JP2001229693A - 半導体集積メモリ - Google Patents

半導体集積メモリ

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JP2001229693A JP2000395691A JP2000395691A JP2001229693A JP 2001229693 A JP2001229693 A JP 2001229693A JP 2000395691 A JP2000395691 A JP 2000395691A JP 2000395691 A JP2000395691 A JP 2000395691A JP 2001229693 A JP2001229693 A JP 2001229693A
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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エラーを有するメモリセルのアドレスを記憶
する前述のメモリユニットを備えたメモリセルテストに
かけられる半導体メモリを提供し、メモリユニットのメ
モリ需要を可能な限り小さくする。 【解決手段】 メモリユニットはこのユニットの記憶過
程を制御する制御入力側とメモリ内容を出力する出力側
とを有しており、前処理装置はエラーを有するノーマル
メモリセルのアドレスを所定数だけ記憶する少なくとも
1つのメモリ装置と、メモリ装置に記憶された複数のア
ドレスを比較する比較装置と、比較の結果に依存して出
力信号を出力する出力側とを備えており、この出力側は
メモリユニットの制御入力側に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機能の正常なメモ
リセルとエラーメモリセルとを検出するためにメモリセ
ルテストにかけられる半導体集積メモリに関する。この
半導体集積メモリはエラーを有するメモリセルを記憶す
るメモリユニットを有している。
【0002】
【従来の技術】半導体集積メモリは一般にエラーを有す
るメモリセルを修復するために冗長メモリセルを有して
おり、このメモリセルは大抵の場合に冗長行線路または
冗長列線路にまとめられている。こうした冗長線路は欠
陥のあるメモリセルを有する席の線路をアドレシングし
て置換することができる。この場合に集積メモリは例え
ば外部のテスト装置または自己テスト装置により検査さ
れ、続いていわゆるリダンダンシー分析に基づいて冗長
素子のプログラミングが行われる。冗長回路はプログラ
ミング可能な素子、例えばプログラミング可能なフュー
ズの形の素子を有しており、この素子は置換すべき線路
のアドレスを記憶するために用いられる。
【0003】半導体集積メモリモジュールは例えば製造
プロセス後にテストされ、続いて修復される。このため
にテストを受けてエラーを有すると識別されたメモリセ
ルのアドレスがいわゆるエラーアドレスメモリに記憶さ
れ、これにより後続のステップでは記憶されているアド
レスに基づいて当該のメモリセルがエラーのない冗長メ
モリセルと置換される。メモリモジュールはその際に一
般に複数回テストにかけられる。全てのテストをクリア
したメモリセルのみが正常な機能を有するセルないしエ
ラーのないセルと見なされる。メモリセルが1回または
複数回のテストをクリアしていない場合には、当該のメ
モリセルはエラーを有するものと見なされるので、エラ
ーのない冗長メモリセルと置換しなければならない。マ
トリクス状のメモリセルフィールドを有する半導体メモ
リは冗長行線路または冗長列線路を有しており、このよ
うなメモリでは通常個々のメモリセルを置換することに
代えて、行線路または列線路全体が相応の冗長行線路ま
たは冗長列線路と置換される。
【0004】メモリセルは複数回のテストにかけられる
ので、テストがクリアされていない場合、エラーを有す
るメモリセルのアドレス(いわゆるエラーアドレス)を
記憶する前に、このエラーアドレスがすでに先行のテス
トで記憶されていないかを検査しなければならない。こ
の場合、メモリスペースを節約するためにエラーアドレ
