JP2001232000A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001232000A
JP2001232000A JP2000045320A JP2000045320A JP2001232000A JP 2001232000 A JP2001232000 A JP 2001232000A JP 2000045320 A JP2000045320 A JP 2000045320A JP 2000045320 A JP2000045320 A JP 2000045320A JP 2001232000 A JP2001232000 A JP 2001232000A
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Masahiro Mizuno
雅裕 水野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技状態の実態に即して入賞順に賞遊技媒体
を払い出し、遊技客に不信感を与えることがないように
する。 【解決手段】 払出制御基板にて受信した制御コマンド
に基づく賞球数データを入賞球毎に、受信した順序で払
出数記憶エリアの先頭から順に書き込み、その先頭アド
レスから順に賞球数を読み込んで払出カウンタに書き込
む(S3)。そして、払出カウンタに書き込んだデータ
は払出数記憶エリアから消去し(S4)、払出モータを
駆動して(S5)、賞球払出センサから賞球払出検知の
信号が送信される都度(S6)、払出カウンタを1減算
し(S7)、払出カウンタが0になると(S8)、つぎ
のアドレスを指定し(S9)、賞球数データを読み込ん
で、払出カウンタに書き込み、再び払出動作を行わせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技状態の実態に
即して賞遊技媒体を払い出すことができるようにした遊
技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機においては、例えばパチン
コ遊技機の場合、遊技盤に設けられた入賞口に遊技球が
入ることによって入賞が発生し、入賞した遊技球すなわ
ち入賞球が、異なる賞球数毎に入賞球検知手段によって
検知されて、入賞口毎に割り振られた賞球数に対応した
コードが主制御用の主基板から賞球払出制御用の払出制
御基板に制御コマンドとして送信される。払出制御基板
では受信した制御コマンドが解析され、例えば賞球数が
5個と15個の2種類の場合に、例えば賞球数5個の方
の入賞球の賞球情報がテーブルの賞球数エリアに記憶さ
れ、あるいは賞球数5個と賞球数15個のそれぞれの入
賞球の賞球情報がテーブルのそれぞれのエリアに記憶さ
れる。例えば、賞球数5個の賞球数エリアの記憶された
データが2であって、更に賞球数5の入賞球が検知され
れば、賞球数5個のエリアのデータは1加算されて3と
なる。そして、検知された入賞球は全て集合樋により一
箇所に集められて、1個づつ入賞球処理装置に送られ
て、入賞処理装置から1個ずつ排出され、その排出され
た入賞球が検知されて、入賞球1個検知毎に、プログラ
ミングされた所定の順序で賞球数が上記テーブルから検
索され、その検索された賞球数が賞球払出装置から払い
出される。
【0003】検索順序は例えば、賞球数5個の入賞、6
個の入賞、7個の入賞・・・13個の入賞、14個の入
賞、15個の入賞の順とされる。その場合に入賞の順序
が例えば賞球数15個の入賞、5個の入賞、15個の入
賞、5個の入賞、5個の入賞であれば、賞球数5個のエ
リアのデータが最大で3となり、賞球数15個のエリア
のデータが最大で2となって、賞球数5個が3回、賞球
数15個が2回払い出されることになるが、払出順序と
して賞球数5個のデータが優先されるため、例えば賞球
数5個が3回続いて払い出された後初めて賞球数15個
の分が払い出されることになる。つまり、賞球数15個
の入賞がいくら発生しても、賞球数5個の入賞がいくつ
か発生してしまうと、賞球数5個のエリアにデータがあ
る限りは賞球数5個入賞に対する払い出しが優先されて
しまうことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の遊
技機においては、例えば賞球数5個の払い出しが優先さ
れるため、賞球数15個の入賞がいくら発生しても、賞
球数5個の入賞がいくつか発生してしまうと、賞球数5
個のエリアにデータがある限りは15個の払い出しはい
つまでも行われないことになる。そのため、最終的には
