JP2001229226A - Ediデータ処理システムにおける見読可能ediデータ作成方法 - Google Patents

Ediデータ処理システムにおける見読可能ediデータ作成方法

Info

Publication number
JP2001229226A
JP2001229226A JP2000041372A JP2000041372A JP2001229226A JP 2001229226 A JP2001229226 A JP 2001229226A JP 2000041372 A JP2000041372 A JP 2000041372A JP 2000041372 A JP2000041372 A JP 2000041372A JP 2001229226 A JP2001229226 A JP 2001229226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edi
data
readable
computer
edi data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000041372A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Tanigawa
嘉伸 谷川
Yoshinori Kishimoto
芳典 岸本
Hirotoshi Ise
広敏 伊勢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000041372A priority Critical patent/JP2001229226A/ja
Publication of JP2001229226A publication Critical patent/JP2001229226A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】EDIデータ処理システムが、コード情報から
構成されるEDIデータを見読性のあるEDIデータと
して処理する。 【解決手段】見積書などを示すEDIデータを集信・配
信するEDIサービス提供計算機は、ユーザ操作を受け
付けるEDIサービス利用計算機から接続要求を受け付
けると初期メニューを送信し、EDIサービス利用計算
機は受信した初期メニューを表示し、ユーザの操作を受
け付け、サービス要求をEDIサービス提供計算機に送
信し、EDIサービス提供計算機は要求がEDIデータ
送受信処理であれば、EDIデータ集信・配信処理と見
読可能EDIデータ作成処理を実行し、前記の要求が見
読可能EDIデータ閲覧処理であれば見読可能EDIデ
ータ閲覧処理を実行し、前記の要求がコードマスタ情報
登録処理であればコードマスタ情報登録処理を実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、企業間で授受され
る見積書、注文書、請求書などを示すEDIデータを交
換するEDIデータ処理システムに関し、特に、見読可
能なEDIデータを作成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】企業間のぺーパレス取り引きを実現する
EDI(Electronic Data Interc
hange)システムが普及しつつある。EDIシステ
ムとは、商取引のデータ交換に関する標準規約に基づく
企業間オンラインデータ交換システムである(流通シス
テム開発センター(編)、EDIの知識、日経文庫、1
997)。EDIシステムは、取り引き企業間で共有す
るVAN(ValueAdded Network)上
のEDIデータ処理システムとして実現されることが多
い。企業は、取引先に対してEDIデータを送信する場
合、直接その取引先に対してEDIデータを送るのでは
なく、VANへ送信する。VAN上のEDIデータ処理
システムは、受信したEDIデータの宛先を参照し、送
信先毎に割り当てられたメールボックスと呼ばれるデー
タ格納領域へデータを振り分ける。
【0003】送信先である企業は、VANにアクセス
し、自分に割り当てられたメールボックスから自分宛て
のEDIデータを取得する(社団法人 日本電子機械工
業会 EDIセンター、EIAJ−EDI標準1997
年度、運用諸規則、1997)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記で説明したよう
に、従来のVAN上のEDIデータ処理システムは、E
DIシステム利用企業が送信するEDIデータを受け取
り、宛先となるEDIシステム利用企業に対してそのデ
ータを配送している。そのため、計算機が理解し易いコ
ード情報が含まれるEDIデータを人間が理解し易い見
読性のあるデータとして処理することができなかった。
本発明の目的は、EDIデータ処理システムが、コード
情報から構成されるEDIデータを見読性のあるEDI
データとして処理できるようにすることである。具体的
には、(1)見読可能なEDIデータを作成・保存す
る、(2)見読可能なEDIデータをEDIサービス利
用企業へ提供する、ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、企業間で授受される見積書、注文書、
請求書などを示すEDIデータを集信・配信するEDI
サービス提供計算機、企業の資材調達部門や営業部門に
所属するユーザからの操作を受け付けて、EDIデータ
を送受信する複数のEDIサービス利用計算機、ユーザ
の操作を受け付けて、EDIデータ内部で利用されるコ
ード情報のマスタ情報を登録する複数のマスタデータ登
録計算機、EDIデータの公証性を保証する公証サービ
ス提供計算機、ユーザの操作を受け付けて、見読性のあ
るEDIデータを表示する複数の見読可能EDIデータ
閲覧計算機から構成される通信ネットワーク上のEDI
データ処理システムにおいて、EDIサービス提供計算
機は、ユーザ操作を受け付けるEDIサービス利用計算
機から接続要求を受け付けると、ユーザ認証受付処理を
実行し、ユーザ認証が成功すると、ユーザのサービス利
用権限を設定し、初期メニューを送信し、前記のEDI
サービス利用計算機は、受信した初期メニューを表示
し、ユーザの操作を受け付け、サービス要求を上記のE
DIサービス提供計算機に送信し、サービス要求を受け
付けたEDIサービス提供計算機は、要求がEDIデー
タ送受信処理であれば、EDIデータ集信・配信処理と
見読可能EDIデータ作成処理を実行し、前記の要求
が、見読可能EDIデータ閲覧処理であれば、見読可能
EDIデータ閲覧処理を実行し、前記の要求が、コード
マスタ情報登録処理であれば、コードマスタ情報登録処
理を実行する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の実施形態を示すEDIデ
ータ処理システムのシステム構成を示す。EDIデータ
処理システムは、企業間で授受される見積書、注文書、
請求書などを示すEDIデータを集信・配信するEDI
サービス提供計算機102、企業の資材調達部門や営業
部門に所属するユーザからの操作を受け付けて、EDI
データを送受信する複数のEDIサービス利用計算機1
04(106、108)、ユーザの操作を受け付けて、
EDIデータ内部で利用されるコード情報のマスタ情報
を登録する複数のマスタデータ登録計算機110、ED
Iデータの公証性を保証する公証サービス提供計算機1
16、ユーザの操作を受け付けて、見読性のあるEDI
データを表示する複数の見読可能EDIデータ閲覧計算
機112(114)から構成される。これらは、通信ネ
ットワークによって互いに接続されている。
【0008】EDIサービス提供計算機102、EDI
サービス利用計算機104、マスタデータ登録計算機1
10、公証サービス提供計算機116、見読可能EDI
データ閲覧計算機112は、それぞれ、記憶装置10
3、105、111、117、113を備えている。こ
れらの記憶装置の中には、公知技術である公開鍵暗号方
式に基づく秘密鍵、公開鍵、信頼性の高い認証局が発行
した前記公開鍵に対するデジタル証明書が予め格納され
ている。これらのデータは、EDIデータ処理システム
における本人確認、データ暗号化、データに対する電子
署名に利用され、EDIデータ処理システムの安全性を
高めることに役立つ。また、これらの記憶装置103、
105、111、117、113の中には、通信ネット
ワーク100に接続された他の計算機のネットワーク位
置、デジタル証明書、アクセス方法などを記したデータ
を格納している。