スは2度は記憶されない。エラーアドレスの記憶は検査
すべきチップ上の分離されたメモリセルフィールドで行
われる。付加的なメモリセルフィールドは例えばメモリ
チップの自己テスト装置の一部である。
【0005】メモリセルがすでに1度記憶されたか否か
の検査を実行すべきである場合、メモリテストが行われ
る速度を制御することはできない。この場合例えばすで
に記憶されたエラーアドレスの全てを実際のエラーアド
レスと並列して比較することができ、場合によっては続
いて新たなアドレスの記憶を1つのクロックサイクルで
ともに行うことができる。ただしこの場合一般には設け
るべきエラーアドレスメモリにかかる回路コストがかな
り大きくなる。記憶されたエラーアドレスと実際のエラ
ーアドレスとのシーケンシャルな比較は、エラーを有す
るメモリセルを識別してからエラーを有する次のメモリ
セルを識別するまでの時間が所定の長さに達することが
保証される場合にのみ可能である。この時間は、エラー
を有するメモリセルを識別する前にすでに記憶されてい
るエラーアドレスと先行のエラーを有するメモリセルと
の全ての比較、および場合によってはエラーを有する先
行のメモリセルのアドレスの必要な記憶が終了している
ように選定しなければならない。メモリセルテストの際
には特に行線路ないし列線路に沿ってしばしばエラーを
有するメモリセルが迅速なシーケンスで発生するので、
前述の時間は維持すできないことが多い。
【0006】欠陥を有するメモリセルの数がメモリサイ
ズに比べて小さい場合には、メモリユニットをバッファ
メモリとして構成し、メモリセルフィールドのテストと
エラーアドレスの記憶とを分離することができる。こう
したバッファメモリはその場合、エラーを有すると識別
されたメモリセルのアドレスをいつでもバッファメモリ
に書き込めることが保証されるだけの充分な大きさに構
成しなければならない。設けられるバッファメモリの最
大サイズはテストすべきメモリのサイズと冗長行線路お
よび冗長列線路の数とに基づいて評価される。例えば1
つの列線路に沿ったメモリセル全体がテストされ、その
際に1つの列線路に沿ったエラーを有するメモリセルを
修復するために使用可能な冗長列線路が存在しないこと
が確認されるまで多数の列線路がテストされる。その結
果設けられるバッファメモリには比較的高いメモリ需要
が発生する。組み込まれた自己テストユニットを備えた
メモリモジュールについてはこのような手段は通常きわ
めてコストがかかる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、エラ
ーを有するメモリセルのアドレスを記憶する前述のメモ
リユニットを備えたメモリセルテストにかけられる半導
体メモリを提供し、メモリユニットのメモリ需要を可能
な限り小さくすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、アドレス可
能な複数のノーマルメモリセルと、各ノーマルメモリセ
ルを置換するアドレス可能な複数の冗長メモリセルと、
テスト回路と、エラーを有するノーマルメモリセルのア
ドレスを検出する手段と、エラーを有するノーマルメモ
リセルのアドレスを記憶するメモリユニットと、前処理
装置とを有しており、メモリユニットはこのユニットの
記憶過程を制御する制御入力側とメモリ内容を出力する
出力側とを有しており、前処理装置はエラーを有するノ
ーマルメモリセルのアドレスを所定数だけ記憶する少な
くとも1つのメモリ装置と、メモリ装置に記憶された複
数のアドレスを比較する比較装置と、比較の結果に依存
して出力信号を出力する出力側とを備えており、この出
力側はメモリユニットの制御入力側に接続されている構
成により解決される。有利な実施形態および実施態様は
従属請求項の対象となっている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の回路装置ではメモリテス
トに続いてエラー情報をメモリユニット内に中間記憶
し、メモリユニットのサイズを小さく維持することがで
きる。
