JP2001225912A - 製品出荷制御システム - Google Patents

製品出荷制御システム

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JP2001225912A
JP2001225912A JP2000033832A JP2000033832A JP2001225912A JP 2001225912 A JP2001225912 A JP 2001225912A JP 2000033832 A JP2000033832 A JP 2000033832A JP 2000033832 A JP2000033832 A JP 2000033832A JP 2001225912 A JP2001225912 A JP 2001225912A
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Kazumi Shikama
一美 志釜
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品の積込み段階で容易に棚卸作業を行
うことにある。 【解決手段】 製品倉庫の単位ロケーションごとに設置
されロケーション情報を発生するロケーション発信器2
と、製品の残在庫情報、在庫製品情報、置場構成情報、
積込み用ロケーション情報を含む積込み作業指示を無線
送信する製品情報管理装置10と、この積込み作業指示
を受信し、前記積込み用ロケーション情報のもとに該当
する前記単位ロケーションに移動し、ロケーション発信
器から発生するロケーション情報と前記積込み用ロケー
ション情報とが一致した時、製品情報管理装置からの情
報とロケーション情報とから残在庫数を算出し、この算
出された残在庫数と製品の残在庫情報とを比較確認する
製品搬送装置20とを備えた製品出荷制御システムであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば平置倉庫内
に保管される製品の積込み作業や棚卸作業等に利用され
る製品出荷制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の制御システムは、平置倉
庫内の製品在庫情報を管理し、また積込み作業指示を無
線にて送信するCPUで構成される製品情報管理装置
と、この製品情報管理装置から送信されてくる積込みリ
ストや積込み作業指示を受信する携帯形機器を含む端末
機器とで構成され、作業者がこれら端末機器で受けた積
込みリストや積込み作業指示に従ってフォークリスト等
の製品運搬装置を操作しながら製品の積込み作業を行
う。
【0003】ところで、以上のような製品出荷制御シス
テムを用いて製品の積込みを行っているが、従来,平置
倉庫内の重要作業としては、棚卸作業および製品積込み
作業が挙げられる。
【0004】この平置倉庫内棚卸作業は、作業者が製品
出荷業務の終了後,例えば夜間等に目視で実際の製品在
庫数を確認し、この製品在庫数と製品情報管理装置にて
管理する製品在庫情報とを照合し、両者に食い違いがあ
れば、再度製品在庫数を確認するとか、或いは実際の製
品在庫数に従って製品在庫情報を修正するなどの処置等
をとっている。
【0005】一方、製品積込み作業は、前述したように
製品情報管理装置から送信されてくる積込みリストや積
込み作業指示を端末機器で受け、作業者がそれら積込み
リストや積込み作業指示に従って製品の積込み作業を行
う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、以上のような
平置倉庫内棚卸作業は、常に人間による確認作業であ
り、しかも実際の製品在庫数と管理する製品在庫情報と
の在庫数確認作業が常に出荷業務終了後の棚卸作業でし
か確認できないため、作業者の負担が増大するばかり
か、昼間の出荷作業の段階で製品の在庫状況が把握でき
ない問題がある。
【0007】また、製品積込み作業は、積込みリストや
無線による積込み作業指示のみであり、指示されたロケ
ーションと異なるロケーションから製品を積込んだ場合
でも、作業者がその積込み時に異なるロケーションであ
ると気づかずに積込む場合があり、常に誤出荷に繋がる
可能性がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、常に的確に所要とするロケーションから製品を積込
みことにより、製品の誤出荷を防止する製品出荷制御シ
ステムを提供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、製品の積込み
作業時に製品の在庫数を容易に把握可能とし、作業者の
負担軽減および棚卸作業の効率化を図る製品出荷制御シ
ステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る製品出荷制御システムは、製品倉庫の
床部に予め設定される単位ロケーションごとに設置され
ロケーション情報を発生するロケーション発信器と、製
