JP2001229407A - 数値解析用モデル作成装置、数値解析用モデル作成方法および記憶媒体 - Google Patents

数値解析用モデル作成装置、数値解析用モデル作成方法および記憶媒体

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JP2001229407A
JP2001229407A JP2000040050A JP2000040050A JP2001229407A JP 2001229407 A JP2001229407 A JP 2001229407A JP 2000040050 A JP2000040050 A JP 2000040050A JP 2000040050 A JP2000040050 A JP 2000040050A JP 2001229407 A JP2001229407 A JP 2001229407A
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Kaoru Okidaka
馨 沖高
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 数値解析用モデルを生成するための作業効率
を著しく向上させることができる数値解析用モデル作成
装置を提供する。 【解決手段】 数値解析用モデル作成装置では、曲面座
標修正領域を構成する要素構成節点を抽出すると、この
抽出された各節点の座標において、それぞれの節点のx
座標とy座標が曲面関数式に入力されて正確なz座標値
を計算し、z座標をこの計算された値に修正した後に、
置換する。そして、置換後の節点の座標値と上記曲面関
数から求めた座標値との差すなわち形状誤差を算出する
(ステップS13)。この算出された形状誤差が許容誤
差以下でないときには(ステップS14)、各x,y座
標を所定値分可変して変更し、上記形状誤差が許容誤差
以下になるまで上記ステップS13からの処理を繰り返
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形状を数値解析用
要素に分割して数値解析用モデルを作成する数値解析用
モデル作成装置、その方法および数値解析用システムを
情報処理装置上に構築するためのプログラムを格納した
記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータを利用して構造解
析や熱解析を行う場合、解析対象領域を差分格子や有限
要素などの要素に分割する。この要素分割は、通常、数
値解析用要素分割作成システム(プリプロセッサ)によ
り行われる。このプリプロセッサの代表的な商用市販シ
ステムとしては、IDEAS,PATRANなどがあげられる。
【0003】このようなシステムにおいて、例えば非球
面レンズのようなサブミクロン単位の高精度な自由曲面
を有する形状の構造解析(熱応力解析など)を行ってレ
ンズ面の形状変化を求める場合には、解析後の微少な形
状変化を求める必要があるため、形状作成時に非球面レ
ンズ形状部を通常よりも正確な座標(サブミクロン以下
の単位)で作成する必要がある。
【0004】このような非球面曲面を有する形状の入力
や要素分割の一般的な方法としては、自由曲面関数によ
り曲面部分の座標を点群データとして予め計算してお
き、これらのデータを読み込んだ後に再び点群列毎にス
プライン関数近似により曲線を生成し、これらの曲線か
ら近似曲面すなわちサーフェイスを生成する方法が用い
られている。そして、この生成された近似曲面形状を元
に要素分割が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、生成さ
れた近似曲面形状を元に要素分割が行われるので、最終
的に生成された非曲面形状部をなす要素の節点座標は、
予め定義された自由曲面関数に対して誤差を有すること
になる。従って、プリプロセッサ内で曲面を生成した時
点や要素分割を行った時点での形状精度は高くなく、求
めた節点座標をそのまま解析用入力データとして使用す
ることができず、プリプロセッサ内または解析用入力デ
ータフォーマットに変換した時点で、座標修正を行う必
要がある。
【0006】これらの作業は、複雑な三次元非球面レン
ズ形状に対しては、かなりの労力(修正に時間が掛る)
を必要とし、非球面レンズ形状が変わると、同様の操作
を繰り返して行う必要があるから、解析作業の効率が著
しく悪くなる。
【0007】本発明の目的は、数値解析用モデルを生成
するための作業効率を著しく向上させることができる数
値解析用モデル作成装置、数値解析用モデル作成方法お
よび記憶媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、形状を数値解
析用要素に分割して数値解析用モデルを作成する数値解
析用モデル作成装置において、非球面のような自由曲面
形状の生成に用いる少なくとも1種類の自由曲面関数を
定義する曲面関数定義手段と、前記定義された自由曲面
関数を用いて前記自由曲面形状を生成する形状生成手段
と、前記生成された自由曲面形状を前記数値解析用要素
として分割する要素分割手段と、前記自由曲面形状の数
値解析用要素として分割された各構成要素を表す節点の
座標値を評価するための形状評価手段とを備え、前記形
状評価手段は、前記自由曲面形状の数値解析用要素とし
て分割された各構成要素の節点毎にその節点の座標値と
前記定義された自由曲面関数から求められた値とを比較
して形状誤差を算出し、予め設定された許容誤差を超え
ている形状誤差を有する節点の座標値を前記定義された
曲面関数から求められた値に補正することを特徴とす
る。
【0009】前記自由曲面関数は、母線方向と子線方向
とでそれぞれ異なる非球面形状関数である。
【0010】前記形状評価手段は、前記許容誤差を超え
ている形状誤差を有する節点に対し、その座標値を初期
値とする変数を前記定義された自由曲面関数に渡して座
標値を算出する算出処理を、該算出した座標値が所定目
標値範囲内に収まるまで前記変数を可変しながら行い、
該所定目標値範囲内の座標値が得られると、前記許容誤
差を超えている形状誤差を有する節点の座標値を前記所
定目標値範囲内の座標値に補正する。
【0011】さらに、前記自由曲面形状、その構成要素
の節点および前記形状誤差を含む情報を表示する表示手
段を備える。
【0012】本発明は、形状を数値解析用要素に分割し
て数値解析用モデルを作成する数値解析用モデル作成方
法において、非球面のような自由曲面形状の生成に用い
る少なくとも1種類の自由曲面関数を定義する関数定義
ステップと、前記定義された自由曲面関数を用いて前記
自由曲面形状を生成する形状生成ステップと、前記生成
された自由曲面形状を前記数値解析用要素として分割す
る要素分割ステップと、前記自由曲面形状の数値解析用