【0010】メモリユニットのサイズは、メモリユニッ
トでの中間記憶の際、テストに続く修復フェーズに無関
係なエラー情報が前処理装置によってフィルタリング除
去され、もはや記憶されないことにより小さく維持され
る。前処理装置に記憶されたエラーアドレス間でこのた
めに行われる比較は適切な手段でどのノーマルメモリセ
ルがどの冗長メモリセルによって置換されるかというこ
とを考慮する。したがってエラーを有するメモリセルの
アドレスのかたちで存在するエラー情報の前処理は後続
のリダンダンシー解析を考慮して行われる。
【0011】メモリセルはマトリクス状のメモリセルフ
ィールドに配置されており、かつ列線路および行線路の
アドレス可能なユニットにまとめられている。こうした
メモリセルのアドレスはそれぞれの列線路にアクセスす
る第1のアドレス部分と、それぞれの行線路にアクセス
する第2のアドレス部分とを有している。これに応じて
前処理装置のメモリ装置は例えばレジスタユニットを有
しており、このレジスタユニットは各アドレス部分を記
憶するために使用され、シフトレジスタの形で相互に接
続されている。
【0012】本発明の実施形態によれば、レジスタユニ
ットの内容を比較するためにレジスタユニットの出力側
は比較装置の相応の入力側に接続されている。比較装置
の出力側は前処理装置の出力側、ひいてはメモリユニッ
トの記憶過程を制御する制御入力側に接続されている。
【0013】前述のようにエラーアドレスの複数回行わ
れるテストからの例えばエラーアドレスメモリへの(持
続的な)記憶が行われ、このエラーアドレスメモリはテ
ストすべき半導体チップ上の分離されたメモリセルフィ
ールドに存在している。これに応じて回路装置はエラー
を有するノーマルメモリセルのアドレスを記憶する別の
メモリユニットを有しており、この別のメモリユニット
は前述のメモリユニットに記憶されたアドレスを引き継
ぐためにその出力側に接続されている。
【0014】本発明の回路装置によればエラー情報をす
でにメモリユニットへの中間記憶の際にフィルタリング
することができるので、比較的小さい数のエラーアドレ
スだけをエラーアドレスメモリに記憶すればよい。これ
は例えば自己テストユニットでの後続のリダンダンシー
解析の際に大きな時間的利得が得られることを意味す
る。なぜならエラーアドレスメモリからの比較的小さな
数のエラーアドレスのみを処理すればよいからである。
【0015】
【実施例】本発明を以下に図に則して詳細に説明する。
【0016】図1には例えばDRAMのマトリクス状に
編成されたメモリセルフィールド1が示されており、こ
れは正規の行線路(ワード線)WLおよび列線路(ビッ
ト線)BL、および冗長行線路(冗長ワード線)RWL
および冗長列線路(冗長ビット線)RBLを有してい
る。これらの線路の交差点にメモリセルMCおよび冗長
メモリセルRMCが配置されている。図示のメモリのメ
モリセルMC、RMCはそれぞれ1つずつ選択トランジ
スタとメモリキャパシタとを有している。この場合選択
トランジスタの制御入力側はワード線WLまたは冗長ワ
ード線RWLに接続されており、一方選択トランジスタ
のメイン電流路はそれぞれのメモリセルMC、RMCの
メモリキャパシタとビット線または冗長ビット線RBL
との間に配置されている。
【0017】いわゆるフェイルアドレスメモリFAMを
使用するテストシステムは、上述のように、テストすべ
きモジュールのうちエラーを有するメモリセルMCのア
ドレスを記憶する。設けられるバッファメモリの最大の
サイズはテストすべきメモリセルフィールドのサイズと
冗長ビット線および冗長ワード線の数とに基づいて評価
される。テストすべきメモリセルフィールドが例えばr
個のワード線WLとcr個の冗長ビット線RBLとを介
して使用される場合、先にワード線WLをカウントアッ
プまたはカウントダウンするメモリテストでは、ビット
線アドレスをインクリメントまたはディクリメントする
前、モジュールを修復できないことが検出されるまでに
r・cr個のエラーアドレスが発生する可能性がある。
これに対してc個のビット線とrr個の冗長ワード線R
WLとを備えたメモリセルフィールドにおいて、先にビ
