JP2001239033A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001239033A
JP2001239033A JP2000056158A JP2000056158A JP2001239033A JP 2001239033 A JP2001239033 A JP 2001239033A JP 2000056158 A JP2000056158 A JP 2000056158A JP 2000056158 A JP2000056158 A JP 2000056158A JP 2001239033 A JP2001239033 A JP 2001239033A
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JP2000056158A
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Masahiro Mizuno
雅裕 水野
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 賞遊技媒体数の異なる複数の遊技結果に対
し、遊技状態に応じて適正な順序で賞遊技媒体を払い出
せるようにする。 【解決手段】 払出テーブルに設けた賞球数毎の記憶領
域に入賞データを加算記憶して、該払出テーブルに記憶
されたデータに基づいて払出カウンターに賞球数を順次
設定し、払出手段により払い出す。そして、払出カウン
ターの設定のための記憶領域の読み込み順序を、例え
ば、賞球数15個の発生回数の方が多くなる状態では、
払出テーブルの記憶領域の配列上位より順に巡回して、
賞球数15個の記憶領域のデータを読み込んで「15」
を払出カウンターにセットし(図4(a))、賞球数5
個の発生回数の方が多くなる状態では、払出テーブルの
記憶領域の配列下位より順に巡回して、賞球数5の記憶
領域のデータを読み込んで「5」を払出カウンターにセ
ットするよう(b)、遊技状態に応じて変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、賞遊技媒体数の異
なる複数の遊技結果に対し、遊技状態によって賞遊技媒
体払出の順序を変更可能とした遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機においては、例えばパチン
コ遊技機の場合、遊技盤に設けられた入賞口に遊技球が
入ることによって入賞が発生し、入賞した遊技球すなわ
ち入賞球が、異なる賞球数毎に入賞球検知手段によって
検知されて、入賞口毎に割り振られた賞球数に対応した
コードが主制御用の主基板から賞球払出制御用の払出制
御基板に制御コマンドとして送信され、払出制御基板で
その制御コマンドが解析されて、払出カウンターに賞球
数がセットされ、そのセットとされた賞球数が賞球払出
装置より払い出される。
【0003】そして、その賞球払出の順序は、例えば特
許第1974230号掲載公報等に示された例では、賞
球数毎の記憶エリアに賞球情報をそれぞれ記憶し、予め
決定された優先順位に従って賞球を払い出すというもの
であり、また、例えば特許第2108567号掲載公
報、特許第2566127号掲載公報、特許第2582
824号掲載公報、特許第2615387号掲載公報、
特許第2617099号掲載公報、特許第278501
2号掲載公報等に示された例では、賞球数の多い方か少
ない方のいずれかの賞球情報を記憶し、その記憶した方
の賞球数を優先して払い出すというものであり、特許第
2070359号掲載公報、特許第2615388号掲
載公報、特許第2615389号掲載公報等に示された
例では、賞球数の少ない方の賞球情報を記憶して、そち
らを優先して払い出すというものであり、特許第268
4026号掲載公報等に示されたものは、賞球数の多い
方の賞球情報を記憶して、そちらを優先して払い出すと
いうものである。
【0004】つまり、従来の遊技機における賞球払出
は、例えば賞球数が5個と15個の2種類の場合に、例
えば賞球数5個の方の入賞球の賞球情報がテーブルの賞
球数エリアに記憶され、あるいは賞球数5個と賞球数1
5個のそれぞれの入賞球の賞球情報がテーブルのそれぞ
れのエリアに記憶される。そして、例えば賞球数5個と
賞球数15個のそれぞれの入賞球の賞球情報がテーブル
のそれぞれのエリアに記憶される場合に、例えば、賞球
数5個の賞球数エリアの記憶されたデータが2であっ
て、更に賞球数5の入賞球が検知されれば、賞球数5個
のエリアのデータは1加算されて3となる。そして、検
知された入賞球は全て集合樋により一箇所に集められ、
1個づつ入賞球処理装置に送られて、入賞処理装置から
1個ずつ排出され、その排出された入賞球が検知され
て、入賞球1個検知毎に、プログラミングされた所定の
順序で賞球数が上記テーブルから検索され、その検索さ
れた賞球数が賞球払出装置から払い出される。そして、
その検索順序は例えば、賞球数5個の入賞、6個の入
賞、7個の入賞・・・13個の入賞、14個の入賞、1
5個の入賞の順とされる。その場合、入賞の順序が例え
ば賞球数15個の入賞、5個の入賞、15個の入賞、5
個の入賞、5個の入賞であれば、賞球数5個のエリアの
データが最大で3となり、賞球数15個のエリアのデー
タが最大で2となって、賞球数5個が3回、賞球数15
個が2回払い出されることになるが、払出順序として賞
球数5個のデータが優先されるため、例えば賞球数5個
