JP2001229691A - 構成自在な行冗長性を有する不揮発性メモリデバイス - Google Patents

構成自在な行冗長性を有する不揮発性メモリデバイス

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JP2001229691A
JP2001229691A JP2000374346A JP2000374346A JP2001229691A JP 2001229691 A JP2001229691 A JP 2001229691A JP 2000374346 A JP2000374346 A JP 2000374346A JP 2000374346 A JP2000374346 A JP 2000374346A JP 2001229691 A JP2001229691 A JP 2001229691A
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Alessandro Manstretta
アレッサンドロ・マンストレッタ
Rino Micheloni
リノ・ミケローニ
Andrea Pierin
アンドレア・ピエリン
Emilio Yero
エミリオ・イェロ
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STMicroelectronics SRL
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  • Read Only Memory (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アーキテクチャの修正能力をチップ毎に再構
成できる構成自在な行冗長性を有する不揮発性メモリデ
バイスを得る。 【解決手段】 行デコーディング回路12および列デコ
ーディング回路13と、メモリセルに記憶されたデータ
を読み出し変更する回路と、故障した行アドレスを記憶
できるメモリマトリックス14および制御回路とを含
む。選択した行アドレスADrを認識し、有効認識時に
故障した行の選択解除および対応する冗長セル行の選択
を行うために、メモリマトリックス14に含まれる故障
した行アドレスと選択した行アドレスとを比較する回路
と、不揮発性メモリセルのマトリックスおよび制御回路
も含むコンフィギュレーションレジスタとをさらに含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は行冗長性がコンフ
ィギュラブルな不揮発性メモリデバイスに関するもので
ある。
【0002】より詳細には、この発明は、メモリセルの
少なくとも1つのマトリックスおよび冗長メモリセルの
少なくとも1つのマトリックスを含み、いずれのマトリ
ックスも行と列の形状に構成されている不揮発性メモリ
と、行デコーディング回路および列デコーディング回路
と、メモリセルに記憶されたデータを読み出し、変更す
るための読み出しおよび変更回路と、故障した行のアド
レスを記憶できる行と列の形状にも構成された少なくと
も1つの関連するメモリマトリックスおよびそのための
関連する制御回路とを含む、構成自在な行冗長性を有す
る不揮発性メモリデバイスに関する。
【0003】この発明は特に電気的にプログラマブルで
あり、CMOS技術によって製造される不揮発性の半導
体メモリデバイスに関するが、この発明はこのようなデ
バイスのみに限定されるものではなく、説明の便宜上、
この技術分野を参照して以下に説明する。
【0004】
【従来技術】周知のように、いわゆるマルチメガビット
タイプの不揮発性半導体メモリデバイス、たとえばEE
PROMまたはフラッシュEPROMのようなメモリデ
バイスは、デバイス面積の良好な比率、特に総面積の4
0〜70%を占めるメモリセルのマトリックスを基本的
に含む。
【0005】かかるメモリデバイスの応用はデバイスの
作動段階(読み出し(プログラミング)消去)中にマト
リックスのすべてのメモリセルが完璧に働くことを必要
としている。基本的に、一般に「ビットフェイル」と称
される少なくとも1つの作動しないメモリセルが存在す
るだけで、デバイス全体が使用できなくなる。
【0006】1つのバッチ内の包括的なメモリセルは、
欠陥を生じる可能性がゼロとなることはないので、メモ
リデバイスの最大の信頼性に対するこのような必要条件
によってこのタイプの集積デバイスを製造することが困
難となっている。特にビットフェイルが生じる主な原因
は集積デバイスの製造に使用される技術的なプロセス、
たとえば導電層がショートすること、プロセスパラメー
タにばらつきがあること、絶縁層が破壊されることなど
に関連している。
【0007】ビットフェイルを検出し、修正するための
装置がないので、所定の製造バッチ内の正しく作動する
メモリセルを有するデバイスのパーセントは、大量製造
方法をパスするには低くなる。このようなパーセントは
製造バッチのいわゆる主な歩留まりを示しており、製造
プロセス全体における極めて重要な役割を果たしてい
る。
【0008】メモリデバイスでは、この歩留まりは実際
にはセルマトリックス内部だけでなく、かかるマトリッ