ット線BLをカウントアップまたはカウントダウンする
メモリテストでは、ワード線アドレスをインクリメント
またはディクリメントする前、モジュールが修復できな
いことが検出されるまでにc・rr個のエラーアドレス
が発生する可能性がある。このためバッファメモリはW
=c・rrないしW=r・cr個のエラーアドレスから
最大の数を採用しなければならない。例えば数値r=2
048、rr=24、c=512、cr=8さらにアド
レス深度が24Bitであれば、48kByteのサイ
ズが発生する。組み込まれた自己テストユニットを備え
たメモリモジュールについてはこのような手段は通常き
わめてコストがかかるものとなる。
【0018】図2には本発明の回路装置の実施例が示さ
れている。この回路装置はメモリユニット2を有してい
る。このメモリユニットはエラーを有するノーマルメモ
リセルのアドレスを記憶するために使用され、メモリユ
ニット2の記憶過程を制御する制御入力側21とメモリ
内容を出力する出力側22とを有している。回路装置は
さらに前処理装置3を有しており、この前処理装置は出
力側31を介してメモリユニット2の制御入力側21に
接続されており、出力信号S31を出力する。メモリユ
ニット2および前処理装置3にはそれぞれアドレスバス
を介してエラーを有するメモリセルMCのアドレスAD
Rが供給される。その場合アドレスはそれぞれのビット
線BLにアクセスする第1のアドレス部分ADR1とそ
れぞれのワード線WLにアクセスする第2のアドレス部
分ADR2とを有している。
【0019】前処理装置3はメモリ装置4、5を有して
おり、このメモリ装置はエラーを有するノーマルメモリ
セルMCのアドレスを所定数だけ記憶するために使用さ
れる。各メモリ装置4、5はレジスタユニット6を有し
ており、このレジスタユニットはそれぞれのアドレス部
分ADR1、ADR2を記憶するためにシフトレジスタ
の形で構成されており、相互に接続されている。レジス
タユニット6の出力側61は比較装置7の入力側71に
接続されている。比較装置7の出力側72は前処理装置
3の出力側31に制御部9を介して接続されている。比
較装置8は比較装置7と同様にメモリ装置5の相応の出
力側へ接続されており、さらに制御部9を介して前処理
装置3の出力側31に接続されている。制御部9の信号
91は制御部9の入力信号としての信号92、93を切
り換えるために使用される。クロック信号clkおよび
例えば自己テストユニットで形成される信号Fはメモリ
装置4、5の記憶過程を制御するための制御信号として
も使用されるし、また制御部9の入力信号としても使用
される。
【0020】回路装置はエラーを有するノーマルメモリ
セルMCのアドレスを記憶する別のメモリユニット10
を有している。この別のメモリユニット10はメモリユ
ニット2の出力側22に接続されており、これによりメ
モリユニット2に記憶されたアドレスが引き継がれる。
別のメモリユニット10は例えばエラーアドレスメモリ
として複数回実行される機能テストから得られたエラー
アドレスを記憶するために使用される。別のメモリユニ
ット10は半導体メモリの内部に設けても外部に設けて
もよい。
【0021】以下に半導体メモリの機能テストのフロー
と、これに関連する図2に示した回路装置の機能とを詳
細に説明する。
【0022】実施例として機能テストを行った。ここで
はまず1つのワード線WLに沿ったメモリセルMCを検
査し、順次に次のワード線を処理する。さらに説明のた
めにメモリセルフィールド1の1つのワード線WLの全
てのメモリセルMCが完全に故障してしまったものとす
る。ワード線WLの故障のためにメモリテストはテスト
されるワード線WLの1つのメモリセルMCへの読み出
しアクセスの際に迅速なシーケンスで新たなエラーアド
レスを発生する。この新たなエラーアドレスはまずメモ
リユニット2に格納され、続いてエラーアドレスメモ
リ、すなわち別のメモリユニット10に伝送される。同
じワード線アドレスを有するcr個以上のエラーアドレ
スがメモリユニット2に存在する場合、相応のワード線
