JP2001231101A - 電気自動車の警報装置 - Google Patents

電気自動車の警報装置

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JP2001231101A JP2000038598A JP2000038598A JP2001231101A JP 2001231101 A JP2001231101 A JP 2001231101A JP 2000038598 A JP2000038598 A JP 2000038598A JP 2000038598 A JP2000038598 A JP 2000038598A JP 2001231101 A JP2001231101 A JP 2001231101A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動用モータが過負荷状態、即ち過熱が予測
される運転状態にあることを運転者に確実に報知可能な
電気自動車の警報装置を提供する。 【解決手段】 車両の駆動力を発生するモータのモータ
トルクをモータトルク検出手段で検出し(S10)、当該モ
ータトルクがこのまま継続するとモータの過熱が予測さ
れる所定のモータトルク領域にあるとき(S12)、警報手
段により警告を発するようにした(S18)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車に係
り、詳しくは、駆動用モータの状態を運転者に知らせる
警報装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】近年、車両の駆動力源として電動
機(モータ)を搭載し、電動機に電力を供給する2次電
池(バッテリ)の充電を比較的小型の内燃機関(エンジ
ン)により駆動される発電機で行うよう構成したシリー
ズ式ハイブリッド型車両が開発され実用化されている。
【0003】このようなシリーズ式ハイブリッド型車両
では、車両の駆動はモータのみで行うようにしているこ
とから、モータに要求されるトルクが大きいような場合
であってもモータのみで車両を駆動させなければなら
ず、この際、モータが当該モータの持つ定格トルク(ま
たは定格出力)を越えて作動せざるを得ない場合が生ず
る。
【0004】一般に、モータの定格トルクはモータの通
常の出力範囲を示すものであるため、モータトルクが定
格トルクを越えてもモータは作動し続ける。このこと
は、即ち、定格トルクを越えてモータが運転されても、
モータは内燃機関のように音や振動が殆ど変化しないた
めに、運転者がモータの過負荷状態に気付かない場合が
多いことを意味する。しかしながら、このように定格ト
ルクを越えた状態でモータを長時間に亘って運転し続け
ると、知らないうちにモータが過熱してしまうという問
題がある。
【0005】そこで、例えばモータの発生トルクを百分
率(%)で表示するようにし、発生トルクが100%を
越えるか否かによって駆動系の過負荷状態を運転者が判
断可能にした状態表示装置が特開平5−176402号
公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示の状態表示装置では、単にモータの発生トルク
を百分率(%)で表示するようにしているだけであり、
運転者に注意を喚起するようなものとはなっていない。
つまり、このような単なる状態表示方法では、発生トル
クが100%を越える表示となっていても、運転者が当
該表示を見過ごしてしまう可能性があり、このような状
況では、やはり知らないうちにモータが過熱してしまう
という問題が発生することになり好ましいことではな
い。
【0007】また、駆動用モータの過負荷状態がある程
度継続され、モータが過熱された場合に、モータの破損
を防止すべくモータの発生トルクを制限し、モータ温度
を減少させるような電気自動車もあるが、このような電
気自動車にあっては、運転者の意図に反してモータトル
クが急に抑制されてしまうことになり、運転者に違和感
を与えるおそれがある。
【0008】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、駆動用モ
