JP2001228281A - エアロック装置の扉構造 - Google Patents

エアロック装置の扉構造

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JP2001228281A
JP2001228281A JP2000041126A JP2000041126A JP2001228281A JP 2001228281 A JP2001228281 A JP 2001228281A JP 2000041126 A JP2000041126 A JP 2000041126A JP 2000041126 A JP2000041126 A JP 2000041126A JP 2001228281 A JP2001228281 A JP 2001228281A
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door
doors
mounting seat
door structure
transparent member
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JP2000041126A
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English (en)
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Tetsuro Okubo
哲朗 大久保
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から扉体の内方空間の状況を、気密を保
持した状態で確認できるエアロック装置の扉構造を提供
する。 【解決手段】 監視用開口20が穿設された扉体16,
17と、扉体16,17の一方の面に固着され且つ監視
用開口20の周囲を囲む枠状の取付座21と、取付座2
1の反扉体16,17側の面に設けられ且つ監視用開口
20の周方向へ延びるシール部材22,23と、一方の
面の周縁部分がシール部材22,23に接するように配
置した透明部材24と、透明部材24をシール部材2
2,23へ押し付ける押圧部材25とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉格納容器に
用いるエアロック装置の扉構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4はコンクリート製原子炉格納容器の
一例であり、この原子炉格納容器は、基礎1に立設され
た中空構造の格納容器本体2と、該格納容器本体2の内
方に位置するように基礎1に立設され且つ上部に原子炉
圧力容器3を支持するペデスタル4と、前記の格納容器
本体2の内周面の上下方向中間部からペデスタル4の外
周面に向かって略水平に延びるダイヤフラムフロア5
と、格納容器本体2の上端開口部を閉止するトップヘッ
ド6とを備え、格納容器本体2、ペデスタル4、及びダ
イヤフラムフロア5を、鉄筋コンクリート構造によって
一体的に形成させている。
【0003】ダイヤフラムフロア5の上面、格納容器本
体2の内周面、及びトップヘッド6の下面により囲まれ
る空間であるドライウエル7には、原子炉圧力容器3に
接続される配管8や種々の機器が配置され、また、基礎
1の上面、格納容器本体2の内周面、ペデスタル4の外
周面、及びダイヤフラムフロア5の下面により囲まれる
空間であるサプレッションチェンバ9には、水10が貯
留されている。
【0004】更に、格納容器本体2の側壁部分には、定
期検査時に作業者が格納容器本体2外部とドライウエル
7との間を通行するためのエアロック装置が設けられて
いる。
【0005】図3は従来のエアロック装置の一例であ
り、このエアロック装置は、格納容器本体2(図4参
照)の側壁部分を貫通する円筒状の胴部11と、作業者
が通行可能な開口12を中央部に有し且つ胴部11のド
ライウエル7(図4参照)寄り部分に内接するように固
着した内側バルクヘッド14と、作業者が通行可能な開
口13を中央部に有し且つ胴部11の容器外方寄り部分
に内接するように固着した外側バルクヘッド15と、各
バルクヘッド14,15のドライウエル7側に配置され
且つそれぞれ開口12,13を閉止し得る扉体16,1
7と、ドライウエル7から外方に向かって扉体16,1
7の左側に位置し且つ当該扉体16,17をバルクヘッ
ド14,15に揺動可能に取り付けている扉体支持機構
18,19とを備えている。
【0006】また、上記の各扉体16,17は、閉止機
構(図示せず)によって開口12,13を気密に閉止し
た状態で、バルクヘッド14,15に拘束されるように
なっている。
【0007】原子炉施設が稼働している状態では、開口
12,13が扉体16,17で閉止され、ドライウエル
7内が大気圧よりも低くなるように減圧させている。
【0008】また、原子炉施設の定期検査を実施する際
には、ドライウエル7内を大気圧にし、作業者が扉体1
6,17を開いて格納容器本体2外部とドライウエル7
との間を通行している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エアロック装置では、扉体16,17が鋼材だけで形成
されていたため、扉体16,17を開放しない限りは、
外部からエアロック装置内や、ドライウエル7の状況を
直接目視することができなかった。
【0010】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、外部から扉体の内方空間の状況を、気密を保持した
状態で確認できるエアロック装置の扉構造を提供するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載のエアロック装置の扉構造
では、監視用開口が穿設された扉体と、該扉体の一方の
面に固着され且つ前記監視用開口の周囲を囲む枠状の取
付座と、該取付座の反扉体側の面に設けられ且つ前記監
視用開口の周方向へ延びるシール部材と、一方の面の周
