JP2001232603A - ベニヤ単板の横はぎ方法 - Google Patents

ベニヤ単板の横はぎ方法

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JP2001232603A
JP2001232603A JP2000045454A JP2000045454A JP2001232603A JP 2001232603 A JP2001232603 A JP 2001232603A JP 2000045454 A JP2000045454 A JP 2000045454A JP 2000045454 A JP2000045454 A JP 2000045454A JP 2001232603 A JP2001232603 A JP 2001232603A
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veneer
veneers
horizontal
size
cutting
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JP2000045454A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Nagasawa
潔 長澤
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Hashimoto Denki Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベニヤ単板の横はぎ方法において,特に3’
×9’〜20’ (巾3尺長さ20尺),4’×9’〜
20’ (巾4尺長さ20尺)等の長尺の横はぎ単板を,
接合部が剥離したり,階段状にづれて接合されたり,弓形
に変形して接合されたりすることなく接合することがで
きるベニヤ単板の横はぎ方法を提供する。 【解決手段】 ベニヤ単板を有寸巾に切断し,相互の端
面を接合し,連続帯状の単板とした後所定寸法毎に切断
して定尺寸法の横はぎ単板を得るベニヤ単板の横はぎ方
法において,通常の定尺寸法で接合切断堆積して第1定
尺寸法の横はぎ単板3の積山4を得る第1横はぎ工程
と,該第1横はぎ工程で得られた第1定尺寸法の横はぎ
単板3を積山4から1枚毎繰出して相互の端面を接着剤
5aにより接合して第1定尺寸法の複数倍の第2定尺寸
法の横はぎ単板5の積山を得る第2横はぎ工程とからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的な3’×6’
(巾3尺長さ6尺),4’×8’ (巾4尺長さ8尺)
等と呼称される定尺寸法の横はぎ単板ではなく,長尺の
横はぎ単板,所謂3’×9’〜20’ (巾3尺長さ2
0尺),4’×9’〜20’ (巾4尺長さ20尺)の
長尺の横はぎ単板を得るためのベニヤ単板の横はぎ方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,この種ベニヤ単板の横はぎ方法と
しては,特開平3-253302号のごときものがあ
る。この従来技術においては,コンベヤの駆動制御によ
り小巾単板の左右の搬送量の乱れを防止するようにした
ベニヤ単板の横はぎ方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種装置による方法
によれば,接合方法が搬出コンベヤと制動レール部材を
利用したものであるため,定尺クリッパーから搬出側に
おける長さがある寸法例えば2.5メータ以上に長くな
ると単板自体がもつ暴れ等により搬送コンベヤによる搬
送力の左右の差により搬送方向に対し左右に旋回する等
して折角接合した接合部が剥離したり,または接合時に
階段状にづれて接合されたり,あるいは弓形に変形して
接合されたりする等の不具合が発生していたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るベニヤ単板
の横はぎ方法は,上記課題を解決することを目的とし,
その第1は
【0005】ベニヤ単板を有寸巾に切断し,相互の端面
を接合し,連続帯状の単板とした後所定寸法毎に切断し
て定尺寸法の横はぎ単板を得るベニヤ単板の横はぎ方法
において,通常の定尺寸法で接合切断堆積して第1定尺
寸法の横はぎ単板の積山を得る第1横はぎ工程と,該第
1横はぎ工程で得られた第1定尺寸法の横はぎ単板を積
山から1枚毎繰出して相互の端面を接着剤により接合し
