JP2001224239A - 唐箕ファン - Google Patents

唐箕ファン

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JP2001224239A
JP2001224239A JP2000038530A JP2000038530A JP2001224239A JP 2001224239 A JP2001224239 A JP 2001224239A JP 2000038530 A JP2000038530 A JP 2000038530A JP 2000038530 A JP2000038530 A JP 2000038530A JP 2001224239 A JP2001224239 A JP 2001224239A
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JP
Japan
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sorting
fan
wind
winnowing
wind tunnel
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Pending
Application number
JP2000038530A
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English (en)
Inventor
Koji Hamaya
功二 浜谷
Susumu Hirata
晋 平田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 唐箕ファン自体の送風能力を増強することな
く、唐箕ファンからの選別風量を増量することのできる
ものを提供する点にある。 【解決手段】 唐箕ファンからの選別風を穀粒選別部に
誘導する風洞部15における右側壁部11bに、絞り案
内部19を設ける。絞り案内部19は、右側壁部11b
に固着されている基端部19Aと、その基端部19Aよ
り屈曲形成されて、風洞部15の風下側でその風洞部1
5の内部に向けて斜めに突出する状態で延出された傾斜
絞り部19Bとで構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、選別部に選別風を
供給する羽根車を備えるとともに、ケーシングの羽根車
回転軸心方向での両横側に吸入口を設けてある唐箕ファ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のように、唐箕ファンからの選別風
によって選別作用を行うものにおいては、必要とする選
別風量は唐箕ファンからの風量によって賄うことにな
る。そうすると、選別部での選別性能の向上を図るため
に、必要とする選別風量が多くなった場合には、必然的
に大きな風量が出せる容量の大きな唐箕ファンが必要で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、唐箕ファンの
大型化を図るとすると、唐箕ファンを設置するスペース
を確保する必要があり、機器の大型化を招来することに
なる。例え、その大型の唐箕ファンを設置できたとして
も、必ずしも、大型ファンの送風能力と要求する選別風
量とがマッチせず、大型ファンの送風能力が大きすぎる
こともあるために、取り替える前のファン能力と取替え
る大きなファン能力との間の、中間位置の能力を備えた
唐箕ファンを設置することが難しい場合もある。本発明
の目的は、上記したように、唐箕ファンを取替えること
が難しい場合や必要とする風量の唐箕ファンが選定でき
ない場合であって、選別部での要求風量等を満たすこと
のできる唐箕ファンを提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】[構成]請求項1 に係る
本発明の特徴構成は、前記羽根車からの選別風を選別部
に案内する風洞部における両横側面の内の少なくとも一
方に、選別風の導入幅を風下側程狭くする絞り案内部を
形成している点にあり、その作用、及び、効果は次の通
りである。 [作用]つまり、絞り案内部によって選別風が通ってい
く風洞部の導入幅が狭くなるので、選別風は絞り作用を
受けて風速があがる。これによって、必要な風量を得る
ことができる。また、風洞部における左右の部分で風速
が異なっている場合にも、前記絞り案内部を設けること
によって、風速の偏りを修正することができる。 [効果]したがって、大掛かりな改造を必要とする唐箕
ファンの取り替え等を行うことなく、風洞部に絞り案内
部を設けるだけの簡単な改造を施すだけで、選別部の要
求に合った選別風量を供給することのできる唐箕ファン
を提供できるに至ったものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1、図2に示すように、脱穀フ
ィードチェーン1によって刈取穀稈の穂先側を扱室2に
供給して回動する扱胴3によって脱穀処理し、脱穀排わ
らを脱穀フィードチェーン1によって扱室2から搬出す
るように脱穀部Aを構成してある。扱室2から受網4を
通って落下する脱穀処理物、扱室2の排出口5から排出
される脱穀処理物を受け入れて機体後方側に搬送しなが
ら選別処理する駆動揺動自在な揺動選別装置6と、この
揺動選別装置6の前方に位置する唐箕ファンFによって
供給される選別風とによって脱穀処理物を穀粒と塵埃と
に選別処理し、塵埃を選別風とともに吸引ファン7によ
って吸引して機外に排出するように穀粒選別部Cを構成
してある。揺動選別装置6の前端側から落下した一番処
理物を機体横外側に搬出する一番スクリューコンベア8
a、揺動選別装置6の後端側から落下した二番処理物を
機体横外側に搬出する二番スクリューコンベア8bを穀
粒選別部Cの底部に設けるとともに、二番スクリューコ
ンベア8bからの二番処理物を揚送装置9によって脱穀
部Aの底部の横側に揚送して機体内に送り込み、受網4
と機体横側壁との間から揺動選別装置6の始端側に落下
させて再度選別処理するように構成し、もって、コンバ
イン用の脱穀機を構成してある。
【0006】図2及び3に示すように、唐箕ファンF
は、脱穀機における穀粒選別部Cの左横側壁を形成して
いる部材の一部で左側壁部(横側面の一例)11aを、
穀粒選別部Cの右横側壁を形成している部材の一部で右
側壁部(横側面の一例)11bを夫々形成してあるケー
シング10と、このケーシング10の内部に位置する複
数枚の送風用の羽根21を有する羽根車20とによって
構成してある。
【0007】ケーシング10は、左右一対の側壁部11
a、11bと、左側側壁部11aの内面側と右側壁部1
1bの内面側とにわたって連結している湾曲板でなるフ