要素として分割された各構成要素を表す節点の座標値を
評価するための形状評価ステップとを有し、前記形状評
価ステップは、前記自由曲面形状の数値解析用要素とし
て分割された各構成要素の節点毎にその節点の座標値と
前記定義された自由曲面関数から求められた値とを比較
して形状誤差を算出し、予め設定された許容誤差を超え
ている形状誤差を有する節点の座標値を前記定義された
曲面関数から求められた値に補正することを特徴とす
る。
【0013】前記自由曲面関数は、母線方向と子線方向
とでそれぞれ異なる非球面形状関数である。
【0014】前記形状評価ステップは、前記許容誤差を
超えている形状誤差を有する節点に対し、その座標値を
初期値とする変数を前記定義された自由曲面関数に渡し
て座標値を算出する算出処理を、該算出した座標値が所
定目標値範囲内に収まるまで前記変数を可変しながら行
い、該所定目標値範囲内の座標値が得られると、前記許
容誤差を超えている形状誤差を有する節点の座標値を前
記所定目標値範囲内の座標値に補正する。
【0015】さらに、前記自由曲面形状、その構成要素
の節点および前記形状誤差を含む情報を表示する表示ス
テップを有する。
【0016】本発明は、形状を数値解析用要素に分割し
て数値解析用モデルを作成する数値解析用モデル作成シ
ステムを情報処理装置上に構築するためのプログラムを
格納した記憶媒体において、前記プログラムは、非球面
のような自由曲面形状の生成に用いる少なくとも1種類
の自由曲面関数を定義する関数定義モジュールと、前記
定義された自由曲面関数を用いて前記自由曲面形状を生
成する形状生成モジュールと、前記生成された自由曲面
形状を前記数値解析用要素として分割する要素分割モジ
ュールと、前記自由曲面形状の数値解析用要素として分
割された各構成要素を表す節点の座標値を評価するため
の形状評価モジュールとを有し、前記形状評価モジュー
ルは、前記自由曲面形状の数値解析用要素として分割さ
れた各構成要素の節点毎にその節点の座標値と前記定義
された自由曲面関数から求められた値とを比較して形状
誤差を算出し、予め設定された許容誤差を超えている形
状誤差を有する節点の座標値を前記定義された曲面関数
から求められた値に補正することを特徴とする。
【0017】前記自由曲面関数は、母線方向と子線方向
とでそれぞれ異なる非球面形状関数である。
【0018】前記形状評価モジュールは、前記許容誤差
を超えている形状誤差を有する節点に対し、その座標値
を初期値とする変数を前記定義された自由曲面関数に渡
して座標値を算出する算出処理を、該算出した座標値が
所定目標値範囲内に収まるまで前記変数を可変しながら
行い、該所定目標値範囲内の座標値が得られると、前記
許容誤差を超えている形状誤差を有する節点の座標値を
前記所定目標値範囲内の座標値に補正する。
【0019】さらに、前記プログラムは、前記自由曲面
形状、その構成要素の節点および前記形状誤差を含む情
報を表示手段に表示するように制御する表示制御モジュ
ールを有する。
【0020】本発明は、形状を数値解析用要素に分割し
て数値解析用モデルを作成する数値解析用モデル作成装
置において、非球面のような自由曲面形状の生成に用い
る少なくとも1種類の自由曲面関数を定義する曲面関数
定義手段と、前記定義された自由曲面関数を用いて前記
自由曲面形状を構成するための点群を発生する点群発生
手段と、前記点群を入力とする所定の近似用関数を用い
て前記自由曲面形状を近似する曲面近似手段と、前記定
義された自由曲面関数から得られた自由曲面形状に対す
る前記近似された自由曲面形状の形状誤差を算出する形
状誤差算出手段と、前記算出された形状誤差に基づき前
記近似された自由曲面形状の形状評価を行う形状評価手
段とを備え、前記形状評価手段は、前記算出された形状
誤差が所定誤差を超えると、前記所定誤差以下の形状誤
差を有する自由曲面形状が近似されるまで、前記点群を
変更して前記自由曲面形状の近似を繰り返すように前記
点群発生手段、前記曲面近似手段および前記形状誤差算
出手段を制御することを特徴とする。
【0021】前記近似用曲線は、スプライン曲線であ
る。
【0022】さらに、前記自由曲面形状、その構成要素
の節点および前記形状誤差を含む情報を表示する表示手
段を備える。
【0023】本発明は、形状を数値解析用要素に分割し
て数値解析用モデルを作成する数値解析用モデル作成方
法において、非球面のような自由曲面形状の生成に用い
る少なくとも1種類の自由曲面関数を定義する曲面関数
定義ステップと、前記定義された自由曲面関数を用いて
前記自由曲面形状を構成するための点群を発生する点群
発生ステップと、前記点群を入力とする所定の近似用関
数を用いて前記自由曲面形状を近似する曲面近似ステッ
プと、前記定義された自由曲面関数から得られた自由曲
面形状に対する前記近似された自由曲面形状の形状誤差
を算出する形状誤差算出ステップと、前記算出された形
状誤差に基づき前記近似された自由曲面形状の形状評価
を行う形状評価ステップとを有し、前記形状評価ステッ
プにより前記算出された形状誤差が所定誤差を超えるて
いると評価されると、前記所定誤差以下の形状誤差を有
する自由曲面形状が近似されるまで、前記点群の数を変
更して前記点群発生ステップ、前記曲面近似ステップお
よび前記形状誤差算出ステップを繰り返すことを特徴と
する。
【0024】前記近似用曲線は、スプライン曲線であ
る。
【0025】さらに、前記自由曲面形状、その構成要素
の節点および前記形状誤差を含む情報を表手段に表示す
る表示ステップを有する。
【0026】本発明は、形状を数値解析用要素に分割し
て数値解析用モデルを作成する数値解析用モデル作成シ
ステムを情報処理装置上に構築するためのプログラムを
格納した記憶媒体において、前記プログラムは、非球面
のような自由曲面形状の生成に用いる少なくとも1種類
の自由曲面関数を定義する曲面関数定義モジュールと、
前記定義された自由曲面関数を用いて前記自由曲面形状
を構成するための点群を発生する点群発生モジュール
と、前記点群を入力とする所定の近似用関数を用いて前
記自由曲面形状を近似する曲面近似モジュールと、前記
定義された自由曲面関数から得られた自由曲面形状に対
する前記近似された自由曲面形状の形状誤差を算出する
形状誤差算出モジュールと、前記算出された形状誤差に
基づき前記近似された自由曲面形状の形状評価を行う形
状評価モジュールとを有し、前記形状評価モジュール
は、前記算出された形状誤差が所定誤差を超えると、前
記所定誤差以下の形状誤差を有する自由曲面形状が近似
されるまで、前記点群を変更して前記自由曲面形状の近
似を繰り返すように前記点群発生モジュール、前記曲面
近似モジュールおよび前記形状誤差算出モジュールを制
御することを特徴とする。
【0027】前記近似用曲線は、スプライン曲線であ
る。
