JP2001227591A - 二輪車用バランスウエイト部材 - Google Patents
二輪車用バランスウエイト部材Info
- Publication number
- JP2001227591A JP2001227591A JP2000036294A JP2000036294A JP2001227591A JP 2001227591 A JP2001227591 A JP 2001227591A JP 2000036294 A JP2000036294 A JP 2000036294A JP 2000036294 A JP2000036294 A JP 2000036294A JP 2001227591 A JP2001227591 A JP 2001227591A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自然環境保全志向より鉛や鉛合金の使用を制
限する要請があり、自然環境にやさしい二輪車用バラン
スウエイト部材が求められている。また、単に使用する
金属を鉛以外の金属製にしただけでは、硬いのでペンチ
などで押圧しにくく、よって隙間がなくならず、スポー
クに固定できない。 【解決手段】 二輪車用バランスウエイト部材1は、ウ
エイト3と締付用板バネ2からなる。そして、前記ウエ
イト3が非鉛系金属製で、かつ断面C字状の管状体であ
り、前記締付用板バネ2が、スポーク押圧用の凸部4を
有する非鉛系金属製板であることを特徴とする。このウ
エイト3には、ビス挿入孔9を穿設して、ビス挿入孔9
にビス10を挿入しビス10の先端と凸部4によりスポ
ーク8に固定するとよい。
限する要請があり、自然環境にやさしい二輪車用バラン
スウエイト部材が求められている。また、単に使用する
金属を鉛以外の金属製にしただけでは、硬いのでペンチ
などで押圧しにくく、よって隙間がなくならず、スポー
クに固定できない。 【解決手段】 二輪車用バランスウエイト部材1は、ウ
エイト3と締付用板バネ2からなる。そして、前記ウエ
イト3が非鉛系金属製で、かつ断面C字状の管状体であ
り、前記締付用板バネ2が、スポーク押圧用の凸部4を
有する非鉛系金属製板であることを特徴とする。このウ
エイト3には、ビス挿入孔9を穿設して、ビス挿入孔9
にビス10を挿入しビス10の先端と凸部4によりスポ
ーク8に固定するとよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、二輪車のタイヤ
ホイール等に取付けるバランスウエイト部材の改良に関
する。
ホイール等に取付けるバランスウエイト部材の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の二輪車用バランスウエイト部材
は、図5に示すように、鉛製又は鉛合金製で、かつ断面
C字状の管状体のウエイト3をスポーク8に取付けペン
チなどで全体を押圧して隙間をなくし固定していた。
は、図5に示すように、鉛製又は鉛合金製で、かつ断面
C字状の管状体のウエイト3をスポーク8に取付けペン
チなどで全体を押圧して隙間をなくし固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鉛又は鉛合金は、比重
が大きいため二輪車用バランスウエイト部材に向いてい
るが、近来の自然環境保全志向より鉛や鉛合金の使用を
制限する要請があり、自然環境にやさしい二輪車用バラ
ンスウエイト部材が求められている。また、単に使用す
る金属を鉛以外の金属製にしただけでは、硬いのでペン
チなどで押圧しにくく、よって隙間がなくならず、スポ
ークに固定できない。
が大きいため二輪車用バランスウエイト部材に向いてい
るが、近来の自然環境保全志向より鉛や鉛合金の使用を
制限する要請があり、自然環境にやさしい二輪車用バラ
ンスウエイト部材が求められている。また、単に使用す
る金属を鉛以外の金属製にしただけでは、硬いのでペン
チなどで押圧しにくく、よって隙間がなくならず、スポ
ークに固定できない。
【0004】本発明は前記欠点を解決し、自然環境にや
さしく、かつスポークに固定しやすい二輪車用バランス
ウエイト部材を提供することを目的とする。
さしく、かつスポークに固定しやすい二輪車用バランス
ウエイト部材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する手段】上記目的を達成するために本発
明の二輪車用バランスウエイト部材は、ウエイトと締付
用板バネからなる。そして、前記ウエイトが非鉛系金属
製で、かつ断面C字状の管状体であり、前記締付用板バ
ネが、スポーク押圧用の凸部を有する非鉛系金属製板で
あることを特徴とする。このウエイトにはビス挿入孔を
穿設するとよい。
明の二輪車用バランスウエイト部材は、ウエイトと締付
用板バネからなる。そして、前記ウエイトが非鉛系金属
製で、かつ断面C字状の管状体であり、前記締付用板バ
ネが、スポーク押圧用の凸部を有する非鉛系金属製板で
あることを特徴とする。このウエイトにはビス挿入孔を
穿設するとよい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明について添付図面を参照し
