JP2001228373A - 光ファイバケーブル - Google Patents

光ファイバケーブル

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JP2001228373A
JP2001228373A JP2000036196A JP2000036196A JP2001228373A JP 2001228373 A JP2001228373 A JP 2001228373A JP 2000036196 A JP2000036196 A JP 2000036196A JP 2000036196 A JP2000036196 A JP 2000036196A JP 2001228373 A JP2001228373 A JP 2001228373A
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optical fiber
sheath
fiber cable
groove
cable
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Daisuke Iwakura
大輔 岩倉
Junichi Kawataka
順一 川高
Hideyuki Iwata
秀行 岩田
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Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刃物を用いてシースを切り開く際に、内部の
光ファイバ心線を傷つけるおそれのない光ファイバケー
ブルを提供する。 【解決手段】 複数枚のテープ状光ファイバ心線1を積
層し、その外周に押さえ巻き2を施して光ファイバユニ
ット3とし、その外周にプラスチックシース4を被覆し
てなる光ファイバケーブルにおいて、光ファイバユニッ
ト3とプラスチックシース4の間に、ケーブル長手方向
に、シース切り裂き刃の食い込みを許容する管状部材7
を介在させた。管状部材7は光ファイバユニット3を挟
んで相対する位置に1本ずつ設ける。プラスチックシー
ス4表面の管状部材7に相当する位置に隆起部8を形成
する。シース4を隆起部8に沿って切り裂く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長手方向の任意の
位置から光ファイバ心線を取り出すことが可能な光ファ
イバケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバケーブルは一般に、1本以上
の光ファイバ心線又は1枚以上のテープ状光ファイバ心
線を束ねて押さえ巻きを施してなる光ファイバユニッ
ト、或いは1本以上の光ファイバ心線又は1枚以上のテ
ープ状光ファイバ心線を束ねて、その外周を繊維材又は
熱可塑性樹脂で覆ってなる光ファイバユニットの外周に
プラスチックシースを被覆した構造となっている。プラ
スチックシース内にはテンションメンバが埋め込まれて
いるのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、光ファイバケー
ブルには、必要に応じ任意の位置で中間後分岐(布設さ
れた光ファイバケーブルの任意の位置から光ファイバ心
線を取り出して分岐すること)ができる構造であること
が要求されている。中間後分岐作業では、例えば図13
に示すように、内部のテープ状光ファイバ心線1を取り
出すためにカッター6でプラスチックシース3を切り裂
く必要がある。しかし従来の光ファイバケーブルは、シ
ース4のすぐ下に、複数枚のテープ状光ファイバ心線1
を束ねて押さえ巻き2を施しただけの光ファイバユニッ
ト3が存在するため、カッター6でシース3を切り裂く
ときに、カッター6の刃でテープ状光ファイバ心線1を
傷つけてしまう危険性があり、中間後分岐を行うことが
困難であった。なお図において5はプラスチックシース
4の肉厚内に埋め込まれたテンションメンバである。
【0004】中間後分岐を容易に行えるケーブルとして
は従来、シース表面に長手方向に溝を形成しておいて、
この溝に沿ってシースを手で引き裂けるようにすること
が提案されているが、シースを手で引き裂けるようにす
るためには、溝の部分の肉厚をかなり薄くする必要があ
り、そうするとケーブルの機械的強度が弱くなってしま
うため、実用には適さなかった。
【0005】本発明の目的は、以上のような問題点に鑑
み、刃物を用いてシースを切り開く際に、内部の光ファ
イバ心線を傷つけるおそれのない光ファイバケーブルを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明の一つの解決手段は、1本以上の光ファイバ心線又は
1枚以上のテープ状光ファイバ心線を有する光ファイバ
ユニットの外周にプラスチックシースを被覆してなる光
ファイバケーブルにおいて、前記光ファイバユニットと
プラスチックシースの間に、ケーブル長手方向に、シー
ス切り裂き刃の食い込みを許容する少なくとも1本の管
状部材又は溝形部材を介在させたことを特徴とするもの
である。
【0007】このような構成にすると、シースを切り裂
くときに、シース切り裂き刃の先端を管状部材又は溝形
部材の中空部に位置させて切り裂きを行うことにより、
光ファイバ心線を傷つけることなくシースを容易に確実
