JP2001228422A - マルチビーム光走査光学系及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

マルチビーム光走査光学系及びそれを用いた画像形成装置

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JP2001228422A JP2000359562A JP2000359562A JP2001228422A JP 2001228422 A JP2001228422 A JP 2001228422A JP 2000359562 A JP2000359562 A JP 2000359562A JP 2000359562 A JP2000359562 A JP 2000359562A JP 2001228422 A JP2001228422 A JP 2001228422A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な調整を必要とせず効果的に複数光源か
らの光束の結像位置のずれを低減することによって高速
で、しかも高画質な画像が得られるマルチビーム光走査
光学系及びそれを用いた画像形成装置を得ること。 【解決手段】 複数の光源を有する光源手段から出射し
た複数の発散光束を略平行光束、もしくは収束光束に変
換する第1の光学系と、略平行光束、もしくは収束光束
に変換された光束を主走査方向に長い線状の光束として
結像させる第2の光学系と、入射された複数の光束を主
走査方向に反射偏向する偏向手段と、入射光束の光束幅
を制限する絞りと、偏向手段で反射偏向された複数の光
束を被走査面上に結像させると共に副走査断面内におい
て偏向面と被走査面とを略共役な関係とする第3の光学
系と、を有するマルチビーム光走査光学系において、条
件式(1)を満足するように各要素を設定すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチビーム光走査
光学系及びそれを用いた画像形成装置に関し、特に複数
の光源を有する光源手段を用いることによって、高速
で、かつ高記録密度を達成することができる、例えばレ
ーザービームプリンタやデジタル複写機等の画像形成装
置に好適なものである。更に、カラー画像形成装置にも
好適である。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のマルチビーム光走査光学系
の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)である。
【0003】同図において複数の光源(発光部)を有す
る、例えばマルチビーム半導体レーザー(複数光源)7
1から出射した複数の光束はコリメーターレンズ72に
より略平行光束もしくは収束光束に変換され、開口絞り
73によってその光束断面の大きさが制限され、シリン
ドリカルレンズ74に入射する。シリンドリカルレンズ
74に入射した光束のうち主走査断面内においてはその
ままの状態で射出する。また副走査断面内においては収
束して光偏向器75の偏向面(反射面)75aにほぼ線
像(主走査方向に長手の線像)として結像する。尚、コ
リメーターレンズ72、開口絞り73、シリンドリカル
レンズ74等の各要素は入射光学系の一要素を構成して
いる。そして光偏向器75の偏向面75aで反射偏向さ
れた複数の光束は結像光学系(fθレンズ系)76により
感光ドラム面77上にスポット状に結像され、該光偏向
器75を矢印A方向に回転させることによって、該感光
ドラム面77上を矢印B方向(主走査方向)に等速度で
光走査している。これにより記録媒体である感光ドラム
面77上に画像記録を行なっている。
【0004】このようなマルチビーム走査光学系におい
ては画像の書き出し位置を正確に制御する為に、画像信
号を書き出す直前に書き出し位置同期信号検出手段を設
けるのが一般的である。
【0005】ここで図7において78は折り返しミラー
(BDミラー)であり、感光ドラム面77上の走査開始
位置のタイミングを調整する為の書き出し位置同期信号
検知用の光束(BD光束)を後述するBDセンサー81
側へ反射させている。79はスリット(BDスリット)
であり、感光ドラム面77と等価な位置に配されてい
る。80は結像手段としてのBDレンズであり、BDミ
ラー78とBDセンサー81とを共役な関係にする為の
ものであり、BDミラー78の面倒れを補正している。
81は書き出し位置同期信号検出素子としての光センサ
ー(BDセンサー)である。尚、BDスリット79、B
Dレンズ80、そしてBDセンサー81等の各要素は書
き出し位置同期信号検出手段91の一要素を構成してい
る 同図においてはBDセンサー81からの出力信号を用い
て感光ドラム面77上への画像記録の走査開始位置のタ
