JP2001224890A - 洗濯機および洗濯物量の検出方法 - Google Patents
洗濯機および洗濯物量の検出方法Info
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- JP2001224890A JP2001224890A JP2000037778A JP2000037778A JP2001224890A JP 2001224890 A JP2001224890 A JP 2001224890A JP 2000037778 A JP2000037778 A JP 2000037778A JP 2000037778 A JP2000037778 A JP 2000037778A JP 2001224890 A JP2001224890 A JP 2001224890A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型の業務用洗濯機に適用して、洗濯物の入
れ過ぎによる洗濯品質の低下の防止を図ることができる
洗濯機および洗濯物量の検出方法を提供する。 【解決手段】 前面に設けられた洗濯物の出し入れ用の
ドアから多量の洗濯物を洗濯槽内の回転ドラム内に収納
し、一度に多量の洗濯物を洗濯処理する業務用洗濯機に
おいて、上記洗濯物３の出し入れ用のドア５の天地方向
に、洗濯物検知センサー４を複数個設け、上記洗濯槽２
内の回転ドラム１内に収納された洗濯物３の量を、洗濯
物検知センサー４の検出に基づいて洗濯物３の嵩高さで
測定し、洗濯液量，洗剤量，洗濯時間等の条件を最適値
に自動設定する制御装置１１を設けたこと。
れ過ぎによる洗濯品質の低下の防止を図ることができる
洗濯機および洗濯物量の検出方法を提供する。 【解決手段】 前面に設けられた洗濯物の出し入れ用の
ドアから多量の洗濯物を洗濯槽内の回転ドラム内に収納
し、一度に多量の洗濯物を洗濯処理する業務用洗濯機に
おいて、上記洗濯物３の出し入れ用のドア５の天地方向
に、洗濯物検知センサー４を複数個設け、上記洗濯槽２
内の回転ドラム１内に収納された洗濯物３の量を、洗濯
物検知センサー４の検出に基づいて洗濯物３の嵩高さで
測定し、洗濯液量，洗剤量，洗濯時間等の条件を最適値
に自動設定する制御装置１１を設けたこと。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転ドラム内に収
納された洗濯物の量を、洗濯物検知センサーの検出に基
づいて洗濯物の嵩高さで測定し、洗濯液量，洗剤量，洗
濯時間等の条件を最適値に自動設定する業務用洗濯機
（水洗機，ドライクリーナ）等の洗濯機、および洗濯機
の洗濯槽へ投入される洗濯物量の検出方法に関する。
納された洗濯物の量を、洗濯物検知センサーの検出に基
づいて洗濯物の嵩高さで測定し、洗濯液量，洗剤量，洗
濯時間等の条件を最適値に自動設定する業務用洗濯機
（水洗機，ドライクリーナ）等の洗濯機、および洗濯機
の洗濯槽へ投入される洗濯物量の検出方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３に従来例として「特願平８−１０８
８１（特開平９−２０１４８３）」のモータ特性から洗
濯物重量を測定する方法の側面縦断面図を示す。
８１（特開平９−２０１４８３）」のモータ特性から洗
濯物重量を測定する方法の側面縦断面図を示す。
【０００３】図３において、回転ドラム３１は、洗濯槽
３２内に配置されており、この回転ドラム３１内に洗濯
物３３が収納される。洗濯物３３は前面に設けられたド
ア３５から回転ドラム３１内に入れられ、ドア３５に設
けられたガラス窓３６から内部が覗けるようになってい
る。回転ドラム３１は、洗濯槽３２を貫通して設けられ
た回転軸３７に支持されており、この回転軸３７に装着
されたドラムプーリ３８にベルト３９を介してモータ４
０の動力が伝達される。４１は制御装置である。
３２内に配置されており、この回転ドラム３１内に洗濯
物３３が収納される。洗濯物３３は前面に設けられたド
ア３５から回転ドラム３１内に入れられ、ドア３５に設
けられたガラス窓３６から内部が覗けるようになってい
る。回転ドラム３１は、洗濯槽３２を貫通して設けられ
た回転軸３７に支持されており、この回転軸３７に装着
されたドラムプーリ３８にベルト３９を介してモータ４
０の動力が伝達される。４１は制御装置である。
【０００４】図３を用いて、従来法として家電製品で一