ータが過負荷状態、即ち過熱が予測される運転状態にあ
ることを運転者に確実に報知可能な電気自動車の警報装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1の発明では、車両の駆動力を発生する
モータのモータトルクをモータトルク検出手段で検出
し、当該モータトルクがこのまま継続するとモータの過
熱が予測される所定のモータトルク領域にあるとき、警
報手段により警告を発するようにしている。
【0010】従って、駆動用モータが過負荷状態、即ち
過熱が予測される所定のモータトルク領域(例えば「連
続」定格トルク以上)にあるときには、警報が発せら
れ、駆動用モータが過熱するおそれのあることが運転者
に確実に報知される。これにより、運転者は駆動用モー
タが過熱気味であることを意識して車両を運転すること
になり、運転者がモータトルクを低下させれば駆動用モ
ータの過熱が防止されるとともに電力消費量が抑制され
バッテリの充電頻度が低減されて省エネ化が図られ、例
えば駆動用モータがそのまま過熱状態となりモータトル
クが制限された場合であっても運転者が違和感を覚える
ことがない。
【0011】なお、警報は視覚的であっても、聴覚的で
あっても、またこれらの結合であってもよい。また、請
求項2の発明では、モータと一義的に連動し、操作量に
応じたモータトルクをモータに発生させる加速操作手段
を有し、上記モータトルク検出手段は、該加速操作手段
の操作量を検出する操作量検出手段の操作量からモータ
トルクを検出するようにしている。
【0012】従って、運転者が加速操作手段を操作する
とその操作量が操作量検出手段によって検出されるが、
この操作量は運転者の要求モータトルク、ひいては実際
のモータトルクと一義的に対応するので、当該操作量か
らモータトルクが容易に検出される。つまり、モータト
ルク検出手段を別途設けることなく既存の簡易な手段に
よってモータトルクが確実に検出可能とされる。
【0013】また、請求項3の発明では、加速操作手段
の操作に対するモータトルク特性を高低2段階に切り換
える切換手段を有し、警報手段は、当該切換手段により
モータトルク特性が高側に切り換えられているときにの
み警告を発するようにしている。従って、手動により、
或いは車両の運転状態、加速操作状態等に応じ、例えば
通常走行時のように要求されるモータトルクが比較的小
さいときには、加速操作手段の操作に対するモータトル
ク特性は低側に切り換えられ、一方、例えば急加速する
場合のように要求されるモータトルクが大きいときに
は、モータトルク特性は高側に切り換えられるが、モー
タトルク特性が高側に切り換えられているときには過負
荷状態になり易く、つまりモータが過熱し易いため、こ
の場合にのみ警告が発せられる。これにより、急加速の
ようなモータが過熱し易い運転、即ちモータトルク特性
を高側に切り換えるような運転を多用しないよう運転者
に意識付けることが可能とされ、つまりモータが過熱し
難いモータトルク特性を低側とする運転が多用され、省
エネ化が図られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づき説明する。図1を参照すると、本発明に係る
電気自動車の警報装置が適用されるシリーズ式ハイブリ
ッド型車両の概略構成図が示されており、以下、同図に
基づき本発明に係る電気自動車の警報装置の構成を説明
する。なお、シリーズ式ハイブリッド型車両として、こ
こでは、例えば、都市部で低速走行を多用するような乗
合バス等の大型車両が想定される。
【0015】同図に示すように、シリーズ式ハイブリッ
ド型車両には駆動力源として走行モータ10が搭載され
ており、当該走行モータ10には、走行モータ10駆動
用の高電圧2次電池(バッテリ)12がインバータ14
を介して電気的に接続されている。走行モータ10は、
例えば誘導型モータであるが、永久磁石同期型モータで
あってもよい。
【0016】走行モータ10は、車両の制動時にはエネ
ルギ回生ブレーキ、即ち制動エネルギを利用した発電機
(ジェネレータ)としても機能する。つまり、車両の運
転者がブレーキ(図示せず)を操作すると、走行モータ
10が制動力を発生しながら同時に発電を行い、この発
