JP2003338197A - 消去/プログラミングに不具合を生じた不揮発性メモリ装置の自己修復方法およびそれに関する不揮発性メモリ装置 - Google Patents

消去/プログラミングに不具合を生じた不揮発性メモリ装置の自己修復方法およびそれに関する不揮発性メモリ装置

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JP2003338197A
JP2003338197A JP2003142641A JP2003142641A JP2003338197A JP 2003338197 A JP2003338197 A JP 2003338197A JP 2003142641 A JP2003142641 A JP 2003142641A JP 2003142641 A JP2003142641 A JP 2003142641A JP 2003338197 A JP2003338197 A JP 2003338197A
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Rino Micheloni
リノ・ミケローニ
Aldo Losavio
アルド・ロザヴィオ
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STMicroelectronics SRL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 欠陥部品の認識と修正を装置内部において行
い、メモリ装置の寿命と製造歩留まりとを改善する。 【解決手段】 メモリ装置(20)は複数のスタンダー
ドセクタ(15)と冗長部(2)とからなるメモリブロ
ック(1)と、メモリセルデータのプログラミング及び
消去を制御する制御回路(3)と、メモリセルに記憶さ
れたデータ用の正確性確認回路(7)とを有し、正確性
確認回路は制御回路により作動され機能不全セルを1つ
でも検出すると不正データ信号を発生する。制御回路は
冗長を活性化し、冗長部を作動し、不正データ存在の場
合に冗長メモリステージ(5b)に冗長データを記憶す
る。消去・プログラミングの両動作におけるカラム冗
長、ロウ冗長、セクタ冗長の種々の実行方法を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消去/プログラミ
ングに不具合を生じた不揮発性メモリ装置の自己修復方
法およびそれに関連した不揮発性メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、数メガバイトの半導体不
揮発性メモリ装置(EPROMもしくはフラッシュメモ
リ)においては、全体の面積における相当の割合、例え
ば40%から70%をセルアレイが占めている。不揮発
性メモリが適用されるような場合においては、概装置の
作動中(読み出し、プログラミング、および消去)にア
レイ内のすべてのセルが完全に機能することが求められ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】理論上では、正しく動
作しないセルが1つでもあれば、メモリ装置全体が使用
不能になるには十分である。どんな製造ロットにおいて
も欠陥のメモリセルが生産される確率がゼロではない以
上、この種の集積装置の工業生産において、この事実は
非常に重要である。
【0004】欠陥ビットを検出・修正するための解決法
がなければ、完全に動作するメモリセルを有する装置を
特定の製造ロットにおいて得る確率は極めて低く、大規
模な工業生産における観点から受け入れ難いものであ
る。この確率はいわゆるロットの「主歩留まり」(pr
ime yield)を示しており、ある生産プロセス
の優秀さを示す数値を表している。
【0005】最終製造工程におけるメモリ装置の歩留ま
りを向上するために、欠陥ビットを認識し修正するため
の回路上の解決手段が用いられてきている。一般に、こ
の目的のために採用された技術では、メモリアレイを構
成するメモリセルに加えて、当該する欠陥アレイセルと
取り換えるためのメモリセルが用いられている。このよ
うに冗長セルとして用いられ、定義されるセルは、アレ
イセルと同様のものである。それらは、通常はすでに装
置内に設けられている回路によって適切に制御されなけ
ればならない。
【0006】詳細には、欠陥セルが1つだけであっても
それに対応するアレイのロウもしくはカラムを取り換え
ることができるように、冗長セルからなるロウもしくは
カラムを全体として用いてメモリを構成することが好ま
しい。このように、欠陥を修正する能力と冗長セルを制
御するための回路に必要な面積との間で妥協点を見出す
こととなる。
【0007】通常は、冗長は電気ウェハ分類(EWS)
ステップにおいて活性化し、その間に適切な検査フロー
を経て問題のあるセルが認識され、冗長セルと取り換え
られる。従って、ロウの冗長でもカラムの冗長でも、冗
長によって修正が可能なのは、時間ゼロにおける欠陥の
みである。すなわち、工場内においてのみである。
【0008】例えば、サイクリングのため、あるセルに
おいて相当なゲインの減少が起きたとすると、概セル
は、消去およびプログラムステップを終えることができ
なくなってしまい、結果として装置全体が不良となって
しまう。
【0009】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の目的は
メモリの動作中に起こる欠陥の問題を解決するための方
法を提供することである。
【0010】本発明によれば、請求項1および14でそ
れぞれ定義されるように、方法と不揮発性メモリ装置と
が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】ここで、本発明をよりよく理解す
るために、添付の図面を参照にして好適な実施形態の説
明をおこなう。なお、概実施形態は本発明を限定するも
のではない。
【0012】本発明は、書き込みおよび/または消去動
作中(すなわちメモリの通常動作中)に1つ以上の欠陥
セルが検出された時に、メモリ自身による内部自己修復
および/または自己代替処理を起動することに基づいて
いる。この方法により、捨てることなく継続してメモリ
を用いることが可能になる。
【0013】本発明の一形態によれば、消去が不良であ
った際に動作し、冗長リソースを用いる方法と構造が提
供される。概方法では、欠陥が原因で消去が不完全とな
ったのはいつなのかという検査と、欠陥セルを取り換え
るための十分なリソースがあるかの検査とを行うことが
考えられる。
【0014】本発明の他の一形態によれば、プログラミ
ング(書き込み)が不良であった場合に動作する方法と
構造が提供される。この場合においては、セクタ全体に
カラム冗長を行うと、すでにプログラミングが終了して
いる他のロウのビットをシフトさせることになってしま
うという問題が生じる。解決法の1つとしては、欠陥セ
ルの全アドレスを不揮発性冗長レジスタに記録すること
がある。あるいは、欠陥セルを含んだロウ全体が内部で
交換されたアドレス、すなわち冗長されたアドレスで駆
動される小さなセクタを設けることが考えられる。他の
選択肢としては、プログラミングを実行するのに必要と
される時間の量が重要な要因ではない場合に、EWSの
最中にプログラム時間を犠牲にして実行されるカラム冗
長と同様の方法も考えられる。1.消去不良 消去中における欠陥の処理に関する問題は、全て
「1’」をメモリアレイに書き込むので推測的に全ての
セルの内容を知ることができることに関連している。本
解決法によれば、メモリは欠陥が検出された際に用いる
ことができる冗長リソースを有している。詳細には、消
去の最後もしくは消去の前に、消去されたもしくは消去
されるセルの確認すなわち検査が行われる。もし残りの
冗長リソースと互換性のある欠陥(例えば、欠陥ロウも
しくは欠陥カラム)のために消去が不完全となった場合
には、冗長が活性化する。すなわち、欠陥部分のアドレ
スが、適切に設けられ不揮発性セルを含んだメモリユニ
ット(CAMもしくはUPROM)に書き込まれる。冗
長セルは、装置の寿命が続く限り常に準備の整った状態
でいなければならないので、それらが必要となった時に
完璧に機能するように各消去サイクルにおいてソフト・
プログラムされなければならない。
【0015】ここで、以下に説明される解決法をよりよ
く理解するために、図1を参照して、本発明において用
いられるメモリ装置の構造の簡単な説明をおこなう。
【0016】図1は、以下において説明するように、消
去もしくはプログラム不良の場合に、EWS中および内
部において冗長を活性可能なメモリの(内部での冗長を
処理する部分に関する)構造図を示している。メモリは
ロウ冗長、カラム冗長もしくはセクタ冗長を実行可能で
ある。
【0017】図1において、メモリ装置20はメモリブ
ロック1を備え、メモリブロック1は、周知のように、
メモリアレイ、ロウアドレス回路およびカラムアドレス
回路、および読み出し回路(センスアンプ)を含んでい
る。メモリアレイは、周知のように、複数のスタンダー