イミングを調整している。
【0006】このようなマルチビーム走査光学系におい
ては図8に示すように複数の光源(発光部)A 、Bを
副走査方向に縦に並べて配置してしまうと、被走査面上
での副走査方向のそれぞれの走査線の問隔が記録密度よ
りも大幅に開いてしまう為、通常は図9に示すように複
数の光源A、Bを主走査方向に対し副走査方向に斜めに
配置して、その斜めの角度δを調整することにより、被
走査面上での副走査方向のそれぞれの走査線の間隔を記
録密度に合わせて正確に調整している。
【0007】また複数の光源から出射される光束の波長
に相対的な誤差が生じた場合、被走査面上においてそれ
ぞれの発光部に対応した主走査及び副走査方向のピント
に相対的なずれが発生してしまうことによって画質の劣
化を招いてしまう。そこでコリメーターレンズには色収
差を良好に補正したものを使用することにより、複数の
光源から出射される光束の波長に相対的な誤差が生じた
場合でも主走査及び副走査方向のピントに相対的なずれ
が発生しないような構成とし、これにより効果的に画質
の劣化を防止することが行われていた。
【0008】
【発明が解決しようとする謀題】前記従来のような講成
のマルチビーム光走査光学系においては複数の光源を主
走査方向に対し副走査方向に斜めに配置している為に図
10に示すように複数の光源A、Bから出射した各光束
は光偏向器(ポリゴンミラー)の偏向面上で主走査方向
に離れた位置に入射し、且つ光偏向器から反射偏向され
る各光束の角度もそれぞれ異なる為に被走査面77上に
おいて互いに主走査方向に離れた位置にスポットが結像
されることになる(光線A1と光線B1)。
【0009】よって、このような構成のマルチビーム光
走査光学系においては、ある1つの基準の光源が被走査
面上に結像する位置に他の光源からの光束の結像位置を
合わせるように所定時問δTだけタイミングをずらして
画像データを送っている。
【0010】δTだけ時間がずれたときの偏向面75a
は図中、偏向面75bの角度に設定され、このとき該偏
向面75bで反射偏向される光線B2は矢印B2′の方
向、即ち光線A1と同じ矢印A1′方向に反射偏向され
ることによって互いのスポットの結像位置が一致するこ
とになる。
【0011】しかしながらこのとき、なんらかの原因、
例えば光学系を保持する光学ユニットと被走査面との位
置誤差や、該光学ユニットに光学部品を組み付けるとき
の組つけ誤差等で主走査方向にピントずれが発生した場
合、ここでは被走査面77の正規の位置77aが77b
の位置にずれてしまったと仮定すると、同図から明らか
なように各々の光線の結像位置が主走査方向にδYだけ
ズレが発生してしまう。
【0012】従来、このような複数光源(マルチ半導体
レーザー)からの光束の主走査方向の結像位置のずれの
発生によって、印字精度の低下や画質の劣化を招いてし
まうという問題点が存在していた。
【0013】主走査方向にピントがずれる要因は様々で
あり、それら全てをゼロにすることは非常に難しく、そ
れを仮に調整するにしても調整工程にコストがかかって
しまう。さらに最近においてはコストの観点からfθレ
ンズにプラスチック材料を用いた光学系を使用すること
が多い。プラスチックレンズは射出成型で製作される
が、その面の精度は光学硝子を研磨することによって得
られる精度に比べれば劣っている。特にレンズのある部
分では設計値に対して凸に誤差が生じるが他の部分では
凹に誤差が生じるということが起こりやすい。このよう
な面精度の誤差によるピントずれに対しては被走査面全
域に亙ってピントずれを補正することができない。よっ
て複数光源からの光束の主走査方向の結像位置のずれの
発生による画質の劣化を補正することは非常に難しいと
いう間題点がある。
【0014】本発明はマルチビーム光走査光学系を構成
する各要素を適切に設定することにより、複雑な調整を
必要とせず、効果的に複数光源からの光束の主走査方向
の結像位置のずれを低減させることができ、高速で、し
かも高画質な画像を得ることができるマルチビーム光走
査光学系及びそれを用いた画像形成装置の提供を目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1のマルチビーム
光走査光学系は、少なくとも主走査方向に間隔を有する
複数の光源を有する光源手段と、該光源手段から出射し
た複数の発散光束を略平行光束、もしくは収束光束に変
換するコリメーターレンズと、該複数の光束を主走査方
向に反射偏向する偏向手段と、該コリメーターレンズと
該偏向手段との間に配され入射光束の光束幅を制限する
絞りと、該偏向手段で反射偏向された複数の光束を被走
査画上に結像させると共に副走査断面内において該偏向
面と該被走査面とを略共役な関係とする結像光学系と、