品の残在庫情報、製品の大きさを含む在庫製品情報、置
場構成情報、積込み用ロケーション情報を含む積込み作
業指示を無線送信する製品情報管理装置と、この製品情
報管理装置から送信される積込み作業指示を受信し、前
記積込み用ロケーション情報のもとに該当する前記単位
ロケーションに移動し、前記ロケーション発信器から発
生するロケーション情報と前記積込み用ロケーション情
報との比較結果に基づいて該当単位ロケーションから製
品を積込んだとき、前記ロケーション発信器からのロケ
ーション情報に基づいて残在庫数を算出する製品搬送装
置とを備えた構成である。
【0011】本発明は以上のような構成とすることによ
り、予め単位ロケーションごとにロケーション発信器が
設置されているので、製品搬送装置では、製品情報管理
装置から送信されてくる残在庫情報および積込み用ロケ
ーション情報等を含む積込み作業指示に従って、該当単
位ロケーションに移動し、前記ロケーション発信器から
発生するロケーション情報と前記積込み用ロケーション
情報との比較結果に基づいて製品を積込んだとき、前記
ロケーション発信器からのロケーション情報に基づいて
残在庫数を算出するので、両ロケーションが一致したと
きのみ所要の製品を出荷可能であり、かつ、算出された
残在庫数と残在庫情報とを比較し、棚卸作業を行うこと
が可能となる。
【0012】なお、前記製品搬送装置としては、ロケー
ション発信器から発生するロケーション情報を読取るロ
ケーション読取器と、前記製品情報管理装置から送信さ
れる積込み作業指示に含まれる前記積込み用ロケーショ
ン情報と前記ロケーション読取器で読取ったロケーショ
ン情報とを比較し、一致したとき在庫算出指示を出力す
る無線作業指示処理手段と、該当単位ロケーションの製
品積込みのために上下動するアームの上下動作信号から
高さを算出する高さ算出手段と、この高さ算出手段で算
出される高さ情報と前記在庫製品情報とから積込み製品
の段数を検出するとともに、前記アームによる製品積込
み後に前記在庫製品情報、置場構成情報および前記読取
ったロケーション情報に基づいて残在庫数を算出する在
庫算出手段と、この算出された残在庫数と前記製品の残
在庫情報とを確認する残在庫確認手段とを備えた構成と
してもよい。
【0013】この場合には、所要の単位ロケーションの
所要位置に停止後、両ロケーション情報の一致を確認す
ることにより、所要の単位ロケーションの所定位置から
製品を積込むことから所要の製品を確実に積込み可能で
あり、また高さ算出手段により算出される高さ情報と在
庫製品情報とから積込み製品の段数を検出し、さらにア
ームによる製品積込み後に前記在庫製品情報、置場構成
情報および読取ったロケーション情報をもとに残在庫数
を算出するので、製品の出荷の都度、棚卸作業が可能と
なる。
【0014】また、前記製品搬送装置としては、前記ロ
ケーション発信器から発生するロケーション情報を読取
るロケーション読取器と、前記製品情報管理装置から送
信される積込み作業指示に含まれる前記積込み用ロケー
ション情報と前記ロケーション読取器で読取ったロケー
ション情報とを比較し、不一致となったときアラームを
出力する無線作業指示処理部とを備えた構成であっても
よい。
【0015】このような構成とすることにより、両ロケ
ーション情報が異なるとき、アラームを出力するので、
製品の誤出荷を防止することが可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る製品出荷制御
システムの実施の形態について図1および図2を参照し
て説明する。なお、図1は倉庫内に設定される単位ロケ
ーションと保管される製品との関係を説明する図、図2
は製品出荷制御システムの一実施の形態を示す構成図で
ある。
【0017】図1において1は例えば平置倉庫内の床部
などに設定される単位ロケーションであって、製品の入
庫および出庫の作業性・効率性を考慮しつつ多数の単位
ロケーション1,…が配列されている。各単位ロケーシ
ョン1は、そのロケーション正面中央部分にロケーショ
ンNOが付され、かつ、ロケーションNOを含むロケー
ション左・中央・右の置場位置、さらにロケーションN
Oを含む手前からのパレット位置等のロケーション情報
がそれぞれ無線によるタグとして送信するロケーション
発信器2L,2C,2R,2P2,2P3が設置されて
いる。
【0018】すなわち、ロケーション発信器2Lはロケ
ーションNOを含む左置場位置データ、ロケーション情
報発信器2CはロケーションNOを含む中央置場位置デ
ータ、ロケーション情報発信器2RはロケーションNO
を含む右置場位置データがそれぞれ個別に登録されてお
り、さらにロケーション発信器2RはロケーションNO
を含む右置場位置データの他に、必要に応じて手前から
1番目パレット位置のデータを含めることもある。ま
た、ロケーション発信器2P2,2P3は少なくとも手
前から何番目のパレット位置であるかを表す位置データ
が登録されていればよく、必ずしもロケーションNOを