クスまでの補助的回路にもわたって広がる故障率によっ
て決まる。しかしながら、メモリが占める広い面積を考
慮すると、このタイプのデバイスにおける歩留まりの低
下は主にマトリックス内部で発生する故障に起因するも
のである。
【0009】したがって、集積メモリデバイスの歩留ま
りを高めるために、ビットフェイルを検出し、これを修
正するための適当な回路構造が用いられる。
【0010】一般に使用される技術によれば、マトリッ
クス内で故障していると分かったセルに置き換わるため
のスペアメモリセルが設けられる。
【0011】冗長セルと通常称されるこれらスペアメモ
リセルは、これらが置き換わるマトリックスメモリセル
と同一のものであり、標準デバイス回路に追加された専
用制御回路によって適当に制御される。
【0012】特にメモリのレイアウトによって全体の冗
長なセル行または列を使用することが促されるので、内
部で1つのビットフェイルが生じた場合でもメモリマト
リックスの対応する行または列を置換することができ
る。このように冗長制御回路を働かすために故障修正能
力と必要な面積の間で良好に折衷することができる。
【0013】メモリデバイスにおいて使用するための冗
長セルのレイアウトのタイプの選択、すなわち行冗長性
または列冗長性を選択するか、またはその双方を選択す
るかどうかは、基本的には所定の技術的な集積方法に対
してマトリックス内で発生する故障の分布およびタイプ
に関する知識と結び付いている。
【0014】さらに、シリコン集積化方法の歩留まりは
時間に対して一定ではない。その理由は、この歩留まり
はプロセス特性および回路の機能上の特徴の双方を改善
するために実行される処置に依存しているからである。
一般に歩留まりは製造プロセスの開始時に比較的低く、
プロセス最適化措置の後で製造量が増加するにつれて改
善する。
【0015】たとえば大量生産に広く使用されている良
好に開発された集積化技術を用いると、歩留まりは最高
の可能なレベルまで達し得る。
【0016】当然ながら製造プロセスのごくスタート時
からもメモリデバイスの製造歩留まりを高く維持するこ
とが重要である。
【0017】さらに、メモリセルのマトリックスに関連
する冗長性アーキテクチャの修正能力が高まる毎に、制
御回路のために必要な面積が広くなるだけでなく、デバ
イス全体の複雑さの重みも増加する。
【0018】このように、高まった複雑さによってメモ
リワードへのアクセス時間がさらにかなり長くなるとい
う深刻な問題が行冗長性技術によって生じる。
【0019】したがって、従来の方法は所定の修正能力
に対し、設計アーキテクチャを最適にするものであり、
したがってこの修正能力の程度は製造されているすべて
のデバイスに対し固定されており、変化しないものであ
った。
【0020】実際に、修正能力の高い特定の解決案を実
行するには、複雑な制御構造が必要となるために、シリ
コンの占有面積が広くなる外に、メモリワードのアクセ
スのための時間が許容できないほど長くなる。
【0021】冗長な行を使用する修正能力の高い解決案
のアクセス時間を短くしようとする1つの従来のアーキ
テクチャが図1に略図で示されている。
【0022】特にアーキテクチャ1は一定の行と列とに
構成されたメモリセルのうちのマトリックスセクタと称
されるマトリックス2と、行デコーダブロック3と、列
デコーダブロック4と、読み出しブロック5とを含む。
【0023】読み出しブロック5は基本的には読み出し
回路(検出アンプ)と出力バッファとを含む。
【0024】アーキテクチャ1はさらに冗長セクタと称
される冗長セルの少なくとも1つのマトリックス6をさ
らに含み、このマトリックス6はマトリックス2の全て
のセクタにわたって同じ確率で分布するビットフェイル
を修正するように働く。アーキテクチャ1は最後に行冗
長性のためのUPROMタイプのメモリ7を含む。
【0025】上記特許出願の要旨を構成するようなフラ
ッシュメモリデバイスでは、通常、所定の容量を有する
メモリセルの多くのセクタがある。実際にセクタの記憶
容量は全てのセクタに対し一定としたり、またはセクタ
毎に変えることができる。
【0026】このようなセクタの構成により、各セルマ
トリックスを読み出し、プログラムおよび消去動作のた
めに別個にアクセスすることが可能となっている。特に
任意のメモリセクタに対し、バイト/メモリワードをプ
ログラムする作業は選択的であるが、一方、消去作業は
所定の各セクタの全てのセルに分担される。
【0027】したがって、セクタに対する選択的なアク
セスはセクタ自身を行タイプまたは列タイプの構成と
し、各セクタのソースラインを物理的に分離することに
よって達成できる。
【0028】特に行構造にすると、全てのセクタ間に列
が配分され、行アドレスによって選択が行われるが、列
構造によるデュアル態様では全てのセクタ間に行が配分
され、列アドレスによって選択が行われる。
【0029】さらに、単一または二重シリコンレベル技
術を使うとマトリックスセクタの副次的行構造、または
副次的列構造を実現できる。副次的行構造にした場合、
セクタによって共用される行は低抵抗率のポリシリコン
によって実現され、一方、列は金属によって実現され
