JP2001229089A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JP2001229089A JP2001229089A JP2000037480A JP2000037480A JP2001229089A JP 2001229089 A JP2001229089 A JP 2001229089A JP 2000037480 A JP2000037480 A JP 2000037480A JP 2000037480 A JP2000037480 A JP 2000037480A JP 2001229089 A JP2001229089 A JP 2001229089A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置管理者の管理負担を軽減するとともに効
率的なシステム運用が可能な画像読取装置を提供する。 【解決手段】 画像読取装置1は、クライアント6から
の読取指示を受けて、主制御部11の制御に従って読取
部14で画像を読み取る。画像の読取動作を行ってゆく
に従って、例えばスタンプインク切れなどの異常が発生
する。このような消耗品に関する異常が発生した場合に
は、メールアドレス格納部16から消耗品管理者のメー
ルアドレスを取得し、消耗品の異常を示すメールを消耗
品管理者宛に送信する。また、装置に関する異常が発生
した場合には、メールアドレス格納部16から装置管理
者のメールアドレスを取得し、装置の異常を示すメール
を装置管理者宛に送信する。消耗品の異常は、直接、画
像読取装置1の近くの消耗品管理者にメール送信され、
対処するので、装置管理者の管理負担が軽減される。
率的なシステム運用が可能な画像読取装置を提供する。 【解決手段】 画像読取装置1は、クライアント6から
の読取指示を受けて、主制御部11の制御に従って読取
部14で画像を読み取る。画像の読取動作を行ってゆく
に従って、例えばスタンプインク切れなどの異常が発生
する。このような消耗品に関する異常が発生した場合に
は、メールアドレス格納部16から消耗品管理者のメー
ルアドレスを取得し、消耗品の異常を示すメールを消耗
品管理者宛に送信する。また、装置に関する異常が発生
した場合には、メールアドレス格納部16から装置管理
者のメールアドレスを取得し、装置の異常を示すメール
を装置管理者宛に送信する。消耗品の異常は、直接、画
像読取装置1の近くの消耗品管理者にメール送信され、
対処するので、装置管理者の管理負担が軽減される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LANなどのネッ
トワークに接続して使用可能な画像読取装置に関するも
のである。
トワークに接続して使用可能な画像読取装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年のネットワーク技術の発達ととも
に、画像読取装置および画像読取装置を含む各種の機器
をLAN等のネットワークに接続し、複数のクライアン
トで共用するようになってきている。このようにネット
ワークに接続されて共用される画像読取装置は、通常は
特定の装置管理者によって管理され、異常が発生すると
装置管理者に異常を通知する。この通知によって、装置
管理者は画像読取装置の状態を把握することができる。
特にシステムが大規模になると、装置管理者は画像読取
装置の傍らにいるという状況は少なくなり、離れた場所
で複数の画像読取装置を一括管理するようになってきて
いる。
に、画像読取装置および画像読取装置を含む各種の機器
をLAN等のネットワークに接続し、複数のクライアン
トで共用するようになってきている。このようにネット
ワークに接続されて共用される画像読取装置は、通常は
特定の装置管理者によって管理され、異常が発生すると
装置管理者に異常を通知する。この通知によって、装置
管理者は画像読取装置の状態を把握することができる。
特にシステムが大規模になると、装置管理者は画像読取
装置の傍らにいるという状況は少なくなり、離れた場所
で複数の画像読取装置を一括管理するようになってきて
いる。
【0003】一方、画像読取装置では、例えば紙詰まり
やランプ切れ、あるいは装置内部の温度異常などの動作
不能状態まで、種々の異常が発生する可能性がある。さ
らに、読み取り終えた原稿に対して読取済であることを
示すスタンプを押すものに関しては、スタンプインク切
れの到来などの消耗品に関する異常が発生する可能性が
ある。ネットワークに接続されて使用される画像読取装
置では、これらの異常が発生するごとに装置管理者に通
知される。
やランプ切れ、あるいは装置内部の温度異常などの動作
不能状態まで、種々の異常が発生する可能性がある。さ
らに、読み取り終えた原稿に対して読取済であることを
示すスタンプを押すものに関しては、スタンプインク切
れの到来などの消耗品に関する異常が発生する可能性が
ある。ネットワークに接続されて使用される画像読取装
置では、これらの異常が発生するごとに装置管理者に通
知される。
【0004】上述のように画像読取装置を一括して遠隔
管理しているシステムでは、スタンプインク切れなどの
軽微な異常についても装置管理者に通知され、装置管理
者がそれらに対していちいち対応しなければならないた
め、管理が煩雑になっていた。また、通常はスタンプイ
ンクボトル等は画像読取装置の近くに備えられている場
合が多く、近くにいる者が補充や交換などを行うだけで
済む。しかし従来は、遠方の装置管理者にこのような軽
微なことまで通知されるので、遠方にいる装置管理者が
画像読取装置まで出向いてスタンプインクの補充や部品
の交換などを行うことになり、非効率であるという問題
があった。
管理しているシステムでは、スタンプインク切れなどの
軽微な異常についても装置管理者に通知され、装置管理
者がそれらに対していちいち対応しなければならないた
め、管理が煩雑になっていた。また、通常はスタンプイ
ンクボトル等は画像読取装置の近くに備えられている場
合が多く、近くにいる者が補充や交換などを行うだけで
済む。しかし従来は、遠方の装置管理者にこのような軽
微なことまで通知されるので、遠方にいる装置管理者が
画像読取装置まで出向いてスタンプインクの補充や部品
の交換などを行うことになり、非効率であるという問題
があった。
【0005】装置管理者が消耗品に関する異常を示す通
知を受けたときに、その通知を消耗品管理者に対して転
送することも考えられる。しかし、この場合も転送の操
作を装置管理者が行わなければならず、手間がかかると
ともに、消耗品管理者へ通知が到達するまでに時間がか
かり、やはり非効率的であった。
知を受けたときに、その通知を消耗品管理者に対して転
送することも考えられる。しかし、この場合も転送の操
作を装置管理者が行わなければならず、手間がかかると
ともに、消耗品管理者へ通知が到達するまでに時間がか