【0009】EDIサービス利用計算機104に付随す
る記憶装置105には、送信すべき複数のEDIデータ
と受信した直後のEDIデータが格納されている。マス
タデータ登録計算機110に付随する記憶装置には、E
DIデータ内部で利用されるコード情報に対するマスタ
データを登録するためのプログラムと一時的に格納され
た登録済データを格納する。これらのプログラムとデー
タは、公知であり広く普及している表計算プログラムと
そのアプリケーションデータで実現することが可能であ
る。公証サービス提供計算機116に付随する記憶装置
117には、厳密な時刻情報を提供するプログラムが格
納されている。これらのプログラムは、公知の技術であ
るNTP(Network Time Protoco
l)サーバを用いて実現することができる。
【0010】以上述べてきた記憶装置は、磁気ディス
ク、光磁気ディスク、半導体メモリなどにより実現され
る。特に、EDIサービス提供計算機102は、大量の
EDIデータを蓄積・管理するため、大容量であること
が好ましい。
【0011】また、EDIサービス提供計算機102
は、多数の同時アクセスを許し、高速な処理能力を持つ
ネットワーク接続装置を備えた計算機であることが好ま
しい。具体的には、大型計算機や複数の中央演算装置を
持つUNIX計算機で実現される。また、ユーザが操作
するEDIサービス利用計算機104、マスタデータ登
録計算機110、見読可能EDIデータ閲覧計算機11
2は、キーボードやマウスなどの入力装置、CRTディ
スプレイ、液晶ディスプレイ、プリンタなどの出力装
置、通信用のネットワーク装置を持つ汎用的なパーソナ
ルコンピュータで実現できる。もちろん、パーソナルコ
ンピュータに限るわけではなく、ユーザに対する入力装
置と出力装置、そして通信装置を備えた計算機であれば
それでもよい。
【0012】通信ネットワーク100は、公衆網、IS
DN網など有線網や通信用人工衛星を利用した無線網な
どの通信ネットワークで実現できる。
【0013】なお、ユーザ操作を受け付けるEDIサー
ビス利用計算機104は、マスタデータ登録計算機11
0や見読可能EDIデータ閲覧計算機112が持つ機能
を備えていても構わないことは言うまでもない。
【0014】図2は、EDIサービス提供装置102の
記憶装置103に格納されたソフトウエアの処理構成と
データ構成を示す図である。まず最初に、データ構成を
説明し、次にソフトウエア構成を説明する。最後に処理
の全体像を説明する。
【0015】EDIサービス提供計算機102に付随す
る記憶装置103には、ユーザの操作を受け付けるED
Iサービス利用計算機104に対して提供可能なサービ
ス情報を格納するサービスマスタデータ244、前記の
EDIサービス利用計算機を操作するユーザの情報を格
納するサービス利用企業マスタデータ246、EDIサ
ービス利用計算機104を操作するユーザとそのユーザ
が利用可能なサービスの対応表を格納するサービス利用
管理データ248、現在のサービス利用状況を管理する
サービス利用企業アクセス管理データ250が格納され
ている。EDIサービス提供装置102は、これらのデ
ータを用いて、EDIサービス利用計算機104、マス
タデータ登録計算機110、見読可能EDIデータ閲覧
計算機112を操作するユーザが、サービスを利用する
権限があるかどうかを判断したり、サービス提供時の接
続管理を実行する。
【0016】記憶装置103には、セキュリティを高め
ることを目的としたデータが予め格納されている。具体
的には、公知の技術である公開鍵暗号方式に基づき、か
つ、EDIサービス提供計算機102に関連付けられた
秘密鍵、公開鍵、信頼性のある第三機関から発行された
デジタル証書を管理するセキュリティデータ262、公
証サービスを提供する計算機である公証サービス提供計
算機116のネットワーク位置、アクセス方法、デジタ
ル証書などを格納したサービス提供計算機管理データ2
64が存在する。なお、これらのデータは、EDIサー
ビス利用計算機102だけが保持するデータではなく、
図1で説明したように、EDIデータ処理システムを構
成するその他の計算機も保持するデータでもある。たと
えば、EDIサービス利用計算機104の記憶装置10
5には、ユーザ、あるいは、自身の計算機に関連付けら
れた秘密鍵、公開鍵、デジタル証書が格納される。ま
た、EDIサービス提供計算機102と公証サービス提
供計算機116のネットワーク位置、アクセス方法、デ
ジタル証書なども格納されている。
【0017】記憶装置103には、EDIサービス提供
計算機102が提供するサービスに特化したデータも格
納されている。これらのデータは、EDIサービス利用
計算機104から送信された集信済のEDIデータを管
理するEDIデータ252、EDIデータのフォーマッ
トやメッセージの定義情報を示すEDI標準辞書25
4、ユーザの操作を受け付けるマスタデータ登録計算機
110から送信されたEDIデータのコード情報に対す
るマスタ情報であるユーザ定義コードマスタデータ25
6、見読性のあるEDIデータを管理する見読性EDI
データ258、見読性EDIデータに対する検索用のイ
ンデックスデータを管理するインデックスデータ26
0、見読性EDIデータ258を帳票形式で表現するこ
とを示すスタイルシートデータ262である。
【0018】EDIサービス提供計算機102に付属す
る記憶装置103には、本発明の実施形態を実現するソ
フトウエアが格納されている。
【0019】利用ユーザ受付管理部210は、ユーザの
操作を受け付けるEDIサービス利用計算機104、マ
スタデータ登録計算機110、見読可能EDIデータ閲
覧計算機112、そして公証サービス提供計算機が持つ
通信ネットワーク機器の入力装置200、出力装置20
2との間のインターフェイスである。利用ユーザ受付管
理部210は、ユーザの認証処理212とユーザ操作を
受け付ける計算機とサービス実行部との間の通信を仲介
する各サービス代理処理214から構成される。
【0020】次にサービス処理を実現するソフトウエア
を説明する。EDIデータ送受信部218は、EDIサ
ービス利用計算機104との間で送受信する機能を実現
する。
【0021】見読性のあるEDIデータを作成する機能
を実現する見読性EDIデータ作成部216は、見読性
に欠けるEDIデータから人間が理解し易いデータを作
成する見読性EDIデータ管理部222、見読性EDI
データに対する公証情報を付加する公証情報管理部23
0から構成される。EDIデータ送受信部218は、E
DIサービス利用計算機104から送信されるEDIデ
ータを受信(集信)し、EDIデータ252へそのデー
タを格納し、EDIサービス利用計算機104の要求に
応じて、EDIデータ252から適切なEDIデータを
読み込み、そのデータを上記計算機に対して送信(配
信)する集信/配信処理220を実行する。
【0022】見読性EDIデータ管理部222は、ED
I標準辞書254とユーザ定義コードマスタ256から
データを読み込んで、前記EDIデータ送受信部から渡
された配信済みのEDIデータにマスタ情報を付加する
マスタ情報付加処理224、見読性EDIデータに対す
るインデックス情報を作成するインデックス処理22
6、見読性EDIデータにおける年月日や数値の桁に関
する表示方法を指定するフォーマット処理228を実行
する。公証情報管理部230は、見読性EDIデータ管
理部222から渡される見読性EDIデータに対して公
証情報を付加する公証情報作成処理232を実行する。
【0023】見読性EDIデータ閲覧部234は、見読
可能EDIデータ閲覧計算機112に対して、見読性の
あるEDIデータの閲覧サービスを実現する。具体的に
は、インデックスデータ260を用いて検索処理236
を実行し、スタイルシートデータ266を用いて閲覧処
理238を実行する。
【0024】EDIマスタ情報管理部240は、マスタ
データ登録計算機110から送信されるEDIデータ内
部のコード情報に対するマスタ情報をEDI標準辞書2
54、あるいは、ユーザ定義コードマスタ情報256に
登録する。
【0025】最後に、これまで断片的に説明してきたソ
フトウエア要素とデータ要素から構成されるEDIサー
ビス提供計算機102の処理フローの全体像を記述す
る。EDIサービス提供計算機102は、ユーザ操作を
受け付けるEDIサービス利用計算機104から接続要
求を受け付けると、ユーザ認証受付処理を実行し、ユー
ザ認証が成功すると、ユーザのサービス利用権限を設定
し、初期メニューを送信し、前記のEDIサービス利用
計算機は、受信した初期メニューを表示し、ユーザの操
