JP5949002B2 - 画像マッチング方法、およびこの方法を用いた画像マッチング装置およびプログラム - Google Patents
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Description
この特許文献1には、画素単位での濃度勾配方向の分布のパターンを、x軸の正方向から反時計回りに見た角度により表すと定義して、照合対象の画像の各画素の座標にその画素における濃度勾配方向を表す角度データを対応づけた疑似画像(以下、「照合用データ」という。)を生成し、同様の方法によりモデル画像から生成された疑似画像(以下、「モデルデータ」という。)と照合用データとを比較することが記載されている。
たとえば、一方の濃度勾配方向を示す角度が10°で他方の濃度勾配方向を示す角度が350°の場合には、10°の方向から時計回り方向に350°の方向を見た角度である20°を導出すべきであるが、演算で算出される角度差は340°になってしまう。
また、第1演算では、照合用データと同じ定義に基づき作成されたモデルデータと照合用データとの間で対応関係にある画素の組毎に、組み合わせられた画素における角度データの差の値を2の補数表現による符号付き8ビット整数とみなして、当該差の絶対値を算出し、第2演算では、第1演算で算出された各絶対値を符号なし8ビット整数とみなして累計する演算を実行する。そして、照合用データとモデルデータとの間で対応関係にある画素の組の全てに対する第1演算および第2演算が終了したときの差の絶対値の累計値を、照合用データとモデルデータとの不一致度として特定する。
SIMD方式の演算(以下、「SIMD演算」という。)とは、CPUに単一の命令を与えることにより、複数のデータ群に対してその命令による演算を並列で実行するもので、演算の時間を大幅に短縮することができる。
また、累計値を格納するために8ビットより大きい容量の記憶領域を1つ設定して、照合用データの画素配列にモデルデータの画素配列を合わせて両者間で対応する画素の組み合わせをM組(M≧2)設定する対応づけステップを、対応関係にある全ての画素が組み合わせられるまで繰り返す。毎回の対応づけステップにおいては、M組の組み合わせ毎に、組み合わせられた画素間での角度データを表す整数の差の絶対値を算出する第1演算を、SIMD演算として実行した後に、記憶領域内の累計値を、第1演算により算出されたM個の差の絶対値の総和を当該累計値に加算した値に更新する演算を、第2演算として実行する。
この問題に関して、上記の実施形態では、濃度勾配の強度が弱い画素に対する角度データに一律に0または+127をあてはめることにより、場合分けすることなく、全ての画素を対象にしたSIMD演算を実行しても、演算の精度を確保できるようにしている。
第1演算手段は、照合用データとモデルデータとの間で対応関係にある画素の組毎に、組み合わせられた画素における角度データの差の値を2の補数表現による符号付き8ビット整数とみなして、当該差の差の絶対値を算出する。
不一致度特定手段は、照合用データとモデルデータとの間で対応関係にある画素の組の全てに対する第1演算および第2演算が終了したときの差の絶対値の累計値を、照合用データとモデルデータとの不一致度として特定する。
さらに、第1演算手段を、M組(M≧2)の画素の組み合わせを対象にした第1演算をSIMD演算として実行する手段とすれば、演算時間を大きく短縮することができ、高速処理が要求される現場に対応することが容易になる。
このパターン認識装置は、カメラにより生成された濃淡画像からあらかじめ登録されたモデルのパターンを検出する目的に使用されるもので、その実体は、専用のプログラムがインストールされたコンピュータである。
なお、モデル画像の切り出し領域は、表示部に入力画像を表示して、ユーザによる領域の指定操作を受け付けることにより定められる。また、モデル画像もモデルデータと共にモデルメモリ5に登録される。
SIMD演算実行部10は、この不一致度の算出に用いられるもので、第1演算部11と第2演算部12とが含まれる。詳細は後記するが、第1演算部11では、照合用データとモデルデータとの間における画素単位の不一致度として、対応関係にある画素の組におけるエッジコードの差の絶対値を算出する。
第2演算部12は、第1演算部11により算出された角度差を累計する演算によって、照合対象の画像中のモデル画像に対応づけられた範囲の不一致度を求める。