かり、やはり非効率的であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、装置管理者の管理負担を軽
減するとともに効率的なシステム運用が可能な画像読取
装置を提供することを目的とするものである。
情に鑑みてなされたもので、装置管理者の管理負担を軽
減するとともに効率的なシステム運用が可能な画像読取
装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
に接続可能な画像読取装置において、前記ネットワーク
を介して通信を行う通信手段と、消耗品に関する異常が
発生したときに消耗品管理者に対して消耗品に関する異
常を前記通信手段を介して通知し装置に関する異常が発
生したときは装置管理者に対して装置の異常を前記通信
手段を介して通知する制御手段を有することを特徴とす
るものである。これによって、消耗品に関する異常は消
耗品管理者に通知されるので、消耗部品の交換などは、
例えば画像読取装置の近くにいる消耗品管理者が行うこ
とができる。また、装置の異常は装置管理者に通知され
るので、装置管理者が画像読取装置を管理することがで
きるとともに、消耗品に関する異常情報から解放され
る。このように、システム管理上、効率よく画像読取装
置を管理することができるようになる。さらに、装置使
用者が消耗品管理者または装置管理者に異常が発生した
ことを報告する必要がなくなる。
に接続可能な画像読取装置において、前記ネットワーク
を介して通信を行う通信手段と、消耗品に関する異常が
発生したときに消耗品管理者に対して消耗品に関する異
常を前記通信手段を介して通知し装置に関する異常が発
生したときは装置管理者に対して装置の異常を前記通信
手段を介して通知する制御手段を有することを特徴とす
るものである。これによって、消耗品に関する異常は消
耗品管理者に通知されるので、消耗部品の交換などは、
例えば画像読取装置の近くにいる消耗品管理者が行うこ
とができる。また、装置の異常は装置管理者に通知され
るので、装置管理者が画像読取装置を管理することがで
きるとともに、消耗品に関する異常情報から解放され
る。このように、システム管理上、効率よく画像読取装
置を管理することができるようになる。さらに、装置使
用者が消耗品管理者または装置管理者に異常が発生した
ことを報告する必要がなくなる。
【0008】消耗品管理者および装置管理者への異常の
通知は、例えばメールで行うことができる。例えば消耗
品管理者のメールアドレスおよび装置管理者のメールア
ドレスを記憶する記憶手段を設けておき、消耗品に関す
る異常が発生したときに消耗品管理者のメールアドレス
に対して消耗品の異常を示すメールを送信し、装置に関
する異常が発生したときには装置管理者のメールアドレ
スに装置の異常を示すメールを送信するように構成する
ことができる。メールを用いることによって、既存のシ
ステムにおいて改変などを行わなくても、画像読取装置
の管理システムを構築することができる。
通知は、例えばメールで行うことができる。例えば消耗
品管理者のメールアドレスおよび装置管理者のメールア
ドレスを記憶する記憶手段を設けておき、消耗品に関す
る異常が発生したときに消耗品管理者のメールアドレス
に対して消耗品の異常を示すメールを送信し、装置に関
する異常が発生したときには装置管理者のメールアドレ
スに装置の異常を示すメールを送信するように構成する
ことができる。メールを用いることによって、既存のシ
ステムにおいて改変などを行わなくても、画像読取装置
の管理システムを構築することができる。
【0009】また、消耗品に関する異常が発生したとき
に消耗品管理者とともに装置管理者へも通知するように
構成することもでき、この場合にメールシステムのコピ
ー送信機能を利用することにより、1回のメール送信で
消耗品管理者と装置管理者の両方に通知することができ
る。
に消耗品管理者とともに装置管理者へも通知するように
構成することもでき、この場合にメールシステムのコピ
ー送信機能を利用することにより、1回のメール送信で
消耗品管理者と装置管理者の両方に通知することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像読取装置の
実施の一形態を含むネットワークシステムの一例を示す
ブロック構成図である。図中、1,2は画像読取装置、
3は消耗品管理者端末、4は装置管理者端末、5はメー
ルサーバ、6はクライアント、7はLAN、11は主制
御部、12は操作部、13は通信部、14は読取部、1
5はRAM、16はメールアドレス格納部、17はRO
M、18はバスである。
実施の一形態を含むネットワークシステムの一例を示す
ブロック構成図である。図中、1,2は画像読取装置、
3は消耗品管理者端末、4は装置管理者端末、5はメー
ルサーバ、6はクライアント、7はLAN、11は主制
御部、12は操作部、13は通信部、14は読取部、1
5はRAM、16はメールアドレス格納部、17はRO
M、18はバスである。
【0011】図1に示したシステムでは、本発明の画像
読取装置1および同様の画像読取装置2と、消耗品管理
者端末3、装置管理者端末4、メールサーバ5、クライ
アント6などがLAN7によって接続されている。LA
N7には、さらに多くのクライアントやサーバが接続さ
れていてよいし、また、ゲートウェイを介して他のLA
Nや公衆回線と接続されていてもよい。もちろん、画像
読取装置が1台あるいは3台以上接続された構成でもよ
い。
読取装置1および同様の画像読取装置2と、消耗品管理
者端末3、装置管理者端末4、メールサーバ5、クライ
アント6などがLAN7によって接続されている。LA
N7には、さらに多くのクライアントやサーバが接続さ
れていてよいし、また、ゲートウェイを介して他のLA
Nや公衆回線と接続されていてもよい。もちろん、画像
読取装置が1台あるいは3台以上接続された構成でもよ
い。
【0012】画像読取装置1は、例えば原稿上の画像を
読み取り、読み取った画像のデータをクライアント6な
どへ送出する。画像を読み取ってゆくうちに、例えばス
タンプインクなどの消耗品に関する異常を検出すること
がある。このような場合には、消耗品管理者に対して消
耗品に関する異常を検出した旨を示すメールを送信し、
消耗品の交換などを促す。このとき、装置管理者にもメ
ールを送信することができる。この場合、例えばメール
のコピー送信機能を利用し、どちらか一方を宛先に、他
方をコピー宛先にしてメール送信を行えばよい。また、
他の宛先にメール送信する場合にも、コピー宛先を利用
することが可能である。
読み取り、読み取った画像のデータをクライアント6な
どへ送出する。画像を読み取ってゆくうちに、例えばス
タンプインクなどの消耗品に関する異常を検出すること
がある。このような場合には、消耗品管理者に対して消
耗品に関する異常を検出した旨を示すメールを送信し、
消耗品の交換などを促す。このとき、装置管理者にもメ
ールを送信することができる。この場合、例えばメール