ドセクタ15からなり、各セクタ15はそれぞれ複数の
不揮発性セル14を含んでいる(図1にはその1つだけ
を示す)。さらに、メモリアレイは概略に例示された冗
長部2を備えている。当然、冗長部2の構造および物理
的配置は、ロウ冗長、カラム冗長、またはセクタ冗長の
どれが用いられるかによって決まる。冗長部2の配置お
よび構造の例としては以下における様々な実施形態に従
って説明される。
【0018】制御ユニット3は、実行される動作の信号
R/E/P(reading、erasing、もしく
はprogramming)を外部から受信し、欠陥メ
モリ信号Fを発信し、メモリブロック2に適切なバイア
スを供給するバイアス電圧発生回路4を制御する。
【0019】UPROMバンク5はアドレス修正信号お
よび、アドレスされるセルのアドレスADDを受信す
る。さらにUPROMバンク5は、それぞれ冗長の活性
および冗長を必要としているセルのアドレスを示す信号
NEDCおよびRDCを冗長マルチプレクサ6に送る。
アドレスADDはさらにメモリブロック1にも供給され
る。
【0020】冗長マルチプレクサ6はメモリブロック1
からの読み出しビットSAを受信し、プログラム制御信
号PLBをメモリブロック1に供給する。さらに、冗長
マルチプレクサ6は冗長データDATACを確認ブロッ
ク7に供給し、後にプログラム制御信号PLCを受け取
る。
【0021】冗長マルチプレクサ6によって出力された
冗長データDATACは、制御ユニット3によって制御
される第1のスイッチ8を通じて確認ブロック7に供給
される。冗長データDATACはさらに、制御ユニット
3によって制御される第2のスイッチ9を通じてメモリ
装置20の出力10に供給される。出力10はデータピ
ンによって形成してもよいし、同一チップ内に組みこま
れた他の装置に接続してもよい。出力10の上段には、
入出力ロジック(図示せず)が設けられており、一度に
1ワード(8/16/32ビット)のビットの入出力が
可能となっている。
【0022】さらに、確認ブロック7は制御ユニット3
との間で制御信号Sの交換を行う。特に、図2、3およ
び9を参照してより詳細に説明するように、確認ブロッ
ク7は活性信号を受け、結果確認信号を送る。また、確
認ブロック7は外部から入力データINDATAを受け
取り、入力データINDATAと冗長データDATAC
とを比較する。
【0023】図1において、UPROMバンク5は特定
のUPROMセットを2つ備えている。すなわち、通常
の冗長に関するデータを記憶できるようにEWSステッ
プで初期設定されたUPROMからなる第1のセット5
aと、内部の冗長に用いられるUPROMからなる第2
のセット5bである。あるいは、UPROMのセットを
さらに2つ持つことも可能であるが、内部において活性
可能な冗長においては、EWSステップの終了時点で用
いられていなかったUPROMバンク5の第2のセット
5bと第1のセット5aのUPROMとの両方を用いる
ことも可能である。他には、UPROMのセットを1つ
設け、EWSステップで用いられなかったUPROMを
内部での冗長に用いることも可能である。1.1 カラム冗長 本解決法においては、図1に示したメモリ構造を用い、
そのフローチャート図2に示す。この場合、図10に示
す構造によれば、冗長部2は各セクタ内の1つ以上のカ
ラムからなる。以下にその詳細な説明を行う。
【0024】まず、ステップ30において、いくつかの
カウンタ、すなわち付加パルスカウンタT、消去パルス
カウンタA、カラムカウンタCおよびロウカウンタRが
ゼロにセットされる。
【0025】次に、ステップ31において消去パルスが
セクタ全体に送られ、ステップ32において第1のワー
ドの1つ(カウンタRおよびCによって指定される)の
確認読み出しが行われ、確認の結果、好ましい結果が得
られたビットの数Nがカウントされる。確認の結果、い
くつかのセルに関して、同時に読み出されたセルの数N
max(例えば64セル)から設置された冗長セルの数
Risを引いた数に相当する閾値をNが下回った場合に
は(ブロック33からNOに進む)、消去パルスカウン
タAが増加され(ステップ34)、消去パルスの最大値
MAXにまで達したかどうかの確認が行われる(ステッ
プ35)。最大値まで達していた場合(ブロック35か
らYESに進む)、欠陥メモリ信号Fを発生し(ステッ
プ36)、処理は終了する。一方、最大値まで達してい
ない場合には(ブロック35からNOに進む)、ステッ
プ31において新たな消去パルスが供給される。
【0026】確認によって少なくともNmax−Ris
のセルに関して肯定的な結果が出された場合には(ブロ
ック33からYESに進む)、同時に読まれた全てのセ
ルが消去されたかどうかを検査する(例えばN=Nma
x=64かどうか)(ステップ37)。その結果がYE
Sであれば、ステップ38へと進み、すべてのカラムが
確認されたかどうかの検査を行う。すべてのカラムが確
認されていないという結果が出た場合には、ステップ3
9に進み、カラムカウンタCが増加し、付加パルスカウ
ンタTがゼロにリセットされ、ステップ32に戻り新た
な確認読み出しが実行される。
【0027】すべてのカラムが確認されている場合には
(ステップ38からYESに進む)、すべてのロウが確
認されているかどうかを検査する(ステップ40)。す
べてのロウが確認されていないという結果が出た場合に
は、ステップ41に進み、ロウカウンタRが増加し、カ
ラムカウンタCと付加パルスカウンタTとがゼロにリセ
ットされる。そして、ステップ32に戻り確認読み出し
が実行される。すべてのロウが確認されている場合には
処理を終了する。
【0028】確認読み出しの終了時に消去されていない
セルの数がゼロではなくRisと等しいもしくはそれ以
下である場合には(ステップ37からNOに進む)、付
加パルスカウンタTが増加し(ステップ42)、Tが最
大値Tmaxと等しいかどうかの検査が行われる(ステ
ップ43)。Tmaxと等しくない場合には(ステップ
43からNOに進む)、ステップ31に戻り新たな消去
パルスが供給される。Tmaxと等しい場合には(ステ
ップ43からYESに進む)、利用可能な冗長リソース
が十分にあるかどうかの検査が行われる(ステップ4
4)。十分でなければ(ステップ44からNOに進
む)、欠陥メモリ信号Fを発生し(ステップ45)、処
理を終了する。もし利用可能な冗長リソースが十分にあ
る場合には(ステップ44からYESに進む)、UPR
OMバンク5(図1参照)に欠陥セルを含んだカラムの
アドレスが書き込まれる(ステップ46)。そうして、
冗長を活性化し、すなわち、欠陥セルを含んだカラムを
冗長カラムと交換し、新たな確認読み出しが行われる
(ブロック47)。読み出されたすべてのセルに関して
NがNmaxと等しければ(ステップ48からYES進
む)、他のワードに対する確認読み出しを進めるために
ステップ38の処理へと進む。NがNmaxと等しくな
ければ(ステップ48からNOに進む)、欠陥メモリ信
号を発生し(ステップ49)、処理を終了する。
【0029】カラム冗長を実行する際に、一度に1つの
カラムを交換する必要がないということが重要な点であ
る。交換可能なカラムの最小数(以下カラムパケットと
称する)は、技術的条件および利用可能なエリアに従っ
て、設計フェイズにおいて構築される。実際、カラムパ
ケットが個のカラムを含んでいるとすると、冗長が活
性化している時はいつでも、n個のカラム(その中の1
つが欠陥ビットを含んでいる)が個の冗長カラムと交
換される。
【0030】カラムパケットが大きくなるにつれて、交
換されたすなわち冗長されたアドレスを記憶するために
必要なメモリ素子は減少することは明らかである。実
際、4個のカラムからなるカラムパケットの場合、交換
されたカラムのアドレスは完全なアドレスより2アドレ
スビット少ない。
【0031】説明したフローチャートにおいて、Ris
は利用可能なカラムパケット数を表しており、必ずしも
交換されたアレイカラムの数に一致しない。4個のカラ
ムを持つカラムパケットが2個それぞれ利用可能な場合
は、交換されたカラムの数は8つとなる。1.2 ロウ冗長 本解決法においては、図1に示した構造と同様の構造を
用い、そのフローチャート図3に示す。図1に示した構
造との違いは、(少なくとも内部冗長に関する限り)冗
長マルチプレクサ6が設けられていないこと、およびU
PROMバンク5の一部5aの出力がメモリブロック1
へ直接供給されていて、機能不全セルを1つ以上含んだ
ロウが読み出される時に欠陥ロウを処理せず、冗長ロウ
が自動的にアドレスされることである。簡略にアドレス
するために、冗長ロウはスタンダードセクタ内に設けら
れることが好ましい。あるいは、図12を参照して以下
に説明されるように、別に設けられた補助セクタ内に設
けることも可能である。
【0032】特に、図3は、メモリアレイのロウ間に短
絡が存在する場合を示している。一般に、探索方法は、
メモリの寿命の間に修復される欠陥の種類および技術的
問題によって設計段階において発生した欠陥の種類に応
じて決まる。