が3回続いて払い出された後初めて賞球数15個の分が
払い出されることになる。つまり、賞球数15個の入賞
がいくら発生しても、賞球数5個の入賞がいくつか発生
してしまうと、賞球数5個のエリアにデータがある限り
は賞球数5個入賞に対する払い出しが優先されてしまう
ことがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の遊
技機にあっては、例えば賞球数が5個と15個の2種類
の場合に、例えば賞球数5個の払い出しが優先されるた
め、賞球数15個の入賞がいくら発生しても、賞球数5
個の入賞がいくつか発生してしまうと、賞球数5個のエ
リアにデータがある限りは15個の払い出しは後回しに
されてしまうことになる。つまり、従来の遊技機では、
入賞となる所定の遊技結果が一度に多く発生した場合
に、予め決定された順序に従ってどちらかの賞球数が優
先して払い出され、その優先して払い出される方の賞球
数の払い出しが全て終了するまで、もう一方の賞球数の
払い出しは行われないため、例えば賞球数15個の入賞
が発生したにも拘わらず、後で発生した賞球数5個の方
の払い出しが続くことになる。そのため、例えば賞球数
15個の入賞が発生したはずであるにも拘わらず払い出
されないといった疑念を遊技者が抱く場合がある。
【0006】したがって、賞遊技媒体数の異なる複数の
遊技結果に対し、遊技状態に応じて適正な順序で賞遊技
媒体を払い出せるようにすることが課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、払出カウンターの設定のための賞遊技媒体
データの読み込みの順序を遊技状態によって変更するよ
うにしたものである。
【0008】すなわち、請求項1に係る遊技機は、予め
設定した複数の遊技結果を入賞として賞遊技媒体数毎に
それら遊技結果を判定する賞遊技媒体数判定手段と、賞
遊技媒体の払い出しを行う払出手段と、該払出手段によ
り払い出された賞遊技媒体を1個ずつ検知する払出検知
手段と、払出手段により払い出すべき賞遊技媒体数を設
定するとともに、その設定した賞遊技媒体数を払出検出
手段が賞遊技媒体を検知する毎に1ずつ減算する払出カ
ウンターと、各遊技結果毎に発生回数を加算記憶すると
ともに該遊技結果に対する賞遊技媒体数を払出カウンタ
ーに設定する毎に1ずつ減算記憶する賞遊技媒体数毎の
複数の記憶領域を所定の配列で設けた払出テーブルと、
払出カウンターに設定された賞遊技媒体数を払い出すよ
う払出手段を制御する払出制御手段とを備え、払出カウ
ンターは、該払出カウンターの値が0であり、且つ、複
数の記憶領域の何れかに遊技結果の発生回数に関する記
憶があることを条件に、払出テーブルにおける複数の記
憶領域の配列に基づいて所定の順序で遊技結果の発生回
数に関する記憶のある記憶領域のデータを読み込み該デ
ータに基づいて賞遊技媒体数を設定する遊技機におい
て、記憶領域の配列に基づく読み込みの順序を遊技状態
によって変更することを特徴とする。
【0009】この遊技機において、入賞となる遊技結果
が発生すると、賞遊技媒体情報(賞遊技媒体数等)が設
定され、払出テーブルの賞遊技媒体数毎の記憶領域に発
生回数が加算記憶され、払出カウンターの値が0であ
り、且つ、複数の記憶領域の何れかに遊技結果の発生回
数に関する記憶があることを条件に、払出テーブルにお
ける複数の記憶領域の配列に基づいて所定の順序で遊技
結果の発生回数に関する記憶のある記憶領域のデータが
読み込まれ、該データに基づいて賞遊技媒体数が払出カ
ウンターに設定され、その払出カウンターに設定された
賞遊技媒体数が払出手段により払い出される。そして、
払出カウンターに賞遊技媒体数が設定される毎に、払出
テーブルにおける上記データを読み込んだ記憶領域の記
憶値が減算記憶される。そして、払出カウンターの値が
0になれば、その同じ記憶領域にデータがある限り、ま
たその同じ記憶領域のデータが読み込まれて、払出カウ
ンターが再度設定され、同じ賞遊技媒体数の払い出しが
繰り返される。そして、その記憶領域にデータが無くな
れば、上記所定の順序において次に記憶がある記憶領域
のデータが読み込まれる。
【0010】こうして所定の順序で払い出しが行われ
る。そして、その記憶領域の配列に基づく読み込みの順
序は遊技状態によって変更することができる。そのた
め、賞遊技媒体数の異なる複数の遊技結果に対し、状況
に応じて適正な順序で賞遊技媒体を払い出すことが可能
となり、特定の入賞となるべき所定の遊技結果(例えば
賞球数15個の入賞)が発生したはずであるにも拘わら
ず相当分の賞遊技媒体が払い出されないといった疑念を
遊技者に与えるのを防止することができ、遊技者と遊技
店との無用なトラブルの発生を未然に防止することがで
きる。
【0011】また、請求項2に係る遊技機は、第1の遊
技結果及び第2の遊技結果を含む所定の遊技結果を入賞
として賞遊技媒体数毎にそれら遊技結果を判定する賞遊
技媒体数判定手段と、賞遊技媒体の払い出しを行う払出
手段と、該払出手段により払い出された賞遊技媒体を1
個ずつ検知する払出検出手段と、払出手段から払い出す
べき賞遊技媒体数を設定するとともに、その設定した賞
遊技媒体数を上記払出検出手段が賞遊技媒体を検知する
毎に1ずつ減算する払出カウンターと、第1の遊技結果
の発生回数を加算記憶するとともに該第1の遊技結果に
対する賞遊技媒体数を払出カウンターに設定する毎に1
ずつ減算記憶する第1の記憶領域と、第2の遊技結果の