この実施例でも、特許文献1に記載された発明と同様に、x軸における濃度勾配Exが示すベクトルと、y軸における濃度勾配Eyが示すベクトルとの合成ベクトルを濃度勾配方向とする。そして、この合成ベクトルをx軸の正方向を基準方向とした反時計回りの回転角度として表した値を、エッジコードとする。
したがって、0°≦θ<180°の角度範囲は0≦EC<127となり、180°≦θ<360°の角度範囲は、128≦EC<255となる。
これに対し、180°≦θ<360°の範囲の角度θに対応する128〜255の整数は、2の補数表現による整数であるとみなすと、−128から−1までの範囲の負の整数となる。
まず、A≧0,B<0(0≦a<128,128≦b≦255)の場合には、
|A−B|=|A|+|B|となる。
よって、0≦|A−B|≦127となる。
一方、上記の演算結果を2の補数表現による整数とみなすと、その値は−16となるから、その絶対値を求めることにより、16を導出することができる。
一方、上記の演算結果を2の補数表現による整数とみなすと、その値は−56となるから、その絶対値を求めることにより、56を導出することができる。
図5は、モデル画像を例示したものである。以下の説明では、このモデル画像の左上頂点を基準点として、その座標を(X0,Y0)とする。また、モデル画像の横方向(x軸に対応)の幅(画素数)をdXとし、縦方向(y軸に対応)の幅(画素数)をdYとする。また、モデル画像において、基準点(X0,Y0)からx方向にi画素、y方向にj画素離れている画素の座標を、(X0+i,Y0+j)とする。
これらのパラメータは、このモデル画像から作成されるモデルデータ(エッジコードによる疑似画像)にも、適用される。
なお、濃度勾配強度が低い画素には、127に限らず、最小値の0を設定してもよい。
ステップS3からは、サーチ制御部6が主体となって実行する処理になる。ステップS3では、処理対象のグループを表すカウンタnを初期値の0にすると共に、基準点(左上頂点)のy座標y0に照合用データの左上頂点のy座標y1(図6(1)に示す。)をセットし、ステップS4〜11のループに入る。
ステップS5では、ステップS3で0に設定したnに1を加算する処理により、n=1とする。
図5を用いて説明したように、モデルデータ内の着目画素は、基準点(X0,Y0)とi,jの値とを用いて、(X0+i,Y0+j)と表される。ステップS103では、照合用データ側の基準点の座標x0,y0に同様にi,jを加えることにより、照合対象の16点の先頭の点P0を示す座標xi,yjを導出する。
ステップS110では、kを0に設定すると共に、グループg1につき求めた累計値ur(0)を不一致度URnに初期設定する。また、ステップS111において、グループg1の基準点の座標である(x0,y0)を、不一致度Snへの対応点Qnとして初期設定する。
一方、ur(k)≧URnであれば、ステップS114,S115はスキップされる。
最後のグループに対する処理が終了すると、ステップS8,S10が「YES」となってステップS12に進み、この段階でのnの値をNとした上で、nを1に戻す(Nの値によりグループの設定数が保存されたことになる。)。
図11のフローチャートでは省略しているが、この実施例でも、図7のステップS1,S2と同様の処理を実行することにより、照合用の画像におけるエッジコードの分布を示す照合データを作成する。
ur=ur+dT(0)+dT(1)+・・・+dT(15)
という演算式を実行すれば良いので、効率良く累計値urを更新することができる。
4 コード変換テーブル
5 モデルメモリ
6 サーチ制御部
10 SIMD演算実行部
11 第1演算部
12 第2演算部
Claims (9)
- 濃淡画像における濃度勾配方向の分布パターンを表す疑似画像を照合用データとして作成する処理と、モデル画像における濃度勾配方向の分布パターンを表す疑似画像をモデルデータとして前記照合用データに対応づけて、両疑似画像間における画素単位での濃度勾配方向の角度差を求める第1演算と、第1演算により算出された角度差を累計する第2演算とを実行することにより、前記照合用データとモデルデータとの不一致度を求める方法において、