のコピー送信機能を利用し、どちらか一方を宛先に、他
方をコピー宛先にしてメール送信を行えばよい。また、
他の宛先にメール送信する場合にも、コピー宛先を利用
することが可能である。
【0013】また、例えばランプ切れなど、消耗品管理
者では対処できない装置に関する異常を検出した場合に
は、装置管理者に対して装置の異常を検出した旨を示す
メールを送信する。なお、異常の解除は画像読取装置1
の利用者などが行ってもよいし、メールを受け取った装
置管理者が行ってもよい。例えば紙詰まりなどの軽微な
異常の場合には、利用者が異常の解除を行うことができ
る。
者では対処できない装置に関する異常を検出した場合に
は、装置管理者に対して装置の異常を検出した旨を示す
メールを送信する。なお、異常の解除は画像読取装置1
の利用者などが行ってもよいし、メールを受け取った装
置管理者が行ってもよい。例えば紙詰まりなどの軽微な
異常の場合には、利用者が異常の解除を行うことができ
る。
【0014】消耗品管理者および装置管理者宛のメール
の送信元には、画像読取装置1に固有の情報を含めてお
くことができる。また、メールの内容として、どのよう
な異常が発生しているかを示す情報を含めておくことが
できる。
の送信元には、画像読取装置1に固有の情報を含めてお
くことができる。また、メールの内容として、どのよう
な異常が発生しているかを示す情報を含めておくことが
できる。
【0015】画像読取装置1は、主制御部11,操作部
12,通信部13,読取部14,RAM15,ROM1
7などを有し、これらをバス18で接続して構成するこ
とができる。主制御部11は、画像読取装置1全体を制
御するとともに、読取部14を用いて読取機能を実現
し、また上述のように異常を検出して、その異常に対応
したメールの送信機能などを実現している。
12,通信部13,読取部14,RAM15,ROM1
7などを有し、これらをバス18で接続して構成するこ
とができる。主制御部11は、画像読取装置1全体を制
御するとともに、読取部14を用いて読取機能を実現
し、また上述のように異常を検出して、その異常に対応
したメールの送信機能などを実現している。
【0016】操作部12は、画像読取装置1に対する利
用者の指示や画質などに関する各種の設定を受け付け、
また利用者に対するメッセージやガイダンスの表示など
を行う。ここでは、例えば消耗品管理者や装置管理者の
メールアドレス等を設定することができる。
用者の指示や画質などに関する各種の設定を受け付け、
また利用者に対するメッセージやガイダンスの表示など
を行う。ここでは、例えば消耗品管理者や装置管理者の
メールアドレス等を設定することができる。
【0017】通信部13は、LAN7と接続され、読取
部14で生成された画像データをクライアント6などへ
送ったり、また消耗品管理者や装置管理者へのメールの
送信などを行う。
部14で生成された画像データをクライアント6などへ
送ったり、また消耗品管理者や装置管理者へのメールの
送信などを行う。
【0018】読取部14は、原稿上に表された文字やイ
ラスト、写真などの画像を、主制御部11の制御に従っ
て読み取る。読取部14には、原稿を送るためのフィー
ドローラ、原稿に光を照射するためのランプ、光路上に
設けられたレンズやミラーなどの光学系部品、原稿上の
画像を電気信号に変換してデータ化する光センサなどを
備えている。また、照射された光の反射状態により読取
信号を補正するためのシェーディングプレートを備えて
いる。さらに、読み取り終えた原稿に読込済であること
を示すスタンプを押す機構を備えている。
ラスト、写真などの画像を、主制御部11の制御に従っ
て読み取る。読取部14には、原稿を送るためのフィー
ドローラ、原稿に光を照射するためのランプ、光路上に
設けられたレンズやミラーなどの光学系部品、原稿上の
画像を電気信号に変換してデータ化する光センサなどを
備えている。また、照射された光の反射状態により読取
信号を補正するためのシェーディングプレートを備えて
いる。さらに、読み取り終えた原稿に読込済であること
を示すスタンプを押す機構を備えている。
【0019】原稿上の画像を読み取る際には、原稿をフ
ィードローラで送りながら、原稿にランプの光を照射す
る。そして、画像に照射した光の反射光を光学系部品を
経由して光センサで受光して画像をデータ化し、そのデ
ータを主制御部11あるいはRAM15に送る。さらに
読み取り終えた原稿には、読込済のスタンプが押され
る。
ィードローラで送りながら、原稿にランプの光を照射す
る。そして、画像に照射した光の反射光を光学系部品を
経由して光センサで受光して画像をデータ化し、そのデ
ータを主制御部11あるいはRAM15に送る。さらに
読み取り終えた原稿には、読込済のスタンプが押され
る。
【0020】なお、ランプとしては、一般的に蛍光灯が
用いられるが、LEDなど他の光源を用いてもよい。ま
た、読取部14は、原稿等を平坦なガラス等の上に固定
し、光センサを移動させる方式などであってもよい。あ
るいは、フィルムを原稿とし、原稿をスプロケットで送
りながら、原稿を透過した光を光センサで画像を読み取
るものであってもよい。
用いられるが、LEDなど他の光源を用いてもよい。ま
た、読取部14は、原稿等を平坦なガラス等の上に固定
し、光センサを移動させる方式などであってもよい。あ
るいは、フィルムを原稿とし、原稿をスプロケットで送
りながら、原稿を透過した光を光センサで画像を読み取
るものであってもよい。
【0021】RAM15は、読み取った画像のデータ
や、主制御部11や他の各部の処理において保存が必要
なデータの格納に用いられる。RAM15には、メール
アドレス格納部16が設けられている。メールアドレス
格納部16には、消耗品管理者や装置管理者のメールア
ドレスを格納しておくことができる。このメールアドレ
ス格納部16の領域は、装置の電源が切断されても記憶
内容を保持できるように構成しておくことが望ましい。
や、主制御部11や他の各部の処理において保存が必要
なデータの格納に用いられる。RAM15には、メール
アドレス格納部16が設けられている。メールアドレス
格納部16には、消耗品管理者や装置管理者のメールア
ドレスを格納しておくことができる。このメールアドレ
ス格納部16の領域は、装置の電源が切断されても記憶
内容を保持できるように構成しておくことが望ましい。
【0022】ROM17は、主制御部11の動作を規定
したプログラムや、固定的なデータなどが格納されてい
る。メールアドレス格納部16を、このROM17の書
き換え可能な領域に配置してもよい。
したプログラムや、固定的なデータなどが格納されてい
る。メールアドレス格納部16を、このROM17の書
き換え可能な領域に配置してもよい。
【0023】なお、画像読取装置2についても、画像読
取装置1と同様に構成することができる。もちろん、本
発明の画像読取装置以外の構成の画像読取装置がLAN
7に接続されていてもよく、画像読取装置2についても
