JP2001232673A - 射出成形機のデータ印字方法 - Google Patents
射出成形機のデータ印字方法Info
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Abstract
出成形機におけるデータ印字方法を提供すること。 【解決手段】 データロギング、設定履歴、異常履歴等
の逐次印字用データを個別に記憶すると共に、成形条
件、成形工程中の波形等の任意印字用データを個別に記
憶する記憶装置15を備える。データロギングは射出成
形機における1ショット毎に実行されてロギングデータ
が連続印字される。制御装置12は、設定履歴、異常履
歴については、それぞれのデータが1頁分の印字量に達
するとロギングデータの1頁分の印字が終了した時点で
逐次印字させ、任意印字用データについては、オペレー
タによる印字指示がなされると逐次印字用データの印字
が実行されていない時には即時に、逐次印字用データの
印字が実行されている時には該逐次印字用データの1頁
分の印字が終了した時点で印字を実行させる。
Description
特に、データロギング、設定履歴、異常履歴等の逐次印
字用データや、ディスプレイ上に表示されている成形条
件、波形画面のような任意印字用データを印字するデー
タ印字方法に関する。
は、ディスプレイ上に表示されている、例えば成形中の
各工程における圧力のような波形画面のハードコピー
や、現在成形している成形条件の帳票印字のように、印
字を行う時点で既に確定しているデータを即時に印字す
る機能がある。このようなデータは、キーボード等を通
したオペレータの指示により印字が実行されるものであ
り、以後、任意印字用データと呼ぶ。射出成形機におけ
る印字機能にはまた、データロギング、設定履歴、異常
履歴のように、射出成形機の稼働状況によって時間経過
と共に蓄積されていくデータを逐次印字する機能があ
る。このようなデータは、オペレータの指示にかかわら
ず印字が逐次実行されるものであり、以後、逐次印字用
データと呼ぶ。中でも、データロギングについては、射
出成形機における1ショット毎に実行されてロギングデ
ータが連続印字される。
タの連続印字中に、オペレータが他の印字機能、例えば
成形条件の帳票印字を指示すると、印字された1頁中に
ロギングデータと成形条件のデータとが混在して印字さ
れることとなり、煩雑な印字結果となってしまう。これ
を防止するために、例えばロギングデータの印字中にお
いては他の印字動作を禁止するように設定すると、ロギ
ングデータの印字中にオペレータが他の印字を指示する
と他の印字動作は禁止されるが、オペレータはロギング
データの印字終了を待ったうえで、再度、他の印字機能
を指示しなければならない。これは、オペレータが、ロ
ギングデータの印字終了までキーボードの前に拘束され
ることを意味し、他の作業を行うことができないことに
なる。
束時間が短くて済むような射出成形機におけるデータ印
字方法を提供することにある。
定履歴、異常履歴等の逐次印字用データ、成形条件、波
形画面のような任意印字用データが1頁に混在すること
なく印字できる射出成形機におけるデータ印字方法を提
供することにある。
ロギング、設定履歴、異常履歴等のデータであって時間
経過と共に蓄積され、逐次印字される複数種類の逐次印
字用データを個別に記憶すると共に、成形条件、成形工
程中の波形等のデータであって必要に応じて印字される
複数種類の任意印字用データを個別に記憶する記憶装置
を備え、前記任意印字用データについては、オペレータ
による印字指示がなされると前記逐次印字用データの印
字が実行されていない時には即時に、前記逐次印字用デ
ータの印字が実行されている時には該逐次印字用データ
の1頁分の印字が終了した時点で印字が実行されるよう
にしたことを特徴とする射出成形機のデータ印字方法が
提供される。
1ショット毎に実行されてロギングデータが連続印字さ
れ、前記設定履歴、前記異常履歴については、それぞれ
のデータが1頁分の印字量に達すると前記ロギングデー
タの1頁分の印字が終了した時点で逐次印字される。
ータ印字方法は、射出成形機に備えられる周知の構成に
より実現される。すなわち、射出成形機は、射出成形機
本体11の成形動作を制御するための制御装置12と、
設定値を入力したり印字の指示を行うためのキーボード
13と、成形条件や成形中の各工程における、例えば圧
力のような波形を表示するためのディスプレイ14と、
各種データを記憶するための記憶装置15と、印字用の
プリンタ16とを備えている。但し、本発明において使
用される記憶装置15は、データロギング、設定履歴、
異常履歴等のデータであって時間経過と共に蓄積され、
逐次印字される複数種類の逐次印字用データをエリア別
に記憶する。記憶装置15はまた、成形条件、成形工程
中の波形等のデータであって必要に応じて印字される複
数種類の任意印字用データをエリア別に記憶する。この
ため、記憶装置15は、従来使用されている記憶装置の
記憶容量よりも十分大きな記憶容量を持つものが使用さ
れるが、制御装置12に内蔵されるものでも良いし、外