作を受け付け、サービス要求を上記のEDIサービス提
供計算機102に送信し、サービス要求を受け付けたE
DIサービス提供計算機102は、要求がEDIデータ
送受信処理であれば、EDIデータ集信・配信処理と見
読可能EDIデータ作成処理を実行し、前記の要求が、
見読可能EDIデータ閲覧処理であれば、見読可能ED
Iデータ閲覧処理を実行し、前記の要求が、コードマス
タ情報登録処理であれば、コードマスタ情報登録処理を
実行する。
【0026】引き続き、図3から図23において、本発
明の実施例に関するデータ構成例を詳細に説明する。
【0027】図3は、本発明のEDIデータ処理システ
ムを構成する計算機群の各記憶装置内に格納されるセキ
ュリティデータ262の管理テーブル例である。セキュ
リティデータ管理テーブル300は、公知技術である公
開鍵暗号方式に基づくセキュリティ情報が格納される。
このテーブルは、セキュリティ情報を識別するセキュリ
ティIDフィールド302、利用目的を記した利用目的
フィールド304、秘密鍵情報を格納する秘密鍵情報フ
ィールド306、公開鍵情報を格納する公開鍵情報フィ
ールド308、鍵のタイプを示す鍵のタイプ情報フィー
ルド310、信頼性のある第三者の機関が発行したデジ
タル証書を格納する証明書フィールド312から構成さ
れる。本発明のEDIデータ処理システムでは、これら
のデータは、データの暗号化、データに対する署名、デ
ジタル証書を利用した認証などに利用される。なお、公
知の公開鍵暗号方式としては、米国のRSA社によるR
SA暗号方式があげられる。また、デジタル証書は、I
SOによるX.509証書を利用することができる。
【0028】図4は、本発明のEDIデータ処理システ
ムを構成する計算機群の各記憶装置内に格納されるサー
ビス提供計算機管理データ264の管理テーブル例であ
る。
【0029】サービス提供計算機管理テーブル400
は、計算機を識別する計算機IDフィールド402、計
算機名称を格納する計算機名フィールド404、ネット
ワークの位置を示すネットワーク位置フィールド40
6、認証方法を示す認証方法フィールド408、その計
算機に関連付けられたデジタル証明書を格納する証明書
フィールド410から構成される。本発明のEDIデー
タ処理システムを構成する計算機群は、これらのテーブ
ルの情報を参照して、サービスを提供する計算機群にア
クセスする。
【0030】図5は、EDIサービス提供計算機102
が提供するサービス情報を管理するサービスマスタ情報
244の管理テーブル例である。サービスマスタテーブ
ル500は、サービスを識別するサービスIDフィール
ド502、サービス名称を示すサービス名フィールド5
04から構成される。本発明のEDIデータ処理システ
ムでは、このテーブル内のサービスIDをキーにしてサ
ービス毎の処理を実行する。図5の例では、サービスI
Dである00000001に対応するサービスは、ED
Iデータの送受信サービスを提供するEDIサービスで
ある。
【0031】図6は、EDIサービス提供計算機102
が管理するサービス利用企業マスタ情報のテーブル例で
ある。サービス利用企業マスタテーブル600は、サー
ビス利用企業を識別するサービス利用企業IDフィール
ド602、EDIデータの送信元と受信先を示すEDI
送受信者IDフィールド604、企業名称フィールド6
06、事業所名称フィールド608、部署名称610、
デジタル証書を格納する認証情報フィールド612から
構成される。
【0032】図7は、EDIサービス提供計算機102
が保持するサービス利用管理テーブル700の例であ
る。サービス利用管理テーブル700は、サービス利用
企業IDフィールド702、サービス利用企業が利用す
るサービスを識別するサービスIDフィールド704、
サービス利用を開始する日時を格納する利用開始日時フ
ィールド706、サービスの利用終了予定日時を格納す
る利用終了予定日時フィールド708から構成される。
EDIサービス提供計算機102の利用ユーザ受付管理
部210は、このテーブルを参照して、EDIサービス
利用計算機104を操作するユーザに対してサービスに
対するアクセス権限を設定する。
【0033】図8は、EDIサービス提供計算機102
の記憶装置103に格納されるサービス利用企業アクセ
ス管理データの管理テーブル例である。サービス利用企
業アクセス管理テーブル800は、現在サービスを受け
ているサービス利用企業に関する情報を管理する。この
テーブルは、サービス利用企業IDフィールド802、
サービス利用中の接続識別子であるセッションIDフィ
ールド804、サービス開始時を管理するログイン開始
日時フィールド806、最新のアクセス日時を管理す最
新アクセス日時フィールド808、タイムアウト時間フ
ィールド810から構成される。なお、タイムアウト時
間の利用の仕方を以下に示す。EDIサービス提供計算
機102の利用ユーザ受付管理部210は、最新のアク
セス日時からこのタイムアウト時間フィールドが示す時
間が経過する間に全くアクセスがない場合、該当する利
用者を強制的にログアウトさせる。
【0034】図9は、EDIサービス提供計算機102
が集信・配信するEDIデータの管理テーブル例であ
る。EDIデータ管理テーブル900は、EDIデータ
を識別するEDIデータIDフィールド902、EDI
データの送信者を示す送信者IDフィールド904、E
DIデータの受信者を示す受信者IDフィールド90
6、該当するEDIデータが集信された時刻を示す集信
日時フィールド908、該当するEDIデータが配信さ
れた時刻を示す配信日時フィールド910、EDIデー
タの集信・配信状態を示す状態フィールド912、実際
のEDIデータを格納するEDIデータフィールド91
4から構成される。
【0035】図10から図13にかけて本発明の実施例
で記述するEDIデータ処理システムが扱うEDIデー
タのデータ構造例を示す。EDIデータの例は、日本の
電子機械業界で広く利用されているCII(Cente
r for the Information of In
dustry)のEIAJ(ElectronicIn
dustries Association of Ja
pan)のEDI標準(これ以降、EIAJ標準として
参照する)を参考にしている。なお、EIAJ標準は、
可変長のレングスタグ方式のメッセージであるが、本発
明は、このタイプのシンタックスルールで構築されたメ
ッセージに限定されるものではなく、固定長のメッセー
ジや可変長のデリミタ方式を採用する国際標準であるU
N/EDIFACTメッセージに対しても適用すること
が可能である。
【0036】図10は、EIAJ標準に準拠したEDI
データの交換単位を示すメッセージ構造である。メッセ
ージは、複数のレコードから構成される。EDIメッセ
ージ1000は、メッセージの開始を示すメッセージグ
ループヘッダレコード1002、書面の伝票に対応する
複数のトランザクションレコード1004、1020、
メッセージの終了を示すメッセージグループトレーラレ
コード1024から構成される。
【0037】図11は、メッセージグループヘッダレコ
ード1100のデータ構造を示す。レコード分割区分1
110は、レコードの分割区分を示す。レコード区分1
104は、メッセージグループヘッダレコード、トラン
ザクションレコード、メッセージグループトレーラレコ
ードの三者を識別する。運用モード1106は、このメ
ッセージがテストデータか、それとも実際の業務で有効
であるのかどうかを示す。発信者側センターコード11
08と発信者コード1110、そして、受信者側センタ
ーコード1112と受信者コード1114は、発信者と
受信者をそれぞれ識別するコードである。これらの発信
者と受信者を識別するコードは、本発明の実施例で記載
されるEDIサービス提供計算機102が管理するサー
ビス利用企業マスタ246におけるEDI送受信者ID
フィールド604に現れるものである。ビジネスプロト
コル識別コード1116は、ビジネスプロトコルを策定
した機関、業務、バージョンをあらわす。情報区分コー
ド1120は、このEDIメッセージの情報の種類をあ
らわす。トータル項目No.1122は、数値集計の対
象となるデータ項目の番号を示す。フォーマットID1
124は、EDIデータレコードの形式を示す。作成日
付時刻1128は、このEDIメッセージが作成された
時刻を示す。リザーブ1118、1126、1130
は、将来の拡張エリアである。
【0038】図12は、トランザクションレコード12
00のデータ構造を示す。レコード区分1200は、メ
ッセージグループヘッダレコード、トランザクションレ
