、第1のセルのマーキングす
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明の
第1実施形態を図1〜図9に基づいて説明する。本実施
形態のレーザマーキング装置は、2次元コードのうち例
えばデータコードをマーキングするために用いられる。
【0013】データコードは、図2に示すように、本発
明の単位照射領域としての第1のセルに相当する黒色セ
ルBと、単位非照射領域としての第2のセルに相当する
白色セルDを所望の配列パターンでマトリックス状に配
置して所定の情報を表示したものであり、そのマトリッ
クスは、本実施形態では、縦に7行、横に7列で、計4
9(=7×7)のセルが設けられている。そして、各セ
ルの配置は、I行J列の番地にて特定でき、図2におけ
る各セル毎に記載された2桁の数字は、十の桁が行番号
を示し、一の桁が列番号を示している。
【0014】本実施形態のレーザマーキング装置は、図
1に示されており、同図において10はレーザ光源、1
1はガルバノスキャナであって、レーザ光源10から出
射されたレーザ光をガルバノスキャナ11にて、ワーク
W上の所望の位置に走査する。
【0015】13はメモリであって、データコードの各
セルをマーキングするための走査パターンと、データコ
ードの黒色セルBの配列に関する配列データとが記憶さ
れている。
【0016】ここで、本実施形態の配列データは、全て
のセルに関して、そのセルが黒色セルBであるか、白色
セルDであるかの違いを、例えば、「1」か「0」かで
区別して、各セルのマトリックスにおける番地(行番
号,列番号)=(I,J)に対応させて記憶している。
【0017】走査パターンは、ワークの材質毎に、複数
種類が設定されている。図5に示した走査パターンで
は、レーザ光の照射点の軌跡Rが、セルBの内部で渦巻
き状に蛇行する設定になっており、図6に示した走査パ
ターンでは、セルBの中央部分で、レーザ光の照射点の
移動軌跡Rが横に一本延びた設定になっている。その他
に、図7及び図8に示した走査パターンが設定されてい
る。そして、上記走査パターンのうち、軌跡Rを構成す
る線分が少ないもの又は線分同士の間隔が離れたもの
は、例えば、樹脂のように溶けやすい材質のワークにマ
ーキングを行う場合に選択され、線分の間隔が接近した
ものは、例えば金属のように溶け難い材質のワークにマ
ーキングを行う場合に選択される。
【0018】図1において、12は、CPUであって、
本発明の「マーキング順序制御手段」に相当し、各黒色
セルBをワークにマーキングするためのマーキングデー
タを、各黒色セルBの番地(I,J)に基づいた後述す
る順序で、ガルバノスキャナ11に出力する。また、C
PU12は、レーザ光源10のオン・オフ等も制御す
る。
【0019】次に、上記構成からなる本実施形態の動作
を説明する。ワークの材質に応じて、所定の走査パター
ンを選択すると共に、図2に示した配列パターンのデー
タコードを指定して、スタートスイッチ(図示せず)を
オンする。すると、CPU12は、図9に示したフロー
チャートに従って以下のように動作する。
【0020】即ち、CPU12は、STEP1〜3にお
いて、カウンタP,I,Jに「0」を代入する。ここ
で、カウンタIは、データコードの行番号を示し、カウ
ンタJは、列番号を示す。そして、STEP4では、カ
ウンタI,Jの和を2で割った余りがカウンタPの値と
一致するか否かを判別する。ここで、カウンタPには、
「0」が代入されているから、STEP4では、カウン
タI,Jの和、つまり、行と列の番号の和が、偶数であ
るか否かを判別する。そして、まずは、カウンタI=
「0」、カウンタJ=「0」で、これらの和は偶数だか
ら、STEP5に進み、ここで番地(0,0)のセル
が、黒色セルBか否かを判別する。本実施形態では、番
地(0,0)のセルは、黒色セルBではないから、ST
EP5のNOの枝からSTEP7に進み、カウンタJを
インクリメントする。
【0021】そして、STEP8にて、カウンタJが、
データコードの横のセル数(=「7」)に達していなか
を判別して、STEP4に戻り、カウンタJがデータコ
ードの横のセル数(=「7」)になるまで、STEP4
〜8のループを繰り返す。このとき、縦と横の番地の和
が奇数となった場合、つまり、カウンタI,Jの和を2
で割った余りが1となって、カウンタP(=「0」)と
一致しない場合は、その番地(I,J)の黒色セルBか
否かの判断(STEP5)を行わずに、STEP4から
STEP7に飛び、Jをインクリメントする。また、縦
と横の番地の和が偶数となった場合は、上記したよう
に、その番地(I,J)が黒色セルBか否かの判断(S
TEP5)を行って、そのセルが、例えば図2に示した
番地(0,4)のセルのように黒色セルBの場合には、
前記番地(0,4)に対応したワークW上の位置に、指
定された走査パターンで、レーザ光をガルバノスキャナ
11にて走査し、ワークWの表面に黒色セルBをマーキ
ングする。
【0022】次いで、カウンタJが、データコードの横
のセル数(=「7」)と一致したら、STEP8からS
TEP9に進み、カウンタIをインクリメントする。そ
して、STEP10にて、カウンタIが、データコード