電電力がバッテリ12に充電される。また、この走行モ
ータ10では、通常の連続運転時の許容トルクとしての
連続定格トルクTcの他に、当該連続定格トルクTcより
も高側であって、走行モータ10が過熱しない程度の所
定の短時間であれば運転が許容される短時間定格トルク
Tsも併せて規定されている。
【0017】インバータ14は、バッテリ12または後
述のジェネレータ22からの電圧と電流とを調整して安
定した電力を走行モータ10に供給するため、或いは、
上記の如く走行モータ10により発電された電圧と電流
とを調整して安定した電力をバッテリ12に供給するた
めの装置である。そして、同図に示すように、走行モー
タ10の回転軸には、減速機16、差動装置18を介し
て一対の駆動論WR、WLが接続されている。なお、減速
機16は特に無くてもよい。
【0018】また、バッテリ12とインバータ14に
は、もう一つのインバータ20を介してジェネレータ2
2が電気的に接続されており、当該ジェネレータ22の
回転軸はエンジン24の出力軸に接続されている。エン
ジン24は、発電専用の内燃機関である。そして、イン
バータ20には、エアブレーキ用のエアコンプレッサ2
7やパワステポンプ28等の補機を駆動させる補機モー
タ26も電気的に接続されている。
【0019】インバータ20は、上記インバータ14と
同様に、ジェネレータ22によって発電された電圧と電
流とを調整して安定した電力をバッテリ12または走行
モータ10に供給するため、或いは、バッテリ12から
の電圧と電流とを調整し安定した電力を補機モータ26
に供給するための装置である。また、バッテリ12とイ
ンバータ14、20との間には、リレー・ヒューズ30
が介装されている。このリレー・ヒューズ30は、イン
バータ14に電気的に接続されており、当該インバータ
14からの情報を受けて、バッテリ12から走行モータ
10への通電を許容したり、バッテリ12から走行モー
タ10に過剰電流が流れるのを防止したり、或いは、ジ
ェネレータ22やエネルギ回生中の走行モータ10がバ
ッテリ12に過剰充電するのを防止したりする機能を有
している。
【0020】そして、同図に示すように、バッテリ12
やインバータ14、20は電子コントロールユニット
(ECU)40に相互通信可能に電気的に接続されてお
り、さらに、インバータ14と走行モータ10、またイ
ンバータ20とジェネレータ22についても相互通信可
能に電気的に接続されている。また、ECU40の入力
側には、運転者の出力要求、即ち要求モータトルクを走
行モータ10に一義的に反映させるためのアクセルペダ
ル(加速操作手段)43に接続され、当該アクセルペダ
ル43の操作量θaccを検出するアクセルセンサ(モー
タトルク検出手段、操作量検出手段)44や、車速Vを
検出する車速センサ46が接続されている。車速センサ
46は例えば車輪速センサであり、車輪速情報に基づい
て車速Vを検出するようにされている。なお、車速Vか
らは、走行モータ10の回転速度Nmotが一義的に容易
に算出される。
【0021】また、当該ハイブリッド型車両では、走行
モータ10は、詳しくは後述するが、上記アクセルペダ
ル43の操作量θaccに対し高トルク特性と低トルク特
性の2つのモータトルク特性を発揮するよう設定されて
おり、運転者の意志に応じてこれら2つのモータトルク
特性を切り換え可能なようシフトレバー(切換手段)4
7が設けられている。そして、当該シフトレバー47の
セレクト位置が高トルク特性側(高側:L位置)である
か低トルク特性側(低側:D位置)であるかを検出する
シフトレバーセンサ48が設けられており、ECU40
の入力側には当該シフトレバーセンサ48も接続されて
いる。なお、シフトレバー47のセレクト位置として
は、これらL位置及びD位置の他に、アクセルペダル4
3を操作しても走行モータ10を作動させないニュート
ラル(N)位置、走行モータ10を逆転させアクセルペ
ダル43の操作に応じて車両を後退させるリバース
(R)位置があり、適宜選択される。
【0022】一方、ECU40の出力側には、表示・警
報コントローラ50を介して、本発明に係る表示・警報
器(警報手段)52が接続されている。そして、このよ