本発明の画像読取装置以外の構成であってもよい。
取装置1と同様に構成することができる。もちろん、本
発明の画像読取装置以外の構成の画像読取装置がLAN
7に接続されていてもよく、画像読取装置2についても
本発明の画像読取装置以外の構成であってもよい。
【0024】消耗品管理者端末3は、例えば画像読取装
置1や画像読取装置2が設置された部署やその近くに配
置されており、消耗品管理者が画像読取装置1,2から
送られてくる消耗品に関する異常を検出した旨のメール
を参照することができる。画像読取装置1,2の近くに
いる消耗品管理者に通知されるので、遠方にいる装置管
理者によって消耗品を供給する場合に比べ、効率的に消
耗品の供給を行うことができる。また、消耗品管理者端
末3では、消耗品の在庫状況などに従って、消耗品管理
者の判断により業者への消耗品の発注を行うメールを送
信することができる。もちろん、画像読取装置2からの
消耗品管理者宛のメールから、自動的に業者宛の消耗品
の発注を行うメールを作成して送信してもよい。
置1や画像読取装置2が設置された部署やその近くに配
置されており、消耗品管理者が画像読取装置1,2から
送られてくる消耗品に関する異常を検出した旨のメール
を参照することができる。画像読取装置1,2の近くに
いる消耗品管理者に通知されるので、遠方にいる装置管
理者によって消耗品を供給する場合に比べ、効率的に消
耗品の供給を行うことができる。また、消耗品管理者端
末3では、消耗品の在庫状況などに従って、消耗品管理
者の判断により業者への消耗品の発注を行うメールを送
信することができる。もちろん、画像読取装置2からの
消耗品管理者宛のメールから、自動的に業者宛の消耗品
の発注を行うメールを作成して送信してもよい。
【0025】装置管理者端末4は、例えばネットワーク
の管理部門などに配置され、装置管理者が使用している
端末である。システムが大きくなると、ネットワークの
管理部門は画像読取装置1,2が設置されている場所か
ら離れた場所であることが多い。装置管理者端末4によ
り、装置管理者は画像読取装置1,2から送られてくる
装置に関する異常を検出した旨のメールを参照すること
ができる。もちろん、消耗品に関する異常を検出した旨
のメールについても受け取ることができるように構成さ
れていてもよい。この場合でも、消耗品に関する異常を
検出した旨のメールは、消耗品管理者宛に送信されてい
るので、装置管理者が消耗品の供給についてまで管理し
たり、あるいは消耗品管理者宛に依頼を行うといった手
間も不要である。装置に関する異常を検出した旨のメー
ルについては装置管理者が参照して、異常に対処するこ
とになる。このとき、異常の種類によっては、自動的に
メーカのサービス部門などに対してメール送信するよう
に構成されていてもよい。
の管理部門などに配置され、装置管理者が使用している
端末である。システムが大きくなると、ネットワークの
管理部門は画像読取装置1,2が設置されている場所か
ら離れた場所であることが多い。装置管理者端末4によ
り、装置管理者は画像読取装置1,2から送られてくる
装置に関する異常を検出した旨のメールを参照すること
ができる。もちろん、消耗品に関する異常を検出した旨
のメールについても受け取ることができるように構成さ
れていてもよい。この場合でも、消耗品に関する異常を
検出した旨のメールは、消耗品管理者宛に送信されてい
るので、装置管理者が消耗品の供給についてまで管理し
たり、あるいは消耗品管理者宛に依頼を行うといった手
間も不要である。装置に関する異常を検出した旨のメー
ルについては装置管理者が参照して、異常に対処するこ
とになる。このとき、異常の種類によっては、自動的に
メーカのサービス部門などに対してメール送信するよう
に構成されていてもよい。
【0026】メールサーバ5は、メールの受配信を行
う。例えば画像読取装置1,2から送られるメールは、
一旦、このメールサーバ5に蓄積された後に、宛先へ配
信される。コピー宛先が指定されている場合には、その
コピー宛先にも同じメールを配信する。
う。例えば画像読取装置1,2から送られるメールは、
一旦、このメールサーバ5に蓄積された後に、宛先へ配
信される。コピー宛先が指定されている場合には、その
コピー宛先にも同じメールを配信する。
【0027】次に、本発明の画像読取装置の実施の一形
態を含むネットワークシステムの一例における動作につ
いて、画像読取装置1を中心に簡単に説明する。画像読
取装置1では、予め操作部12などから、画像読取装置
1の消耗品の管理を担当する消耗品管理者のメールアド
レスと、画像読取装置1自体を管理する装置管理者のメ
ールアドレスを設定しておく。設定された消耗品管理者
のメールアドレスと装置管理者のメールアドレスは、メ
ールアドレス格納部16に格納される。
態を含むネットワークシステムの一例における動作につ
いて、画像読取装置1を中心に簡単に説明する。画像読
取装置1では、予め操作部12などから、画像読取装置
1の消耗品の管理を担当する消耗品管理者のメールアド
レスと、画像読取装置1自体を管理する装置管理者のメ
ールアドレスを設定しておく。設定された消耗品管理者
のメールアドレスと装置管理者のメールアドレスは、メ
ールアドレス格納部16に格納される。
【0028】通常は操作者が画像が形成された原稿をセ
ットし、操作部12の操作あるいはクライアント6から
送出された読取要求を通信部13で受信することにより
読み取りを開始する。そして、読み取った画像データを
指定されたクライアント6などに送出する。
ットし、操作部12の操作あるいはクライアント6から
送出された読取要求を通信部13で受信することにより
読み取りを開始する。そして、読み取った画像データを
指定されたクライアント6などに送出する。
【0029】図2は、本発明の画像読取装置の実施の一
形態における読取動作の一例を示すフローチャートであ
る。S21において、例えばクライアント6などから読
取要求が送られてくると、通信部13を介してこれを受
信する。S22において、ランプ切れを検出する。ラン
プ切れは、例えばシェーディングプレートからの反射光
の有無などにより検出することができる。ランプが切れ
ていない場合には、S25に進む。また、ランプ切れを
検出した場合は、S23に進む。ランプは、画像読取装
置の光学系の近傍に配置されており、一般の利用者の手
に触れないように構成されている。そのため、画像読取
装置においてはランプは消耗品とは扱わず、ランプ切れ
の場合には装置の異常として扱う。S23においてメー
ルアドレス格納部16から装置管理者のメールアドレス
を取得し、装置管理者宛にランプ切れのメッセージを含
めたメールを送信する。この場合、送信するメールの一
例を図中の右上部に示している。そしてS24におい
て、ランプが交換されるのを待つ。ランプが交換されれ
ばS25に進む。
形態における読取動作の一例を示すフローチャートであ
る。S21において、例えばクライアント6などから読