る。他方、副次的列構造にした場合、ポリシリコン行の
全体の抵抗を下げるのに第2金属レベルを使用し、この
金属層をポリシリコン行に接触した状態で重ねることが
できる。
【0030】少なくとも2つの金属レベルを使ったプロ
セスでは、副次的構造と副次的列構造を組み合わせてマ
トリックスセクタを構成できる。この場合、行(列)の
デコーディングはグローバルな行(列)または個々のセ
クタのローカルな行(列)が接続される全てによって共
用される行に基づく階層的構造を使用できる。ローカル
行(列)は特に所定のセクタに対してしかイネーブルさ
れない。
【0031】このタイプ(行または列)による階層的構
造は、単一セクタのセルによってローカルビットライン
またはローカルワードラインを共用するので、異なる作
動条件下での隣接するセル間の共用ラインに対する電気
的ノイズの効果が減少するという主な利点を有する。
【0032】少なくとも3つの金属レベルを使用する技
術的プロセスを使うことにより、行と列の同時階層的デ
コーディングが可能となる。実際に、かかるプロセスで
はグローバル行は第1金属レベルによって実現され、一
方、ローカル行は低抵抗率のポリシリコンによって実現
され、グローバル列およびローカル列はその代わりにそ
れぞれ第2および第3金属レベルによって実現される。
【0033】これまで述べた従来のアーキテクチャ1で
は、故障したセルはデバイスEWS(電気的ウェーハソ
ーティング)段階で発見される。故障したセルが存在す
る場合、図1にも略図で示されている関連するメモリ6
は、冗長行との全マトリックス行との置換が可能とな
り、この冗長行へのアクセスは最終的なユーザーに完全
にトランスペアレントなるように、オンチップ制御回路
によって制御される。
【0034】このような置換動作は故障した行のアドレ
スを、UPROM(消去不能プログラマブルリードオン
リーメモリ)タイプの関連するメモリ6の不揮発性メモ
リセルに永久的に記憶することによって行われる。
【0035】UPROMなる用語は、赤外線への露光中
のメモリセルの消去を防止するために、メモリセルと異
なる態様でUPROMセルを実現するというEPROM
技術に属すものであることを指摘したい。他方、フラッ
シュ技術では消去動作は電気的なタイプの動作であり、
したがって、かかる技術により実現されるUPROMセ
ルは実際にはメモリセルと同一である。それにも拘わら
ず、UPROMなる用語は冗長アドレスを記憶するため
に使用されるメモリセルだけでなく、フラッシュ技術の
場合のメモリセルも意味するように用いられることが一
般的となっている。
【0036】従来のアーキテクチャ1では、冗長ライン
はメモリマトリックスセクタ2の同じ行デコーディング
信号によって予めデコーディングできるので、使用され
る冗長性の修正能力とシリコン占有面積との間で折衷す
ることが可能となっている。
【0037】図1に示される解決案は単一または二重金
属化レベル技術により、階層的列デコーディング(階層
的行デコーディングは用途が限定されていない)によ
り、冗長行セクタ6ではなく関連するメモリ内に設けら
れた冗長セルにより、共用ソースラインにより実現され
るフラッシュ技術に関連するものである。
【0038】特に、冗長セクタの共通ソースターミナル
は故障したセルを含むセクタのターミナルと関連してい
る。フラッシュメモリのアーキテクチャは関連するセク
タのターミナルにより冗長セルを同時に消去するように
なっているので、このような条件はこのような用途に不
可欠である。
【0039】行冗長性に基づくアーキテクチャでメモリ
ワードにアクセスするための時間は、(行アドレスの比
較、冗長行の選択などを含む)冗長性の取り扱いに必要
な付加的時間により、かかる技術を使用しないアーキテ
クチャで必要な時間よりも通常長くなる。この時間は従
来のメモリデバイスでは約10nsであり、物理的実現
例に関連する理想以下の効果により相互接続ラインを信
号が伝搬する際の遅延時間を含む。
【0040】さらにアクセス時間は、いずれのケースで
もメモリマトリックスの異なる構成に起因し、列冗長性
アーキテクチャの場合よりも行冗長性アーキテクチャの
ほうが長くなる。特にバースト読み出しモード中に高度
な並行性を示すマルチメガビットのフラッシュメモリデ
バイスでは、メモリセクタは行の数よりも列の数のほう
がかなり大きくなるように設計されている。したがっ
て、主に関連するRC負荷が大きくなることにより列の
プリチャージ時間よりも行のプリチャージ時間のほうが
長くなる。
【0041】所定のライン負荷の場合、プリチャージ時
間は求める最終電圧に比例する。(いわゆるゲート昇圧
読み出し技術を使ったマルチレベルメモリまたは従来の
2レベルメモリのケースと同じように)電源電圧Vdd
よりも高いゲート電圧で読み出しを行う場合、行のプリ
チャージのほうが長くかかるので、アクセス時間に対す
る不利益が大きくなる。
【0042】このようなアクセス時間に対する作用を最
小にするため、当該従来の解決案は、外部からアドレス
の変更が強制される毎に、選択された行を交換する必要
がなくても、選択された行と冗長行との双方を同時にプ
リチャージしている。選択された行に対する冗長イベン