【0033】短絡を認識するには、適切な短絡検査を用
いる。例えばEP−A−1,083,575号公報に記
載の検査が使用可能である。
【0034】このような検査においては、デコーダがC
MOSバイナリタイプであるとすると、充電の際の過渡
現象が収まると、ロウデコーダの供給ラインには電流が
流れないはずである。もし電流が検出された場合には、
短絡が存在することになる。しかしながら、短絡したロ
ウの数は分からない。
【0035】いくつのロウが関わっているのかを確認す
るために、本実施の形態においては、まずロウをスキャ
ンする。短絡が確認されたら、冗長されたロウの最小パ
ケットに属するすべてのロウを同時に選択し検査を繰り
返す。検査の結果、短絡が確認されない場合には、短絡
したラインのセットが確認されるまでもしくは利用可能
な冗長リソースを使いきるまで、次のロウのパケットを
選択する。
【0036】詳細には、消去を実行する前に、まずメモ
リが交換されるロウを探索する。このために(図3参
照)、ステップ100において、ロウカウンタRとロウ
パケットカウンタP(上記の通りロウのパケットは冗長
可能な最小数のロウを備えている)をゼロにセットす
る。
【0037】次に、ステップ101において、例えば、
EP−A−1,083,575号公報に記載の検査を実
行することによって、ロウが短絡しているかどうかの検
査を行う。検査によっても短絡が検出できなかった場合
には(確認ブロック102からYESに進む)、ロウカ
ウンタが増加する(ステップ121)。逆に、短絡が検
出された場合には(ブロック102からNOに進む)、
検査された直後のロウを含んだロウのパケット全体を選
択し、ロウパケットカウンタPが増加する(ステップ1
03)。そして、選択されたばかりのパケットに対して
使用可能な冗長リソースがあるかどうかの検査を行う
(ステップ104)。ない場合には(ブロック104か
らNOに進む)、欠陥メモリ信号を発生し(ステップ1
05)、処理を終了する。逆に、ある場合には(ブロッ
ク104からYESに進む)、パケットのすべてのロウ
を同時に選択しながらパケット全体に対して検査を繰り
返す(ステップ110)。選択されたロウのパケットも
しくはパケットのロウのいくつかがメモリアレイの他の
ロウと短絡している場合には(確認ブロック111から
NOに進む)、ステップ103に戻り、前に選択された
パケットと同時に検査されるロウのパケットをさらに選
択して、ロウパケットカウンタを増加する。
【0038】選択されたパケットに属するロウがアレイ
の他のロウと短絡していない場合には(ステップ111
からYESに進む)、選択されたパケットの冗長を活性
化する(ステップ112)。そのために、冗長の活性化
を発信するガードビット、欠陥ロウのパケットのアドレ
ス、および冗長ロウパケットのアドレスをUPROMバ
ンク5の1つ以上のUPROMに書き込む(図1参
照)。
【0039】次に、ステップ113において、冗長ロウ
が機能することを確かめるために、冗長パケットに対し
て短絡検査を行う。冗長ロウが機能しないという結果の
場合は(ステップ114からNOに進む)、欠陥メモリ
信号を発生し(ステップ115)、処理を終了する。反
対に、冗長ロウが機能するという結果が出れば(ステッ
プ114からYESに進む)、パケットカウントがリセ
ットされ(ステップ120)、次のロウに対して検査を
行う。
【0040】最後に、ステップ121においてロウカウ
ンタRが増加し(ステップ102においてYESに進ん
だ際にも行われる)、すべてのロウに対して審査が行わ
れたかどうかを検査する(ステップ112)。行われて
いなければ、ステップ101に戻り選択されたばかりの
ロウに対して短絡検査を行う。行われているなら、活性
化されたばかりの冗長セルを含んだセクタの消去が行わ
れる(ステップ123)。1.3 セクタ冗長 本解決法は、消去動作の前もしくは後に行われた検査に
よって欠陥セルの存在が明らかになった際に、メモリア
レイのスタンダードセクタと完全に交換可能な「冗長セ
クタ」と呼ばれる特別なセクタが設けられていることに
基づいている。この場合、欠陥が検出されたスタンダー
ドセクタは特別な冗長セクタと完全に交換される。図4
から8を参照して以下に詳細に説明するように、セクタ
の冗長の活性化に関する情報は、図1に示したものと同
様のUPROMバンクに属するUPROMに記憶されて
いる。一方、一般的には、以下に詳細に説明されるよう
に、(少なくとも内部の冗長に関する限り)冗長マルチ
プレクサ6が設けられていないこと、および内部の冗長
に関するUPROMバンク5の出力が冗長マルチプレク
サ6には供給されていないが、メモリブロック1の特別
なアドレスユニットに供給されていること以外は、図1
の構造は本解決法においても有効である。従って、以下
においてUPROMバンクは再び参照番号5によって識
別される。
【0041】特に、UPROMバンク5はパラレル構造
もしくはマトリクス構造で構成することが可能である。
【0042】第1の解決法(パラレル構造)を図4に示
す。UPROMバンク5は、例えばフラッシュセルなど
の、概略に示された複数の不揮発性メモリ素子150を
備えている。詳細には、各メモリ素子150は、拡大し
て詳細に示しているように単一のフラッシュセルと、そ
れらを流れる全体の電流を増加するために並列に接続さ
れた複数のフラッシュセルとを備えている。
【0043】不揮発性メモリ素子150は一列に並んで
おり、メモリ装置が作動した時に活性信号が供給される
単一の制御線151に接続されている。不揮発性メモリ
素子150はそれぞれ組みになって、図4に拡大して詳
細に示されているように同様の構造を有するロジックブ
ロック152および152aに接続されている。すなわ
ち、各ロジックブロック152および152a(CAM
LOGICと表されている)は、読み出し回路153
と、各メモリ素子に1つずつ設けられた例えばラッチ1
54などの複数の一時メモリ素子とを備えている。この
ように、不揮発性メモリ素子150の各組がそれぞれの
ロジックブロック152、152aと合わさって、メモ
リユニットすなわちUPROM160を形成している。
【0044】メモリ装置が作動すると、ロジックブロッ
ク152、152aは、バイアスするか、不揮発性メモ
リ素子150を読み出すか、各素子の内容をそれぞれの
ラッチ154に記憶するかを決定する制御信号を受信す
る。そうして、メモリの通常の動作中に、不揮発性メモ
リ素子150に記憶された情報が、ロジックブロック1
52、152aの出力において利用可能となり、必要な
時に使用することができる。
【0045】図1と同じように、本解決法においても、
UPROMバンク5は、(それ自体は既知のやり方で
の)メモリ動作およびEWS中の冗長に必要なデータを
記憶し、そのロジックブロックは参照番号152によっ
て示されている第1の部分5aと、冗長活性化可能な内
部に相当し、そのロジックブロックは参照番号152a
によって示されている第2の部分5bとを備えている。
【0046】特に本実施の形態における第2の部分5b
では、各組における不揮発性メモリ素子150(ロジッ
クブロック152aに接続されている)が、セクタカラ
ム内の冗長されるセクタのそれぞれに関するデータを記
憶するようになっている。
【0047】これに関連して、図6を参照する。図6に
おいては、M個のセクタ15(例えば512個のセク
タ)がJ個のセクタロウ181(例えば64個のロウ)
およびK個のセクタカラム182(例えば8個のカラ
ム)上に配置されているメモリアレイ170の構造が示
されている。グローバルカラムデコーダ183(読み出
し回路を備える)は、アレイの中心のロウに、すなわち
上部セクタの32個のロウと下部セクタの32個のロウ
の間に配置されている。グローバルカラムデコーダ18
3はカラムアドレス信号YM<15:0>を受信する。
さらに、グローバルカラムデコーダ183は、必要なバ
イアスをバイアス電圧発生回路4(図1参照)から受信
し、読み出しされたデータSAを出力する。図示はして
いないが、グローバルカラムデコーダ183はさらにそ
れ自体は既知の方法でプログラム制御信号を受信し、さ
らにプログラムされるセル同士を接続するためのスイッ
チを備えている。
【0048】冗長セクタ185a、185bは各セクタ
カラムの上部および下部に配置されている。全体では8
個の上部冗長セクタ185aと8個の下部冗長セクタ1
85bが設けられており、実際にはそれらが図1の冗長
部2を形成している。
【0049】最終ロウデコーダ188はセクタロウアド
レス信号RX(それぞれのセクタロウ181を識別す
る)とロウアドレス信号LY、LZ(セクタ15内のそ
れぞれのロウを識別する)とを受信し、メモリアレイ1
70のワード線へのロウバイアスを発生する。上部ロウ
ドライバ189aは上部冗長セクタ185aに連結して
おり、下部ロウドライバ189bは下部冗長セクタ18
5bに連結している。そして、ロウドライバ189aお
よび189bは、ロウアドレス信号LYおよびLZだけ
ではなく冗長セクタアドレス信号LXRRも受信する。