うに構成されたハイブリッド型車両では、一般的な作用
として、車両走行時には、アクセルセンサ44により検
出されるアクセルペダル43の操作量θaccに対応した
要求モータトルク信号がインバータ14に供給されてバ
ッテリ12からの電圧、電流が調整され、これにより走
行モータ10が所望のモータトルクを発生する。
【0023】また、バッテリ12の充電レベル(SO
C:State Of Charge)が低下した場合には、エンジン2
4が始動されてジェネレータ22が作動し発電が行わ
れ、SOCに応じてバッテリ12の充電が行われる。さ
らに、車両が制動状態にあり、アクセルペダル43の操
作量θaccが値0とされているときには、走行モータ1
0によりエネルギ回生が行われ、やはり走行モータ10
によって発電が行われ、バッテリ12の充電が行われ
る。
【0024】また、車両走行時には、エアコンプレッサ
27やパワステポンプ28等の補機を駆動させるため、
バッテリ12からの電力によって補機モータ26が適宜
駆動されている。以下、このように構成されたハイブリ
ッド型車両の本発明に係る警報装置の作用について説明
する。
【0025】図2を参照すると、ECU40が実行す
る、本発明に係るモータ警告表示制御の制御ルーチンが
フローチャートで示されており、当該フローチャートに
沿い説明する。ステップS10では、先ず、運転者要求
モータトルクTdをアクセルセンサ44からの操作量情
報θaccに基づき算出する。走行モータ10が発生する
モータトルクは、アクセルペダル43の操作量θaccに
対するモータトルク特性として予め一義的に設定されて
おり、故に、ここでは、容易に検出可能なアクセルペダ
ル43の操作量θaccに基づいて要求モータトルクTdを
算出する。
【0026】詳しくは、図3に示すように、アクセルペ
ダル43の操作量θaccに対して上記高トルク特性(実
線)と低トルク特性(一点鎖線)の2つのモータトルク
特性がマップとして設定されており、これらは、運転者
が上記シフトレバー47の位置をL位置またはD位置に
切り換えることでそれぞれ選択される。ここに、低トル
ク特性(D側)は、同図に示すように、モータトルクが
最大でも上記連続定格トルクTcをやや越える程度とな
るよう設定されたモータトルク特性であり、通常の走行
においては当該低トルク特性が選択される。一方、高ト
ルク特性(L側)は、同図に示すように、モータトルク
が最大で短時間定格トルクTsにまで達するように設定
されたモータトルク特性であり、例えば登坂路をトルク
フルに走行したい場合や急加速を行いたいような場合に
選択される。
【0027】なお、当該走行モータ10は、図4にマッ
プで示すように、回転速度Nmotがある程度大きくなる
とモータトルクが減少するような性質を有しており、つ
まり連続定格トルクTc(実線)や短時間定格トルクTs
(一点鎖線)がモータの回転速度Nmotの上昇に伴い減
少するような性質を有している。故に、上記高トルク特
性及び低トルク特性は、連続定格トルクTcや短時間定
格トルクTsが回転速度Nmotに応じて減少することに伴
い、回転速度Nmotに応じて適宜補正される。
【0028】ステップS10において要求モータトルク
Tdが算出されたら、ステップS12において、当該要
求モータトルクTdが連続定格トルクTcより小さいか否
かを判別する。つまり、図3のマップに基づき、アクセ
ルペダル43の操作量θaccがそれほど大きくなく、モ
ータトルク、即ち要求モータトルクTdが連続定格トル
クTcに未だ達していないかどうかを判別する。判別結
果が真(Yes)で、要求モータトルクTdが連続定格
トルクTcよりも小さいと判定された場合には、次にス
テップS14に進む。
【0029】ステップS14では、今度は、実モータト
ルクTrを算出する。つまり、上記要求モータトルクTd
に基づいて走行モータ10が駆動制御されるが、ここで
は、その制御結果である実モータトルクTrをも算出す
る。実際には、実モータトルクTrは、走行モータ10
の回転速度Nmotに基づき、上記図4のマップから容易
に求められる。
【0030】ステップS16では、上記ステップS12
と同様、このように求めた実モータトルクTrが連続定
