JP2001228044A - 液体検知方法及び液体検知装置 - Google Patents

液体検知方法及び液体検知装置

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JP2001228044A
JP2001228044A JP2000039904A JP2000039904A JP2001228044A JP 2001228044 A JP2001228044 A JP 2001228044A JP 2000039904 A JP2000039904 A JP 2000039904A JP 2000039904 A JP2000039904 A JP 2000039904A JP 2001228044 A JP2001228044 A JP 2001228044A
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transponder
resonance circuit
coil
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JP2000039904A
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Yasushi Hattori
泰 服部
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体の種類に依存せずに液体を検知できる液
体検知方法及び液体検知装置を提供する。 【解決手段】 電波を用いて通信を行うトランスポンダ
10をコイル31に重ねて配置し、コイル31と電極3
2,33と液体保持部材34によって共振回路を形成
し、これらをフィルム41,42に挟んで一体化した液
体検知装置を構成する。フィルム41に形成された穴4
1aから検知対象の液体が液体保持部材34に染み込む
と電極32,33間が電気的に接続されて共振回路が閉
回路とされ共振周波数がトランスポンダ10の通信周波
数にほぼ一致する。これにより、トランスポンダ10と
の間の通信電波は共振回路に吸収されその負荷によって
消費され、トランスポンダ10との通信が不可能にな
る。従って、トランスポンダ10との通信が不可能にな
ったときに液体を検知したと認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体の漏出を早期
に発見する目的に使用可能な液体検知方法及び液体検知
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、環境汚染問題が深刻化しつつあ
り、汚染物質の漏洩には特に注意が必要とされている。
これに関連して本出願人は液体の漏洩を防ぐための遮水
シートを提案している(特開平9−273974号公
報)。この遮水シートは、ゴミ処理場などの敷地に設置
し、ゴミから流れ出た廃液が地中に染み込むのを防止す
るものである。さらに、この遮水シートは、シートが避
けたときにその位置を特定する機能を設けてある。即
ち、シートを2重にすると共にシート全領域を位置の特
定が可能な小領域に区画し、この小領域毎にトランスポ
ンダを設け、トランスポンダのアンテナを小領域の全域
に広がるようなループ状に形成してある。
【0003】上記構成により、シートが裂けたときにト
ランスポンダのアンテナも切断されてトランスポンダと
の通信が行えなくなる。これにより、通信不可能なトラ
ンスポンダの位置を特定することにより、シートの裂け
た位置を小領域単位で特定することができる。
【0004】また、本出願人は、タンカーに液体を荷積
みする作業及び荷下ろしする作業において使用されるホ
ースの破損を早期に検出できる機能を備えたホースを提
案している(特願平10−113702号)。このホー
スは、内面ゴム層とカバーゴム層との間にトランスポン
ダを配置し、このトランスポンダの通信周波数を移送対
象の液体中を透過するときに所定値以上の減衰を生ずる
周波数に設定したものである。
【0005】上記構成により、内面ゴム層が裂けて内面
ゴム層とカバーゴム層との間に液体が漏出するとトラン
スポンダとの通信が行えなくなる。これにより、内面ゴ
ム層に亀裂が生じたことを検出することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の遮水シートの構成ではシートの裂けた位置を特定す
ることができるが、廃液が漏出しているか否かを検知す
ることができなかった。
【0007】また、上記後者のホースの構成では、移送
対象となる液体の種類や漏出量などの違いによってトラ
ンスポンダの通信電波の減衰量が異なることがあり、液
体の種類などによって電波の周波数を選択する必要があ