前記照合用データを作成する処理では、0°以上360°未満の範囲にある角度を当該角度を256/360倍した値を整数に丸めた結果に相当する整数に置き換えるという定義に従って、前記濃淡画像中の少なくともエッジ画素を対象に、あらかじめ定めた基準の方向に対する特定の方向まわりの回転角度により対象画素における濃度勾配方向を表した場合の回転角度に対応する符号なし8ビット整数を、前記濃度勾配方向を表す角度データとして導出し、
前記第1演算では、前記照合用データと同じ定義に基づき作成されたモデルデータと前記照合用データとの間で対応関係にある画素の組毎に、組み合わせられた画素における角度データの差の値を2の補数表現による符号付き8ビット整数とみなして、当該差の絶対値を算出し、
前記第2演算では、前記第1演算で算出された差の絶対値を符号なし8ビット整数とみなして累計する演算を実行し、
前記照合用データとモデルデータとの間で対応関係にある画素の組の全てに対する前記第1演算および前記第2演算が終了したときの差の絶対値の累計値を、前記照合用データとモデルデータとの不一致度として特定する、
ことを特徴とする画像マッチング方法。 - 請求項1に記載された方法において、
前記モデルデータとして、前記モデル画像における各画素の濃度勾配方向を前記定義に基づき表した角度データをそれぞれの座標に組み合わせた疑似画像をあらかじめ作成し、
前記照合用データを作成する処理では、モデル画像よりサイズが大きい濃淡画像を対象に、この画像内の各画素の濃度勾配方向を前記定義に基づき表した角度データをそれぞれの座標に組み合わせた疑似画像を照合用データとして作成し、
前記累計値を格納するための記憶領域として8ビットより大きい容量の記憶領域をM個(M≧2)設定すると共に、前記照合用データの画素配列にモデルデータの画素配列を合わせる対応づけステップを、モデルデータへの対応位置を一方の座標軸に沿ってM画素分の間隔をあけて動かしながら繰り返し、
毎回の対応づけステップでは、モデルデータ中の各画素に順に着目して、照合用データ中の着目画素に対応する位置にある画素からモデルデータへの対応位置の移動方向に沿って並ぶM個の画素を前記着目画素に個別に組み合わせて、組み合わせ毎に前記角度データを表す整数の差の絶対値を求める前記第1演算と、前記第1演算により得たM個の差の絶対値を前記M個の記憶領域に1つずつ対応づけて、各記憶領域内の累計値をそれぞれに対応づけられた差の絶対値の加算により更新する前記第2演算とを、それぞれSIMD演算として実行する、画像マッチング方法。 - 請求項2に記載された方法において、
毎回の対応づけステップでは、モデルデータ中の全ての画素に対する前記第1演算および前記第2演算が終了したときに前記M個の記憶領域に格納されている累計値の中の最小値をその対応づけステップにおける不一致度として特定すると共に、照合用データ内の前記モデルデータに位置合わせされている領域の位置と前記不一致度として特定された値が格納されていた記憶領域の前記M個の記憶領域内の順位とに基づき、前記照合用データ内における当該不一致度への対応位置を特定し、
毎回の対応づけステップにおいて特定された不一致度の中の最小値を特定して、その最小の不一致度への対応位置を前記モデルデータに対応する位置であると判定する、画像マッチング方法。 - 請求項1に記載された方法において、
前記モデルデータとして、前記モデル画像における各画素の濃度勾配方向を前記定義に基づき表した角度データをそれぞれの座標に組み合わせた疑似画像をあらかじめ作成し、
前記照合用データを作成する処理では、モデル画像と同じサイズの濃淡画像を対象として、この画像の各画素の濃度勾配方向を前記定義に基づき表した角度データをそれぞれの座標に組み合わせた疑似画像を照合用データとして作成し、
前記累計値を格納するために8ビットより大きい容量の記憶領域を1つ設定して、前記照合用データの画素配列にモデルデータの画素配列を合わせて両者間で対応する画素の組み合わせをM組(M≧2)設定する対応づけステップを、対応関係にある全ての画素が組み合わせられるまで繰り返し、
毎回の対応づけステップにおいて、前記M組の組み合わせ毎に、組み合わせられた画素間での前記角度データを表す整数の差の絶対値を算出する前記第1演算を、SIMD演算として実行した後に、前記記憶領域内の累計値を、前記第1演算により算出されたM個の差の絶対値の総和を当該累計値に加算した値に更新する演算を、前記第2演算として実行する、画像マッチング方法。 - 請求項4に記載された方法において、