発生回数を加算記憶するとともに該第2の遊技結果に対
する賞遊技媒体数を払出カウンターに設定する毎に1ず
つ減算記憶する第2の記憶領域とを含む賞遊技媒体数毎
の複数の記憶領域を、第1の記憶領域を第2の記憶領域
より上位とする所定の配列で設けた払出テーブルと、払
出カウンターに設定された賞遊技媒体数を払い出すよう
払出手段を制御する払出制御手段とを備え、払出カウン
ターは、該払出カウンターの値が0であり、且つ、複数
の記憶領域の何れかに遊技結果の発生回数に関する記憶
があることを条件に、払出テーブルにおける複数の記憶
領域の配列に基づいて所定の順序で遊技結果の発生回数
に関する記憶のある記憶領域のデータを読み込み該デー
タに基づいて賞遊技媒体数を設定する遊技機において、
記憶領域の配列に基づく読み込みの順序は、第1の遊技
結果の発生回数が第2の遊技結果の発生回数より相対的
に多くなる可能性が高い遊技状態では、払出テーブルに
おける複数の記憶領域の配列の上位より順に巡回して記
憶のある最上位の記憶領域のデータを読み込み、第2の
遊技結果の発生回数が第1の記憶結果の発生回数より相
対的に多くなる可能性が高い遊技状態では、払出テーブ
ルに於ける複数の記憶領域の配列の下位より順に巡回し
て記憶のある最下位の記憶領域のデータを読み込むよう
遊技状態によって変更することを特徴とする。
【0012】この場合、払出テーブル及び払出カウンタ
ーによる処理は基本的に請求項1に係る上記遊技機と同
様で、所定の順序で払い出しが行われる。そして、払出
テーブルにおいて、第1の遊技結果の発生回数を加算記
憶する第1の記憶領域は、第2の遊技結果の発生回数を
加算記憶する第2の記憶領域より配列の上位に設けら
れ、その記憶領域の配列に基づく読み込みの順序は、第
1の遊技結果の発生回数が第2の遊技結果の発生回数よ
り相対的に多くなる可能性が高い遊技状態では、払出テ
ーブルにおける複数の記憶領域の配列の上位より順に巡
回して記憶のある最上位の記憶領域のデータを読み込
み、第2の遊技結果の発生回数が第1の記憶結果の発生
回数より相対的に多くなる可能性が高い遊技状態では、
払出テーブルに於ける複数の記憶領域の配列の下位より
順に巡回して記憶のある最下位の記憶領域のデータを読
み込むよう遊技状態によって変更される。そのため、賞
遊技媒体数の異なる複数の遊技結果に対し、発生回数が
多くなる遊技結果に対する賞遊技媒体数の払い出しを優
先して行うようにできる。
【0013】請求項3に係る遊技機は、第1の遊技結果
及び第2の遊技結果を含む所定の遊技結果を入賞として
賞遊技媒体数毎にそれら遊技結果を判定する賞遊技媒体
数判定手段と、賞遊技媒体の払い出しを行う払出手段
と、該払出手段により払い出された賞遊技媒体を1個ず
つ検知する払出検出手段と、払出手段から払い出すべき
賞遊技媒体数を設定するとともに、その設定した賞遊技
媒体数を払出検出手段が賞遊技媒体を検知する毎に1ず
つ減算する払出カウンターと、第1の遊技結果の発生回
数を加算記憶するとともに該第1の遊技結果に対する賞
遊技媒体数を払出カウンターに設定する毎に1ずつ減算
記憶する第1の記憶領域と、第2の遊技結果の発生回数
を加算記憶するとともに該第2の遊技結果に対する賞遊
技媒体数を払出カウンターに設定する毎に1ずつ減算記
憶する第2の記憶領域とを含む賞遊技媒体数毎の複数の
記憶領域を第1の記憶領域を第2の記憶領域より上位と
する所定の配列で設けた払出テーブルと、払出カウンタ
ーに設定された賞遊技媒体数を払い出すよう払出手段を
制御する払出制御手段とを備え、払出カウンターは、該
払出カウンターの値が0であり、且つ、複数の記憶領域
の何れかに遊技結果の発生回数に関する記憶があること
を条件に、払出テーブルにおける複数の記憶領域の配列
に基づいて所定の順序で遊技結果の発生回数に関する記
憶のある記憶領域のデータを読み込み該データに基づい
て賞遊技媒体数を設定する遊技機において、記憶領域の
配列に基づく読み込みの順序は、第1の遊技結果の発生
回数が第2の遊技結果の発生回数より相対的に多くなる
可能性が高い遊技状態では、払出テーブルにおける複数
の記憶領域の配列の上位より順に巡回して記憶のある最
上位の記憶領域のデータを読み込み、第2の遊技結果の
発生回数が第1の遊技結果の発生回数より相対的に多く
なる可能性が高い遊技状態では、第2の記憶領域を最初
に巡回して該第2の記憶領域に記憶がある場合には該第
2の記憶領域のデータを読み込み、該第2の記憶領域に
記憶がない場合には複数の記憶領域の配列の上位より順
に巡回して記憶のある最上位の記憶領域のデータを読み
込むよう遊技状態によって変更することを特徴とする。
【0014】この場合、払出テーブル及び払出カウンタ
ーによる処理はやはり基本的に請求項1に係る上記遊技
機と同様で、所定の順序で払い出しが行われる。そし
て、払出テーブルにおいて、第1の遊技結果の発生回数
を加算記憶する第1の記憶領域は、第2の遊技結果の発
生回数を加算記憶する第2の記憶領域より配列の上位に
設けられ、その記憶領域の配列に基づく読み込みの順序
は、第1の遊技結果の発生回数が第2の遊技結果の発生
回数より相対的に多くなる可能性が高い遊技状態では、
払出テーブルにおける複数の記憶領域の配列の上位より
順に巡回して記憶のある最上位の記憶領域のデータを読
み込み、第2の遊技結果の発生回数が第1の遊技結果の
発生回数より相対的に多くなる可能性が高い遊技状態で
は、第2の記憶領域を最初に巡回して該第2の記憶領域