ァンガイド12とによって構成してある。左側壁部11
aに正方形の吸入口13aを設け、右側壁部11bに円
形の吸入口13bを設けてある。ファンガイド12を形
成している板体の一端側の平板部分と、他端側の平板部
分と、両平板部分を挟んでいる左右側壁部11a、11
b夫々の一部分とにより、揺動選別装置6の前端側の下
方に開口する吐出口14と、この吐出口14をファンガ
イド12の内部に連通させる風洞部15とを形成してあ
る。
【0008】図2及び3に示すように、羽根車20は、
ケーシング10の左側壁部11aの外面側に連結ボルト
16によって固定してある左ブラケット17aが支持す
るベアリング18と、ケーシング10の右側壁部11b
の外面側に連結ボルト16によって固定してある右ブラ
ケット17bが支持するベアリング18とによって回転
自在に支持されている回転軸22と、この回転軸22の
ケーシング10の内部に位置する部分の両端側から各別
に一体回転自在に延出する左右一対の支持アーム23,
23にわたって取付けてある複数枚の羽根21とによっ
て構成してある。複数枚の羽根21の夫々は、支持アー
ム23に連結する基端側の取付部分と先端側部分21a
との間に位置するとともに回転軸22に平行な折り曲げ
線21bで折り曲げ加工した板体によって作成してあ
り、先端側部分21aにおいて羽根車20の外周側に至
るほど羽根車回転方向下手側に位置する前向き羽根にな
っている。ただし、羽根21の形状としては、折り曲げ
線で折り曲げた前向き羽根でなく、折り曲げてない平板
状のものに形成してもよい。
【0009】図2に示すように、羽根車20の回転軸2
2のケーシング10から右外側に突出する軸端部に入力
ベルトプーリ24を取付け、入力ベルトプーリ24によ
り、コンバインの走行機体に搭載されているエンジンか
らの回動力を回転軸22に導入して羽根車20を駆動す
るように構成してある。入力ベルトプーリ24に、この
入力ベルトプーリ24の回動力を扱胴3に伝達する出力
ベルトプーリ25を一体回転自在に備えさせ、羽根車2
0の回転軸22のケーシング10が左外側に突出する軸
端部に、回転軸22の回動力を脱穀フィードチェーン
1、スクリューコンベア8a、8b、揺動選別装置6、
吸引ファン7の夫々に伝達する2個の出力ベルトプーリ
26,26を一体回転自在に備えさせてある。
【0010】図3に示すように、左右のブラケット17
a,17b夫々のベアリングホルダー17cよりも前側
に位置する部分と、後側に位置する部分との二個所に、
ケーシング10の吸入口13a,13bからの吸気を容
易にするための通気孔17dを設けてある。
【0011】唐箕ファンFは、入力ベルトプーリ24に
回動力が伝達されると、この動力によって回動する羽根
車20により、ケーシング10の羽根車回転軸心方向で
の両端側に位置する吸入口13a,13aから吸気し、
選別風を風洞部15に送り込んで吐出口14から穀粒選
別部Cに供給する。
【0012】風洞部15に絞り案内部19を設ける構造
について説明する。図2に示すように、風洞部15の右
側壁部11bにおいて円形の吸入口13bと吐出口14
との間に、板状の絞り案内部19を設けてある。この絞
り案内部19は、右側壁部11bに固着されている基端
部19Aと、その基端部19Aより屈曲形成されて、風
洞部15の風下側でかつその風洞部15の内部に向けて
斜めに突出する状態で延出された傾斜絞り部19Bとで
構成してある。
【0013】〔別実施の形態〕 A. 絞り案内部19を設ける構成としては、次のよう
なものでもよい。つまり、図4に示すように、上記実施
の形態では、板状のものを折り曲げて使用したが、基端
部19Aと傾斜絞り部19Bとを立体状に形成したもの
を、右側壁部11bに取付け固定してもよい。板状のも
のに比べて、傾斜絞り部19Bの先端における風の流れ
の剥離による乱れが少なくなるので、圧損を抑えること
ができる。 B. 絞り案内部19を設ける構成としては、次のよう
なものでもよい。つまり、図5に示すように、傾斜絞り
部19Bに相当する部分を、右側壁部11bの一部を絞
り加工等によって内向きに突出させて膨出部状に形成し
てもよい。そうすることによって、板状の絞り案内部1
9のように右側壁部11bとは別の部品を形成する必要
がない。 C. 以上いままでの説明では、絞り案内部19として
右側壁部11bに設けるものだけについて記載してきた
が、図2に示すように、左右の側壁部11a、11bに
絞り案内部19を設けてもよい。あるいは、左右の風速
の均一化を図るために、左側壁部11aだけに設けても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀装置の全体側面図
【図2】唐箕の横断面図
【図3】ケーシングの分解斜視図
【図4】絞り案内部の別実施例を示す横断面図
【図5】絞り案内部の別実施例を示す横断面図
【符号の説明】
10 ケーシング 11a,11b 横側面 13a,13b 吸入口 15 風洞部 20 羽根車 C 穀粒選別部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選別部に選別風を供給する羽根車を備え
    るとともに、ケーシングの羽根車回転軸心方向での両横
    側に吸入口を設けてある唐箕ファンであって、 前記羽根車からの選別風を選別部に案内する風洞部にお
    ける両横側面の内の少なくとも一方に、選別風の導入幅
    を風下側程狭くする絞り案内部を形成している唐箕ファ
    ン。
JP2000038530A 2000-02-16 2000-02-16 唐箕ファン Pending JP2001224239A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8168551B2 (en) 2006-08-07 2012-05-01 Ikebukuro Horo Kogyo Co., Ltd. Cover coating composition for glass lining

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8168551B2 (en) 2006-08-07 2012-05-01 Ikebukuro Horo Kogyo Co., Ltd. Cover coating composition for glass lining
US8278229B2 (en) 2006-08-07 2012-10-02 Ikebukuro Horo Kogyo Co., Ltd. Cover coating composition for glass lining

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