取要求が送られてくると、通信部13を介してこれを受
信する。S22において、ランプ切れを検出する。ラン
プ切れは、例えばシェーディングプレートからの反射光
の有無などにより検出することができる。ランプが切れ
ていない場合には、S25に進む。また、ランプ切れを
検出した場合は、S23に進む。ランプは、画像読取装
置の光学系の近傍に配置されており、一般の利用者の手
に触れないように構成されている。そのため、画像読取
装置においてはランプは消耗品とは扱わず、ランプ切れ
の場合には装置の異常として扱う。S23においてメー
ルアドレス格納部16から装置管理者のメールアドレス
を取得し、装置管理者宛にランプ切れのメッセージを含
めたメールを送信する。この場合、送信するメールの一
例を図中の右上部に示している。そしてS24におい
て、ランプが交換されるのを待つ。ランプが交換されれ
ばS25に進む。
【0030】S25では、読取部14が指定された解像
度で原稿の画像を読み取る。そして、生成された画像デ
ータをクライアント6に送信する。原稿を1ページ読み
取り終えると、S26において、読取済を示すスタンプ
を押す。次に、S27で読み取るべき次ページが存在す
るか否かを判定する。読み取るべき次ページが存在すれ
ば、S25へ戻って、次の1ページ分の読取を行う。こ
れを繰り返して、すべての原稿の画像を読み取る。
度で原稿の画像を読み取る。そして、生成された画像デ
ータをクライアント6に送信する。原稿を1ページ読み
取り終えると、S26において、読取済を示すスタンプ
を押す。次に、S27で読み取るべき次ページが存在す
るか否かを判定する。読み取るべき次ページが存在すれ
ば、S25へ戻って、次の1ページ分の読取を行う。こ
れを繰り返して、すべての原稿の画像を読み取る。
【0031】一連の読取動作が終了すると、S28にお
いてスタンプインクの残量を検査する。スタンプインク
がなくなった、あるいは僅少になった場合には、S29
において、メールアドレス格納部16から消耗品管理者
のメールアドレスを取得し、消耗品管理者宛にスタンプ
インク切れのメッセージを含めたメールを送信する。送
信するメールの一例を図中の右中央部に示している。
いてスタンプインクの残量を検査する。スタンプインク
がなくなった、あるいは僅少になった場合には、S29
において、メールアドレス格納部16から消耗品管理者
のメールアドレスを取得し、消耗品管理者宛にスタンプ
インク切れのメッセージを含めたメールを送信する。送
信するメールの一例を図中の右中央部に示している。
【0032】さらにS30において、フィードローラ交
換時期が到来したか否かを判定する。例えば読取枚数
や、フィードローラの回転回数などを読取時にカウント
しておき、所定値と比較することによって判定すること
ができる。フィードローラ交換時期が到来していれば、
S31において、メールアドレス格納部16から装置管
理者のメールアドレスを取得し、装置管理者宛にフィー
ドローラ交換のメッセージを含めたメールを送信する。
送信するメールの一例を図中の右下部に示している。
換時期が到来したか否かを判定する。例えば読取枚数
や、フィードローラの回転回数などを読取時にカウント
しておき、所定値と比較することによって判定すること
ができる。フィードローラ交換時期が到来していれば、
S31において、メールアドレス格納部16から装置管
理者のメールアドレスを取得し、装置管理者宛にフィー
ドローラ交換のメッセージを含めたメールを送信する。
送信するメールの一例を図中の右下部に示している。
【0033】なお、この例ではスタンプインクの残量の
有無およびフィードローラ交換時期の判定を、一連の画
像読取終了後に行っているが、これに限らず、例えば1
ページの読取終了ごとに判定を行ってもよい。この場
合、1ページの読取終了ごとにメールが送られないよう
に、メールを送信したか否かをチェックするようにして
おくとよい。また、ランプ切れなどについても、1ペー
ジの読取開始ごとあるいは1ページ読取終了ごとに判定
を行ってもよい。
有無およびフィードローラ交換時期の判定を、一連の画
像読取終了後に行っているが、これに限らず、例えば1
ページの読取終了ごとに判定を行ってもよい。この場
合、1ページの読取終了ごとにメールが送られないよう
に、メールを送信したか否かをチェックするようにして
おくとよい。また、ランプ切れなどについても、1ペー
ジの読取開始ごとあるいは1ページ読取終了ごとに判定
を行ってもよい。
【0034】また、ここではスタンプインク切れのよう
な消耗品に関する異常が発生したときは、消耗品管理者
のみにメールを送信しているが、例えばメール中のコピ
ー宛先欄(‘CC’欄)に装置管理者のメールアドレス
を挿入して送信することによって、装置管理者にも消耗
品に関する異常を示すメールを送信することができる。
な消耗品に関する異常が発生したときは、消耗品管理者
のみにメールを送信しているが、例えばメール中のコピ
ー宛先欄(‘CC’欄)に装置管理者のメールアドレス
を挿入して送信することによって、装置管理者にも消耗
品に関する異常を示すメールを送信することができる。
【0035】上述のような通常の読取動作中、あるい読
取動作を行っていないときでも、装置に異常が発生する
場合がある。例えば読取中に紙詰まりが発生した場合な
どのような軽微な装置異常や、モータなどの動作不良や
装置内部の過熱などといった装置異常なども発生する可
能性がある。このような装置に関する異常が発生した場
合には、どの時点においても、メールアドレス格納部1
6から装置管理者のメールアドレスを取得し、装置管理
者宛に装置異常であることのメッセージおよび異常に関
する諸情報を含めたメールを送信する。
取動作を行っていないときでも、装置に異常が発生する
場合がある。例えば読取中に紙詰まりが発生した場合な
どのような軽微な装置異常や、モータなどの動作不良や
装置内部の過熱などといった装置異常なども発生する可
能性がある。このような装置に関する異常が発生した場
合には、どの時点においても、メールアドレス格納部1
6から装置管理者のメールアドレスを取得し、装置管理
者宛に装置異常であることのメッセージおよび異常に関
する諸情報を含めたメールを送信する。
【0036】上述のようにして画像読取装置1から消耗
品管理者あるいは装置管理者宛に送られたメールは、L
AN7を介して一旦メールサーバ5に蓄積される。そし
て、ここでは自動的にそれぞれ消耗品管理者、装置管理
者にメールが配信されるものとする。
品管理者あるいは装置管理者宛に送られたメールは、L
AN7を介して一旦メールサーバ5に蓄積される。そし
て、ここでは自動的にそれぞれ消耗品管理者、装置管理
者にメールが配信されるものとする。
【0037】図3は、消耗品管理者端末3における動作
の一例を示すフローチャートである。S41において、
メールサーバ5から消耗品管理者宛のメールを自動的に
ダウンロードし、メールの内容を解析する。S42にお
いて、メール内の件名(Subj:)欄を参照し、その