に記憶がある場合には該第2の記憶領域のデータを読み
込み、該第2の記憶領域に記憶がない場合には複数の記
憶領域の配列の上位より順に巡回して記憶のある最上位
の記憶領域のデータを読み込むよう遊技状態によって変
更される。そのため、賞遊技媒体数の異なる複数の遊技
結果に対し、発生回数が多くなる遊技結果に対する賞遊
技媒体数の払い出しを優先して行うようにできる。
【0015】また、請求項4に係る遊技機は、請求項
1、2又は3に係る上記遊技機において、払出テーブル
における複数の記憶領域が、当該遊技機で許容される最
小賞遊技媒体数から最大賞遊技媒体数までの各賞遊技媒
体数毎に用意されているというものである。この場合、
所定の遊技結果に対する賞遊技媒体数を変更するのに、
同じ払出テーブルを用い、プログラムを変更するだけで
迅速に対処することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態の具体的に説明する。
【0017】(第1の実施の形態)第1の実施の形態
は、請求項1、2及び4(特に請求項2)に対応するも
のである。図1は本発明の第1の実施の形態に係る遊技
機(パチンコ遊技機)の盤面構成を示している。図にお
いて1は遊技盤で、その前面(遊技盤面)の略中央に
は、所定の検出信号に基づいて図柄を変動表示する特別
図柄表示器2が設けられ、この特別図柄表示器2の中央
最頂部に天入賞口3が設けられている。そして、特別図
柄表示部2のほぼ真下には、特別図柄表示部2の図柄変
動開始のための始動信号を検出する始動スイッチ(後述
の第1種始動口スイッチ)を備えた第1種始動口4が設
けられ、この第1種始動口4の直ぐ下には、上記特別表
示器2の図柄が所定の態様となることによって開放する
大入賞口5が設けられている。さらに、上記第1種始動
口4の左右両側には左袖入賞口6と右袖入賞口7が、ま
た、上記大入賞口5の左右両側には左下入賞口8と右下
入賞口9が設けられている。
【0018】図2に示すように遊技盤1の背面には、遊
技盤面の上記各入賞口に流入(入賞)した入賞球(入賞
遊技媒体)を検出する第1種始動口スイッチ11、大入賞
口スイッチ12、左袖入賞口スイッチ13、右袖入賞口スイ
ッチ14、左下入賞口スイッチ15、右下入賞口スイッチ1
6、天入賞口スイッチ17といった各種入賞球検出スイッ
チや、大入賞口ソレノイド18等の電動装置や、入賞球が
通過する通路等が設けられた集合板20が取り付けられて
いる。遊技盤面上の入賞領域である各入賞口に入賞した
入賞球は全て、遊技盤1の背面に設けられた上記各種検
出スイッチのうちの何れかによって検出されることにな
る。これら検出スイッチのうち、大入賞口スイッチ12の
みは、賞球(賞遊技媒体)15個払出の入賞球を検出す
るのに用いられ、残りの、第1種始動口スイッチ11、左
袖入賞口スイッチ13、右袖入賞口スイッチ14、左下入賞
口スイッチ15、右下入賞口スイッチ16、天入賞口スイッ
チ17といった検出スイッチは、賞球5個払出の入賞球を
検出するのに用いられるものである。つまり、上記各入
賞口のうち、大入賞口5は賞球数15個の設定とされ、
残りの天入賞口3、第1種始動口4、左袖入賞口6、右
袖入賞口7、左下入賞口8及び右下入賞口9は、賞球数
5個の設定とされているのである。
【0019】大入賞口5は、特別図柄表示器2の図柄が
所定の態様となった場合に、上記大入賞口ソレノイド18
によって開放されるものであって、この大入賞口5が開
放している遊技状態を大当たりと称し、大入賞口5が閉
じている遊技状態を通常遊技状態と称している。通常遊
技中は、大入賞口5は閉じているため、賞球15個払出
の入賞球が検出される遊技結果(第1の遊技結果)の発
生回数は少なくて、賞球5個払出の入賞球が検出される
遊技結果(第2の遊技結果)の発生回数が相対的に多く
なる可能性が高い。逆に大当たり中は、遊技球が賞球数
15個の大入賞口5に入る可能性が非常に高いため、賞
球5個払出の入賞球が検出される遊技結果(第2の遊技
結果)の発生回数は通常遊技中と変わらないものの、賞
球15個払出の入賞球が検出される遊技結果(第1の遊
技結果)の発生回数が相対的に多くなる可能性が高い。
【0020】遊技機は、入賞領域への遊技球(遊技媒
体)の入賞に伴い遊技者に賞品としての遊技球すなわち
賞球を払い出す賞球払出装置(賞遊技媒体払出装置)を
備えている(図示せず)。賞球払出装置は裏セット機構
板(図示せず)に配設され、そのスクリュー下方の排出
通路には賞球払出センサ(図示せず)が設けられてい
る。
【0021】遊技機の裏セット機構板には、また、各種
制御基板が配設されている。図3はそれら各種基板等の
配線系統ブロックダイヤ図である。図において、21は遊
技内容等に伴うLEDランプ等の点灯、点滅、消灯を制
御するランプ制御基板、22は遊技内容等に伴う効果音等
の制御を行う音声制御基板、23は遊技媒体の発射や払い
出し等を制御する払出制御基板、24は図柄変動を制御す
る図柄制御基板(特別図柄制御基板)、25は遊技盤面に
於ける遊技内容等の制御をする主基板、26は各基板へ電
力を供給する電源基板である。
【0022】ランプ制御基板21、音声制御基板22、払出
制御基板23及び図柄制御基板24は、主基板25からの制御
コマンドを受けて各種状態に応じた制御信号を出力す
る。すなわち、ランプ制御基板21は、主基板25からの制
御コマンドを受けてランプ制御分配基板27に制御信号を