を有するマルチビーム光走査光学系において、該複数の
光源の主走査方向の発光点間隔をS1、該コリメーター
レンズ焦点距離をf1、該絞りから該偏向手段の偏向面
までの距離をL1、該結像光学系の主走査方向の焦点距
離をf3、該被走査画上における主走査方向の1インチ
当たりの画素数をN1としたとき、
【外2】
【0016】なる条件を満足することを特徴としてい
る。
【0017】請求項2の発明は請求項1の発明におい
て、前記マルチビーム光走査光学系は前記偏向手段で反
射偏向された複数の光束のうちの1つの光束を用いて前
記被走査面上の走査開始位置のタイミングを制御する書
き出し位置同期信号検出手段を有し、前記光源手段から
出射した複数の光束のうちの1つの光束に対して該被走
査面上の走査開始位置のタイミングを制御することを特
徴としている。
【0018】請求項3の発明は請求項1の発明におい
て、前記マルチビーム光走査光学系は前記偏向手段で反
射偏向された複数の光束の全てを用いて前記被走査面上
の走査開始位置のタイミングを制御する書き出し位置同
期信号検出手段を有し、前記光源手段から出射した複数
の光束に対して該被走査面上の走査開始位置のタイミン
グを制御することを特徴としている。
【0019】請求項4の発明は請求項2又は3の発明に
おいて、前記書き出し位置同期信号検出手段はスリット
を有し、該スリットは該スリットに入射する光束の中心
方向に対して移動可能であることを特徴としている。
【0020】請求項5の発明は請求項2又は3の発明に
おいて、前記書き出し位置同期信号検出手段はスリット
を有し、該スリットは該スリットに入射する光束の中心
に対して略垂直な断面内において回動可能であることを
特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕図1は本発明のマ
ルチビ一ム光走査光字系をレーザービームプリンタやデ
シタル複写機等の画像形成装置に適用したときの実施形
態1の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)であ
る。
【0022】尚、本明細書において光偏向器によって光
束が反射偏向(偏向走査)される方向を主走査方向、f
θレンズ系の光軸及び主走査方向と直交する方向を副走
査方向と定義する。
【0023】同図において1は光源手段であり、複数の
光源(発光部)1a、1bを有する例えばモノリシック
マルチビーム半導体レーザー(複数光源)より成ってい
る。尚、光源の数は2つに限らず、3つ以上であっても
良い。2は第1の光学系としてのコリメーターレンズで
あり、マルチ半導体レーザー1から出射した複数の発散
光束を略平行光束、もしくは収束光束に変換している。
4は第2の光学系としてのシリンドリカルレンズであ
り、副走査断面内にのみ所定の屈折力を有している。3
は絞りであり、コリメーターレンズ2と光偏向器5との
間に配されており、入射光束の光束幅を制限している。
【0024】5は偏向手段としての光偏向器であり、例
えばポリゴンミラー(回転多面鏡)より成っており、ポ
リゴンモーター等の駆動手段(不図示)により図中矢印
A方向に均一速度で回転している。
【0025】6はfθ特性を有する第3の光学系として
のfθレンズ系(結像光学系)であり、第1、第2のf
θレンズ6a、6bの2枚のレンズより成っており、副
走査断面内において偏向面5aと被走査面7とを略共役
な関係にしており、光偏向器5によって反射偏向された
画像情報に基づく光束を被走査面としての感光ドラム面
7上に結像させている。
【0026】7は被走査面としての感光ドラム面(記録
媒体面)である。
【0027】本実施形態において画像情報に応じてマル
チ半導体レーザー1から出射した複数の発散光束はコリ
メーターレンズ2により略平行光束、もしくは収束光束
に変換され、シリンドリカルレンズ4に入射する。シリ
ンドリカルレンズ4に入射した光束のうち主走査断面内
においてはそのままの状態で射出し、絞り3によってそ
の光束断面の大きさが制限される。また副走査断面内に
おいては収束して絞り3によってその光束断面の大きさ
が制限され、光偏向器5の偏向面5aにほぼ線像(主走
査方向に長手の線像)として結像する。そして光偏向器
5の偏向面5aで反射偏向された複数の光束はfθレン
ズ系6により感光ドラム面7上にスポット状に結像さ
れ、該光偏向器5を矢印A方向に回転させることによっ
て、該感光ドラム面7上を矢印B方向(主走査方向)に
等速度で光走査している。これにより記録媒体である感
光ドラム面7上に画像記録を行なっている。
【0028】本実施形態においては複数の光源1a、1
bの主走査方向の最大の発光点間隔をS1、コリメータ
ーレンズ2の焦点距離をf1、絞り4から光偏向器5の
偏向面5aまでの距離をL1、fθレンズ系6の主走査
