JP2001224338A - 魚肉をつなぎとした魚卵入り成形品およびその製造方法 - Google Patents
魚肉をつなぎとした魚卵入り成形品およびその製造方法Info
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- JP2001224338A JP2001224338A JP2000035802A JP2000035802A JP2001224338A JP 2001224338 A JP2001224338 A JP 2001224338A JP 2000035802 A JP2000035802 A JP 2000035802A JP 2000035802 A JP2000035802 A JP 2000035802A JP 2001224338 A JP2001224338 A JP 2001224338A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特に、辛子明太およびその他魚卵の粒子をイ
メージできる食感を感じさせることのできる魚肉すり身
成形品の提供。 【解決手段】 配合する魚卵類をあらかじめ加熱するこ
とで食品のなかで魚卵の食感を際立たせた、魚肉、好ま
しくはすり潰した魚肉をつなぎとした魚卵入り成形品、
好ましくはケーシング入り成形品、ならびにその製造方
法。加熱した味付け魚卵、好ましくは辛子味付け魚卵、
およびその他の魚卵、調味料、より具体的には、魚肉す
り身、調味液、好ましくは明太子調味液、澱粉、食塩、
調味料、加熱した味付け魚卵、その他の魚卵を配合して
なることを特徴とする。その他の魚卵が南タラの卵、マ
ダラの卵、ホキの卵、タラコ、ししゃもの卵からなる群
から選ばれる少なくとも１種の魚卵である。
メージできる食感を感じさせることのできる魚肉すり身
成形品の提供。 【解決手段】 配合する魚卵類をあらかじめ加熱するこ
とで食品のなかで魚卵の食感を際立たせた、魚肉、好ま
しくはすり潰した魚肉をつなぎとした魚卵入り成形品、
好ましくはケーシング入り成形品、ならびにその製造方
法。加熱した味付け魚卵、好ましくは辛子味付け魚卵、
およびその他の魚卵、調味料、より具体的には、魚肉す
り身、調味液、好ましくは明太子調味液、澱粉、食塩、
調味料、加熱した味付け魚卵、その他の魚卵を配合して
なることを特徴とする。その他の魚卵が南タラの卵、マ
ダラの卵、ホキの卵、タラコ、ししゃもの卵からなる群
から選ばれる少なくとも１種の魚卵である。
Description
【０００１】
【産業の属する技術分野】本発明は、魚肉をつなぎとし
た魚卵入り成形品およびその製造方法、より詳細には、
魚肉すり身をつなぎとし、加熱済みの辛子明太（タラ
コ、南タラの卵、マダラの卵）およびその他の魚卵（南
タラの卵、マダラの卵、ホキの卵、タラコ、ししゃも
等）および明太子調味液、他調味料を配合した辛子明太
入りケーシング成形品およびその製造方法に関する。
た魚卵入り成形品およびその製造方法、より詳細には、
魚肉すり身をつなぎとし、加熱済みの辛子明太（タラ
コ、南タラの卵、マダラの卵）およびその他の魚卵（南
タラの卵、マダラの卵、ホキの卵、タラコ、ししゃも
等）および明太子調味液、他調味料を配合した辛子明太
入りケーシング成形品およびその製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】魚肉練り製品である、魚肉ソーセージに
明太子を配合する方法は従来から存在し、魚肉すり身を
練り、食塩を加えて練り潰し、調味料等を加え加熱し製
品とする。
明太子を配合する方法は従来から存在し、魚肉すり身を
練り、食塩を加えて練り潰し、調味料等を加え加熱し製
品とする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術の辛子
明太子と魚肉ソーセージとを組み合わせたものは、食し
た時魚肉ソーセージの風味・食感と辛子明太子の風味が
感じられる。魚肉ソーセージの弾力を有するのに対し、