トの評価は、行のプリチャージ時間中に実行されるが、
ローカル列の選択は解除される。このように冗長性が設
けられているデバイスと冗長性が設けられていないデバ
イスの双方に対し、アクセス時間を均一にすることがで
きる。
【0043】
【発明が解決しようとする課題】要するに、このような
従来のアーキテクチャは階層的デコーディング特性を有
するメモリセルのマトリックスにより、所定の数の冗長
行、特にローカル列デコーディングを行う専用セクタ内
に構成された所定の数の冗長行に対してしか、デバイス
全体の修正能力を高めない。
【0044】したがって、このような特定の階層的デコ
ーディングアーキテクチャはメモリワードアクセス時間
に不利益を課すことなく、修正能力を最大にする、行冗
長性の最適な取り扱いを可能にするものである。実際
に、このようなアーキテクチャにより一部の機能的動作
を時間的にオーバーラップするようにし、メモリワード
に対するアクセス時間を短縮することができる。したが
って、このようなアーキテクチャは選択された行をプリ
チャージするのに必要な時間のほうが、かかる行の冗長
イベントを検出するための時間よりも長くなっているメ
モリデバイスを使用する場合に特に有利である。
【0045】しかしながら、従来の解決案は高い歩留ま
りを得るというニーズを満たすので、製造プロセスの初
期段階で有利ではあるが、歩留まりが時間経過と共によ
り望ましいものとなる製造プロセスにより高くなるにつ
れて、従来の解決案は次第に有効性が低くなる。この発
明の技術的な課題は、アーキテクチャの修正能力をチッ
プ毎に再構成でき、よって従来のメモリアーキテクチャ
の欠点および限界を克服する構造的かつ機能的特徴を有
する行冗長性を制御できるメモリアーキテクチャを提供
することにある。
【0046】したがって、アーキテクチャの修正能力と
アーキテクチャが関連するセルマトリックスのメモリワ
ードへのアクセス時間に対するその作用との間で最良の
折衷をするという、アーキテクチャの製造中の実際の要
求を満たすように、故障したセルを回復する能力を調節
することが可能である。
【0047】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨は、デバ
イスの製造のEWS段階で各デバイス製品を構成する方
法の1つにある。この要旨に基づき、本技術的課題はこ
れまで説明し、請求項1の特徴項に記載した構成自在な
行冗長性をメモリデバイスによって解決される。添付図
面を参照し、非限定的例として示したこの発明の実施例
の次の説明を読めば、この発明に係わるデバイスの特徴
および利点についてより明瞭に理解できよう。
【0048】
【発明の実施の形態】次の説明は、この発明を説明する
ために不揮発性フラッシュメモリデバイスについて述べ
たものであり、詳細に述べた事項はEPROMまたはE
EPROMタイプのメモリデバイスにも等しく当てはま
ることが理解できよう。図面、特に図6を参照すると、
この発明に係わる階層的行および列冗長性を有するメモ
リアーキテクチャは全体が番号10で略式に示されてい
る。
【0049】これに説明するアーキテクチャは、階層的
行および列冗長性を有するメモリ構造の非限定的例であ
ると理解すべきである。特にアーキテクチャ10は所定
の数Nsのマトリックスセクタと、所定の数Nrの冗長
行を含む。特にアーキテクチャ10は行および列の双方
に構成されており、よってかかるアーキテクチャの任意
のセクタは隣接する各セクタを有する行および列を共用
している。
【0050】メモリアーキテクチャ10はn×m(ここ
で、n×mはNs)のメモリセクタを含み、これらメモ
リセクタはV1、V2、・・・、Vnと表示された垂直
セクタグループおよびH1、H2、・・・、Hmと表示
された水平セクタグループとして構成されている。各垂
直セクタグループV1、V2、・・・、Vnは少なくと
も1つの行冗長セクタに関連している。
【0051】説明を簡潔にするために、以下、R1、R
2、・・・、Rnと表示されている各垂直グループに対
し、1つの冗長セクタが設けられているものとみなす。
実際には1つの垂直セクタグループに対し、より多数の
冗長セクタを関連させ、よってメモリアーキテクチャ1
0の修正能力を高めることができる。メモリアーキテク
チャ10はメモリセルのマトリックス11を含み、この
マトリックスは特にメモリセクタの垂直グループV1、
V2、・・・、Vnおよび水平グループH1、H2、・
・・、Hmと、冗長セクタR1、R2、・・・、Rn
と、グローバル行デコーダ12と、グローバル列デコー
ダ13とから成り、メモリアーキテクチャ10はさらに
関連するマトリックス14を含む。
【0052】特に行デコーダ12および関連するメモリ
マトリックス14には行アドレスADrが供給され、関
連するメモリマトリックス14は行デコーダ12および
列デコーダ14に接続されている。この発明のアーキテ
クチャ10は、たとえばマトリックスおよび冗長セクタ
の双方のためのローカル列デコーディング設備を使用し
ている。かかるタイプのデコーディング設備は提案した
解決案に対して必要不可欠なものでもなく、かつこれに
限定されるものでもなく、単に好ましい実施例にすぎな