方向の焦点距離をf3、被走査面7上における主走査方
向の1インチ当たりの画素数をN1としたとき、
【外3】
【0029】なる条件を満足するように各要素を設定し
ている。これによりマルチ半導体レーザー1から出射さ
れた光束の被走査面7上における主走査方向の結像位置
のずれの発生を効果的に防止している。
【0030】尚、本実施形態に於いて更に望ましくは条
件式(1)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
【外4】
【0031】以下、図2、図3を用いて前述した原因に
よりピントずれが発生した場合の被走査面上における光
束の結像位置ずれを説明する。尚、図2、図3において
は説明を簡単にする為、光源手段の光源の数を2つとし
ている。また上記と同様に2つの光源1a、1bの主走
査方向の最大の発光点間隔をS1、コリメーターレンズ
2の焦点距離をf1、絞り4から光偏向器5の偏向面5
aまでの距離をL1、fθレンズ系6の主走査方向の焦
点距離をf3、コリメーターレンズ2から光偏向器5の
偏向面5aまでの距離をL2とする。
【0032】本実施形態では、2つの光源1a、1bか
ら発生した2つの光束の光束幅は、同一の絞り3で制限
されている。
【0033】今、仮に図2に示すように絞り3がコリメ
ーターレンズ2の位置に一致しているものとする。この
とき偏向面5a上での2つの光束の離間距離hは、
【外5】
【0034】で表わされる。
【0035】一方、図3に示すようにシリンドリカルレ
ンズ4と光偏向器5との間の位置に絞り3があった場合
の偏向面5a上での2つの光束の離間距離h′はコリメ
ーターレンズ2を出射した後の2つの光束の成す角度が
一定に保たれるので、
【外6】
【0036】で表わされる。
【0037】偏向面5aで反射偏向された後の2つの光
束は前述のとおり同じ角度でfθレンズ系6に入射す
る。よってfθレンズ系6を出射した後の2つの光束の
成す角度は、
【外7】
【0038】で表わされることになるから、これが、即
ち主走査方向にピントが1mmずれたときの2つの光束
が結像する位置のずれ量δYを表わしていることにな
る。
【0039】2つの光束が結像する位置のずれ量δYの
許容量は出力解像度により異なるが、一般に出力解像度
によって決定される記録密度の1/4を超えると画質劣
化が目立ち始める。
【0040】一方、主走査方向のピントずれ量は、様々
な要因で引き起こされる。しかし、ピントずれが大きい
と出力画像の品質が劣化してしまうため、通常は、±2
mm程度の範囲に収まるように設計製造されるのが普通
である。
【0041】本実施形態においては主走査方向のピント
ずれの実力及び実際の結像位置のずれ量δYに対する画
質劣化の影響度を考慮してピントずれ1mmあたりのず
れ量δYの値を記録密度の4分の1までに押さえるよう
に設定している。
【0042】なお、2つの光束が結像する位置のずれ量
δYは、主走査方向のピントずれのみによって発生する
ものではなく、例えば、BDセンサー(同期検出用セン
サー)からの出力信号の立ち上がりの誤差、等によって
も発生するものである。
【0043】そのため、好ましくは、条件式(1a)の
如く、ピントずれ1mmあたりのズレ量δYの値を記録
密度の1/8に設定するのが好ましい。条件式(1a)
の如く設定しておけば、主走査方向のピントずれで発生
する2つの光束が結像する位置のずれ量δYに、BDセ
ンサー(同期検出用センサー)からの出力信号の立ち上
がりの誤差、等によって発生するずれ量が加わっても画
質劣化を効果的に防止することができる。
【0044】表−1に本発明の実施形態1のマルチビー
ム光走査光学系の光学配置と第1、第2のfθレンズ6
a、6bの非球面係数を示す。
【0045】以下に表−1の各部材の説明を行う。
【0046】第1のfθレンズ6aは、プラスチックの
トーリックレンズであり、第1のfθレンズ6aの光偏
向器5側の面及び被走査面7側の面の形状は、主走査断
面が非球面形状であり、副走査断面が球面形状である。
【0047】第2のfθレンズ6bは、プラスチックの
トーリックレンズであり、第2のfθレンズ6bの光偏
向器5側の面及び被走査面7側の面の形状は、主走査断
面が非球面形状であり、副走査断面が球面形状である。
【0048】本発明では、第1のfθレンズ6a、第2
のfθレンズ6bの面形状は、表−1の形状に限定され
ることなく、被走査面7上で許容の光学特性を得られれ
ばどのような形態でも良い。
【0049】また、本発明のfθレンズは、パワー(屈
折力)を有するミラーも含まれる。
【0050】また、本発明では、結像光学系6のレンズ
枚数も2枚に限定されることなく、1枚でも3枚以上の
形態にも適用できる。
【0051】本発明は、図3のようにモノリシックなマ
ルチ半導体レーザー1の光束の光束幅を同一の絞り3で