般的に多用されている洗濯物重量の測定方法について説
明する。図３において、洗濯物重量の測量は、ドア３５
を開け洗濯物３３を回転ドラム３１に収納後、モータ４
０を起動してから一定速度に達するまでの時間と、高速
回転からのモータ４０の電源を切って回転ドラム３１が
慣性で回転している時間の関係から、収納された洗濯物
量を検出する。
般的に多用されている洗濯物重量の測定方法について説
明する。図３において、洗濯物重量の測量は、ドア３５
を開け洗濯物３３を回転ドラム３１に収納後、モータ４
０を起動してから一定速度に達するまでの時間と、高速
回転からのモータ４０の電源を切って回転ドラム３１が
慣性で回転している時間の関係から、収納された洗濯物
量を検出する。
【０００５】この場合、一定の回転までの立上時間と回
転ドラム３１が慣性で回り続ける時間が長いほど洗濯物
量が多く、逆に時間が短いほど少ないので、このような
洗濯物重量と時間の関係のデータを予めマイコンに格納
しておき、この回り続ける時間を検出して該データによ
り洗濯物重量を測定している。
転ドラム３１が慣性で回り続ける時間が長いほど洗濯物
量が多く、逆に時間が短いほど少ないので、このような
洗濯物重量と時間の関係のデータを予めマイコンに格納
しておき、この回り続ける時間を検出して該データによ
り洗濯物重量を測定している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一度に５０ｋ
ｇを超える洗濯物を処理する業務用洗濯機は、回転ドラ
ムの剛性を十分に高める必要性から回転ドラム自体の重
量が非常に重くなり、洗濯物の重量変化が回転ドラムの
自重に吸収されてしまう為、前述の家電製品での従来法
では洗濯物重量とドラム回転時間とに相関関係がとれ
ず、洗濯物重量の収納前での別計量または熟練作業者の
経験に頼り、ともすれば規定重量以上を入れてしまい、
適正な洗浄と乾燥ができず洗濯品質の低下を招いてい
る。
ｇを超える洗濯物を処理する業務用洗濯機は、回転ドラ
ムの剛性を十分に高める必要性から回転ドラム自体の重
量が非常に重くなり、洗濯物の重量変化が回転ドラムの
自重に吸収されてしまう為、前述の家電製品での従来法
では洗濯物重量とドラム回転時間とに相関関係がとれ
ず、洗濯物重量の収納前での別計量または熟練作業者の
経験に頼り、ともすれば規定重量以上を入れてしまい、
適正な洗浄と乾燥ができず洗濯品質の低下を招いてい
る。
【０００７】本発明は、上記課題を解決し、大型の業務
用洗濯機に適用して、洗濯物の入れ過ぎによる洗濯品質
の低下の防止を図ることができる洗濯機および洗濯物量
の検出方法を提供することを目的とする。
用洗濯機に適用して、洗濯物の入れ過ぎによる洗濯品質
の低下の防止を図ることができる洗濯機および洗濯物量
の検出方法を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、前面に設けられた洗濯物の出し入れ用のド
アから多量の洗濯物を洗濯槽内の回転ドラム内に収納
し、一度に多量の洗濯物を洗濯処理する業務用洗濯機で
ある。そして、上記洗濯物の出し入れ用のドアに付属す
る内部観察用ガラス窓の天地方向に、洗濯物検知センサ
ーを複数個設ける。この洗濯物検知センサーは、洗濯物
の出し入れ用のドアに付属する内部観察用ガラス窓の天
地方向に１列または複数列設ける。この洗濯物検知セン
サーによって上記洗濯槽内の回転ドラム内に収納された
洗濯物の量を、洗濯物の嵩高さで測定する。この場合、
上記洗濯槽内の回転ドラム内に収納された洗濯物の嵩高
さを、各列の洗濯物検知センサーによってそれぞれ検出
し、各列の洗濯物検知センサーによって検出された検出
値の平均から上記洗濯槽内の回転ドラム内に収納された
洗濯物の量を測定することができる。そして、この検出
された嵩高さに基づいて、洗濯液量，洗剤量，洗濯時間
等の条件を制御装置により最適値に自動設定する。
決するため、前面に設けられた洗濯物の出し入れ用のド
アから多量の洗濯物を洗濯槽内の回転ドラム内に収納
し、一度に多量の洗濯物を洗濯処理する業務用洗濯機で
ある。そして、上記洗濯物の出し入れ用のドアに付属す
る内部観察用ガラス窓の天地方向に、洗濯物検知センサ
ーを複数個設ける。この洗濯物検知センサーは、洗濯物
の出し入れ用のドアに付属する内部観察用ガラス窓の天
地方向に１列または複数列設ける。この洗濯物検知セン
