JP2010025433A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空気調和機の室内機2は、天井設置型の空気調和機の室内機であって、下面に室内空気の吸い込み口20aが設けられている室内機本体20と、収納状態と非収納状態とを採り非収納状態である場合に吸い込み口20aの下方に下降可能なフラットパネル24と、フラットパネル24を吊り上げるためのワイヤ71とワイヤ71の繰り出しおよび巻き取りを行う昇降モータ76とを有しパネルを上昇または下降させるパネル昇降機構7と、ワイヤ71とは別に設けられており支持状態と非支持状態とを採るヒンジ連結機構6と、ヒンジ連結機構6の状態を切り換える連結機構制御部34と、上昇正常状態であるか否かを判定する判定部35と、を備えている。また、連結機構制御部34は、判定部35において上昇正常状態ではないと判定された場合に、非支持状態となるようにヒンジ連結機構6の状態を切り換える切り換え制御を行う。
【選択図】図1
Description
室内機本体20内には、図2に示すように、室内ファン13および室内熱交換器12等が収納されており、下面が開口した箱状の形態を有している。
フラットパネル24は、図3、図4および図5に示すように、吸い込み口20aの面積よりも大きい面積を有し、室内機本体20の長手方向に長い形状を呈する開口の設けられていない板状の部材である。また、フラットパネル24は、図5に示すように、後述するパネル昇降機構7の有する2本のワイヤ71によって吊り上げられている。
収納検知リミットスイッチ90a,90bは、図3、図4および図5に示すように、化粧パネル21の吸い込み口20a近傍に2つ設けられている。より具体的には、2つの収納検知リミットスイッチ90a,90bは、吸い込み口20aの長辺のうち吹き出し口20bと離れている方の長辺に沿うように、互いに所定の間隔を開けて配置されている。
ヒンジ連結機構6は、フラットパネル24が、運転待機状態、運転状態、または、おそうじ運転状態を採るときには、フラットパネル24の一端を回転可能に支持し、フラットパネル24が昇降待機状態、または、昇降状態を採るときには、ラットパネルの一端の支持を解除する。
図9は、パネル昇降機構7の分解斜視図である。パネル昇降機構7は、図9に示すように、ワイヤ71と、滑車72と、ボビン73と、巻き取り歯車74と、駆動歯車75と、昇降モータ76と、スイッチ77と、ケース78とを有している。
フラットパネル24が吸い込み口20aを閉じている場合、フラットパネル24は、ヒンジ連結機構6とパネル昇降機構7とによって室内機本体20に支持されている。パネルロック機構8は、不足の要因で、ヒンジ連結機構6が誤作動しフラットパネル24の支持を解除しパネル昇降機構7のワイヤ71が緩んでしまったときでも、フラットパネル24が落下しないようにフラットパネル24を室内機本体20に対してロックするための機構である。
制御部30は、CPUおよびメモリからなるマイクロコンピュータで構成され、図12に示すように、受信部92、室内ファン13,室内熱交換器12、収納検知リミットスイッチ90a,90b、運転状態表示部93、パネルロック機構8、パネル昇降機構7、ヒンジ連結機構6等と接続されており、接続された各種機器の制御を行う。例えば、制御部30は、受信部92がリモートコントローラ80aから受信した空気調和運転の開始指示に基づいて、冷房運転や暖房運転等の空気調和運転が行われるように、各種機器を制御する。
連結機構制御部34によってヒンジ連結機構6とフラットパネル24とが連結した状態となるようにヒンジ連結機構6が制御され、ロック機構制御部33によってパネルロック機構8のロックが解除されるようにパネルロック機構8が制御された状態で、昇降機構制御部32によってワイヤ71が繰り出されるようにパネル昇降機構7が制御される。これによって、フラットパネル24は、フラットパネル24は自重によって降下するが、フラットパネル24の端部はヒンジ連結機構6に連結されているので、フラットパネル24は端部を軸として吸い込み口20aを開く方向へ回動する。
連結機構制御部34によってヒンジ連結機構6がフラットパネル24の端部との連結を解除した状態となるようにヒンジ連結機構6が制御され、ロック機構制御部33によってパネルロック機構8のロックが解除されるようにパネルロック機構8が制御された状態で、昇降機構制御部32によってワイヤ71が繰り出されるようにパネル昇降機構7が制御されると、フラットパネル24は自重によって降下する。このとき、フラットパネル24は2本のワイヤ71に吊られてダストボックス109と共に降下するので、ユーザは、ダストボックス109をフラットパネル24から取り外し、ダストボックス109内に貯えられた塵埃を捨てることができる。
次に、フラットパネル24の上昇動作、および、フラットパネル24の上昇動作中に判定部35によって行われる上昇時無負荷判定について図13を用いて説明する。なお、以下には、フラットパネル24が下降して停止している場合を例として説明する。
(1)