明太子等の卵が軟らかいため、卵の食感や歯ざわりの良
さに欠け魚肉ソーセージと辛子明太子の風味が混同し、
それぞれの特徴を調和した味覚を引き出すことができな
い。
明太子と魚肉ソーセージとを組み合わせたものは、食し
た時魚肉ソーセージの風味・食感と辛子明太子の風味が
感じられる。魚肉ソーセージの弾力を有するのに対し、
明太子等の卵が軟らかいため、卵の食感や歯ざわりの良
さに欠け魚肉ソーセージと辛子明太子の風味が混同し、
それぞれの特徴を調和した味覚を引き出すことができな
い。
【０００４】本発明は、魚肉ソーセージと辛子明太およ
びその他魚卵のそれぞれの風味・特徴を調和し、特に辛
子明太およびその他魚卵の粒子をイメージできる食感を
感じさせることのできる魚肉すり身成形品を提供するも
のである。
びその他魚卵のそれぞれの風味・特徴を調和し、特に辛
子明太およびその他魚卵の粒子をイメージできる食感を
感じさせることのできる魚肉すり身成形品を提供するも
のである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、配合する魚卵
類をあらかじめ加熱することで食品のなかで魚卵の食感
を際立たせた魚肉をつなぎとした魚卵入り成形品を要旨
としている。
類をあらかじめ加熱することで食品のなかで魚卵の食感
を際立たせた魚肉をつなぎとした魚卵入り成形品を要旨
としている。
【０００６】すり潰した魚肉をつなぎとしており、その
場合、本発明は、配合する魚卵類をあらかじめ加熱する
ことで食品のなかで魚卵の食感を際立たせた、すり潰し
た魚肉をつなぎとした魚卵入り成形品である。
場合、本発明は、配合する魚卵類をあらかじめ加熱する
ことで食品のなかで魚卵の食感を際立たせた、すり潰し
た魚肉をつなぎとした魚卵入り成形品である。
【０００７】加熱した味付け魚卵およびその他の魚卵、
調味料を配合したことを特徴としており、その場合、本
発明は、配合する魚卵類をあらかじめ加熱することで食
品のなかで魚卵の食感を際立たせた、加熱した味付け魚
卵およびその他の魚卵、調味料を配合したことを特徴と
する魚肉、好ましくはすり潰した魚肉をつなぎとした魚
卵入り成形品である。
調味料を配合したことを特徴としており、その場合、本
発明は、配合する魚卵類をあらかじめ加熱することで食
品のなかで魚卵の食感を際立たせた、加熱した味付け魚
卵およびその他の魚卵、調味料を配合したことを特徴と
する魚肉、好ましくはすり潰した魚肉をつなぎとした魚
卵入り成形品である。
【０００８】魚肉すり身、調味液、澱粉、食塩、調味
料、加熱した味付け魚卵、その他の魚卵を配合してなる
ことを特徴としており、その場合、本発明は、配合する
魚卵類をあらかじめ加熱することで食品のなかで魚卵の
食感を際立たせた、魚肉すり身、調味液、澱粉、食塩、
調味料、加熱した味付け魚卵、その他の魚卵を配合した
ことを特徴とする魚肉、好ましくはすり潰した魚肉をつ
なぎとした魚卵入り成形品である。
料、加熱した味付け魚卵、その他の魚卵を配合してなる
ことを特徴としており、その場合、本発明は、配合する
魚卵類をあらかじめ加熱することで食品のなかで魚卵の
食感を際立たせた、魚肉すり身、調味液、澱粉、食塩、
調味料、加熱した味付け魚卵、その他の魚卵を配合した
ことを特徴とする魚肉、好ましくはすり潰した魚肉をつ
なぎとした魚卵入り成形品である。
【０００９】加熱した味付け魚卵が辛子明太子であり、
その場合、本発明は、配合する魚卵類をあらかじめ加熱
することで食品のなかで魚卵の食感を際立たせた、加熱
した辛子明太子およびその他の魚卵、調味料を配合した
ことを特徴とする、より具体的には魚肉すり身、調味
液、澱粉、食塩、調味料、加熱した辛子明太子、その他
の魚卵を配合したことを特徴とする、魚肉、好ましくは
すり潰した魚肉をつなぎとした魚卵入り成形品である。
その場合、本発明は、配合する魚卵類をあらかじめ加熱
することで食品のなかで魚卵の食感を際立たせた、加熱
した辛子明太子およびその他の魚卵、調味料を配合した
ことを特徴とする、より具体的には魚肉すり身、調味