払い出された賞球の総数に間違いはないにしても、例え
ば払出装置への賞球の補給が何らかの原因で途絶えるな
どしたときに、遊技者としては、入賞の事実と、払い出
された賞球数とに大きな隔たりがあると感じる場合があ
り、そうしたことで、遊技者が遊技機に対して、さらに
は遊技店に対してまで不信感を募らせることになりかね
ない。
【0005】したがって、遊技状態の実態に即して入賞
順に賞遊技媒体を払い出せるようにすることが課題であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の遊技機
が例えば賞球数が5個と15個の2種類の場合に、例え
ば賞球数5個の方の入賞球の賞球情報をテーブルの賞球
数エリアに記憶して賞球数5個の方の払い出しを優先さ
せたり、例えば賞球数5個の入賞球の賞球情報を記憶す
るエリア、賞球数15個の入賞球の賞球情報を記憶する
エリアというように、設定賞球数別のエリアに各入賞球
の賞球情報を記憶し、設定賞球数毎に優先度を設けて払
い出しを行っていたのに対し、入賞遊技媒体毎に賞遊技
媒体数を記憶する手段を設けることにより、遊技状態の
実態に即した払い出しを行えるようにしたものである。
【0007】すなわち、請求項1に係る遊技機は、入賞
領域を規定する複数の入賞口と、入賞に対する賞遊技媒
体の払い出しを行う賞遊技媒体払出装置と、入賞口に入
賞した遊技媒体を検知する入賞遊技媒体検知手段と、該
入賞遊技媒体検知手段により検知された入賞遊技媒体に
関する賞遊技媒体情報を設定し出力する賞遊技媒体情報
設定手段と、該賞遊技媒体情報設定手段から出力された
賞遊技媒体情報に基づいて賞遊技媒体払出装置による賞
遊技媒体の払い出しを制御する賞遊技媒体払出制御装置
を備えた遊技機において、賞遊技媒体情報設定手段によ
り設定された賞遊技媒体情報に基づいて払い出すべき賞
遊技媒体数を入賞遊技媒体毎に記憶する賞遊技媒体数記
憶手段を設け、賞遊技媒体払出制御装置は、賞遊技媒体
記憶手段に記憶された入賞遊技媒体毎の賞遊技媒体数を
所定の順序で払い出すよう賞遊技媒体払出装置を制御す
ることを特徴とする。
【0008】この遊技機において、入賞口に遊技媒体が
入ることによって入賞が発生すると、入賞遊技媒体が検
知され、その検知された入賞遊技媒体に関する賞遊技媒
体情報(設定賞遊技媒体数等)が設定され、それが賞遊
技媒体払出制御装置に出力されて、その賞遊技媒体情報
に基づいて払い出すべき賞遊技媒体数が入賞遊技媒体毎
に記憶される。そして、記憶された入賞遊技媒体毎の賞
遊技媒体数が遊技状態の実態に即した払い出しとなるよ
う所定の順序で払い出される。
【0009】請求項2に係る遊技機は、上記構成の遊技
機において、賞遊技媒体払出制御装置を、入賞順に各入
賞遊技媒体に対する賞遊技媒体を払い出すよう賞遊技媒
体払出装置を制御する構成としたものである。この場
合、入賞順序と払出順序とが一致するため、違和感がな
く、払出装置への賞遊技媒体の補給が何らかの原因で途
絶えるなどした場合でも、遊技者は、どの入賞まで払い
出されたかを実感として把握でき、払い出しが再開され
ることによって不信感をもつことなく遊技を続行でき
る。
【0010】請求項3に係る遊技機は、上記構成の遊技
機において、賞遊技媒体払出制御装置を、遊技内容を制
御する遊技制御装置とは別の制御基板で構成し、該賞遊
技媒体払出制御装置に賞遊技媒体数記憶手段を設けたも
のである。こうすることにより、主たる制御である遊技
内容の制御を行っている遊技制御装置の負担を軽減でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態の具体的に説明する。
【0012】図1は、本発明の実施の形態の一例に係る
遊技機(パチンコ遊技機)の盤面構成を示している。図
において1は遊技盤で、その前面(遊技盤面)の略中央
には、所定の検出信号に基づいて図柄を変動表示する特
別図柄表示器2が設けられ、この特別図柄表示器2の中
央最頂部に天入賞口3が設けられている。そして、特別
図柄表示部2のほぼ真下には、特別図柄表示部2の図柄
変動開始のための始動信号を検出する始動スイッチ(後
述の第1種始動口スイッチ)を備えた第1種始動口4が
設けられ、この第1種始動口4の直ぐ下には、上記特別
表示器2の図柄が所定の態様となることによって開放す
る大入賞口5が設けられている。さらに、上記第1種始
動口4の左右両側には左袖入賞口6と右袖入賞口7が、
また、上記大入賞口5の左右両側には左下入賞口8と右
下入賞口9が設けられている。
【0013】図2に示すように遊技盤1の背面には、遊
技盤面の上記各入賞口に流入(入賞)した入賞球(入賞