コード、メッセージグループトレーラレコードの三者を
区別する。シーケンスNo.1204は、1メッセージ
内におけるトランザクションレコードの一連の番号であ
る。レコード長1206は、レコード区分1200から
トランザクションレコードの終わりを示すレコードトレ
ーラ1214までのデータの長さを示す。レコード長さ
1206とレコードトレーラ1214の間に現れる複数
のデータセグメント1208、1210、1212は、
書面の伝票上で現れるデータ項目を示す。
【0039】データセグメント1208は、データ項目
を識別するバイナリデータである項目No.タグ122
0、実際のデータの長さを示すレングスタグ1222、
実際のデータを格納するデータ1224から構成され
る。
【0040】図13は、メッセージグループトレーラ1
300のデータ構造を示す。レコード分割区分1110
は、レコードの分割区分を示す。レコード区分1104
は、メッセージグループヘッダレコード、トランザクシ
ョンレコード、メッセージグループトレーラレコードの
三者を識別する。最終シーケンスNo.1306は、メ
ッセージグループトレーラの直前のトランザクションレ
コード1200に付番されたシーケンスNo.1204
を設定する。トータル項目No.1308は、メッセー
ジグループヘッダレコード1100のトータル項目N
o.1122で指定されたトランザクションレコード内
の数値項目の値の合計を示す。リザーブ1310は、将
来の拡張エリアである。
【0041】続いて、図14から図16にかけてEDI
サービス提供計算機102の記憶装置に予め格納されて
いるEDI標準辞書254のデータ構造例を示す。本発
明の実施例で記載されるEDIサービス提供計算機10
2の見読性EDIデータ管理部222は、このデータを
参照することで、EDIデータに含まれているコード情
報を識別することが可能になる。
【0042】図14は、EDIデータのフォーマット定
義を示す辞書データの例である。フォーマット定義を管
理するテーブル1400は、メッセージに現れる可能性
のある個々のデータ項目を管理している。このテーブル
は、EDI標準を識別するEDI標準IDフィールド1
402、該当するデータ項目がメッセージ内のどの位置
に現れる可能性があるのかを示す位置IDフィールド1
404、メッセージにおけるレコードの区分を示すレコ
ード区分1406、データの項目名を示す項目名140
8フィールド、数値や文字列などのデータの型を示すデ
ータ型フィールド1410、データのサイズを示すデー
タサイズフィールド1412、データの最大繰り返し数
を示す最大繰返数フィールド1414、EDI標準にお
いて定義されているコード情報なのか、それとも、ユー
ザとその取り引き先の間で定義されるコード情報なのか
を識別するコード区分1416フィールドから構成され
る。
【0043】図15は、EDIデータの情報区分コード
1120毎のメッセージを定義する辞書データの例であ
る。この辞書は、書面の伝票上に現れるデータ項目のセ
ットを定義している。メッセージ定義を管理するテーブ
ル1500は、EDI標準を識別するEDI標準IDフ
ィールド1502、情報区分を示す情報区分フィールド
1504、メッセージに利用されるデータ項目を識別す
る項目No.フィールド1506、項目名フィールド1
508、メッセージ内で必須かそれとも任意項目である
かどうかを示す必須フラグフィールド1510、同一の
情報区分を持つ複数のメッセージをユニークに特定する
時に利用するデータ項目であるかどうかを示すキーフラ
グフィールド1512、コード情報であるかどうかを示
すコード区分フィールド1514から構成されている。
本発明の実施例で記載されるEDIサービス提供計算機
102の見読性EDIデータ管理部222は、このテー
ブル上のコード区分フィールド1514を参照すること
で、EDIデータに含まれているコード情報を識別する
ことが可能になる。また、前記EDIサービス提供計算
機102における見読性EDIデータ管理部222にお
けるインデックス処理部226は、このテーブル上の必
須フラグフィールド1510とキーフラグ1512に対
応するデータ項目に対してインデックス作成処理を実行
する。このインデックス作成処理により、ユーザが注目
する重要なデータ項目である必須項目とキー項目を検索
条件に設定することが可能になる。
【0044】図16と図17は、EDIデータに現れる
コード情報に対するマスタ情報を管理するデータ例であ
る。
【0045】図16は、前記EDI標準辞書254に格
納されるEDI標準定義コードマスタテーブル1600
である。このテーブルは、EDI標準を識別するEDI
標準IDフィールド1602、該当するデータ項目がメ
ッセージ内のどの位置に現れる可能性があるのかを示す
位置IDフィールド1604、データ項目名称を示す項
目名フィールド1606、データ項目がとりうるコード
情報を格納する値フィールド1608、コード情報の意
味を示す文字列を格納する意味フィールド1610から
構成される。
【0046】図17は、EDIデータに現れるコード情
報のうち、EDI標準で定義されていないコード情報、
すなわち、EDIサービス利用計算機を操作するユーザ
企業とその取り引き先の間で定義されるコードマスタ情
報を管理するテーブル例である。ユーザ定義コードマス
タテーブル1700は、EDIデータの送信者と受信者
を示す発注企業IDフィールド1702、受注企業ID
フィールド1704、EDI標準を示すEDI標準ID
フィールド1706、メッセージに利用されるデータ項
目を識別する項目No.フィールド1708、データ項
目名称を示す項目名フィールド1710、コード情報を
格納する値フィールド1712、コード情報に対応する
意味情報である文字列を格納した意味フィールド171
4から構成される。ユーザは、マスタデータ登録計算機
110を介して、これらのユーザ定義コードマスタ情報
をEDIサービス提供計算機102に登録することが可
能である。
【0047】以上から本発明の実施例では、EDIサー
ビス提供計算機102の見読性EDIデータ管理部22
2におけるマスタ情報付加処理224は、図16と図1
7で説明したコードマスタ情報のうち、特に、EDI標
準コードマスタテーブル1600における意味フィール
ド1610とユーザ定義コードマスタテーブル1700
の意味フィールド1714を参照することで、見読性の
あるEDIデータを作成することができる。
【0048】引き続き、図18と図19において、見読
性のあるEDIデータの構成例を示す。
【0049】図18は、コード情報であるデータセグメ
ント1208を見読性のある形態にしたものである。見
読性のあるデータセグメント1800は、データ項目を
識別するバイナリ値が格納された項目No.タグ180
2、後述するデータと付加文字列を合計した長さを格納
するレングスタグ1804、実際のデータであるデータ
1806、項目No.タグの意味を示す文字列180
8、データ1806の意味を示す文字列1810から構
成される。
【0050】図19は、図18で説明した見読性のある
データセグメントから構成されるEDIメッセージ交換
単位のデータ構成例である。図10で説明したEIAJ
標準のEDIメッセージの交換単位との違いは、図19
で定義するEDIメッセージ交換単位は、見読性のある
トランザクションレコードから構成されていることであ
る。
【0051】図20は、見読性のあるEDIデータに対
する公証情報のデータ構成例である。
【0052】EDIサービス提供計算機102の公証情
報管理部230の公証情報作成処理232は、公証サー
ビス提供計算機116のサービスを利用してこのデータ
を作成する。公証情報2000は、見読性のあるEDI
トランザクションレコード1904のハッシュ値200
2、前記公証サービス提供計算機が付加するタイムスタ
ンプ2004、前記ハッシュ値とタイムスタンプに対す
る前記公証サービス提供計算機による電子署名データ2
006から構成される。なお、前記ハッシュ値は、一方
向関数の一つである公知のMD5関数を利用することで
求めることが可能である。この公証情報は、前記ハッシ
ュ値が示す見読性のあるEDIトランザクションデータ
が、タイムスタンプが示す時刻に存在したことを署名者
が保証することを意味する。なお、この場合の署名者
は、公証サービス提供計算機116である。
【0053】図21は、EDIサービス提供計算機10
2の見読性EDIデータ作成部216が書き込む見読性
EDIデータ258の例である。見読性EDIデータ管
理テーブル2100は、EDIデータを識別するEDI