い。説明を簡潔にするため、この発明の目的のために値
を特徴づける必要はないので、図からはローカルデコー
ディングブロックは省略してある。
【0053】図2に示された構成では、各セクタ行はこ
れに対応する同じプリデコーディング信号を有する冗長
行しか置換されない。さらに、所定の数の冗長行に対す
る修正能力を最大にするために、セクタ行デコーディン
グ信号の数は冗長行選択信号の数に等しくしてある。か
かる目的のために、冗長セルのソースラインは互いに接
続されており、かつセクタ回路(図示せず)を介して電
圧発生器に電気的に接続されている。
【0054】CMOS技術を使用する際にフラッシュメ
モリセルのマトリックスの行は低抵抗率のポリシリコン
で形成される。2つまたは3つの金属レベルを可能にす
る技術プロセスでは、ワードライン金属ストラッピング
として知られる技術により、行の全体の寄生抵抗、した
がって伝搬遅延時間を短くするために、金属ラインにポ
リシリコンラインが並列接続されている。いずれのケー
スにおいてもマトリックス行となる導電層はワードライ
ンピッチ内に形成しなければならない。すなわち互いに
サブミクロンの距離に設置しなければならない。
【0055】アーキテクチャのこのような特徴により2
つの行が物理的に互いに接触するので、統計的に可能な
イベントの結果、1つ以上のスポットがショートするこ
とになる。リソグラフィパターンを高度に制御する現在
の集積化技術により、行導電層からの故障の拡散はマト
リックスのアイソレートされた正確な領域に限定される
ようになってきている。さらに金属−ポリシリコンライ
ンよりもポリシリコンラインのほうが故障率が高い。
【0056】一般に、現在利用できる技術と組み合わせ
た上記金属ストラッピングのような技術を使用すること
により、故障率は冗長技術が不要となるような低いレベ
ルまで低下させることができる。実際に、製造プロセス
のスタート時に故障率は高いレベルにあるようであり、
行または列冗長性技術を利用することは妥当である。実
際には技術プロセスからのローカル故障率に起因し、1
つの行または隣接する行の小さいグループを回復させる
必要があることが多い。
【0057】この発明のメモリアーキテクチャ10の応
用に関し、2つの別個のケースを検討する必要がある。 1)同じセクタ内で散乱している2つの故障した行がN
s個のセクタ内で発生しているケース 2)異なるセクタ内で散乱している3つ以上の故障した
行がNs個のセクタ内で発生しているケース
【0058】冗長技術の最小目標は、マトリックス11
の行全てにわたって同じように広がり易い1つの行内の
故障を置換することであり、その代わりに最大回復の一
般的な目標はどこにも発生する多数の行の故障を修正す
ることであることに留意すべきである。この発明のメモ
リアーキテクチャ10は実際に高い修正能力を可能にす
るものである。その理由は、一般的ケースにおいて図3
Aおよび3Bに示されるような対応する垂直セクタグル
ープViのみに属す故障した行を置換するのに、冗長セ
クタRi(i=1、2、・・・、n)を使用できるから
である。
【0059】特に行冗長性を有するこのアーキテクチャ
10は構成自在なスタイルで2つの主な故障カバー範囲
を提供する。すなわち、 1.1)n/nと、 2.1)2/nとを提供する。
【0060】実際に、n=8の垂直グループおよびm=
8の水平セクタグループに配置されたNs=64のメモ
リセクタを有するメモリアーキテクチャでは、この発明
に係わるアーキテクチャの構成自在な修正能力は次のと
おりである。 1.1)64個のセクタのうちの1つのセクタからの8
/8の回復可能な故障。 2.1)8個のセクタのうちの1つのセクタからの1/
8の独立して回復可能な故障
【0061】図3は、所定の数(8)の冗長セクタに対
し、8/8の最小カバー率および1/8の最大カバー率
を有するメモリ10の構成を例として略図で示す。8/
8から1/8の間の修正能力を有するアーキテクチャを
同じように実現することができる。たとえば16または
32個のセクタのグループ内に位置する故障をカバーす
ることも可能である(1/4および1/2のそれぞれの
修正能力)。
【0062】適用すべき解決方法の選択はアーキテクチ
ャ10が必要とする修正能力とシリコン面積との間の妥
協に応じて決まり、特に冗長性に関連したUPROM回
路に応じて決まる。修正能力を選択する際にメモリワー
ドへのアクセス時間に対する作用も考慮する。
【0063】関連するメモリマトリックス14内に含ま
れる不揮発性メモリセル内に故障した行のアドレスに関
する情報が記憶される。この関連するメモリマトリック
ス14は入力端で行アドレスADrを受け、出力端がデ
コーディングブロック12および13に接続されてい
る。特に関連するメモリマトリックス14の各行は所定
の垂直セクタグループの単一セクタのうちの故障した行
のアドレスを含む。したがって、列の数は図5に略図で
示されるように、セクタ毎に利用できるスペア行にした
がって変わる。
【0064】図5は専用行デコーダ10によりアドレス
指定される、たとえば8行に構成された関連するメモリ
マトリックス14を示す。特にセルアドレスADは専用
行デコーダ15に送られる垂直グループアドレスADv
