JP2001228552A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2001228552A
JP2001228552A JP2000040124A JP2000040124A JP2001228552A JP 2001228552 A JP2001228552 A JP 2001228552A JP 2000040124 A JP2000040124 A JP 2000040124A JP 2000040124 A JP2000040124 A JP 2000040124A JP 2001228552 A JP2001228552 A JP 2001228552A
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photosensitive material
spatial light
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JP2000040124A
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English (en)
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Atsushi Enomoto
淳 榎本
Hiroaki Nakamura
博明 中村
Atsushi Fukazawa
淳 深澤
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/0816Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements
    • G02B26/0833Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD
    • G02B26/0841Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD the reflecting element being moved or deformed by electrostatic means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/465Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using masks, e.g. light-switching masks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーペーパーの送り量が変動したときの露
光ずれを防止する。 【解決手段】 DMD2をスイング板20の上面に固定
する。スイング板20を取付基台21に変位可能に取り
付ける。スイング板20と取付基台21との間にピエゾ
素子22を設けて、スイング板20を回転変位させる。
カラーペーパー15をDMD2の露光エリア分だけ間欠
送りする。送り量変動検出部6によりカラーペーパー1
5の送り量変動値及び累積送り量変動値を求める。累積
送り量変動値に基づきピエゾ素子22の駆動電圧を変更
し、DMD2を回転変位させる。この回転変位により、
累積送り量変動値に対応した分だけ露光位置を補正す
る。露光ずれが無くなり、黒すじや白すじの発生が抑え
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を感光材料に
記録するプリンタに関し、更に詳しくは反射方向が可変
な微小サイズのミラーをライン状に配置した空間光変換
器を用いたプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】感光材料例えば印画紙にカラー画像(文
字や線画を含む)を記録するプリンタとしては、ネガフ
イルムの画像を印画紙に投影するカラー写真プリンタが
最も一般的である。最近では、画像データで表示装置を
駆動してカラー画像を感光材料に記録するカラープリン
タが実用化されている。このカラー写真プリンタには、
CRT方式、レーザー方式、液晶方式、マイクロミラー
方式等がある。
【0003】なかでも、マイクロミラー方式は、ミラー
の反射を利用するものであるため減光率が小さく、他の