制限する形態で特に顕著に効果が得られる。但し、本発
明はその形態に限定されるものでない。
【0052】ここでは、簡単のためにモノリシックなマ
ルチビーム半導体レーザー1を用いて説明したが、例え
ば、シングルビーム半導体レーザーをプリズム、等のビ
ーム合成手段によって合成するような形態においても同
様な効果得られる。また、複数のモノリシックなマルチ
ビーム半導体レーザーをビーム合成手段によって合成す
るような形態に適用した場合には、より一層の効果得ら
れる。
【0053】また、本発明の偏向器5は、ポリゴンミラ
ーに限定されない。偏向器がガルバノミラーの形態にも
適用できる。
【0054】更に、本発明は、カラー画像形成装置にも
適用できる。
【0055】
【表1】
【0056】第1、第2のfθレンズ6a、6bの主走
査断面の非球面形状は、各レンズ面と光軸との交点を原
点とし、光軸方向をX軸、主走査断面内において光軸と
直交する軸をY軸、副走査断面内において光軸と直交す
る軸をZ軸としたときに、
【外8】
【0057】なる式で表わされる。
【0058】尚、Rは曲率半径、k、B4〜B10は非球
面係数である。
【0059】一方、副走査断面の形状は主走査方向のレ
ンズ面座標がyであるところの曲率半径r′が、 r′=r(1+D22+D44+D66+D88+D10
10) なる式で表わされる形状をしている。
【0060】尚、rは光軸上における曲率半径、D2
10は各係数である。
【0061】ここで各係数がyの値の正負によって異な
る場合はyの値が正のときは係数として添字uのついた
2u〜D10uを用いて計算された曲率半径r′となって
おり、yの値が負のときは係数として添字1のついたD
21〜D101を用いて計算された曲率半径r′となってい
る。
【0062】本実施形態のマルチビーム光走査光学系を
使用するレーザービームプリンタあるいはデジタル複写
機等の画像形成装置の被走査面上における主走査方向の
記録密度を1200DPIにした場合、前記条件式
(1)の各値は
【外9】
【0063】
【外10】
【0064】となり、前記条件式(1)
【外11】
【0065】を満足している。
【0066】即ち、本実施形態のマルチビーム光走査光
学系においては複数の光源1a、1bの主走査方向の最
大の発光点間隔S1、コリメーターレンズ2の焦点距離
f1、絞り3から光偏向器5の偏向面5aまでの距離L
1、fθレンズ系6の主走査方向の焦点距離f3等のパ
ラメータを前記条件式(1)を満足するように設定する
ことによって、主走査方向のピントずれが1mm発生し
たとしても2つの光源1a、1bからの光束の結像位置
のずれ量δYが0.857μmというごく微少な量に押
さえることが可能となる。
【0067】このように本実施形態においてはマルチビ
ーム光走査光学系を構成する各要素を適切に設定するこ
とにより、複雑な調整を必要とせず効果的に複数光源か
らの光束の被走査面7上における結像位置のずれを低減
することができ、これにより高速で、しかも高画質な画
像を得ることができる。
【0068】〔実施形態2〕図4は本発明のマルチビー
ム光走査光学系をレーザービームプリンタやデジタル複
写機等の画像形成装置に適用したときの実施形態2の主
走査方向の要部断面図(主走査断面図)である。同図に
おいて図1に示した要素と同一要素には同符番を付して
いる。
【0069】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は書き出し位置同期信号検出手段21を有するマ
ルチビーム光走査光学系において、書き出し位置同期信
号の検出に用いられる像高においてピントずれも補正し
たことである。その他の構成及び光学的作用は実施形態
1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
【0070】即ち、同図において8は反射手段であり、
折り返しミラー(以下、「BDミラー」と記す。)より
成っており、感光ドラム面7上の走査開始位置のタイミ
ングを調整する為の書き出し位置同期信号検知用の光束
(BD光束)を書き出し位置同期信号検出素子11側へ
反射させている。
【0071】9はスリット(以下、「BDスリット」と
記す。)であり、感光ドラム面7と等価な位置に配され
ている。このBDスリット9は該BDスリット9に入射
する光束の中心方向に対して移動可能となるように構成
されている。
【0072】10は結像手段としての結像レンズ(以
下、「BDレンズ」と記す。)であり、BDミラー8と
書き出し位置同期信号検出素子11とを共役な関係にす
る為のものであり、BDミラー8の面倒れを補正してい
る。
【0073】11は書き出し位置同期信号検出素子とし
ての光センサー(以下、「BDセンサー」と記す。)で
