JP2001242277A - 原子炉格納容器のトンネル構造 - Google Patents
原子炉格納容器のトンネル構造Info
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- JP2001242277A JP2001242277A JP2000053864A JP2000053864A JP2001242277A JP 2001242277 A JP2001242277 A JP 2001242277A JP 2000053864 A JP2000053864 A JP 2000053864A JP 2000053864 A JP2000053864 A JP 2000053864A JP 2001242277 A JP2001242277 A JP 2001242277A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
力の解消を図れる原子炉格納容器のトンネル構造を提供
する。 【解決手段】 格納容器本体2の側壁2aを水平に貫通
する鏡板スリーブ21の端部と、格納容器本体2中心側
へ向かって延びるトンネルスリーブ23の端部とを同径
に設定し、更に、鏡板スリーブ21の端面とトンネルス
リーブ23の端面とを、格納容器本体2内面のライナ1
4に連なる環状のインサートプレート22を介して同軸
に突き当たるようそれぞれインサートプレート22に固
着して、トンネルスリーブ23の荷重が鏡板スリーブ2
1の端面へ伝達されるようにする。
Description
ンネル構造に関するものである。
一例であり、この原子炉格納容器は、基礎1に立設され
た中空構造の格納容器本体2と、該格納容器本体2の内
方に位置するように基礎1に立設され且つ上部に原子炉
圧力容器3を支持するペデスタル4と、前記の格納容器
本体2の内周面の上下方向中間部分からペデスタル4の
外周面に向かって略水平に延びるダイヤフラムフロア5
と、格納容器本体2の上端開口部を閉止するトップヘッ
ド6とを備え、格納容器本体2、ペデスタル4、及びダ
イヤフラムフロア5を、鉄筋コンクリート構造によって
一体的に形成させている。
体2の内周面、及びトップヘッド6の下面により囲まれ
る空間である上部ドライウエル7には、原子炉圧力容器
3に接続される配管8や種々の機器が配置され、ペデス
タル4の内周面、及び基礎1の上面によって囲まれる空
間である下部ドライウエル9には、制御棒駆動装置など
の機器が配置されている。
周面、ペデスタル4の外周面、及びダイヤフラムフロア
5の下面によって囲まれる空間であるサプレッションチ
ェンバ10には、水11が貯留されている。
定期検査を実施する際に、作業者が格納容器本体2外部
と下部ドライウエル9との間を通行するためのアクセス
トンネル12が設けられている。
ように、格納容器本体2の側壁2aを水平に貫通する鏡
板スリーブ13と、該鏡板スリーブ13の下部ドライウ
エル9寄り端部に外接して固着され且つ外縁部が側壁2
a内面のライナ14に連なる環状のインサートプレート
15と、鏡板スリーブ13周方向に等間隔に配置され且
つ鏡板スリーブ13外周面及びインサートプレート15
に固着されたガセットプレート16と、インサートプレ
ート15から下部ドライウエル9へ向かって水平に延び
るトンネルスリーブ17とにより構成されており、鏡板
スリーブ13の格納容器本体2外方側の端部には、エア
ロック扉13aを有する鏡板13bが設けられている。
3よりも径が大きく且つインサートプレート15の下部
ドライウエル9寄りの端面に同軸に固着されたフレキシ
ブルジョイント18と、該フレキシブルジョイント18
の下部ドライウエル9寄りの端面に同軸に固着された環
状のフランジプレート19と、鏡板スリーブ13と略同
径で且つフランジプレート19の下部ドライウエル9寄
り端面に同軸に固着されたスリーブ本体20とを有して
いる。
ような従来の原子炉格納容器のトンネル構造では、鏡板
スリーブ13よりもトンネルスリーブ17のフレキシブ
ルジョイント18のほうが径が大きいため、インサート
プレート15などに局部的な曲げ応力が作用することに
なる。
で、インサートプレートなどの部材に対する局部的な曲
げ応力の解消を図れる原子炉格納容器のトンネル構造を
提供することを目的とするものである。
め、本発明の原子炉格納容器のトンネル構造では、格納
容器本体の側壁を水平に貫通する鏡板スリーブと、外縁
部が格納容器内面のライナに連なる環状に形成され且つ
一方の面が鏡板スリーブの格納容器本体内方寄り端面に
同軸に突き当たるように固着されたインサートプレート
と、該インサートプレートの他方の面に同軸に突き当た
るように固着され且つ格納容器本体中心側へ向かって延
びるトンネルスリーブとを備え、トンネルスリーブのイ
ンサートプレート寄り端部の径を、鏡板スリーブと略等
しく設定している。
おいては、鏡板スリーブの端面とトンネルスリーブの端
面とを、インサートプレートを介して固着させ、トンネ
ルスリーブの荷重が鏡板スリーブの端面へ伝達されるよ
うにし、インサートプレートに対する局部的な曲げ応力
の解消を図る。
示例とともに説明する。
実施の形態の一例を示すものであり、図中、図3及び図
4と同一符号を付したものは同一物を表わしている。
納容器本体2の側壁2aを水平に貫通する鏡板スリーブ
21と、該鏡板スリーブ21の格納容器本体2内方寄り
端面に同軸に突き当たるように固着され且つ外縁部が格
納容器本体2の側壁2a内面のライナ14に連なる環状
のインサートプレート22と、鏡板スリーブ21周方向