方式に比べて焼付光を有効に利用することができる利点
がある。本出願人は、このマイクロミラー方式のプリン
タを、例えば特開平9−164727号公報、特開平9
−314910号公報などで提案している。このマイク
ロミラー方式のプリンタでは、微小サイズのミラー(以
下、マイクロミラーという)を多数配列し、各マイクロ
ミラーの傾斜を制御してスポット光の向きを変える空間
光変調器を用いている。このようなマイクロミラー方式
の空間光変調器では、静電気力によりマイクロミラーを
傾斜させるデジタルマイクロミラー装置(DMD)と、
微小なピエゾ素子でマイクロミラーを傾斜させるピエゾ
駆動式マイクロミラー装置(AMD)などがある。
【0004】上記プリンタに用いられるDMDやAMD
などは、プリントサイズに対応する画素数分のマイクロ
ミラーをマトリクス状に配置したものや、数ライン〜数
十ライン分のマイクロミラーを有するものなどがあり、
これに合わせて、感光材料の送り量を変更している。例
えば、プリントサイズに対応する画素数を有するDMD
の場合には感光材料を1コマ分ずつ間欠送りしている。
また、数ライン〜数十ライン分の画素数を有するDMD
の場合には、ライン数に対応する感光材料送り量とし
て、露光と感光材料送りとを繰り返すことで、1コマ分
のプリントを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】露光と感光材料の給送
とを繰り返して1コマ分のプリントを行う方式では、感
光材料の送り量が変動すると、露光ずれが発生してしま
う。この露光ずれの部分では露光エリアが重なることで
生じる黒すじや、露光エリアが離れることで生じる白す
じなどが発生し、写真画質が劣化してしまうという問題
がある。
【0006】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、感光材料の送り量が変動しても露光ずれが発生す
ることがないようにしたプリンタを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のプリンタでは、傾斜が制御可能な複
数のマイクロミラーをライン状に配置したマイクロミラ
ーアレイが少なくとも1列分形成された空間光変調手段
と、画像データに応じて前記空間光変調手段を駆動して
各マイクロミラーの傾斜を制御する駆動手段と、画像露
光時に焼付光を前記空間光変調手段に照射する光源と、
空間光変調手段から反射された焼付光を感光材料に投影
する投影手段と、前記感光材料を搬送する搬送手段とを
備えたプリンタにおいて、前記搬送手段による感光材料
の送り量の変動を検出する送り量変動検出手段と、前記
送り量変動検出手段による送り量変動値に基づき前記空
間光変調手段を変位させて露光位置のずれ補正を行う補
正手段とを備えている。
【0008】請求項2記載のプリンタでは、投影手段を
変位させて露光位置のずれ補正を行っている。また、請
求項3記載のプリンタでは、前記補正手段は、送り量変
動検出手段からの送り量変動値を累積し、この累積送り
量変動値に基づき露光位置ずれ補正を行い、累積送り量
変動値が一定値を超えたときに感光材料送り量を変更し
て累積送り量変動値を補正可能範囲内に戻している。な
お、前記補正手段は、ピエゾ素子を備え、このピエゾ素
子により、前記送り量変動検出手段又は投影手段を変位
させることが好ましい。また、前記送り量変動検出手段
は、感光材料に接触して回転するローラ又は感光材料を
送るための送りモータの回転変位に基づき、送り量の変
動を検出することが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施したプリン
タの構成を示す概略図である。プリンタは、DMD2
と、光源部3と、投影光学系4と、搬送部5と、送り量
変動検出部6と、コントローラ7と、露光ずれ補正部8
とを備えている。
【0010】図2は、空間光変調器として用いられるD
MD2の構成を示す概略図である。スタティックRAM
(以下、SRAMとする)10には、多数のメモリセル
11が形成されている。各メモリセル11の上面には微
小なマイクロミラー12が配置され、ポスト13により
揺動自在に保持されている。マイクロミラー12は四角
形をしており、その一辺の長さは例えば16μmであ
り、導電性を有するアルミ等の金属薄膜で形成されてい
る。また、マイクロミラー12は、メモリセル11とマ