格トルクTcより小さいか否かを判別する。つまり、上
記要求モータトルクTdに基づく判別で要求モータトル
クTdが連続定格トルクTcを越えていないと判定されて
も、制御誤差等により実モータトルクTrが連続定格ト
ルクTcを越えている場合もあるため、このような場合
をも担保すべく、当該ステップS16において、実モー
タトルクTrに基づく判別を行う。
【0031】一方、例えばアクセルペダル43を大きく
操作して急加速を行った場合のように、ステップS16
の判別結果が偽(No)、或いは、上記ステップS12
の判別結果が偽(No)で、実モータトルクTr或いは
要求モータトルクTdが連続定格トルクTc以上となった
と判定された場合には、走行モータ10の発生している
モータトルクは連続定格トルクTcと短時間定格トルク
Tsとの間の領域(短時間定格領域)にあると判断でき
る。このことは、即ち、短時間定格トルクTsに達しな
いまでも、この運転状態が継続されてある程度の時間が
経過すると、走行モータ10の過熱状態が予測されるこ
とを意味している。
【0032】従って、このような場合には、次にステッ
プS18に進み、上記表示・警報コントローラ50に警
報信号を供給し、表示・警報器52によって警報を行
う。つまり、運転者に過熱状態が予測されることを報知
する。具体的には、例えば、表示・警報器52として図
5に示す如き兎が力走しているような警告灯を設け、こ
の警告灯を点灯、或いは点滅させて表示、即ちモータ短
時間定格領域使用警告表示を行う。また、同時に、表示
・警報器52としてスピーカを設け、このスピーカから
音声または警告音を発するようにしてもよい。なお、警
告灯の図柄や色、警告灯を点灯、点滅方法、音声や警告
音の発生方法等は、運転者に効果的に注意を喚起できれ
ばいかなる図柄、色、方法であってもよい。
【0033】このように表示・警報器52によって警告
が行われると、運転者は、走行モータ10の過熱状態が
予測されることを意識することになり、例えば急加速を
止めてアクセルペダル43の操作量θaccを小さくする
ようになる。これにより、走行モータ10の過熱が防止
されるとともに、電力消費量が抑制されてバッテリ12
の充電頻度が低減され、エンジン24の燃費が向上し、
省エネ化が図られる。
【0034】特にモータトルク特性が高トルク特性であ
る場合には、表示・警報器52による警告に基づき、運
転者は例えばシフトレバー47の位置をL位置からD位
置に切り換えるようになる。これにより、モータトルク
特性が低トルク特性(一点鎖線)とされ、モータトルク
が連続定格トルクTcを越え難くなり、やはり、走行モ
ータ10の過熱が防止されるとともに、電力消費量が抑
制されてバッテリ12の充電頻度が低減され、省エネ化
が図られる。
【0035】また、当該ハイブリッド型車両では、走行
モータ10の温度を検出する温度センサ(図示せず)を
備え、この温度センサが所定の高温以上、即ちモータ過
熱温度を検出した場合には、走行モータ10が過熱状態
に達したと判定し、アクセルペダル43の操作量θacc
に拘わらず、モータトルクを連続定格トルクTcより小
さく抑えるよう、つまり走行モータ10の発生するモー
タトルクを制限するようにしている。そして、表示・警
報器52として図6に示す亀の状態表示灯(JEVS−
Z804に規定された識別記号)を設けておき、このよ
うに走行モータ10が過熱状態に達したと判定された場
合には、当該亀の状態表示灯を点灯、或いは点滅させて
状態表示するようにし、これにより、運転者に対しモー
タトルクが制限されていることを報知、即ち出力制限表
示するようにしている。
【0036】しかしながら、このようにモータトルクが
制限され、図6に示す如き亀の状態表示灯が表示された
としても、本発明では、上述のように走行モータ10の
過熱状態が予測され、図5に示す警告灯等の情報により
モータトルクが制限されることが運転者に予め報知され
ているので、モータトルクが制限されたとしても運転者
が違和感を覚えることもない。
【0037】また、当該実施形態では、図6の亀の出力
制限表示と図5の兎のモータ短時間定格領域使用警告表
示とは独立表示制御されるものであるため、両表示が同
