JP2001225492A - インクジェット記録方法および装置 - Google Patents

インクジェット記録方法および装置

Info

Publication number
JP2001225492A
JP2001225492A JP2000041077A JP2000041077A JP2001225492A JP 2001225492 A JP2001225492 A JP 2001225492A JP 2000041077 A JP2000041077 A JP 2000041077A JP 2000041077 A JP2000041077 A JP 2000041077A JP 2001225492 A JP2001225492 A JP 2001225492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
image
inks
ejection ports
jet recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000041077A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Matsumoto
伸雄 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2000041077A priority Critical patent/JP2001225492A/ja
Priority to US09/785,472 priority patent/US6431671B2/en
Publication of JP2001225492A publication Critical patent/JP2001225492A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/015Ink jet characterised by the jet generation process
    • B41J2/04Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
    • B41J2/045Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by pressure, e.g. electromechanical transducers
    • B41J2/04501Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits
    • B41J2/04541Specific driving circuit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/015Ink jet characterised by the jet generation process
    • B41J2/04Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
    • B41J2/045Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by pressure, e.g. electromechanical transducers
    • B41J2/04501Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits
    • B41J2/04581Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits controlling heads based on piezoelectric elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/015Ink jet characterised by the jet generation process
    • B41J2/04Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
    • B41J2/045Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by pressure, e.g. electromechanical transducers
    • B41J2/04501Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits
    • B41J2/04588Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits using a specific waveform

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の濃度および/または色が異なるインク
液を混合することによって所望の濃度および/または色
のインク液体(液体)を生成し、このインク液体を画像
受容体へ飛翔させて画像を形成する場合に、画像品質を
向上させると共に装置を簡素化してその製作性を向上さ
せる。 【解決手段】 複数のインクをそれらの混合割合を画像
信号に基づいて変化させつつ吐出する複数のインク吐出
口をインク吐出口と画像受容体との相対移動方向に対し
て直交またはほぼ直交する方向に並設し、これらのイン
ク吐出口から吐出されるインク滴を画像受容体に飛翔さ
せることによって画像を形成するインクジェット記録方
法において、複数のインクの少なくとも1つを乾燥後に
実質的に画像を形成しない画像非形成インクとし、少な
くとも画像形成中には複数のインク吐出口から略一定量
のインク滴を吐出する一方、複数のインク吐出口にそれ
ぞれ設けたインク滴吐出手段を共通の吐出ドライバによ
って同時に並列駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のインクの
混合割合を画像信号に基づいて変化させることにより所
定濃度および/または所定の色の流体を生成し、この流
体を画像受容体に飛翔させて画像を形成するインクジェ
ット記録方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,109,282号(以下
先行技術文献1という)には、クリアーインクとブラッ
クインクの2液を、画像形成用の基体へ導くための流路
中に、フラップバルブと称する弁を設け、この弁を変位
させることによって各インクの流路を開閉し、2液を所
望の濃度に混合して基体上に移送するプリント装置が開
示されている。これによりTVスクリーンに表示された
画像情報と同じグレースケール情報を持った画像をプリ
ントアウトできるようにしたものである。ここには、フ
ラップバルブの弁とその対向面に設けられた電極との間
に電圧を印加し、その静電引力で弁自身を機械的に変形
させることにより弁を変位させることが開示されてい
る。またインクはプリント用紙の繊維間の毛管現象によ
って吸い出される。
【0003】米国特許第4,614,953号(以下先
行技術文献2)には、同じく複数の色の異なったインク
と溶媒を所望の量だけ第3のチャンバーへ導き混合させ
るプリンターヘッド装置が開示されている。ここには所
望の量のインクを秤量する手段として、チャンバーと、
このチャンバーに取り付けられたダイアフラム状のピエ
ゾ効果素子部とを用い、このピエゾ素子を駆動させて得
られる圧力パルスを用いることが開示されている。
【0004】特開平5−201024号(以下先行技術
文献3)には、キャリア液体が充填される液体室と、液
体室に設けられたインクジェット駆動手段と、前記液体
室に連通するノズルと、このノズル内のキャリア液体に
