JP2001227187A - 駐車装置 - Google Patents

駐車装置

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JP2001227187A
JP2001227187A JP2000035516A JP2000035516A JP2001227187A JP 2001227187 A JP2001227187 A JP 2001227187A JP 2000035516 A JP2000035516 A JP 2000035516A JP 2000035516 A JP2000035516 A JP 2000035516A JP 2001227187 A JP2001227187 A JP 2001227187A
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parking
space
vehicle
mounting table
moving frame
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JP2000035516A
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English (en)
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Kazuki Kobayashi
主基 小林
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 いわゆるウナギの寝床と称される場所を、平
面的な駐車場として有効利用できるようにした駐車装置
の提供。 【解決手段】 1個の出入スペースSと複数個の駐車ス
ペースPを1列に並設している駐車場に設置される駐車
装置である。各駐車スペースに配置される自動車載置台
1と、出入スペース及び駐車スペースを跨いで列方向に
往復移動して、自動車載置台を出入スペースと駐車スペ
ースとの間で搬送させる門型移動枠2とを備えている。
門型移動枠には自動車載置台を床面Fから自動車Cの車
高よりも高く持ち上げる昇降装置(昇降フレーム28)
が自動車載置台に対して着脱可能に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、幅が狭く奥行きが
長い場所、いわゆるウナギの寝床と称される場所を駐車
場として使用できるようにした駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空き地を駐車場として使用する場
合、複数個の駐車スペースに面して自動車の通路を設け
ることになるため、通路スペースを確保しなければなら
ず、それだけ広い場所が必要になる。従って、自動車の
通路スペースを確保することが困難な場所、すなわち、
幅が狭く奥行きが長い場所、いわゆるウナギの寝床と称
される場所は平面的な駐車場として使用することは困難
とされていた。尚、1個の出入スペースと複数個の駐車
スペースを設けた駐車場として、立体駐車場が知られて
いるが、この立体駐車場は、その設備が大掛かりにな
り、経済面での負担が大きくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、いわゆるウ
ナギの寝床と称される場所を、平面的な駐車場として有
効利用できるようにした駐車装置を提供することを課題
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明(請求項1)の駐車装置は、1個の出入スペ
ースと複数個の駐車スペースを1列に並設している駐車
場に設置される駐車装置であって、各駐車スペースに配
置される自動車載置台と、出入スペース及び駐車スペー
スを跨いで列方向に往復移動して、自動車載置台を出入
スペースと駐車スペースとの間で搬送させる門型移動枠
とを備え、前記門型移動枠には自動車載置台を床面から
自動車の車高よりも高く持ち上げる昇降装置が自動車載
置台に対して着脱可能に設けられている構成とした。
【0005】本発明の駐車装置において、駐車場が1個
の出入スペースと複数個の駐車スペースを自動車の幅方
向に1列に並設させたものである態様(請求項2)があ
る。又、駐車場が1個の出入スペースと複数個の駐車ス
ペースを自動車の前後方向に1列に並設させたものであ
る態様(請求項3)がある。
【0006】この駐車装置では、複数個の各駐車スペー
スにそれぞれ自動車載置台が配置されており、自動車の
入庫に際しては、未入庫の駐車スペースにある自動車載
置台を出入スペースに移動させ、この自動車載置台上に
自動車を乗り入れ、サイドブレーキで自動車を固定して
乗員は降りる。この状態で、門型移動枠に設けた昇降装
置を自動車載置台に対して結合させ、その結合状態で昇
降装置を上昇させて、自動車載置台を床面から自動車の
車高よりも高く持ち上げる。次に、門型移動枠を未入庫
の駐車スペースに移動させ、ここで昇降装置を下降させ
て自動車載置台を床面に下ろし、その後、自動車載置台
に対する結合を解除させるもので、これにより、自動車
載置台上に自動車を載せたまま駐車スペースに駐車させ