て第1定尺寸法の複数倍の第2定尺寸法の横はぎ単板の
積山を得る第2横はぎ工程とからなることを特徴とす
る。また第2は,
【0006】ベニヤ単板を有寸巾に切断し,相互の端面
を接合し,連続帯状の単板とした後所定寸法毎に切断し
て定尺寸法の横はぎ単板を得るベニヤ単板の横はぎ方法
において,通常の定尺寸法で接合切断堆積して第1定尺
寸法の横はぎ単板の積山を得る第1横はぎ工程と,該第
1横はぎ工程で得られた第1定尺寸法の横はぎ単板を積
山から1枚毎繰出して相互の端面を接着剤により接合し
て連続帯状の横はぎ単板とした後予め設定された所定寸
法毎に切断して,第2定尺寸法の横はぎ単板の積山を得
る第2横はぎ工程とからなることを特徴とするまた第3
【0007】ベニヤ単板を有寸巾に切断し,相互の端面
を接合し,連続帯状の単板とした後所定寸法毎に切断し
て定尺寸法の横はぎ単板を得るベニヤ単板の横はぎ方法
において,通常の定尺寸法で接合切断堆積して第1定尺
寸法の横はぎ単板の積山を得る第1横はぎ工程と,該第
1横はぎ工程で得られた第1定尺寸法の横はぎ単板を積
山から1枚毎繰出して搬送方向に平行な一方の定規面に
対しその先端または後端が略直角となるように端縁の左
右の差が所定量以上あった時のみ端縁を切断除去した
後,相互の端面を接着剤により接合して第1定尺寸法の
複数倍の横はぎ単板の積山を得る第2横はぎ工程とから
なることを特徴とするまた第4は
【0008】ベニヤ単板を有寸巾に切断し,相互の端面
を接合し,連続帯状の単板とした後所定寸法毎に切断し
て定尺寸法の横はぎ単板を得るベニヤ単板の横はぎ方法
において,通常の定尺寸法で接合切断堆積して第1定尺
寸法の横はぎ単板の積山を得る第1横はぎ工程と,該第
1横はぎ工程で得られた第1定尺寸法の横はぎ単板を積
山から1枚毎繰出して搬送方向に平行な一方の定規面に
対しその先端または後端が略直角となるように端縁の左
右の差が所定量以上あった時のみ端縁を切断除去した
後,相互の端面を接着剤により接合して連続帯状の横は
ぎ単板とした後予め設定された所定寸法毎に切断して,
第2定尺寸法の横はぎ単板の積山を得る第2横はぎ工程
とからなることを特徴とする。ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下,本発明に係るベニヤ単板の
横はぎ方法の一実施例について,図面を参照して詳細に
説明する。
【0010】図1は,本発明に係る第1のベニヤ単板の
横はぎ方法を説明するための展開斜視図である。図2
は,本発明に係る第2のベニヤ単板の横はぎ方法を説明
するための展開斜視図である。図3は,本発明に係る第
3のベニヤ単板の横はぎ方法を説明するための展開斜視
図である。図4は,本発明に係る第4のベニヤ単板の横
はぎ方法を説明するための展開斜視図である。図5は,
本発明のベニヤ単板の横はぎ方法の第1の発明を実施す
るためのである機械配置説明図。図6は,本発明のベニ
ヤ単板の横はぎ方法の第2乃至第4の発明を実施するた
めの機械配置説明図である。
【0011】図1に示すように,1はベニヤレースによ
り切削されてベニヤドライヤにより乾燥され搬送方向
(繊維方向の直交方向)の前後および中間部に不揃い部
分1a,1b割れ,節孔1c等の不良部を含んだベニヤ
単板。2は前後および中間部の不揃い部分1a,1b,
割れ,節孔1c等不良部を切断除去した有寸単板。3は
有寸単板の前後の端面をホットメルト等の接着剤3aで
接合すると共に上面または下面若しくは上下両面をホッ
トメルト等の接着剤を含浸させた接着糸3bにより補強
し所定の定尺寸法La(約1.8〜2.4m)毎に切断さ
れた第1定尺寸法の横はぎ単板。4は第1定尺寸法La
の横はぎ単板3を堆積した積山。5は積山4から繰り出
した2枚の第1定尺寸法の横はぎ単板3の後端と先端を
端面糊付器19から吐出されるホットメルト等の接着剤
5aで所定の第2定尺寸法Lb(約3.6〜4.8m)毎
に接合した第2定尺寸法の横はぎ単板。尚,接着剤5a
に代えて各種接着材を塗布または含浸させた紙テープ,
接着糸等により接合してもよいことは勿論である。
【0012】図2は図1により得られた積山4から第1
定尺寸法Laの横はぎ単板3を1枚づつ繰出し,相互の
端面をホットメルト等の接着剤5aにより接合して連続
帯状の横はぎ単板7とし,予め設定された所定の第2定
尺寸法Lc(約3〜6m)毎にクリッパー8により切断
して第2定尺寸法の横はぎ単板6を得るものである。
【0013】図3は図1により得られた積山4から第1