あり、本実施形態では該BDセンサー11からの出力信
号を検知して得られた書き出し位置同期信号(BD信
号)を用いて感光ドラム面7上への画像記録の走査開始
位置のタイミングを調整している。
【0074】尚、BDスリット9、BDレンズ10、そ
してBDセンサー11等の各要素は書き出し位置同期信
号検出手段21の一要素を構成している。書き出し位置
同期信号検出手段21は複数の光源1a、1bから出射
した光束各々に対して感光ドラム面7上の走査開始位置
のタイミングを制御している。
【0075】本実施形態において書き出し位置同期信号
(BD信号)の検出に用いられる光束(BD光束)はf
θレンズ系6のレンズ有効部の端部を使用している。一
方、fθレンズ系6を構成する第1、第2のfθレンズ
6a、6bをプラスチック材料を使用して射出成形にて
製作した場合、レンズ有効部の端部に面精度の誤差が大
きく乗り易い。それによって書き出し位置同期信号の検
出に用いられる像高におけるピントずれは、画像有効部
内に比べて大きくなり易い。
【0076】ここで画像有効部内においてピントずれが
無く、書き出し位置同期信号の検出に用いられる像高に
おいてピントずれが発生した場合を考える。この状態を
図示したのが図5である。
【0077】図5では見やすくする為に書き出し位置同
期信号の検出に用いられるBD光束をミラーで折り返さ
ない状態で示している。書き出し位置同期信号の検出に
用いられる像高においてピントずれが発生した場合、同
図で示すようにBDスリット9の位置で光線Aと光線B
とが交わらずにδYのずれを生じてしまう。このような
状態で光線A、光線Bそれぞれの光線で書き出し位置同
期信号の検出を行なってしまうと、逆に画像有効部内に
おいて、ほぼδYだけ光線Aと光線Bの結像位置のずれ
が発生してしまう。
【0078】そこで本実施形態においては、このような
不都合を回避する為にBDスリット9を書き出し位置同
期信号の検出に用いられるBD光束の中心方向に対して
移動可能な構成としている。そして実際のピントずれ量
δxの量だけBDスリット9をBD光束の中心方向に移
動することによって画像有効域内における光線Aと光線
Bの結像位置のずれを補正している。
【0079】〔実施形態3〕図6は本発明の実施形態3
の書き出し位置同期信号検出手段の主要部分を示した要
部概略図である。同図において図4に示した要素と同一
要素には同符番を付している。
【0080】本実施形態において前述の実施形態2と異
なる点は書き出し位置同期信号検出手段21のBDスリ
ット9を書き出し位置同期信号の検出に用いられるBD
光束の中心に対して略垂直な断面内において回動可能と
なるように構成したことである。その他の構成及び光学
的作用は実施形態2と略同様であり、これにより同様な
効果を得ている。
【0081】即ち、前記実施形態2においてはBDスリ
ット9をピントずれ量δxの量だけBD光束の中心方向
へ移動することによって光線Aと光線Bの結像位置のず
れを補正しているが、本実施形態においてはBDスリッ
ト9を書き出し位置同期信号の検出に用いられるBD光
束の中心に対して略垂直な断面内において、該BD光束
の中心に対して回動させることによって光線Aと光線B
の結像位置のずれを補正している。
【0082】ここで例えば書き出し位置同期信号の検出
に用いられる像高においてピントずれが仮に3mm発生
したとする。前述したとおり主走査方向のピントずれが
1mm発生したときの2つの光源1a、1bからの光束
の結像位置のずれ量ΔYは0.857μmであるから、
3mmピントがずれた場合は2.571μmだけ結像位
置がずれることになる。BDスリット9面上での2つの
スポットの副走査方向の間隔は、例えば主走査方向の記
録密度1200DPIの場合は21.17μmであるか
ら、
【外12】
【0083】だけ、BDスリット9を回動させれば光線
Aと光線Bの結像位置のずれを補正することが可能とな
る。
【0084】尚、各実施形態2、3においては書き出し
位置同期信号の検出に用いられる像高においてピントず
れが発生した場合を考えたが、それ以外の場合、例えば
走査光学系と被走査面間の位置誤差等によって画像有効
域全域に亙って光線Aと光線Bの結像位置のずれが発生
してしまった場合等においても同様な効果が得られるこ
とはいうまでも無い。
【0085】尚、各実施形態2、3では光源手段1から
出射された複数の光束、全てに対して書き出し位置同期
信号の検出を行なったが、これに限らず、例えば該複数
の光束のうち1つの光束だけでも本発明は前述の実施形
態2、3と同様に適用することができる。
【0086】図11は、本発明の画像形成装置の実施形
態を示す副走査方向の要部断面図である。図11におい
て、符号104は画像形成装置を示す。この画像形成装
置104には、パーソナルコンピュータ等の外部機器1
