JP2001227772A - 埋込型空気調和機及び空気調和システム - Google Patents
埋込型空気調和機及び空気調和システムInfo
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- JP2001227772A JP2001227772A JP34435899A JP34435899A JP2001227772A JP 2001227772 A JP2001227772 A JP 2001227772A JP 34435899 A JP34435899 A JP 34435899A JP 34435899 A JP34435899 A JP 34435899A JP 2001227772 A JP2001227772 A JP 2001227772A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の埋込型空気調和機は、室内の空気を空
気調和機内で熱交換後、室内へ戻す循環流を形成するこ
とにより室内の空気調和を行なうのが基本であり、この
ため、室内空気が汚染された場合に、汚染を解消するこ
とができない問題がある。また、特開平１０−２７４４
２５号公報に示されている換気機能付き空気調和機にお
いても、空気調和機自体は一体型に構成されているもの
の、温度調整用ユニットと換気用ユニットから構成され
ており、それぞれのユニットにファンを設けているた
め、コスト高になり、装置も大型化するという問題があ
った。 【解決手段】 室内機内にファンと熱交換器とを配設
し、吸込口から吸い込んだ室内空気を温度調整して吹出
口から室内に吹き出す埋込型空気調和機において、前記
ファンを用いて室内の空気を外気と換気させることがで
きる手段を設けたことを特徴とする埋込型空気調和機。
気調和機内で熱交換後、室内へ戻す循環流を形成するこ
とにより室内の空気調和を行なうのが基本であり、この
ため、室内空気が汚染された場合に、汚染を解消するこ
とができない問題がある。また、特開平１０−２７４４
２５号公報に示されている換気機能付き空気調和機にお
いても、空気調和機自体は一体型に構成されているもの
の、温度調整用ユニットと換気用ユニットから構成され
ており、それぞれのユニットにファンを設けているた
め、コスト高になり、装置も大型化するという問題があ
った。 【解決手段】 室内機内にファンと熱交換器とを配設
し、吸込口から吸い込んだ室内空気を温度調整して吹出
口から室内に吹き出す埋込型空気調和機において、前記
ファンを用いて室内の空気を外気と換気させることがで
きる手段を設けたことを特徴とする埋込型空気調和機。
Description
【０００１】
【発明の属する分野】本発明は、内部にファンと熱交換
器を配置した室内機を備える埋込型空気調和機に関する
もので、室内空気調和機能と換気機能を備えた埋込型空
気調和機に関するものである。
器を配置した室内機を備える埋込型空気調和機に関する
もので、室内空気調和機能と換気機能を備えた埋込型空
気調和機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３、図４に、従来の埋込型空気調和機
として天井埋込型空気調和機の室内機を示す。図３は平
面図であり、図４は断面図である。天井１内に埋設され
た室内機本体２の内部には、熱交換器７、遠心ファン
３、モータ４、ドレインパン８、ベルマウス５、吸込口
フィルタ６ａが内臓され、この室内機本体２に対して、
吸込グリル１０ａ、ルーバ１０ｂを有するパネル１０が
天井面に面して装着されている。モータ４は室内機本体
２の天板２ａに固定され、また遠心ファン３の円錐部３
ａは、モータ４の軸４ａに固定されている。この空気調
和機の運転時、図示しない室外ユニットからの冷媒が熱
交換器７を循環し、モータ４によって遠心ファン３が駆
動されている。すると、室内２０内の空気がパネル１０
の吸込グリル１０ａ、吸込口フィルタ６ａを通り、ベル
マウス５に案内されて、遠心ファン３に吸入されて、羽
根３ｂにより付勢される。遠心ファン３の羽根３ｂから
吹き出された空気は熱交換器７を流過する過程で、冷却