従来より、空気調和機の室内機には、室内空気を取り込むための吸い込み口を覆うことが可能なパネルを有するものがある。例えば、特開平11−2423号公報に開示されている空気調和機の室内機は、天井設置型の空気調和機の室内機であって、室内機本体の下面に吸い込み口が設けられている。また、この室内機では、パネルが、室内機本体の下面に設けられており、ワイヤによって室内機本体から吊り下げられることが可能となっている。このため、ユーザは、パネルを室内機本体の下方に降ろすことによって、パネルに設けられているフィルタの清掃等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
上記実施形態では、ヒンジ駆動モータ65が正転し支持軸61aがフラットパネル24の支持孔24cに挿入されると、回動部材61とフラットパネル24との連結が成立する。また、ヒンジ駆動モータ65が逆転し支持軸61aがフラットパネル24の支持孔24cから抜け出たときは、回動部材61とフラットパネル24との連結が解消される。また、回動部材61とフラットパネル24との連結が成立している場合には、フラットパネル24は第1ピン63を中心に回動することができる。このため、ヒンジ連結機構6は、フラットパネル24を回転可能に支持することができている。
上記実施形態では、判定部35は、スイッチ77からのオン/オフ信号の出力回数をカウントするカウンタ35aを有している。また、判定部35は、カウンタ35aによってカウントされたオン/オフ信号の出力回数の回数、および、上昇リトライ回数に基づいて、フラットパネル24の上昇時、上昇時無負荷判定を行う。このように、この空気調和機の室内機2では、カウンタ35aのカウント数に基づいて、フラットパネル24が上昇しているか否かを判定することができる。
上記実施形態では、判定部35において昇降機構異常状態、または、パネル収納異常状態と判定された場合、表示制御部37によって運転状態表示部93が赤色または橙色で点滅するように運転状態表示部93が制御される。このため、フラットパネル24が何らかの要因によって正常な上昇動作を行っていないことをユーザに対して報知することができている。
(A)
上記実施形態では、判定部35は、パネル制御部31によって支持軸全開動作が行われた場合に加算される上昇リトライ回数が3回に達しているか否かを判定し、上昇リトライ回数が3回に達した場合パネル収納異常状態であると判定している。
上記実施形態では、ユーザによって上昇指示が為された場合、フラットパネル24を上昇させステップS6において支持軸増締め動作が行われると、パネルロック機構8がフラットパネル24をロックしている。
上記実施形態では、判定部35によって行われる上昇時無負荷判定は、フラットパネル24が吸い込み口20a近傍に到達するまで行われている。また、フラットパネル24が吸い込み口20a近傍に到達しているか否か、すなわち、吸い込み口20aとフラットパネル24との距離は、ワイヤ71の巻き取り量から算出される。
6 ヒンジ連結機構(支持部)
7 パネル昇降機構(昇降部)
20 室内機本体
20a 吸い込み口
24 フラットパネル(パネル)
34 連結機構制御部(切り換え部)
35 判定部
35a カウンタ
61a 支持軸(係合部)
71 ワイヤ
76 昇降モータ(駆動部)
93 運転状態表示部(報知部)
Claims (5)
- 天井設置型の空気調和機の室内機であって、
下面に室内空気の吸い込み口(20a)が設けられている室内機本体(20)と、
前記室内機本体に収納されている状態である収納状態と前記室内機本体に収納されていない状態である非収納状態とを採ることが可能であり、前記非収納状態の場合には前記吸い込み口の下方に下降可能なパネル(24)と、
前記パネルを吊り上げるためのワイヤ(71)と前記ワイヤの繰り出しおよび巻き取りを行う駆動部(76)とを有し、前記パネルを上昇または下降させることが可能な昇降部(7)と、
前記ワイヤとは別に設けられており、前記パネルを支持している状態である支持状態と、前記パネルを支持していない状態である非支持状態とを採ることが可能な支持部(6)と、
前記支持部の状態が前記支持状態または前記非支持状態となるように、前記支持部の状態を切り換える切り換え制御部(34)と、
前記昇降部によって前記パネルが上昇される場合に、前記ワイヤが所定時間内に所定量巻き取られる上昇正常状態であるか否かを判定する判定部(35)と、
を備え、
前記切り換え制御部は、前記判定部において前記上昇正常状態ではないと判定された場合に、前記非支持状態となるように前記支持部の状態を切り換える切り換え制御を行う、
空気調和機の室内機(2)。 - 前記支持部は、前記パネルの被係合部と係合した状態と、前記パネルの前記被係合部と係合していない状態とを採ることが可能な係合部(61a)を有する、
請求項1に記載の空気調和機の室内機。 - 前記判定部は、前記ワイヤの巻き取りに応じてカウンタ値を増減させるカウンタ(35a)を有し、前記カウンタ値に基づいて前記上昇正常状態であるか否かを判定する、
請求項1または2に記載の空気調和機の室内機。 - 前記判定部は、前記所定時間内における前記カウンタ値が所定値以上の場合に、前記上昇正常状態であると判定する、
請求項3に記載の空気調和機の室内機。 - 前記判定部において前記上昇正常状態ではないと判定されたことを報知する報知部(93)を更に備える、
請求項1から4のいずれかに記載の空気調和機の室内機。
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2008
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