液、澱粉、食塩、調味料、加熱した辛子明太子、その他
の魚卵を配合したことを特徴とする、魚肉、好ましくは
すり潰した魚肉をつなぎとした魚卵入り成形品である。
【００１０】調味液が明太子調味液であり、その場合、
本発明は、配合する魚卵類をあらかじめ加熱することで
食品のなかで魚卵の食感を際立たせた、加熱した辛子明
太子およびその他の魚卵、明太子調味料を配合したこと
を特徴とする、より具体的には魚肉すり身、調味液、澱
粉、食塩、明太子調味料、加熱した辛子明太子、その他
の魚卵を配合したことを特徴とする、魚肉、好ましくは
すり潰した魚肉をつなぎとした魚卵入り成形品である。
本発明は、配合する魚卵類をあらかじめ加熱することで
食品のなかで魚卵の食感を際立たせた、加熱した辛子明
太子およびその他の魚卵、明太子調味料を配合したこと
を特徴とする、より具体的には魚肉すり身、調味液、澱
粉、食塩、明太子調味料、加熱した辛子明太子、その他
の魚卵を配合したことを特徴とする、魚肉、好ましくは
すり潰した魚肉をつなぎとした魚卵入り成形品である。
【００１１】その他の魚卵が南タラの卵、マダラの卵、
ホキの卵、たらこ、ししゃもの卵からなる群から選ばれ
る少なくとも１種の魚卵であり、その場合、本発明は、
配合する魚卵類をあらかじめ加熱することで食品のなか
で魚卵の食感を際立たせた、加熱した辛子明太子および
南タラの卵、マダラの卵、ホキの卵、たらこ、ししゃも
の卵からなる群から選ばれる少なくとも１種の魚卵、明
太子調味料を配合したことを特徴とする、より具体的に
は魚肉すり身、調味液、澱粉、食塩、明太子調味料、加
熱した辛子明太子、南タラの卵、マダラの卵、ホキの
卵、たらこ、ししゃもの卵からなる群から選ばれる少な
くとも１種の魚卵を配合したことを特徴とする、魚肉、
好ましくはすり潰した魚肉をつなぎとした魚卵入り成形
品である。
ホキの卵、たらこ、ししゃもの卵からなる群から選ばれ
る少なくとも１種の魚卵であり、その場合、本発明は、
配合する魚卵類をあらかじめ加熱することで食品のなか
で魚卵の食感を際立たせた、加熱した辛子明太子および
南タラの卵、マダラの卵、ホキの卵、たらこ、ししゃも
の卵からなる群から選ばれる少なくとも１種の魚卵、明
太子調味料を配合したことを特徴とする、より具体的に
は魚肉すり身、調味液、澱粉、食塩、明太子調味料、加
熱した辛子明太子、南タラの卵、マダラの卵、ホキの
卵、たらこ、ししゃもの卵からなる群から選ばれる少な
くとも１種の魚卵を配合したことを特徴とする、魚肉、
好ましくはすり潰した魚肉をつなぎとした魚卵入り成形
品である。
【００１２】本発明の魚卵入り成形品は、好ましくはケ
ーシング入り成形品である。
ーシング入り成形品である。
【００１３】また、本発明は、魚肉すり身をすり潰しな
がら食塩、澱粉、調味料を加えてつなぎの魚肉すり身を
製造し、その魚肉すり身に加熱済み辛子明太およびその
他の魚卵を加えて混ぜ合わせ、得られた混合物をケーシ
ングに充填成形し、加熱またはレトルトする辛子明太入
りケーシング入り成形品の製造方法を要旨としている。
がら食塩、澱粉、調味料を加えてつなぎの魚肉すり身を
製造し、その魚肉すり身に加熱済み辛子明太およびその
他の魚卵を加えて混ぜ合わせ、得られた混合物をケーシ
ングに充填成形し、加熱またはレトルトする辛子明太入
りケーシング入り成形品の製造方法を要旨としている。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明で用いる魚卵は、たらこ、
明太子などの魚卵で、生卵、塩漬け卵、辛子明太子など
の味付け卵を含む。魚種としては、スケソウダラ、南タ
ラ、ホキ、マダラ、ししゃもなどが例示される。加熱済
み魚卵とその他の魚卵の好ましい組み合わせとしては、
加熱済みの辛子明太（タラコ、南タラの卵、マダラの
卵）およびその他の魚卵（南タラの卵、マダラの卵、ホ
キの卵、タラコ、ししゃも等）が例示される。加熱済み
の辛子明太の中で最も好ましいものとして辛子明太子
（タラコ）が挙げられる。
明太子などの魚卵で、生卵、塩漬け卵、辛子明太子など