サーによって上記洗濯槽内の回転ドラム内に収納された
洗濯物の量を、洗濯物の嵩高さで測定する。この場合、
上記洗濯槽内の回転ドラム内に収納された洗濯物の嵩高
さを、各列の洗濯物検知センサーによってそれぞれ検出
し、各列の洗濯物検知センサーによって検出された検出
値の平均から上記洗濯槽内の回転ドラム内に収納された
洗濯物の量を測定することができる。そして、この検出
された嵩高さに基づいて、洗濯液量，洗剤量，洗濯時間
等の条件を制御装置により最適値に自動設定する。
【０００９】こうして、洗濯槽内の回転ドラム内に洗濯
物の入れ過ぎによる洗濯品質の低下の防止を図ることが
できる。
物の入れ過ぎによる洗濯品質の低下の防止を図ることが
できる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しながら詳細に説明する。
参照しながら詳細に説明する。
【００１１】図１および図２において、回転ドラム１
は、洗濯槽２内に収納されており、この回転ドラム１内
に洗濯物３が収納される。４は洗濯物３の嵩高さを検知
するための光電式センサー等の洗濯物検知センサーであ
る。この洗濯物検知センサー４は、洗濯物３の出し入れ
用のドア５に付属している回転ドラム１の中の様子を観
察するためのガラス窓６の外表面に、天地方向に複数個
設置されている。洗濯物３の出し入れ用のドア５には、
ハンドル７が設けられている。
は、洗濯槽２内に収納されており、この回転ドラム１内
に洗濯物３が収納される。４は洗濯物３の嵩高さを検知
するための光電式センサー等の洗濯物検知センサーであ
る。この洗濯物検知センサー４は、洗濯物３の出し入れ
用のドア５に付属している回転ドラム１の中の様子を観
察するためのガラス窓６の外表面に、天地方向に複数個
設置されている。洗濯物３の出し入れ用のドア５には、
ハンドル７が設けられている。
【００１２】回転ドラム１は、洗濯槽２を貫通して設け
られた回転軸１ａに支持されており、この回転軸１ａに
装着されたドラムプーリ８にベルト９を介してモータ１
０の動力が伝達される。制御装置１１は、洗濯物検知セ
ンサー４からの検知信号に基づいて適正な洗濯液量，洗
剤量，洗濯時間等を自動的にコントロールするものであ
る。この制御装置１１は、洗濯物３の収納過多の場合に
ついては、ブザー，ランプ等によって警報を発して洗濯
物３の適性収納量である回転ドラム１の中心線以下をキ
ープさせることにより、適正な洗濯物量内での運転を確
保するものである。
られた回転軸１ａに支持されており、この回転軸１ａに
装着されたドラムプーリ８にベルト９を介してモータ１
０の動力が伝達される。制御装置１１は、洗濯物検知セ
ンサー４からの検知信号に基づいて適正な洗濯液量，洗
剤量，洗濯時間等を自動的にコントロールするものであ
る。この制御装置１１は、洗濯物３の収納過多の場合に
ついては、ブザー，ランプ等によって警報を発して洗濯
物３の適性収納量である回転ドラム１の中心線以下をキ
ープさせることにより、適正な洗濯物量内での運転を確
保するものである。
【００１３】次に、前記実施の形態の作用について説明
する。一般に、汚れた洗濯物３を奇麗に洗濯するために
汚れた洗濯物３は人手によって、ハンドル７によってド
ア５を開放し、洗濯槽２の中に内蔵された回転ドラム１
に収納して、制御装置１１に設置された操作パネルから
洗濯コースを選び、運転をスタートする。そして、ドア
５に付属する洗濯物３の観察用ガラス窓６に、設けられ
た複数個の洗濯物検知センサー４によって、回転ドラム
１に収納された洗濯物３の量を洗濯物３の嵩高さとして
検知する。この検知信号を付属する制御装置１１に検知
信号として転送して、適正な洗濯液量，洗剤量，洗濯時
間等を自動的にコントロールする。また、洗濯物３の収
納過多の場合については、ブザー，ランプ等によって警
報を発して洗濯物３の適性収納量である回転ドラム１の
中心線以下をキープさせることにより、適正な洗濯物量
内での運転を確保する。
する。一般に、汚れた洗濯物３を奇麗に洗濯するために
汚れた洗濯物３は人手によって、ハンドル７によってド
ア５を開放し、洗濯槽２の中に内蔵された回転ドラム１
に収納して、制御装置１１に設置された操作パネルから
洗濯コースを選び、運転をスタートする。そして、ドア
５に付属する洗濯物３の観察用ガラス窓６に、設けられ
た複数個の洗濯物検知センサー４によって、回転ドラム
１に収納された洗濯物３の量を洗濯物３の嵩高さとして