又は加熱され、調和空気となって吹出口９から吹き出さ
れる。
として天井埋込型空気調和機の室内機を示す。図３は平
面図であり、図４は断面図である。天井１内に埋設され
た室内機本体２の内部には、熱交換器７、遠心ファン
３、モータ４、ドレインパン８、ベルマウス５、吸込口
フィルタ６ａが内臓され、この室内機本体２に対して、
吸込グリル１０ａ、ルーバ１０ｂを有するパネル１０が
天井面に面して装着されている。モータ４は室内機本体
２の天板２ａに固定され、また遠心ファン３の円錐部３
ａは、モータ４の軸４ａに固定されている。この空気調
和機の運転時、図示しない室外ユニットからの冷媒が熱
交換器７を循環し、モータ４によって遠心ファン３が駆
動されている。すると、室内２０内の空気がパネル１０
の吸込グリル１０ａ、吸込口フィルタ６ａを通り、ベル
マウス５に案内されて、遠心ファン３に吸入されて、羽
根３ｂにより付勢される。遠心ファン３の羽根３ｂから
吹き出された空気は熱交換器７を流過する過程で、冷却
又は加熱され、調和空気となって吹出口９から吹き出さ
れる。
【０００３】また、例えば特開平１０−２７４４２５号
公報に示されている換気機能付き空気調和機は、室内空
気の温度調整を行う温度調整ユニットと室内の換気を行
う換気ユニットとを併置して構成されている。前記温度
調整ユニットは、吹出・吸込グリルの吸込口に臨んで配
置された熱交換器と温度調整用ファンとで構成され、前
記吸込口から吸い込んだ室内空気を前記熱交換器におい
て冷媒との間で熱交換して温度調整し、これを温度調整
空気として吹出口から室内側に吹き出すものである。前
記換気ユニットは、ケーシング内の前記温度調整ユニッ
トの側方に配置され且つモータにより駆動される単一の
換気用ファンを備えて構成される。そして、前記換気用
ファンの吸込み側通路側には切換ダンパーを、吹出側通
路側には切換ダンパーをそれぞれ配置して通風経路を切
換えることで、前記換気用ファンを吸気用ファンあるい
は排気用ファンとして選択的に使用できるようにしてい
る。
公報に示されている換気機能付き空気調和機は、室内空
気の温度調整を行う温度調整ユニットと室内の換気を行
う換気ユニットとを併置して構成されている。前記温度
調整ユニットは、吹出・吸込グリルの吸込口に臨んで配
置された熱交換器と温度調整用ファンとで構成され、前
記吸込口から吸い込んだ室内空気を前記熱交換器におい
て冷媒との間で熱交換して温度調整し、これを温度調整
空気として吹出口から室内側に吹き出すものである。前
記換気ユニットは、ケーシング内の前記温度調整ユニッ
トの側方に配置され且つモータにより駆動される単一の
換気用ファンを備えて構成される。そして、前記換気用
ファンの吸込み側通路側には切換ダンパーを、吹出側通
路側には切換ダンパーをそれぞれ配置して通風経路を切
換えることで、前記換気用ファンを吸気用ファンあるい
は排気用ファンとして選択的に使用できるようにしてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の埋込型空気調和
機は、室内の空気を空気調和機内で熱交換後、室内へ戻
す循環流を形成することにより室内の空気調和を行なう
のが基本であり、このため、室内空気が汚染された場合
に、汚染を解消することができない問題がある。そこ
で、空気清浄器をオプションとして、空気調和機に装備
する製品が出てきているが、空気調和機内に空気清浄器
を付加した場合、空気清浄器のフィルタ、触媒等によ
り、圧力損失増加となり、設定風量を得るには、ファン
回転数を上げる必要があり、騒音増加となる。また、清
浄方法、清浄度等においても現状では問題があり、最適
な製品はいまだ出現していない。
機は、室内の空気を空気調和機内で熱交換後、室内へ戻
す循環流を形成することにより室内の空気調和を行なう
のが基本であり、このため、室内空気が汚染された場合
に、汚染を解消することができない問題がある。そこ
で、空気清浄器をオプションとして、空気調和機に装備
する製品が出てきているが、空気調和機内に空気清浄器
を付加した場合、空気清浄器のフィルタ、触媒等によ