データIDフィールド2102、EDIデータの送信者
を示す送信者IDフィールド2104、EDIデータの
受信者を示す受信者IDフィールド2106、該当する
EDIデータが集信された時刻を示す集信日時フィール
ド2108、該当するEDIデータが配信された時刻を
示す配信日時フィールド2110、書面の伝票に対応す
るEDIデータのトランザクションを識別するEDIト
ランザクションデータIDフィールド2112、見読性
のあるEDIトランザクションデータを格納する見読性
EDIトランザクションデータフィールド2114、公
証情報を格納する公証情報フィールド2116から構成
される。なお、この見読性EDIデータをCD−Rなど
の上書きが不可能な媒体に保存してもよい。
【0054】図22は、EDIサービス提供計算機10
2における見読性EDIデータ管理部のインデックス処
理部226が作成するインデックスデータ管理テーブル
の例である。インデックスデータ管理テーブル2200
は、インデックスキーフィールド2202、インデック
スキーに対応するEDIデータを識別するEDIデータ
IDフィールド2204から構成される。インデックス
処理部226は、図15で説明したように、EDIメッ
セージに現れるデータ項目のうち、必須項目やキー項目
をインデックスキーに設定する。
【0055】図23は、EDIサービス提供計算機10
2の記憶装置103に格納されるスタイルシートデータ
266の例である。スタイルシートデータ2300は、
EDI標準を識別するEDI標準IDフィールド230
2、EDIデータの情報の種類(書面では伝票の種類に
対応する)を示す情報区分フィールド2304、情報区
分毎の帳票データを格納するオーバレイ帳票データフィ
ールド2306から構成される。見読可能EDIデータ
閲覧計算機112からデータ閲覧要求を受け付けると、
見読性EDIデータ閲覧部234は、このスタイルシー
トデータを読み込み、見読性EDIデータとともに、前
記の見読可能EDIデータ閲覧計算機へ送信する。見読
可能EDIデータ閲覧計算機は、このスタイルシートに
基づいて、見読可能EDIデータを帳票形式で表示する
ことできる。
【0056】引き続いて、図24から図27を用いて、
本発明の実施形態であるEDIサービス提供計算機10
2がEDIサービス利用計算機104、マスタデータ登
録計算機110、見読可能EDIデータ閲覧計算機11
2に対してサービス処理を実行する手順を説明する。
【0057】図24は、EDIサービス提供計算機10
2が、一つの計算機に対してサービス処理を実行する手
順を示す。なお、この説明では、前記の一つの計算機と
は、EDIデータの送受信、マスタデータの登録、見読
可能EDIデータの閲覧処理を実行するEDIサービス
利用計算機104であるとする。ステップ2402で
は、利用ユーザ受付管理部210の認証処理212は、
前記計算機から送信される認証情報(この例では、署名
付きのデジタル証明書)を認証する。具体的には、サー
ビス利用企業マスタ246に格納された前記ユーザ、あ
るいは、計算機のデジタル証書を用いて認証情報の署名
を検証する。なお、認証方法は、デジタル証書を利用し
たものだけでなく、ユーザ識別子、あるいは、計算機識
別子とパスワードを用いてもよい。認証が成功すると、
ステップ2406で、利用ユーザ受付管理部210は、
サービス利用企業管理データ248を読み込み、前記ユ
ーザ、あるいは、計算機のサービス利用権限を設定す
る。次に、ステップ2408で初期メニューを送信す
る。ステップ2410では、各サービス代理処理214
を実行し、前記計算機から送信されるサービス要求を受
け付け、以下の判断を行う(ステップ2412、ステッ
プ2416、ステップ2420)。サービス要求が、E
DIデータ送受信処理であれば、EDIデータ送受信部
218が、EDIデータ集配信処理を実行する(ステッ
プ2414)。前記サービス要求が、見読可能EDIデ
ータ閲覧処理であれば、見読性EDIデータ閲覧処理を
実行する(ステップ2418)。コードマスタ情報登録
処理要求であれば、EDIマスタ情報管理部240は、
コードマスタ情報を登録処理を実行する(ステップ24
22)。
【0058】なお、見読性EDIデータ作成部216
は、後述する条件下で、前記EDIデータ集配信処理
(ステップ2414)内で実行する。
【0059】図25は、図24で説明したEDIデータ
集配信処理ステップ2414の詳細手順である。ステッ
プ2502で、集信処理、あるいは、配信処理を要求さ
れているのかを判断する。集信処理要求であれば、集信
処理を実行し、サービス処理を終了する(ステップ25
04、ステップ2550)。配信処理要求であれば、ス
テップ2506で配信処理を実行する。続いて、サービ
ス利用管理データ248を参照し、サービス利用ユー
ザ、あるいは、計算機が、見読可能EDIデータ閲覧サ
ービスを利用しているかどうかを判断する(ステップ2
508)。利用している場合、EDIデータ送受信部2
18は、見読性EDIデータ作成部216に制御を移
す。引き続き、見読性EDIデータ作成部216は、E
DI標準辞書とユーザ定義コードマスタ情報を読み込む
(ステップ2510、ステップ2512)。さらに、前
記配信済みのEDIデータに対して、コードマスタ情報
を追加し(ステップ2514)、フォーマット処理を実
行する(ステップ2516)。
【0060】続いて、公証情報管理部230が、後述す
る公証情報付加処理を実行する(ステップ2518)。
次に、見読性EDIデータに対するインデックス作成処
理を実行し(ステップ2520)、最後に、見読性ED
Iデータを格納する(ステップ2522)。
【0061】図26は、EDIサービス提供計算機10
2の公証情報管理部230が、公証サービス提供計算機
116と通信することで、見読性EDIデータに対して
公証情報を作成し、付加する手順を示す。ステップ26
00にて、前記のEDIサービス提供計算機が、公証サ
ービス提供計算機にログインし、前記公証サービス提供
計算機は、利用者認証を実行し(ステップ2604)、
認証が成功すれば、サービス受付了解通知を送信し、前
記EDIサービス提供計算機は、前記サービス受付了解
通知を受信すると、前記の見読性EDIデータに対する
ハッシュ値を作成し(ステップ2608)、そのハッシ
ュ値に対して電子署名を付加し(ステップ2610)、
これらのハッシュ値と電子署名を前記公証サービス提供
計算機に送信し(ステップ2614)、公証サービス提
供計算機は、ハッシュ値と電子署名を受信すると、前記
電子署名を検証し(ステップ2614)、検証が成功す
ると、受信したハッシュ値に対して、タイムスタンプを
付加し(ステップ2616)、ハッシュ値とタイムスタ
ンプから構成されるデータに対して電子署名を付加し
(ステップ2618)、前記ハッシュ値、タイムスタン
プ、電子署名から構成される公証情報を前記EDIサー
ビス提供計算機に送信し、EDIサービス提供計算機
は、前記公証情報を受信すると、電子署名を検証し(ス
テップ2622)、検証が成功すれば、前記公証情報を
格納する(ステップ2624)。その後、ログアウトす
る(ステップ2626)。
【0062】なお、この例では、公証情報を公証サービ
ス提供計算機116が作成するが、公証サービス提供計
算機116を利用せず、EDIサービス提供計算機10
2がこの公証情報を作成しても構わない。
【0063】図27は、EDIサービス提供計算機10
2が、見読可能EDIデータ閲覧計算機112に対して
サービス処理を実行する手順を示す。ステップ2700
にて、前記の見読可能EDIデータ閲覧計算機112
が、EDIサービス提供計算機102にログインする。
EDIサービス提供計算機は、利用者認証を実行し(ス
テップ2704)、認証が成功すれば、初期画面情報を
送信し、見読可能EDIデータ閲覧計算機は、初期画面
を表示し(ステップ2707)、ユーザ操作を受け付け
て(ステップ2708)、検索サービス依頼を送信す
る。EDIサービス提供計算機は、検索画面を作成し
(ステップ2704)、送信する。見読可能EDIデー
タ閲覧計算機は、受信後、検索画面を表示し(ステップ
2716)、ユーザから検索条件を受け付け(ステップ
2718)、検索条件実行依頼を送信する。
【0064】EDIサービス提供計算機は、受信した検
索条件に合致する見読性EDIデータを検索し(ステッ
プ2724)、検索後、検索結果一覧情報を送信する。
見読性EDIデータ閲覧計算機は、検索結果一覧画面を
表示し(ステップ2728)、ユーザから特定の見読性
EDIデータの選択要求を受け付ける(ステップ273
0)。続いて、選択された見読性EDIデータの詳細表