WLが冗長ワード線RWLによって置換されない限り、
続いて検出されたエラーを有するメモリセルMCを修復
できないことがわかっている。エラーを有するメモリセ
ルMCを冗長ビット線RBLによって置換できるほど冗
長ビット線RBLは充分には供給されていない。
【0023】メモリテストに続くリダンダンシー解析で
は、欠陥を有するメモリセルを含むために冗長ワード線
で置き換えたワード線が検出されるが、これはエラーア
ドレスメモリで同じワード線アドレスのcr+1個以上
のエラーアドレスが引き継がれたか否かということは無
関係である。メモリユニット2が同じワード線アドレス
を有するcr+1個のエラーアドレスを含む場合、この
ワード線アドレスを有する別のエラーアドレスは受け入
れられない。同じワード線アドレスのエラーアドレスは
ここで考察しているテストではつねに直接のシーケンス
で分散されずにテストシーケンス全体にわたって発生す
るので、最後のcr+1個のエラーアドレスが同じワー
ド線アドレスを有するか否かを検査すれば充分である。
同じワード線アドレスを有する場合にはそのエラーアド
レスをこれ以上メモリユニット2に収容してはならな
い。メモリユニット2のサイズはcr+1個のエラーア
ドレスのオーダーには制限されない。
【0024】このような機能テストでは最大で最後のc
r+1個のエラーアドレスが前処理装置3のメモリ装置
4または5に記憶される。例えばメモリ装置4のレジス
タユニット6にはそのつどそれぞれのワード線WLにア
クセスするエラーアドレスのアドレス部分ADR2(ワ
ード線アドレス)が記憶されている。それぞれのレジス
タユニット6の内容、すなわち最後のcr個のワード線
アドレスとその時点でのワード線アドレスとは比較装置
7により一致するか否かが検査される。ワード線アドレ
スが相互に一致する場合には、このワード線アドレスを
有する新たなエラーアドレスはメモリユニット2には収
容されない。相応に出力側31を介してメモリユニット
2の記憶過程が中断される。
【0025】機能テストではビット線アドレスが変更さ
れる前にまずワード線アドレスがインクリメントまたは
ディクリメントされるが、このとき最大でrr+1個の
エラーアドレスをメモリユニット2に記憶しなければな
らないと類推される。したがって前処理装置3では最後
のrr+1個のエラーアドレスが同じビット線アドレス
を有するか否かが検査される。これはメモリ装置5と、
アドレス部分ADR1(ビット線アドレス)の点でこれ
に関連する比較装置8とによって行われる。その時点で
のビット線アドレスADR1とメモリ装置5に記憶され
ていた最後のrr個のアドレスとは並列に比較される。
【0026】メモリユニット2のサイズは機能テストの
2つの形式、すなわちW=rr+1またはW=cr+1
の最大値のオーダーに制限されている。いわゆるワース
トケースを考慮して機能を保証するためには、メモリユ
ニット2は有利には最大値Wの2倍に選定する必要があ
る。このようなワーストケースは例えば、ワード線WL
に沿って最後にテストされたメモリセルMCがエラーを
有しており、ワード線アドレスのインクリメントまたは
ディクリメント後に次のワード線で最初にテストされる
メモリセルMCがエラーを有する場合に発生する。上述
のケースの数値でいえばメモリユニット2のメモリの必
要スペースは150Byteのオーダーまで低減され
る。
【0027】制御信号91により、ワード線アドレスA
DR2、ビット線アドレスADR1またはエラーアドレ
スの2つの部分が例えば変更されたリダンダンシー解析
の結果、一致するか否かが検査される。信号F、clk
により例えば記憶過程の時点またはこれに関するクロッ
クレートが制御される。メモリユニット2の制御入力側
23を介してメモリユニット2に記憶されたアドレスが
別のメモリユニット10へ内へ引き継がれるように制御
が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体メモリのマトリクス状のメモリセルフィ
ールドの概略図である。
【図2】本発明の半導体メモリの回路装置の実施例を示
す図である。
【符号の説明】