内容に応じてそれぞれの処理を行う。件名が例えば「ス
タンプインク切れ」等のようにスタンプインクがなくな
った旨を示すメールである場合には、S43において、
消耗品管理者端末3の表示装置に、スタンプインクなし
の情報を表示するとともに、メールを送信してきた画像
読取装置を示す情報などを表示する。この表示に従い、
消耗品管理者は表示されている画像読取装置にスタンプ
インクを補充する、あるいはスタンプインクボトルを交
換すればよい。
の一例を示すフローチャートである。S41において、
メールサーバ5から消耗品管理者宛のメールを自動的に
ダウンロードし、メールの内容を解析する。S42にお
いて、メール内の件名(Subj:)欄を参照し、その
内容に応じてそれぞれの処理を行う。件名が例えば「ス
タンプインク切れ」等のようにスタンプインクがなくな
った旨を示すメールである場合には、S43において、
消耗品管理者端末3の表示装置に、スタンプインクなし
の情報を表示するとともに、メールを送信してきた画像
読取装置を示す情報などを表示する。この表示に従い、
消耗品管理者は表示されている画像読取装置にスタンプ
インクを補充する、あるいはスタンプインクボトルを交
換すればよい。
【0038】なお、スタンプインクボトルの在庫を保有
せず、業者にその都度発注する場合がある。この例で
は、業者への発注も自動化することができる。予めスタ
ンプインク切れのメールを業者へ転送するか否かを設定
しておき、その設定をS44において判断する。もし、
業者へのメールの転送が設定されている場合には、S4
5において、業者宛のメールを生成し、業者に宛ててス
タンプインクが切れた旨のメールを送信する。
せず、業者にその都度発注する場合がある。この例で
は、業者への発注も自動化することができる。予めスタ
ンプインク切れのメールを業者へ転送するか否かを設定
しておき、その設定をS44において判断する。もし、
業者へのメールの転送が設定されている場合には、S4
5において、業者宛のメールを生成し、業者に宛ててス
タンプインクが切れた旨のメールを送信する。
【0039】また、画像読取装置1においてその他の消
耗品を使用している場合には、スタンプインクの場合と
同様に処理してもよい。すなわち、S42において、メ
ールの内容がその他の消耗品に関する異常を示すもので
あれば、S46において、消耗品管理者端末3の表示装
置に、その異常の発生に関する情報を表示するととも
に、メールを送信してきた画像読取装置を示す情報など
を表示する。この表示に従い、消耗品管理者は、示され
た異常に対して所定の措置を講じればよい。また、その
異常の対応に必要なものの在庫を保有しない場合には、
スタンプインクボトルの場合と同様にS45へ進んで、
業者に宛てて所定の文面のメールを送信する。
耗品を使用している場合には、スタンプインクの場合と
同様に処理してもよい。すなわち、S42において、メ
ールの内容がその他の消耗品に関する異常を示すもので
あれば、S46において、消耗品管理者端末3の表示装
置に、その異常の発生に関する情報を表示するととも
に、メールを送信してきた画像読取装置を示す情報など
を表示する。この表示に従い、消耗品管理者は、示され
た異常に対して所定の措置を講じればよい。また、その
異常の対応に必要なものの在庫を保有しない場合には、
スタンプインクボトルの場合と同様にS45へ進んで、
業者に宛てて所定の文面のメールを送信する。
【0040】図4は、装置管理者端末4における動作の
一例を示すフローチャートである。S51において、メ
ールサーバ5から装置管理者宛のメールを自動的にダウ
ンロードし、メールの内容を解析する。S52におい
て、メール内の件名(Subj:)欄を参照し、その内
容に応じてそれぞれの処理を行う。件名が例えば「ラン
プ切れ」等のようにランプ切れた旨を示すメールである
場合には、S53において、装置管理者端末4の表示装
置に、ランプ切れ情報を表示するとともに、メールを送
信してきた画像読取装置を示す情報などを表示する。ま
た、ランプ交換は、一般的にメーカのサービス部門等の
業務であるので、メーカのサービス部門等への連絡も自
動化することが望ましい。この例では、予めランプ交換
依頼のメールをメーカのサービス部門等へ転送するか否
かを設定しておき、その設定をS54において判断し、
メールの転送が設定されていれば、S55において、設
定されているメールアドレスに宛てたメールを生成し、
メーカのサービス部門等に宛ててランプ交換を依頼する
メールを送信するようにしている。
一例を示すフローチャートである。S51において、メ
ールサーバ5から装置管理者宛のメールを自動的にダウ
ンロードし、メールの内容を解析する。S52におい
て、メール内の件名(Subj:)欄を参照し、その内
容に応じてそれぞれの処理を行う。件名が例えば「ラン
プ切れ」等のようにランプ切れた旨を示すメールである
場合には、S53において、装置管理者端末4の表示装
置に、ランプ切れ情報を表示するとともに、メールを送
信してきた画像読取装置を示す情報などを表示する。ま
た、ランプ交換は、一般的にメーカのサービス部門等の
業務であるので、メーカのサービス部門等への連絡も自
動化することが望ましい。この例では、予めランプ交換
依頼のメールをメーカのサービス部門等へ転送するか否
かを設定しておき、その設定をS54において判断し、
メールの転送が設定されていれば、S55において、設
定されているメールアドレスに宛てたメールを生成し、
メーカのサービス部門等に宛ててランプ交換を依頼する
メールを送信するようにしている。
【0041】さらに、メールの件名が例えば「フィード
ローラ交換」等のようにフィードローラ交換時期が到来
したことを示す場合には、ランプ切れの場合と同様に、
まずS56において、装置管理者端末4の表示装置に、
フィードローラ交換の情報を表示するとともに、メール
を送信してきた画像読取装置を示す情報などを表示す
る。また、フィードローラの交換も一般的にメーカのサ
ービス部門等が行う業務であるので、予めフィードロー
ラ交換のメールをメーカのサービス部門等へ転送するか
否かを設定しておき、その設定をS57において判断
し、メールの転送が設定されている場合には、S55に
おいて、設定されているメールアドレスに宛てたメール
を生成し、メーカのサービス部門等に宛ててフィードロ
ーラ交換を依頼するメールを送信する。
ローラ交換」等のようにフィードローラ交換時期が到来
したことを示す場合には、ランプ切れの場合と同様に、
まずS56において、装置管理者端末4の表示装置に、
フィードローラ交換の情報を表示するとともに、メール
を送信してきた画像読取装置を示す情報などを表示す
る。また、フィードローラの交換も一般的にメーカのサ
ービス部門等が行う業務であるので、予めフィードロー
ラ交換のメールをメーカのサービス部門等へ転送するか
否かを設定しておき、その設定をS57において判断
し、メールの転送が設定されている場合には、S55に