17からコードデータDcが入力する。このコードデー
タDcは、装置内のプリンタコントローラ111によっ
て、画像データ(ドットデータ)Diに変換される。こ
の画像データDiは、実施形態1〜3に示した構成を有
する光走査ユニット100に入力される。そして、この
光走査ユニット100からは、画像データDiに応じて
変調された光ビーム103が出射され、この光ビーム1
03によって感光ドラム101の感光面が主走査方向に
走査される。
【0087】静電潜像担持体(感光体)たる感光ドラム
101は、モータ115によって時計廻りに回転させら
れる。そして、この回転に伴って、感光ドラム101の
感光面が光ビーム103に対して、主走査方向と直交す
る副走査方向に移動する。感光ドラム101の上方に
は、感光ドラム101の表面を一様に帯電せしめる帯電
ローラ102が表面に当接するように設けられている。
そして、帯電ローラ102によって帯電された感光ドラ
ム101の表面に、前記光走査ユニット100によって
走査される光ビーム103が照射されるようになってい
る。
【0088】先に説明したように、光ビーム103は、
画像データDiに基づいて変調されており、この光ビー
ム103を照射することによって感光ドラム101の表
面に静電潜像を形成せしめる。この静電潜像は、上記光
ビーム103の照射位置よりもさらに感光ドラム101
の回転方向の下流側で感光ドラム101に当接するよう
に配設された現像器107によってトナー像として現像
される。
【0089】現像器107によって現像されたトナー像
は、感光ドラム101の下方で、感光ドラム101に対
向するように配設された転写ローラ108によって被転
写材たる用紙112上に転写される。用紙112は感光
ドラム101の前方(図11において右側)の用紙カセ
ット109内に収納されているが、手差しでも給紙が可
能である。用紙カセット109端部には、給紙ローラ1
10が配設されており、用紙カセット109内の用紙1
12を搬送路へ送り込む。
【0090】以上のようにして、未定着トナー像を転写
された用紙112はさらに感光ドラム101後方(図1
1において左側)の定着器へと搬送される。定着器は内
部に定着ヒータ(図示せず)を有する定着ローラ113
とこの定着ローラ113に圧接するように配設された加
圧ローラ114とで構成されており、転写部から搬送さ
れてきた用紙112を定着ローラ113と加圧ローラ1
14の圧接部にて加圧しながら加熱することにより用紙
112上の未定着トナー像を定着せしめる。更に定着ロ
ーラ113の後方には排紙ローラ116が配設されてお
り、定着された用紙112を画像形成装置の外に排出せ
しめる。
【0091】図11においては図示していないが、プリ
ントコントローラ111は、先に説明データの変換だけ
でなく、モータ115を始め画像形成装置内の各部や、
後述する光走査ユニット内のポリゴンモータなどの制御
を行う。
【0092】更に、本発明は、感光ドラムを複数有する
タンデム式のカラー画像形成装置にも適用できる。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く複数の光源の
主走査方向の最大の発光点間隔、コリメーターレンズの
焦点距離、絞りから偏向面までの距離、fθレンズ系の
焦点距離等、これらの関係を所望の範囲内に適切に設定
することにより、複雑な調整を必要とせず効果的に複数
光源からの光束の主走査方向の結像位置のずれを低減す
ることができ、これにより高速で、しかも高画質な画像
を得ることができるマルチビーム光走査光学系及びそれ
を用いた画像形成装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の主走査断面図。
【図2】本発明の実施形態1のピントずれが発生した場
合の被走査面上における光源手段からの光束の結像位置
ずれ量を説明する主走査断面図。
【図3】本発明の実施形態1のピントずれが発生した場
合の被走査面上における光源手段からの光束の結像位置
ずれ量を説明する主走査断面図。
【図4】本発明の実施形態2の主走査断面図。
【図5】本発明の実施形態2の書き出し位置同期信号の
検出に用いられる像高においてピントずれが発生した場
合の2つの光線の様子を説明する主走査断面図。
【図6】本発明の実施形態3の書き出し位置同期信号検
出手段の要部概略図。
【図7】従来のマルチビーム光走査光学系の主走査断面
図。
【図8】従来のマルチビーム光走査光学系における複数
光源の配置を示す説明図。
【図9】従来のマルチビーム光走査光学系における複数
光源の配置を示す説明図。
【図10】マルチビーム光走査光学系においてピントず
れが発生した場合を説明する主走査断面図。
【図11】本発明の画像形成装置を示す図。
【符号の説明】