の味付け卵を含む。魚種としては、スケソウダラ、南タ
ラ、ホキ、マダラ、ししゃもなどが例示される。加熱済
み魚卵とその他の魚卵の好ましい組み合わせとしては、
加熱済みの辛子明太（タラコ、南タラの卵、マダラの
卵）およびその他の魚卵（南タラの卵、マダラの卵、ホ
キの卵、タラコ、ししゃも等）が例示される。加熱済み
の辛子明太の中で最も好ましいものとして辛子明太子
（タラコ）が挙げられる。
【００１５】本発明の魚卵入り成形品、好ましくは辛子
明太入り魚肉すり身成形品は、魚肉すり身、加熱済みの
辛子明太（タラコ、南タラの卵、マダラの卵）およびそ
の他魚卵（南タラの卵、マダラの卵、ホキの卵、タラ
コ、ししゃも等）、明太子調味料、食塩、澱粉、植物
油、調味料を配合してなることを特徴とする。
明太入り魚肉すり身成形品は、魚肉すり身、加熱済みの
辛子明太（タラコ、南タラの卵、マダラの卵）およびそ
の他魚卵（南タラの卵、マダラの卵、ホキの卵、タラ
コ、ししゃも等）、明太子調味料、食塩、澱粉、植物
油、調味料を配合してなることを特徴とする。
【００１６】本発明の辛子明太入り魚肉すり身成形品の
製造方法は、魚肉すり身をすり潰しながら、食塩、澱
粉、明太子調味液、調味料、植物油、色素を加えてつな
ぎの調味済み魚肉すり身を製造し、その魚肉すり身に加
熱済みの辛子明太（タラコ、南タラの卵、マダラの卵）
およびその他魚卵（南タラの卵、マダラの卵、ホキの
卵、タラコ、ししゃも等）を加えケーシングに詰め、レ
トルトまたはボイル、蒸煮することからなる。
製造方法は、魚肉すり身をすり潰しながら、食塩、澱
粉、明太子調味液、調味料、植物油、色素を加えてつな
ぎの調味済み魚肉すり身を製造し、その魚肉すり身に加
熱済みの辛子明太（タラコ、南タラの卵、マダラの卵）
およびその他魚卵（南タラの卵、マダラの卵、ホキの
卵、タラコ、ししゃも等）を加えケーシングに詰め、レ
トルトまたはボイル、蒸煮することからなる。
【００１７】本発明の辛子明太入り魚肉成形品は、魚肉
すり身、加熱済み辛子明太およびその他魚卵（南タラの
卵、マダラの卵、ホキの卵、タラコ、ししゃも等）、食
塩、澱粉、明太調味液、調味料（アミノ酸等調味料）を
配合する。
すり身、加熱済み辛子明太およびその他魚卵（南タラの
卵、マダラの卵、ホキの卵、タラコ、ししゃも等）、食
塩、澱粉、明太調味液、調味料（アミノ酸等調味料）を
配合する。
【００１８】魚肉すり身としては、スケソウダラ、南タ
ラ、ホキ等の魚肉すり身を用いる。
ラ、ホキ等の魚肉すり身を用いる。
【００１９】味付け魚卵の好ましいものは、辛子明太で
あるが、辛子明太は、目的とする食味相当の調味料その
他を選択する。一般的な製造方法は、まず使用する魚卵
について主に、スケソウタラの卵、マダラの卵、南タラ
の卵を使用する。その魚卵に、食塩、発酵調味料、昆布
エキス、唐辛子、アミノ酸等の調味料を混合、味を付け
る。その後、加熱、主にボイルをする。
あるが、辛子明太は、目的とする食味相当の調味料その
他を選択する。一般的な製造方法は、まず使用する魚卵
について主に、スケソウタラの卵、マダラの卵、南タラ
の卵を使用する。その魚卵に、食塩、発酵調味料、昆布
エキス、唐辛子、アミノ酸等の調味料を混合、味を付け
る。その後、加熱、主にボイルをする。
【００２０】その他魚卵は、食感をよくするため、辛子
明太同様に加熱をして使用する。使用する魚卵は南タラ
の卵、マダラの卵、ホキの卵、タラコ、ししゃも等が食
感がよく好ましい。
明太同様に加熱をして使用する。使用する魚卵は南タラ
の卵、マダラの卵、ホキの卵、タラコ、ししゃも等が食
感がよく好ましい。
【００２１】魚肉すり身、辛子明太、その他魚卵および
食塩、澱粉、調味料の配合割合は目的の製品に応じて調
整する。魚肉すり身を３０〜４０重量部、辛子明太を１
０〜２０重量部、その他魚卵を１０〜２０重量部、明太
子調味液を１〜２重量部、唐辛子０．１〜０．７重量
部、その他調味料３〜６重量部、澱粉５〜７重量部、植
物油５〜６重量部を配合すると明太子の風味、魚卵の風
味・食感が得られる。