おいて、設定されているメールアドレスに宛てたメール
を生成し、メーカのサービス部門等に宛ててフィードロ
ーラ交換を依頼するメールを送信する。
【0042】また、この例においては上記以外の装置に
関する異常についても、メール内の件名欄に記載される
内容に応じた対応をとることができる。この例では、S
58において装置管理者端末4にメール内の件名欄に記
載される内容に応じたメッセージを表示させるようにし
ている。もちろん、それぞれの内容に応じてメーカに宛
てて修理を依頼するメールを送信するなどの対処も可能
である。例えば、読み取った画像の同一部位に連続した
線が現れる場合がある。このような線の存在を主制御部
11において検出し、装置管理者端末4に異常を示すメ
ールを送信するようにする。この場合には、装置管理者
が原稿の特性により現れた線であるのか、読取部14の
レンズやミラーなどの光学系部品にゴミが付着すること
により現れた線であるかなどの原因を確認した上、清掃
する又はメーカに連絡を取るなどの対応を取ればよい。
装置管理者端末4では、このような装置異常への対応の
ほか、各種の業務を行っており、画像読取装置1,2か
ら送られてくるメールの内容を参照し、利用することが
できる。
関する異常についても、メール内の件名欄に記載される
内容に応じた対応をとることができる。この例では、S
58において装置管理者端末4にメール内の件名欄に記
載される内容に応じたメッセージを表示させるようにし
ている。もちろん、それぞれの内容に応じてメーカに宛
てて修理を依頼するメールを送信するなどの対処も可能
である。例えば、読み取った画像の同一部位に連続した
線が現れる場合がある。このような線の存在を主制御部
11において検出し、装置管理者端末4に異常を示すメ
ールを送信するようにする。この場合には、装置管理者
が原稿の特性により現れた線であるのか、読取部14の
レンズやミラーなどの光学系部品にゴミが付着すること
により現れた線であるかなどの原因を確認した上、清掃
する又はメーカに連絡を取るなどの対応を取ればよい。
装置管理者端末4では、このような装置異常への対応の
ほか、各種の業務を行っており、画像読取装置1,2か
ら送られてくるメールの内容を参照し、利用することが
できる。
【0043】なお、スタンプインクボトルまたはランプ
およびフィードローラの自動発注時には、消耗品管理者
または装置管理者、あるいは他の発注部署の承認を受け
るように構成してもよい。また、このような自動発注の
機能を搭載しなくてもよい。また、業者への自動発注
は、メールによる発注以外にも、例えばFAXによる発
注などを行ってもよい。
およびフィードローラの自動発注時には、消耗品管理者
または装置管理者、あるいは他の発注部署の承認を受け
るように構成してもよい。また、このような自動発注の
機能を搭載しなくてもよい。また、業者への自動発注
は、メールによる発注以外にも、例えばFAXによる発
注などを行ってもよい。
【0044】このようにして、画像読取装置1に関する
異常が発生すると、その異常の状況に応じて消耗品管理
者または装置管理者に直接メール送信され、画像読取装
置1を担当する消耗品管理者または装置管理者が対処す
ることになる。そのため、従来のように離れた場所にい
る装置管理者がすべての異常に対応する必要がないの
で、装置管理者の負担を軽減するとともに、効率よくシ
ステムを運用してゆくことができる。
異常が発生すると、その異常の状況に応じて消耗品管理
者または装置管理者に直接メール送信され、画像読取装
置1を担当する消耗品管理者または装置管理者が対処す
ることになる。そのため、従来のように離れた場所にい
る装置管理者がすべての異常に対応する必要がないの
で、装置管理者の負担を軽減するとともに、効率よくシ
ステムを運用してゆくことができる。
【0045】また、上述の説明では、画像読取装置1ま
たは2で異常が発生した場合には、その異常が消耗品に
関するものか装置に関するものかによって消耗品管理者
または装置管理者に対してメールを送信した。消耗品管
理者または装置管理者に対して異常を報知する方法とし
て、メール以外でもよく、例えば消耗品管理者または装
置管理者のいずれか一方あるいは両方との通信をSNM
Pプロトコルなどにより行うことも可能である。
たは2で異常が発生した場合には、その異常が消耗品に
関するものか装置に関するものかによって消耗品管理者
または装置管理者に対してメールを送信した。消耗品管
理者または装置管理者に対して異常を報知する方法とし
て、メール以外でもよく、例えば消耗品管理者または装
置管理者のいずれか一方あるいは両方との通信をSNM
Pプロトコルなどにより行うことも可能である。
【0046】図1に示した例では、画像読取装置1は読
取部14で読取を行うのみの装置であるが、本発明はこ
れに限らず、例えば画像読取部を有した画像形成装置と
して構成されてもよい。さらには、ファクシミリ通信機
能を有したネットワークファクシミリ装置として構成し
てもよい。
取部14で読取を行うのみの装置であるが、本発明はこ
れに限らず、例えば画像読取部を有した画像形成装置と
して構成されてもよい。さらには、ファクシミリ通信機
能を有したネットワークファクシミリ装置として構成し
てもよい。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、画像読取装置で発生する異常のうち、消耗品
に関する異常は画像読取装置の近くにいる消耗品管理者
に対して報知され、その他の装置に関する異常について
は装置管理者に報知される。そのため、装置管理者は消
耗品の管理から解放され、管理負担が軽減する。また、
このような報知先の選択を画像読取装置が行うので、従
来のように装置管理者が消耗品管理者に指示を行う必要
もなくなる。さらに、画像読取装置の近くにいる消耗品
管理者が消耗品の供給を行うので、効率的である。この
ように、本発明の画像読取装置を用いることによって、
システムを効率的に運用してゆくことができる。
によれば、画像読取装置で発生する異常のうち、消耗品
に関する異常は画像読取装置の近くにいる消耗品管理者
に対して報知され、その他の装置に関する異常について
は装置管理者に報知される。そのため、装置管理者は消
耗品の管理から解放され、管理負担が軽減する。また、
このような報知先の選択を画像読取装置が行うので、従
来のように装置管理者が消耗品管理者に指示を行う必要
もなくなる。さらに、画像読取装置の近くにいる消耗品
管理者が消耗品の供給を行うので、効率的である。この
ように、本発明の画像読取装置を用いることによって、
システムを効率的に運用してゆくことができる。
【0048】また、消耗品管理者および装置管理者への
異常の報知は、例えばメールによって行うことができ、
既存のシステムにおいても画像読取装置の管理システム
を容易に構築することができる。さらに、メールを利用
することによって、異常の報知を消耗品管理者および装