の縦のセル数(=「7」)に達していなかを判別して、
STEP3に戻り、カウンタIがデータコードの縦のセ
ル数(=「7」)になるまで、STEP3〜10のルー
プを繰り返す。ここまでに動作により、図3に示すよう
に、マトリックスのうち行番号Iと、列番号Jの和が偶
数になる偶数グループのセルにおける、黒色セルBがワ
ークWに全てマーキングされる。
【0023】次いで、カウンタIが、縦のセル数(=
「7」)と一致したら、STEP10からSTEP11
に進み、カウンタPをインクリメントし、STEP12
にて、カウンタPが「2」に達していなかを判別して、
STEP2に戻る。
【0024】そして、STEP2以降のSTEPを実行
することで、今度は、図4に示すように、マトリックス
のうち行番号Iと、列番号Jの和が奇数になる奇数グル
ープのセルにおける黒色セルBがワークWに全てマーキ
ングされ、もって2次元コードのマーキングが完了す
る。
【0025】このように、本実施形態によれば、隣接し
た単位照射領域としての黒色セルBを連続してマーキン
グしないから、ワークWのうち黒色セルBの隣接部分が
過剰に熱を受けて変形することが防がれ、2次元コード
のマーキング品質が向上する。
【0026】<第2実施形態>本実施形態は、CPUを
動作させるプログラムのみが、前記第1実施形態と異な
り、そのCPUの動作は、図10のフローチャートに示
されている。本実施形態のCPUは、STEP20〜2
3において、カウンタP,Q,I,Jに「0」を代入す
る。そして、データコードを、行番号Iが若い側から各
セルが黒色セルか否かをチェックし、黒色セルであるこ
とがチェックされる度にカウンタQをインクリメントす
る(STEP25)。
【0027】次いで、STEP26にて、カウンタQの
値を2で割った余りが、カウンタP(=「0」)と一致
する場合のみ、STEP27を実行して、ガルバノスキ
ャナ11にマーキングデータを渡し、ワークWに黒色セ
ルをマーキングする。
【0028】そして、全てのセルをチェックし終わった
ら、STEP32にて、カウンタPを「1」にして、上
記したSTEP21〜31のループをもう1回実行す
る。これにより、残りの黒色セルがマーキングされる。
【0029】このように、全てのセルについて黒色セル
か否かをチェックし、チェックされた黒色セルのうち番
地I,Jの和が偶数となるグループを先にマーキングす
る一方、奇数となるグループを後にマーキングする構成
としても、前記第1実施形態と同様に、隣接した単位照
射領域としての黒色セルを連続してマーキングしないか
ら、ワークのうち黒色セルの隣接部分が過剰に熱を受け
て変形することが防がれ、2次元コードのマーキング品
質が向上する。
【0030】<第3実施形態>本実施形態では、図11
に示すように、マトリックスの各セルCを渦巻き状かつ
1つ置きに辿って、各セルが黒色セルであるか否かをチ
ェックしていき、黒色セルである場合にそのマーキング
を行う。そして、残りのセルをやはり渦巻き状かつ1つ
置きに辿って、各セルが黒色セルであるか否かをチェッ
クしていき、黒色セルである場合にそのマーキングを行
う。このような構成としても、隣接した単位照射領域と
しての黒色セルを連続してマーキングしないから、ワー
クのうち黒色セルの隣接部分が過剰に熱を受けて変形す
ることが防がれ、2次元コードのマーキング品質が向上
する。
【0031】<第4実施形態>本実施形態では、図12
のマトリックスにおいて番地を付した位置に黒色セルB
が配されている。そして、原則として、例えば、マトリ
ックスのうち最上段の行の左側にあるセルから右側にあ
るセルへと順番に黒色セルか否かをチェックして、黒色
セルの場合にはマーキングを行い、次いで、その下の行
で、再び左側にある黒色セルから右側にある黒色セルへ
と順番にマーキングしていく。そして、黒色セルが連続
している部分に関しては、図13の矢印の順路で示すよ
うに、連続していない黒色セルを先にマーキングしてか
ら、連続している部分に戻ってきてマーキングを行う。
これにより、隣接した単位照射領域としての黒色セルを
連続してマーキングしない順序で、2次元コードをマー
キングすることができる。
【0032】<第5実施形態>本実施形態は、前記第4
実施形態と同様に図12に示したように黒色セルBが配
され、原則として、例えば、マトリックスのうち最上段
の行の左側にあるセルから右側にあるセルへと順番に黒
色セルか否かをチェックして、黒色セルの場合にはマー
キングを行い、次いで、その下の行で、再び左側にある
黒色セルから右側にある黒色セルへと順番にマーキング
していく。そして、図14に示すように、黒色セルが連
続している部分に関しては、その連続した黒色セルの番
地をまとめて記憶しておき、その次の黒色セル以降の黒
色セルをマーキングし、最後にまとめて、記憶しておい
た黒色セルをマーキングを行う。即ち、図14におい
て、まずは「●」で示した黒色セルBを先にマーキング
し、次いで「▲」で示した黒色セルBを後でまとめてマ
ーキングする。このように本実施形態によっても、隣接
した単位照射領域としての黒色セルを連続してマーキン
グしない順序で、2次元コードをマーキングすることが
できる。