り、圧力損失増加となり、設定風量を得るには、ファン
回転数を上げる必要があり、騒音増加となる。また、清
浄方法、清浄度等においても現状では問題があり、最適
な製品はいまだ出現していない。
【０００５】次に、特開平１０−２７４４２５号公報に
示されている換気機能付き空気調和機においては、空気
調和機自体は一体型に構成されているものの、温度調整
用ユニットと換気用ユニットから構成されており、それ
ぞれのユニットにファンを設けているため、コスト高に
なり、装置も大型化する問題があった。
示されている換気機能付き空気調和機においては、空気
調和機自体は一体型に構成されているものの、温度調整
用ユニットと換気用ユニットから構成されており、それ
ぞれのユニットにファンを設けているため、コスト高に
なり、装置も大型化する問題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであって、第一の発明の要旨
とするところは、室内機内にファンと熱交換器とを配設
し、吸込口から吸い込んだ室内空気を温度調整して吹出
口から室内に吹き出す埋込型空気調和機において、前記
ファンを用いて室内の空気を外気と換気させることがで
きる手段を設けたことを特徴とする埋込型空気調和機に
ある。
決するためになされたものであって、第一の発明の要旨
とするところは、室内機内にファンと熱交換器とを配設
し、吸込口から吸い込んだ室内空気を温度調整して吹出
口から室内に吹き出す埋込型空気調和機において、前記
ファンを用いて室内の空気を外気と換気させることがで
きる手段を設けたことを特徴とする埋込型空気調和機に
ある。
【０００７】第二の発明の要旨とするところは、前記手
段として、前記ファンの吸込流路側に屋外からの吸気流
路を連通して設け、前記ファンの吹出流路側に屋外にい
たる排気流路を連通して設けたことにある。
段として、前記ファンの吸込流路側に屋外からの吸気流
路を連通して設け、前記ファンの吹出流路側に屋外にい
たる排気流路を連通して設けたことにある。
【０００８】第三の発明の要旨とするところは、前記吸
込口及び吐出口に開閉手段を設けるとともに、前記吸気
流路及び排気流路に開閉手段を設けたことにある。
込口及び吐出口に開閉手段を設けるとともに、前記吸気
流路及び排気流路に開閉手段を設けたことにある。
【０００９】第四の発明の要旨とするところは、室内機
内にファンと熱交換器とを設置し、前記ファンにより、
吸込口から室内の空気を室内機内に吸入し、前記熱交換
器により温度調和した空気を吹出口から室内へ吹き出す
循環流を形成して室内の空気調和を行なう空気調和シス
テムにおいて、前記ファンの吸込流路側に屋外からの吸
気流路を連通して設け、前記ファンの吹出流路側に屋外
にいたる排気流路を連通して設け、前記吸込口、吹出
口、吸気流路及び排気流路に開閉手段を設け、これらの
開閉手段の開閉により、少なくとも（Ａ）室内空調モー
ド、（Ｂ）外気の吸気モード、（Ｃ）室内空気の排気モ
ードを設定できることを特徴とする空気調和システムに
ある。
内にファンと熱交換器とを設置し、前記ファンにより、
吸込口から室内の空気を室内機内に吸入し、前記熱交換
器により温度調和した空気を吹出口から室内へ吹き出す
循環流を形成して室内の空気調和を行なう空気調和シス
テムにおいて、前記ファンの吸込流路側に屋外からの吸
気流路を連通して設け、前記ファンの吹出流路側に屋外
にいたる排気流路を連通して設け、前記吸込口、吹出
口、吸気流路及び排気流路に開閉手段を設け、これらの
開閉手段の開閉により、少なくとも（Ａ）室内空調モー
ド、（Ｂ）外気の吸気モード、（Ｃ）室内空気の排気モ
ードを設定できることを特徴とする空気調和システムに
ある。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１、図２はこの発明の第一の実
施の形態である換気機能付き埋込型空気調和機の室内機
の構成図であり、従来例と同様に天井埋込型空気調和機
である。図１は平面図であり、図２は断面図である。表
１は、第一の実施の形態に係る換気機能付き埋込型空気
調和装置を用いた換気空調システムの各モード設定の一