定尺寸法の横はぎ単板3を1枚づつ繰出し,搬送方向に
平行な一方の端縁を定規面となる定規ベルト10に当接
搬送させると共に2枚で1枚を構成する場合はセンサー
11により1枚目は後端側が定規面に対し略直角となる
ように端縁の左右の差が所定量以上あるか否かを判別し
てその差が予め設定された許容値以上である場合のみク
リッパー12により後切屑3dとして切断除去し,クリ
ッパー12の搬出側で一旦待機させ,2枚目は先端側の
左右の差を判別してその差が予め設定された許容値以上
である場合のみクリッパー12により前切屑3cとして
切断除去した後端面糊付器19により接着剤5aを塗布
し,クリッパー12の搬出側で一旦待機させていた先行
単板の後端にその先端を当接させて搬送方向に平行した
定規面となる一方の端縁側が揃った第2定尺寸法の横は
ぎ単板13を得るものである。また,第1定尺寸法の横
はぎ単板3による3枚以上の組合せで1枚の第2定尺寸
法の横はぎ単板13を得る場合は当然のごとく中間に位
置する横はぎ単板3は先端および後端の両端を判別切断
し,また先端および後端側に位置する横はぎ単板3は何
れか1方を切断除去するようにすることは勿論である。
【0014】図4は図1により得られた積山4から第1
定尺寸法の横はぎ単板3を1枚づつ繰出し,搬送方向に
平行な一方の端縁を定規面となる定規ベルト10に当接
搬送させると共に全てセンサー11により先端および後
端が定規面に対し略直角となるように端縁の左右の差が
所定量以上あるか否かを判別してその差が予め設定され
た許容値以上である場合のみクリッパー12により後切
屑3dまたは前切屑3cを切断除去した後クリッパー1
2の搬出側で一旦待機させ,端面糊付器19により接着
剤5aを塗布し,クリッパー12の搬出側で一旦待機さ
せていた先行単板の後端にその先端を当接させて搬送方
向に平行した定規面となる一方の端縁側が揃った連続帯
状の横はぎ単板14を得,更に連続帯状に接合された横
はぎ単板14は予め設定された第2の定尺寸法に達する
都度前記クリッパー12により切断して搬送方向に平行
した一方の端縁の揃った第2定尺寸法の横はぎ単板15
を得るものである。
【0015】図5は本発明の第1の発明を実施する機械
配置説明図で,16は第1定尺寸法の横はぎ単板3を1
枚づつ繰り出すベルトコンベヤ,サクションフアン等か
らなるフィーダー,17は搬送コンベヤ,18は光電ス
イッチ等からなるセンサー,19はホットメルト等の接
着剤を塗布する端面糊付器,20は横はぎ単板3の先端
および後端を衝合させる衝合コンベヤ,21は接合され
た横はぎ単板を堆積する上面搬送コンベヤ等からなるス
タッカーである。
【0016】図6は本発明の第2乃至第4の発明を実施
する機械配置説明図で,図5のセンサー18と端面糊付
器19の間にクリッパー22を配設したものである。
尚,クリッパー22の出側には前切屑3cおよび後切屑
3dを仕分けする屑仕分け装置22aが配設される。
尚,図5および図6においてセンサー18で検知された
信号により端面糊付器19やクリッパー22を制御する
遅延回路等の制御回路は適宜選択されるものであるので
図示していない。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように,本発明に係るベニ
ヤ単板の横はぎ方法は,通常の定尺寸法で接合切断堆積
して第1の定尺寸法の横はぎ単板の積山を得る第1の横
はぎ工程と,該第1の横はぎ工程で得られた第1の定尺
寸法の横はぎ単板を積山から1枚毎繰出して相互の端面
を接着剤により接合した後予め設定された所定寸法毎に
切断して,定尺寸法の横はぎ単板の積山を得る第2の横
はぎ工程とからなるようにしたので,定尺クリッパーの
搬出側において長さがある寸法例えば2.5メータ以上
に長いもので単板自体がもつ暴れ等により搬送コンベヤ
による搬送力の左右の差により搬送方向に対し左右に旋
回する等して折角接合した接合部が剥離したり,または
接合時に階段状にづれて接合されたり,あるいは弓形に
変形して接合されたりする等の不具合が発生していたも
のがなくなり,長尺の横はぎ単板,所謂3‘×9’〜2
0‘または4’×9‘〜20’等のLVL製品用の添芯
板として要求される長尺の横はぎ単板が安価な装置で正
確に歩留まりよく生産できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1のベニヤ単板の横はぎ方法を
説明するための展開斜視図である。