含む必要はない。
【0019】この各単位ロケーション1には予め定める
パレット位置相当エリアにパレット3を介して入荷され
た例えばビール箱等の製品4が保管されている。
【0020】一方、図2に示す製品出荷制御システム
は、製品情報管理装置10と、倉庫内の各単位ロケーシ
ョンに保管される製品を積込む例えばバッテリ搭載形フ
ォークリスト等の製品運搬装置20とによって構成され
ている。
【0021】この製品情報管理装置10は、各単位ロケ
ーションを含む倉庫内全体の残在庫情報、製品名および
大きさ等の特長を記述した在庫製品情報および各単位ロ
ケーション1,…の積上げ(入庫)、積込み(出庫)順
序等のルールを規定した置場構成情報を格納する在庫管
理用データベース11、積込み作業指示を入力したり、
残在庫情報の表示指示等を入力する入出力手段12、こ
の入出力手段12から入力される積込み作業指示に基づ
き、或いは予め定める作業スケジュール等に基づき、所
定のプログラム処理,例えば在庫管理用データベース1
1内の積込むべき単位ロケーションの製品の残在庫を更
新し、さらに在庫管理用データベース11から積込むべ
き所要単位ロケーションの更新された残在庫情報,在庫
製品情報および置場構成情報およびロケーション情報を
含む積込み作業指示データを読み出して所定の順序に配
列したり、製品運搬装置20から受け取る単位ロケーシ
ョンの残在庫に係る情報と製品在庫管理用データベース
11の該当単位ロケーションの残在庫情報とを比較照合
するなどの処理を行うCPUで構成された情報管理処理
部13、この情報管理処理部13で処理された情報を無
線送信に適する信号に変換したり、受信された情報をC
PU処理可能な情報に変換処理する送受信処理部14が
設けられている。15はアンテナである。
【0022】前記製品運搬装置20は、当該運搬装置2
0の一方側部または両側部に取り付けられ、ロケーショ
ン発信器2(2L,…等)から無線タグにて送られてく
る製品積込み位置のロケーション情報を読取るロケーシ
ョン読取器21および製品情報管理装置10から送信さ
れてくる単位ロケーションの残在庫情報、在庫製品情
報、置場構成情報のうち、少なくとも残在庫情報および
ロケーション情報を含んだ積込み作業指示をアンテナ2
2で受信し、情報記憶部23に記憶すると共に表示部2
4に表示する無線作業指示処理部25が設けられてい
る。
【0023】この無線作業指示処理部25は、製品情報
管理装置10からのロケーション情報と前記読取器21
で読取ったロケーション情報とを比較し、両ロケーショ
ンが異なるときに報知器26からアラーム等を出力する
機能をもっている。
【0024】また、製品運搬装置20には、製品積込み
時に上下動するアーム27の上下動作信号に基づいて高
さを算出する高さ算出部28と、この高さ算出部28で
算出される高さ情報と無線作業指示処理部25から送ら
れてくる単位ロケーションの在庫製品情報、置場構成情
報と読取器21で読取ったロケーション情報とに基づい
て単位ロケーションの残在庫数を算出し、無線作業指示
処理部25に送出する在庫算出部29とが設けられてい
る。
【0025】この無線作業指示処理部25は、送られて
くる残在庫数と製品情報管理装置10から送信されてく
る残在庫情報とを表示部24に表示し、作業員が在庫を
確認する機能をもっている。
【0026】次に、以上のような製品出荷制御システム
の動作について図3を参照して説明する。
【0027】先ず、製品情報管理装置10では、入出力
手段12からロケーション番号、製品積込み位置等のロ
ケーション情報を含む積込み作業指示が入力され、或い
は予め定める作業スケジュール等に基づいて同様にロケ
ーション情報を含む積込み作業指示を出力すると、在庫
情報管理処理部13が在庫管理データ用データベース1
1の該当単位ロケーションの積込む製品の製品在庫を減
じた残在庫情報に更新するとともに、この更新された単
位ロケーションの残在庫情報、在庫製品情報および置場
構成情報を在庫管理データ用データベース11から読み
出し、これら読み出した情報とロケーション番号・位置
等のロケーション情報を含む積込み作業指示データを所
定の順序に配列し、送受信処理部14を介してアンテナ
15から無線送信する。
【0028】なお、全製品が全く同じ製品であったり、
全製品がほぼ同じ大きさであったり、また各単位ロケー
ションの製品入出庫順序を特に決める必要が無いような
場合には、在庫製品情報や置場構成情報を送信する必要
がない。
【0029】一方、製品運搬装置20においては、図3
に示すように無線作業指示処理部25がロケーション情
報を伴った積込み作業指示があったか否かを判断し(S
1)、積込み作業指示があったと判断した時、製品情報
管理装置10から同時に送信されてくる単位ロケーショ
ンの残在庫情報、在庫製品情報、置場構成情報およびロ
ケーション情報を取込んで情報記憶部23に記憶する一
方、作業員が所要のロケーションNOの所定位置に製品
運搬装置20を移動させるために必要な情報を表示部2