った。
【0008】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、液体
の種類に依存せずに液体を検知できる液体検知方法及び
液体検知装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、液体の有無を検知する液体
検知方法であって、所定周波数の電磁波を用いて通信を
行い質問信号を受信したときに応答信号を送信するトラ
ンスポンダと、所定の負荷を有し一部が開放された共振
回路とを設け、前記共振回路は、その開放部分に検知対
象となる液体が接触したときに、該液体によって前記開
放部分を電気的に接続して閉回路となって前記共振回路
の共振周波数を前記トランスポンダの通信周波数に設定
し、前記トランスポンダの通信に用いる電磁波を前記共
振回路に吸収させる液体検知方法を提案する。
【0010】該液体検知方法によれば、検知対象となる
液体によって前記共振回路の開放部分が電気的に接続さ
れると前記共振回路は閉回路となりその共振周波数は前
記トランスポンダの通信周波数に設定される。これによ
り、前記トランスポンダとの間の通信電波は前記共振回
路に吸収されその負荷によって消費され、トランスポン
ダとの通信が不可能になる。従って、前記トランスポン
ダとの通信が不可能になったときに液体を検知したと認
識できる。
【0011】また、請求項2では、請求項1記載の液体
検知方法において、コイルを有する前記共振回路を用
い、該コイルをトランスポンダの近傍に配置する液体検
知方法を提案する。
【0012】該液体検知方法によれば、前記共振回路の
コイルは前記トランスポンダのアンテナと電磁結合しや
すいので前記通信電波の吸収率が増加される。
【0013】また、請求項3では、請求項2記載の液体
検知方法において、前記トランスポンダのアンテナをコ
イル状アンテナとし、該アンテナに誘導性結合させるよ
うに前記共振回路のコイルを配置する液体検知方法を提
案する。
【0014】該液体検知方法によれば、前記トランスポ
ンダのコイル状アンテナに前記共振回路のコイルが誘導
性結合されているので、トランスポンダの通信電波を前
記共振回路によって効率よく吸収することができる。
【0015】また、請求項4では、請求項1記載の液体
検知方法において、前記共振回路の開放部分を検知対象
となる液体によって容量性接続する液体検知方法を提案
する。
【0016】該液体検知方法によれば、前記共振回路の
開放部分に検出対象となる液体が接触すると、該液体に
よって前記開放部分が容量性接続されて閉回路になり、
その共振周波数は前記トランスポンダの通信周波数にな
る。
【0017】また、請求項5では、請求項1記載の液体
検知方法において、前記トランスポンダと識別可能な第
2のトランスポンダを前記共振回路から所定距離離して
設け、検知対象となる液体によって前記共振回路が閉回
路とされたときに、前記第2のトランスポンダとの通信
によって前記トランスポンダの位置を特定する液体検知
方法を提案する。
【0018】該液体検知方法によれば、前記第2のトラ
ンスポンダは前記共振回路から離して設けられているの
で、前記第2のトランスポンダの通信電波が前記共振回
路に吸収されることがない。前記トランスポンダを人間
の目に触れない所に設置した場合などにおいて液体を検
知して前記トランスポンダとの通信が不可能なときに前
記第2のトランスポンダとの通信によって位置を特定で
きる。
【0019】また、請求項6では、請求項1記載の液体
検知方法において、液体を保持する保液部材を前記共振
回路の開放部分に設け検知対象となる液体の流動を前記
開放部分の位置で留まらせる液体検知方法を提案する。
【0020】該液体検知装置によれば、検出対象の液体
が前記保液部材によって前記開放部分に保持されるの
で、液体が流動することなく検知状態が維持される。
【0021】また、請求項7では、所定周波数の電磁波
を用いて通信を行い質問信号を受信したときに応答信号
を送信するトランスポンダと、該トランスポンダの近傍
に配置された共振部とを備え、前記共振部は、前記トラ
ンスポンダの近傍に配置されたコイルと、該コイルの両
端のそれぞれに接続された1対の電極を互いに所定の間
隔を開けて配置した電極部と、検知対象となる液体を前
記電極部に導く伝導手段とを有する液体検知装置を提案
する。
【0022】該液体検知装置によれば、検知対象となる
液体は前記伝導手段によって電極部に導かれ該液体によ
って前記電極部の1対の電極間が電気的に接続されると
前記共振回路は閉回路となりその共振周波数は前記トラ
ンスポンダの通信周波数に設定される。これにより、前
記トランスポンダとの間の通信電波は前記共振回路に吸