イクロミラー12との間で発生させた静電気力により傾
きが変化する。これらのメモリセル11、マイクロミラ
ー12、及びポスト13は周知の集積化技術によって作
成される。このマイクロミラー12は、マトリックス状
(m×n)に配置される。
【0011】図3に示すように、マイクロミラー12
は、電源がオフの時は水平に保持されている。SRAM
10のメモリセル11に「0」のミラー駆動データが書
き込まれると、マイクロミラー12は−θ傾く。また、
メモリセル11に「1」の駆動データが書き込まれる
と、マイクロミラー12は+θ傾く。従って、マイクロ
ミラー12は、ミラー駆動データの値に応じて2θだけ
変位する。
【0012】本実施形態では、+θのときに反射光をカ
ラーペーパー15に向けており、この+θのときが有効
反射状態になる。また、マイクロミラー12が水平又は
−θのときには、反射光がプリントに利用されないか
ら、無効反射状態になる。そして、−θのときに反射光
は光吸収板16に向けられる。
【0013】図1に示すように、DMD2はスイング板
20の上面に固定されている。スイング板20は取付軸
を介して取付基台21に回転自在に取り付けられてい
る。この取付基台21には、露光ずれ補正部8を構成す
るピエゾ素子22が取り付けられている。ピエゾ素子2
2は、周知のようにPZTなどの圧電結晶、圧電セラミ
ックスを用いて構成されるもので、ピエゾ素子22の両
端面に電圧を印加することで変位が得られる。これによ
り、スイング板20が取付軸を中心にして回転変位し、
DMD2で反射される焼付光もカラーペーパー15の送
り方向で僅かに変位する。なお、ピエゾ素子22の駆動
は、コントローラ7によりドライバ23を介して行われ
る。
【0014】図4はピエゾ素子22への印加電圧と変位
量との関係の一例を示している。印加電圧を上げること
で変位量が増加することが判る。例えば、100Vでは
5.5μmの変位量が得られ、300Vでは15μmの
変位量が得られる。
【0015】図1に示すように、光源部3はDMD2を
照明する。この光源部3は、赤色LED装置25と、緑
色LED装置26と、青色LED装置27と、ダイクロ
イックミラー28,29と、集光レンズ30と、バラン
スフイルタ31とから構成されている。赤色LED装置
25は、多数の赤色LEDを基板上にマトリクス状に配
置して構成されており、赤色光を面発光する。他の緑色
及び青色の各LED装置26,27もそれぞれ対応する
LEDを備えており、赤色LED装置25と同様に構成
されている。これらのLED装置25〜27は、画像露
光時に、LEDドライバ33により選択的に駆動され
る。これらのLED装置は、発光の応答性に優れてお
り、短時間で所定の発光輝度になる。
【0016】第1のダイクロイックミラー28は、赤色
LED装置25からの赤色光を透過させるとともに、緑
色光を反射させる。また、第2のダイクロイックミラー
29は、赤色LED装置25からの赤色光と緑色LED
装置26からの緑色光とを透過させるとともに、青色光
を反射させる。集光レンズ30は、各LED装置25〜
27からの光を集光し、DMD2の全面に照射する。な
お、バランスフイルタ31,32は、透過される光のシ
ェーデイング補正を行い、光量ムラの発生を抑える。
【0017】LEDドライバ33はコントローラ7によ
り制御され、露光時に各LED装置25〜27を順次に
発光させる。露光時に必要な光量や各色のバランスは、
カラーペーパー15の特性により異なる。このため、必
要な発光条件になるように各LED装置25〜27の発
光をLEDドライバ33で制御する。
【0018】投影光学系4は、バランスフイルタ32,
投影倍率が固定された投影レンズ35から構成されてい
る。投影レンズ35は、有効反射状態とされたマイクロ
ミラー12で反射された焼付光をカラーペーパー15の
感光面に結像させる。なお、符号36はペーパーマスク
を示している。
【0019】ペーパー搬送部5は、ペーパー送りローラ
対40及びペーパー送りモータ41を備えている。ペー
パー送りローラ対40は、ペーパー送りモータ41によ
り回転駆動される。ペーパー送りモータ41はドライバ
42を介してコントローラ7により回転制御される。こ
れにより、カラーペーパー15は焼付露光に同期して供
給ロール43から1回の露光エリア分ずつ引き出され、