【図2】本発明に係る第2のベニヤ単板の横はぎ方法を
説明するための展開斜視図である。
【図3】本発明に係る第3のベニヤ単板の横はぎ方法を
説明するための展開斜視図である。
【図4】本発明に係る第4のベニヤ単板の横はぎ方法を
説明するための展開斜視図である。
【図5】本発明のベニヤ単板の横はぎ方法の第1の発明
を実施するための機械配置説明図図である。
【図6】本発明のベニヤ単板の横はぎ方法の第2乃至第
4の発明を実施するための機械配置説明図である。
【符号の説明】
1 ベニヤ単板 2 有寸単板 3 第1定尺寸法の横はぎ単板 4 積山 5,6,13,15 第2定尺寸法の横はぎ単板 7,14 連続帯状の横はぎ単板 8,12 クリッパー 11,18 センサー 10 定規ベルト 16 フィーダー 17 搬送コンベヤ 19 端面糊付器 20 衝合コンベヤ 21 スタッカー 22 クリッパー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベニヤ単板を有寸巾に切断し,相互の端
    面を接合し,連続帯状の単板とした後所定寸法毎に切断
    して定尺寸法の横はぎ単板を得るベニヤ単板の横はぎ方
    法において,通常の定尺寸法で接合切断堆積して第1定
    尺寸法の横はぎ単板の積山を得る第1横はぎ工程と,該
    第1横はぎ工程で得られた第1定尺寸法の横はぎ単板を
    積山から1枚毎繰出して相互の端面を接着剤により接合
    して第1定尺寸法の複数倍の第2定尺寸法の横はぎ単板
    の積山を得る第2横はぎ工程とからなることを特徴とす
    るベニヤ単板の横はぎ方法。
  2. 【請求項2】 ベニヤ単板を有寸巾に切断し,相互の端
    面を接合し,連続帯状の単板とした後所定寸法毎に切断
    して定尺寸法の横はぎ単板を得るベニヤ単板の横はぎ方
    法において,通常の定尺寸法で接合切断堆積して第1定
    尺寸法の横はぎ単板の積山を得る第1横はぎ工程と,該
    第1横はぎ工程で得られた第1定尺寸法の横はぎ単板を
    積山から1枚毎繰出して相互の端面を接着剤により接合
    して連続帯状の横はぎ単板とした後予め設定された所定
    寸法毎に切断して,第2定尺寸法の横はぎ単板の積山を
    得る第2横はぎ工程とからなることを特徴とするベニヤ
    単板の横はぎ方法。
  3. 【請求項3】 ベニヤ単板を有寸巾に切断し,相互の端
    面を接合し,連続帯状の単板とした後所定寸法毎に切断
    して定尺寸法の横はぎ単板を得るベニヤ単板の横はぎ方
    法において,通常の定尺寸法で接合切断堆積して第1定
    尺寸法の横はぎ単板の積山を得る第1横はぎ工程と,該
    第1横はぎ工程で得られた第1定尺寸法の横はぎ単板を
    積山から1枚毎繰出して搬送方向に平行な一方の定規面
    に対しその先端または後端が略直角となるように端縁の
    左右の差が所定量以上あった時のみ端縁を切断除去した
    後,相互の端面を接着剤により接合して第1定尺寸法の
    複数倍の横はぎ単板の積山を得る第2横はぎ工程とから
    なることを特徴とするベニヤ単板の横はぎ方法。
  4. 【請求項4】 ベニヤ単板を有寸巾に切断し,相互の端
    面を接合し,連続帯状の単板とした後所定寸法毎に切断
    して定尺寸法の横はぎ単板を得るベニヤ単板の横はぎ方
    法において,通常の定尺寸法で接合切断堆積して第1定
    尺寸法の横はぎ単板の積山を得る第1横はぎ工程と,該
    第1横はぎ工程で得られた第1定尺寸法の横はぎ単板を
    積山から1枚毎繰出して搬送方向に平行な一方の定規面
    に対しその先端または後端が略直角となるように端縁の
    左右の差が所定量以上あった時のみ端縁を切断除去した
    後,相互の端面を接着剤により接合して連続帯状の横は
    ぎ単板とした後予め設定された所定寸法毎に切断して,
    第2定尺寸法の横はぎ単板の積山を得る第2横はぎ工程
    とからなることを特徴とするベニヤ単板の横はぎ方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109366636A (zh) * 2018-10-25 2019-02-22 江苏小熊贝贝装饰材料有限公司 一种不变形板材的加工方法及其不变形板材

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