収されてその負荷によって消費され、トランスポンダと
の通信が不可能になる。従って、前記トランスポンダと
の通信が不可能になったときに液体を検知したと認識で
きる。
【0023】また、請求項8では、請求項7記載の液体
検知装置において、前記トランスポンダはコイル状のア
ンテナを有し、前記共振部のコイルは前記コイル状アン
テナに誘導性結合する位置に配置されている液体検知装
置を提案する。
【0024】該液体検知装置によれば、前記トランスポ
ンダのコイル状アンテナに前記共振回路のコイルが誘導
性結合されているので、トランスポンダの通信電波を前
記共振回路によって効率よく吸収することができる。
【0025】また、請求項9では、請求項7記載の液体
検知装置において、前記1対の電極はそれぞれ平板状を
なし、互いに一方の面が対向するように所定の間隔を開
けてほぼ平行に配置されている液体検知装置を提案す
る。
【0026】該液体検知装置によれば、前記1対の電極
間の隙間に検出対象の液体が進入し該電極間が電気的に
接続され、前記共振回路が閉回路にされる。
【0027】また、請求項10では、請求項9記載の液
体検知装置において、前記1対の電極間に保液部材が配
置されている液体検知装置を提案する。
【0028】該液体検知装置によれば、前記1対の電極
間の隙間に検出対象の液体が進入し該液体は保液部材に
よって保持され、該電極間が電気的に接続されて前記共
振回路が閉回路にされる。
【0029】また、請求項11では、請求項10記載の
液体検知装置において、少なくとも一方の電極には検出
対象の液体を外部から前記保液部材に伝導するための1
つ以上の穴が形成されている液体検知装置を提案する。
【0030】該液体検知装置によれば、一方の電極に形
成された穴から保液部材に液体が伝導されて該液体は保
液部材によって保持される。これにより、電極間が電気
的に接続されて前記共振回路が閉回路にされる。
【0031】また、請求項12では、請求項10記載の
液体検知装置において、前記保液部材が不織布からなる
液体検知装置を提案する。
【0032】該液体検知装置によれば、検出対象となる
液体は不織布に染み込んで保持され、該液体によって1
対の電極間が電気的に接続される。
【0033】また、請求項13では、請求項7記載の液
体検知装置において、前記トランスポンダと識別可能な
第2のトランスポンダを前記共振回路から所定距離離し
て設けた液体検知装置を提案する。
【0034】該液体検知装置によれば、前記第2のトラ
ンスポンダは前記共振回路から離して設けられているた
め、前記第2のトランスポンダの通信電波が前記共振回
路に吸収されることがないので、液体検知装置を人間の
目に触れない所に設置した場合などにおいて液体を検知
して前記トランスポンダとの通信が不可能なときに前記
第2のトランスポンダとの通信によって位置を特定でき
る。
【0035】また、請求項14では、請求項13記載の
液体検知装置において、前記トランスポンダと第2のト
ランスポンダ及び共振部は、所定厚さの2枚の板状部材
間に挟まれて固定されている液体検出装置を提案する。
【0036】該液体検知装置によれば、前記トランスポ
ンダと第2のトランスポンダ及び共振部は2枚の板状部
材間に挟まれて薄型に一体化されている。これにより、
2枚のシート間或いは2つの層間に設置可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。
【0038】図1は本発明の第1の実施形態における液
体検知装置を示す外観斜視図、図2はその分解斜視図、
図3はその電気系回路を示す構成図である。図におい
て、1は液体検知装置で、2枚の透明フィルム41,4
2に挟まれて一体化されたトランスポンダ10と共振部
30によって構成されている。
【0039】透明フィルム41,42は例えばポリイミ
ドフィルムからなり、図1及び図2に示すように上側の
フィルム41にはほぼ中央部に円形の穴41a(伝導手
段)が形成され、フィルム下面にはこの穴41aの周り
に電極32が印刷形成されている。また、図2に示すよ
うに下側のフィルム42には上面に渦巻き状のコイル3
1とコイル31の横に配置されコイル31の一端に接続
された正方形状の電極33及びランド31aが印刷形成
されている。この電極33はフィルム41の穴41aに
ほぼ対応した位置に穴41aよりも大きく形成されてい
る。さらに、コイル31の他端はジャンパー線によって
接続用のランド31aに接続されている。さらに、穴4
1aよりも大きな所定厚さに形成された液体が染み込み
やすい液体保持部材34が電極32と電極33との間に
挟まれ、その一部がフィルム42に接着されて固定され
ている。また、電極32はジャンパー線によってランド