検知する。この検知信号を付属する制御装置１１に検知
信号として転送して、適正な洗濯液量，洗剤量，洗濯時
間等を自動的にコントロールする。また、洗濯物３の収
納過多の場合については、ブザー，ランプ等によって警
報を発して洗濯物３の適性収納量である回転ドラム１の
中心線以下をキープさせることにより、適正な洗濯物量
内での運転を確保する。
【００１４】上記実施の形態によれば、洗濯槽２の中の
回転ドラム１への洗濯物３の収納量を、ドア５に付属す
る回転ドラム１の内部観察用のガラス窓６の天地方向
に、洗濯物３用の検知センサー４を複数個設ける事によ
り、回転ドラム１内に収納された洗濯物３の量を洗濯物
３の嵩高さで自動検知することができる。この検知信号
に基づいて洗濯物３の入れ過ぎを防止し適正な洗濯量が
キープでき、且つ洗濯液量，洗剤量，洗濯時間等を最適
条件に自動設定することにより、高品質な仕上がりを維
持しつつ総合的な省エネができる。
回転ドラム１への洗濯物３の収納量を、ドア５に付属す
る回転ドラム１の内部観察用のガラス窓６の天地方向
に、洗濯物３用の検知センサー４を複数個設ける事によ
り、回転ドラム１内に収納された洗濯物３の量を洗濯物
３の嵩高さで自動検知することができる。この検知信号
に基づいて洗濯物３の入れ過ぎを防止し適正な洗濯量が
キープでき、且つ洗濯液量，洗剤量，洗濯時間等を最適
条件に自動設定することにより、高品質な仕上がりを維
持しつつ総合的な省エネができる。
【００１５】また、上記洗濯物３用の検知センサー４を
天地方向と直交する方向に所定の間隔で複数列にするこ
とによって、より高精度の検出を行うことができる。す
なわち、検知センサー４を複列の多段に構成すれば、回
転ドラム１のドラム軸に直角な断面に投影される洗濯物
３の外形形状曲線の位置を各列の検知センサー４は異な
った位置で検出する。洗濯物３の投入量に対して外形形
状曲線が一意的に決まらず、ばらつきを生じるのは避け
られないので、各列で測定判別された嵩高さを平均すれ
ば、より精度が上がる。
天地方向と直交する方向に所定の間隔で複数列にするこ
とによって、より高精度の検出を行うことができる。す
なわち、検知センサー４を複列の多段に構成すれば、回
転ドラム１のドラム軸に直角な断面に投影される洗濯物
３の外形形状曲線の位置を各列の検知センサー４は異な
った位置で検出する。洗濯物３の投入量に対して外形形
状曲線が一意的に決まらず、ばらつきを生じるのは避け
られないので、各列で測定判別された嵩高さを平均すれ
ば、より精度が上がる。
【００１６】たとえば、同じ投入量に対して形状曲線が
Ａ，Ｂに変化した場合を考える。センサのみで計測さ
れる嵩高さＨはそれぞれ次のようになる。 ＨA＝ＨA （１） ＨB＝ＨB （２） この時誤差△Ｈは次のようになる。 △Ｈ ＝│ＨA―ＨB│≧０ （３） これを２列のセンサで検出して平均を取る場合は次の
ように考えられる。 ＨA ＝（Ｈ1A＋Ｈ2A）／２ （４） ＨB ＝（Ｈ1B＋Ｈ2B）／２ （５） △Ｈ ＝│Ｈ1A−Ｈ2B│ （６） ところが、投入量が一定の場合、少なくとも体積が一
定、したがって断面積で考えれば断面積が一定の条件が
成立する。 （Ｈ1A＋Ｈ2A）／２ ≒（Ｈ1B＋Ｈ2B）／２ （７） すなわち ＨA ≒ ＨB （８） △Ｈ ≒ ０≦△Ｈ （９） すなわち、複数列式の方が計測誤差が小さくなる事を意
味する。しかし、コスト面を考慮すると、１列でも従来
に対しては格別の効果をもたらすことは間違いないの
で、どの方式を選択するかは要求される精度で決めるの
が好ましい。
Ａ，Ｂに変化した場合を考える。センサのみで計測さ
れる嵩高さＨはそれぞれ次のようになる。 ＨA＝ＨA （１） ＨB＝ＨB （２） この時誤差△Ｈは次のようになる。 △Ｈ ＝│ＨA―ＨB│≧０ （３） これを２列のセンサで検出して平均を取る場合は次の
ように考えられる。 ＨA ＝（Ｈ1A＋Ｈ2A）／２ （４） ＨB ＝（Ｈ1B＋Ｈ2B）／２ （５） △Ｈ ＝│Ｈ1A−Ｈ2B│ （６） ところが、投入量が一定の場合、少なくとも体積が一
定、したがって断面積で考えれば断面積が一定の条件が
成立する。 （Ｈ1A＋Ｈ2A）／２ ≒（Ｈ1B＋Ｈ2B）／２ （７） すなわち ＨA ≒ ＨB （８） △Ｈ ≒ ０≦△Ｈ （９） すなわち、複数列式の方が計測誤差が小さくなる事を意
味する。しかし、コスト面を考慮すると、１列でも従来
に対しては格別の効果をもたらすことは間違いないの