遊技媒体)を検出する第1種始動口スイッチ11、大入賞
口スイッチ12、左袖入賞口スイッチ13、右袖入賞口スイ
ッチ14、左下入賞口スイッチ15、右下入賞口スイッチ1
6、天入賞口スイッチ17といった各種入賞球検出スイッ
チや、大入賞口ソレノイド18等の電動装置や、入賞球が
通過する通路等が設けられた集合板20が取り付けられて
いる。遊技盤面上の入賞領域である各入賞口に入賞した
入賞球は全て、遊技盤1の背面に設けられた上記各種検
出スイッチのうちの何れかによって検出されることにな
る。これら検出スイッチのうち、大入賞口スイッチ12の
みは、賞球(賞遊技媒体)15個払出の入賞球を検出す
るのに用いられ、残りの、第1種始動口スイッチ11、左
袖入賞口スイッチ13、右袖入賞口スイッチ14、左下入賞
口スイッチ15、右下入賞口スイッチ16、天入賞口スイッ
チ17といった検出スイッチは、賞球5個払出の入賞球を
検出するのに用いられるものである。つまり、上記各入
賞口のうち、大入賞口5は賞球数15個の設定とされ、
残りの天入賞口3、第1種始動口4、左袖入賞口6、右
袖入賞口7、左下入賞口8及び右下入賞口9は、賞球数
5個の設定とされているのである。
【0014】大入賞口5は、特別図柄表示器2の図柄が
所定の態様となった場合に、上記大入賞口ソレノイド18
によって開放されるものであって、この大入賞口5が開
放している遊技状態を大当たりと称し、大入賞口5が閉
じている遊技状態を通常遊技状態と称している。
【0015】遊技機は、入賞領域への遊技球(遊技媒
体)の入賞に伴い遊技者に賞品としての遊技球すなわち
賞球を払い出す賞球払出装置(賞遊技媒体払出装置)を
備えている(図示せず)。この賞球払出装置は、スクリ
ューと、駆動源である払出モータ(ステッピングモー
タ)とで構成されたものであって、裏セット機構板(図
示せず)に配設され、そのスクリュー下方の排出通路に
は賞球払出センサ(図示せず)が設けられている。
【0016】遊技機の裏セット機構板には、また、各種
制御基板が配設されている。図3はそれら各種基板等の
配線系統ブロックダイヤ図である。図において、21は遊
技内容等に伴うLEDランプ等の点灯、点滅、消灯を制
御するランプ制御基板、22は遊技内容等に伴う効果音等
の制御を行う音声制御基板、23は遊技媒体の発射や払い
出し等を制御する払出制御基板、24は図柄変動を制御す
る図柄制御基板(特別図柄制御基板)、25は遊技盤面に
於ける遊技内容等の制御をする主基板、26は各基板へ電
力を供給する電源基板である。
【0017】ランプ制御基板21、音声制御基板22、払出
制御基板23及び図柄制御基板24は、主基板25からの制御
コマンドを受けて各種状態に応じた制御信号を出力す
る。すなわち、ランプ制御基板21は、主基板25からの制
御コマンドを受けてランプ制御分配基板27に制御信号を
出力し、ランプ制御分配基板27に繋がれた全ランプの点
灯、点滅、消灯を制御する。そして、音声制御基板22
は、主基板25からの制御コマンドを受けてスピーカ中継
基板28に制御信号を出力し、スピーカ中継基板28に繋が
れたスピーカの音声出力を制御する。また、払出制御基
板23は、賞遊技媒体払出制御装置を構成するもので、主
基板25からの制御コマンドを受けて払出中継基板29に制
御信号を出力し、払出中継基板29に接続された賞球払出
装置(賞遊技媒体払出機構部)を制御する。払出制御基
板23はまた、発射装置駆動基板30を介して発射装置を制
御する。また、図柄制御基板24は、主基板25からの制
御コマンドを受けて図柄表示器を制御する。
【0018】賞球払出装置は、上記第1種始動口スイッ
チ11、大入賞口スイッチ12、左袖入賞口スイッチ13、右
袖入賞口スイッチ14、左下入賞口スイッチ15、右下入賞
口スイッチ16、天入賞口スイッチ17といった各種入賞球
検出スイッチからの検出信号が盤面中継基板31を介して
主基板25に入力され、主基板25から払出制御基板23に払
出制御コマンドが出力されることにより、払出中継基板
29を介して制御される。その賞球払出の具体的な制御お
よび動作は次のとおりである。
【0019】各入賞口(3〜9)に入賞した遊技球は、
盤面裏側に設けられた入賞球検出スイッチ(11〜17)に
よって検出され、その検出信号は中継基板(盤面中継基
板31)を介して主基板25へ送られる。
【0020】入賞球検出スイッチ(11〜17)からの検出
信号を受け、主基板25では各入賞口検出スイッチ毎に設
定された入賞データ(賞遊技媒体情報)に対応したコー
ドを払出制御コマンドとして払出制御基板23へ送信す
る。