31aに接続されている。本実施形態では周知の不織布
を液体保持部材34として用いている。
【0040】トランスポンダ10をコイル31の上に配
置した状態でフィルム42に接着固定し、この上にフィ
ルム41を重ねて、図1の破線43で示すようにフィル
ム41,42の周縁部分及びコイル31と電極32,3
3との境界が接着剤によって接着されている。これによ
り、電極32,33が配置された空間とトランスポンダ
10が配置された空間とは完全に分離されている。
【0041】トランスポンダ10は、図4及び図5に示
すようにトランスポンダ本体11とループ状のアンテナ
12を2枚のフィルム13,14で挟み込むことにより
構成されている。
【0042】フィルム13,14は、例えば幅(W1)
が30mm、長さ(L1)が100mmのポリイミドフ
ィルムからなり、下側のフィルム13上にアンテナ12
が印刷形成されている。また、トランスポンダ本体11
及び2枚のフィルム13,14間は樹脂によって接着さ
れている。
【0043】トランスポンダ本体11は、図6に示すよ
うに、半導体チップからなるトランスポンダ素子本体1
5と、この周囲を覆う直方体形状の樹脂製パッケージ1
6から構成されている。
【0044】また、アンテナ12は、図5及び図7に示
すように、フィルム13に印刷形成されたコイル形状を
なした導体12aからなり、その厚み(Th)は20μ
m、幅(W2)は2mmに設定され、長さは送受信周波
数の13.56MHzに共振するように設定されてい
る。また、アンテナ12は、導体12aを渦巻き状に配
置して形成されており、導体12aは、その少なくとも
一部が他の部分に対して所定距離以下の間隔をあけて接
近して配置されている。
【0045】アンテナ12の構造を上記構造とすること
により、アンテナ12の“Q”を低い値、例えば約10
前後の値に設定している。この程度の低い“Q”を実現
するには磁束密度が低くなる構造にする必要がある。こ
のため、アンテナ12を形成する印刷配線導体12aの
幅(W1)を厚み(Th)よりも大きく設定し、アンテ
ナ12に発生する磁束が1ヶ所に集中しないようにして
いる。
【0046】トランスポンダ10の電気系回路は図3に
示す構成図である。図に示すようにトランスポンダ10
は、トランスポンダ本体11とアンテナ12とから構成
され、トランスポンダ本体11はアンテナ切替器21、
整流回路22、中央処理部23、記憶部24、発信部2
5及び検波部26から構成されている。
【0047】アンテナ切替器21は、例えば電子スイッ
チ等から構成され、整流回路22或いは発信部25の何
れか一方をアンテナ12と接続するためのものであり、
中央処理部23から出力される制御信号によって接続切
替が行われる。また、アンテナ切替器21は、中央処理
部23が非動作時にはアンテナ12と整流回路22とを
接続し、中央処理部23の動作時にはアンテナ12と発
信部25とを接続する。
【0048】整流回路22は、ダイオード221,222、コ
ンデンサ223、及び抵抗器224から構成され、周知の全波
整流回路を形成している。この整流回路22の入力側に
はアンテナ切替器21を介してアンテナ12が接続され
ている。整流回路22は、アンテナ12に誘起した高周
波電流を整流して直流電流に変換し、これを中央処理部
23、記憶部24及び発信部25の駆動電源として出力
するものである。
【0049】中央処理部23は、周知のCPU231及び
ディジタル/アナログ(以下、D/Aと称する)変換器
232から構成されている。CPU231は、電源が供給され
て駆動し検波部26から質問信号を入力するとEEPR
OM(electrically erasable programmable read-only
memory)等の半導体メモリからなる記憶部24内に記
憶されている情報を読み出して、この情報をD/A変換
器232及び発信部25を介して応答信号として送信す
る。さらに、中央処理部23は検波部26から入力した
質問信号に書き込み命令及び書き込み対象情報が含まれ
ているときにこの情報を記憶部24に記憶する。
【0050】発信部25は、発振回路251、変調回路252
及び高周波増幅回路253から構成され、発振回路251によ
って発振された周波数13.56MHzの搬送波を、中
央処理部23から入力した情報信号に基づいて変調回路
252で変調し、これを高周波増幅回路253及びアンテナ切
替器21を介してアンテナ12に供給する。
【0051】検波部26はダイオード261とA/D変換
器262からなり、ダイオード261のアノードはアンテナ1
2に接続され、カソードはA/D変換器262を介して中
央処理部23のCPU231に接続されている。これによ
り、受信した質問信号は検波部26によってディジタル