【0028】さらに、前記プログラムは、前記自由曲面
形状、その構成要素の節点および前記形状誤差を含む情
報を表手段に表示するように制御する表示制御モジュー
ルを有する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0030】(実施の第1形態)図1は本発明の数値解
析用モデル作成装置の実施の第1形態の構成を示すブロ
ック図である。
【0031】数値解析用モデル作成装置は、図1に示す
ように、入力コマンド制御部1、表示制御部2、形状作
成部3、要素作成部、曲面修正部5、形状データ格納部
6および要素データ格納部7とから構成される。入力コ
マンド制御部1は、ユーザからの命令を受けて形状作成
部3、要素作成部4、曲面修正部5および表示制御部2
を起動する。本実施の形態では、本装置をコンピュータ
により構成し、該コンピュータは、予めハードディスク
装置などの記憶装置に格納されたプログラムを実行する
ことによって上記各ブロックの機能を実現する。
【0032】形状作成部3は、入力コマンド制御部1か
らの形状作成制御命令に従って、形状モデルを表す形状
データを作成して形状データ格納部6に格納する。例え
ば、非球面のような自由曲面関数を作成する場合、複数
の自由曲面関数(以下、曲面関数という)の中から選択
された自由曲面関数により曲面部分の座標を点群データ
として予め計算しておき、これらのデータを読み込んだ
後に再び点群列毎にスプライン関数近似により曲線を生
成し、これらの曲線から近似曲面すなわちサーフェイス
を生成する。
【0033】要素作成部4は、入力コマンド制御部1か
らの要素作成制御命令に従って、形状データ格納部6に
格納されている形状データを参照し、この形状データが
表す形状を要素に分割して要素データを作成する。この
作成された要素データは、要素データ格納部7に格納さ
れる。
【0034】曲面修正部5は、データ格納部7に格納さ
れている要素データから要素の節点座標値を抽出し、該
抽出した節点座標値と定義された曲面関数の値と比較し
て節点座標誤差を形状誤差として算出する形状評価機能
と、算出された形状誤差の値と予め設定された誤差許容
値とを比較し、該形状誤差の値が誤差許容値を超えてい
るときには、当該節点座標を定義された曲面関数から求
められた値に補正する座標補正機能とを有する。
【0035】表示制御部2は、入力コマンド制御部1か
らの表示制御命令に従って形状、要素データを図形に変
換してディスプレイに表示するように制御する。
【0036】次に、本装置による形状モデルの作成手順
について図2ないし図8を参照しながら説明する。図2
は図1の数値解析用モデル作成装置の形状モデル作成の
基本手順を示すフローチャート、図3はトーリックレン
ズ非球面形状を有する光学素子の一例を示す斜視図、図
4は三次元座標系における非球面形状を示す図、図5は
図2のステップS11で生成される点群データの一例を
示す図、図6は図2のステップS11で点群列毎にスプ
ライン関数近似により生成された曲線の一例を示す図、
図7は図2のステップS11で曲線から生成された近似
曲面(サーフェイス)の一例を示す図、図8は図2のス
テップS11で図3のトーリックレンズ非球面形状に対
して要素分割された状態を示す図である。
【0037】本装置では、図2に示すように、まずステ
ップS10において自由曲面形状を形成するための曲面
関数を定義する。ここで、例えばトーリックレンズ非球
面形状を有する光学素子の場合、図3に示すように、こ
のトーリックレンズ非球面形状部20が母線方向と子線
方向とでそれぞれ異なる非球面形状関数で表され、子線
方向の非球面形状関数は、母線方向の非球面形状関数で
定義される位置での接線に垂直な法線方向でのローカル
座標系で定義される。この非球面形状部20の曲面関数
は、母線方向と子線方向について次の(1),(2)式
により表される。なお、この非球面形状は、本例のよう
に必ずしも2つの関数で定義されるとは限らず、複数の
関数を使用して非球面形状を定義する場合もある。
【0038】具体的には、非球面形状部20は、図4に
示すように、z=0における母線方向の曲面関数が、 x=a1+a22+a33+……+an-1n-1+ann …(1) と表され、z=0でy座標の任意位置における子線方向
曲面関数がこの母線位置xにおいて、 r=r1+r22+r33+……+rn-1n-1+rnn …(2) で表されるような曲率rを有する非球面形状とする。こ
の関数は、光学素子の面内方向に任意に定義された基準
のyz平面の座標に対して非球面曲面の高さ位置x(光
軸方向)を表す形で定義されている。
【0039】上記(1),(2)式で表される関数は、
Fortran、C言語などのプログラミング言語を利用して数
式および定数の値をサブルーチンとして形状作成部3、
曲面修正部5に組み込まれている。
【0040】次いで、ステップS11に進み、形状の入
力および要素分割を行う。ここでは、所定のコマンドを
用いて形状を入力し、この入力した形状を形状データ格
納部6に格納した後、要素分割を行い、その結果を要素
データ格納部7に格納する。この形状入力および要素分
割は、一般的に用いられる方法により行われるものであ
る。本実施の形態では、曲面形状の入力については、上
記(1),(2)式で表される関数を用いて、曲面部分
の座標を予め点群データ(図5に示す)として予め計算
しておき、これらのデータを読み込んだ後に再び点群列
毎にスプライン関数近似により曲線(図6に示す)を生
成し、これらの曲線から近似曲面すなわちサーフェイス
(図7に示す)を生成する。そして、図8に示すよう
に、この生成された近似曲面形状を元に要素分割が行わ
れる。この図8に示す例は、要素分割されたトーリック
レンズ非球面形状部20である。
【0041】このようにして最終的に得られた要素デー
タは、それぞれの要素固有の要素番号が付されて要素デ
ータ格納部7に格納される。また、1つの要素はその要
素を構成する節点の番号で表され、この節点番号には、
その節点を表すための座標データ(x,y,z)が付加
されている。
【0042】上記方法で得られた非球面形状部20を構
成する要素の節点座標は、通常、上記(1)式で表され
た関数式から求められる値に対して部分的に数ミクロン
から数十ミクロンの誤差(形状誤差)を有する。
【0043】そこで、このような形状誤差を有する要素
の節点座標を修正するために、ステップS12で、修正
すべき曲面座標修正領域を選択、指定し、続くステップ
S13で、指定された曲面座標修正領域における曲面座
標の修正計算を行う。この一連の処理は、具体的には、
次にように行われる。
【0044】既に上記ステップS10において曲面修正
部5で曲面座標修正の対象となる要素の節点座標を修正
するための基準となる曲面関数が定義されているので、
曲面座標修正領域上の節点(図8に示す非球面形状部2