覧表である。
施の形態である換気機能付き埋込型空気調和機の室内機
の構成図であり、従来例と同様に天井埋込型空気調和機
である。図１は平面図であり、図２は断面図である。表
１は、第一の実施の形態に係る換気機能付き埋込型空気
調和装置を用いた換気空調システムの各モード設定の一
覧表である。
【００１１】従来装置同様、天井１内に埋設された室内
機本体２の内部には、遠心ファン３、熱交換器７、ベル
マウス５、モータ４、ドレインパン８、吸込口フィルタ
６ａ、が内蔵され、この室内機本体２に対して吸込グリ
ル１０ａ、開閉ダンパ１０ｃ、１０ｄを有するパネル１
０が天井面に面して装着されている。モータ４は室内機
本体２の天板２ａに固定され、また遠心ファン３の円錐
部３ａは、モータ４の軸４ａに固定されている。さら
に、換気機構として、屋外２１から壁２２を貫通し、室
内機内部の遠心ファン３の吸込側流路にいたる吸気流路
１２が形成されている。本実施例では、室内機本体２の
吸込グリル１０ａとベルマウス５との間の吸込側流路に
吸気流路１２の一端を連通接続する構成としている。さ
らに、遠心ファン３の吹出側流路から壁２２を貫通して
屋外２１にいたる排気流路１１が形成されている。ここ
で、吹出側流路とは、遠心ファン３の吹出口から室内機
の吐出口９までの間の流路であり、この流路に排気流路
１１の一端が連通接続されている。
機本体２の内部には、遠心ファン３、熱交換器７、ベル
マウス５、モータ４、ドレインパン８、吸込口フィルタ
６ａ、が内蔵され、この室内機本体２に対して吸込グリ
ル１０ａ、開閉ダンパ１０ｃ、１０ｄを有するパネル１
０が天井面に面して装着されている。モータ４は室内機
本体２の天板２ａに固定され、また遠心ファン３の円錐
部３ａは、モータ４の軸４ａに固定されている。さら
に、換気機構として、屋外２１から壁２２を貫通し、室
内機内部の遠心ファン３の吸込側流路にいたる吸気流路
１２が形成されている。本実施例では、室内機本体２の
吸込グリル１０ａとベルマウス５との間の吸込側流路に
吸気流路１２の一端を連通接続する構成としている。さ
らに、遠心ファン３の吹出側流路から壁２２を貫通して
屋外２１にいたる排気流路１１が形成されている。ここ
で、吹出側流路とは、遠心ファン３の吹出口から室内機
の吐出口９までの間の流路であり、この流路に排気流路
１１の一端が連通接続されている。
【００１２】前記吸気流路１２及び排気流路１１には、
開閉手段として外部から室内機への気流を制御するバル
ブ１４及び室内機から外部への気流を制御するバルブ１
３がそれぞれ配設されている。また、室内機本体２に装
着されたパネル１０に設けられている吸込口６及び吐出
口９には、開閉手段として、それぞれ開閉ダンパ１０
ｃ、１０ｄが配設されており、例えば、図示しないモー
タにより制御されている。
開閉手段として外部から室内機への気流を制御するバル
ブ１４及び室内機から外部への気流を制御するバルブ１
３がそれぞれ配設されている。また、室内機本体２に装
着されたパネル１０に設けられている吸込口６及び吐出
口９には、開閉手段として、それぞれ開閉ダンパ１０
ｃ、１０ｄが配設されており、例えば、図示しないモー
タにより制御されている。
【００１３】この空気調和機の運転を始めると、遠心フ
ァン３が始動し、吸込口６から吸い込んだ室内２０の空
気を熱交換器７において冷媒との間で熱交換して温度調
整し、これを温度調整空気として吐出口９から吹き出
す。さらに、遠心ファン３の運転時、バルブ１４を開く
と遠心ファン３の羽根３ｂの付勢により、屋外２１の気
流は吸気流路１２を通過して、ベルマウス５へ流入し、
外気が室内へ吸気される。一方、バルブ１３を開くと、
遠心ファン３を通過した室内２０の空気は、排気流路１
１を通過して、屋外１０１へ流出し、排気される。
ァン３が始動し、吸込口６から吸い込んだ室内２０の空
気を熱交換器７において冷媒との間で熱交換して温度調
整し、これを温度調整空気として吐出口９から吹き出
す。さらに、遠心ファン３の運転時、バルブ１４を開く
と遠心ファン３の羽根３ｂの付勢により、屋外２１の気
流は吸気流路１２を通過して、ベルマウス５へ流入し、