に切り裂くことが可能となる。本発明において、管状部
材又は溝形部材を使用した理由は、管状部材又は溝形部
材には中空部があるため、シースを切り裂くときに刃が
中空部に到達したことが感知しやすいことと、ケーブル
の可とう性、軽量化を考慮した場合、管状部材又は溝形
部材が適していると判断したためである。
【0008】また本発明の他の解決手段は、1本以上の
光ファイバ心線又は1枚以上のテープ状光ファイバ心線
を有する光ファイバユニットの外周にプラスチックシー
スを被覆してなる光ファイバケーブルにおいて、前記プ
ラスチックシースの内面に、ケーブル長手方向に、少な
くとも1本の溝又は切り込みを形成したことを特徴とす
るものである。
【0009】このような構成にすると、プラスチックシ
ースの前記溝又は切り込みに相当する部分を、外面から
刃物で前記溝又は切り込みに達するまで削り取るだけ
で、光ファイバ心線を傷つけることなくシースを容易に
確実に切り開くことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。 〔実施形態1〕図1は本発明の一実施形態を示す。図に
おいて、3はテープ状光ファイバ心線1を複数枚積層
し、その外周に押さえ巻き2を巻いてなる光ファイバユ
ニット、4はその外周に施されたプラスチックシース、
5はプラスチックシース4の肉厚内に長手方向に埋め込
まれたテンションメンバである。
【0011】この光ファイバケーブルの特徴は、光ファ
イバユニット3とプラスチックシース4の間に、ケーブ
ル長手方向に、シース切り裂き刃の食い込みを許容する
2本のプラスチック製管状部材7を介在させたことであ
る。2本の管状部材7は光ファイバユニット3を挟んで
相対するように配置されている。2本の管状部材7は、
2本のテンションメンバ5を含む平面と直交する平面内
に配置することが好ましい。またシース4の表面には、
管状部材7に相当する位置に隆起部8が形成されてお
り、これによりシース4を切り裂く位置が分かるように
なっている。
【0012】このような構成にすると、図2(a)のよ
うにカッター6を、隆起部8に沿って、刃先が管状部材
7の中空部に位置するように保ちながら移動させて行け
ば、光ファイバユニット3を傷つけることなく容易にシ
ース4を切り裂くことができる。そして2本の管状部材
7に沿ってシース4を切り裂くと、同図(b)のように
シース4を2分することができるので、簡単にこの部分
のシース4を除去して所望のテープ状光ファイバ心線3
を取り出すことができる。
【0013】〔実施形態2〕図3は本発明の他の実施形
態を示す。この光ファイバケーブルが図1のものと異な
る点は、シース4の隆起部8に、シース4を切り裂く位
置を示すマーク9(文字を含む)が印刷されていること
である。それ以外の構成は図1のものと同じであるので
同一部分には同一符号を付してある。このようなマーク
9を付けておくと、シース4を管状部材7に沿ってより
正確に切り裂くことができる。なおシース4の表面にマ
ーク9を付ける場合は、隆起部8を省略することも可能
である。
【0014】〔実施形態3〕図4は本発明のさらに他の
実施形態を示す。この光ファイバケーブルが図1のもの
と異なる点は、管状部材7の代わりに溝形部材11を使用
したことである。それ以外の構成は図1のものと同じで
あるので同一部分には同一符号を付してある。このよう
な構造でも図1の光ファイバケーブルと同じ効果を得る
ことができる。またこの場合も必要に応じ、シース4を
切り裂く位置を示すマークを付けるとよい。
【0015】〔実施形態4〕図5は本発明のさらに他の
実施形態を示す。この光ファイバケーブルが図1のもの
と異なる点は、シース4の内面の断面形状を略楕円形に
したことである。それ以外の構成は図1のものと同じで
あるので同一部分には同一符号を付してある。
【0016】〔実施形態5〕図6は本発明のさらに他の
実施形態を示す。この光ファイバケーブルが図1のもの
と異なる点は、テープ状光ファイバ心線1の積層体の外
周を繊維材12で覆って光ファイバユニット3の断面形状
を円形とし、これに合わせてシース4の内面の断面形状
も円形にしたことである。それ以外の構成は図1のもの
と同じであるので同一部分には同一符号を付してある。
【0017】次にこの実施形態の光ファイバケーブルの
試作結果を説明する。テープ状光ファイバ心線1を6枚
積層し、ピッチ500 mmで捻じりを付与した後、その外周
をポリプロピレン繊維12で覆い、その外周にテープによ
る押さえ巻きを施して断面略円形の光ファイバユニット
3とした。この光ファイバユニット3に内径2mm、外径
3mmの管状部材7を光ファイバユニット3を挟んで相対
する位置に2本縦添えし、その外周にポリエチレンシー
ス4を施した。ポリエチレンシース4には2本の管状部
材7を含む平面と直交する平面にテンションメンバ5と
して0.4 mmφの単鋼線を2本埋め込んだ。シース4表面
の管状部材7に相当する位置は隆起しており、管状部材
7の位置を容易に確認できる状態であった。このケーブ
ルのシース4の隆起部8にカッターの刃を管状部材7の
中空部に達する深さまで突き刺し、隆起部8に沿ってシ
ース4を500 mm切り裂いた。この作業を管状部材7のあ
る2箇所について行った結果、ポリエチレンシース4は