で、どの方式を選択するかは要求される精度で決めるの
が好ましい。
【００１７】なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限
定されるものではなく、例えば、前面にドアが設けられ
た洗濯機であれば、工業用の洗濯機に限定されるもので
はなく、家庭用の洗濯機にも適用することができる。ま
た、検知センサー４としては、各種のセンサーを用いる
ことができるとともに、その数も任意に設定することが
できる。
定されるものではなく、例えば、前面にドアが設けられ
た洗濯機であれば、工業用の洗濯機に限定されるもので
はなく、家庭用の洗濯機にも適用することができる。ま
た、検知センサー４としては、各種のセンサーを用いる
ことができるとともに、その数も任意に設定することが
できる。
【００１８】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の洗濯機、お
よび洗濯物量の検出方法によれば、以下のような効果を
奏する。前面に設けられた洗濯物の出し入れ用のドアか
ら多量の洗濯物を洗濯槽内の回転ドラム内に収納し、一
度に多量の洗濯物を洗濯処理する業務用洗濯機におい
て、上記洗濯物の出し入れ用のドアの天地方向に、洗濯
物検知センサーを複数個設け、上記洗濯槽内の回転ドラ
ム内に収納された洗濯物の量を、洗濯物検知センサーの
検出に基づいて洗濯物の嵩高さで測定し、洗濯液量，洗
剤量，洗濯時間等の条件を最適値に自動設定する制御装
置を設けたので、洗濯物の入れ過ぎを防止し適正な洗濯
量がキープでき、且つ洗濯液量，洗剤量，洗濯時間等を
最適条件に自動設定することにより、高品質な仕上がり
を維持しつつ総合的な省エネができる。洗濯物の出し入
れ用のドアに付属する内部観察用ガラス窓の天地方向
に、洗濯物検知センサーを複数個設け、上記洗濯槽内の
回転ドラム内に収納された洗濯物の量を、洗濯物の嵩高
さで測定するので、洗濯物の入れ過ぎを防止し適正な洗
濯量がキープでき、且つ洗濯液量，洗剤量，洗濯時間等
を最適条件に自動設定することにより、高品質な仕上が
りを維持しつつ総合的な省エネができる。
よび洗濯物量の検出方法によれば、以下のような効果を
奏する。前面に設けられた洗濯物の出し入れ用のドアか
ら多量の洗濯物を洗濯槽内の回転ドラム内に収納し、一
度に多量の洗濯物を洗濯処理する業務用洗濯機におい
て、上記洗濯物の出し入れ用のドアの天地方向に、洗濯
物検知センサーを複数個設け、上記洗濯槽内の回転ドラ
ム内に収納された洗濯物の量を、洗濯物検知センサーの
検出に基づいて洗濯物の嵩高さで測定し、洗濯液量，洗
剤量，洗濯時間等の条件を最適値に自動設定する制御装
置を設けたので、洗濯物の入れ過ぎを防止し適正な洗濯
量がキープでき、且つ洗濯液量，洗剤量，洗濯時間等を
最適条件に自動設定することにより、高品質な仕上がり
を維持しつつ総合的な省エネができる。洗濯物の出し入
れ用のドアに付属する内部観察用ガラス窓の天地方向
に、洗濯物検知センサーを複数個設け、上記洗濯槽内の
回転ドラム内に収納された洗濯物の量を、洗濯物の嵩高
さで測定するので、洗濯物の入れ過ぎを防止し適正な洗
濯量がキープでき、且つ洗濯液量，洗剤量，洗濯時間等
を最適条件に自動設定することにより、高品質な仕上が
りを維持しつつ総合的な省エネができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態による洗濯物量の検
出方法を示す要部を断面にした概念図である。
出方法を示す要部を断面にした概念図である。
【図２】図１のＡ矢視正面図である。
【図３】従来の洗濯物量の検出方法を示す概念断面図で
ある。
ある。
１ 回転ドラム ２ 洗濯槽 ３ 洗濯物 ４ 洗濯物検知センサー ５ ドア ６ ガラス窓 １１ 制御装置
Claims (5)
- 【請求項１】 前面に設けられた洗濯物の出し入れ用の
ドアから多量の洗濯物を洗濯槽内の回転ドラム内に収納
し、一度に多量の洗濯物を洗濯処理する業務用洗濯機に
おいて、上記洗濯物の出し入れ用のドアの天地方向に、
洗濯物検知センサーを複数個設け、上記洗濯槽内の回転
ドラム内に収納された洗濯物の量を、洗濯物検知センサ
ーの検出に基づいて洗濯物の嵩高さで測定し、洗濯液
量，洗剤量，洗濯時間等の条件を最適値に自動設定する
制御装置を設けたことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項２】 上記洗濯物の出し入れ用のドアの天地方