1 光源手段(マルチ半導体レーザー) 1a、1b 光源 2 第2の光学系(コリメーターレンズ) 3 絞り 4 第2の光学系(シリンドリカルレンズ) 5 偏向手段(ポリゴンミラー) 6 第3の光学系(fθレンズ系) 7 被走査面(感光ドラム面) 8 反射手段(BDミラー) 9 スリット 10 結像手段(BDレンズ) 11 書き出し位置同期信号検出素子(BDセンサー) 21 書き出し位置同期信号検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 13/18 H04N 1/036 Z H04N 1/036 B41J 3/00 D 1/113 H04N 1/04 104A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも主走査方向に間隔を有する複
    数の光源を備えた光源手段と、該光源手段から出射した
    複数の発散光束を略平行光束、もしくは収束光束に変換
    するコリメーターレンズと、該複数の光束を主走査方向
    に反射偏向する偏向手段と、該コリメーターレンズと該
    偏向手段との間に配され入射光束の光束幅を制限する絞
    りと、該偏向手段で反射偏向された複数の光束を被走査
    面上に結像させると共に副走査断面内において該偏向面
    と該被走査面とを略共役な関係とする結像光学系と、を
    有するマルチビーム光走査光学系において、 該複数の光源の主走査方向の発光点間隔をS1、該コリ
    メーターレンズ焦点距離をf1、該絞りから該偏向手段
    の偏向面までの距離をL1、該結像光学系の主走査方向
    の焦点距離をf3、該被走査面上における主走査方向の
    1インチ当たりの画素数をN1としたとき、 【外1】 なる条件を満足することを特徴とするマルチビーム光走
    査光学系。
  2. 【請求項2】 前記マルチビーム光走査光学系は前記偏
    向手段で反射偏向された複数の光束のうちの1つの光束
    を用いて前記被走査面上の走査開始位置のタイミングを
    制御する書き出し位置同期信号検出手段を有し、前記光
    源手段から出射した複数の光束のうちの1つの光束に対
    して該被走査面上の走査開始位置のタイミングを制御す
    ることを特徴とする請求項1記載のマルチビーム光走査
    光学系。
  3. 【請求項3】 前記マルチビーム光走査光学系は前記偏
    向手段で反射偏向された複数の光束の全てを用いて前記
    被走査面上の走査開始位置のタイミングを制御する書き
    出し位置同期信号検出手段を有し、前記光源手段から出
    射した複数の光束に対して該被走査面上の走査開始位置
    のタイミングを制御することを特徴とする請求項1記載
    のマルチビーム光走査光学系。
  4. 【請求項4】 前記書き出し位置同期信号検出手段はス
    リットを有し、該スリットは該スリットに入射する光束
    の中心方向に対して移動可能であることを特徴とする請
    求項2又は3記載のマルチビーム光走査光学系。
  5. 【請求項5】 前記書き出し位置同期信号検出手段はス
    リットを有し、該スリットは該スリットに入射する光束
    の中心に対して略垂直な断面内において回動可能である
    ことを特徴とする請求項2又は3記載のマルチビーム光
    走査光学系。
  6. 【請求項6】 前記複数の光源は、モノリシックデバイ
    スであることを特徴とする請求項1記載のマルチビーム
    走査光学系。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のマルチビーム走査光学
    系と、前記被走査面に配置された感光体と、前記マルチ
    ビーム走査光学系で走査された光束によって前記感光体
    上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像
    器と、前記現像されたトナー像を被転写材に転写する転
    写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定
    着器とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のマルチビーム走査光学
    系と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に
    変換して前記マルチビーム走査光学系に入力せしめるコ
    ントローラとを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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