データに変換されてCPU231に入力される。
【0052】共振部30は前述したコイル31と電極3
2,33及び液体保持部材34から構成されて周知のR
LC直列共振回路を形成している。液体保持部材34に
検知対象となる液体が染み込んでいない通常状態では、
この共振回路は電極32,33間で開放状態となって共
振回路として機能しない。また、液体保持部材34に検
知対象となる液体が染み込んだ状態では、電極32,3
3間が電気的に接続されて共振回路は閉回路となる。こ
の液体検知状態において、共振回路の共振周波数がトラ
ンスポンダ10の通信周波数13.56MHzにほぼ一
致するようにコイル31のインダクタンスと電極32,
33の形状・間隔及びこれらの純抵抗成分が設定されて
いる。
【0053】前述の構成よりなる液体検知装置1は例え
ば液漏れの検出を行いたい場所に設置される。液体検知
装置1を設置する前に、スキャナ(質問信号発生及び応
答信号受信機)を用いてトランスポンダ10と通信を行
い記憶部24に個々のトランスポンダに固有の識別情報
などの液体検知装置1を特定するための情報を記憶させ
ておく。この情報が応答情報としてトランスポンダから
送信される。また、記憶部24に記憶させる情報として
は、この他に設置場所・設置年月日等の情報を記憶させ
ておいても良い。
【0054】設置した液体検知装置1のトランスポンダ
10に対して送受信周波数が13.56MHzに設定さ
れているスキャナ(質問信号発生及び応答信号受信機)
を用いて質問信号を送信することにより、液体の漏洩検
出を行うことができる。
【0055】液体保持部材34に検知対象となる液体が
染み込んでいない通常状態では、図8に示すように、共
振回路は電極32,33間で開放状態となって共振回路
として機能しないので、スキャナを用いてトランスポン
ダ10との間の通信を行うことができる。この状態でス
キャナからトランスポンダ10に対して応答信号を要求
する高周波信号(質問信号)の電磁波が輻射されると、
この電磁波はトランスポンダ10のアンテナ12に入力
され、アンテナ12に高周波電流が誘起する。アンテナ
12に誘起した高周波電流は、整流回路22によって整
流されてトランスポンダ10内部の中央処理部23、記
憶部24及び発信部25に電源を供給する。これによ
り、CPU231が駆動を開始すると、アンテナ切替器2
1が送信可能状態に切り替えられ、CPU231は、予め
設定されているプログラムに従って記憶部24内に記憶
されている情報を読み出し、この情報を発信部25に出
力する。
【0056】発信部25では読み出された情報に基づい
て搬送波を変調し、変調された搬送波、即ち高周波信号
をアンテナ12に供給する。これにより、アンテナ12
から応答信号の電磁波が輻射される。
【0057】従って、スキャナはトランスポンダ10か
ら輻射された電磁波(応答信号)を受信することがで
き、液体保持部材34に検出対象の液体が染み込んでい
ないことが分かる。
【0058】一方、図9に示すように、液体保持部材3
4に検知対象となる液体LQが染み込んだ状態では、電
極32,33間に静電容量が発生する或いは液体によっ
て電極32,33間が導通状態になって電気的に接続さ
れる。このため共振回路は閉回路となりその共振周波数
はトランスポンダ10の通信周波数にほぼ一致した状態
になる。さらに、トランスポンダ10のアンテナ12と
共振部30のコイル31は誘導性結合されるように重ね
て配置されているので、トランスポンダ10の通信電波
は共振部30によって吸収され、共振回路の純抵抗負荷
によって消費される。また、液体検知装置1の全体が検
知対象となる液体に覆われると、トランスポンダ10を
包む液体によっても通信電波の減衰が生じトランスポン
ダ10は通信不能になる。
【0059】従って、アンテナ12から輻射される電波
の到達距離が極めて短くなり、スキャナはトランスポン
ダ10からの応答信号を受信できなくなる。これにより
検出対象の液体が液体保持部材34に保持されているこ
と、即ち液体の漏洩が生じていることを検知することが
できる。また、検知対象となる液体の種類が変わっても
共振部30の働きによってトランスポンダ10の通信電
波が吸収されるので、様々な種類の液体検知に利用する
ことができる。
【0060】尚、ここに挙げた13.56MHzという
送受信周波数及びアンテナ12の寸法は一例であって、
これらの値に限定されることはない。
【0061】また、液体保持部材34として不織布以外
の部材を用いても良い。
【0062】次に、本発明の第2の実施形態を説明す
る。
【0063】図10は第2の実施形態における液体検知
装置2を示す外観斜視図、図11はその分解斜視図であ