ることができる。
【0007】次に、出庫に際しては、出庫する駐車スペ
ースに門型移動枠を移動させ、そこで昇降装置を下降さ
せて自動車載置台に対して結合させ、その結合状態で昇
降装置を上昇させて、自動車載置台を床面から自動車の
車高よりも高く持ち上げる。次に、門型移動枠を出入ス
ペースに移動させ、ここで昇降装置を下降させて自動車
載置台を床面に下ろし、自動車を自動車載置台上から出
せば、出庫させることができる。尚、自動車を出庫させ
たのち、出入スペースに残った自動車載置台は、そのま
ま、出入スペースに配置させておき、次の入庫に際し、
この自動車載置台を使用してもよい。又、出庫が連続す
る場合には、自動車を出庫させたのちの自動車載置台は
元の駐車スペースに戻して出入スペースを空にさせ、以
後は、次に出庫させる自動車の自動車載置台を上述のよ
うにして出入スペースに移動させて出庫させる。
【0008】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面により
詳述する。図1は本発明の実施の第1形態である駐車装
置の平面図、図2はこの駐車装置の正面図、図3はこの
駐車装置の側面図である。
【0009】この駐車装置は、1個の出入スペースSと
複数個の駐車スペースP(実施の形態では4個)を自動
車Cの幅方向に1列に並設している駐車場に設置され、
各駐車スペースPに配置される自動車載置台1と、列方
向に往復移動して自動車載置台1を出入スペースSと駐
車スペースPとの間で搬送させる門型移動枠2とを備え
ている。
【0010】前記自動車載置台1は、前後の方形枠1
0,10の底材間に左右の踏板11,11が載置固定さ
れると共に、前後の方形枠10,10が左右の上端部に
おいて連結材12,12によって連結された枠構造に形
成されている。
【0011】門型移動枠2は、出入スペースS及び駐車
スペースPを跨ぐような門型フレーム構造に形成され、
その下端に取り付けた4個の車輪20によって、駐車場
の列方向に延長して敷設したレール21,21上を往復
移動する。その移動装置は、両端を門型移動枠2に固定
したチエン22,22を列方向に張設し、このチエン2
2,22を掛け回した駆動スプロケット23,23を電
動モータ24により正逆回転させることによりチエン2
2,22で門型移動枠2を牽引しながら移動させるよう
になっている。
【0012】又、この門型移動枠2には、自動車載置台
1を床面Fから自動車Cの車高よりも高く持ち上げる昇
降装置を備えている。この昇降装置は、門型移動枠2の
前後立枠25,26間に渡されて、その両端に設けたガ
イドローラ27,27が前後立枠25,26に沿って転
動するようにした昇降フレーム28,28が左右に設け
られている。そして、この昇降フレーム28,28に連
結したワイヤ29,29を門型移動枠2の上端に設けた
巻取ドラム30,30で巻き取り、或いは繰り出すこと
で昇降フレーム28,28を昇降させるようになってい
る。尚、31はドラム駆動モータである。この昇降フレ
ーム28,28は、自動車載置台1に対して着脱可能に
形成され、その着脱構造は、各昇降フレーム28に2個
づつのシリンダ33,33が固定され、そのシリンダロ
ッド34,34が進出した状態で、自動車載置台1の連
結材12に形成した延長部12aの下面に係合し、シリ
ンダロッド34が退入した状態で、延長部12aから離
反するようになっている。
【0013】この駐車装置では、各駐車スペースPにそ
れぞれ自動車載置台1が配置されている。そして、自動
車Cの入庫に際しては、未入庫の駐車スペースPにある
自動車載置台1を出入スペースSに移動させ、この自動
車載置台1上に自動車Cを乗り入れ、サイドブレーキで
自動車Cを固定して乗員は降りる。この状態で、門型移
動枠2の昇降装置に設けたシリンダ33を作動させてシ
リンダロッド34を進出させ、自動車載置台1に対して
結合させる。その結合状態でワイヤ29を巻取ドラム3
0で巻き取って昇降フレーム28を上昇させ、自動車載
置台1を床面Fから自動車Cの車高よりも高く持ち上げ
る。次に、駆動スプロケット23を電動モータ24によ
り回転させてチエン22による牽引で門型移動枠2を未
入庫の駐車スペースPに移動させる。ここでワイヤ29
を巻取ドラム30から繰り出して昇降フレーム28を下
降させ、自動車載置台1を床面Fに下ろす。その後、シ
リンダ33を作動させてシリンダロッド34を退入さ
せ、自動車載置台1に対する結合を解除させるもので、
これにより、自動車載置台1上に自動車Cを載せたまま
駐車スペースPに駐車させることができる。
【0014】次に、出庫に際しては、出庫する駐車スペ
ースPに門型移動枠2を移動させ、そこで昇降フレーム
28を下降させると共に、シリンダロッド34を進出さ
せて自動車載置台1に対して結合させ、その結合状態で
昇降フレーム28を上昇させて、自動車載置台1を自動
車Cの車高よりも高く持ち上げる。次に、チエン22に
よる牽引で門型移動枠2を出入スペースSに移動させ、
ここで昇降フレーム28を下降させて自動車載置台1を
床面Fに下ろし、自動車Cを自動車載置台1上から出せ
ば、出庫させることができる。この場合、自動車Cを出