インクを混合する混合部とを備えたインクジェットプリ
ントヘッドが開示されている。またここには、インクの
混合量を所望の値に調整するための調整手段を設けるこ
とも開示されている。
【0005】特開平7−125259(以下先行技術文
献4)には、同様に、第1と第2の濃度を有するインク
を供給する第1および第2の供給手段と、所望のインク
濃度になるように第2の供給手段による第2のインクの
供給量を制御する制御手段とを有するインクジェット記
録ヘッドが開示されている。
【0006】ここには制御手段として、専用の発熱素子
を持ちその熱エネルギーをもって駆動されるマイクロポ
ンプによるものが開示されている。このマイクロポンプ
としては、発熱素子により熱エネルギーを発生させ、そ
れにより生じた核沸騰による圧力で、例えばピストン状
の弁、もしくは片持ち梁的な弁を駆動する例が開示され
ている。またここには、この弁に形状記憶合金からなる
アクチュエータを組合せて使用することにより、特に流
入量の少ない領域においてインク流入量を効果的に制御
することが可能になると説明されている。
【0007】特開平3−207664号(以下先行技術
文献5)には、先行技術文献2と似た構造であるが、複
数のインクを混ぜ合せるための第3のチャンバを用いな
い構造のものが示されている。
【0008】特開平9−156131号(以下先行技術
文献6)には、画像データに基づいて、複数色の画像を
形成する複数のプリンタヘッドを備え、インクと希釈液
とを所定の混合比で混合して希釈インクとなし、前記希
釈インクをノズルから噴射して記録媒体上に記録画像を
形成するインクジェットプリンタが示されている。ここ
に、前記複数のプリンタヘッドに、インク混合量が小さ
く明確な印画濃度に達しない例えば全白の画像データが
入力されたとき、複数のプリンタヘッドのうち、少なく
とも一つのプリンタヘッドから前記希釈液を吐出させる
インクジェットプリンタが開示されている。この結果急
激な階調変化(トーンジャンプ)を防ぎ、希釈液の余分
な消費を抑え乾燥性を向上させるものである。
【0009】特開平10−264372号(以下先行技
術文献7)には、インク吐出ノズルを直線上に並べた複
数のラインヘッドを用いたものが示されている。ここに
各ラインヘッドをプリント用紙の送り方向に偏位させて
並べると共に、各ラインヘッドのノズルの位置をプリン
ト用紙の幅方向に相対的に偏位させることにより、画素
密度を高めるものである。また各ノズルからは単一色の
インクが吐出されるものであり、ラインヘッドごとに異
なる色のインクを吐出することにより異なる色のインク
滴を組み合わせることによってプリント用紙上で所定の
色を表出させるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記先行技術文献1〜
6に示された従来の技術は、いずれも異なるインクを予
め混合してから吐出するものであるが、混合すべき複数
のインクのうち少なくとも1種のインクの供給量を制御
するものである。このため混合された後の所望の濃度あ
るいは色になったインクの液体の流量、すなわち単位時
間当たりの体積流量が濃度や色の変化によって変動する
ことになる。このように混合後のインク液体の単位時間
当たりの体積流量(以下単に流量ともいう)が濃度や色
による混合比の変化によって変動すると、最終的に形成
される画像品質が著しく低下するという問題が生じるこ
とが解った。
【0011】すなわち、前記した従来のインクジェット
方式による画像形成技術においては、一回の吐出動作で
形成される液滴の体積(吐出体積)はほぼ一定であるの
に対し、吐出口(ジェット生成部)へ新たに逐次供給さ
れる混合後のインクの液体流量が変動するからである。
例えば混合後のインクの供給流量が多い場合には、一回
の吐出動作で吐出できる液滴量を超えることになり、吐
出口内部に残った液体が次の画素の液滴に混入すること
になる。また混合後のインクの供給流量が少ない場合に
は次の画素に対する液滴の一部を取り込んでしまう。こ
のため画質に悪影響を及ぼすことになるものである。
【0012】前記先行技術文献7に示された従来技術
は、1つのノズルからは単一色のインクを吐出するもの
であるから、1つの画素を複数(3色または4色以上)
のインク滴で形成することになる。このため画素密度を
高めることが困難であり、画質向上にも制約があるとい
う問題があった。
【0013】また前記した従来のインクジェット方式
は、いずれも1つのインク吐出口に対して1つのインク
滴吐出手段とその駆動回路すなわちドライバー回路(以
下吐出ドライバともいう)を備えていた。すなわちイン
ク吐出口ごとにインク滴吐出エネルギーを付与するヒー
タやダイヤフラムを別々に設け、これらをそれぞれ独立
したドライバー回路で別々に駆動するものであった。
【0014】この結果画像形成中においても画像形成に
寄与しないインクの吐出口に対してはインク滴吐出手段
を不作動とすることにより、画像形成に必要なインク滴
だけを選択的に吐出させることが可能になる。しかしこ
のために、ドライバー回路をインク吐出口の数と同数設
けることが必要になり、装置の構造が複雑になるという
問題があった。
【0015】この発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、複数の濃度および/または色が異なるイン
ク液を混合することによって所望の濃度および/または
色のインク液体(液体)を生成し、このインク液体を画
像受容体へ飛翔させて画像を形成する場合に、画像品質
を向上させることができると共に装置の構造を簡素化し
てその製作性を向上させることができるインクジェット
記録方法を提供することを第1の目的とする。またこの
方法の実施に直接使用する装置を提供することを第2の
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明によれば第1の
目的は、複数のインクをそれらの混合割合を画像信号に
基づいて変化させつつ吐出する複数のインク吐出口をイ
ンク吐出口と画像受容体との相対移動方向に対して直交
またはほぼ直交する方向に並設し、これらのインク吐出
口から吐出されるインク滴を画像受容体に飛翔させるこ
とによって画像を形成するインクジェット記録方法にお
いて、前記複数のインクの少なくとも1つを乾燥後に実
質的に画像を形成しない画像非形成インクとし、少なく
とも画像形成中には複数のインク吐出口から略一定量の
インク滴を吐出する一方、前記複数のインク吐出口にそ
れぞれ設けたインク滴吐出手段を共通の吐出ドライバに
よって同時に並列駆動することを特徴とするインクジェ
ット記録方法、により達成される。
【0017】ここに複数のインクのうち少なくとも1つ
は画像非形成インクとしたから、インク吐出口から吐出
されるインク滴を常に一定量に管理することができる。
例えば画像を形成しないインク滴は画像非形成インクで
形成すればよいので、インク滴を常に一定量に管理でき
る。このため複数のインク吐出口からインク滴を同時に
吐出させながら画像を形成することが可能になる。
【0018】複数のインク吐出口は互いに隣接しないイ
ンク吐出口ごとにグループ分けし、それぞれのグループ
に含まれる複数のインク吐出手段を各グループごとに別
々に設けた吐出ドライバで同時に並列駆動するようにす
れば、隣接するインク吐出口に流れるインク間の干渉を
防ぐのに適する。すなわち隣接するインク吐出口に共通
のインク流路からインクが流れ込む場合に、共通のイン
ク流路から隣接するインク吐出口に流れ込むタイミング
がずれることになるからである。この場合に、隣接する
インク滴吐出手段を駆動する2つの吐出ドライバは駆動
タイミングが異なるように設定すれば一層好ましい。
【0019】同一の目的は、複数のインクをそれらの混
合割合を画像信号に基づいて変化させつつ吐出する複数
のインク吐出口をインク吐出口と画像受容体との相対移