外気が室内へ吸気される。一方、バルブ１３を開くと、
遠心ファン３を通過した室内２０の空気は、排気流路１
１を通過して、屋外１０１へ流出し、排気される。
【００１４】従って、バルブ１３及び１４、開閉ダンパ
１０ｃ及び１０ｄを[表１]の如き開閉することにより、
（Ａ）室内空調モード、（Ｂ）外気の吸気モード、
（Ｃ）室内空気の排気モード、に加えて（Ｄ）室内空調
及び吸気モード、（Ｅ）室内空調及び排気モード、の各
運転モードを選択できる。
１０ｃ及び１０ｄを[表１]の如き開閉することにより、
（Ａ）室内空調モード、（Ｂ）外気の吸気モード、
（Ｃ）室内空気の排気モード、に加えて（Ｄ）室内空調
及び吸気モード、（Ｅ）室内空調及び排気モード、の各
運転モードを選択できる。
【００１５】[表１]
【００１６】ここで、各モードの説明をしておく。ま
ず、開閉ダンパ１０ｃを「開」、開閉ダンパ１０ｄを
「開」、バルブ１３を「閉」、バルブ１４を「閉」とすると、
遠心ファン３の運転により、室内２０の空気が吸込口６
から室内機本体２内に吸い込まれ、熱交換器７により温
度調和された後、吹出口９から室内へ吹き出されて、
（Ａ）室内空調が行われる。次に、開閉ダンパ１０ｃを
「開」から「閉」、バルブ１４を「閉」から「開」とし、開閉ダ
ンパ１０ｃを「閉」、開閉ダンパ１０ｄを「開」、バルブ１
３を「閉」、バルブ１４を「開」とすると、遠心ファン３の
運転により、屋外２１の新鮮な空気が吸気流路１２から
室内機本体２内に取り込まれ、熱交換器７により温度調
和された後、吹出口９から室内２０へ吹き出されて、
（Ｂ）外気の吸気が行われる。逆に、開閉ダンパ１０ｃ
を「開」、開閉ダンパ１０ｄを「閉」、バルブ１３を「開」、
バルブ１４を「閉」とすると、遠心ファン３の運転によ
り、室内２０の汚染された空気が吸込口６から室内機本
体２内に吸い込まれ、排気流路１１により屋外２１に排
出されて、（Ｃ）室内空気の排気が行われる。さらに、
室内空調と同時に外気の吸気を行う場合には、バルブ１
４を「閉」から「開」とし、開閉ダンパ１０ｃを「開」、開閉
ダンパ１０ｄを「開」、バルブ１３を「閉」、バルブ１４を
「開」とすると、遠心ファン３の運転により、室内２０の
空気及び屋外２１の新鮮な空気が吸込口６及び吸気流路
１２から室内機本体２内に取り込まれ、熱交換器７によ
り温度調整された後、吹出口９から室内へ吹き出され
て、（Ｄ）室内空調を行うと同時に、外気の吸気も行わ
れる。逆に室内空調と同時に室内空気の排気を行う場合
には、バルブ１３を「閉」から「開」とし、開閉ダンパ１０
ｃを「開」、開閉ダンパ１０ｄを「開」、バルブ１３は
「開」、バルブ１４を「閉」とすると、遠心ファンの運転に
より、室内２０の空気が吸込口６から室内機本体２内に
吸い込まれ、熱交換器７により温度調和された後、一部
は、排気流路１１により屋外２１に排出し、残りは、吹
出口９から室内２０へ吹き出されて、（Ｅ）室内空調を
行うと同時に、室内空気の排気も行われる。
ず、開閉ダンパ１０ｃを「開」、開閉ダンパ１０ｄを
「開」、バルブ１３を「閉」、バルブ１４を「閉」とすると、
遠心ファン３の運転により、室内２０の空気が吸込口６
から室内機本体２内に吸い込まれ、熱交換器７により温
度調和された後、吹出口９から室内へ吹き出されて、
（Ａ）室内空調が行われる。次に、開閉ダンパ１０ｃを
「開」から「閉」、バルブ１４を「閉」から「開」とし、開閉ダ
ンパ１０ｃを「閉」、開閉ダンパ１０ｄを「開」、バルブ１
３を「閉」、バルブ１４を「開」とすると、遠心ファン３の
運転により、屋外２１の新鮮な空気が吸気流路１２から
室内機本体２内に取り込まれ、熱交換器７により温度調
和された後、吹出口９から室内２０へ吹き出されて、
（Ｂ）外気の吸気が行われる。逆に、開閉ダンパ１０ｃ
を「開」、開閉ダンパ１０ｄを「閉」、バルブ１３を「開」、
バルブ１４を「閉」とすると、遠心ファン３の運転によ
り、室内２０の汚染された空気が吸込口６から室内機本
体２内に吸い込まれ、排気流路１１により屋外２１に排
出されて、（Ｃ）室内空気の排気が行われる。さらに、
室内空調と同時に外気の吸気を行う場合には、バルブ１
４を「閉」から「開」とし、開閉ダンパ１０ｃを「開」、開閉