て説明する。図1は、二輪車用バランスウエイト部材の
断面図、図2はウエイトの斜視図、図3は締付用板バネ
の斜視図である。1はバランスウエイト部材で、締付用
板バネ2とウエイト3よりなる。図3に示すとおり締付
用板バネ2は、帯状のばね鋼板をプレス加工により、中
央部分に凸部4を設けるとともに、先端部を当該凸部4
とは反対側に折曲しL字状にしたものである。この締付
用板バネ2は、ばね鋼板を熱処理した後に、亜鉛メッキ
クロメート処理またはニッケルメッキ処理の防錆処理を
行うとよい。
て説明する。図1は、二輪車用バランスウエイト部材の
断面図、図2はウエイトの斜視図、図3は締付用板バネ
の斜視図である。1はバランスウエイト部材で、締付用
板バネ2とウエイト3よりなる。図3に示すとおり締付
用板バネ2は、帯状のばね鋼板をプレス加工により、中
央部分に凸部4を設けるとともに、先端部を当該凸部4
とは反対側に折曲しL字状にしたものである。この締付
用板バネ2は、ばね鋼板を熱処理した後に、亜鉛メッキ
クロメート処理またはニッケルメッキ処理の防錆処理を
行うとよい。
【0007】ウエイト3は、非鉛系金属製であり、例え
ば粉末状の合金を焼結金型に入れ、高温高圧下で加熱圧
縮して、指定の形状に焼結合金を形成する。このウエイ
ト3は、図2に示すとおり断面C字状の管状体であり、
溝部5はスポークの巾より大に形成する。また、中央の
孔部6と溝部5との間に前記締付用板バネ2を挿入する
ための板バネ挿入孔7を形成する。
ば粉末状の合金を焼結金型に入れ、高温高圧下で加熱圧
縮して、指定の形状に焼結合金を形成する。このウエイ
ト3は、図2に示すとおり断面C字状の管状体であり、
溝部5はスポークの巾より大に形成する。また、中央の
孔部6と溝部5との間に前記締付用板バネ2を挿入する
ための板バネ挿入孔7を形成する。
【0008】上記バランスウエイト部材1をタイヤホイ
ール4に取付ける際には、図1に示すとおり先ずウエイ
ト3の溝部5からスポーク8を挿入する。そして、孔部
6にスポーク8を挿入した後、板バネ挿入孔7に締付用
板バネ2を挿入する。この締付用板バネ2の凸部4がス
ポーク12を押圧し、スポーク12は凸部4とウエイト
3の孔壁に挟まれ固定される。
ール4に取付ける際には、図1に示すとおり先ずウエイ
ト3の溝部5からスポーク8を挿入する。そして、孔部
6にスポーク8を挿入した後、板バネ挿入孔7に締付用
板バネ2を挿入する。この締付用板バネ2の凸部4がス
ポーク12を押圧し、スポーク12は凸部4とウエイト
3の孔壁に挟まれ固定される。
【0009】ウエイト3は、非鉛系金属製であればよ
く、鋼板を打抜いたものなどであってもよい。鋼材を使
用するので、表面を充分に研磨するなど商品にする際に
は安全性などを考慮した加工を施す。
く、鋼板を打抜いたものなどであってもよい。鋼材を使
用するので、表面を充分に研磨するなど商品にする際に
は安全性などを考慮した加工を施す。
【0010】次に、別の実施形態につき図面を参照して
説明する。前記実施形態との違いは、ウエイト3にビス
挿入孔9を穿設した点である(図4参照)。このビス挿
入孔9にビス10を挿入固定することにより、ビス10
の先端と締付用板バネ2の凸部4とがスポーク8を押圧
してウエイト3を抜け難くする。従って、ビス挿入孔9
は凸部4と対向する位置に設けるウエイトが最も抜け難
くなってよい。
説明する。前記実施形態との違いは、ウエイト3にビス
挿入孔9を穿設した点である(図4参照)。このビス挿
入孔9にビス10を挿入固定することにより、ビス10
の先端と締付用板バネ2の凸部4とがスポーク8を押圧
してウエイト3を抜け難くする。従って、ビス挿入孔9
は凸部4と対向する位置に設けるウエイトが最も抜け難
くなってよい。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明の二輪車用バラン
スウエイト部材は、非鉛系金属製のウエイトを使用する
ので、自然環境にやさしい二輪車用バランスウエイト部
材になる。また、ウエイトが断面C字状の管状体であ
り、かつ締付具がスポーク押圧用の凸部を有する締付用
板バネとするので、ウエイトの材質が硬くてもスポーク
に固定できる。さらに、ウエイトにビス挿入孔を穿設す
ると、ウエイトをより強固にスポークに固定できるとい
う効果を奏する。
スウエイト部材は、非鉛系金属製のウエイトを使用する
ので、自然環境にやさしい二輪車用バランスウエイト部
材になる。また、ウエイトが断面C字状の管状体であ
り、かつ締付具がスポーク押圧用の凸部を有する締付用
板バネとするので、ウエイトの材質が硬くてもスポーク
に固定できる。さらに、ウエイトにビス挿入孔を穿設す
ると、ウエイトをより強固にスポークに固定できるとい
う効果を奏する。
【図1】本発明の二輪車用バランスウエイト部材の断面
図である。
図である。
【図2】ウエイトの斜視図である。
【図3】締付用板バネの斜視図である。
【図4】別の実施形態の二輪車用バランスウエイト部材
の断面図である。
の断面図である。
【図5】従来のタスポーク固定式のバランスウエイト部