出力し、ランプ制御分配基板27に繋がれた全ランプの点
灯、点滅、消灯を制御する。そして、音声制御基板22
は、主基板25からの制御コマンドを受けてスピーカ中継
基板28に制御信号を出力し、スピーカ中継基板28に繋が
れたスピーカの音声出力を制御する。また、払出制御基
板23は、主基板25からの制御コマンドを受けて払出中継
基板29に制御信号を出力し、払出中継基板29に接続され
た賞球払出装置(賞遊技媒体払出機構部)を制御する。
払出制御基板23はまた、発射装置駆動基板30を介して発
射装置を制御する。また、図柄制御基板24は、主基板2
5からの制御コマンドを受けて図柄表示器を制御する。
【0023】賞球払出装置は、上記第1種始動口スイッ
チ11、大入賞口スイッチ12、左袖入賞口スイッチ13、右
袖入賞口スイッチ14、左下入賞口スイッチ15、右下入賞
口スイッチ16、天入賞口スイッチ17といった各種入賞球
検出スイッチからの検出信号が盤面中継基板31を介して
主基板25に入力され、主基板25から払出制御基板23に払
出制御コマンドが出力されることにより、払出中継基板
29を介して制御される。その賞球払出の具体的な制御お
よび動作は次のとおりである。
【0024】各入賞口(3〜9)に入賞した遊技球は、
盤面裏側に設けられた入賞球検出スイッチ(11〜17)に
よって検出され、その検出信号は中継基板(盤面中継基
板31)を介して主基板25へ送られる。
【0025】入賞球検出スイッチ(11〜17)からの検出
信号を受け、主基板25では各入賞口検出スイッチ毎に設
定された入賞データ(賞遊技媒体情報)に対応したコー
ドを払出制御コマンドとして払出制御基板23へ送信す
る。
【0026】払出制御基板23では、入賞球毎に、受信し
た制御コマンドを解析し、その制御コマンドに基づく入
賞データ(入賞球数)を、払出テーブルに設けられた賞
球数毎の記憶領域のデータ(入賞球数)に加算して記憶
する。
【0027】払出テーブルは、図4に示すように、当該
遊技機で許容される最大賞球数である例えば賞球数(払
出数)15個の入賞球数(遊技結果の発生回数)を記憶
する記憶領域(第1の記憶領域)を最上位として、以
下、賞球数14個の記憶領域、賞球数13個の記憶領域
・・・賞球数5個の記憶領域(第2の記憶領域)・・・
賞球数2個の記憶領域、最小賞球数である賞球数1個の
記憶領域の順に、各記憶領域が配列されている。
【0028】この第1の実施の形態の遊技機において、
払出テーブルは上述のように賞球数15個から賞球数1
個までの各賞球数毎に15種類の記憶領域が設けられて
いる。但し、実際に使用する記憶領域はその一部であっ
てよく、例えば賞球数15個の記憶領域と賞球数5個の
記憶領域のみを使用するようにでき、また、適宜変更で
きる。
【0029】そして、払出テーブルに記憶された入賞デ
ータに基づいて払出カウンターに払い出すべき賞球数が
順次設定されて、払出制御基板23から払出中継基板29を
介して賞球払出装置の払出モータへ駆動信号が送信さ
れ、払出カウンターに設定された賞球数が賞球払出装置
(払出手段)により払い出される。そして、払い出され
た賞球が賞球払出センサ(払出検出手段)により検出さ
れる都度、払出カウンターが1減算される。払出モータ
は、駆動信号が送信されると、満杯異常・賞球切れ異常
の状態でないことを確認の上、作動を開始する。払出モ
ータは、48ステップで1回転するステッピングモータ
で構成されたもので、このモータにスクリューが直結さ
れ、スクリューは2条の球通路から流れ込んだ遊技球を
保持して、モータが180度すなわち1/2回転する
と、遊技球を1個ずつ排出通路側に払い出す。
【0030】払出カウンターの設定は、払出カウンター
の値が0であり、且つ、何れかの記憶領域に記憶された
データがあることを条件に実行され、払出テーブルにお
ける記憶領域の配列に基づいて、所定の順序で、記憶さ
れたデータのある記憶領域のデータが読み込まれ、その
データに基づく賞球数が払出カウンターに設定される。
そして、払出カウンターに賞球数が設定される毎に、そ
のデータを読み込んだ記憶領域の記憶値が減算されて記
憶される。そして、払出カウンターの値が0になれば、
その同じ記憶領域にデータがある限り、またその同じ記
憶領域のデータが読み込まれて、払出カウンターが再度
設定され、同じ賞遊技媒体数の払い出しが繰り返され
る。そして、その記憶領域にデータが無くなれば、上記
所定の順序において次に記憶がある記憶領域のデータが
読み込まれる。
【0031】この第1の実施の形態では、例えば賞球数
15個の入賞(第1の遊技結果)の発生回数が賞球数5
個の入賞(第2の遊技結果)の発生回数より相対的に多
くなる可能性が高い遊技状態すなわち大当たり中と、賞
球数5個の入賞(第2の遊技結果)の発生回数が賞球数
15個の入賞(第1の遊技結果)の発生回数より相対的
に多くなる可能性が高い遊技状態すなわち通常遊技中と
で、次のように賞球払出の順序を変更する。
【0032】すなわち、大当たり中で賞球数15個の入
賞の発生回数の方が多くなる状態では、図4の(a)に
示すように、払出テーブルの記憶領域の配列の上位より
順に巡回して、記憶のある最上位の記憶領域のデータを
読み込む。すなわち、その状態で賞球数15個の記憶領
域に記憶が有れば、その記憶されたデータを読み込む。
そして、「15」を払出カウンターにセットする。ま
た、賞球数15個の記憶領域に記憶が無い場合は、賞球
数5個の記憶領域が最上位ということになるため、その