時に表示されることがあるが、出力制限表示がなされる
ときにはモータ短時間定格領域使用警告表示を消灯する
ようにしてもよい。即ち、ECU40がステップS18
で警告表示を指令する際、出力制限表示がOFFとされ
ているときにのみモータ短時間定格領域使用警告表示を
行うようにしてもよい。
【0038】このようにすれば、両方の表示が同時に行
われることがなくなり、運転者は表示からモータの運転
状態を的確に把握できることになる。上記ステップS1
6の判別結果が真(Yes)で、要求モータトルクTd
とともに実モータトルクTrが未だ連続定格トルクTcに
達していないと判定された場合には、走行モータ10
は、連続定格トルクTcより小さい範囲で駆動制御され
ており、過熱してしまうことがないと判定できる。従っ
て、この場合には、次のステップS20において警告非
表示とし、表示・警報器52による警報を行わないよう
にする。つまり、警告灯を消灯状態とし、音声や警告音
を発しないようにする。
【0039】なお、上記実施形態では、モータトルク特
性が低トルク特性であっても高トルク特性であっても連
続定格トルクTcを越え短時間定格領域に入ったら警告
を発するようにしているが、低トルク特性においては、
図3に示すように、モータトルクが連続定格トルクTc
を越えたとしても短時間定格トルクTsにまで達するこ
とはなく、また、当該低トルク特性において運転者は連
続定格トルクTcを越えるような走行は想定していない
と考えられる。従って、このような低トルク特性での運
転時には、表示・警報器52による警報を行う必要性は
極めて少なく、警報を行わないようにしてもよい。つま
り、モータトルク特性が高トルク特性である場合にのみ
表示・警報器52によって警報を行うようにしてもよ
い。
【0040】この場合であっても、上記効果は十分に奏
され、特に、高トルク特性であるときに表示・警報器5
2によって警告が行われることで、運転者は、例えばシ
フトレバー47の位置をL位置からD位置に切り換える
ようになり、やはり走行モータ10の過熱が防止される
とともに、電力消費量が抑制されてバッテリ12の充電
頻度が低減され、省エネ化が図られる。
【0041】また、図7に示すように、低トルク特性
(一点鎖線)については連続定格トルクTcを越えない
ようなモータトルク特性としてもよい。このようにすれ
ば、低トルク特性が選択されているときにおいて、アク
セルペダル43の操作量θaccが大きくなっても、実モ
ータトルクTr或いは要求モータトルクTdが連続定格ト
ルクTcを一切越えることがなくなり、必然的に高トル
ク特性が選択されているときにのみ警報が発せられるこ
とになる。
【0042】そして、この場合においても、警報が発せ
られると、運転者は、例えばシフトレバー47の位置を
L位置からD位置、即ち低トルク特性側に切り換えるよ
うになり、当該低トルク特性では実モータトルクTr或
いは要求モータトルクTdが短時間定格領域に入ること
がないので、走行モータ10の過熱が確実に防止され、
より一層省エネ化が図られる。
【0043】また、上記実施形態では、シフトレバー4
7のセレクト位置を切り換えることにより、運転者の意
志に応じてモータトルク特性を低トルク特性(D側)或
いは高トルク特性(L側)に手動で切り換えるようにし
たが、例えば、車両の走行状態や運転者によるアクセル
ペダル43の操作状態(例えば、アクセルペダル43の
操作速度)等に応じてこれらの特性を自動的に切り換え
るようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の請
求項1の電気自動車の警報装置によれば、駆動用モータ
が過負荷状態、即ち過熱が予測される所定のモータトル
ク領域(例えば「連続」定格トルク以上)にあるときに
は、警報を発するようにしたので、駆動用モータが過熱
するおそれのあることを運転者に確実に報知するように
できる。
【0045】従って、運転者は駆動用モータが過熱気味
であることを意識して車両を運転でき、この際、運転者
がモータトルクを低下させれば駆動用モータの過熱を防
止するとともに電力消費量を抑制しバッテリの充電頻度
を低減して省エネ化を図ることができ、例えば駆動用モ