図示されていないが、ロウデコーダ188およびロウド
ライバ189a、189bは共に図1のバイアス電圧発
生回路4から必要なバイアスを受ける。
【0050】交換されるセクタがグローバルカラムデコ
ーダ183の上部および下部のどちらに配置されている
かによって、冗長セクタ185aおよび185bのうち
一方だけが各セクタカラム182に対して用いられる。
【0051】上述のような構造を有するタイプのメモリ
アレイ170においては、UPROMバンク5(図4参
照)の第2の部分5bは56個の不揮発性メモリ素子1
50を備えている。すなわち、7個の不揮発性メモリ素
子150が8セットであり、不揮発性メモリ素子150
の各セットはセクタカラム182に連結している。各セ
ットの7個の不揮発性メモリ素子150のうち6個は、
それぞれのセクタカラム182内の交換されるセクタの
6個のアドレスビットADDSを記憶するためのもので
あり、7個目のメモリ素子150は、それぞれのセクタ
カラム182内でセクタ冗長がすでに活性化しているか
どうかを伝えるガードビットGBを記憶している。
【0052】上述したように、不揮発性メモリ素子15
0の各セットは、読み出し回路153に加えて7個のラ
ッチ154を備えるロジックブロック125aのそれぞ
れに接続されている。
【0053】各ラッチ154の出力は選択回路190へ
と供給されている。図7においてより詳細に示すよう
に、選択回路190はさらに、選択されたセクタカラム
182のアドレスも受信する。
【0054】図7はメモリブロックデコード回路1の一
部を示しており、メモリブロックデコード回路1はロウ
プレデコーダ200および第1のカラムプレデコーダ2
01を含んでいる。さらに、選択回路190は第2のカ
ラムプレデコーダ202とマルチプレクサ203とを備
えている。
【0055】ロウプレデコーダ200は、入力部におい
てアドレスADD<25、21:17>に相当する6ビ
ットを受信し、図6の最終ロウデコーダ188に供給さ
れる64個のセクタロウアドレス信号LXおよびロウド
ライバ189a、189bに供給される冗長セクタアド
レス信号LXRRを出力する。このために、ロウプレデ
コーダ200は、通常のプレデコード回路に加えて比較
回路205を備えている。比較回路205は、交換され
るセクタが属しているセクタロウ181をアドレスする
ための6ビットADDS<25、21:17>と、ガー
ドビットGBとを受信する。ここでは6ビットは選択回
路190から供給されている。実際には、比較回路20
5は連結回路であり、その時アドレスされたセクタロウ
181がその時読み出されたUPROM160に記憶さ
れたものと一致するかどうかを判断するために、6ビッ
トADDSとアドレスADD<25、21:17>とを
比較する。比較の結果が肯定的であり、ガードビットG
Bの値が内部冗長が活性化していることを示している場
合、例えばロジックレベル“1”を有している場合に
は、比較回路205はセクタロウアドレス信号(すでに
述べてあるようにセクタロウ181を識別する)を外部
に送ることを禁止し、冗長セクタアドレス信号LXRR
を活性化し、元々アドレスされていたセクタ15とそれ
に対応する冗長セクタ185aもしくは185b(図6
参照)との交換を決定する。上部冗長セクタ185aお
よび下部冗長セクタ185bの選択は、カラムアドレス
信号YMに従って上部セクタ15もしくは下部セクタ1
5とそれに対応する冗長セクタ185aもしくは185
bとにバイアスをかけるグローバルカラムデコーダ18
3を介して行われる。
【0056】第1のカラムプレデコーダ201は、それ
自体は既知のやり方で、4個のアドレスビットADD<
25:22>を受信し、16個のカラムアドレス信号Y
M<15:0>を出力する。
【0057】選択回路190は4個のアドレスビットA
DD<25:22>のうち3個、すなわち、ビットAD
D<24:22>を受信し、マルチプレクサ203に供
給される8個のセクタカラムアドレス信号YMCAM<
7:0>を出力する。マルチプレクサ203は、ロジッ
クブロック152aの出力に接続され、受信したセクタ
カラムアドレス信号YMCAMに基づいて、どのビット
をロウプレデコーダ200に供給するかを選択する。実
際には、マルチプレクサ203がその時選択されたセク
タカラム182に連結したロジックブロックの出力とロ
ウプレデコーダ200すなわち比較回路205とを接続
することによって、上述のように、冗長が活性化してい
るのかどうかを確認すること、あるいはセクタロウアド
レス信号LXを発生しないようにすること、および冗長
セクタアドレス信号LXRRの発生を開始することがロ
ウプレデコーダ200によって可能となる。
【0058】図5はUPROMバンク5の構造を示して
いるおり、図4に示されたパラレルタイプの構造の代わ
りとして用いられ得るものである。この場合も、UPR
OMバンク5は、図4を参照してすでに説明したよう
な、例えばフラッシュセルなどの、概略に表された複数
の不揮発性メモリ素子150を備えている。不揮発性メ
モリ素子150はロウおよびカラムに配置されており、
制御線151およびビット線155に接続されている。
詳細には、同一のロウに並べられた不揮発性メモリ素子
150は、その制御端子で同一の制御線151に接続さ
れ、同一のカラムに並べられた不揮発性メモリ素子15
0は、その出力端子の1つで同一のビット線155に接
続されている。制御線151は、YMCAM<7:0>
と示される8個のロウアドレス信号CAMによって(読
み出し/書き込み/消去の間)制御されるドライバ15
6によって駆動される。YMCAM<7:0>と示され
るのは、内部冗長情報を記憶する不揮発性メモリ素子1
50に関しては、ロウアドレス信号CAMが図7のセク
タカラムアドレス信号YMCAM<7:0>と同様であ
り、実際に図6のセクタカラム182を識別するからで
ある。図8を参照してより詳細に説明するように、ロウ
アドレス信号CAM YMCAM<7:0>は、アドレ
スビットADD<24:22>に基づいて選択回路19
5において発生する。
【0059】ビット線151は、内部冗長情報を記憶す
る不揮発性メモリ素子150に関して、6個のアドレス
ビットADDSおよびガードビットGBを出力する、図
4のものと同様のロジックブロック152、152aに
接続される。例えば、内部冗長情報を記憶するための不
揮発性メモリ素子150はすべて同一のロジックブロッ
ク152aに接続され、ロウアドレス信号CAM YM
CAM<7:0>によって直接選択される。実際にこの
場合においても、同一のロジックブロック152、15
2aに連結され、1つのロウ上に配置されたメモリセル
150の各セットがそれぞれのロジックブロック15
2、152aと共にUPROM160を形成する。
【0060】図8に示すように、選択回路195は図7
の選択回路190を簡略化したものである。特に、マル
チプレクサ203が設けられておらず、第2のカラムプ
レデコーダ202が、ロウアドレス信号CAM YMC
AM<7:0>を(ドライバ156を介して)UPRO
M160に供給している。さらに、アドレスADDSと
ガードビットGBとを供給するロジックブロック152
aの出力が比較回路205に直接接続されている。図8
にはロウプレデコーダ200とメモリブロック1の第1
のカラムプレデコーダ201も示されており、それらは
図7に示された対応する部分とそれぞれ同様のものであ
る。
【0061】アドレスADD<25:17>が受信され
ると、ロウプレデコーダ200とカラムプレデコーダ2
01、202とがそれぞれのビットをデコードする。詳
細には、第2のカラムプレデコーダ202が、アドレス
された不揮発性メモリ素子150の内容の読み出しが可
能となるようにUPROM160を駆動し、アドレスA
DDSとガードビットGBとを比較器205に供給す
る。そうして、図7を参照して上述したように、ロウプ
レデコーダ200は、内部冗長がすでに活性化している
かどうかに従って、冗長セクタアドレス信号LXRRも
しくはセクタロウアドレス信号LXを出力する。
【0062】そうすることで、消去処理が実行され、ス
タンダードセクタ15のセル内の欠陥(欠陥セクタ)が
検出された時に、冗長の活性化によって、欠陥セクタが
属しているセクタカラム182に連結したUPROM1
60が、欠陥セクタが属しているセクタロウ181のア
ドレスとガードビットGBと共に書き込まれる。そし
て、図7および8を参照して説明したように、それ以降
のプログラミング動作および読み出し動作が、セクタロ
ウアドレス信号LXによって活性化した冗長セクタ18
5a、185bに直接実行される。
【0063】従来のメモリ構造における遅延が、マルチ
プレクサ203によるロジックブロック152aの出力
の選択、ガードビットGBの値の確認動作、およびセク
タロウアドレス信号LXの冗長セクタアドレス信号LX
RRとの交換によってのみ起こる場合に限り、図4に示
したUPROMバンク5のパラレル構造を用いること
で、アクセス時間を最小限度に抑えられる(例えば、電
源電圧Vccが3Vの時は4nsとなり、Vccが2.