縁部分が前記シール部材に接するように配置した透明部
材と、該透明部材を前記シール部材へ押し付ける押圧部
材とを備えている。
【0012】また、本発明の請求項2に記載のエアロッ
ク装置の扉構造では、監視用開口の周方向へ延びるシー
ル部材を2条並べて取付座の反扉体側の面に設け、取付
座の扉体側の面から前記2条のシール部材の間に貫通す
る試験孔を穿設している。
【0013】本発明の請求項1あるいは請求項2に記載
のエアロック装置の扉構造のいずれにおいても、扉体を
閉じたままの状態で扉体の一側の状況を、扉体の他側か
ら、監視用開口、取付座の開口部分、透明部材を介して
目視確認する。
【0014】また、本発明の請求項2に記載のエアロッ
ク装置の扉構造においては、試験孔に流体圧を付与し、
初期流体圧と所定時間経過後の流体圧とを対比して、シ
ール部材の健全性を確認する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例とともに説明する。
【0016】図1及び図2は、本発明のエアロック装置
の扉構造の実施の形態の一例であり、図中、図3と同一
の符号を付した部分は同一物を表している。
【0017】扉体16,17には、それぞれ円形の監視
用開口20が穿設されている。
【0018】図1では、扉体16,17、左方がドライ
ウエル7(図4参照)側で、右方が格納容器本体2外部
側である。
【0019】扉体16,17の一方の面には、上述した
監視用開口20の周囲を囲む枠形で平らな取付座21
が、溶接などの手段で固着されていて、取付座21の扉
体16,17とは反対側の面には、監視用開口20の周
方向に延びるように、2条のシリコンゴムなどのシール
部材22,23が間隔をあけて平行して取り付けられて
いる。また、取付座21の扉体16,17の反対側に
は、シール部材22,23に接するように、強化ガラス
などの透明部材24が配置され、該透明部材24の周縁
部分に外嵌する断面L字状の押圧部材25が、ボルト2
6によって取付座21に締結されている。
【0020】更に、押圧部材25と透明部材24の間に
は、それらの周方向に延びる環状の金属製のライナ27
が介在していて、押圧部材25をボルト26で取付座2
1に締結した状態では、押圧部材25がライナ27を介
して透明部材24をシール部材22,23へ押し付け、
取付座21と透明部材24との間の気密が保たれるよう
にしている。
【0021】扉体16,17並びに取付座21には、そ
れらの厚さ方向に一直線状に貫通する試験孔28が穿設
されていて、試験孔28の先端側は、取付座21の扉体
16,17とは反対側の面の2条のシール部材22,2
3の間の位置で開口し、また、試験孔28の基端側は、
扉体16,17の外側からプラグ29で閉鎖することが
できるようになっている。
【0022】図1及び図2に示すエアロック装置の扉構
造では、扉体16,17が閉じているときは、監視用開
口20、取付座21の開口部分及び透明部材24を介し
て胴部11内やドライウエル7(図4参照)の状況を、
外部から直接目視することができる。
【0023】また、試験孔28の基端側を閉鎖している
プラグ29を外し、試験孔28に圧力計を接続したう
え、空気などの圧力流体を供給して封じ込め、初期流体
圧と一定時間経過後の流体圧とを比較することにより、
シール部材22,23の気密保持性能を知ることができ
る。
【0024】そして、一定時間が経過する間における流
体圧の低下が一定値以上である場合には、シール部材2
2,23を取り替え、取付座21と透明部材24との間
の気密性が低下しないようにする。
【0025】なお、本発明のエアロック装置の扉構造は
上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において変更を加え得る
ことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のエアロック
装置の扉構造によれば、下記のような種々の優れた効果
を奏し得る。
【0027】(1)本発明の請求項1あるいは請求項2
に記載のエアロック装置の扉構造のいずれにおいても、
監視用開口が穿設されている扉体に、シール部材を介し
て透明部材が取り付けられているので、扉体を閉じて気
密を保持した状態のまま、外部から扉体の内方空間の状
況を目視により確認することができる。
【0028】(2)本発明の請求項2に記載のエアロッ
ク装置の扉構造においては、試験孔に流体圧を付与し、
初期流体圧と所定時間経過後の流体圧との対比により、
シール部材の健全性を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアロック装置の扉構造の実施の形態
の一例を示す断面図である。
【図2】本発明のエアロック装置の扉構造の適用例を示
す斜視図である。
【図3】従来のエアロック装置の一例を示す斜視図であ
る。
【図4】原子炉格納容器の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
16,17 扉体 20 監視用開口 21 取付座 22,23 シール部材 24 透明部材 25 押圧部材 28 試験孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視用開口が穿設された扉体と、該扉体
    の一方の面に固着され且つ監視用開口の周囲を囲む枠状
    の取付座と、該取付座の反扉体側の面に設けられ且つ監
    視用開口の周方向へ延びるシール部材と、一方の面の周
    縁部分がシール部材に接するように配置した透明部材
    と、該透明部材をシール部材へ押し付ける押圧部材とを
    備えてなることを特徴とするエアロック装置の扉構造。
  2. 【請求項2】 監視用開口の周方向へ延びるシール部材
    を2条並べて取付座の反扉体側の面に設け、取付座の扉
    体側の面から2条のシール部材の間に貫通する試験孔を
    穿設した請求項1に記載のエアロック装置の扉構造。
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