図2(b)のように分離でき、容易に取り除くことがで
きた。また光ファイバユニット3が傷つくこともなかっ
た。
【0018】〔実施形態6〕図7は本発明のさらに他の
実施形態を示す。この光ファイバケーブルが図1のもの
と異なる点は、管状部材7の中空部内にシース切り裂き
刃に付着する性質を有する着色物質13(例えばペンキな
ど)が充填されていることである。それ以外の構成は図
1のものと同じであるので同一部分には同一符号を付し
てある。上記のような構成にすると、図8に示すよう
に、カッター6でシース4を切り裂くときに、カッター
6の刃が管状部材7の中空部内に達していれば、カッタ
ー6に着色物質13が付着するので、カッター6の刃の切
り込み深さが適正であるか否かを確認することができ
る。
【0019】〔実施形態7〕図9は本発明のさらに他の
実施形態を示す。この光ファイバケーブルが図1のもの
と異なる点は、管状部材7を使用せずに、プラスチック
シース4の内面に、ケーブル長手方向に、2本のV字状
の溝14(切り込みでも可)を形成したことである。2本
の溝14は、光ファイバユニット3を挟んで相対する位置
に形成されている。2本の溝14は、2本のテンションメ
ンバ5を含む平面と直交する平面内に位置するように形
成することが好ましい。またシース4の表面には、溝14
に相当する位置に隆起部8が形成されており、これによ
り溝14の位置(シース4を削り取る位置)が分かるよう
になっている。なおシース4の表面には、隆起部8を形
成する代わりに、溝14の位置を示すマークを印刷してお
いてもよい。上記以外の構成は図1のものと同じである
ので同一部分には同一符号が付してある。
【0020】上記のような構成にすると、プラスチック
シース4の溝14に相当する部分を、外面から刃物(かん
なのようなものが好ましい)によって図10のように溝
14に達するまで削り取るだけで、シース4を容易に確実
に二つに分離することができる。したがって光ファイバ
ユニット3を傷つけることなく、シース4を除去するこ
とが可能である。
【0021】〔実施形態8〕図11は本発明のさらに他
の実施形態を示す。この光ファイバケーブルが図9のも
のと異なる点は、テープ状光ファイバ心線1の積層体の
外周を繊維材12で覆って光ファイバユニット3の断面形
状を円形とし、これに合わせてシース4の内面の断面形
状も円形にしたことである。それ以外の構成は図9のも
のと同じであるので同一部分には同一符号を付してあ
る。
【0022】次にこの実施形態の光ファイバケーブルの
試作結果を説明する。テープ状光ファイバ心線1を6枚
積層し、ピッチ500 mmで捻じりを付与した後、その外周
をポリプロピレン繊維12で覆い、その外周にテープによ
る押さえ巻きを施して断面略円形の光ファイバユニット
3とした。この光ファイバユニット3の外周にポリエチ
レンシース4を施した。ポリエチレンシース4の肉厚内
にはテンションメンバ5として1.2 mmφの単鋼線を2本
埋め込んだ。またポリエチレンシース4の内面には、光
ファイバユニット3を挟んで相対する位置に1本ずつV
字状溝14を形成した。2本のV字状溝14を含む平面は2
本のテンションメンバ5を含む平面と直交するようにし
た。またシース4の外面には、V字状溝14に対応する位
置に隆起部8を形成するとともに、V字状溝14の位置を
示すマークを印刷した。このようにして得られた光ファ
イバケーブルは、シース4の隆起部8をV字状溝14に達
するまで削り取ることにより、ポリエチレンシース4を
図2(b)のように分離して、容易に取り除くことがで
きた。
【0023】〔実施形態9〕図12は本発明のさらに他
の実施形態を示す。この光ファイバケーブルが図11の
ものと異なる点は、光ファイバユニット3と並行して支
持線15が設けられ、光ファイバユニット3のシース4と
支持線15のシース16が首部17で一体化されて自己支持型
になっていることである。この場合、首部17は長手方向
に間欠的に設けられていてもよい(首部17に間欠的に窓
が形成されていてもよい)。支持線15は2本のテンショ
ンメンバ5と同じ平面内に配置されている。それ以外の
構成は図11のものと同じであるので同一部分には同一
符号を付してある。
【0024】〔その他の実施形態〕以上の各実施形態で
は、テープ状光ファイバ心線を用いた場合を説明した
が、本発明はこれに限られるものではなく、単心の光フ
ァイバ心線を用いた光ファイバケーブルにも同様に適用
可能である。複数の実施形態を組み合わせることも可能
である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ケ
ーブル長手方向の任意の位置で光ファイバ心線を取り出
す場合に、内部の光ファイバ心線を傷つけることなく、
容易にプラスチックシースを切り開いて除去することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による光ファイバケーブルの一実施形
態を示す断面図。
【図2】 (a)、(b)は図1のケーブルのシースを
切り裂く過程を示す断面図。
【図3】 本発明の他の実施形態を示す斜視図。
【図4】 本発明のさらに他の実施形態を示す断面図。
【図6】 本発明のさらに他の実施形態を示す断面図。
【図7】 本発明のさらに他の実施形態を示す断面図。
【図8】 図7のケーブルのシースを切り開くときの状