食塩、澱粉、調味料の配合割合は目的の製品に応じて調
整する。魚肉すり身を３０〜４０重量部、辛子明太を１
０〜２０重量部、その他魚卵を１０〜２０重量部、明太
子調味液を１〜２重量部、唐辛子０．１〜０．７重量
部、その他調味料３〜６重量部、澱粉５〜７重量部、植
物油５〜６重量部を配合すると明太子の風味、魚卵の風
味・食感が得られる。
【００２２】製造工程は、まず、すけそうだら、南たら
或いはホキ等のすり身を練りながら、食塩、砂糖、アミ
ノ酸系調味料、明太子調味液、植物油、唐辛子、水、色
素等を適宜加えてつなぎの魚肉すり身を製造する。
或いはホキ等のすり身を練りながら、食塩、砂糖、アミ
ノ酸系調味料、明太子調味液、植物油、唐辛子、水、色
素等を適宜加えてつなぎの魚肉すり身を製造する。
【００２３】製造された魚肉すり身に加熱済み辛子明
太、およびその他魚卵を加え、辛子明太、魚卵がつぶれ
ないように均一に混合する。次いで、ケーシング等に詰
める。ケーシングはナイロン、塩化ビニリデン、羊腸、
コラーゲン等を使用する。ケーシングに充填後、レトル
ト或いはボイルにて加熱殺菌を行う。
太、およびその他魚卵を加え、辛子明太、魚卵がつぶれ
ないように均一に混合する。次いで、ケーシング等に詰
める。ケーシングはナイロン、塩化ビニリデン、羊腸、
コラーゲン等を使用する。ケーシングに充填後、レトル
ト或いはボイルにて加熱殺菌を行う。
【００２４】
【作用】配合する魚卵類をあらかじめ加熱することによ
り、食品のなかで魚卵の食感を際立たせた魚肉をつなぎ
とした魚卵入り成形品をつくることができる。加熱した
辛子明太など魚卵類のほかにその他魚卵を合わせること
で、一層、魚卵の食感を際立たせることができる。ま
た、つなぎをなめらかにつくりあげることでも、魚卵の
食感を際立たせることに効果がある。
り、食品のなかで魚卵の食感を際立たせた魚肉をつなぎ
とした魚卵入り成形品をつくることができる。加熱した
辛子明太など魚卵類のほかにその他魚卵を合わせること
で、一層、魚卵の食感を際立たせることができる。ま
た、つなぎをなめらかにつくりあげることでも、魚卵の
食感を際立たせることに効果がある。
【００２５】
【実施例】本願発明の詳細を実施例で説明する。本願発
明はこれら実施例によって何ら限定されるものではな
い。
明はこれら実施例によって何ら限定されるものではな
い。
【００２６】実施例 南タラのすり身３０重量部を練りながら、食塩１．６重
量部、澱粉５．９重量部、植物油６重量部、唐辛子０．
６重量部他調味料を加えた後、加熱済みの辛子明太子２
０重量部、ししゃもの卵の加熱済みのもの１６重量部を
魚卵がつぶれないように均一に混合する。次いで、得ら
れた魚肉すり身をケーシングに充填し、１２０℃、４分
相当のレトルト殺菌を行う。魚肉ソーセージの風味・食
感であるが、辛子明太子の粒子感と風味をもったものが
得られた。
量部、澱粉５．９重量部、植物油６重量部、唐辛子０．
６重量部他調味料を加えた後、加熱済みの辛子明太子２
０重量部、ししゃもの卵の加熱済みのもの１６重量部を
魚卵がつぶれないように均一に混合する。次いで、得ら
れた魚肉すり身をケーシングに充填し、１２０℃、４分
相当のレトルト殺菌を行う。魚肉ソーセージの風味・食
感であるが、辛子明太子の粒子感と風味をもったものが
得られた。
【００２７】
【発明の効果】魚肉すり身に単に辛子明太を加えるだけ
でなく、あらかじめ加熱した辛子明太およびその他魚卵
を加えることで魚肉すり身中の魚卵の風味・食感を際立
たせ、歯ざわりの良い製品が選られる。
でなく、あらかじめ加熱した辛子明太およびその他魚卵
を加えることで魚肉すり身中の魚卵の風味・食感を際立
たせ、歯ざわりの良い製品が選られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 信一 八王子市北野町559−６ 日本水産株式会 社開発センター内 Ｆターム(参考） 4B042 AC03 AD03 AD40 AE03 AG33 AG34 AH01 AH09 AP14 AP20 AP23
Claims (9)