プリント位置にセットされる。また、焼付露光済みのカ
ラーペーパー15は巻き取りロール44に巻き取られ
る。そして、停止中のカラーペーパー15に対し、プリ
ント位置で3色の画像が順次記録される。
【0020】送り量変動検出部6は、ロータリーエンコ
ーダ46と送り量変動値算出部47とから構成されてい
る。ロータリーエンコーダ46はペーパー搬送部5に設
けられている。図5に示すように、このロータリーエン
コーダ46は、カラーペーパー15に接触して回転する
ローラ48と、ローラ軸48aに固定されるスリット円
盤49と、スリット円盤49の各スリット49aを検出
しパルスを発生するパルスジェネレータ50とから構成
されている。パルスジェネレータ50のパルスは送り量
変動値算出部47に送られる。なお、スリット円盤49
はギヤ列を介してローラ軸48aに固定してもよく、こ
の場合にはより精度よく送り量が検出可能となる。
【0021】送り量変動値算出部47は、パルスジェネ
レータ50からのパルス数をカウントし、このカウント
値に1パルス相当分の長さを乗じることで、送り量を算
出する。そして、前回の送り量から今回検出の送り量を
減じて、送り量変動値ΔLを算出する。また、例えば画
像1コマの焼付露光中には、この送り量変動値ΔLを累
積していく。
【0022】算出された累積送り量変動値ΣΔLは、補
正値演算部55に送られる。補正値演算部55は、累積
送り量変動値ΣΔLに基づきピエゾ素子22の駆動電圧
を求める。累積送り量変動値ΣΔLとピエゾ素子22の
駆動電圧との関係は予め実験等により求められており、
これがルックアップテーブルメモリ(LUT)に記憶さ
れている。累積送り量変動値ΣΔLに基づき求められた
駆動電圧信号はコントローラ6に送られる。
【0023】図6は、累積送り量変動値ΣΔLとピエゾ
素子の駆動電圧との関係の一例を示すグラフである。本
実施形態では、基準露光位置に露光する場合のピエゾ素
子22の駆動電圧をVsとし、このとき累積送り量変動
値を「0」としている。そして、累積送り量変動値ΣΔ
Lが増加する場合には、この増加に比例して駆動電圧が
上げられる。また、累積送り変動値ΣΔLが「−」側に
減少すると、この減少量に比例して駆動電圧が下げられ
る。
【0024】コントローラ7には、補正値演算部55、
画像メモリ56〜58、データ変換部59、データ書込
み回路60などが接続されている。また、コントローラ
6には、外部装置として画像処理装置(図示せず)が接
続されている。画像処理装置は、プリント対象の画像デ
ータをコントローラ6に送る。
【0025】赤色画像メモリ56、緑色画像メモリ5
7、青色画像メモリ58には、1コマ分の3色画像デー
タが書き込まれる。各色画像メモリに書き込まれる画像
データは、画像処理装置で、グレイバランス調整、階調
補正、および濃度(明るさ)調整、画像の彩度調整(色
調整)等の処理が行われている。そして、画像露光時に
は、発光させるLED装置に合わせて対応する画像メモ
リが順次読み出される。例えば、赤色露光時には、赤色
画像メモリ56が読み出される。
【0026】データ変換回路59は、各画像データの上
位ビットから順番に取り出し、これをミラー駆動データ
としてデータ書込み制御回路60に送る。データ書込制
御回路60では、書込みタイミング信号に同期して、ミ
ラー駆動データをDMD2のSRAM10に書き込む。
本実施形態では、図7に示すように、書込みタイミング
信号の発生周期を半減させており、これにより画像デー
タはパルス幅変調されて、ミラー駆動データとしてビッ
ト数分だけSRAM10に書き込まれる。なお、データ
変換回路59は、各画像データに対応した露光量を各画
素毎にカラーペーパー15に与えることができればよ
く、そのデータ変換方法は上記のパルス幅変調方法に限
定されない。このデータ変換方法については、特開平9
−164727号公報に詳しく説明されている。
【0027】次に、本実施形態の作用を図8のフローチ
ャートを参照して説明する。まず、画像処理装置から画
像データが入力される。次に、プリント指示の入力があ
ると、コントローラ6はペーパー送りモータ41を回転
して、カラーペーパー15をプリント位置にセットす
る。次に、データ書込み制御回路60を介してDMD2
のSRAM10に「0」を書き込み、各マイクロミラー
を−θ傾斜させて、無効反射状態にする。この後、LE
Dドライバ33を介して赤色LED装置25を発光さ