動方向に対して直交またはほぼ直交する方向に並設し、
これらのインク吐出口から吐出されるインク滴を画像受
容体に飛翔させることによって画像を形成するインクジ
ェット記録方法において、前記複数のインクのうち少な
くとも1つを乾燥後に実質的に画像を形成しない画像非
形成インクとし、少なくとも画像形成中には複数のイン
ク吐出口から略一定量のインク滴を吐出する一方、隣接
する複数のインク吐出口からそれぞれ吐出されるインク
を共通1個のインク滴吐出手段により同時に吐出させる
ことを特徴とするインクジェット記録方法、によっても
達成される。
【0020】この場合には隣接するインク吐出口に対し
て共通のインク滴吐出手段を使ってインク滴を吐出する
から、インク吐出ヘッド(記録ヘッド)自身の構造が簡
単になる。
【0021】複数のインクの流量(インク流量)は種々
の方法により制御することができる。例えば各インク流
路へのインク供給圧力を一定に保ちつつ、各インクの流
路の断面積をピエゾ素子によって変化させるものが可能
である。この場合流路に臨むダイヤフラム弁をピエゾ素
子で開閉する。ピエゾ素子は素子自身の機械的固有振動
数(共振周波数)で駆動することができ、この周波数の
パルス数を変えることにより素子の駆動時間を変え、流
量を制御する。ピエゾ素子はアナログ信号によって連続
的にその歪量(ダイヤフラム弁の開度)を制御すること
もでき、この場合にはアナログ信号の電圧により流量を
制御する。
【0022】複数のインクの流量を全てこのピエゾ素子
を用いて制御する場合は、これらのピエゾ素子で制御す
るインク流路断面積の合計が常に一定になるようにし
て、インク吐出口から吐出されるインク滴の量を略一定
に制御することができる。例えば各ピエゾ素子の駆動時
間パルス数の合計が一定になるようにしたり、アナログ
信号の合計電圧が一定になるようにする。
【0023】各インク流路に供給する流量をインク供給
ポンプの吐出量を変えることにより制御してもよい。例
えばこのインク供給ポンプをパルスモータ(ステッピン
グモータ)で駆動し、このパルスモータの駆動パルス数
によってインク流量を制御することができる。インク供
給ポンプは、インク流路に設けた少なくとも1つの逆止
弁と、この逆止弁近傍に設けたキャビティ部と、このキ
ャビティ部の容量を変化させる可動部材とを備え、この
キャビティ部の容量を変化させることによってインクを
吐出するものが使用可能である。
【0024】ここに用いる逆止弁は、インクの流れ方向
とその逆方向との抵抗が前者で小さく後者で大きくなる
ような幾何学的形状のもので構成でき、このような逆止
弁であれば可動部分が無く、集積回路やプリント配線板
の製造方法やマイクロマシンの製造方法などを利用して
製作することが可能である。インク供給ポンプはパルス
モータにより駆動するものであってもよい。
【0025】複数のインク流路にそれぞれパルスモータ
駆動のインク供給ポンプを設けた場合には、インク供給
ポンプをそれぞれ駆動するパルスモータの合計駆動パル
ス数を常に一定にすることにより、インク液体の合計流
量を一定に制御し、インク滴を略一定量にすることがで
きる。なおここで用いるインク供給ポンプは、モータの
回転量に吐出量が比例する容積型のものが望ましく、例
えば円形のケース内面に密着させた可撓性チューブを内
周側から偏心輪で一定方向にしごく形式のポンプや、ベ
ーンポンプ、ギヤポンプなどが適する。
【0026】各インク流路に設けるインク供給ポンプ
は、ピエゾ素子と逆止弁とで形成することができる。こ
の場合ピエゾ素子は素子に固有な機械的共振周波数で駆
動されるダイヤフラム弁となる。各ピエゾ素子の駆動周
波数のパルス数(一定時間内あるいは単位時間内のパル
ス数)の合計(各ピエゾ素子のパルス数の合計)が、常
に一定になるように各ピエゾ素子を制御することにより
インクの合計吐出体積流量を一定にし、インク滴を略一
定量にすることができる。
【0027】複数のインクに代えて、反応により発色す
る複数の物質のうち一部の物質をマイクロカプセル化し
て他の物質中に分散させたマイクロカプセル分散液を用
いることができる。この場合マイクロカプセル壁膜を加
熱量によって物質透過量が変化するものとすれば、分散
液の加熱量を画像信号に基づいて変化させることによ
り、画像信号に基づいて濃度および/または色を変化さ
せることができる。
【0028】また分散液を画像信号に基づいて濃度およ
び/または色を発色させた後には、その後の濃度変化反
応および/または発色反応(以下単に発色反応という)
を停止させるのがよい。そのためには、例えば分散液に
紫外線などの電磁波を照射することにより少なくとも一
種の物質を分解させて、カップリング能力のない淡色の
分解物に変化させておくのがよい。こうすれば画像記録
後に加わる衝撃や熱などによる濃度や色の変化を防ぐこ
とができる。
【0029】この発明によれば前記第2の目的は、複数
のインクをそれらの混合割合を画像信号に基づいて変化
させつつ吐出する複数のインク吐出口をインク吐出口と
画像受容体との相対移動方向に対して直交またはほぼ直
交する方向に並設し、これらのインク吐出口から吐出さ
れるインク滴を画像受容体に飛翔させることによって画
像を形成するインクジェット記録装置において、複数の
インクの一部である乾燥後に実質的に画像を形成しない
画像非形成インクの供給手段と、複数のインクの一部で
ある乾燥後に実質的に画像を形成する画像形成インクの
供給手段と、インク吐出口に供給される複数のインクの
合計を略一定量に制御する制御部と、インク吐出口ごと
にそれぞれ別々に設けたインク滴吐出手段と、複数のイ
ンク滴吐出手段を1つのグループとして少くとも画像形
成中に同時に並列駆動する吐出ドライバと、を備えるこ
とを特徴とするインクジェット記録装置、により達成さ
れる。
【0030】隣接する複数のインク吐出口を1グループ
とし、各グループに含まれるインク吐出口からそれぞれ
インク滴を同時に吐出させるインク滴吐出手段を各グル
ープごとに設けることができる。この場合には吐出ドラ
イバだけでなくインク滴吐出手段の数も少なくなり、イ
ンク吐出ヘッド(記録ヘッド)の構造も簡単になる。
【0031】インク滴吐出手段は、インクを核沸騰させ
ることにより吐出させるヒータで形成したり、ピエゾ素
子や静電引力あるいは静電斥力により駆動されるダイヤ
フラムで形成することができる。複数のインクに代え
て、反応により発色する複数の物質のうち一部の物質を
マイクロカプセル化して他の物質中に分散させたマイク
ロカプセル分散液を用いることができる。
【0032】この場合にはマイクロカプセルの壁膜の物
質透過量を、ヒータによる熱などにより変化させること
により、画像信号に基づいて濃度および/または色を変
化させることができる。そしてこの液をダイヤフラムで
形成されるインク滴吐出手段により画像受容体に飛翔さ
せるように構成することができる。なおヒータにより発
色(濃度変化を含む)させた後は不用な発色を防止する
ために少なくとも一種の反応物質を分解させておくのが
よい。そのためには電磁波源(紫外線ランプなど)を設
けておくのがよい。
【0033】
【実施態様】図1は本発明の一実施態様である画像形成
装置の概念図、図2はここに用いるインクジェット記録
装置の拡大断面図、図3はインク吐出ヘッドの平面図、
図4はインク滴吐出手段の駆動系を示す図である。図1
において符号10はプラテン、12はこのプラテン10
に巻掛けられた画像受容体としてのプリント用紙であ
る。このプリント用紙12はプラテン10の図上時計方
向の回転によって一定速度で矢印方向に送られる。
【0034】14は下塗り部であり、インクの付着性を
向上させて画質の向上を図るために透明な下塗り液をプ
リント用紙12に塗布する。16はインク吐出ヘッド
(記録ヘッド)であり、第1のインクと第2のインクと
を混合してプリント用紙12に導くことによりプリント