示依頼を送信する。EDIサービス提供計算機は、前記
依頼を受信すると、該当する見読性EDIデータ、公証
情報、帳票データを読み込み(ステップ2734)、送
信する。見読可能EDIデータ閲覧計算機は、特定の見
読可能EDIデータ、公証情報、帳票データを受信する
と、公証情報に付加された電子署名を検証し(ステップ
2738)、見読可能EDIデータを検証し(ステップ
2740)、見読可能EDIデータと公証情報を表示す
る(ステップ2742)。なお、前記電子署名の検証と
は、署名データを署名者の公開鍵で復号したデータと署
名対象データ(この場合、見読性EDIデータのハッシ
ュ値とタイムスタンプ)に対するハッシュ値を比較する
ことを意味する。比較対象物が同一であれば、認証は成
功であると言う。また、前記見読可能EDIデータの検
証とは、見読性EDIデータのハッシュ値と公証情報に
含まれる見読性EDIデータのハッシュ値を比較するこ
とを意味する。
【0065】最後に、図28と図29において、見読性
EDIデータ閲覧計算機112における見読性EDIデ
ータと公証情報の表示例を示す。
【0066】図28は公証情報の検証と見読性EDIデ
ータの検証が成功した場合の表示例である。一方、図2
9は、不成功の場合の表示例である。ここでは、ウイン
ドウシステムを備えたOS(Operating Sy
stem)のアプリケーション画面として説明する。ウ
インドウ画面2800は、EIAJ標準に準拠した確定
注文情報を示す見読性EDIデータの表示例である。こ
の画面は、3つの領域から構成される。見読性EDIデ
ータ表示領域2806は、見読性EDIデータに含まれ
る複数のデータ項目を帳票形式で表示する領域である。
スクロール領域2804は、前記見読性EDIデータ表
示領域に対する縦スクロール領域である。
【0067】この縦スクロール領域は、ユーザ操作を受
け付け、仮想的に存在する見読性EDIデータ文書の表
示領域を上下に移動させる。公証情報表示領域2802
は、前記公証情報の検証と見読性EDIデータの検証結
果を表示する領域である。
【0068】見読性EDIデータ表示領域2806にお
いて、情報区分コード2812、発注者コード281
6、受注コード2818、訂正コード2822、単位2
828、単価区分2832、発注品名コード2826に
は、コード情報に対するマスタ情報が表示されているた
め、見読性に優れている。また、EIAJ標準のEDI
データでは、注文年月日のデータは、西暦の下2桁の情
報であるが、本発明では、フォーマット化処理228を
実行するため、注文年月日2824には、より見読性に
優れた西暦4桁をもつ年月日情報が表示されている。
【0069】公証情報表示領域2802には、「下記文
書は、1999年4月1日12:00に確かに存在して
いたことを保証します。(株)公証サービス)」と表示
される。これは、前記見読性EDIデータが、公証情報
2000内のタイムスタンプ2004の時刻に確かに存
在していたことを保証すること意味している。また、
(株)公証サービスは、公証情報を作成した主体者を意
味し、ここでは、公証サービス提供計算機116に関す
るデジタル証書に記載された主体者である。一方、図2
9の公証情報表示領域2902は、前記見読性EDIデ
ータが、1999年4月1日12:00に存在していた
ことを保証できないことを意味している。このように、
見読性EDIデータに対する公証情報を文字列で表現す
ることで、人間が理解しやすくなるという効果がある。
なお、公証情報表示の方法としては、文字列だけでな
く、色や音などで表現してもよい。
【0070】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、企
業間で授受される見積書、注文書、請求書などを示すE
DIデータを集信・配信するEDIサービス提供計算
機、企業の資材調達部門や営業部門に所属するユーザか
らの操作を受け付けて、EDIデータを送受信する複数
のEDIサービス利用計算機、ユーザの操作を受け付け
て、EDIデータ内部で利用されるコード情報のマスタ
情報を登録する複数のマスタデータ登録計算機、EDI
データの公証性を保証する公証サービス提供計算機、ユ
ーザの操作を受け付けて、見読性のあるEDIデータを
表示する複数の見読可能EDIデータ閲覧計算機から構
成される通信ネットワーク上のEDIデータ処理システ
ムにおいて、EDIサービス提供計算機は、ユーザ操作
を受け付けるEDIサービス利用計算機から接続要求を
受け付けると、ユーザ認証受付処理を実行し、ユーザ認
証が成功すると、ユーザのサービス利用権限を設定し、
初期メニューを送信し、前記のEDIサービス利用計算
機は、受信した初期メニューを表示し、ユーザの操作を
受け付け、サービス要求を上記のEDIサービス提供計
算機に送信し、サービス要求を受け付けたEDIサービ
ス提供計算機は、要求がEDIデータ送受信処理であれ
ば、EDIデータ集信・配信処理と見読可能EDIデー
タ作成処理を実行し、前記の要求が、見読可能EDIデ
ータ閲覧処理であれば、見読可能EDIデータ閲覧処理
を実行し、前記の要求が、コードマスタ情報登録処理で
あれば、コードマスタ情報登録処理を実行する。これら
の実現により、見読性のあるEDIデータをEDIサー
ビス利用ユーザに対して提供できるという効果がある。
また、EDIサービス提供計算機が、集中的に、見読性
EDIデータを保管しているため、EDIサービス利用
企業が、独自に見読性EDIデータを保管する手間とコ
ストがかからないという効果もある。
【0071】また、見読性EDIデータに対して公証情
報を付加するため、データ改竄などを容易に発見するこ
とが可能になるため、安全性が高まるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すシステムの構成図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態におけるEDIサービス提供
計算機に係るソフトウエア構成とデータ構成例である。
【図3】EDIサービス提供計算機に格納されるセキュ
リティデータ管理テーブルの一例を示す図である。
【図4】EDIサービス提供計算機に格納されるサービ
ス提供計算機管理テーブルの一例を示す図である。
【図5】EDIサービス提供計算機に格納されるサービ
スマスタテーブルの一例を示す図である。
【図6】EDIサービス提供計算機に格納されるサービ
ス利用企業マスタテーブルの一例を示す図である。
【図7】EDIサービス提供計算機に格納されるサービ
ス利用管理テーブルの一例を示す図である。
【図8】EDIサービス提供計算機に格納されるサービ
ス利用企業アクセス管理テーブルの一例を示す図であ
る。
【図9】EDIサービス提供計算機に格納されるEDIデ
ータ管理テーブルの一例を示す図である。
【図10】EDI標準の一つであるCII−EIAJメッセー
ジグループの構造図である。
【図11】EDI標準の一つであるCII−EIAJメッセー
ジグループヘッダレコードの構造図である。
【図12】EDI標準の一つであるCII−EIAJトランザ
クション・レコード(可変長)の構造図である。
【図13】EDI標準の一つであるCII−EIAJメッセー
ジグループトレーラレコードの構造図である。
【図14】EDIサービス提供計算機に格納されるEDI
辞書−フォーマット定義テーブルの一例を示す図であ
る。
【図15】EDIサービス提供計算機に格納されるEDI
辞書−メッセージ定義テーブルの一例を示す図である。
【図16】EDIサービス提供計算機に格納されるEDI
辞書−コードマスタ定義テーブルの一例を示す図であ
る。
【図17】EDIサービス提供計算機に格納されるユー
ザ定義−コードマスタ定義テーブルの一例を示す図であ
る。
【図18】EDIサービス提供計算機に格納される見読
性のあるCII−EIAJデータセグメントの構造の一例を示
す図である。
【図19】EDIサービス提供計算機に格納される見読
性のあるCII−EIAJメッセージグループの構造の一例を
示す図である。
【図20】EDIサービス提供計算機に格納される見読
性のあるCII−EIAJトランザクションに対する公証情報
の構造の一例を示す図である。
【図21】EDIサービス提供計算機に格納される見読
性EDIトランザクションデータ管理テーブルの一例を示
す図である。
【図22】EDIサービス提供計算機に格納される見読
性EDIトランザクションデータインデックス管理テーブ
ルの一例を示す図である。
【図23】EDIサービス提供計算機に格納される見読
性EDIデータの帳票形式を定義するスタイルシートテ