【0021】払出制御基板23では、受信した制御コマン
ドを解析し、その制御コマンドに基づく賞球数データ
を、入賞球毎に、受信した順序で、賞球テーブルの所定
個数のアドレス(例えば100番地から150番地ま
で)からなる払出数記憶エリア(賞球数エリア)の先頭
から順に書き込み、その払出数記憶エリアの先頭から順
に読み込んだ賞球数データ(賞球数)を払出カウンタに
書き込んで、払出中継基板29を介して賞球払出装置の払
出モータへ駆動信号を送信し、払出動作を行わせる。
【0022】払出モータは、満杯異常・賞球切れ異常の
状態でないことを確認の上、作動を開始する。払出モー
タは、48ステップで1回転するステッピングモータで
構成されたもので、このモータにスクリューが直結さ
れ、スクリューは2条の球通路から流れ込んだ遊技球を
保持して、モータが180度すなわち1/2回転する
と、遊技球を1個ずつ排出通路側に払い出す。そして、
払い出された遊技球は、排出通路に設置された賞球払出
センサによって検出され、その検出信号は主基板25及び
払出制御基板23へ送信される。
【0023】払出制御基板23では、払出数記憶エリアの
賞球数データを読み込んで払出カウンタに書き込むと、
その読み込んだデータを払出数記憶エリアの該当アドレ
スから消去する。また、賞球払出センサから賞球払出検
知の信号が送信される都度、払出カウンタの数値を1減
算し、払出カウンタの数値が0になると払出モータを停
止させる。そして、払出数記憶エリアのつぎのアドレス
から賞球数データを読み込んで、払出カウンタに書き込
み、再び払出モータに駆動信号を送信し、払出動作を行
わせる。
【0024】払出数記憶エリアは、例えば先頭のアドレ
スを100番地として150番地まで設けられ、アドレ
スの先頭から順に払出ポインタで指定して賞球数を読み
込み、一巡すると先頭アドレス(例えば100番地)に
戻る。また、入賞球毎の賞球情報は、入賞の都度、入賞
の順序でやはり払出数記憶エリアの先頭アドレスから順
に記憶ポインタで指定して書き込み、一巡するとやはり
先頭アドレス(例えば100番地)に戻る。
【0025】この一連の動作を、払出数記憶エリアに払
い出すべき賞球データが無くなるまで繰り返す。それに
より、入賞した順序で賞球情報が払出数記憶エリアに記
憶され、それが払出カウンタに書き込まれて、入賞順に
賞球払出が行われる。
【0026】図4は、上記払出制御基板23による賞球払
出処理のフローを示す。このフローは、ステップS1〜
ステップS12からなり、スタートすると、まず、ステ
ップS1で、賞球テーブルの払出数記憶エリアにデータ
が無い(すなわちデータが全て0)かどうかを見て、デ
ータが無ければそのままフローを終了する。
【0027】ステップS1で払出数記憶エリアにデータ
が有れば、ステップS2で賞球数読み込みのための払出
数記憶エリアのアドレスを指定する払出ポインタの数値
を読み込む(例えばアドレスが100番地から150番
地までの場合、払出ポインタの数値は0〜50であ
る)。そして、ステップS3で、読み込んだ払出ポイン
タの数値で示すアドレスから賞球数を読み込み、それを
払出カウンタの数値(払出数)にセットし、次いで、ス
テップS4でその払出ポインタの数値で示すアドレスの
内容(賞球数データ)を0にし、ステップS5で払出モ
ータの動作を開始させる。
【0028】そして、ステップS6で、賞球払出センサ
から検出信号が出力されたかどうかを見て、検出信号が
出力されたら、ステップS7へ進んで払出数を1減算
し、次いで、ステップS8で、払出数が0になったかど
うかを見て、0になるまでステップS6〜ステップS8
の処理を繰り返す。
【0029】ステップ8で払出数が0になれば、ステッ
プS9で払出ポインタの数値を1加算し、ステップS10
で払出ポインタの数値が上限値に達したかどうかを見る
(例えばアドレスが100番地から150番地までの場
合、払出ポインタの数値の上限値は50である)。そし
て、上限値に達していないときはそのままステップS12
へ進んで払出モータを停止させ、上限値に達したときは
ステップS11で払出ポインタの数値を0に戻した後、ス
テップS12へ進んで払出モータを停止させる。図5は、
賞球払出制御における賞球数データ記憶処理のルーチン
を示すものであって、ステップT1〜ステップT6から
なり、スタートすると、ステップT1で主基板から払出
制御コマンドの受信があったかどうかを見て、受信がな
いときはそのままリターンする。
【0030】ステップT1で制御コマンドの受信が有っ
たときは、ステップT2で制御コマンドを解析し、ステ
ップT3で、賞球数データ記憶のためのアドレスを指定