る。図において、前述した第1の実施形態と同一構成部
分は同一符号をもって表しその説明を省略する。
【0064】また、第2の実施形態と第1の実施形態と
の相違点は第2のトランスポンダ10Bを設けたことで
ある。即ち、液体検知装置2は、2枚の透明フィルム5
1,52に挟まれて一体化されたトランスポンダ10と
共振部30と第2のトランスポンダ10Bとによって構
成されている。
【0065】第2のトランスポンダ10Bは共振部30
のコイル31から離れるように電極32,33を挟んで
トランスポンダ10とは反対側に配置されている。
【0066】第2のトランスポンダ10Bはトランスポ
ンダ10と同一のものであり、これらの異なる点は記憶
部24に記憶されている識別情報のみである。
【0067】上記構成により、液体保持部材34に検知
対象となる液体が染み込んでいない通常状態では、図1
2に示すように、共振回路は電極32,33間で開放状
態となって共振回路として機能しないので、スキャナを
用いてトランスポンダ10及び第2のトランスポンダ1
0Bとの間の通信を行うことができる。
【0068】また、図13に示すように、液体保持部材
34に検知対象となる液体LQが染み込んだ状態では、
電極32,33間に静電容量が発生する或いは液体によ
って電極32,33間が導通状態になって電気的に接続
され、スキャナはトランスポンダ10からの応答信号を
受信できなくなる。これにより検出対象の液体が液体保
持部材34に保持されていること、即ち液体の漏洩が生
じていることを検知することができる。さらに、液体を
検知して共振部30の共振回路が閉回路になったときに
も第2のトランスポンダ10Bは共振部30のコイル3
1から離して配置されているので、スキャナとの間で正
常な通信を行うことができる。従って、液体検知装置2
を人間の目に触れない所に設置した場合などにおいて液
体を検知してトランスポンダ10との通信が不可能なと
きに第2のトランスポンダ10Bとの通信によって設置
位置を容易に特定することができる。
【0069】尚、前述した第1及び第2の実施形態は本
発明の一具体例に過ぎず、本発明がこれらのみに限定さ
れることはない。
【0070】また、本実施形態で用いたトランスポンダ
10の通信周波数は一例でありこれに限定されることは
ない。また、トランスポンダ10と第2のトランスポン
ダ10Bの通信周波数を異なる周波数に設定しても良
い。例えば、液体検知装置2の全体が検知対象となる液
体に包まれるときは、この液体によってトランスポンダ
10Bの通信電波が減衰されない或いは減衰され難い周
波数を用いることが好ましい。
【0071】また、共振部30の共振回路を、通常にお
いてトランスポンダ10の通信周波数とは異なる周波数
が共振周波数となる閉回路をなし、液体検知状態におい
てその共振周波数がトランスポンダ10の通信周波数と
ほぼ等しくなるようにしても良い。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1乃
至請求項6に記載の液体検知方法によれば、液体を検知
するとトランスポンダとの間の通信電波が共振回路に吸
収されその負荷によって消費されるためトランスポンダ
の通信を確実に不可能にすることができる。従って、検
知対象となる液体の種類及び通信周波数に依存せずに前
記トランスポンダとの通信が不可能であることによっ
て、液体を検知することができる。
【0073】また、請求項7乃至請求項14に記載の液
体検知装置によれば、液体を検知するとトランスポンダ
との間の通信電波が共振回路に吸収されその負荷によっ
て消費されるためトランスポンダの通信を確実に不可能
にすることができる。従って、検知対象となる液体の種
類及び通信周波数に依存せずに前記トランスポンダとの
通信が不可能であることによって、液体を検知すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における液体検知装置
を示す外観斜視図
【図2】本発明の第1の実施形態における液体検知装置
を示す分解斜視図
【図3】本発明の第1の実施形態における電気系回路を
示す構成図
【図4】本発明の第1の実施形態におけるトランスポン
ダを示す外観斜視図
【図5】本発明の第1の実施形態におけるトランスポン
ダを示す平面図
【図6】本発明の第1の実施形態におけるトランスポン
ダ素子本体を示す外観斜視図
【図7】図5におけるA−A線や視方向断面図
【図8】本発明の第1の実施形態における液体非検知状
態の動作を説明する図
【図9】本発明の第1の実施形態における液体検知状態
の動作を説明する図
【図10】本発明の第2の実施形態における液体検知装
置を示す外観斜視図
【図11】本発明の第2の実施形態における液体検知装