ーブルの一例を示す図である。
【図24】EDIサービス提供計算機の全体処理フロー
図である。
【図25】EDIサービス提供計算機の見読性EDIデ
ータ作成処理フロー図である。
【図26】EDIサービス提供計算機と公証サービス提
供計算機の間の通信プロトコルと公証情報作成処理フロ
ー図である。
【図27】EDIサービス提供計算機と見読性EDIデ
ータ閲覧計算機の間の通信プロトコルと見読性EDIデ
ータ閲覧サービス処理フロー図である。
【図28】公証情報の検証が成功した場合の見読性ED
Iデータ表示例を示す図である。
【図29】公証情報の検証が失敗した場合の見読性ED
Iデータ表示例を示す図である。
【符号の説明】 102…EDIサービス提供計算機、104・106・
108…EDIサービス利用計算機、110…マスタデ
ータ登録計算機、112・114…見読可能EDIデー
タ閲覧計算機、116…公証サービス提供計算機、21
0…利用ユーザ受付管理部、218…EDIデータ送受
信部、216…見読性EDIデータ作成部、230…公
証情報管理部、234…見読性EDIデータ閲覧部、2
40…EDIマスタ情報管理部、244…サービスマス
タ、246…サービス利用企業マスタ、248…サービ
ス利用管理データ、250…サービス利用企業アクセス
管理データ、252…EDIデータ、254…EDI標
準辞書、256…ユーザ定義コードマスタ、258…見
読性EDIデータ、260…インデックスデータ、26
2…セキュリティデータ、264…サービス提供計算機
管理データ、266…スタイルシートデータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊勢 広敏 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所企業間EC推進本部内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA05 BB00 CC03 CC05 CC11 CC31 DD01 DD05 EE00 EE05 EE23 FF02 FF03 FF04 FF07 GG02 GG03 GG04 GG07 GG09 GG10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 企業間で授受される見積書、注文書、請
    求書などを示すEDIデータを集信・配信するEDIサ
    ービス提供計算機、企業の資材調達部門や営業部門に所
    属するユーザからの操作を受け付けて、EDIデータを
    送受信する複数のEDIサービス利用計算機、ユーザの
    操作を受け付けて、EDIデータ内部で利用されるコー
    ド情報のマスタ情報を登録する複数のマスタデータ登録
    計算機、EDIデータの公証性を保証する公証サービス
    提供計算機、ユーザの操作を受け付けて、見読性のある
    EDIデータを表示する複数の見読可能EDIデータ閲
    覧計算機から構成される通信ネットワーク上のEDIデ
    ータ処理システムにおいて、EDIサービス提供計算機
    は、ユーザ操作を受け付けるEDIサービス利用計算機
    から接続要求を受け付けると、ユーザ認証受付処理を実
    行し、ユーザ認証が成功すると、ユーザのサービス利用
    権限を設定し、初期メニューを送信し、前記のEDIサ
    ービス利用計算機は、受信した初期メニューを表示し、
    ユーザの操作を受け付け、サービス要求を上記のEDI
    サービス提供計算機に送信し、サービス要求を受け付け
    たEDIサービス提供計算機は、要求がEDIデータ送
    受信処理であれば、EDIデータ集信・配信処理と見読
    可能EDIデータ作成処理を実行し、前記の要求が、見
    読可能EDIデータ閲覧処理であれば、見読可能EDI
    データ閲覧処理を実行し、前記の要求が、コードマスタ
    情報登録処理であれば、コードマスタ情報登録処理を実
    行することを特徴とするEDIデータ処理システムにお
    ける見読可能EDIデータ作成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のEDIデータ処理シス
    テムにおける見読可能EDIデータ作成方法であって、
    前記のEDIサービス提供計算機が、EDIデータ集信
    ・配信処理を実行するときに、EDIサービス利用計算
    機に対するEDIデータの配信処理の場合、前記のED
    Iサービス利用計算機を操作するユーザが、見読可能E
    DIデータ閲覧サービスの利用者かどうかを判定し、利
    用者であれば、EDIデータのコードマスタ情報を読み
    込み、前記EDIデータにコードマスタ情報を付加し、
    フォーマット処理を行い、引き続き、前記EDIデータ
    に対する公証情報を付加し、インデックス作成処理を行
    い、最後に、見読性EDIデータ格納処理を行うことを
    特徴とするEDIデータ処理システムにおける見読可能
    EDIデータ作成方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のEDIデータ処理シス
    テムにおける見読可能EDIデータ作成方法であって、
    前記のコードマスタ情報は、EDI標準化団体が策定す
    るEDI標準辞書として定義されるコードマスタ情報と
    前記EDIサービス利用計算機を操作するユーザとその
    取り引き先が定義するユーザ定義コードマスタ情報から
    構成されることを特徴とするEDIデータ処理システム
    における見読可能EDIデータ作成方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のEDIデータ処理シス
    テムにおける見読可能EDIデータ作成方法であって、
    前記のEDIデータに対する公証情報付加手順は、前記
    のEDIサービス提供計算機が、公証サービス提供計算
    機にログインし、前記公証サービス提供計算機は、利用
    者認証を実行し、認証が成功すれば、サービス受付了解
    通知を送信し、前記EDIサービス提供計算機は、前記
    サービス受付了解通知を受信すると、前記の見読性ED
    Iデータに対するハッシュ値を作成し、そのハッシュ値
    に対して電子署名を付加し、これらのハッシュ値と電子
    署名を前記公証サービス提供計算機に送信し、公証サー
    ビス提供計算機は、ハッシュ値と電子署名を受信する
    と、前記電子署名を検証し、検証が成功すると、受信し
    たハッシュ値に対して、タイムスタンプを付加し、ハッ
    シュ値とタイムスタンプから構成されるデータに対して
    電子署名を付加し、前記ハッシュ値、タイムスタンプ、
    電子署名から構成される公証情報を前記EDIサービス
    提供計算機に送信し、EDIサービス提供計算機は、前
    記公証情報を受信すると、電子署名を検証し、検証が成
    功すれば、前記公証情報を格納することを特徴とするE
    DIデータ処理システムにおける見読可能EDIデータ
    作成方法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のEDIデータ処理シス
    テムにおける見読可能EDIデータ作成方法であって、
    前記のEDIデータに対する公証情報付加手順は、前記
    のEDIサービス提供計算機が、前記EDIデータのハ
    ッシュ値にタイムスタンプを付加したデータに対して自
    身で電子署名を行うことを特徴とするEDIデータ処理
    システムにおける見読可能EDIデータ作成方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のEDIデータ処理シス
    テムにおける見読可能EDIデータ作成方法であって、
    前記のEDIサービス提供計算機が、見読可能EDIデ
    ータ閲覧処理を実行する場合、EDIサービス提供計算
    機は、見読可能EDIデータ閲覧計算機に対して、見読
    可能EDIデータに対する検索画面情報を送信し、前記
    見読可能EDIデータ閲覧計算機は、前記検索画面情報
    を受信すると、検索画面を表示し、ユーザから検索条件
    入力と検索実行操作を受付け、検索実行依頼をEDIサ
    ービス提供計算機に送信し、EDIサービス提供計算機
    は、検索実行依頼を受信すると、見読可能EDIデータ