賞球数5個の記憶領域のデータを読み込み、払出カウン
ターに「5」をセットする。
【0033】また、通常遊技中で賞球数5個の入賞の発
生回数の方が多くなる状態では、図4の(b)に示すよ
うに、払出テーブルの記憶領域の配列の下位より順に巡
回して、記憶のある最下位の記憶領域のデータを読み込
む。すなわち、その状態で賞球数5の記憶領域に記憶が
有れば、その記憶されたデータを読み込む。そして、
「5」を払出カウンターにセットする。また、賞球数5
個の記憶領域に記憶が無い場合は、賞球数15個の記憶
領域が最下位ということになるため、その賞球数15個
の記憶領域のデータを読み込み、払出カウンターに「1
5」をセットする。
【0034】このように記憶領域の配列に基づく読み込
みの順序を遊技状態によって変更することにより、賞球
数の異なる複数の遊技結果に対し、状況に応じて適正な
順序で賞球を払い出すことが可能となり、特定の入賞と
なるべき所定の遊技結果(例えば賞球数15個の入賞)
が発生したはずであるにも拘わらず相当分の賞球数が払
い出されないといった疑念を遊技者に与えるのを防止す
ることができ、遊技者と遊技店との無用なトラブルの発
生を未然に防止することができる。
【0035】(第2の実施の形態)第2の実施の形態
は、請求項1、3及び4(特に請求項3)に対応するも
ので、図1〜図3によって説明した遊技機および制御装
置の構成はこの第2の実施の形態にも共通する。そし
て、賞球払出の制御および動作は次のとおりである。
【0036】この第2の実施の形態において、払出テー
ブルにおける記憶領域の配列は上記第1の実施の形態の
場合と同様で、図5に示すように、当該遊技機で許容さ
れる最大賞球数である例えば賞球数(払出数)15個の
入賞球数(遊技結果の発生回数)を記憶する記憶領域
(第1の記憶領域)を最上位として、以下、賞球数14
個の記憶領域、賞球数13個の記憶領域・・・賞球数5
個の記憶領域(第2の記憶領域)・・・賞球数2個の記
憶領域、最小賞球数である賞球数1個の記憶領域の順
に、賞球数15個から賞球数1個までの各賞球数毎に1
5種類の記憶領域が設けられている。但し、この場合も
実際に使用する記憶領域はその一部であってよく、例え
ば賞球数15個の記憶領域と賞球数5個の記憶領域のみ
を使用するようにでき、また、適宜変更できる。
【0037】そして、各入賞口(3〜9)に入賞した遊
技球は、盤面裏側に設けられた入賞球検出スイッチ(11
〜17)によって検出されて、その検出信号が中継基板
(盤面中継基板31)を介して主基板25へ送られ、それら
入賞球検出スイッチ(11〜17)からの検出信号を受け、
主基板25が各入賞口検出スイッチ毎に設定された入賞デ
ータ(賞遊技媒体情報)に対応したコードを払出制御コ
マンドとして払出制御基板23へ送信する。
【0038】払出制御基板23では、入賞球毎に、受信し
た制御コマンドを解析し、その制御コマンドに基づく入
賞データ(入賞球数)を、払出テーブルに設けられた賞
球数毎の記憶領域のデータ(入賞球数)に加算して記憶
する。
【0039】そして、払出テーブルに記憶された入賞デ
ータに基づいて払出カウンターに払い出すべき賞球数が
順次設定されて、払出制御基板23から払出中継基板29を
介して賞球払出装置の払出モータへ駆動信号が送信さ
れ、払出カウンターに設定された賞球数が賞球払出装置
(払出手段)により払い出される。そして、払い出され
た賞球が賞球払出センサ(払出検出手段)により検出さ
れる都度、払出カウンターが1減算される。
【0040】払出カウンターの設定は、払出カウンター
の値が0であり、且つ、何れかの記憶領域に記憶された
データがあることを条件に実行され、払出テーブルにお
ける記憶領域の配列に基づいて、所定の順序で、記憶さ
れたデータのある記憶領域のデータが読み込まれ、その
データに基づく賞球数が払出カウンターに設定される。
そして、払出カウンターに賞球数が設定される毎に、そ
のデータを読み込んだ記憶領域の記憶値が減算されて記
憶される。そして、払出カウンターの値が0になれば、
その同じ記憶領域にデータがある限り、またその同じ記
憶領域のデータが読み込まれて、払出カウンターが再度
設定され、同じ賞遊技媒体数の払い出しが繰り返され
る。そして、その記憶領域にデータが無くなれば、上記
所定の順序において次に記憶がある記憶領域のデータが
読み込まれる。
【0041】そして、この第2の実施の形態では、例え
ば賞球数15個の入賞(第1の遊技結果)の発生回数が
賞球数5個の入賞(第2の遊技結果)の発生回数より相
対的に多くなる可能性が高い遊技状態すなわち大当たり
中と、賞球数5個の入賞(第2の遊技結果)の発生回数
が賞球数15個の入賞(第1の遊技結果)の発生回数よ
り相対的に多くなる可能性が高い遊技状態すなわち通常
遊技中とで、次のように賞球払出の順序を変更する。
【0042】すなわち、大当たり中で賞球数15個の入
賞の発生回数の方が多くなる状態では、図5の(a)に
示すように、払出テーブルの記憶領域の配列の上位より
順に巡回して、記憶のある最上位の記憶領域のデータを
読み込む。すなわち、その状態で賞球数15個の記憶領
域(第1の記憶領域)に記憶が有れば、その記憶された
データを読み込む。そして、「15」を払出カウンター
にセットする。また、賞球数15個の記憶領域に記憶が
無い場合は、賞球数5個の記憶領域(第2の記憶領域)
が最上位ということになるため、その賞球数5個の記憶
領域のデータを読み込み、払出カウンターに「5」をセ