置を示す分解斜視図
【図12】本発明の第2の実施形態における液体非検知
状態の動作を説明する図
【図13】本発明の第2の実施形態における液体非検知
状態の動作を説明する図
【符号の説明】
1,2…液体検知装置、10,10B…トランスポン
ダ、11…トランスポンダ本体、12…アンテナ、1
3,14…フィルム、15…トランスポンダ素子本体、
16…パッケージ、21…アンテナ切替器、22…整流
回路、23…中央処理部、24…記憶部、25…発信
部、26…検波部、30…共振部、31…コイル、3
2,33…電極、34…液体保持部材、41,42,5
1,52…フィルム。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体の有無を検知する液体検知方法であ
    って、 所定周波数の電磁波を用いて通信を行い質問信号を受信
    したときに応答信号を送信するトランスポンダと、所定
    の負荷を有し一部が開放された共振回路とを設け、 前記共振回路は、その開放部分に検知対象となる液体が
    接触したときに、該液体によって前記開放部分を電気的
    に接続して閉回路となって前記共振回路の共振周波数を
    前記トランスポンダの通信周波数に設定し、 前記トランスポンダの通信に用いる電磁波を前記共振回
    路に吸収させることを特徴とする液体検知方法。
  2. 【請求項2】 コイルを有する前記共振回路を用い、該
    コイルをトランスポンダの近傍に配置することを特徴と
    する請求項1記載の液体検知方法。
  3. 【請求項3】 前記トランスポンダのアンテナをコイル
    状アンテナとし、該アンテナに誘導性結合させるように
    前記共振回路のコイルを配置することを特徴とする請求
    項2記載の液体検知方法。
  4. 【請求項4】 前記共振回路の開放部分を検知対象とな
    る液体によって容量性接続することを特徴とする請求項
    1記載の液体検知方法。
  5. 【請求項5】 前記トランスポンダと識別可能な第2の
    トランスポンダを前記共振回路から所定距離離して設
    け、 検知対象となる液体によって前記共振回路が閉回路とさ
    れたときに、前記第2のトランスポンダとの通信によっ
    て前記トランスポンダの位置を特定することを特徴とす
    る請求項1記載の液体検知方法。
  6. 【請求項6】 液体を保持する保液部材を前記共振回路
    の開放部分に設け検知対象となる液体の流動を前記開放
    部分の位置で留まらせることを特徴とする請求項1記載
    の液体検知方法。
  7. 【請求項7】 所定周波数の電磁波を用いて通信を行い
    質問信号を受信したときに応答信号を送信するトランス
    ポンダと、該トランスポンダの近傍に配置された共振部
    とを備え、 前記共振部は、 前記トランスポンダの近傍に配置されたコイルと、 該コイルの両端のそれぞれに接続された1対の電極を互
    いに所定の間隔を開けて配置した電極部と、 検知対象となる液体を前記電極部に導く伝導手段とを有
    することを特徴とする液体検知装置。
  8. 【請求項8】 前記トランスポンダはコイル状のアンテ
    ナを有し、 前記共振部のコイルは前記コイル状アンテナに誘導性結
    合する位置に配置されていることを特徴とする請求項7
    記載の液体検知装置。
  9. 【請求項9】 前記1対の電極はそれぞれ平板状をな
    し、互いに一方の面が対向するように所定の間隔を開け
    てほぼ平行に配置されていることを特徴とする請求項7
    記載の液体検知装置。
  10. 【請求項10】 前記1対の電極間に保液部材が配置さ
    れていることを特徴とする請求項9記載の液体検知装
    置。
  11. 【請求項11】 少なくとも一方の電極には検出対象の
    液体を外部から前記保液部材に伝導するための1つ以上
    の穴が形成されていることを特徴とする請求項10記載
    の液体検知装置。
  12. 【請求項12】 前記保液部材が不織布からなることを
    特徴とする請求項10記載の液体検知装置。
  13. 【請求項13】 前記トランスポンダと識別可能な第2
    のトランスポンダを前記共振回路から所定距離離して設
    けたことを特徴とする請求項7記載の液体検知装置。
  14. 【請求項14】 前記トランスポンダと第2のトランス
    ポンダ及び共振部は、所定厚さの2枚の板状部材間に挟
    まれて固定されていることを特徴とする請求項13記載
    の液体検出装置。
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