5Vのときは6nsとなる)。
【0064】冗長セクタがメモリセクタとして正確に作
動すれば、このシステムでは消去/書き込みの動作に制
限が課されることはない。さらに、修正可能な個々の欠
陥の数は極めて高く、1024個のセルにおいて1.5
個に相当する。
【0065】ロジックブロックの数を減らすことが求め
られているとすると、図5に示したマトリクス構造を用
いることで、占有面積の縮小が可能になる。しかしなが
ら、不揮発性メモリ素子150の厳密な読み出しを実行
する必要があるために、アクセス時間が延長することと
なる。2.プログラム不良 プログラム不良の処理における問題は、冗長を活性化す
ること(カラム冗長、ロウ冗長、もしくはセクタ全体の
冗長であっても)は、すでにプログラム済みの他のロウ
および/またはカラムのビットをシフトすることになる
ことが原因で起こる。実際に、消去とは異なり、プログ
ラム中においては、プログラムされたセルの内容が失わ
れてはならず、さらにメモリの性能を劣化させないこと
(少なくとも大幅に劣化させないこと)が望ましい。
【0066】以下に、3つの解決法を提供する。それぞ
れ単一ビットカラム冗長、補助セクタを介しての冗長、
およびカラム全体および/またはロウ全体の交換として
説明する。加えて、消去不良の場合を参照して説明され
た方法と全く同様の方法(図4から8参照)でセクタ冗
長を行ってもよいが、その方法に関しての繰り返しの説
明は行わない。2.1 単一ビット冗長 単一ビットカラム冗長の場合には、各セクタがいくらか
の数の冗長カラムを有している。プログラミングの最後
に欠陥セルが検出されると、欠陥セルのアドレスがUP
ROMバンク5に属したUPROMの1つに完全に記憶
され、カラム全体ではなくその欠陥セルが交換される。
【0067】図9は、単一ビットカラム冗長の場合にお
けるプログラミング動作のフローチャートを示してい
る。
【0068】まず最初に、ステップ230において、付
加パルスカウンタTとプログラムパルスカウンタAとを
ゼロにセットする。
【0069】続いて、ステップ231においてワードの
プログラムパルスが送られ、ステップ232においてプ
ログラムされたワードの確認読み出しが行われる。確認
において好ましい結果が得られたセルの数をNとする。
確認の結果、いくつかのセルに関して、同時に読み出さ
れたセルの数Nmax(例えば64セル)から設置され
た冗長セルの数Risを引いた数に相当する閾値よりも
Nが少ない場合には(ブロック233からNOに進
む)、プログラムパルスカウンタAを増加し(ステップ
234)、消去パルスの最大値Amaxに達したかどう
かの検査を行う(ステップ235)。最大値に達してい
る場合には(ブロック235からYESに進む)、欠陥
メモリ信号Fを発生し(ステップ236)、処理を終了
する。もし最大値まで達していない場合は(ブロック2
35からNOに進む)、新たなプログラムパルスが供給
される(ステップ231)。
【0070】少なくともNmax−Risに関するセル
の確認においてNのほうが大きいという結果が出た場合
には(ブロック233からYESに進む)、同時に読み
出されたセルの全てが正確にプログラムされているかど
うか(例えばN=64かどうか)を検査する(ステップ
237)。結果がYESであれば、プログラム処理を終
了する。結果がNOである場合には(ブロック237か
らNOに進む)、付加パルスカウンタTを増加し(ステ
ップ242)、Tが最大値Tmaxと等しいかどうかの
検査を行う(ステップ243)。等しくない場合には
(ステップ243からNOに進む)、ステップ231に
戻り、新たなプログラムパルスが供給される。等しい場
合には(ステップ243からYESに進む)、利用可能
な冗長リソースが十分にあるかどうかの検査が行われる
(ステップ244)。十分でない場合には(ステップ2
44からNOに進む)、欠陥メモリ信号Fを発生し(ス
テップ245)、処理を終了する。反対にリソースを十
分に利用可能な場合は(ステップ244からYESに進
む)、欠陥セルを含んだカラムのアドレスがUPROM
に書き込まれ(ステップ246)、冗長セルを書き込む
(ステップ247)。そうして、冗長を活性化して、新
たな確認読み出しが行われる。すなわち、新たに書き込
まれた冗長セルが欠陥セルの代わりに読み出される(ス
テップ248)。すべてのセルに関してNがNmaxと
等しいという結果が得られれば(ステップ249からY
ESに進む)、処理を終了する。NがNmaxと等しく
ないという結果の場合には(ステップ249からNOに
進む)、欠陥メモリ信号Fを発生し(ステップ25
0)、処理を終了する。
【0071】図9を参照して説明したフローを実行する
ことができるメモリの構造は図1に示した構造である。
通常、ワードの読み出しの最中に冗長セルもアドレスさ
れて交換が行えるように、存在する冗長リソースは、冗
長カラム上であって欠陥セルと同一のロウ上に配置され
たセルによって表される。
【0072】この場合、1つのセンスアンプが冗長専用
として用いられ、読み出されるワードの基本ビットを供
給するセンスアンプと並列に作動する。結果として、各
ワードに対して1つの欠陥ビットのみを交換することが
可能となる。詳細には、図10に示すように、メモリブ
ロック1は、65個のビットをマルチプレクサMLXR
ED6に供給し、マルチプレクサMLXRED6はその
うちの64個のみを選択する。
【0073】メモリブロック1に関しては、図10にお
いては、読み出し回路すなわちセンスアンプおよびここ
ではメモリアレイの1つ以上のカラム320によって構
成される冗長部2のみが示されている。特に、図10
は、通常のセクタ15内の2つのカラム320の配置を
表している(従ってこの場合は、冗長部2は様々なセク
タに分配されている)。読み出されたワードの各ビット
に1つずつで合計64個のセンスアンプSA<63:0
>と読み出された冗長ビットを受信するセンスアンプS
A<R1>とが存在する。センスアンプSAの出力は、
冗長活性信号NEDCおよび交換されるセルのアドレス
RDCを図1のUPROMバンク5から受信する選択回
路300によって形成された、マルチプレクサMUXR
ED6に接続されている。このために、該技術の当業者
には明らかであるように、ロジックブロック152aす
なわち選択回路7は、読み出されるワードの完全なアド
レスADDを受信し、そのアドレスをラッチ154に存
在するアドレスと比較する比較回路要素を備えている。
比較されたアドレスが一致し、ガードビットGBがアク
ティブな状態であれば(すなわち、冗長が活性化してい
れば)、冗長活性信号NEDCがアクティブ状態(例え
ば“0”)にセットされ、交換されるセルのアドレスR
DCがマルチプレクサMUXRED6に送られる。
【0074】図4および5を参照して上述したように、
UPROMバンク5はパラレル構造もしくはマトリクス
構造ともにとることができる。
【0075】これにより、冗長活性信号NEDCがハイ
のときには、選択回路300が、受信した64個のSA
ビットのうちの1つ(アドレスRDCによって特定され
る)を冗長ビットと交換し、64ビットの冗長されたデ
ータDATACを出力する。冗長セルの読み出しは並列
して行われており、読み出されたビットSAが供給され
る前に信号NEDCは存在しているので、アクセス遅延
は存在しない。
【0076】同一のワード内で2つ目のビットを交換可
能とすることが望ましい場合には、図11に示すよう
に、第2の冗長センスアンプと第2の選択回路とを付け
加えることも可能である。
【0077】詳細には、第2の選択回路301は第1の
選択回路300にカスケード接続されており、第1の選
択回路300および第2の冗長センスアンプSA<R2
>によって出力されたビットを受信する。さらに、第2
の選択回路301は自身の冗長活性信号NEDC2と交
換される第2のセルのアドレスRDC2とを受信する。
【0078】この場合、第1の選択回路300によって
行われる交換に加えて、第2の選択回路301が、第2
の冗長センスアンプSA<R2>の出力を用いて、第1
の選択回路300から受けたビットの内の1つを交換す
る第2の交換を実行可能となる。この場合においても、
アクセス遅延は起こらない。
【0079】もちろん、冗長センスアンプと選択回路を
さらに設けることによって、回路の複雑さは増すことと
なるが、2ビットより多い数のビットを修正することが
可能である。2.2 補助アレイセクタ 本解決法によれば、小さな補助セクタがメモリアレイ内
に存在し、その補助セクタのロウは、メモリのスタンダ
ードセクタ内の不適当なワードと交換される修正された
ワード全体を記憶するように設計されている。
【0080】一例としては、補助セクタは、メモリアレ
イのセクタの数に比例した数のロウを有しており、補助
マトリクスの各ロウ(もしくはロウの各グループ)は、
厳密に自身のセクタに連結されている。この場合、メモ
リ構造は図1に示したものと同様であるが、(少なくと
も内部冗長に関する限り)冗長マルチプレクサ6が設け
られていないこと、および機能不全セルを1つ以上含ん
だロウが読み出される時に補助セクタに相当するロウが
自動的にアドレスされるように、UPROMバンク5の
一部5aの出力がメモリブロック1へ直接供給されてい
ることが異なっている。
【0081】上述の解決法を図12に模式的に示す。そ
の中で、メモリブロック1は、複数のスタンダードセク
タ15を備えたスタンダード部350と、複数のロウ3
53を備えた(図1の冗長部2を構成する)補助セクタ
352とからなるメモリアレイ170を備えている。
【0082】ここでは、各スタンダードセクタ15は厳
密に補助セクタ352のロウ353に連結されている。