0)のみを節点のマウスピックまたは節点の座標入力な
どの操作に応じて抽出する。この操作により曲面座標修
正領域を構成する要素構成節点が抽出されると、この抽
出された各節点の座標は、それぞれの節点のx座標とy
座標が上記(1),(2)式に入力されて正確なz座標
値が計算され、z座標がこの計算された値に修正された
後に、置換される。そして、置換後の節点の座標値と上
記曲面関数から求められた座標値との差すなわち形状誤
差を算出する。
【0045】次いで、ステップS14に進み、上記ステ
ップS13で算出された形状誤差が許容誤差以下である
か否かを判定し、この形状誤差が許容誤差以下でないと
きには、ステップS16に進み、後述するように、各
x,y座標を所定値分可変して変更し、そして再度上記
ステップS13からの処理を繰り返す。上記形状誤差が
許容誤差以下になると、ステップS15に進み、この条
件を満足する節点を、解析モデル全体の最終的な要素デ
ータとして要素データ格納部7に格納する。
【0046】次に、上記ステップS13の曲面座標の修
正計算について図9ないし図12を参照しながら説明す
る。図9は図2のステップS13における曲面座標修正
計算の処理手順を示すフローチャート、図10は非球面
形状のx−y断面図、図11は非球面形状のx−z断面
図、図12は図9のステップS31の誤差計算結果の出
力例を示す図である。
【0047】曲面形状補正の形状誤差の計算において
は、図9に示すように、まずステップS21において定
義された曲面関数を読み込み、続くステップS22で、
座標修正対象の節点データ(a,b,c)を読み込む。
そして、ステップS23に進み、初期パラメータを設定
する。ここでは、y軸のスキャン幅を設定し、z座標に
関してZ=cと設定する。
【0048】次いで、ステップS24に進む。ここで、
例えば曲面形状上の有限要素法分割に基づく任意の節点
座標値を(a,b,c)とし、この座標値に対する上記
曲面関数から求められる真の座標値を(X,Y,Z)と
し、両者の誤差を形状誤差として求める場合、子線方向
の曲面関数(上記(2)式)が母線方向の曲面関数(上
記(1)式)での任意点における法線方向に対する関数
であるため(すなわち、上記(2)式が上記(1)式に
対して局所座標系で定義されているため)、真の座標値
(X,Y,Z)を直接的に求めることができない。そこ
で、ステップS24においては、誤差を評価する任意の
節点座標(a,b,c)のy=bをz=0面(すなわち
xy平面上)のy1=bと仮においてx座標x1を上記
(1)式により求めるとともに、上記(1)式からy=
1での法線勾配θ(図10を参照)を求める。そし
て、ステップS25で、上記(2)式によりy=b(y
1=b)における子線方向曲率半径rを求める。なお、
このy=bは、最初の評価点として設定されており、こ
の値yは、固定ではなく可変値として取り扱われる。
【0049】このようにして、y=b(y1=b)にお
けるx=x1、曲率半径rが求められると、ステップS
26に進み、Z=cにおける曲面形状上の座標x,yを
求めるために、Z=c位置におけるx軸方向偏差量Δl
を求める。ここでは、図10および図11に示すよう
に、母線上のy=y1における法線方向に沿ってZ=c
位置におけるx軸方向偏差量Δlが次の(3)式により
求められる。
【0050】 Δl=r−(r2−c21/2 …(3) そしてこの偏差量Δlが求められると、ステップS27
で、座標値X,Yを次の(4),(5)式から求める。
【0051】 X=x1−Δlsinθ …(4) Y=y1−Δlcosθ …(5) 次いで、ステップS28に進み、この求めた座標値
(X,Y)に対してY≒bの関係式が成立するか否かを
判定する。この関係式が成立しないときには、ステップ
S32に進み、y軸スキャン幅のインクリメントを行
う。すなわち、y=y 1+Δyとするインクリメントを
行う。そして再度上記ステップS24からの処理を繰り
返し、このインクリメント後のyに対する座標値(X,
Y)を求める。
【0052】この求めた座標値(X,Y)に対してY≒
bの関係式が成立すると、z軸をZ=cに固定してy軸
座標を上記y1=b以外の座標についてスキャンしたと
きにこの(5)式から求まる座標値Yが、Y=bなると
きのy座標が評価対象の節点座標(a,b,c)を通る
Y座標位置となるので、ステップS29に進み、座標X
と評価対象の節点座標x=aとの差の絶対値|X−a|
を求める。この差の絶対値|X−a|が形状誤差とな
る。
【0053】そしてステップS30で、次の評価すべき
節点があるか否かを判定し、次の評価すべき節点がある
ときには、上記ステップS23に戻り、次の節点に対し
て同様の処理を行う。次の評価すべき節点がないときに
すなわち全ての評価対象の節点に対する処理が終了する
と、ステップS31に進み、全ての評価対象の節点に対
して求めた形状誤差を出力する。例えば、図12に示す
ように、各節点毎の形状誤差を一覧形式で出力する。そ
して、本処理を終了する。
【0054】このように、本実施の形態では、要素分割
を行った時点での曲面形状部における節点データの座標
修正を自動的に行うことが可能になり、複雑な三次元非
球面レンズ形状に対してもその節点の座標修正を簡単に
行うことができる。その結果、作業効率を著しく向上さ
せることができる。また、非球面レンズの形状が変わっ
た場合においても、解析モデルとして最適な形状を決定
するまでの処理時間をかなり短縮することができる。
【0055】なお、本実施の形態では、本装置をコンピ
ュータで構成しているが、これに代えて各ブロックをハ
ードウェア回路で構成した専用装置とすることも可能で
ある。
【0056】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図13および図14を参照しながら説
明する。図13は本発明の数値解析用モデル作成装置の
実施の第2形態の構成を示すブロック図、図14は図1
3の数値解析用モデル作成装置の形状モデル作成の基本
手順を示すフローチャートである。
【0057】本実施の形態は、上述の実施の第1形態に
対し、定義された自由曲面関数から得られた自由曲面形
状に対する、点群を入力とする所定の近似用関数を用い
て近似された自由曲面形状の形状誤差を算出し、該算出
された形状誤差が所定誤差を超えると、所定誤差以下の
形状誤差を有する自由曲面形状が近似されるまで、点群
を変更して自由曲面形状の近似を繰り返す点で異なる。
【0058】具体的には、本実施の形態の数値解析用モ
デル作成装置は、図13に示すように、入力コマンド制
御部1、表示制御部2、曲面関数定義部30、曲面生成
部31、曲面評価部32、曲面修正部33および形状デ
ータ格納部34とから構成される。入力コマンド制御部
1は、表示制御部2、曲面関数定義部30、曲面生成部