と論理制御回路16に送られる行アドレスADrに分割
されている。次に、冗長イベント信号REを出力する論
理制御回路16により、関連するメモリマトリックス1
4の行アドレスADrrが現在の行アドレスADrと比
較される。特に、現在の行アドレス信号ADrが冗長行
信号ADrrと同じである場合、関連メモリマトリック
ス14に関連するメモリマトリックス11内の故障した
行の交換を制御するのに有効な正の冗長イベントREの
信号が発生される。
【0065】当然ながら、図5に示されるようなアーキ
テクチャレイアウトの場合、従来のNOR演算するメモ
リアーキテクチャの場合のように、関連するメモリマト
リックス14の時間に1つの行だけを選択することがで
きる。したがって、関連するメモリマトリックス14内
の行が変化するたびに、メモリマトリックス11内の対
応するメモリセルを読み出し、再度それらのアドレスを
比較する。8/8カバー範囲の場合、メモリマトリック
ス14内の同じセクタでしかビットフェイル状況が存在
しないことに留意すべきである。
【0066】したがって、メモリ試験中に故障した行の
位置を識別し、メモリアドレスの対応する部分を使って
関連するメモリマトリックス14内に記憶することがで
きる。この場合、故障した行は同じ垂直セクタグループ
にしか属すことができないので、故障した行のアドレス
を記憶するのに関連するメモリマトリックス14の1つ
の行だけで充分である。特に、故障した行に関する情報
はデバイスのパワーアップ時、または所定の最小時間の
インパルスが通常リセットピンに印加されるハードウェ
アリセット段階中に累積的に読み出すことができる。
【0067】他方、1/8のカバー範囲の場合、垂直セ
クタの異なるグループに属すセクタ内でビットフェイル
状況が発生し得る。しかしながら、各垂直グループで
は、多くても1つのセクタしか修正できない。したがっ
て、かかる故障行の情報は通常メモリアーキテクチャに
関連する回路内で発生されるATD信号によって読み出
される。この場合、この発明のメモリアーキテクチャの
修正能力は垂直セクタグループの数に等しい数の倍率だ
け増加する。
【0068】上記極端なケースにおける状況は次のよう
に要約できる。 構成 カバー範囲 関連マトリックスの読み出し 8/8 1セクタ/64 リセット 1/8 1セクタ/8 ATD 構成自在な行冗長性を有する不揮発性メモリデバイスは
図5に略図で示されており、番号20で表示されてい
る。
【0069】このメモリデバイス20は、メモリセルの
少なくとも1つのマトリックス11’と、冗長メモリセ
ルの少なくとも1つのマトリックス11”(いずれのマ
トリックスも行と列の形状に構成されている)から成る
不揮発性メモリ11と、行デコーディング回路12およ
び列デコーディング回路13と、メモリセル(従来技術
であるために図示せず)に記憶されたデータを読み出
し、変更するための読み出しおよび変更回路故障した行
のアドレスを記憶できる行と列の形状にも構成された少
なくとも1つの関連するメモリマトリックス14および
そのための関連する制御回路とを含む。
【0070】好ましくは、この発明ではメモリデバイス
20はさらに、選択した行アドレスADrを認識し、有
効認識時に故障した行の選択解除および対応する冗長セ
ル行の選択を回路が発生できる、関連するメモリマトリ
ックス14に含まれる故障した行のアドレスADrrと
選択した行アドレスADrとを比較するための少なくと
も1つの回路と、不揮発性メモリセルのマトリックスと
関連する制御回路も含む、少なくとも1つのコンフィギ
ュレーションレジスタ17とを含む。
【0071】特に、関連するメモリマトリックス14は
行アドレス信号ADrを受け、行デコーダ12およびコ
ンフィギュレーションレジスタ17に接続されている。
好ましくはこの発明では、このコンフィギュレーション
レジスタ17はESWの段階で関連するメモリ冗長マト
リックス14の性能がプログラムされる。次に、データ
出力信号OUTを発生するようになっている検出アンプ
18によりメモリデバイス20が完成される。
【0072】メモリワードの読み出しまたはプログラム
動作中に2つの異なる方法でマトリックスとの間で関連
するメモリマトリックス14からの情報の読み出しが行
われる。デバイスのリセット時またはパワーアップ時の
回復中に一度だけ(たとえば8/8カバー範囲の場
合)、またはADT信号によりアクセスアドレスが変更
するたびに(たとえば1/8、1/4、1/2のカバー
範囲の場合)読み出しが行われる。
【0073】セルマトリックスの消去動作中、マトリッ
クスアドレス情報に対してしか関連するメモリマトリッ
クス14における情報の読み出しは行われない。この発
明に係わるメモリデバイス20は階層タイプの列デコー
ディングを行う。すなわちメモリセルマトリックス1
1’および冗長セルマトリックス11”が共用する多数
のメインコラムを有し、各マトリックスに対し多数の独
立したローカル列を有することに留意すべきである。
【0074】さらにセルマトリックス11’および1
1”は隣接するマトリックスと共にグローバル行および
列を共用するので、(図2を参照して先に説明したよう