1 メモリセルフィールド WL ワード線 RWL 冗長ワード線 BL ビット線 RBL 冗長ビット線 MC メモリセル RMC 冗長メモリセル 2 メモリユニット 3 前処理装置 4、5 メモリ装置 6 レジスタユニット 7、8 比較装置 9 制御部 10 別のメモリユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01R 31/28 V

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能の正常なメモリセルとエラーメモリ
    セルとを検出するためにメモリセルテストにかけられる
    半導体集積メモリにおいて、 アドレス可能な複数のノーマルメモリセル(MC)と、 各ノーマルメモリセル(MC)を置換するアドレス可能
    な複数の冗長メモリセル(RMC)と、 テスト回路と、 エラーを有するノーマルメモリセルのアドレスを検出す
    る手段と、 エラーを有するノーマルメモリセル(MC)のアドレス
    (ADR)を記憶するメモリユニット(2)と、 前処理装置(3)とを有しており、 前記メモリユニットは該ユニットの記憶過程を制御する
    制御入力側(21)とメモリ内容を出力する出力側(2
    2)とを有しており、 前記前処理装置はエラーを有するノーマルメモリセル
    (MC)のアドレス(ADR)を所定数だけ記憶する少
    なくとも1つのメモリ装置(4、5)と、メモリ装置に
    記憶された複数のアドレス(ADR)を比較する比較装
    置(7、8)と、比較の結果に依存して出力信号(S3
    1)を出力する出力側(31)とを備えており、該出力
    側はメモリユニット(2)の制御入力側(21)に接続
    されている、ことを特徴とする半導体集積メモリ。
  2. 【請求項2】 メモリセル(MC)はマトリクス状のメ
    モリセルフィールド(1)として配置されており、前記
    メモリセル(MC)は列線路(BL)と行線路(WL)
    のアドレス可能なユニットとしてまとめられており、前
    記メモリセル(MC)のアドレスはそれぞれの列線路
    (BL)へアクセスする第1のアドレス部分(ADR
    1)と、それぞれの行線路(WL)へアクセスする第2
    のアドレス部分(ADR2)とを有している、請求項1
    記載の半導体集積メモリ。
  3. 【請求項3】 メモリ装置(4、5)はエラーを有する
    ノーマルメモリセルのアドレスのそれぞれのアドレス部
    分(ADR1、ADR2)を記憶するレジスタユニット
    (6)を有しており、該レジスタユニットはシフトレジ
    スタのかたちで相互接続されている、請求項2記載の半
    導体集積メモリ。
  4. 【請求項4】 レジスタユニット(6)の出力側(6
    1)は該レジスタユニット(6)の内容を比較するため
    に比較装置(7)の入力側(71)と接続されており、
    比較装置(7)の出力側(72)は比較結果を出力する
    ために前処理装置(3)の出力側(31)に接続されて
    いる、請求項3記載の半導体集積メモリ。
  5. 【請求項5】 レジスタユニット(6)にはそれぞれ相
    互に相応するアドレス部分が記憶されており、レジスタ
    ユニット(6)の内容が一致するか否かの比較が行わ
    れ、一致する場合にはメモリユニット(2)の記憶過程
    が中断される、請求項4記載の半導体集積メモリ。
  6. 【請求項6】 メモリはエラーを有するノーマルメモリ
    セル(MC)のアドレス(ADR)を記憶する別のメモ
    リユニット(10)を有しており、該別のメモリユニッ
    トは前記メモリユニット(2)に記憶されたアドレスを
    引き継ぐために前記メモリユニット(2)の出力側(2
    2)に接続されている、請求項1から5までのいずれか
    1項記載の半導体集積メモリ。
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