用紙12に画像を形成する。18はこのインク吐出ヘッ
ド16で画像が形成されたプリント用紙12を加熱し、
インクを乾燥させるヒータである。
【0035】インク吐出ヘッド16は図2に示すよう
に、第1のインク流路20と、第2のインク流路22
と、これらの各流路20,22の流路断面積を変化させ
るインク流量制御手段としての流量制御弁24,26と
を備える。第1のインクとしては画像非形成インク、す
なわち乾燥した時に無色透明となるインクであり、酸化
防止剤や紫外線吸収剤などの退色防止剤を含む。第2の
インクは例えば黒色のインクである。
【0036】これら第1および第2のインクはそれぞれ
インクタンク28,30に収容され、これらのインクタ
ンク28,30からインク供給手段としてのインク供給
ポンプ32,34によってそれぞれ第1および第2のイ
ンク流路20,22に一定圧力で送出される。ここで用
いるポンプ32,34として例えばインク吐出側に圧力
調整弁を備え、吐出圧を一定に保持する構造のものが適
する。
【0037】流量制御弁24,26は、例えばピエゾ素
子の歪みによってインク流路20,22内に進退動する
ダイヤフラム24A、26Aを有する。これらのピエゾ
素子は、制御部36(図1)によって、各インク通路2
0,22から供給される第1および第2のインクの合計
供給量S0を常に略一定とするように制御される。
【0038】この制御部36は、図2に示すように演算
部38とドライバ40,42を備える。演算部38は、
濃度信号(画像信号)に基づいて第1および第2のイン
クの混合割合(S1/S2)を演算する。ここに第1およ
び第2のインクの供給量S1,S2は、その合計(S1
2)が一定量S0となるように決める。ドライバ40,
42は各流路20,22の供給量がS1,S2となるよう
にピエゾ素子を駆動する。
【0039】例えばピエゾ素子は素子固有の機械的な共
振周波数を有するパルスによって駆動され、このパルス
数によってダイヤフラムの開閉回数が制御され、その結
果流量S1,S2が制御されるように構成することができ
る。この場合に、インク流路20,22の流路抵抗やイ
ンク供給圧力やダイヤフラム24A、26Aの開閉条件
等が揃っているものとすれば、ピエゾ素子の駆動パルス
数の合計が一定になるように制御することにより、合計
流量S0=S1+S2を一定に管理することができる。
【0040】なおこの実施態様では、流量制御弁24、
26はダイヤフラム24A、26Aの変位により容積が
変化するキャビティ部24B、26Bを持つ。そしてこ
れらキャビティ部24B、26Bにインク供給ポンプ3
2、34から流入する第1および第2のインクの流入抵
抗は、これらキャビティ部24B、26Bから混合室4
4へ流出する流出抵抗よりも大きくなるように、各部の
幾何学的形状等が設定されている。
【0041】また第2のインクが混合室44に流出する
インク吐出口26Bは、混合室44の内壁面よりも混合
室44内へ突出している。このため第2のインクは、混
合室44の内壁に付着することなく透明な第1のインク
の流れの中に吐出され、第1のインクに包まれた状態で
インク吐出口46に導かれる。インク吐出口46からは
インク滴吐出手段としてのヒータ48によりインク滴5
0が吐出され、このインク滴50はプリント用紙12に
飛翔してプリント用紙12に画像を形成する。
【0042】このインク滴吐出手段となるヒータ48
は、混合室44の内面に設けられ、インク吐出口46の
混合室44側の開口に近接して対向する。すなわちこの
ヒータ48は、混合室44に対して直交するインク吐出
口46の開口方向(インク滴飛翔方向)に直交する平面
上に位置する。このヒータ48は、吐出ドライバ52に
よって発熱される。この発熱によりこのヒータ48に接
触するインクを加熱して核沸騰させ、この時の体積膨張
により発生する圧力によりインクをインク吐出口46か
ら液滴として吐出させるものである。
【0043】すなわちこの実施態様は、インク滴吐出方
向がヒータ48による吐出力の付与方向(ヒータ48の
表面に垂直な方向)と平行となるいわゆるroof-shooter
タイプ(あるいはtop-shooterタイプ)となっている。
しかしこの発明は、インク滴吐出方向がインク滴吐出手
段の吐出力付与方向に対して直交するいわゆるside-sho
oterタイプであってもよい。
【0044】この実施態様ではインク滴吐出手段として
のヒータ48は、図3に示すように各インク吐出口46
に対して1つずつ設けられている。すなわち各画素に対
応する各インク吐出口46に連続するチャンネルごとに
このヒータ48は設けられる。ここに複数のヒータ48
は、図4に示すように共通の吐出ドライバ52によって
同時に並列駆動される。このような方法が可能になるの
は、次の理由による。すなわち、各インク吐出口46か
ら吐出されるインク滴50は、透明な第1のインクと画
像形成用の第2のインクとで構成されるから、少なくと
も画像形成中には全てのインク吐出口46から略同一量
のインク滴を吐出させることができるからである。換言
すれば、画像形成用のインクだけを画像信号に基づいて
選択したインク吐出口だけから吐出する方法ではないか
らである。
【0045】ここに隣接するインク吐出口46のヒータ
48は、異なる吐出ドライバ52(52A〜52H)に
より駆動する。このように隣接するヒータ48を異なる
吐出ドライバ52で駆動することにより、隣接するイン
ク吐出口46に対するインクの流れに僅かなタイミング
のずれを発生させ、各チャンネル間の干渉を防ぐことが
可能になる。この場合、隣接するチャンネルの吐出ドラ
イバ52の駆動タイミングを変えておけば、前記の干渉
は一層確実に防止できる。
【0046】例えば図4の実施態様では、互いに隣接し
ないチャンネルA、G、E、Cの吐出ドライバ52A、
52G、52E、52Cの駆動タイミングを一致させ、
チャンネルD、B、H、Fの吐出ドライバ52D、52
B、52H、52Fの駆動タイミングを一致させる。そ
して前者のグループ(52A、52G、52E、52
C)と後者のグループ(52D、52B、52H、52
F)との駆動タイミングが一致しないようにすればよ
い。
【0047】
【他の実施態様】図5は他の実施態様を示す平面図、図
6はその側断面図である。この実施態様のインク吐出ヘ
ッド16Aは共通の第1のインク流路20A内に異なる
色の画像形成液を吐出するものである。すなわち第1の
インク流路20Aの一端に透明液(画像非形成液)吐出
口20Aaを設け、第1のインク流路20A内に透明液
Lの層流を形成する。そして第1のインク流路20A
の内壁に突出した4つのインク出口60からイエロー
(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)およびブラック
(K)の各インクをそれぞれ透明液CL内に吐出するも
のである。
【0048】また第1のインク流路20Aを流れる第1
のインク(透明液)には、各インク出口60から画像信
号に基づいて制御された所定色のインクが所定量だけ付
加されて、インク吐出口46Aに導かれる。第1のイン
ク流路20Aのこのインク吐出口46Aに近い位置に
は、インク吐出口46Aごとに別々なインク滴吐出手段
としてのダイヤフラム62が設けられている。このダイ
ヤフラム62はピエゾ素子や静電引力、静電斥力など適
宜の駆動手段により駆動される。
【0049】ダイヤフラム62は前記図4に示したよう
に、吐出ドライバにより駆動され、ダイヤフラム62の
振動に同期してインク吐出口46Aからインク滴50A
がプリント用紙(図示せず)に向って吐出される。ここ
に複数のダイヤフラム62は共通の吐出ドライバにより
同時に並列駆動される。
【0050】この実施態様によれば、各インクの吐出量
を画像信号に基づいて制御することにより、各インクの
混合割合を変え、この結果カラー画像の形成が可能にな