せ、これによりDMD2の全面を照射する。
【0028】次に赤色画像メモリ56から第1回の露光
エリア相当分の画像データを読み出して、この赤色画像
データをデータ変換回路59に送る。データ変換回路5
9では画像データに基づき各マイクロミラーのミラー駆
動データに変換する。データ書込み制御回路60では、
ミラー駆動データに基づきDMD2の各マイクロミラー
のSRAM10に駆動データを書き込む。これにより、
各マイクロミラーは、「1」のミラー駆動データが与え
られている場合に有効反射状態になり、この有効反射状
態で反射された焼付光は投影レンズ35を介してカラー
ペーパー15の感光面に結像される。そして、画像デー
タに対応する時間だけ各マイクロミラーが有効反射状態
にされ、第1回の赤色画像が記録される。
【0029】赤色光による露光が終了すると、データ書
込み制御回路は「0」のデータをSRAM10のメモリ
セル11に書き込む。その後、赤色露光と同じようにし
て、緑色露光、青色露光が行われる。三色順次露光が終
了すると、露光エリア分L1(図9参照)だけカラーペ
ーパー15がペーパー搬送部5により間欠送りされる。
このとき、ロータリーエンコーダ46には、カラーペー
パー15の送り量に対応するパルスが発生し、これが送
り量変動値算出部47に送られる。送り量変動値算出部
47では、前回の送り量から今回の送り量を引いて送り
量変動値ΔLを求める。なお、初回のときには前回送り
量として基準送り量を設定する。補正値演算部55は、
送り量変動値ΔLからピエゾ素子22の駆動電圧を求
め、これをコントローラ6に送る。
【0030】コントローラ6では、補正値演算部55か
らのピエゾ素子22の駆動電圧信号に基づき、ドライバ
23を介してピエゾ素子22を駆動する。これにより、
ピエゾ素子22が変位して、露光ずれを補正するように
DMD2を回転させる。したがって、前回の露光位置に
隙間なく且つ重なることなく連続した位置で、第2回の
露光を行うことができる。以下同様にして三色順次露光
を繰り返し、1フレーム分の画像をカラーペーパー15
に記録する。
【0031】なお、累積送り量変動値ΣΔLがピエゾ素
子22による回転変位によっても補正することができな
い値に近づいたときには、ペーパー搬送部5による送り
量そのものを補正する。この場合には、累積送り量変動
値ΣΔLが基準値Aを超えたか否かにより判断する。累
積送り量変動値ΣΔLが基準値Aを超えた場合には、ピ
エゾ素子22による露光位置の補正が不可能と判定し
て、定量送り量から累積送り量変動量ΣΔLを加減した
送り量に補正して、カラーペーパー15を間欠送りす
る。これにより、累積送り量変動値ΣΔLが「0」に戻
され、次の間欠送りから、ピエゾ素子22による露光ず
れ位置補正が可能になる。
【0032】上記実施形態では、DMD2の下に露光ず
れ補正手段7としてピエゾ素子22を設け、搬送時の速
度変動による露光ずれを防止したが、投影光学系4を駆
動させて露光ずれを防止してもよい。この場合、図10
に示すように、投影光学系にミラー65を設ける。そし
て、送り量変動が生じた場合、ミラー65を駆動モータ
66により所定量回転させて、各色スポット光を反射さ
せる。また、上記実施形態にミラー65を配置して、ピ
エゾ素子とミラーとの両方で露光ずれを補正してもよ
い。なお、駆動モータ66に代えて、ピエゾ素子や他の
微量変位手段を用いてもよい。
【0033】上記実施形態では、ピエゾ素子22を用い
て、DMD2全体を変位させ、カラーペーパー15の送
り量変動に対応する露光位置の補正を行ったが、ピエゾ
素子の代わりに他の変位手段を設けて、DMDや反射ミ
ラーを回転変位させてもよい。例えば、金属ダイヤフラ
ム上にDMDを設置し、金属ダイヤフラムに所定電圧を
印加させ発生するクーロン力でDMDを回転変位させた
り、偏心カムによりDMDや反射ミラーを回転変位させ
たりして、送り量変動に対応する露光位置の補正を行っ
てもよい。
【0034】上記実施形態では、ロータリエンコーダ4
6を設け、カラーペーパー15自体の送り量の変動を検
出したが、この他に搬送モータ自体にロータリエンコー
ダを設けて送り量の変動を検出してもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、搬送手段による感光材
料の送り量の変動を検出し、この送り量変動値に基づき