4に表示する(S2)。
【0030】従って、作業員は表示部24に表示される
情報と過去の経験とに基づいて製品運搬装置20を操作
して所要のロケーションNOまで移動し、かつ、置場構
成情報に基づいて所定位置に位置決めし、ロケーション
読取器21から取込むロケーション情報と情報記憶部2
3に記憶されるロケーション情報とを比較照合する(S
3)。ここで、両ロケーション情報が不一致の場合には
報知器26からアラームを出力する(S4)。この場合
には、作業員は、製品運搬装置20を再度必要な位置ま
で移動させ、両ロケーション情報が一致するまで運転操
作を繰り返す。
【0031】そして、ステップS3においておいて両ロ
ケーション情報が一致したとき、情報記憶部23から必
要な情報を読み出して在庫算出部29に在庫算出を指示
する(S5)。
【0032】このとき、作業員は、製品を積込むために
アーム27を上下動させるが、高さ算出部28ではその
製品積込み時のアーム27の上下動作信号からアーム高
さを算出し在庫算出部29に送出する(S6)。
【0033】この在庫算出部29では、無線作業指示処
理部25から所要の単位ロケーションの在庫製品情報、
置場構成情報、ロケーション情報等が受けているので、
アーム高さ信号と単位ロケーションの在庫製品情報とか
ら積込む製品の段数を算出し、さらに読取器21のロケ
ーションNO,置場位置およびパレット位置等と在庫製
品情報、置場構成情報とから何段数目の何れのパレット
の製品を積込んだかを判断し、当該単位ロケーションの
残在庫数を算出し(S7)、無線作業指示処理部25に
送出する。
【0034】ここで、無線作業指示処理部25は、送ら
れてくる当該単位ロケーションの残在庫数と情報記憶部
23に記憶される在庫製品情報とを表示部24に表示
し、一致しているか否かを確認する(S8)。
【0035】しかる後、残在庫情報を送信するか否かを
判断し(S9)、作業員が残在庫情報送信を指示してい
る場合または予め自動的に送信する場合には、単位ロケ
ーションの残在庫数を確認用として製品情報管理装置1
0に送信し(S10)、処理を終了する。
【0036】製品情報管理装置10では、製品運搬装置
20から単位ロケーションの残在庫数が送られてきたと
き、その単位ロケーションの残在庫数と在庫管理用デー
タベース11の該当単位ロケーションの残在庫情報とを
比較し、一致するか否かを確認する。
【0037】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、製品搬送装置20は、製品情報管理装置10から送
信されてくる単位ロケーションの残在庫情報、ロケーシ
ョン情報を受信し、所要単位ロケーションの所要位置に
停止後、このロケーション情報とロケーション読取器2
1のロケーション情報とを比較し、一致を確認したとき
製品を積込むので、所要の製品を確実に積込むことがで
きる。
【0038】また、在庫算出部29は、高さ算出部28
により算出される高さ情報と在庫製品情報とから積込み
製品の段数を検出し、さらにアームによる製品積込み後
に在庫製品情報、置場構成情報および読取ったロケーシ
ョン情報をもとに残在庫数を算出し、無線作業指示処理
部25に送出するので、この無線作業指示処理部25に
おいて残在庫数と残在庫情報とを比較確認でき、或いは
表示部24に表示して作業員により比較確認でき、単位
ロケーションの製品積込みごとに棚卸作業を実施でき、
作業者の負担を大幅に低減でき、棚卸作業の高効率化を
図ることが出来る。
【0039】さらに、製品搬送装置20は、ロケーショ
ン発信器から発生するロケーション情報と製品情報管理
装置10からの積込み作業指示に含まれる積込み用ロケ
ーション情報とを比較し、不一致となったときアラーム
を出力するので、容易に製品の誤出荷を防止することが
できる。
【0040】(その他の実施の形態) (1) ロケーション発信器は、ロケーションNOを含
む置場位置、パレット位置のデータを無線タグにて送信
する構成としたが、さらに追加条件として、例えば単位
ロケーションの正面側とパレット位置が明確に区別させ
るために異なる色を塗布するとか、或いは正面側の左,
中央、右についても同様に異なる色を付することによ
り、作業者が迅速に製品搬送装置20を所要単位ロケー
ションに移動させ、かつ、所定位置に停止させることが
可能である。
【0041】(2) 製品情報管理装置10は、単位ロ
ケーションの残在庫情報等を製品運搬装置20に送信す
るようにしたが、倉庫全体の残在庫情報および単位ロケ
ーションの在庫製品情報、置場構成情報等を送信し、単
位ロケーションの残在庫数を算出した後、無線作業指示
処理部25にて、残在庫数に基づく残在庫情報の更新情
報と当該残在庫情報とを比較確認することも可能であ
る。この場合には、現場側で単位ロケーションの製品積
込みごとに倉庫全体の製品の棚卸作業を行うことができ
る。
【0042】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、製