る。ここに各インクは透明液CLの中に吐出され、第1
のインク流路20Aの内壁に付着することがないから、
画質が向上する。
【0051】
【他の実施態様】図7は他の実施態様を示す平面図、図
8はその側断面図である。この実施態様のインク吐出ヘ
ッド16Bは、隣接する複数の画素に対するチャンネル
のインク吐出手段を1つにしてインク滴吐出手段の数を
大幅に減らし、インク吐出ヘッド16Bの構造を簡単に
したものである。
【0052】このインク吐出ヘッド16Bでは隣接する
複数の画素に対する第1のインク流路20Bをインク出
口60の上流側および下流側で連続させた。すなわち複
数のチャンネル分のインク流路20Bを仕切る隔壁をイ
ンク出口60の近傍だけ残して除去した。そして第1の
インク吐出口20Bをスリット状として、各インク流路
20B内に透明液の一定圧力の層流を形成するようにし
た。
【0053】また各インク流路20Bの下流側はスリッ
ト状のインク吐出口46Bとした。そしてこのインク吐
出口46B付近には、各インク流路20Bを横断する長
いダイヤフラム64を設け、このダイヤフラム64をイ
ンク滴吐出手段としたものである。
【0054】この実施態様では、各画素の画像信号に基
づいて濃度・色が変化するインクが各インク流路20B
からインク吐出口46B付近に導かれる。その時ダイヤ
フラム64を振動させれば、このインク吐出口46B付
近に導かれているインクがインク滴50Bとなってイン
ク吐出口46Bから吐出される。そしてこのインク滴5
0Bはプリント用紙に向って飛翔する。このインク滴5
0Bは図5,6における複数の画素に対するインク滴5
0Aを一体化したものであるが、インク滴50Bの飛翔
距離を十分に短くすることにより、各インク流路20B
のインクが均一に混ざることなく、また相対位置を大き
く変えることなくプリント用紙に付着させることができ
る。
【0055】
【他の実施態様】図9は他の実施態様であるインク吐出
ヘッド16Cの側断面図である。この実施態様では複数
のインクに代えて、マイクロカプセルを分散させたマイ
クロカプセル分散液を用いる。この場合には、例えば芯
物質としてジアゾニウム塩を含んだマイクロカプセル
を、ジアゾニウム塩と反応するカプラー(2−ヒドロキ
シ−3−ナフトエ酸アニリド等)、カップリング反応を
促進する塩基性化合物(トリフェニルグアニジンな
ど)、増感剤(フェノール化合物など)からなる乾燥後
実質的に透明な液に分散させたものを用いることができ
る。マイクロカプセルは例えばポリウレア・ウレタンを
主成分とする膜で構成し、乾燥後の屈折率を乾燥後の分
散液の屈折率とほぼ同じにすることが好ましい。
【0056】分散液に熱を加えることで、マイクロカプ
セル膜は十分に大きな物質透過性(物質透過率)を得
る。このため、カプラーおよび塩基性化合物が増感剤と
共融し、さらに増感剤の作用によりマイクロカプセルの
膜のガラス転位点が下がると共に、その温度(ガラス転
位点)以上で膜が膨潤し、膜の物質透過性(従って物質
透過量)が増大する。この結果、カプラーおよび塩基性
化合物あるいはジアゾニウム塩がカプセル膜を透過して
互いに接触し、反応して色素を形成する。すなわち発色
する。
【0057】従ってマイクロカプセルを分散したこの分
散液に画像信号で変調された熱を加えることで、吐出す
る液滴の濃度および/または色を変化させることができ
る。このようにして画像信号に基づいて分散液の加熱量
を制御することにより所望の濃度・色の吐出液を生成さ
せ、液滴吐出手段によって液滴として画像受容体(例え
ばプリント用紙)に飛翔させるものである。
【0058】図9において20Cはマイクロカプセル分
散液の流路であり、この流路20Cに対して直交する向
きに液(インク)吐出口46を持つ。この液吐出口46
Cに対向する流路20Cの内壁にはヒータ66が設けら
れている。このヒータ66は画像信号に基づいて発熱量
が制御され、この発熱量の増減によりマイクロカプセル
の物質透過量が増減する。この結果吐出液の濃度・色が
制御される。
【0059】吐出液の流路20Cの内壁にはダイヤフラ
ム68からなる液滴(インク滴)吐出手段が設けられて
いる。このダイヤフラム68は図示しない吐出ドライバ
により駆動されて往復振動すると、吐出液が加圧され、
この加圧によって液吐出口46Cから液滴50Cが吐出
される。この液滴50Cはヒータ66によって濃度・色
がすでに調整されているから、この液滴50Cを画像受
容体であるプリント用紙12に飛翔させることにより、
画像を形成することができる。
【0060】なお画像記録後の吐出液は、圧力や熱など
による不用な発色反応が発生しないのが望ましい。この
ためにはマイクロカプセルの分散液に含まれる反応物質
のうち少なくとも一種の物質を紫外線などの電磁波によ
り分解し、不用な発色反応を停止させるのがよい。この
実施態様では電磁波源として紫外線ランプ70を設けて
不用な発色反応を防いでいる。
【0061】この実施態様によれば、複数のインク流路
や各インクの流量を制御する弁を液吐出ヘッド(記録ヘ
ッド)に形成する必要がなくなる。従って液吐出ヘッド
の構成を前記図1〜8に示したものに比べて著しく簡単
にすることが可能になる。
【0062】
【他の実施態様】図10は他の実施態様であるインク吐
出ヘッド16Dの側断面図である。この実施態様は、前
記図9に示したものに対して液吐出口46Dの開口方向
を吐出液の流路20Dと平行にした点が異なる。
【0063】すなわち流路20Dの下流端をストレート
に開口させてこの開口を液吐出口46とした。またこの
液吐出口46Dの付近で流路20Dの対応する2つの壁
面に一対のヒータ72を設けた。74は液吐出手段とし
てダイヤフラム、76は紫外線ランプである。
【0064】この実施態様によれば、吐出液を一対のヒ
ータ72で両側から加熱するので、マイクロカプセルの
物質透過性を速やかにかつ確実に変化させることができ
る。このため吐出液の流速を上げて画像形成速度を上げ
ることが可能になる。ダイヤフラム74の振動により液
吐出口46Dから吐出されプリント用紙12に付着した
液滴50Dには、紫外線ランプ76の紫外線が照射さ
れ、この液滴50Dに含まれた物質例えばマイクロカプ
セル内のジアゾニウム塩が分解される。
【0065】
【他の実施態様】前記した実施態様では、インク滴(液
滴)を吐出させる方法として、ピエゾ素子でダイヤフラ
ムを振動させる方式(図5,6,7,8,9,10に示
したもので、ピエゾインクジェット方式などと呼ばれ
る)、ヒータで核沸騰させる方式(図2のもので、サー
マルインクジェット方式と呼ばれる)を説明した。
【0066】しかしこの発明では他の方式でインク滴
(液滴)を吐出させるものも包含する。例えばコンティ
ニュアスインクジェット方式、静電吸引インクジェット
方式、超音波インクジェット方式なども適用可能であ
る。
【0067】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、複数のインク
滴(液滴)吐出手段を共通の吐出ドライバにより同時に
並列駆動するから、吐出ドライバの数を減らすことがで
き、装置の構成を簡単にすることができる。
【0068】この場合に隣接しないインク吐出口(液吐
出口)ごとにグループ分けし、各グループごとに別々の
吐出ドライバで駆動すれば、隣接するチャンネルのイン
ク滴(液滴)吐出手段が異なる吐出ドライバで駆動され
ることになり、チャンネル間の干渉防止に適する(請求
項2)。特に隣接するチャンネルのインク滴(液滴)吐
出手段をそれぞれ駆動する吐出ドライバの駆動タイミン
グが異なるように設定しておけば、チャンネル間の干渉
は一層確実に防止できる(請求項3)。
【0069】請求項4の発明によれば、隣接する複数の
インク(液)吐出口から共通なインク液(液滴)吐出手
段によってインク滴(液滴)を吐出させるから、インク
(液)吐出ヘッドに設けるインク液(液滴)吐出手段の