ロウ353は、プログラミングもしくは消去動作に伴っ
てエラーが検出された時に、自身に連結しているスタン
ダードセクタ15のロウの内の1つの内容を記憶する。
【0083】この場合、図1のUPROMバンク5は、
補助セクタ352のロウ353の数と同数のUPROM
160(従ってスタンダードセクタ15と同数である)
を備えており、各UPROM160は、スタンダードセ
クタ15の交換されたロウのアドレスと冗長が活性化し
たのかどうかに関する情報を記憶しているガードビット
とを記憶する。ここでは、UPROMという語は、アド
レス情報とガードビットとを記憶するための、メモリ素
子とバイアスおよび読み出し回路のセットを示してい
る。また、UPROM160は、図4に示したパラレル
構造もしくは図5に示したマトリクス構造をとることが
可能である。
【0084】この場合における補助セクタ352の消去
はロウによって行われなければならない。すなわち、ス
タンダードセクタ15が消去される時には、それに連結
した補助セクタロウ352のロウ353も消去されなけ
ればならないのである。
【0085】あるいは、スダンダードセクタ15と補助
セクタ352のロウ353との厳密な連結を取らない場
合もある。その代わりに、UPROM160が補助セク
タのロウに厳密に連結される。この場合、UPROMバ
ンク5の各UPROM160には、取り換えられるロウ
のアドレスとガードビットとが記憶されるだけでなく、
取り換えられるロウを含むスタンダードセクタ15のア
ドレスも記憶される。
【0086】この場合においても、補助セクタの消去は
単一ロウ処理に基づいて行われる。2.3 カラム/ロウ冗長 他の例としては、現在、EWSの間に活性化される冗長
に用いられているようなカラム冗長、すなわち、プログ
ラムステップにおける確認の最中に不適切なビットが検
出されたカラムが冗長用のカラム全体と取り換えられ
る、スタンダードタイプのカラム冗長を行うことが考え
られる。あるいは、ロウ冗長を用いることも可能であ
る。
【0087】上述した解決法では、書き込み時間の延長
が起こるが、時間が重要な要素でない場合に用いること
が可能である。2.4 セクタ冗長 すでに指摘の通り、消去動作に関して図4から8を参照
して説明したのと同様に、セクタ冗長をプログラミング
の場合に用いることも可能である。
【0088】ここで説明される方法と構造とによれば、
通常の最大数の消去/プログラムパルスが供給された後
にデータを正確に記録できない時に、消去動作もしくは
プログラミング動作後の通常の動作中にメモリの内部自
己修復を行うことが可能となる。よって、欠陥のメモリ
装置を調査して交換する必要がなくなる。結果として、
メモリの寿命が相当に増加されることになり、相当のコ
スト削減が可能となる。
【0089】いずれにしても、ここで説明された自己修
復方法とその構造を工場内のEWS検査ステップに適用
し、そのフローを簡略化することができる。具体的に
は、メモリ装置はそれ自体がその機能性を確認するのに
用いられるさまざまなパターンを生成可能であり、さら
に自身による修正を行うことが可能となっている。EW
S中にこの手段を適用することは、例えば、通常の検査
が非常に高価であるか複雑である場合、すなわち画像を
記録するのに用いられる装置などにおいて有効である。
実際は、このような場合にはEWS検査はそんなに頻繁
には実行されないので、自己修復不能な欠陥装置と自己
修復可能で適切に機能する装置とを識別することはでき
ないのである。
【0090】最後に、添付の請求項によって定義された
本発明の範囲において、ここで説明され図示された自己
修復法およびメモリ装置を種々変更し得ることは言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】プログラミングエラーもしくは消去エラーの場
合に自己修正処理を実行するメモリを示すブロック図で
ある。
【図2】カラム冗長を用いて実行される消去動作のフロ
ー図である。
【図3】ロウ冗長を用いて実行される消去動作のフロー
図である。
【図4】図1の一部を詳細に示すブロック図である。
【図5】他の実施の形態において、図4の一部を詳細に
示した図である。
【図6】図1の他の部分を詳細に示すブロック図であ
る。
【図7】図4に示した構造において使用可能な、図1の
一部を詳細に示すブロック図である。
【図8】図5に示した構造において使用可能な、図1の
一部を詳細に示すブロック図である。
【図9】単一の欠陥部分に関してカラム冗長を用いて実
行されるプログラミング動作を示すフロー図である。
【図10】図1の一部を詳細に示すブロック図である。
【図11】図10に示した部分の変形例を示す図であ
る。
【図12】図1のメモリの一部を示すブロック図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルド・ロザヴィオ イタリア国、24128 ベルガーモ、ヴィ ア・パルマ・イル・ヴェッキオ、16/B Fターム(参考) 5B025 AD04 AD05 AD13 AE09 5L106 AA10 CC09 CC16 CC17 CC32 DD25

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスタンダードセクタ(15)と冗
    長部(2)とを備えたメモリアレイ(170)を含む不
    揮発性メモリ(20)であって、前記スタンダードセク
    タ(15)がメモリ線(181、182)に配置されそ
    れぞれデータを記憶する複数のメモリセルからなる不揮
    発性メモリ(20)の自己修復方法であり、 プログラミングおよび消去から選択され、前記メモリセ
    ルのデータ変更動作(31;123;231)を実行す
    る工程と、 前記メモリセルのデータの正確性を確認(ベリファイ)
    する工程とを備え、 前記確認工程(32;101;232)により少なくと
    も一の機能不全セル(14)を検出した場合には前記機
    能不全セルを冗長し(46;112;246;24
    7)、前記冗長工程が前記冗長部(2)を活性化して冗
    長データを不揮発性メモリ素子に記憶する(150)こ
    とを含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記冗
    長データは前記機能不全セルのアドレスの一部と冗長活
    性フラグとを少なくとも含んでいることを特徴とする方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法におい
    て、前記メモリセルのデータの正確性を確認する工程
    (32;101;232)は、 不正確なデータを記憶するメモリセル(14)もしくは
    メモリ線の数を特定する工程(32;101;232)
    と、 前記不正確なデータを記憶するメモリセルもしくはメモ
    リ線の数が閾値より少ないか同数である場合に前記冗長
    工程を活性化する工程(46;112;246;24
    7)とを備えることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の方法におい
    て、前記冗長工程(46;112;246;247)の
    後に、冗長データの確認工程(47;113;246)
    が行われることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の方法において、前記冗
    長データを確認する工程(47;113;246)がエ
    ラーの存在を示す結果であった場合には、エラー信号
    (F)を発生する(49;115;250)ことを特徴
    とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の方
    法において、前記メモリセル(14)はロウおよびカラ
    ムに配置しており、前記変更動作は消去動作(31)で
    あり、前記正確性を確認する工程(32)は前記消去動
    作の後に実行され、前記冗長データを記憶する工程は、
    前記機能不全セルを含んだメモリアレイ(170)の少
    なくとも一のカラム部のアドレスを記憶する(46)こ
    とを含んでいることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の方
    法において、前記変更動作は消去動作(123)であ
    り、前記正確性を確認する工程(101)は前記消去動
    作の前に実行され、前記冗長データを記憶する工程は、
    前記機能不全セルを含んだ少なくとも1つのロウのアド
    レスを記憶する(112)ことを含んでいることを特徴
    とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法において、前記デ
    ータの正確性を確認する工程(101)は、 スタンダードセクタ(112)の第1のロウで短絡検査
    (101)を実行する工程と、 前記短絡検査が肯定的な結果であった場合、前記冗長工
    程を実行する工程と、 前記短絡検査が否定的な結果であった場合、前記短絡検
    査が肯定的な結果となるか全ての冗長リソースを使い果
    たすまで、前記第1のロウに加えて前記第1のロウに近
    接した少なくとも1つのロウに対して前記短絡検査(1
    01)を繰り返す工程とを含むことを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の方法において、前記繰