向に複数個設けた上記洗濯物検知センサーを、天地方向
と直交する方向に所定の間隔を置いて複数列設けたこと
を特徴とする請求項１に記載の洗濯機。 - 【請求項３】 上記洗濯物検知センサーを、洗濯物の出
し入れ用のドアに付属する内部観察用ガラス窓の天地方
向に１列または複数列設けたことを特徴とする請求項１
または２に記載の洗濯機。 - 【請求項４】 洗濯物の出し入れ用のドアに付属する内
部観察用ガラス窓の天地方向に、洗濯物検知センサーを
複数個設け、上記洗濯槽内の回転ドラム内に収納された
洗濯物の量を、洗濯物の嵩高さで測定することを特徴と
する洗濯物量の検出方法。 - 【請求項５】 洗濯物の出し入れ用のドアに付属する内
部観察用ガラス窓の天地方向に、洗濯物検知センサーを
複数個設け、これらの洗濯物検知センサーを天地方向と
直交する方向に所定の間隔を置いて複数列設け、上記洗
濯槽内の回転ドラム内に収納された洗濯物の嵩高さを、
各列の洗濯物検知センサーによってそれぞれ検出し、各
列の洗濯物検知センサーによって検出された検出値の平
均から上記洗濯槽内の回転ドラム内に収納された洗濯物
の量を測定することを特徴とする洗濯物量の検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000037778A JP2001224890A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 洗濯機および洗濯物量の検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000037778A JP2001224890A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 洗濯機および洗濯物量の検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001224890A true JP2001224890A (ja) | 2001-08-21 |
Family
ID=18561616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000037778A Pending JP2001224890A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 洗濯機および洗濯物量の検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001224890A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100741708B1 (ko) * | 2005-01-25 | 2007-07-23 | 엘지전자 주식회사 | 드럼세탁기 |
| US7401480B2 (en) * | 2003-07-23 | 2008-07-22 | Whirlpool Corporation | Front-loading type washing machine |
| CN106319863A (zh) * | 2015-06-15 | 2017-01-11 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 一种洗衣机自动识别衣量的装置、洗衣机及控制方法 |
| KR20190095273A (ko) * | 2016-12-21 | 2019-08-14 | 헨켈 아게 운트 코. 카게아아 | 직물의 기하형태적 정보를 통한 처리 매개변수의 결정 |
| CN111088649A (zh) * | 2018-10-23 | 2020-05-01 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 一种滚筒洗衣机及其控制方法 |
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-
2000
- 2000-02-16 JP JP2000037778A patent/JP2001224890A/ja active Pending
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