数を大幅に減らすことができ、インク(液)吐出ヘッド
の構造を簡単にすることができる。
【0070】複数のインクに代えて、反応によって発色
する複数の物質のうち一部の物質をマイクロカプセル化
して他の物質中に分散させたマイクロカプセル分散液を
用いることができる(請求項5)。この場合にはマイク
ロカプセルの壁膜の物質透過量を画像信号に基づいて変
化させることにより吐出液の濃度および/または色を変
化させることができる。このようにすればインク(液)
吐出ヘッドの構造を大幅に単純化することができ、その
製作が容易になる。
【0071】この場合に、マイクロカプセルは加熱によ
りその物質透過性(率)を変更可能なものとすれば、ヒ
ータの加熱量を画像信号により変化させることにより容
易に吐出液の濃度・色を変化させることができる(請求
項6)。また反応物質のうち少なくとも一種は紫外線な
どの電磁波で分解可能なものとして、画像信号により濃
度・色を変化させた後にこの物質を分解することで、画
像形成後に不用意に発色して画質が悪くなるのを防ぐこ
とができる(請求項7)。
【0072】請求項8の発明によれば、請求項1の方法
の実施に直接使用する装置(インクジェット記録装置)
が得られる。請求項9の発明によれば請求項4の方法の
実施に直接使用する装置が得られる。ここに用いるイン
ク滴(液滴)吐出手段は、サーマルインクジェット方式
(請求項10)、ピエゾ素子でダイヤフラムを駆動する
インクジェット方式(請求項11)、静電引力もしくは
静電斥力によりダイヤフラムを駆動する方式(請求項1
2)などの種々の方式が使用可能である。
【0073】また複数のインクに代えて、マイクロカプ
セル分散液を用い、ヒータによる加熱量を画像信号に基
づいて変化させることによりマイクロカプセルの物質透
過量を変化させることができる(請求項13)。この場
合にはインク(液)吐出ヘッドの構造を簡単にすること
ができる。画像記録後には、この分散液に含まれる反応
物質の少なくとも一種を紫外線などの電磁波により分解
し、その後の発色反応を停止させるようにすれば、画像
形成後に不用意に発色して画質が悪くなるのを防ぐこと
ができる(請求項14)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様の画像形成装置の概念図
【図2】ここに用いるインクジェット記録装置の拡大断
面図
【図3】インク吐出ヘッドの平面図
【図4】インク滴吐出手段の駆動系を示す図
【図5】他の実施態様を示す平面図
【図6】その側断面図
【図7】他の実施態様を示す断面図
【図8】その側断面図
【図9】他の実施態様を示す側断面図
【図10】他の実施態様を示す側断面図
【符号の説明】
10 画像受容体としてのプリント用紙 16、16A〜16D インク(液)吐出ヘッド(記録
ヘッド) 20、20A〜20D 第1のインク流路 22 第2のインク流路 24、26 流量制御弁 32、34 インク供給手段としてのインク供給ポンプ 36 制御部 46、46A〜46D インク(液)吐出口 48 インク滴吐出手段としてのヒータ 50、50A〜50D インク滴(液滴) 52(52A〜52H) 吐出ドライバ 62、64、68、74 インク滴吐出手段としてのダ
イヤフラム 66、72 ヒータ 70、76 紫外線ランプ(電磁波源)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のインクをそれらの混合割合を画像
    信号に基づいて変化させつつ吐出する複数のインク吐出
    口をインク吐出口と画像受容体との相対移動方向に対し
    て直交またはほぼ直交する方向に並設し、これらのイン
    ク吐出口から吐出されるインク滴を画像受容体に飛翔さ
    せることによって画像を形成するインクジェット記録方
    法において、 前記複数のインクの少なくとも1つを乾燥後に実質的に
    画像を形成しない画像非形成インクとし、少なくとも画
    像形成中には複数のインク吐出口から略一定量のインク
    滴を吐出する一方、前記複数のインク吐出口にそれぞれ
    設けたインク滴吐出手段を共通の吐出ドライバによって
    同時に並列駆動することを特徴とするインクジェット記
    録方法。
  2. 【請求項2】 複数のインク吐出口を互いに隣接しない
    インク吐出口ごとにグループ分けし、それぞれのグルー
    プに含まれる複数のインク滴吐出手段を各グループごと
    に別々に設けた吐出ドライバで駆動する請求項1のイン
    クジェット記録方法。
  3. 【請求項3】 隣接するインク吐出口のインク滴吐出手
    段をそれぞれ駆動する吐出ドライバは駆動タイミングが
    異なる請求項2のインクジェット記録方法。
  4. 【請求項4】 複数のインクをそれらの混合割合を画像
    信号に基づいて変化させつつ吐出する複数のインク吐出
    口をインク吐出口と画像受容体との相対移動方向に対し
    て直交またはほぼ直交する方向に並設し、これらのイン
    ク吐出口から吐出されるインク滴を画像受容体に飛翔さ
    せることによって画像を形成するインクジェット記録方
    法において、 前記複数のインクのうち少なくとも1つを乾燥後に実質
    的に画像を形成しない画像非形成インクとし、少なくと
    も画像形成中には複数のインク吐出口から略一定量のイ
    ンク滴を吐出する一方、隣接する複数のインク吐出口か
    らそれぞれ吐出されるインクを共通1個のインク滴吐出
    手段により同時に吐出させることを特徴とするインクジ
    ェット記録方法。
  5. 【請求項5】 複数のインクに代えて、反応によって発
    色する複数の物質のうち一部の物質をマイクロカプセル
    化して他の物質中に分散させたマイクロカプセル分散液
    を用い、マイクロカプセル壁膜の物質透過量を画像信号
    に基づいて変化させることにより濃度および/または色
    を変化させた吐出液の液滴をインク滴吐出手段により画
    像受容体に飛翔させることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかのインクジェット記録方法。
  6. 【請求項6】 マイクロカプセルの物質透過量はヒータ
    による発熱量により制御される請求項5のインクジェッ
    ト記録方法。
  7. 【請求項7】 マイクロカプセル分散液の濃度および/
    または色を変化させた後、マイクロカプセル分散液に含
    まれる少なくとも一種の反応物質を紫外線照射により分
    解して発色反応を停止させる請求項5または6のインク
    ジェット記録方法。
  8. 【請求項8】 複数のインクをそれらの混合割合を画像
    信号に基づいて変化させつつ吐出する複数のインク吐出
    口をインク吐出口と画像受容体との相対移動方向に対し
    て直交またはほぼ直交する方向に並設し、これらのイン
    ク吐出口から吐出されるインク滴を画像受容体に飛翔さ
    せることによって画像を形成するインクジェット記録装
    置において、 複数のインクの一部である乾燥後に実質的に画像を形成
    しない画像非形成インクの供給手段と、複数のインクの
    一部である乾燥後に実質的に画像を形成する画像形成イ
    ンクの供給手段と、インク吐出口に供給される複数のイ
    ンクの合計を略一定量に制御する制御部と、インク吐出
    口ごとにそれぞれ別々に設けたインク滴吐出手段と、複
    数のインク滴吐出手段を1つのグループとして少なくと
    も画像形成中に同時に並列駆動する吐出ドライバと、を
    備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 複数のインクをそれらの混合割合を画像