    り返しを行う工程は、前記第1のロウおよび追加された
    ロウを含むロウの、あらかじめ備えられたパケットに対
    し前記短絡検査(101)を実行することを含むことを
    特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    方法において、前記変更動作はメモリワードを記憶して
    いる複数のメモリセル(14)に対し実行されるプログ
    ラミング動作(231)であり、前記冗長工程は前記冗
    長部(2)に正確なデータを書き込む(247)ことを
    含むことを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法において、前
    記冗長部(2)は少なくとも一の冗長線(320)を備
    えており、前記正確なデータを書き込む工程(247)
    は、前記冗長線の単一セル(14)をプログラミングす
    る工程を含み、前記冗長データを記憶する工程(24
    6)は、前記不揮発性メモリ素子に機能不全セルのアド
    レスを書き込む工程を含むことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項に記載
    の方法において、前記変更動作(31;123;23
    1)はEWS検査工程の間に活性化することを特徴とす
    る方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜11のいずれか1項に記載
    の方法において、前記変更動作(31;123;23
    1)は、前記不揮発性メモリ(20)の内部における通
    常の使用中に活性化することを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 複数のスタンダードセクタ(15)と
    冗長部(2)とを含むメモリアレイ(170)を備える
    メモリブロック(1)であって、前記スタンダードセク
    タ(15)がメモリ線に配置されそれぞれベースデータ
    を記憶する複数のメモリセル(14)からなり、前記冗
    長部(2)はそれぞれ冗長データを記憶した複数のメモ
    リセルからなるメモリブロックと、 前記メモリセルのデータを変更する変更手段(3;4;
    31;123;231)であって、プログラミングおよ
    び消去から選択された動作を実行する変更手段と、 前記メモリセルのデータの正確性確認回路(7)であっ
    て、前記変更手段によって作動され、少なくとも一の機
    能不全セルが検出された場合には不正データを発生する
    正確性確認回路とを備えた不揮発性メモリ装置(20)
    において、 前記正確性確認回路(7)に接続された冗長活性化手段
    (46;112;200;246;247)であって、
    前記冗長部(2)を活性化し前記不正データ信号が存在
    する際には冗長データを冗長メモリステージ(5b)に
    記憶する冗長活性化手段を備えることを特徴とする不揮
    発性メモリ装置(20)。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の装置において、前
    記冗長部(2)は複数のカラムもしくはロウまたは冗長
    セクタ(185a、185b、320)を備えることを
    特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 請求項14または15に記載の装置に
    おいて、前記スタンダードセクタ(15)はセクタロウ
    (181)およびカラム(182)に配置され、前記冗
    長部(2)は少なくとも各セクタに1つ設けられた複数
    の冗長セクタ(185a、185b)を備え、各冗長セ
    クタは、前記少なくとも1つの機能不全セルを含むスタ
    ンダードセクタ(15)全体の内容を記憶するように構
    成されていることを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の装置であって、そ
    れぞれセクタカラム(182)に連結された第1の冗長
    セクタ(185a)と第2の冗長セクタ(185b)と
    を備えた装置において、前記メモリアレイ(170)は
    第1のハーフと第2のハーフとに分割され、前記メモリ
    ブロック(1)はさらに前記メモリアレイの第1のハー
    フと第2のハーフとの間に配置されたカラムデコーダ
    (183)を備え、前記各セクタカラム(181)の第
    1および第2の冗長セクタはそれぞれ前記第1のハーフ
    および第2のハーフの前記セクタカラムに沿って配置さ
    れていることを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 請求項14または15に記載の装置に
    おいて、前記冗長メモリステージ(5b)は、それぞれ
    が前記機能不全セルのアドレス情報(ADDS)および
    活性化された冗長フラグ(GB)を記憶する複数のメモ
    リユニット(160)を備えていることを特徴とする装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の装置において、前
    記メモリユニット(160)はUPROMであることを
    特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 請求項18または19に記載の装置に
    おいて、前記メモリユニット(160)は並列に配置さ
    れており、各メモリユニット(160)は、共通制御端
    子を有する前記複数の不揮発性メモリ素子(150)
    と、前記複数の不揮発性メモリ素子(150)の出力端
    子に接続されたバイアスおよび読み出し/書き込みロジ
    ック回路(153)と、各不揮発性メモリ素子に対して
    それぞれ1つずつ設けられた複数の一時メモリ素子(1
    54)であって冗長情報を供給する冗長出力をそれぞれ
    が有している複数の一時メモリ素子(154)とを備え
    ていることを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の装置であって、前
    記装置は、前記不揮発性メモリ素子(150)すべての
    制御端子に接続された単一の制御線(151)を備えて
    いることを特徴とする装置。
  22. 【請求項22】 請求項16、20、21のいずれか1
    項に記載の装置において、前記アドレス情報(ADD
    S)は前記機能不全セルを含んだセクタロウ(181)
    を示す冗長されたロウのアドレスであり、前記装置はさ
    らにセクタカラムアドレス(ADD)を受信し冗長選択
    信号(YMCAM)を発生する冗長デコーダ(202)
    と、前記冗長出力に接続された複数のデータ入力と前記
    冗長選択信号を受信する選択入力とを有する選択ステー
    ジ(203)であって、前記冗長選択信号に従って前記
    アドレス情報の1つを供給する出力を有する選択ステー
    ジ(203)と、セクタロウアドレス(ADD)を受信
    し前記選択ステージ(203)の出力に接続された冗長
    活性化確認回路(205)を含むセクタロウデコーダ
    (200)とを備えており、前記セクタロウデコーダ
    (200)は、前記アドレス情報が前記セクタロウアド
    レスと異なっている場合もしくは前記活性化された冗長
    フラグが非活性値である場合にはセクタロウアドレス信
    号(LX)を発生し、前記アドレス情報が前記セクタロ
    ウアドレスと同一である場合および前記活性化された冗
    長フラグが活性値である場合には前記冗長セクタ(18
    5a、185b)の活性信号(LXRR)を発生するこ
    とを特徴とする装置。
  23. 【請求項23】 請求項18または19に記載の装置で
    あって、前記メモリユニット(160)はマトリクス構
    造に配置されており、アレイを形成する複数の不揮発性
    メモリ素子(150)であって、複数の制御線(15
    1)に接続された制御端子と複数のビット線(155)
    に接続された出力端子とを有する複数の不揮発性メモリ
    素子(150)を備えており、前記装置(20)はさら
    に制御線アドレス信号(YMCAM)を受信し前記制御
    線(151)を駆動させる駆動回路(156)と、前記
    ビット線に接続され前記アドレス情報を前記活性化され
    た冗長フラグに供給する出力を有する少なくとも1つの
    バイアスおよび読み出し/書き込みロジック回路(15
    2a)とを備えていることを特徴とする装置。
  24. 【請求項24】 請求項16または23に記載の装置に
    おいて、前記アドレス情報は、前記機能不全セルを含ん
    だセクタロウを示す冗長されたロウのアドレスであり、
    前記装置(20)はさらにセクタカラムアドレスを受信
    し制御線アドレス信号(YMCAM)を発生する冗長デ
    コーダ(202)と、セクタロウアドレス(ADD)を
    受信し前記バイアスおよび読み出し/書き込みロジック
    回路(152a)の出力に接続された冗長活性化確認回
    路(205)を含んだセクタロウデコーダ(200)と
    を備えており、前記セクタロウデコーダ(200)は、
    前記アドレス情報が前記セクタロウアドレスと異なって