31、曲面評価部32、曲面修正部33を起動する。本
実施の形態は、上述の実施の第1形態と同様に、コンピ
ュータにより構成されており、該コンピュータは、予め
ハードディスク装置などの記憶装置に格納されたプログ
ラムを実行することによって上記各ブロックの機能を実
現する。
【0059】曲面関数定義部30は、複数の自由曲面関
数(以下、曲面関数という)を保持し、入力コマンド制
御部1からの曲面関数定義命令に従って各曲面関数の中
から形状生成に使用する曲面関数を定義するとともに、
曲面生成領域および曲面生成時の各種初期値を設定す
る。
【0060】曲面生成部31は、入力コマンド制御部1
からの曲面作成制御命令に従って、曲面形状モデルを表
す形状データを作成して形状データ格納部34に格納す
る。例えば、非球面のような自由曲面関数を作成する場
合、曲面関数定義部30により設定された曲面関数によ
り曲面部分の座標を点群データとして生成し、この点群
データで表される点群列毎にスプライン関数近似により
曲線を生成し、これらの曲線から近似曲面すなわちサー
フェイスを生成する。
【0061】曲面評価部32は、入力コマンド制御部1
からの誤差評価制御命令に従って、形状データ格納部6
に格納されている形状データを参照し、該形状データが
示す曲面形状と定義された曲面関数から得られる曲面形
状との間の形状誤差を算出する。
【0062】曲面修正部33は、曲面評価部32により
算出された形状誤差が所定の許容誤差を超えているか否
かを判定し、形状誤差が所定の許容誤差を超えていると
きには、再度点群を変更して曲面を生成するように対応
する変数を見直し、この変数を曲面生成部31に渡す。
この変数の見直しは、形状誤差が許容誤差以下である曲
面を近似するまで繰返し行われる。
【0063】表示制御部2は、入力コマンド制御部1か
らの表示制御命令に従って曲面形状、形状誤差などをデ
ィスプレイ(図示せず)に表示するように制御する。
【0064】次に、本装置による曲面形状モデルの作成
手順について図14を参照しながら説明する。ここで
は、上述の実施の第1形態と同様に、図3に示すトーリ
ックレンズ非球面形状をモデル化する場合の例について
説明する。
【0065】本装置では、図14に示すように、まずス
テップS41において非球面曲面形状を形成するための
曲面関数を定義する。ここでは、図3に示すトーリック
レンズ非球面形状部20に対して曲面関数として次の
(6)式が定義される。この(6)式は略式であり、上
述の実施の第1形態と同様の(1),(2)式に相当す
るものである。また、曲面形状に応じて複数の曲面関数
を定義することも可能である。
【0066】 x=F(y,z) …(6) この(6)式により表される関数は、図4に示すよう
に、光学素子のy−z平面の任意座標に対して非球面曲
面の高さ位置xを表す。
【0067】次いで、ステップS42に進み、曲面形状
の生成領域を指定するとともに、要求した曲面形状が生
成されたか否かを判定するための許容誤差を設定する。
ここでは、図3に示すトーリックレンズ非球面形状部2
0に対して、y座標の範囲を0≦y≦70mm、z座標
の範囲を0≦z≦15mmとして生成領域が指定され
る。
【0068】続くステップS43では、生成指定領域に
曲面を生成するために、この曲面を構成するための点デ
ータ数(点群)を指定する。この指定方法は生成する曲
面形状により異なるが、図3に示すトーリックレンズ非
球面形状部20に対しては、初期値としてy方向に40
点、z方向に10点の計400点のマトリクス状の点群
を指定する。この点群は、y−z平面上における直交格
子点である。
【0069】そして、ステップS44に進み、指定され
たy−z平面上における各直交格子点において上記
(6)式によりz座標を算出する。このz座標は、生成
する曲面形状の構成点となる。このようにして曲面形状
の構成点が算出されると、z方向における各構成点を通
るスプライン曲線を生成する。このスプライン曲線の生
成方法としては、y軸+方向にそのy=0の座標位置近
傍から順にz方向の10点を通る1つのスプライン曲線
を生成し、このスプライン曲線の生成をy軸方向に繰り
返し行う。これにより、図6に示すように、計40本の
スプライン曲線が生成される。
【0070】次いで、ステップS45に進み、生成され
たスプライン曲線から曲面形状を生成し、この生成した
曲面形状を示すデータを形状データ格納部34に格納す
る。ここでは、例えば図7に示すような曲面形状が得ら
れる。続いて、ステップS46に進み、この生成(近
似)された曲面形状と上記(6)式を用いて得られる曲
面との間の形状誤差を算出する。そして、ステップS4
7で、算出された形状誤差の値が上記ステップS42に
おいて設定された許容誤差の値以下であるか否かを判定
する。算出された形状誤差の値が許容誤差の値以下であ
るときには、所望の精度の曲面形状データが得られたと
判断して本処理を終了する。これに対し、算出された形
状誤差の値が許容誤差の値を超えているときには、ステ
ップS48で点群の発生数を変更した後に、ステップS
44に戻り、再度同様の処理を形状誤差の値が許容誤差
の値以下になるまで繰り返す。
【0071】このように、本実施の形態では、定義され
た曲面関数から得られた曲面形状に対する、点群を入力
とする所定の近似用関数を用いて近似された曲面形状の
形状誤差を算出し、該算出された形状誤差が所定誤差を
超えると、所定誤差以下の形状誤差を有する曲面形状が
近似されるまで、点群を変更して曲面形状の近似を繰り
返すから、要求される形状精度に応じた曲面形状を自動
的に生成することができ、従来のように曲面修正や要素
分割後の節点の座標修正を行う必要がなくなる。その結
果、作業効率を著しく向上させることができる。また、
非球面レンズの形状が変わった場合においても、解析モ
デルとして最適な形状を決定するまでの処理時間をかな
り短縮することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の数値解析
用モデル作成装置によれば、非球面のような自由曲面形
状の生成に用いる少なくとも1種類の自由曲面関数を定
義する曲面関数定義手段と、定義された自由曲面関数を
用いて自由曲面形状を生成する形状生成手段と、生成さ
れた自由曲面形状を前記数値解析用要素として分割する
要素分割手段と、自由曲面形状の数値解析用要素として
分割された各構成要素を表す節点の座標値を評価するた
めの形状評価手段とを備え、形状評価手段は、自由曲面
形状の数値解析用要素として分割された各構成要素の節
点毎にその節点の座標値と定義された自由曲面関数から
求められた値とを比較して形状誤差を算出し、予め設定
された許容誤差を超えている形状誤差を有する節点の座
標値を前記定義された曲面関数から求められた値に補正
するから、要素分割を行った時点での自由曲面形状にお