材の斜視図である。
材の斜視図である。
1 バランスウエイト部材 2 締付用板バネ 3 ウエイト 4 凸部 8 スポーク 9 ビス挿入孔 10 ビス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月1日(2000.3.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】上記バランスウエイト部材1をタイヤホイ
ール4に取付ける際には、図1に示すとおり先ずウエイ
ト3の溝部5からスポーク8を挿入する。そして、孔部
6にスポーク8を挿入した後、板バネ挿入孔7に締付用
板バネ2を挿入する。この締付用板バネ2の凸部4がス
ポーク8を押圧し、スポーク8は凸部4とウエイト3の
孔壁に挟まれ固定される。
ール4に取付ける際には、図1に示すとおり先ずウエイ
ト3の溝部5からスポーク8を挿入する。そして、孔部
6にスポーク8を挿入した後、板バネ挿入孔7に締付用
板バネ2を挿入する。この締付用板バネ2の凸部4がス
ポーク8を押圧し、スポーク8は凸部4とウエイト3の
孔壁に挟まれ固定される。
Claims (2)
- 【請求項1】 ウエイトと締付用板バネからなり、 前記ウエイトが非鉛系金属製で、かつ断面C字状の管状
体であり、前記締付用板バネが、スポーク押圧用の凸部
を有する非鉛系金属製板であることを特徴とする二輪車
用バランスウエイト部材。 - 【請求項2】 前記ウエイトにビス挿入孔を穿設するこ
とを特徴とする請求項1に記載の二輪車用バランスウエ
イト部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000036294A JP2001227591A (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 二輪車用バランスウエイト部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000036294A JP2001227591A (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 二輪車用バランスウエイト部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001227591A true JP2001227591A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18560356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000036294A Withdrawn JP2001227591A (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 二輪車用バランスウエイト部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001227591A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1225367A1 (en) * | 2001-01-18 | 2002-07-24 | Topy Kogyo Kabushiki Kaisha | Balance weight for a two-wheeled vehicle |
USD737116S1 (en) | 2012-03-08 | 2015-08-25 | Plombco Inc. | Wheel-securing clip |
-
2000
- 2000-02-15 JP JP2000036294A patent/JP2001227591A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1225367A1 (en) * | 2001-01-18 | 2002-07-24 | Topy Kogyo Kabushiki Kaisha | Balance weight for a two-wheeled vehicle |
US6488341B2 (en) | 2001-01-18 | 2002-12-03 | Topy Kogyo Kabushiki Kaisha | Balance weight for a two-wheeled vehicle |
USD737116S1 (en) | 2012-03-08 | 2015-08-25 | Plombco Inc. | Wheel-securing clip |
USD762105S1 (en) | 2012-03-08 | 2016-07-26 | Plombco Inc. | Wheel-securing clip |
USD774872S1 (en) | 2012-03-08 | 2016-12-27 | Plombco Inc. | Wheel-securing clip |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070501 |