空間光変調手段又は投影光学系を変位させて露光位置の
ずれ補正を行うから、送り量が変動した場合でも、露光
位置ずれが発生することがなく、高品位なプリントを行
うことができる。また、ピエゾ素子を用いて送り量変動
検出手段又は投影手段を変位させることにより、確実に
露光位置のずれ補正が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したプリンタを示す概略図であ
る。
【図2】DMDを拡大して示す平面図である。
【図3】DMDの駆動領域を拡大して示す側面図であ
る。
【図4】印加電圧とピエゾ素子の変位量との関係を示す
グラフである。
【図5】ロータリエンコーダを示す概略図である。
【図6】累積送り量変動値と駆動電圧との関係を示すグ
ラフである。
【図7】赤色露光時の信号波形の一例を示すタイミング
チャートである。
【図8】プリント開始から終了までの流れを示すフロー
チャートである。
【図9】累積送り量変動値に基づく位置補正の一例を示
す説明図である。
【図10】別の実施形態におけるプリンタの要部を示す
概略図である。
【符号の説明】
2 DMD 4 投影光学系 5 ペーパー搬送部 6 送り量変動検出部 7 コントローラ 8 露光ずれ補正部 12 マイクロミラー 15 カラーペーパー 22 ピエゾ素子 46 ロータリエンコーダ 47 送り量変動値算出部 55 補正値演算部 65 ミラー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜が制御可能な複数のマイクロミラー
    をライン状に配置したマイクロミラーアレイが少なくと
    も1列分形成された空間光変調手段と、 画像データに応じて前記空間光変調手段を駆動して各マ
    イクロミラーの傾斜を制御する駆動手段と、 画像露光時に焼付光を前記空間光変調手段に照射する光
    源と、 空間光変調手段から反射された焼付光を感光材料に投影
    する投影手段と、 前記感光材料を搬送する搬送手段とを備えたプリンタに
    おいて、 前記搬送手段による感光材料の送り量の変動を検出する
    送り量変動検出手段と、 前記送り量変動検出手段による送り量変動値に基づき前
    記空間光変調手段を変位させて露光位置のずれ補正を行
    う補正手段とを備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 傾斜が制御可能な複数のマイクロミラー
    をライン状に配置したマイクロミラーアレイが少なくと
    も1列分形成された空間光変調手段と、 画像データに応じて前記空間光変調手段を駆動して各マ
    イクロミラーの傾斜を制御する駆動手段と、 画像露光時に焼付光を前記空間光変調手段に照射する光
    源と、 空間光変調手段から反射された焼付光を感光材料に投影
    する投影手段と、 前記感光材料を搬送する搬送手段とを備えたプリンタに
    おいて、 前記搬送手段による感光材料の送り量の変動を検出する
    送り量変動検出手段と、 前記送り量変動検出手段による送り量変動値に基づき前
    記投影手段を変位させて露光位置のずれ補正を行う補正
    手段とを備えたことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、前記送り量変動検出手
    段からの送り量変動値を累積し、この累積送り量変動値
    に基づき露光位置のずれ補正を行い、累積送り量変動値
    が一定値を超えたときに感光材料の送り量を変更して累
    積送り量変動値を補正可能範囲内に戻すことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記補正手段は、ピエゾ素子を備え、こ
    のピエゾ素子により前記空間光変調手段又は投影手段を
    変位させることを特徴とする請求項1ないし3記載のプ
    リンタ。
  5. 【請求項5】 前記送り量変動検出手段は、感光材料に
    接触して回転するローラ又は感光材料を送るための送り
    モータの回転変位に基づき、送り量の変動を検出するこ
    とを特徴とする請求項1ないし4いずれか1つ記載のプ
    リンタ。
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