する記憶ポインタに従って、指定されたアドレスに制御
コマンドに基づく賞球数を書き込む(記憶ポインタの数
値は、払出ポインタと同数だけあり、例えばアドレスが
100番地から150番地までの場合、記憶ポインタの
数値は0〜50である)。そして、ステップT4で記憶
ポインタの数値を1加算し、ステップT5で記憶ポイン
タの数値が上限値に達したかどうかを見る(例えばアド
レスが100番地から150番地までの場合、記憶ポイ
ンタの数値の上限値は50である)。そして、上限値に
達していないときはそのままリターンし、上限値に達し
たときはステップT6で記憶ポインタの数値を0に戻
す。
【0031】以上、本発明の実施の形態の一例を説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の
技術的範囲を逸脱しない限り適宜構成を変更して実施す
ることができる。例えば、上記実施の形態は、パチンコ
遊技機の場合を説明したものであるが、本発明は、パチ
ンコ遊技機に限らず、スロットマシン等の他の遊技機に
も適用できるものである。
【0032】また、上記実施の形態においては、賞遊技
媒体の払い出し単位個数を5個及び15個としたが、そ
れに限定されるものではない。
【0033】また、上記実施の形態においては、賞球払
出装置として払出モーターとスクリューとで構成された
ものを用いているが、賞球払出装置としては例えばスプ
ロケットやソレノイドを利用したものであってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、入賞遊技媒体毎に賞遊技媒体数を記憶する手段
を設けることにより、実際の入賞順序に沿って違和感の
ない賞遊技媒体払出を行うことができ、払出装置への賞
遊技媒体の補給が何らかの原因で途絶えるなどした場合
でも、遊技者が不必要に疑念を抱かないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の一例に係る遊技機の盤面図、
【図2】実施の形態の一例に係る遊技機の遊技盤裏面
図、
【図3】実施の形態の一例に係る遊技機の制御系のブロ
ックダイヤ図、
【図4】実施の形態の一例の遊技機の賞球払出制御にお
ける払出処理のフローチャート、
【図5】実施の形態の一例の遊技機の賞球払出制御にお
ける記憶処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技盤 2 特別図柄表示器 3 天入賞口 5 大入賞口 6 左袖入賞口 7 右袖入賞口 8 左下入賞口 9 右下入賞口 11 第1種始動口スイッチ 12 大入賞口スイッチ 13 左袖入賞口スイッチ 14 右袖入賞口スイッチ 15 左下入賞口スイッチ 16 右下入賞口スイッチ 17 天入賞口スイッチ 23 払出制御基板 25 主基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞領域を規定する複数の入賞口と、入
    賞に対する賞遊技媒体の払い出しを行う賞遊技媒体払出
    装置と、上記入賞口に入賞した遊技媒体を検知する入賞
    遊技媒体検知手段と、該入賞遊技媒体検知手段により検
    知された入賞遊技媒体に関する賞遊技媒体情報を設定し
    出力する賞遊技媒体情報設定手段と、該賞遊技媒体情報
    設定手段から出力された賞遊技媒体情報に基づいて上記
    賞遊技媒体払出装置による賞遊技媒体の払い出しを制御
    する賞遊技媒体払出制御装置を備えた遊技機において、 上記賞遊技媒体情報設定手段により設定された賞遊技媒
    体情報に基づいて払い出すべき賞遊技媒体数を入賞遊技
    媒体毎に記憶する賞遊技媒体数記憶手段を設け、 上記賞遊技媒体払出制御装置は、上記賞遊技媒体記憶手
    段に記憶された入賞遊技媒体毎の賞遊技媒体数を所定の
    順序で払い出すよう上記賞遊技媒体払出装置を制御する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 上記賞遊技媒体払出制御装置は、入賞順
    に各入賞遊技媒体に対する賞遊技媒体を払い出すよう上
    記賞遊技媒体払出装置を制御する請求項1記載の遊技
    機。
  3. 【請求項3】 上記賞遊技媒体払出制御装置は、遊技内
    容を制御する遊技制御装置とは別の制御基板で構成し、
    該賞遊技媒体払出制御装置に上記賞遊技媒体数記憶手段
    を設けた請求項1又は2記載の遊技機。
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