に)デバイスは不揮発性メモリセルマトリックスの少な
くとも1つの垂直グループと、少なくとも1つの冗長セ
ルマトリックスを含む。特にローカル列デコーディング
設備を有する専用関連メモリマトリックス14内には冗
長行が設けられているが、この行デコーディングは従来
のタイプ、すなわち階層的タイプのものでよい。さら
に、マトリックスの垂直グループ毎に少なくとも1つの
列冗長性マトリックスが設けられている。
【0075】上記のように、かかるマトリックスが属す
マトリックスの垂直グループを選択するための部分およ
びマトリックスの特定の垂直グループ間のマトリックス
を選択するための部分を有するアドレスによって、所定
のセルマトリックスを選択する。好ましくは、この発明
ではさらにマトリックスの修正能力にしたがってセルマ
トリックスのうちの少なくとも1つの垂直グループのア
ドレスにより、関連メモリマトリックス14の各行がさ
らに一義的に選択される。
【0076】要するに、提案される解決案は次のような
利点を有する。同じ冗長行と置換できる故障した行の修
正能力をチップ毎に構成できること。特定の専用コンフ
ィギュレーションビットをコンフィギュレーションレジ
スタ17にプログラムすることにより、ESW段階で修
正能力を設定できること。メモリワードへのアクセス時
間に対する冗長性の影響を最小にできること。このアク
セス時間は選択の修正能力に応じた冗長性イベントの評
価にのみ依存する(フルカバー範囲では0にもなる)。
【0077】さらに、この発明のメモリデバイス20は
次の2つの異なる作動モードを有する。多くてもマトリ
ックスの1つの垂直グループの1つのセルマトリックス
内にすべての故障行が含まれる場合に、デバイスのリセ
ット中(電源オンリセットまたはハードウェアリセッ
ト)動作中にアドレスの比較を活性化するモード。冗長
性に利用できるすべての行がマトリックスの異なる垂直
グループ内の少なくとも2つの別個のセルマトリックス
に属する場合、各読み出し動作中にアドレスの比較を活
性化するモード。
【0078】さらにコンフィギュレーションレジスタ1
7を設けることにより、関連するメモリマトリックス1
4のこれら作動モードは、このレジスタの情報内容の機
能となり、チップ毎に別々にこれら内容を記憶できる。
【0079】さらに、メモリデバイスを次のモードで作
動することが可能である。メモリセルの各読み出し動作
またはプログラム動作で、メモリセルが位置する行アド
レスと関連するメモリマトリックス14の所定の行の内
容との比較を活性化するモード。メモリマトリックスの
消去動作毎にメモリマトリックスのアドレスと関連する
メモリマトリックス14の所定の行の内容との比較を活
性化するモード。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術による冗長性を有するメモリデバイ
スを概略的に示すブロック略図である。
【図2】 この発明に係わる行冗長性を有するメモリマ
トリックスを概略的に示すブロック図である。
【図3】 図2内のメモリマトリックスをさらに詳細に
示す説明図である。
【図4】 図2内のメモリマトリックスをさらに詳細に
示す説明図である。
【図5】 図2内のメモリマトリックスの細部を示すブ
ロック図である。
【図6】 この発明に係わる行冗長性を有するメモリマ
トリックスを内蔵するデバイスを概略的に示すブロック
図である。
【符号の説明】
11 不揮発性メモリ、11’ メモリセルのマトリッ
クス、11” 冗長メモリセルのマトリックス、12
行デコーディング回路、13 列デコーディング回路、
14 メモリマトリックス、20 不揮発性メモリデバ
イス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598122898 Via C. Olivetti, 2, 20041 Agrate Brianza, Italy (72)発明者 リノ・ミケローニ イタリア国、22078 テュラーテ、ヴィ ア・ルイーニ 11 (72)発明者 アンドレア・ピエリン イタリア国、26813 グラッフィニャーナ、 ヴィア・エッセ・アンジェロ 31 (72)発明者 エミリオ・イェロ イタリア国、20059 ヴィメルカーテ、ヴ ィア・ヴィットリオ・エマヌエレ 63

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルの少なくとも1つのマトリッ
    クス(11’)および冗長メモリセルの少なくとも1つ
    のマトリックス(11”)を含み、いずれのマトリック
    スも行と列の形状に構成されている不揮発性メモリ(1
    1)と、 行デコーディング回路(12)および列デコーディング
    回路(13)と、 メモリセルに記憶されたデータを読み出し、変更するた
    めの読み出しおよび変更回路と、 故障した行のアドレスを記憶できる行と列の形状にも構
    成された少なくとも1つの関連するメモリマトリックス
    (14)およびそのための関連する制御回路とを含む、
    構成自在な行冗長性を有する不揮発性メモリデバイス
    (20)であって、 選択した行アドレス(ADr)を認識し、有効認識時に