【0033】<第6実施形態>本実施形態では、マトリ
ックスの行番地を、列番地の和が偶数になる偶数グルー
プと奇数になる奇数グループとに分け、一方のグループ
において、図15に示すように、マトリックスの斜め方
向に順次にセルCを辿って、各セルが黒色セルであるか
否かをチェックしていき、黒色セルである場合にそのマ
ーキングを行い、これに、次いで、他方のグループにお
いて、マトリックスの斜め方向に順次にセルを辿って、
各セルが黒色セルであるか否かをチェックしていき、黒
色セルである場合にそのマーキングを行う。これによ
り、前記各実施形態と同様に、隣接した単位照射領域と
しての黒色セルを連続してマーキングしない順序で、2
次元コードをマーキングすることができる。
【0034】<第7実施形態>本実施形態では、図16
に示すように、マトリックスの各行において、黒色セル
か否かをチェックしていく方向を、右から左方向と、左
から右方向とに、交互に変えることで、マトリックスの
左上隅のセルから、蛇行しながら1つ置きに各セルを辿
っていき、各セルが黒色セルであるか否かをチェックし
て、黒色セルである場合にそのマーキングを行う。そし
て、残りのセルを、やはり上記と同様に蛇行しながら辿
っていき、各セルが黒色セルであるか否かをチェックし
て、黒色セルである場合にそのマーキングを行う。これ
により、前記各実施形態と同様に、隣接した単位照射領
域としての黒色セルを連続してマーキングしない順序
で、2次元コードをマーキングすることができる。
【0035】本発明は、前記実施形態に限定されるもの
ではなく、上記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々
変更して実施することができる。例えば、前記各実施形
態では、プログラムにて規則性をもって黒色セルを連続
してマーキングしないように制御していたが、例えば、
CPUにて乱数を生成させ、その乱数に基づきランダム
に黒色セルをマーキングすることで、黒色セルを連続し
てマーキングしないようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1実施形態のレーザマーキン
グ装置の構成図
【図2】 2次元コードを示す模式図
【図3】 2次元コードの一部を示す模式図
【図4】 2次元コードの一部を示す模式図
【図5】 1つのセルをマーキングするための走査パタ
ーンの模式図
【図6】 1つのセルをマーキングするための走査パタ
ーンの模式図
【図7】 1つのセルをマーキングするための走査パタ
ーンの模式図
【図8】 1つのセルをマーキングするための走査パタ
ーンの模式図
【図9】 CPUの動作を示すフローチャート
【図10】 第2実施形態のCPUの動作を示すフロー
チャート
【図11】 第3実施形態のマーキング順序を示す模式
【図12】 第4及び第5実施形態の2次元コードにお
ける黒色セルの配置を示す模式図
【図13】 第4実施形態のマーキング順序を示す模式
【図14】 第5実施形態のマーキング順序を示す模式
【図15】 第6実施形態のマーキング順序を示す模式
【図16】 第7実施形態のマーキング順序を示す模式
【符号の説明】
10…レーザ光源 11…ガルバノスキャナ 12…CPU(マーキング順序制御手段) B…黒色セル(第1のセル) D…白色セル(第2のセル)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位照射領域としての第1のセルと、単
    位非照射領域としての第2のセルとを所望の配列パター
    ンでマトリックス状に配置してなる2次元コードを、ワ
    ークの表面にマーキングするレーザマーキング装置にお
    いて、 レーザ光を出射するレーザ光源と、 前記各第1のセルを前記ワークにマーキングするための
    マーキングデータを、前記各第1のセルに対応した前記
    マトリックスの縦横の番地に基づく順序で出力するマー
    キング順序制御手段と、 前記マーキングデータを順次に受けて、前記各第1のセ
    ルを順次に前記ワークの表面にマーキングするガルバノ
    スキャナとを備え、 前記マーキング順序制御手段は、複数の前記第1のセル
    が、前記マトリックスの縦又は横のいずれかで隣接した
    場合に、それら隣接した第1のセルを連続してマーキン
    グしない順序で、前記第1のセルのマーキングデータを
    出力することを特徴とするレーザマーキング装置。
  2. 【請求項2】 レーザ光源から出射されるレーザ光を、
    ガルバノミラーにより、ワークの表面に前記レーザ光を
    スキャニングしながら照射して、 単位照射領域としての第1のセルと、単位非照射領域と
    しての第2のセルとを所望の配列パターンでマトリック
    ス状に配置してなる2次元コードをマーキングするレー
    ザマーキング方法において、 前記マトリックスの縦又は横のいずれかで隣接する前記
    第1のセルを連続してマーキングしない順序で2次元コ
    ードをマーキングすることを特徴とするレーザマーキン
    グ方法。
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