ータがそのまま過熱状態となりモータトルクが制限され
た場合であっても運転者が違和感を覚えないようにでき
る。
【0046】また、請求項2の電気自動車の警報装置に
よれば、運転者が加速操作手段を操作するとその操作量
が操作量検出手段によって検出されるが、この操作量は
運転者の要求モータトルク、ひいては実際のモータトル
クと一義的に対応するので、当該操作量からモータトル
クを容易に検出でき、モータトルク検出手段を別途設け
ることなく既存の簡易な手段によってモータトルクを確
実に検出できる。
【0047】また、請求項3の電気自動車の警報装置に
よれば、手動により、或いは車両の運転状態、加速操作
状態等に応じ、例えば通常走行時のように要求されるモ
ータトルクが小さい場合には、加速操作手段の操作に対
するモータトルク特性は低側に切り換えられ、一方、例
えば急加速時のように要求されるモータトルクが大きい
場合には、モータトルク特性は高側に切り換えられる
が、モータトルク特性が高側に切り換えられているとき
にはモータが過熱し易く、この場合にのみ警告を発する
ようにできる。
【0048】従って、急加速のようなモータが過熱し易
い運転、即ちモータトルク特性を高側に切り換えるよう
な運転を多用しないよう運転者に意識付けることがで
き、モータが過熱し難いモータトルク特性を低側とする
運転を多用して省エネ化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気自動車の警報装置が適用され
るシリーズ式ハイブリッド型車両の概略構成図である。
【図2】本発明に係るモータ警告表示制御の制御ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図3】アクセルペダルの操作量θaccに対する高トル
ク特性(実線)と低トルク特性(一点鎖線)の2つのモ
ータトルク特性を示すマップである。
【図4】走行モータの回転速度Nmotとモータトルクと
の関係を示す図である。
【図5】警告灯の一例を示す図である。
【図6】モータトルクが制限されるときの状態表示灯の
一例を示す図である。
【図7】低トルク特性(一点鎖線)の異なる他のモータ
トルク特性を示すマップである。
【符号の説明】
10 走行モータ 12 高電圧2次電池(バッテリ) 40 電子コントロールユニット(ECU) 43 アクセルペダル(加速操作手段) 44 アクセルセンサ(モータトルク検出手段、操作量
検出手段) 47 シフトレバー(切換手段) 48 シフトレバーセンサ 50 表示・警報コントローラ 52 表示・警報器(警報手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の駆動力を発生するモータと、 前記モータが発生するモータトルクを検出するモータト
    ルク検出手段と、 前記モータトルク検出手段により検出されるモータトル
    クが、このまま継続すると前記モータの過熱が予測され
    る所定のモータトルク領域にあるとき、警告を発する警
    報手段と、 を備えたことを特徴とする電気自動車の警報装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記モータと一義的に連動し、
    操作量に応じたモータトルクを前記モータに発生させる
    加速操作手段と、 該加速操作手段の操作量を検出する操作量検出手段とを
    備え、 前記モータトルク検出手段は、前記操作量検出手段によ
    り検出される操作量からモータトルクを検出することを
    特徴とする、請求項1記載の電気自動車の警報装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記加速操作手段の操作に対す
    るモータトルク特性を高低2段階に切り換える切換手段
    を備え、 前記警報手段は、前記切換手段によりモータトルク特性
    が高側に切り換えられているときにのみ警告を発するこ
    とを特徴とする、請求項2記載の電気自動車の警報装
    置。
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