庫させたのち、出入スペースSに残った自動車載置台1
を、そのまま出入スペースSに配置させておき、次の入
庫に際し、この自動車載置台1を使用してもよい。尚、
出庫が連続する場合には、自動車Cを出庫させたのちの
自動車載置台1は元の駐車スペースPに戻して出入スペ
ースSを空にさせ、以後は、次に出庫させる自動車Cの
自動車載置台1を上述のようにして駐車スペースPから
出入スペースSに移動させて出庫させることになる。
【0015】次に、図4は本発明の実施の第2形態であ
る駐車装置の概略平面図である。この駐車装置は、1個
の出入スペースSと複数個の駐車スペースP(実施の形
態では4個)を自動車Cの前後方向に1列に並設(縦列
駐車)している駐車場に設置されている。その他、各駐
車スペースPに配置される自動車載置台1と、列方向に
往復移動して自動車載置台1を出入スペースSと駐車ス
ペースPとの間で搬送させる門型移動枠2とを備えてい
る点は実施の第1形態と同様である。
【0016】以上、本発明の実施の形態を図面により説
明したが、具体的な構成はこれに限定されることはな
い。例えば、駐車スペースの数は、複数個であれば、実
施の形態で示した4個以下でも、4個以上でもよい。
尚、出入スペースと駐車スペースを自動車の幅方向に並
設する場合は、出入スペースの両側に駐車スペースを配
置させてもよい。自動車の前後方向に並設する縦列駐車
の場合は、出入スペースは端に配置させることになる。
又、自動車載置台及び門型移動枠の構造、大きさ、形状
等は適宜に設計できる。門型移動枠の移動装置について
も、ワイヤによる牽引、ラックとピニオンによる移動、
その他、門型移動枠自身に駆動装置を搭載した自走式で
もよいし、また、駆動力は電動、油圧を問わない。。
又、門型移動枠の昇降装置についても、チエン、油圧シ
リンダ、送りねじ等を用いることができるし、着脱構造
も送りねじやリンク機構、クランプ装置、油圧シリンダ
等を用いることができる。尚、実施例では、自動車載置
台を上昇させた位置にX状の落下防止枠を設けている
が、自動車載置台を下降させた位置で自動車の出入に支
障がないところに設けることは任意である。
【0017】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の駐車
装置にあっては、複数個の駐車スペースに面して自動車
の通路を設ける必要がないため、幅が狭く奥行きが長い
場所、いわゆるウナギの寝床と称される場所を平面的な
駐車場として有効利用できるし、立体駐車場のような大
掛りな設備を必要とせず、簡易な設備であるため、経済
面での負担を軽減できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態である駐車装置の平面
図である。
【図2】この駐車装置の正面図である。
【図3】この駐車装置の側面図である。
【図4】本発明の実施の第2形態である駐車装置の概略
平面図である。
【符号の説明】
1 自動車載置台 2 門型移動枠 21 レール 22 チエン 28 昇降フレーム 30 巻取ドラム 33 シリンダ C 自動車 F 床面 P 駐車スペース S 出入スペース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個の出入スペースと複数個の駐車スペ
    ースを1列に並設している駐車場に設置される駐車装置
    であって、 各駐車スペースに配置される自動車載置台と、 出入スペース及び駐車スペースを跨いで列方向に往復移
    動して、自動車載置台を出入スペースと駐車スペースと
    の間で搬送させる門型移動枠とを備え、 前記門型移動枠には自動車載置台を床面から自動車の車
    高よりも高く持ち上げる昇降装置が自動車載置台に対し
    て着脱可能に設けられていることを特徴とした駐車装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の駐車装置において、駐車
    場が1個の出入スペースと複数個の駐車スペースを自動
    車の幅方向に1列に並設させたものである駐車装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の駐車装置において、駐車
    場が1個の出入スペースと複数個の駐車スペースを自動
    車の前後方向に1列に並設させたものである駐車装置。
JP2000035516A 2000-02-14 2000-02-14 駐車装置 Pending JP2001227187A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100549351C (zh) * 2008-03-12 2009-10-14 江苏双良停车设备有限公司 新型停车设备用门式起重机搬运器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100549351C (zh) * 2008-03-12 2009-10-14 江苏双良停车设备有限公司 新型停车设备用门式起重机搬运器

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