前記全ての画素の組み合わせに対する前記第1演算およびその後の前記第2演算が終了したことに応じて、その時点における前記記憶領域内の累計値をあらかじめ定めたしきい値と比較して、その比較結果に基づき前記濃淡画像の良否を判定する、画像マッチング方法。 - 請求項2または4に記載された方法において、
前記モデルデータおよび照合用データを作成する処理では、濃度勾配の強度が所定のしきい値を下回る画素に対しては、前記濃度勾配方向を示す角度データを0または+127に設定する、画像マッチング方法。 - 濃淡画像における濃度勾配方向の分布パターンを表す疑似画像を作成する疑似画像作成手段と、照合用の濃淡画像から作成された疑似画像を照合用データとし、モデル画像から作成された疑似画像をモデルデータとして両疑似画像を対応づけて、両疑似画像間における画素単位での濃度勾配方向の角度差を求める第1演算と、第1演算により算出された角度差を累計する第2演算とを実行することにより、前記照合用データとモデルデータとの不一致度を求めるマッチング処理手段と、マッチング処理手段による処理結果を出力する出力手段とを具備する装置であって、
前記疑似画像作成手段は、0°以上360°未満の範囲にある角度を当該角度を255/360倍した値を整数に丸めた結果に相当する整数に置き換えるという定義に従って、前記濃淡画像中の少なくともエッジ画素を対象に、あらかじめ定めた基準の方向に対する特定の方向まわりの回転角度により対象画素における濃度勾配方向を表した場合の回転角度に対応する符号なし8ビット整数を、前記濃度勾配方向を表す角度データとして導出し、
前記マッチング処理手段は、
前記第1演算として、前記照合用データとモデルデータとの間で対応関係にある画素の組毎に、組み合わせられた画素における角度データの差の値を2の補数表現による符号付き8ビット整数とみなして、当該差の絶対値を算出する第1演算手段と、
前記第2演算として、前記第1演算手段により算出された差の絶対値を符号なし8ビット整数とみなして累計する演算を実行する第2演算手段と、
前記照合用データとモデルデータとの間で対応関係にある画素の組の全てに対する前記第1演算および前記第2演算が終了したときの差の絶対値の累計値を、前記照合用データとモデルデータとの不一致度として特定する不一致度特定手段とを具備する、
ことを特徴とする画像マッチング装置。 - 前記第1演算手段は、M組(M≧2)の画素の組み合わせを対象にした前記第1演算をSIMD演算として実行する、請求項7に記載された画像マッチング装置。
- 濃淡画像における濃度勾配方向の分布パターンを表す疑似画像を作成する疑似画像作成手段と、照合用の濃淡画像から作成された疑似画像を照合用データとし、モデル画像から作成された疑似画像をモデルデータとして両疑似画像を対応づけて、両疑似画像間における画素単位での濃度勾配方向の角度差を求める第1演算と、第1演算により算出された角度差を累計する第2演算とを実行することにより、前記照合用データとモデルデータとの不一致度を求めるマッチング処理手段として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
前記疑似画像作成手段は、0°以上360°未満の範囲にある角度を当該角度を255/360倍した値を整数に丸めた結果に相当する整数に置き換えるという定義に従って、前記濃淡画像中の少なくともエッジ画素を対象に、あらかじめ定めた基準の方向に対する特定の方向まわりの回転角度により対象画素における濃度勾配方向を表した場合の回転角度に対応する符号なし8ビット整数を、前記濃度勾配方向を表す角度データとして導出し、
前記マッチング処理手段は、
前記第1演算として、前記照合用データとモデルデータとの間で対応関係にある画素の組毎に、組み合わせられた画素における角度データの差を2の補数表現による符号付き8ビット整数とみなして、当該差の絶対値を算出する第1演算手段と、
前記第2演算として、前記第1演算手段により算出された差の絶対値を符号なし8ビット整数とみなして累計する演算を実行する第2演算手段と、
前記照合用データとモデルデータとの間で対応関係にある画素の組の全てに対する前記第1演算および前記第2演算が終了したときの差の絶対値の累計値を、前記照合用データとモデルデータとの不一致度として特定する不一致度特定手段とを具備する、
ことを特徴とする画像マッチング用のプログラム。
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