置管理者の両方に行うなど、通知先の増加に対してもコ
ピー送信先の追加のみで対応することができる。本発明
によれば、このように種々の効果がある。
異常の報知は、例えばメールによって行うことができ、
既存のシステムにおいても画像読取装置の管理システム
を容易に構築することができる。さらに、メールを利用
することによって、異常の報知を消耗品管理者および装
置管理者の両方に行うなど、通知先の増加に対してもコ
ピー送信先の追加のみで対応することができる。本発明
によれば、このように種々の効果がある。
【図1】本発明の画像読取装置の実施の一形態を含むネ
ットワークシステムの一例を示すブロック構成図であ
る。
ットワークシステムの一例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】本発明の画像読取装置の実施の一形態における
読取動作の一例を示すフローチャートである。
読取動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】消耗品管理者端末3における動作の一例を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】装置管理者端末4における動作の一例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1,2…画像読取装置、3…消耗品管理者端末、4…装
置管理者端末、5…メールサーバ、6…クライアント、
7…LAN、11…主制御部、12…操作部、13…通
信部、14…読取部、15…RAM、16…メールアド
レス格納部、17…ROM、18…バス。
置管理者端末、5…メールサーバ、6…クライアント、
7…LAN、11…主制御部、12…操作部、13…通
信部、14…読取部、15…RAM、16…メールアド
レス格納部、17…ROM、18…バス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 EE08 EJ08 EJ13 EJ15 EK00 HB01 ZA07 5B089 GA14 GA15 JA31 JB17 KA04 KA13 KB06 LA03 LA06 LA09 5C062 AA35 AB17 AC34 AC58 AF02 BC01 5K035 AA07 BB03 CC10 DD01 FF04 JJ01 KK01 MM03 MM06 9A001 BB01 BB03 BB04 CC07 CC08 CZ06 DD13 HH23 JJ14 JJ27 KK16 KK31 KK37 KK42
Claims (3)
- 【請求項1】 ネットワークに接続可能な画像読取装置
において、前記ネットワークを介して通信を行う通信手
段と、消耗品に関する異常が発生したときに消耗品管理
者に対して消耗品に関する異常を前記通信手段を介して
通知し装置に関する異常が発生したときは装置管理者に
対して装置の異常を前記通信手段を介して通知する制御
手段を有することを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】 さらに、前記消耗品管理者のメールアド
レスおよび前記装置管理者のメールアドレスを記憶する
記憶手段を有し、前記制御手段は、消耗品に関する異常
が発生したときに前記消耗品管理者のメールアドレスに
対して消耗品の異常を示すメールを送信し、装置に関す
る異常が発生したときには前記装置管理者のメールアド
レスに装置の異常を示すメールを送信することを特徴と
する請求項1に記載の画像読取装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、消耗品に関する異常が
発生したとき前記消耗品管理者のメールアドレスあるい
は前記装置管理者のメールアドレスのいずれか一方をメ
ールの送信先とし、他方をコピー送信先としてメールを
送信することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000037480A JP2001229089A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000037480A JP2001229089A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001229089A true JP2001229089A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18561365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000037480A Pending JP2001229089A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001229089A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005524123A (ja) * | 2001-10-11 | 2005-08-11 | ヒューレット・パッカード・カンパニー | ウェブ統合のためのユーザと装置の対話 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH10320313A (ja) * | 1997-05-15 | 1998-12-04 | Sony Corp | 情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体 |
JPH11205362A (ja) * | 1998-01-16 | 1999-07-30 | Brother Ind Ltd | ローカルエリアネットワーク管理システム |
JPH11309928A (ja) * | 1998-04-28 | 1999-11-09 | Toshiba Tec Corp | プリンタシステム |
JP2000013550A (ja) * | 1998-06-22 | 2000-01-14 | Ricoh Co Ltd | ネットワークファクシミリ装置の制御方法 |
-
2000
- 2000-02-16 JP JP2000037480A patent/JP2001229089A/ja active Pending
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US8131602B2 (en) | 2001-10-11 | 2012-03-06 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Imaging device configuration methods and imaging device management methods |
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