ける節点の座標修正を自動的に行うことが可能になり、
複雑な三次元非球面レンズ形状に対してもその節点の座
標修正を簡単に行うことができる。その結果、数値解析
用モデルを生成するための作業効率を著しく向上させる
ことができる。
【0073】本発明の数値解析用モデル作成方法によれ
ば、非球面のような自由曲面形状の生成に用いる少なく
とも1種類の自由曲面関数を定義する関数定義ステップ
と、前記定義された自由曲面関数を用いて自由曲面形状
を生成する形状生成ステップと、前記生成された自由曲
面形状を数値解析用要素として分割する要素分割ステッ
プと、自由曲面形状の数値解析用要素として分割された
各構成要素を表す節点の座標値を評価するための形状評
価ステップとを有し、形状評価ステップは、自由曲面形
状の数値解析用要素として分割された各構成要素の節点
毎にその節点の座標値と定義された自由曲面関数から求
められた値とを比較して形状誤差を算出し、予め設定さ
れた許容誤差を超えている形状誤差を有する節点の座標
値を定義された曲面関数から求められた値に補正するか
ら、要素分割を行った時点での自由曲面形状における節
点の座標修正を自動的に行うことが可能になり、複雑な
三次元非球面レンズ形状に対してもその節点の座標修正
を簡単に行うことができる。その結果、数値解析用モデ
ルを生成するための作業効率を著しく向上させることが
できる。
【0074】本発明の記憶媒体によれば、プログラム
は、非球面のような自由曲面形状の生成に用いる少なく
とも1種類の自由曲面関数を定義する関数定義モジュー
ルと、定義された自由曲面関数を用いて自由曲面形状を
生成する形状生成モジュールと、生成された自由曲面形
状を数値解析用要素として分割する要素分割モジュール
と、自由曲面形状の数値解析用要素として分割された各
構成要素を表す節点の座標値を評価するための形状評価
モジュールとを有し、形状評価モジュールは、自由曲面
形状の数値解析用要素として分割された各構成要素の節
点毎にその節点の座標値と前記定義された自由曲面関数
から求められた値とを比較して形状誤差を算出し、予め
設定された許容誤差を超えている形状誤差を有する節点
の座標値を定義された曲面関数から求められた値に補正
するから、要素分割を行った時点での自由曲面形状にお
ける節点の座標修正を自動的に行うことが可能になり、
複雑な三次元非球面レンズ形状に対してもその節点の座
標修正を簡単に行うことができる。その結果、数値解析
用モデルを生成するための作業効率を著しく向上させる
ことができる。
【0075】本発明の数値解析用モデル作成装置によれ
ば、非球面のような自由曲面形状の生成に用いる少なく
とも1種類の自由曲面関数を定義する曲面関数定義手段
と、定義された自由曲面関数を用いて自由曲面形状を構
成するための点群を発生する点群発生手段と、点群を入
力とする所定の近似用関数を用いて自由曲面形状を近似
する曲面近似手段と、定義された自由曲面関数から得ら
れた自由曲面形状に対する近似された自由曲面形状の形
状誤差を算出する形状誤差算出手段と、算出された形状
誤差に基づき近似された自由曲面形状の形状評価を行う
形状評価手段とを備え、形状評価手段は、算出された形
状誤差が所定誤差を超えると、所定誤差以下の形状誤差
を有する自由曲面形状が近似されるまで、点群を変更し
て自由曲面形状の近似を繰り返すように点群発生手段、
曲面近似手段および形状誤差算出手段を制御するから、
要求される形状精度に応じた自由曲面形状を自動的に生
成することができ、従来のように曲面修正や要素分割後
の節点の座標修正を行う必要がなくなる。その結果、数
値解析用モデルを生成するための作業効率を著しく向上
させることができる。
【0076】本発明の数値解析用モデル作成方法によれ
ば、非球面のような自由曲面形状の生成に用いる少なく
とも1種類の自由曲面関数を定義する曲面関数定義ステ
ップと、定義された自由曲面関数を用いて自由曲面形状
を構成するための点群を発生する点群発生ステップと、
点群を入力とする所定の近似用関数を用いて自由曲面形
状を近似する曲面近似ステップと、定義された自由曲面
関数から得られた自由曲面形状に対する近似された自由
曲面形状の形状誤差を算出する形状誤差算出ステップ
と、算出された形状誤差に基づき近似された自由曲面形
状の形状評価を行う形状評価ステップとを有し、形状評
価ステップにより算出された形状誤差が所定誤差を超え
ていると評価されると、所定誤差以下の形状誤差を有す
る自由曲面形状が近似されるまで、点群の数を変更して
点群発生ステップ、曲面近似ステップおよび形状誤差算
出ステップを繰り返すから、要求される形状精度に応じ
た自由曲面形状を自動的に生成することができ、従来の
ように曲面修正や要素分割後の節点の座標修正を行う必
要がなくなる。その結果、数値解析用モデルを生成する
ための作業効率を著しく向上させることができる。
【0077】本発明の記憶媒体によれば、プログラム
は、非球面のような自由曲面形状の生成に用いる少なく
とも1種類の自由曲面関数を定義する曲面関数定義モジ
ュールと、定義された自由曲面関数を用いて自由曲面形
状を構成するための点群を発生する点群発生モジュール
と、点群を入力とする所定の近似用関数を用いて自由曲
面形状を近似する曲面近似モジュールと、定義された自
由曲面関数から得られた自由曲面形状に対する近似され
た自由曲面形状の形状誤差を算出する形状誤差算出モジ
ュールと、算出された形状誤差に基づき近似された自由
曲面形状の形状評価を行う形状評価モジュールとを有
し、形状評価モジュールは、算出された形状誤差が所定
誤差を超えると、所定誤差以下の形状誤差を有する自由
曲面形状が近似されるまで、点群を変更して自由曲面形
状の近似を繰り返すように点群発生モジュール、曲面近
似モジュールおよび形状誤差算出モジュールを制御する
から、要求される形状精度に応じた自由曲面形状を自動
的に生成することができ、従来のように曲面修正や要素
分割後の節点の座標修正を行う必要がなくなる。その結
果、数値解析用モデルを生成するための作業効率を著し
く向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値解析用モデル作成装置の実施の第
1形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の数値解析用モデル作成装置の曲面修正部
による曲面形状補正の基本手順を示すフローチャートで
ある。
【図3】トーリックレンズ非球面形状を有する光学素子
の一例を示す斜視図である。
【図4】三次元座標系における非球面形状を示す図であ
る。
【図5】図2のステップS11で生成される点群データ
の一例を示す図である。
【図6】図2のステップS11で点群列毎にスプライン
関数近似により生成された曲線の一例を示す図である。
【図7】図2のステップS11で曲線から生成された近