に等間隔に配置され且つ鏡板スリーブ21外周面及びイ
ンサートプレート22に固着されたガセットプレート1
6と、インサートプレート22の格納容器内方寄り端面
に同軸に突き当たるように固着され且つ格納容器本体2
中心側へ向かって延びるトンネルスリーブ23とを備え
ており、鏡板スリーブ21の格納容器本体2外方側の端
部には、エアロック扉21aを有する鏡板21bが設け
られている。
スリーブ21の径と略等しく設定されており、インサー
トプレート22寄りの長手方向中途位置には、所定の間
隔を置いて同軸上に対峙し且つトンネルスリーブ23の
分割端面にそれぞれ当接する一対のフランジプレート2
4,24と、該フランジプレート24,24の間に同軸
に挟持されたフレキシブルジョイント25とが設けられ
ている。
は、直径が等しい鏡板スリーブ21の端面とトンネルス
リーブ23の端面とを、インサートプレート22を介し
て固着させたので、トンネルスリーブ23の荷重が鏡板
スリーブ21の端面へ伝達される。
対する局部的な曲げ応力の解消が図られ、また、ガセッ
トプレート16を従来よりも小さくすることができる。
構造は上述した実施の形態のみに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
容器のトンネル構造によれば、下記のような種々の優れ
た効果を奏し得る。
とトンネルスリーブの端面とを、インサートプレートを
介して固着させたので、トンネルスリーブの荷重が鏡板
スリーブの端面へ伝達され、インサートプレートに対す
る局部的な曲げ応力の解消を図ることができる。
トを外嵌しないので、鏡板スリーブの外径とインサート
プレートの内径とを合致させる必要がなく、加工が容易
となり、また、現地据付工事の能率向上を図ることがで
きる。
の形態の一例を示す断面図である。
原子炉格納容器の一例を示す概略図である。
略図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 格納容器本体の側壁を水平に貫通する鏡
板スリーブと、外縁部が格納容器内面のライナに連なる
環状に形成され且つ一方の面が鏡板スリーブの格納容器
本体内方寄り端面に同軸に突き当たるように固着された
インサートプレートと、該インサートプレートの他方の
面に同軸に突き当たるように固着され且つ格納容器本体
中心側へ向かって延びるトンネルスリーブとを備え、ト
ンネルスリーブのインサートプレート寄り端部の径を、
鏡板スリーブと略等しく設定したことを特徴とする原子
炉格納容器のトンネル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000053864A JP2001242277A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 原子炉格納容器のトンネル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000053864A JP2001242277A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 原子炉格納容器のトンネル構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001242277A true JP2001242277A (ja) | 2001-09-07 |
Family
ID=18575194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000053864A Pending JP2001242277A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 原子炉格納容器のトンネル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001242277A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109749294A (zh) * | 2017-11-05 | 2019-05-14 | 丹阳市贝尔特橡塑制品有限公司 | 一种橡胶用含钛铝合金微粒热材料 |
CN109749293A (zh) * | 2017-11-05 | 2019-05-14 | 丹阳市贝尔特橡塑制品有限公司 | 一种橡胶用含镍钴合金微粒热材料 |
CN109749292A (zh) * | 2017-11-05 | 2019-05-14 | 丹阳市贝尔特橡塑制品有限公司 | 一种橡胶用含铝硅合金微粒导热材料 |
-
2000
- 2000-02-29 JP JP2000053864A patent/JP2001242277A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109749294A (zh) * | 2017-11-05 | 2019-05-14 | 丹阳市贝尔特橡塑制品有限公司 | 一种橡胶用含钛铝合金微粒热材料 |
CN109749293A (zh) * | 2017-11-05 | 2019-05-14 | 丹阳市贝尔特橡塑制品有限公司 | 一种橡胶用含镍钴合金微粒热材料 |
CN109749292A (zh) * | 2017-11-05 | 2019-05-14 | 丹阳市贝尔特橡塑制品有限公司 | 一种橡胶用含铝硅合金微粒导热材料 |
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