    いる場合もしくは前記活性化された冗長フラグが非活性
    値である場合にはセクタロウアドレス信号(LX)を発
    生し、前記アドレス情報が前記セクタロウアドレスと同
    一である場合および前記活性化された冗長フラグが活性
    値である場合には前記冗長セクタ(185a、185
    b)の活性信号(LXRR)を発生することを特徴とす
    る装置。
  25. 【請求項25】 請求項14、15、18〜21のいず
    れか1項に記載の装置において、前記冗長データは少な
    くとも一の第1アドレス(NEDC)および一の第1活
    性信号(RDC)を含んでおり、前記スタンダードセク
    タ(15)はワードビット(SA<63:0>)読み出
    し用の複数の読み出し装置に接続され、前記冗長部
    (2)は第1の冗長読み出し装置(SA<R1>)に接
    続された少なくとも一の第1冗長カラム(320)を備
    えており、さらに第1の選択回路(300)は第1の入
    力と第1の出力とを有し、前記第1の入力は前記ワード
    ビット(SA<63:0>)読み出し用の読み出し装置
    および前記第1の冗長読み出し装置(SA<R1>)に
    接続されており、前記第1の選択回路(300)は前記
    第1のアドレスと前記第1の活性信号とを受信し、前記
    第1の活性信号が存在した場合および前記第1のアドレ
    スのコマンドに基づいて、1つを除く全てのワードビッ
    ト読み出し用の前記読み出し装置および前記第1の冗長
    読み出し装置に前記第1の出力を接続することを特徴と
    する装置。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の装置において、前
    記冗長データは少なくとも一の第2アドレス(NEDC
    2)と一の第2活性信号(RDC)とを含んでおり、前
    記冗長部(2)はさらに第2の冗長読み出し装置(SA
    <R2>)に接続された第2の冗長カラム(320)を
    備え、第2の選択回路(301)は第2の入力と第2の
    出力とを有し、前記第2の入力は前記第1の出力と前記
    第2の冗長読み出し装置(SA<R2>)とに接続さ
    れ、前記第2の選択回路は前記第2のアドレスと第2の
    活性信号とを受信し、前記第2の活性信号が存在した場
    合および前記第2アドレスのコマンドに基づいて、1つ
    を除く全ての前記第1の出力および前記第2の冗長読み
    出し装置に前記第2の出力を接続することを特徴とする
    装置。
  27. 【請求項27】 請求項18〜21のいずれか1項に記
    載の装置において、前記冗長部(2)は複数のロウ(3
    53)によって形成される補助セクタ(352)を備
    え、前記補助セクタの各ロウは前記メモリユニット(1
    60)のそれぞれ1つに連結されていることを特徴とす
    る装置。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載の装置において、前
    記補助セクタ(352)の各ロウ(353)は前もって
    設けられた前記スタンダードセクタ(15)のそれぞれ
    1つに連結されており、各メモリユニット(160)に
    記憶されているアドレス情報は、前記補助セクタのそれ
    ぞれのロウに連結されたスタンダードセクタのロウを識
    別するロウアドレスを含んでいることを特徴とする装
    置。
  29. 【請求項29】 請求項27に記載の装置において、前
    記アドレス情報のそれぞれがセクタアドレスとロウアド
    レスとを含んでおり、前記セクタアドレスは前記スタン
    ダードセクタ(15)の中から1つを識別し、前記ロウ
    アドレスは前記スタンダードセクタから識別された1つ
    のセクタのロウの1つを識別することを特徴とする装
    置。
  30. 【請求項30】 メモリ線に配置され、各々がベースデ
    ータを記憶している複数のメモリセルからなる複数のメ
    モリセクタであって、セクタロウおよびカラムに配置さ
    れた複数のメモリセクタを含むメモリアレイと、 メモリセルのデータを確認する正確性確認回路であっ
    て、機能不全セルが検出された場合に不正データ信号を
    発生する正確性確認回路と、 各々が冗長データを記憶する複数のメモリセルからなる
    複数の冗長セクタを有する冗長メモリ部であって、各冗
    長セクタが機能不全セルを含んだメモリセクタ全体の内
    容を記憶するように構成された冗長メモリ部と、 機能不全セルを含んだメモリセクタと冗長セクタの交換
    セクタとをリンクする冗長情報を記憶する冗長メモリス
    テージとを備える不揮発性メモリ装置。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の装置において、冗
    長メモリ部はそれぞれのセクタカラムに連結された第1
    の冗長セクタと第2の冗長セクタとを含み、メモリアレ
    イは第1のハーフと第2のハーフとに分割され、概装置
    はさらにメモリアレイの第1のハーフと第2のハーフと
    の間に配置されたカラムデコーダを備え、各セクタカラ
    ムの第1および第2の冗長セクタはそれぞれ第1のハー
    フおよび第2のハーフのセクタカラムに沿ってセットさ
    れていることを特徴とする装置。
  32. 【請求項32】 請求項30に記載の装置であって、冗
    長メモリステージは、それぞれが機能不全セルのアドレ
    スと活性化された冗長フラグとを記憶する複数のメモリ
    ユニットを備えていることを特徴とする装置。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載の装置において、メ
    モリユニットは並列に配置されており、各メモリユニッ
    トは、 共通制御端子を有する複数の不揮発性メモリ素子と、 複数の不揮発性メモリ素子の出力端子に接続されたバイ
    アスおよび読み出し/書き込みロジック回路と、 各不揮発性メモリ素子に一つずつ設けられた複数の一時
    メモリ素子であって、それぞれが冗長情報を供給する冗
    長出力を有している一時メモリ素子とを備えていること
    を特徴とする装置。
  34. 【請求項34】 請求項32に記載の装置において、冗
    長部は複数のロウによって形成された補助セクタであっ
    て、各ロウがそれぞれ1つのメモリユニットに連結され
    ている補助セクタを備えていることを特徴とする装置。
  35. 【請求項35】 請求項30に記載の装置において、メ
    モリセクタはセクタロウおよびカラムに配置され、情報
    は機能不全セルを含んだセクタロウを示す冗長されたロ
    ウのアドレスであり、概装置はさらに、 セクタカラムアドレスを受信し冗長選択信号を発生する
    冗長デコーダと、 冗長出力に接続された複数のデータ入力と冗長選択信号
    を受信する選択入力とを有する選択ステージであって、
    冗長選択信号に従ってアドレスを供給する出力を有する
    選択ステージと、 セクタロウアドレスを受信し、選択ステージの出力に接
    続された冗長活性化確認回路を含んだセクタロウデコー
    ダであって、前記アドレスが前記セクタロウアドレスと
    異なっている場合もしくは活性化された冗長フラグが非
    活性値である場合にはセクタロウアドレス信号を発生
    し、前記アドレスが前記セクタロウアドレスと同一であ
    る場合および前記活性化された冗長フラグが活性値であ
    る場合には前記冗長セクタの活性信号を発生するセクタ
    ロウデコーダとを備えていることを特徴とする装置。
  36. 【請求項36】 請求項30に記載の装置において、冗
    長情報は第1のアドレスと第1の活性信号とを含み、概
    装置はさらに、 メモリセクタに接続された、ワードビット読み出し用の
    複数の読み出し装置と、 冗長部の第1の冗長カラムに接続された第1の冗長読み
    出し装置と、 ワードビット読み出し用の読み出し装置および第1の冗
    長読み出し装置に接続された第1の入力と第1の出力と
    を有する第1の選択回路であって、前記第1のアドレス
    と前記第1の活性信号とを受信し、前記第1の活性信号
    が存在した場合および前記第1アドレスのコマンドに基
    づいて、1つを除く全ての前記ワードビット読み出し用
    の読み出し装置および前記第1の冗長読み出し装置に前
    記第1の出力を接続する第1の選択回路とを有している
    ことを特徴とする装置。
  37. 【請求項37】 請求項36に記載の装置において、前
    記冗長情報は第2のアドレスと1つの第2活性信号とを
    含み、概装置はさらに、 冗長部の第2の冗長カラムに接続した第2の冗長読み出
    し装置と、 前記第1の出力と前記第2の冗長読み出し装置とに接続
    された第2の入力と第2の出力とを有する第2の選択回
    路であって、前記第2のアドレスと第2の活性信号とを
    受信し、前記第2の活性信号が存在した場合および前記
    第2のアドレスのコマンドに基づいて、1つを除く全て
    の前記第1の出力および前記第2の冗長読み出し装置に
    前記第2の出力を接続する前記第2の選択回路とを備え
    ることを特徴とする装置。
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