品情報管理装置のロケーション情報を伴う積込み作業指
示に基づき、このロケーション情報と各単位ロケーショ
ンに設定されるロケーション発信器から発生するロケー
ション情報とを比較し、異なる時にアラームを出力する
ので、常に的確に所要とするロケーションから製品を積
込むことができ、製品の誤出荷を確実に防止できる。
【0044】また、本発明は、製品の積込み後に製品の
残在庫数を算出し、この残在庫数と製品情報管理装置の
残在庫情報とを比較するので、製品の出荷都度、棚卸作
業を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 倉庫内に設定される単位ロケーションとロケ
ーション発信器との配置関係を示す図。
【図2】 本発明に係る製品出荷制御システムの一実施
の形態を示す構成図。
【図3】 図2に示す製品搬送装置の動作を説明するフ
ローチャート。
【符号の説明】
1…単位ロケーション 2L,2C,2R…ロケーション発信器 4…製品 10…製品情報管理装置 20…製品搬送装置 21…ロケーション読取器 25…無線作業指示処理部 26…報知器 27…アーム 28…高さ算出部 29…在庫算出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品倉庫の床部に設定される単位ロケー
    ションに保管される製品を積込み制御する製品出荷制御
    システムにおいて、 前記単位ロケーションごとに設置され、ロケーション情
    報を発生するロケーション発信器と、 製品の残在庫情報、製品の大きさを含む在庫製品情報、
    置場構成情報、積込み用ロケーション情報を含む積込み
    作業指示を無線送信する製品情報管理装置と、 この製品情報管理装置から送信される積込み作業指示を
    受信し、前記積込み用ロケーション情報のもとに該当す
    る前記単位ロケーションに移動し、前記ロケーション発
    信器から発生するロケーション情報と前記積込み用ロケ
    ーション情報との比較結果に基づいて該当単位ロケーシ
    ョンから製品を積込んだとき、前記ロケーション発信器
    からのロケーション情報に基づいて残在庫数を算出し、
    この算出された残在庫数と前記製品の残在庫情報との差
    異を確認する製品搬送装置とを備えたことを特徴とする
    製品出荷制御システム。
  2. 【請求項2】 前記製品搬送装置は、前記ロケーション
    発信器から発生するロケーション情報を読取るロケーシ
    ョン読取器と、前記製品情報管理装置から送信される積
    込み作業指示に含まれる前記積込み用ロケーション情報
    と前記ロケーション読取器で読取ったロケーション情報
    とを比較し、一致したとき在庫算出指示を出力する無線
    作業指示処理手段と、該当単位ロケーションの製品積込
    みのために上下動するアームの上下動作信号から高さを
    算出する高さ算出手段と、この高さ算出手段で算出され
    る高さ情報と前記在庫製品情報とから積込み製品の段数
    を検出するとともに、前記アームによる製品積込み後に
    前記在庫製品情報、置場構成情報および前記読取ったロ
    ケーション情報に基づいて残在庫数を算出する在庫算出
    手段と、この算出された残在庫数と前記製品の残在庫情
    報とを確認する残在庫確認手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の製品出荷制御システム。
  3. 【請求項3】 前記製品搬送装置は、前記ロケーション
    発信器から発生するロケーション情報を読取るロケーシ
    ョン読取器と、前記製品情報管理装置から送信される積
    込み作業指示に含まれる前記積込み用ロケーション情報
    と前記ロケーション読取器で読取ったロケーション情報
    とを比較し、不一致となったときアラームを出力する無
    線作業指示処理部とを備えたことを特徴とする請求項1
    に記載の製品出荷制御システム。
JP2000033832A 2000-02-10 2000-02-10 製品出荷制御システム Pending JP2001225912A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112523A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Fujitsu Ltd フォークリフトによる入出庫システムの多段ラックロケーション管理方法及びフォークリフトによる入出庫システムの平置き倉庫ロケーション管理方法
JP2007290783A (ja) * 2006-04-20 2007-11-08 Sumitomo Metal Ind Ltd 倉庫における搬送機の位置検出方法及び物品の管理方法

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