ットする。
【0043】また、通常遊技中で賞球数5個の入賞の発
生回数の方が多くなる状態では、まず、図5の(b)に
示すように、賞球数5個の記憶領域(第2の記憶領域)
を最初に巡回して、この賞球数5個の記憶領域に記憶が
ある場合には、その記憶されたデータを読み込んで、
「5」を払出カウンターにセットし、賞球数5個の記憶
領域に記憶がない場合には、図5の(c)に示すよう
に、記憶領域の配列の上位より順に巡回して、記憶のあ
る最上位の記憶領域のデータを読み込む。すなわち、そ
の状態で賞球数15個の記憶領域(第1の記憶領域)に
記憶が有れば、その記憶されたデータを読み込む。そし
て、「15」を払出カウンターにセットする。
【0044】この場合も、賞球数の異なる複数の遊技結
果に対し状況に応じて適正な順序で賞球を払い出すこと
ができ、特定の入賞となるべき所定の遊技結果(例えば
賞球数15個の入賞)が発生したはずであるにも拘わら
ず相当分の賞球数が払い出されないといった疑念を遊技
者に与えるのを防止することができる。
【0045】以上、本発明の実施の形態の一例を説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の
技術的範囲を逸脱しない限り適宜構成を変更して実施す
ることができる。例えば、上記実施の形態においては、
払出カウンターにおいて上位に位置する第1の記憶領域
の賞球数(賞遊技媒体数)を下位に位置する第2の記憶
領域の賞球数(賞遊技媒体数)より多くしたが、下位に
位置する記憶領域の賞媒体数を上位に位置する賞媒体数
より多くしても良いものであり、15個、5個とした具
体的な数値はこれに限定されないことも勿論である。
【0046】また、上記実施の形態は、パチンコ遊技機
の場合を説明したものであるが、本発明は、パチンコ遊
技機に限らず、スロットマシン等の他の遊技機にも適用
できるものである。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
憶領域の配列に基づく読み込みの順序を遊技状態によっ
て変更することにより、賞球数の異なる複数の遊技結果
に対し、状況に応じて適正な順序で賞遊技媒体を払い出
すことができ、例えば賞球数15個の入賞等特定の入賞
となるべき所定の遊技結果が発生したはずであるにも拘
わらず相当分の賞遊技媒体が払い出されないといった疑
念を遊技者に与えるのを防止することができ、遊技者と
遊技店との間に無用なトラブルが発生するのを未然に防
止することができる。
【0048】また、払出テーブルにおける複数の記憶領
域を、当該遊技機で許容される最小賞遊技媒体数から最
大賞遊技媒体数までの各賞遊技媒体数毎に用意した場合
には、所定の遊技結果に対する設定賞遊技媒体数を変更
するのに、同じ払出テーブルを用い、プログラムを変更
するだけで迅速に対処することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る遊技機の盤面図、
【図2】実施の形態に係る遊技機の遊技盤裏面図、
【図3】実施の形態に係る遊技機の制御系全体のブロッ
クダイヤ図、
【図4】第1の実施の形態の遊技機の賞球払出制御にお
けるデータ読込処理の説明図、
【図5】第2の実施の形態の遊技機の賞球払出制御にお
けるデータ読込処理の説明図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 2 特別図柄表示器 3 天入賞口 5 大入賞口 6 左袖入賞口 7 右袖入賞口 8 左下入賞口 9 右下入賞口 11 第1種始動口スイッチ 12 大入賞口スイッチ 13 左袖入賞口スイッチ 14 右袖入賞口スイッチ 15 左下入賞口スイッチ 16 右下入賞口スイッチ 17 天入賞口スイッチ 23 払出制御基板 25 主基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定した複数の遊技結果を入賞とし
    て賞遊技媒体数毎にそれら遊技結果を判定する賞遊技媒
    体数判定手段と、 賞遊技媒体の払い出しを行う払出手段と、 該払出手段により払い出された賞遊技媒体を1個ずつ検
    知する払出検出手段と、 上記払出手段により払い出すべき賞遊技媒体数を設定す
    るとともに、その設定した賞遊技媒体数を上記払出検出
    手段が賞遊技媒体を検知する毎に1ずつ減算する払出カ
    ウンターと、 上記各遊技結果毎に発生回数を加算記憶するとともに該
    遊技結果に対する賞遊技媒体数を上記払出カウンターに
    設定する毎に1ずつ減算記憶する賞遊技媒体数毎の複数
    の記憶領域を所定の配列で設けた払出テーブルと、 上記払出カウンターに設定された賞遊技媒体数を払い出
    すよう上記払出手段を制御する払出制御手段とを備え、 上記払出カウンターは、該払出カウンターの値が0であ
    り、且つ、上記複数の記憶領域の何れかに遊技結果の発
    生回数に関する記憶があることを条件に、上記払出テー
    ブルにおける上記複数の記憶領域の配列に基づいて所定
    の順序で遊技結果の発生回数に関する記憶のある記憶領
    域のデータを読み込み該データに基づいて賞遊技媒体数
    を設定する遊技機において、 上記記憶領域の配列に基づく読み込みの順序を遊技状態
    によって変更することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 第1の遊技結果及び第2の遊技結果を含