似曲面(サーフェイス)の一例を示す図である。
【図8】図2のステップS11で図3のトーリックレン
ズ非球面形状に対して要素分割された状態を示す図であ
る。
【図9】図1の数値解析用モデル作成装置の曲面修正部
による曲面形状補正における形状誤差の計算処理の手順
を示すフローチャートである。
【図10】非球面形状のx−y断面図である。
【図11】非球面形状のx−z断面図である。
【図12】図9のステップS31の誤差計算結果の出力
例を示す図である。
【図13】本発明の数値解析用モデル作成装置の実施の
第2形態の構成を示すブロック図である。
【図14】図13の数値解析用モデル作成装置の形状モ
デル作成の基本手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1 入力コマンド制御部 2 表示制御部 3 形状作成部 4 要素作成部 5,33 曲面修正部 6,34 形状データ格納部 7 要素データ格納部 30 曲面関数定義部 31 曲面生成部 32 曲面評価部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形状を数値解析用要素に分割して数値解
    析用モデルを作成する数値解析用モデル作成装置におい
    て、非球面のような自由曲面形状の生成に用いる少なく
    とも1種類の自由曲面関数を定義する曲面関数定義手段
    と、前記定義された自由曲面関数を用いて前記自由曲面
    形状を生成する形状生成手段と、前記生成された自由曲
    面形状を前記数値解析用要素として分割する要素分割手
    段と、前記自由曲面形状の数値解析用要素として分割さ
    れた各構成要素を表す節点の座標値を評価するための形
    状評価手段とを備え、前記形状評価手段は、前記自由曲
    面形状の数値解析用要素として分割された各構成要素の
    節点毎にその節点の座標値と前記定義された自由曲面関
    数から求められた値とを比較して形状誤差を算出し、予
    め設定された許容誤差を超えている形状誤差を有する節
    点の座標値を前記定義された曲面関数から求められた値
    に補正することを特徴とする数値解析用モデル作成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記自由曲面関数は、母線方向と子線方
    向とでそれぞれ異なる非球面形状関数であることを特徴
    とする請求項1記載の数値解析用モデル作成装置。
  3. 【請求項3】 前記形状評価手段は、前記許容誤差を超
    えている形状誤差を有する節点に対し、その座標値を初
    期値とする変数を前記定義された自由曲面関数に渡して
    座標値を算出する算出処理を、該算出した座標値が所定
    目標値範囲内に収まるまで前記変数を可変しながら行
    い、該所定目標値範囲内の座標値が得られると、前記許
    容誤差を超えている形状誤差を有する節点の座標値を前
    記所定目標値範囲内の座標値に補正することを特徴とす
    る請求項1または2記載の数値解析用モデル作成装置。
  4. 【請求項4】 前記自由曲面形状、その構成要素の節点
    および前記形状誤差を含む情報を表示する表示手段を備
    えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つ
    に記載の数値解析用モデル作成装置。
  5. 【請求項5】 形状を数値解析用要素に分割して数値解
    析用モデルを作成する数値解析用モデル作成方法におい
    て、非球面のような自由曲面形状の生成に用いる少なく
    とも1種類の自由曲面関数を定義する関数定義ステップ
    と、前記定義された自由曲面関数を用いて前記自由曲面
    形状を生成する形状生成ステップと、前記生成された自
    由曲面形状を前記数値解析用要素として分割する要素分
    割ステップと、前記自由曲面形状の数値解析用要素とし
    て分割された各構成要素を表す節点の座標値を評価する
    ための形状評価ステップとを有し、前記形状評価ステッ
    プは、前記自由曲面形状の数値解析用要素として分割さ
    れた各構成要素の節点毎にその節点の座標値と前記定義
    された自由曲面関数から求められた値とを比較して形状
    誤差を算出し、予め設定された許容誤差を超えている形
    状誤差を有する節点の座標値を前記定義された曲面関数
    から求められた値に補正することを特徴とする数値解析
    用モデル作成方法。
  6. 【請求項6】 前記自由曲面関数は、母線方向と子線方
    向とでそれぞれ異なる非球面形状関数であることを特徴
    とする請求項5記載の数値解析用モデル作成方法。
  7. 【請求項7】 前記形状評価ステップは、前記許容誤差
    を超えている形状誤差を有する節点に対し、その座標値
    を初期値とする変数を前記定義された自由曲面関数に渡
    して座標値を算出する算出処理を、該算出した座標値が
    所定目標値範囲内に収まるまで前記変数を可変しながら
    行い、該所定目標値範囲内の座標値が得られると、前記
    許容誤差を超えている形状誤差を有する節点の座標値を
    前記所定目標値範囲内の座標値に補正することを特徴と
    する請求項5または6記載の数値解析用モデル作成方
    法。
  8. 【請求項8】 前記自由曲面形状、その構成要素の節点
    および前記形状誤差を含む情報を表示する表示ステップ
    を有することを特徴とする請求項5ないし7のいずれか
    1に記載の数値解析用モデル作成方法。
  9. 【請求項9】 形状を数値解析用要素に分割して数値解
    析用モデルを作成する数値解析用モデル作成システムを
    情報処理装置上に構築するためのプログラムを格納した
    記憶媒体において、前記プログラムは、非球面のような
    自由曲面形状の生成に用いる少なくとも1種類の自由曲
    面関数を定義する関数定義モジュールと、前記定義され
    た自由曲面関数を用いて前記自由曲面形状を生成する形
    状生成モジュールと、前記生成された自由曲面形状を前
    記数値解析用要素として分割する要素分割モジュール
    と、前記自由曲面形状の数値解析用要素として分割され
    た各構成要素を表す節点の座標値を評価するための形状
    評価モジュールとを有し、前記形状評価モジュールは、
    前記自由曲面形状の数値解析用要素として分割された各
    構成要素の節点毎にその節点の座標値と前記定義された
    自由曲面関数から求められた値とを比較して形状誤差を
    算出し、予め設定された許容誤差を超えている形状誤差
    を有する節点の座標値を前記定義された曲面関数から求