ダンパ１０ｄを「開」、バルブ１３を「閉」、バルブ１４を
「開」とすると、遠心ファン３の運転により、室内２０の
空気及び屋外２１の新鮮な空気が吸込口６及び吸気流路
１２から室内機本体２内に取り込まれ、熱交換器７によ
り温度調整された後、吹出口９から室内へ吹き出され
て、（Ｄ）室内空調を行うと同時に、外気の吸気も行わ
れる。逆に室内空調と同時に室内空気の排気を行う場合
には、バルブ１３を「閉」から「開」とし、開閉ダンパ１０
ｃを「開」、開閉ダンパ１０ｄを「開」、バルブ１３は
「開」、バルブ１４を「閉」とすると、遠心ファンの運転に
より、室内２０の空気が吸込口６から室内機本体２内に
吸い込まれ、熱交換器７により温度調和された後、一部
は、排気流路１１により屋外２１に排出し、残りは、吹
出口９から室内２０へ吹き出されて、（Ｅ）室内空調を
行うと同時に、室内空気の排気も行われる。
【００１７】本実施の形態では、遠心ファンを用いた天
井埋込型空気調和機について説明したが、本発明はこれ
に限定するものではない。また、吸入口６及び吐出口９
の開閉手段として、開閉ダンパ１０ｃ、１０ｄを用いた
が、本発明はこれに限定するものではなく、吸入口及び
吐出口をスライドして開閉する手段等を用いてもよい。
さらに、吸気流路１２及び排気流路１１の開閉手段とし
て、バルブ１４、１３を用いたが、本発明はこれに限定
するものではない。
井埋込型空気調和機について説明したが、本発明はこれ
に限定するものではない。また、吸入口６及び吐出口９
の開閉手段として、開閉ダンパ１０ｃ、１０ｄを用いた
が、本発明はこれに限定するものではなく、吸入口及び
吐出口をスライドして開閉する手段等を用いてもよい。
さらに、吸気流路１２及び排気流路１１の開閉手段とし
て、バルブ１４、１３を用いたが、本発明はこれに限定
するものではない。
【００１８】本実施の形態によれば、従来の室内の空気
調和のほか、室内の汚染空気を排出し、屋外の新鮮な空
気を導入することにより、換気が実現でき、室内空気の
汚染問題が解消できる。
調和のほか、室内の汚染空気を排出し、屋外の新鮮な空
気を導入することにより、換気が実現でき、室内空気の
汚染問題が解消できる。
【００１９】また、空気清浄器をオプションとして、空
気調和機に付加した現状製品に対して、本実施形態の換
気機構は、空気調和機本体外のダクト又配管構造による
ものであるから、空気調和機本体の空力騒音性を損なう
ことなく、また、低コストで換気機能が実現できる。
気調和機に付加した現状製品に対して、本実施形態の換
気機構は、空気調和機本体外のダクト又配管構造による
ものであるから、空気調和機本体の空力騒音性を損なう
ことなく、また、低コストで換気機能が実現できる。
【００２０】ダンパ１０ｄ回転軸取付位置を図１と逆に
し、ダンパ１０ｄの開く向きを逆方向とすることにより
冷房又は暖房時の吹出し風を吸込口６から遠ざける方向
に向けられるためショートサーキットが防止できる。
し、ダンパ１０ｄの開く向きを逆方向とすることにより
冷房又は暖房時の吹出し風を吸込口６から遠ざける方向
に向けられるためショートサーキットが防止できる。
【００２１】
【発明の効果】請求項１に記載の発明もしくは請求項２
に記載の発明によれば、換気機能を備えた空気調和機が
容易に実現できる。
に記載の発明によれば、換気機能を備えた空気調和機が
容易に実現できる。
【００２２】請求項３記載の発明によれば、換気機能を
備えた空気調和機において、室内空調モード及び換気モ
ードが自由に選択できる。
備えた空気調和機において、室内空調モード及び換気モ
ードが自由に選択できる。
【００２３】請求項４記載の発明によれば、換気機能を
備えた空気調和システムにおいて、室内空調モード及び
換気モードが自由に選択できる。
備えた空気調和システムにおいて、室内空調モード及び
換気モードが自由に選択できる。
【図１】本発明の実施形態に係る埋込型空気調和機の構
成を示す平面図である。
成を示す平面図である。
【図２】本発明の実施形態に係る埋込型空気調和機の構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図３】従来の埋込型空気調和機に係る平面図である。