- 【請求項１】 配合する魚卵類をあらかじめ加熱するこ
とで食品のなかで魚卵の食感を際立たせた魚肉をつなぎ
とした魚卵入り成形品。 - 【請求項２】 すり潰した魚肉をつなぎとしている請求
項１の魚卵入り成形品。 - 【請求項３】 加熱した味付け魚卵およびその他の魚
卵、調味料を配合したことを特徴とする請求項１または
２の魚卵入り成形品。 - 【請求項４】 魚肉すり身、調味液、澱粉、食塩、調味
料、加熱した味付け魚卵、その他の魚卵を配合してなる
ことを特徴とする請求項３の魚卵入り成形品。 - 【請求項５】 加熱した味付け魚卵が辛子味付け魚卵で
ある請求項３または４の魚卵入り成形品。 - 【請求項６】 調味液が明太子調味液である請求項４ま
たは５の魚卵入り成形品。 - 【請求項７】 その他の魚卵が南タラの卵、マダラの
卵、ホキの卵、タラコ、ししゃもの卵からなる群から選
ばれる少なくとも１種の魚卵である請求項４、５または
６の魚卵入り成形品。 - 【請求項８】 ケーシング入り成形品である請求項１な
いし７のいずれかの魚卵入り成形品。 - 【請求項９】 魚肉すり身をすり潰しながら食塩、澱
粉、調味料を加えてつなぎの魚肉すり身を製造し、その
魚肉すり身に加熱済み辛子明太およびその他の魚卵を加
えて混ぜ合わせ、得られた混合物をケーシングに充填成
形し、加熱またはレトルトする辛子明太入りケーシング
入り成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000035802A JP2001224338A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 魚肉をつなぎとした魚卵入り成形品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000035802A JP2001224338A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 魚肉をつなぎとした魚卵入り成形品およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001224338A true JP2001224338A (ja) | 2001-08-21 |
Family
ID=18559943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000035802A Withdrawn JP2001224338A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 魚肉をつなぎとした魚卵入り成形品およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001224338A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106616549A (zh) * | 2016-11-03 | 2017-05-10 | 兰溪市浙工大技术转移中心 | 一种冷冻调味鱼籽产品的加工方法 |
| CN111887402A (zh) * | 2020-07-28 | 2020-11-06 | 海欣食品股份有限公司 | 一种鱼籽虾滑及其制备方法 |
-
2000
- 2000-02-14 JP JP2000035802A patent/JP2001224338A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106616549A (zh) * | 2016-11-03 | 2017-05-10 | 兰溪市浙工大技术转移中心 | 一种冷冻调味鱼籽产品的加工方法 |
| CN111887402A (zh) * | 2020-07-28 | 2020-11-06 | 海欣食品股份有限公司 | 一种鱼籽虾滑及其制备方法 |
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