    に対して検索を実行し、検索結果一覧情報を前記見読可
    能EDIデータ閲覧計算機に送信し、EDI見読可能E
    DIデータ閲覧計算機は、検索結果一覧情報を受信する
    と、検索結果一覧を表示し、ユーザからの選択操作を受
    け付け、特定のEDIデータに対する閲覧要求情報をE
    DIサービス提供計算機に送信し、EDIサービス提供
    計算機は、特定のEDIデータに対する閲覧要求を受け
    付けると、特定の見読可能EDIデータ、公証情報、帳
    票データを読み込んで、それらのデータを見読可能ED
    Iデータ閲覧計算機に送信し、見読可能EDIデータ閲
    覧計算機は、特定の見読可能EDIデータ、公証情報、
    帳票データを受信すると、公証情報に付加された電子署
    名を検証し、見読可能EDIデータを検証し、見読可能
    EDIデータと公証情報を表示することを特徴とするE
    DIデータ処理システムにおける見読可能EDIデータ
    作成方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のEDIデータ処理シス
    テムにおける見読可能EDIデータ作成方法であって、
    前記の見読可能EDIデータ閲覧計算機は、特定のED
    Iデータに対する見読可能EDIデータと公証情報を表
    示する場合、公証情報と見読可能EDIデータに対する
    検証に成功、あるいは失敗すると、その旨を示すメッセ
    ージを表示することを特徴とするEDIデータ処理シス
    テムにおける見読可能EDIデータ作成方法。
JP2000041372A 2000-02-15 2000-02-15 Ediデータ処理システムにおける見読可能ediデータ作成方法 Pending JP2001229226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000041372A JP2001229226A (ja) 2000-02-15 2000-02-15 Ediデータ処理システムにおける見読可能ediデータ作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000041372A JP2001229226A (ja) 2000-02-15 2000-02-15 Ediデータ処理システムにおける見読可能ediデータ作成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001229226A true JP2001229226A (ja) 2001-08-24

Family

ID=18564623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000041372A Pending JP2001229226A (ja) 2000-02-15 2000-02-15 Ediデータ処理システムにおける見読可能ediデータ作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001229226A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006319485A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Ntt Docomo Inc 署名装置、署名暗号化装置、検証装置、復号装置、復元装置、情報提供装置、通信システム、署名方法、署名暗号化方法及び検証方法
JP2007179476A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Hitachi Ltd 電子データ交換システム、電子データ交換方法、および電子データ交換プログラム
JP2010066874A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Hitachi Information Systems Ltd 電子データ交換コンピュータ及び電子データ交換プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006319485A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Ntt Docomo Inc 署名装置、署名暗号化装置、検証装置、復号装置、復元装置、情報提供装置、通信システム、署名方法、署名暗号化方法及び検証方法
JP2007179476A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Hitachi Ltd 電子データ交換システム、電子データ交換方法、および電子データ交換プログラム
JP2010066874A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Hitachi Information Systems Ltd 電子データ交換コンピュータ及び電子データ交換プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7155411B1 (en) Integrating payment accounts and an electronic wallet
JP4036333B2 (ja) 送信側メールサーバ、受信側メールサーバ、電子メールシステム、署名データ管理方法、およびプログラム
US20140041006A1 (en) Secure messaging center
US20050182933A1 (en) Method and system for document transmission
US20060004771A1 (en) Computer systems and data processing methods for using a web service
JP5397527B2 (ja) 手続管理システム
AU710166B2 (en) Edited image printing system and method
US7949571B2 (en) Electronic commerce system, electronic commerce supporting device, and electronic commerce supporting method
JP2005189995A (ja) ファイル授受プロセス管理方法、および、ファイル授受プロセス可視化方法、ならびに、ファイル授受システムにおけるファイル授受プロセス管理装置、および、ユーザ端末
JP2002170070A (ja) プレゼンテーション資料公開システム,プレゼンテーション資料公開サーバ,プレゼンテーション資料公開方法およびプレゼンテーション資料公開プログラムの記憶媒体
JP2004507853A (ja) ネットワーク化されたビジネスシステム
JP2001229226A (ja) Ediデータ処理システムにおける見読可能ediデータ作成方法
US20050180574A1 (en) Method and system for document transmission
JP2002139997A (ja) 電子捺印システム
JP2002269012A (ja) 電子書類配信システム
JP2004054324A (ja) ソフトウェア提供システム、ソフトウェア提供サーバ、ソフトウェア提供方法、及びソフトウェア提供プログラム
JP2003256717A (ja) 情報保管出力システム及び情報保管出力方法、ログインシステム及びログイン方法、並びに、画面表示装置及び画面表示方法
JP2003108493A (ja) サービス情報提供システム
JP2006209676A (ja) セキュリティシステム及びセキュリティ方法
JP2002169936A (ja) 認証関係管理システム及びこれに用いるサーバ装置、クライアント装置、認証関係管理方法、記録媒体
JP2001022877A (ja) 金融システム、振込エラー処理サーバ及び記録媒体
Wang et al. An agent-mediated, secure and efficient Internet marketplace
JP2020108178A (ja) 電子データ保管サーバ、及び、電子データ保管プログラム
JP2002281090A (ja) サービス情報メールの送受信システム
JP5565553B2 (ja) オンラインショッピングサイト管理装置