部記憶装置として備えられるものでも良い。
ータロギングは射出成形機本体11における1ショット
毎に実行される。これによって射出成形機本体11から
得られる各種のロギングデータは、ロギングデータの印
字が指定されている場合には、制御装置12により、記
憶装置15に一旦記憶されると共に、1頁分ずつプリン
タ16により自動的に連続印字される。設定履歴、異常
履歴については、時間経過と共に記憶装置15に蓄積記
憶されるそれぞれのデータが1頁分の印字量に達したか
どうかを制御装置12が判断し、1頁分の印字量に達し
た時点でプリンタ16に印字動作を実行させる。
せる場合、制御装置12は、ロギングデータの印字が実
行されているかどうかを判断する。そして、ロギングデ
ータの印字が実行されている場合には、制御装置12
は、ロギングデータの1頁分の印字が終了した時点で設
定履歴あるいは異常履歴の1頁分の印字を実行させる。
勿論、設定履歴あるいは異常履歴の1頁分の印字の間の
ロギングデータは記憶装置15に一時記憶され、設定履
歴あるいは異常履歴の1頁分の印字が終了すると制御装
置12は、プリンタ16に対して再びロギングデータの
印字動作を再開させる。以上の通り、逐次印字用データ
については、ロギングデータの印字が設定履歴あるいは
異常履歴の印字よりも優先される。
13を通してオペレータによる印字指示がなされると、
制御装置12は、上記の逐次印字用データの印字が実行
されていない時には即時に、1頁分ずつ印字動作を実行
させる。一方、上記の逐次印字用データの印字が実行さ
れている時には、制御装置12はその1頁分の印字が終
了した時点で1頁分ずつ印字動作を実行させるようにす
る。このように、成形条件や波形等の任意印字用データ
が印字されている間、ロギングデータ、設定履歴、異常
履歴等の逐次印字用データは記憶装置15に蓄積記憶さ
れ、任意印字用データの印字が終了すると、ロギングデ
ータの印字動作が再開される。
グ、設定履歴、異常履歴等の複数種類の逐次印字用デー
タ、成形条件、成形工程中の波形等の複数種類の任意印
字用データがそれぞれ、1頁分ずつ印字される。特に、
任意印字用データの印字の場合、オペレータは一旦キー
ボード13により印字の指定をしてしまえば、その時逐
次印字用データの印字が実行されていたとしても、その
印字動作が終了するまで待って再度の印字指定を行う必
要は無い。従って、例えばロギングデータの印字が実行
されている場合であっても、オペレータはキーボード1
3の前に拘束されることなく成形工程中の波形のハード
コピーや、成形条件の帳票印字を別の頁に印字された形
で得ることができる。
の例を示し、図3、図4はそれぞれ、設定履歴、異常履
歴の1頁分の印字結果の例を示す。また、図5、図6は
それぞれ、成形条件の帳票印字、成形工程中の波形のハ
ードコピーの例を示す。
ば、成形条件の帳票印字や、成形工程中の波形のハード
コピーを得る場合にオペレータの拘束時間が短くて済む
データ印字方法を提供することができる。また、データ
ロギング、設定履歴、異常履歴等の逐次印字用データ、
成形条件、波形画面のような任意印字用データが1頁に
混在することなく印字することができる。
に、射出成形機に備えられる構成を示した図である。
の印字結果の例を示した図である。
の印字結果の例を示した図である。
の印字結果の例を示した図である。
頁分の印字結果の例を示した図である。
ドコピーの例を示した図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 データロギング、設定履歴、異常履歴等
のデータであって時間経過と共に蓄積され、逐次印字さ
れる複数種類の逐次印字用データを個別に記憶すると共
に、成形条件、成形工程中の波形等のデータであって必
要に応じて印字される複数種類の任意印字用データを個
別に記憶する記憶装置を備え、前記任意印字用データに
ついては、オペレータによる印字指示がなされると前記
逐次印字用データの印字が実行されていない時には即時
に、前記逐次印字用データの印字が実行されている時に
は該逐次印字用データの1頁分の印字が終了した時点で
印字が実行されるようにしたことを特徴とする射出成形
機のデータ印字方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のデータ印字方法におい
て、前記データロギングは射出成形機における1ショッ
ト毎に実行されてロギングデータが連続印字され、前記
設定履歴、前記異常履歴については、それぞれのデータ
が1頁分の印字量に達すると前記ロギングデータの1頁
分の印字が終了した時点で逐次印字されるようにしたこ
とを特徴とする射出成形機のデータ印字方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000048501A JP3475391B2 (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 射出成形機のデータ印字方法 |
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