    められた値に補正することを特徴とする記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記自由曲面関数は、母線方向と子線
    方向とでそれぞれ異なる非球面形状関数であることを特
    徴とする請求項9記載の記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記形状評価モジュールは、前記許容
    誤差を超えている形状誤差を有する節点に対し、その座
    標値を初期値とする変数を前記定義された自由曲面関数
    に渡して座標値を算出する算出処理を、該算出した座標
    値が所定目標値範囲内に収まるまで前記変数を可変しな
    がら行い、該所定目標値範囲内の座標値が得られると、
    前記許容誤差を超えている形状誤差を有する節点の座標
    値を前記所定目標値範囲内の座標値に補正することを特
    徴とする請求項9または10記載の記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記プログラムは、前記自由曲面形
    状、その構成要素の節点および前記形状誤差を含む情報
    を表示手段に表示するように制御する表示制御モジュー
    ルを有することを特徴とする請求項9ないし11のいず
    れか1に記載の記憶媒体。
  13. 【請求項13】 形状を数値解析用要素に分割して数値
    解析用モデルを作成する数値解析用モデル作成装置にお
    いて、非球面のような自由曲面形状の生成に用いる少な
    くとも1種類の自由曲面関数を定義する曲面関数定義手
    段と、前記定義された自由曲面関数を用いて前記自由曲
    面形状を構成するための点群を発生する点群発生手段
    と、前記点群を入力とする所定の近似用関数を用いて前
    記自由曲面形状を近似する曲面近似手段と、前記定義さ
    れた自由曲面関数から得られた自由曲面形状に対する前
    記近似された自由曲面形状の形状誤差を算出する形状誤
    差算出手段と、前記算出された形状誤差に基づき前記近
    似された自由曲面形状の形状評価を行う形状評価手段と
    を備え、前記形状評価手段は、前記算出された形状誤差
    が所定誤差を超えると、前記所定誤差以下の形状誤差を
    有する自由曲面形状が近似されるまで、前記点群を変更
    して前記自由曲面形状の近似を繰り返すように前記点群
    発生手段、前記曲面近似手段および前記形状誤差算出手
    段を制御することを特徴とする数値解析用モデル作成装
    置。
  14. 【請求項14】 前記近似用曲線は、スプライン曲線で
    あることを特徴とする請求項13記載の数値解析用モデ
    ル作成装置。
  15. 【請求項15】 前記自由曲面形状、その構成要素の節
    点および前記形状誤差を含む情報を表示する表示手段を
    備えることを特徴とする請求項13または14記載の数
    値解析用モデル作成装置。
  16. 【請求項16】 形状を数値解析用要素に分割して数値
    解析用モデルを作成する数値解析用モデル作成方法にお
    いて、非球面のような自由曲面形状の生成に用いる少な
    くとも1種類の自由曲面関数を定義する曲面関数定義ス
    テップと、前記定義された自由曲面関数を用いて前記自
    由曲面形状を構成するための点群を発生する点群発生ス
    テップと、前記点群を入力とする所定の近似用関数を用
    いて前記自由曲面形状を近似する曲面近似ステップと、
    前記定義された自由曲面関数から得られた自由曲面形状
    に対する前記近似された自由曲面形状の形状誤差を算出
    する形状誤差算出ステップと、前記算出された形状誤差
    に基づき前記近似された自由曲面形状の形状評価を行う
    形状評価ステップとを有し、前記形状評価ステップによ
    り前記算出された形状誤差が所定誤差を超えるていると
    評価されると、前記所定誤差以下の形状誤差を有する自
    由曲面形状が近似されるまで、前記点群の数を変更して
    前記点群発生ステップ、前記曲面近似ステップおよび前
    記形状誤差算出ステップを繰り返すことを特徴とする数
    値解析用モデル作成方法。
  17. 【請求項17】 前記近似用曲線は、スプライン曲線で
    あることを特徴とする請求項16記載の数値解析用モデ
    ル作成方法。
  18. 【請求項18】 前記自由曲面形状、その構成要素の節
    点および前記形状誤差を含む情報を表手段に表示する表
    示ステップを有することを特徴とする請求項16または
    17記載の数値解析用モデル作成方法。
  19. 【請求項19】 形状を数値解析用要素に分割して数値
    解析用モデルを作成する数値解析用モデル作成システム
    を情報処理装置上に構築するためのプログラムを格納し
    た記憶媒体において、前記プログラムは、非球面のよう
    な自由曲面形状の生成に用いる少なくとも1種類の自由
    曲面関数を定義する曲面関数定義モジュールと、前記定
    義された自由曲面関数を用いて前記自由曲面形状を構成
    するための点群を発生する点群発生モジュールと、前記
    点群を入力とする所定の近似用関数を用いて前記自由曲
    面形状を近似する曲面近似モジュールと、前記定義され
    た自由曲面関数から得られた自由曲面形状に対する前記
    近似された自由曲面形状の形状誤差を算出する形状誤差
    算出モジュールと、前記算出された形状誤差に基づき前
    記近似された自由曲面形状の形状評価を行う形状評価モ
    ジュールとを有し、前記形状評価モジュールは、前記算
    出された形状誤差が所定誤差を超えると、前記所定誤差
    以下の形状誤差を有する自由曲面形状が近似されるま
    で、前記点群を変更して前記自由曲面形状の近似を繰り
    返すように前記点群発生モジュール、前記曲面近似モジ
    ュールおよび前記形状誤差算出モジュールを制御するこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記近似用曲線は、スプライン曲線で
    あることを特徴とする請求項19記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記プログラムは、前記自由曲面形
    状、その構成要素の節点および前記形状誤差を含む情報
    を表手段に表示するように制御する表示制御モジュール
    を有することを特徴とする請求項19または20記載の
    記憶媒体。
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