態を示す斜視図。
【図9】 本発明のさらに他の実施形態を示す断面図。
【図10】 図9のケーブルのシースを切り開く過程を
示す断面図。
【図11】 本発明のさらに他の実施形態を示す断面
図。
【図12】 本発明のさらに他の実施形態を示す断面
図。
【図13】 従来の光ファイバケーブルの問題点を示す
断面図。
【符号の説明】
1:テープ状光ファイバ心線 2:押さえ巻き 3:光ファイバユニット 4:プラスチックシース 5:テンションメンバ 6:カッター 7:管状部材 8:隆起部 9:マーク 11:溝形部材 12:繊維材 13:着色物質 14:V字状溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月2日(2000.3.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による光ファイバケーブルの一実施形
態を示す断面図。
【図2】 (a)、(b)は図1のケーブルのシースを
切り裂く過程を示す断面図。
【図3】 本発明の他の実施形態を示す斜視図。
【図4】 本発明のさらに他の実施形態を示す断面図。
【図5】 本発明のさらに他の実施形態を示す断面図。
【図6】 本発明のさらに他の実施形態を示す断面図。
【図7】 本発明のさらに他の実施形態を示す断面図。
【図8】 図7のケーブルのシースを切り開くときの状
態を示す斜視図。
【図9】 本発明のさらに他の実施形態を示す断面図。
【図10】 図9のケーブルのシースを切り開く過程を
示す断面図。
【図11】 本発明のさらに他の実施形態を示す断面
図。
【図12】 本発明のさらに他の実施形態を示す断面
図。
【図13】 従来の光ファイバケーブルの問題点を示す
断面図。
【符号の説明】 1:テープ状光ファイバ心線 2:押さえ巻き 3:光ファイバユニット 4:プラスチックシース 5:テンションメンバ 6:カッター 7:管状部材 8:隆起部 9:マーク 11:溝形部材 12:繊維材 13:着色物質 14:V字状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川高 順一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 岩田 秀行 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H001 BB16 DD06 DD21 DD25 KK17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1本以上の光ファイバ心線又は1枚以上の
    テープ状光ファイバ心線を有する光ファイバユニットの
    外周にプラスチックシースを被覆してなる光ファイバケ
    ーブルにおいて、前記光ファイバユニットとプラスチッ
    クシースの間に、ケーブル長手方向に、シース切り裂き
    刃の食い込みを許容する少なくとも1本の管状部材又は
    溝形部材を介在させたことを特徴とする光ファイバケー
    ブル。
  2. 【請求項2】管状部材又は溝形部材が光ファイバユニッ
    トを挟んで相対する位置に1本ずつ設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル。
  3. 【請求項3】管状部材又は溝形部材の中空部内に、シー
    ス切り裂き刃に付着する性質を有する物質が充填されて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバ
    ケーブル。
  4. 【請求項4】プラスチックシース表面の管状部材又は溝
    形部材に相当する位置に隆起部が形成されていることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の光ファ
    イバケーブル。
  5. 【請求項5】プラスチックシース表面に管状部材又は溝
    形部材に沿ってシースを切り裂く位置を示すマークが付
    されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の光ファイバケーブル。
  6. 【請求項6】1本以上の光ファイバ心線又は1枚以上の
    テープ状光ファイバ心線を有する光ファイバユニットの
    外周にプラスチックシースを被覆してなる光ファイバケ
    ーブルにおいて、前記プラスチックシースの内面に、ケ
    ーブル長手方向に、少なくとも1本の溝又は切り込みを
    形成したことを特徴とする光ファイバケーブル。
  7. 【請求項7】溝又は切り込みが光ファイバユニットを挟
    んで相対する位置に1本ずつ形成されていることを特徴
    とする請求項6記載の光ファイバケーブル。
  8. 【請求項8】プラスチックシース表面の溝又は切り込み
    に相当する位置に隆起部が形成されていることを特徴と
    する請求項6又は7記載の光ファイバケーブル。
  9. 【請求項9】プラスチックシース表面に溝又は切り込み
    の位置を示すマークが付されていることを特徴とする請
    求項6ないし8のいずれかに記載の光ファイバケーブ
    ル。
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