    信号に基づいて変化させつつ吐出する複数のインク吐出
    口をインク吐出口と画像受容体との相対移動方向に対し
    て直交またはほぼ直交する方向に並設し、これらのイン
    ク吐出口から吐出されるインク滴を画像受容体に飛翔さ
    せることによって画像を形成するインクジェット記録装
    置において、 複数のインクの一部である乾燥後に実質的に画像を形成
    しない画像非形成インクの供給手段と、複数のインクの
    一部である乾燥後に実質的に画像を形成する画像形成イ
    ンクの供給手段と、インク吐出口に供給される複数のイ
    ンクの合計を略一定量に制御する制御部と、隣接する複
    数のインク吐出口を1グループとして各グループに対し
    て各グループに含まれるインク吐出口からそれぞれ吐出
    されるインクを同時に吐出させる共通1個のインク滴吐
    出手段とを備えることを特徴とするインクジェット記録
    装置。
  10. 【請求項10】 インク滴吐出手段は、複数のインクの
    混合割合を画像信号に基づいて変化させたインクを核沸
    騰させることにより吐出させるヒータで形成される請求
    項8または9のインクジェット記録装置。
  11. 【請求項11】 インク滴吐出手段は、ピエゾ素子で駆
    動されるダイヤフラムで形成される請求項8または9の
    インクジェット記録装置。
  12. 【請求項12】 インク滴吐出手段は、静電引力もしく
    は静電斥力により駆動されるダイヤフラムで形成される
    請求項8または9のインクジェット記録装置。
  13. 【請求項13】 複数のインクに代えて、反応により発
    色する複数の物質のうち一部の物質をマイクロカプセル
    化して他の物質中に分散させたマイクロカプセル分散液
    を用いる一方、前記マイクロカプセル分散液の通路に設
    けられマイクロカプセル壁膜の物質透過量を画像信号に
    基づいて変化させるヒータと、このヒータにより濃度お
    よび/または色を変化させた吐出液の液滴を画像受容体
    に飛翔させるインク吐出手段とを備える請求項8または
    9のインクジェット記録装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、さらにヒータに
    より濃度および/または色を変化させた吐出液に電磁波
    を照射して少なくとも一種の反応物質を分解し発色反応
    を停止させる電磁波源を有するインクジェット記録装
    置。
JP2000041077A 2000-02-18 2000-02-18 インクジェット記録方法および装置 Pending JP2001225492A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000041077A JP2001225492A (ja) 2000-02-18 2000-02-18 インクジェット記録方法および装置
US09/785,472 US6431671B2 (en) 2000-02-18 2001-02-20 Ink jet recording method and apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000041077A JP2001225492A (ja) 2000-02-18 2000-02-18 インクジェット記録方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001225492A true JP2001225492A (ja) 2001-08-21

Family

ID=18564360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000041077A Pending JP2001225492A (ja) 2000-02-18 2000-02-18 インクジェット記録方法および装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6431671B2 (ja)
JP (1) JP2001225492A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010531755A (ja) * 2007-07-03 2010-09-30 イーストマン コダック カンパニー コンティニュアス式インクジェット印刷の方法
JP2010531729A (ja) * 2007-07-03 2010-09-30 イーストマン コダック カンパニー 連続インクジェットドロップ生成デバイス
JP2010535644A (ja) * 2007-07-03 2010-11-25 イーストマン コダック カンパニー カプセル化小滴の連続インクジェット印刷
JP2020023150A (ja) * 2018-07-31 2020-02-13 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド、液体吐出モジュールおよび液体吐出装置
CN113263834A (zh) * 2020-02-17 2021-08-17 兄弟工业株式会社 液体排出头
JP7494480B2 (ja) 2020-02-17 2024-06-04 ブラザー工業株式会社 液体吐出ヘッド

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005271401A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Fuji Xerox Co Ltd インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP5600978B2 (ja) 2010-03-18 2014-10-08 セイコーエプソン株式会社 液体噴射方法、及び、液体噴射装置
US8602535B2 (en) 2012-03-28 2013-12-10 Eastman Kodak Company Digital drop patterning device and method
US8936354B2 (en) 2012-03-28 2015-01-20 Eastman Kodak Company Digital drop patterning device and method
US8939551B2 (en) 2012-03-28 2015-01-27 Eastman Kodak Company Digital drop patterning device and method
US8936353B2 (en) 2012-03-28 2015-01-20 Eastman Kodak Company Digital drop patterning device and method
US8783804B2 (en) 2012-03-28 2014-07-22 Eastman Kodak Company Functional liquid deposition using continuous liquid dispenser
US8770722B2 (en) 2012-03-28 2014-07-08 Eastman Kodak Company Functional liquid deposition using continuous liquid
KR102059136B1 (ko) * 2013-06-13 2020-02-10 삼성디스플레이 주식회사 프린트 장치
US10946649B2 (en) * 2016-04-29 2021-03-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Printing with an emulsion