【図４】従来の埋込型空気調和機に係る断面図である。
１ 天井 ２ 室内機本体 ２ａ 天板 ３ 遠心ファン ３ａ 円錐部 ３ｂ 羽根 ４ モータ ４ａ 軸 ５ ベルマウス ６ 吸込口 ６ａ 吸込口フィルタ ７ 熱交換器 ８ ドレインパン ９ 吹出口 １０ パネル １０ａ 吸込グリル １０ｂ ルーバ １０ｃ 開閉ダンパ １０ｄ 開閉ダンパ １１ 排気流路 １２ 吸気流路 １３ バルブ １４ バルブ ２０ 室内 ２１ 屋外 ２２ 壁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１３年５月１８日（２００１．５．１
８）
８）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１５】
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【図４】
【図１】
【図３】
Claims (4)
- 【請求項１】 室内機内にファンと熱交換器とを配設
し、吸込口から吸い込んだ室内空気を温度調整して吹出
口から室内に吹き出す埋込型空気調和機において、前記
ファンを用いて室内の空気を外気と換気させることがで
きる手段を設けたことを特徴とする埋込型空気調和機。 - 【請求項２】 前記手段として、前記ファンの吸込流路
側に屋外からの吸気流路を連通して設け、前記ファンの
吹出流路側に屋外にいたる排気流路を連通して設けたこ
とを特徴とする請求項１に記載の埋込型空気調和装置。 - 【請求項３】 前記吸込口及び吐出口に開閉手段を設け
るとともに、前記吸気流路及び排気流路に開閉手段を設
けたことを特徴とする請求項２に記載の埋込型空気調和
装置。 - 【請求項４】 室内機内にファンと熱交換器とを設置
し、前記ファンにより、吸込口から室内の空気を室内機
内に吸入し、前記熱交換器により温度調和した空気を吹
出口から室内へ吹き出す循環流を形成して室内の空気調
和を行なう空気調和システムにおいて、前記ファンの吸
込流路側に屋外からの吸気流路を連通して設け、前記フ
ァンの吹出流路側に屋外にいたる排気流路を連通して設
け、前記吸込口、吹出口、吸気流路及び排気流路に開閉
手段を設け、これらの開閉手段の開閉により、少なくと
も（Ａ）室内空調モード、（Ｂ）外気の吸気モード、
（Ｃ）室内空気の排気モードを設定できることを特徴と
する空気調和システム。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP34435899A JP2001227772A (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 埋込型空気調和機及び空気調和システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34435899A JP2001227772A (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 埋込型空気調和機及び空気調和システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001227772A true JP2001227772A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18368630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34435899A Withdrawn JP2001227772A (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 埋込型空気調和機及び空気調和システム |
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| Country | Link |
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