    故障した行の選択解除および対応する冗長セル行の選択
    を回路が発生できる、関連するメモリマトリックス(1
    4)に含まれる故障した行のアドレス(ADrr)と選
    択した行アドレス(ADr)とを比較するための少なく
    とも1つの回路と、 不揮発性メモリセルのマトリックスおよび関連する制御
    回路も含む、少なくとも1つのコンフィギュレーション
    レジスタ(17)と を含むことを特徴とする構成自在な行冗長性を有する不
    揮発性メモリデバイス(20)。
  2. 【請求項2】 EWSの段階でコンフィギュレーション
    レジスタ(17)に関連するメモリ冗長マトリックス1
    4の性能をプログラムすることを特徴とする請求項1に
    記載の構成自在な行冗長性を有する不揮発性メモリデバ
    イス(20)。
  3. 【請求項3】 メモリセルマトリックス(11’)およ
    び冗長セルマトリックス(11”)によって共用される
    主セル列を有し、各マトリックスのための独立したロー
    カル列を有し、よって階層的タイプの列のデコーディン
    グを実施することを特徴とする請求項1に記載の構成自
    在な行冗長性を有する不揮発性メモリデバイス(2
    0)。
  4. 【請求項4】 前記セルマトリックス(11’、1
    1”)が隣接するマトリックスと共にグローバル行およ
    び列を共用し、前記メモリ(11)が不揮発性メモリセ
    ルマトリックスの少なくとも1つの垂直グループと、少
    なくとも1つの冗長セルマトリックスを含むことを特徴
    とする請求項3に記載の構成自在な冗長性を有する不揮
    発性メモリデバイス(20)。
  5. 【請求項5】 前記所定のマトリックスを有するマトリ
    ックスの垂直グループを選択する部分およびマトリック
    スの特定の垂直グループ内のマトリックスを選択する部
    分を有するアドレスによって、所定のセルマトリックス
    を選択することを特徴とする請求項4に記載の構成自在
    な冗長性を有する不揮発性メモリデバイス(20)。
  6. 【請求項6】 マトリックスの修正能力にしたがってセ
    ルマトリックスのうちの少なくとも1つの垂直グループ
    のアドレスにより、関連メモリマトリックス(14)の
    各行をさらに一義的に選択することを特徴とする請求項
    1に記載の構成自在な冗長性を有する不揮発性メモリデ
    バイス(20)。
  7. 【請求項7】 次の異なる方法、すなわち、 デバイス(20)のリセット時またはパワーアップ時の
    回復中に一度だけ、または、適当なドライブ信号(AD
    T)によりアクセスアドレスが変更される毎に、 メモリワードの読み出しまたはプログラム動作中にマト
    リックスとの間で関連するメモリマトリックス(14)
    からの情報の読み出しを行うことを特徴とする請求項1
    に記載の構成自在な冗長性を有する不揮発性メモリデバ
    イス(20)。
  8. 【請求項8】 多くてもマトリックスの1つの垂直グル
    ープの1つのセルマトリックス内にすべての故障した行
    が含まれる場合に、デバイス(20)のリセット動作中
    にアドレスの比較を活性化するモードと、 冗長性に利用できるすべての行がマトリックスの異なる
    垂直グループ内の少なくとも2つの別個のセルマトリッ
    クスに属する場合に、各読み出し動作中にアドレスの比
    較を活性化するモードとの2つの異なる作動モードにし
    たがって、関連するメモリマトリックス(14)を制御
    するための回路を含むことを特徴とする請求項1に記載
    の構成自在な行冗長性を有する不揮発性メモリデバイス
    (20)。
  9. 【請求項9】 関連するメモリマトリックス(14)の
    前記作動モードは、前記コンフィギュレーションレジス
    タ(17)の内容の機能であることを特徴とする請求項
    8に記載の構成自在な行冗長性を有する不揮発性メモリ
    デバイス(20)。
  10. 【請求項10】 チップ毎に独立して前記コンフィギュ
    レーションレジスタ(17)の内容を記憶できることを
    特徴とする請求項9に記載の構成自在な行冗長性を有す
    る不揮発性メモリデバイス(20)。
  11. 【請求項11】 メモリセルの各読み出し動作またはプ
    ログラム動作で、メモリセルが位置する行アドレスと関
    連するメモリマトリックス(14)の所定の行の内容と
    の比較を活性化するモードと、 メモリマトリックスの消去動作毎にメモリマトリックス
    のアドレスと関連するメモリマトリックス(14)の所
    定の行の内容との比較を活性化するモードとの2つの異
    なる作動モードのために関連するメモリマトリックス
    (14)を制御するための回路を含むことを特徴とする
    請求項9に記載の構成自在な行冗長性を有する不揮発性
    メモリデバイス(20)。
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