GB2553300A (en) * 2016-08-30 2018-03-07 Jetronica Ltd Industrial printhead
JP7330741B2 (ja) * 2018-07-31 2023-08-22 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド、液体吐出モジュールおよび液体吐出装置
EP3603979B1 (en) * 2018-07-31 2021-06-16 Canon Kabushiki Kaisha Liquid ejection head and liquid ejection apparatus
EP3603977B1 (en) * 2018-07-31 2024-03-27 Canon Kabushiki Kaisha Liquid ejection head and liquid ejection module
US11007773B2 (en) * 2018-07-31 2021-05-18 Canon Kabushiki Kaisha Liquid ejection head, liquid ejection module, and liquid ejection apparatus
CA3167149A1 (en) * 2020-01-08 2021-07-15 Brady Worldwide, Inc. Specialized inksets and alternative fluids and related systems

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1558765A (en) 1976-02-05 1980-01-09 Nat Res Dev Printing apparatus
US4614953A (en) 1984-04-12 1986-09-30 The Laitram Corporation Solvent and multiple color ink mixing system in an ink jet
JPH03207664A (ja) 1990-01-09 1991-09-10 Fuji Xerox Co Ltd インクジェットプリンタ
JP3161635B2 (ja) 1991-10-17 2001-04-25 ソニー株式会社 インクジェットプリントヘッド及びインクジェットプリンタ
JPH07125259A (ja) 1993-11-01 1995-05-16 Canon Inc インクジェット記録ヘッド及びその階調記録制御方法
JPH09156131A (ja) 1995-12-11 1997-06-17 Sony Corp インクジェットプリンタ
JP3748149B2 (ja) 1997-03-25 2006-02-22 シチズン時計株式会社 インクジェットヘッド

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010531755A (ja) * 2007-07-03 2010-09-30 イーストマン コダック カンパニー コンティニュアス式インクジェット印刷の方法
JP2010531729A (ja) * 2007-07-03 2010-09-30 イーストマン コダック カンパニー 連続インクジェットドロップ生成デバイス
JP2010535644A (ja) * 2007-07-03 2010-11-25 イーストマン コダック カンパニー カプセル化小滴の連続インクジェット印刷
JP2020023150A (ja) * 2018-07-31 2020-02-13 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド、液体吐出モジュールおよび液体吐出装置
JP7317560B2 (ja) 2018-07-31 2023-07-31 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド、液体吐出モジュールおよび液体吐出装置
CN113263834A (zh) * 2020-02-17 2021-08-17 兄弟工业株式会社 液体排出头
JP7494480B2 (ja) 2020-02-17 2024-06-04 ブラザー工業株式会社 液体吐出ヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
US20010015735A1 (en) 2001-08-23
US6431671B2 (en) 2002-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001225492A (ja) インクジェット記録方法および装置
US6464336B1 (en) Ink jet printing with color-balanced ink drops mixed using bleached ink
KR100242804B1 (ko) 잉크제트프린트헤드및잉크제트프린터
US6341852B1 (en) Method and apparatus for forming image with feedback control of recording liquid
US6561608B1 (en) Image forming method and apparatus
US20130063507A1 (en) Image forming apparatus including recording head for ejecting liquid droplets
US6517178B1 (en) Image forming method and apparatus
US6582054B2 (en) Image forming apparatus
JPH11192722A (ja) インクジェット・プリントカートリッジ
JPH1076654A (ja) 液体吐出方法、液供給方法、液体吐出ヘッド、該液体吐出ヘッドを用いた液体吐出ヘッドカートリッジ、及び液体吐出装置
US6443551B1 (en) Method and apparatus for forming image using image forming liquid enveloped in image non-forming liquid
EP1310374A1 (en) Ink jet printing with pre-mixed, color-balanced ink drops
US6663236B2 (en) Ink jet printing with color-balanced ink drops mixed using colorless ink
JPH0952378A (ja) プリンタ装置
JP2000246920A (ja) 画像形成方法、装置および記録ヘッド
JP2001232792A (ja) 液体輸送装置
US6328436B1 (en) Electro-static particulate source, circulation, and valving system for ballistic aerosol marking
US6042209A (en) Microfluidic printing with optical density control
JP3974301B2 (ja) 画像形成方法、装置および記録ヘッド
JPH11198418A (ja) カラー画像形成方法およびカラー画像形成装置
JP2001047641A (ja) 画像形成装置
JP2001260344A (ja) 画像形成方法および装置
JP2001047625A (ja) 画像記録ヘッドおよび画像形成装置
JP4286421B2 (ja) 液体輸送装置
JP2024033148A (ja) 液体吐出ヘッド、および液体吐出装置