    む所定の遊技結果を入賞として賞遊技媒体数毎にそれら
    遊技結果を判定する賞遊技媒体数判定手段と、 賞遊技媒体の払い出しを行う払出手段と、 該払出手段により払い出された賞遊技媒体を1個ずつ検
    知する払出検出手段と、 上記払出手段から払い出すべき賞遊技媒体数を設定する
    とともに、その設定した賞遊技媒体数を上記払出検出手
    段が賞遊技媒体を検知する毎に1ずつ減算する払出カウ
    ンターと、 上記第1の遊技結果の発生回数を加算記憶するとともに
    該第1の遊技結果に対する賞遊技媒体数を上記払出カウ
    ンターに設定する毎に1ずつ減算記憶する第1の記憶領
    域と、上記第2の遊技結果の発生回数を加算記憶すると
    ともに該第2の遊技結果に対する賞遊技媒体数を上記払
    出カウンターに設定する毎に1ずつ減算記憶する第2の
    記憶領域とを含む賞遊技媒体数毎の複数の記憶領域を、
    上記第1の記憶領域を上記第2の記憶領域より上位とす
    る所定の配列で設けた払出テーブルと、 上記払出カウンターに設定された賞遊技媒体数を払い出
    すよう上記払出手段を制御する払出制御手段とを備え、 上記払出カウンターは、該払出カウンターの値が0であ
    り、且つ、上記複数の記憶領域の何れかに遊技結果の発
    生回数に関する記憶があることを条件に、上記払出テー
    ブルにおける上記複数の記憶領域の配列に基づいて所定
    の順序で遊技結果の発生回数に関する記憶のある記憶領
    域のデータを読み込み該データに基づいて賞遊技媒体数
    を設定する遊技機において、 上記記憶領域の配列に基づく読み込みの順序は、上記第
    1の遊技結果の発生回数が上記第2の遊技結果の発生回
    数より相対的に多くなる可能性が高い遊技状態では、上
    記払出テーブルにおける上記複数の記憶領域の配列の上
    位より順に巡回して記憶のある最上位の記憶領域のデー
    タを読み込み、上記第2の遊技結果の発生回数が上記第
    1の記憶結果の発生回数より相対的に多くなる可能性が
    高い遊技状態では、上記払出テーブルに於ける上記複数
    の記憶領域の配列の下位より順に巡回して記憶のある最
    下位の記憶領域のデータを読み込むよう遊技状態によっ
    て変更することを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 第1の遊技結果及び第2の遊技結果を含
    む所定の遊技結果を入賞として賞遊技媒体数毎にそれら
    遊技結果を判定する賞遊技媒体数判定手段と、 賞遊技媒体の払い出しを行う払出手段と、 該払出手段により払い出された賞遊技媒体を1個ずつ検
    知する払出検出手段と、 上記払出手段から払い出すべき賞遊技媒体数を設定する
    とともに、その設定した賞遊技媒体数を上記払出検出手
    段が賞遊技媒体を検知する毎に1ずつ減算する払出カウ
    ンターと、 上記第1の遊技結果の発生回数を加算記憶するとともに
    該第1の遊技結果に対する賞遊技媒体数を上記払出カウ
    ンターに設定する毎に1ずつ減算記憶する第1の記憶領
    域と、上記第2の遊技結果の発生回数を加算記憶すると
    ともに該第2の遊技結果に対する賞遊技媒体数を上記払
    出カウンターに設定する毎に1ずつ減算記憶する第2の
    記憶領域とを含む賞遊技媒体数毎の複数の記憶領域を上
    記第1の記憶領域を上記第2の記憶領域より上位とする
    所定の配列で設けた払出テーブルと、 上記払出カウンターに設定された賞遊技媒体数を払い出
    すよう上記払出手段を制御する払出制御手段とを備え、 上記払出カウンターは、該払出カウンターの値が0であ
    り、且つ、上記複数の記憶領域の何れかに遊技結果の発
    生回数に関する記憶があることを条件に、上記払出テー
    ブルにおける上記複数の記憶領域の配列に基づいて所定
    の順序で遊技結果の発生回数に関する記憶のある記憶領
    域のデータを読み込み該データに基づいて賞遊技媒体数
    を設定する遊技機において、 上記記憶領域の配列に基づく読み込みの順序は、上記第
    1の遊技結果の発生回数が上記第2の遊技結果の発生回
    数より相対的に多くなる可能性が高い遊技状態では、上
    記払出テーブルにおける上記複数の記憶領域の配列の上
    位より順に巡回して記憶のある最上位の記憶領域のデー
    タを読み込み、上記第2の遊技結果の発生回数が上記第
    1の遊技結果の発生回数より相対的に多くなる可能性が
    高い遊技状態では、上記第2の記憶領域を最初に巡回し
    て該第2の記憶領域に記憶がある場合には該第2の記憶
    領域のデータを読み込み、該第2の記憶領域に記憶がな
    い場合には上記複数の記憶領域の配列の上位より順に巡
    回して記憶のある最上位の記憶領域のデータを読み込む
    よう遊技状態によって変更することを特徴とする遊技
    機。
  4. 【請求項4】上記払出テーブルにおける上記複数の記憶
    領域は、当該遊技機で許容される最小賞遊技媒体数から
    最大賞遊技媒体数までの各賞遊技媒体数毎に用意されて
    いる請求項1、2又は3に記載の遊技機。
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