JP2001224049A - 移動局装置、移動局通信方法、及び記憶媒体 - Google Patents

移動局装置、移動局通信方法、及び記憶媒体

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JP2001224049A
JP2001224049A JP2000030686A JP2000030686A JP2001224049A JP 2001224049 A JP2001224049 A JP 2001224049A JP 2000030686 A JP2000030686 A JP 2000030686A JP 2000030686 A JP2000030686 A JP 2000030686A JP 2001224049 A JP2001224049 A JP 2001224049A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドオーバ先の基地局に十分な空きチャネ
ルが無い場合においても伝送速度を維持して通信を行う
ことを可能とする。 【解決手段】 移動局が第1の基地局と複数のチャネル
を用いて無線通信を行っているとき、移動局の移動に伴
い第2の基地局と新たに通信可能になった場合(S40
2)、移動局は第2の基地局の空チャネル数を認識する
(S403)。そして、認識された空チャネル数が、移
動局が第1の基地局との間の通信に用いているチャネル
数以上であるならば(S404でNo)、第2の基地局
とハンドオーバを行い(S406)、上記空チャネル数
が、移動局と第1の基地局との間のチャネル数より少な
ければ(S404でYes)、第2の基地局とハンドオ
ーバを行わないようにする(S405)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動局装置、移動
局通信方法、及び記憶媒体に関し、特に、1つの移動局
が複数の基地局と同時に交信を行う符号分割多元接続通
信方式の移動体通信システムを構成する移動局装置、当
該移動局装置に適用される移動局通信方法、及び当該移
動局通信方法を実行するプログラムを記憶した記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、符号分割多元接続(Code Divis
ion Multiple Access、以下「CDMA」という)通信
方式を用いた移動体通信システムの構成例を示す図であ
る。CDMA通信方式の移動体通信システムでは、1つ
の移動局が同時に複数の基地局と無線通信することがで
き、移動局が複数の基地局を介して相手局と交信するこ
とが可能である。
【0003】この移動体通信システムでは、基地局10
1によって無線ゾーンが形成され、無線ゾーンの中に存
在する移動体通信電話機102、移動体通信テレビ電話
機103、移動体通信情報端末104等の移動局が基地
局101と無線通信を行う。無線ゾーンは隣接基地局
(図示せず)の無線ゾーンと少しずつ重なるように配置
され、移動局はこうした各無線ゾーン内を移動しなが
ら、同時に1つ以上の基地局と無線通信を行う。
【0004】従来の移動体通信システムにおいて、伝送
速度を高くするため複数のチャネルを用いて通信を行っ
ていた場合、移動局が移動して、新たに交信することに
なった基地局にハンドオーバしようとしたとき、ハンド
オーバ先の基地局に、現在使用中のチャネル数分の空き
チャネルが無いことがあり得る。こうした場合、ハンド
オーバ先の基地局の空きチャネル数に合わせて伝送速度
を下げてハンドオーバを行う必要があった。こうした従
来のハンドオーバ処理を、図10を参照して詳しく説明
する。
【0005】図10は従来のハンドオーバ処理の手順を
示すフローチャートである。
【0006】移動局が通信中に(S901)、その移動
局にとって交信圏外にあった他の基地局が交信可能圏内
に入ったとき(S902)、新たに交信可能圏内となり
ハンドオーバ先となった基地局における空きチャネル数
と、移動局が現在使用しているチャネル数とを比較する
(S903)。ハンドオーバ先の基地局における空きチ
ャネル数が、移動局が現在使用しているチャネル数以上
である場合、そのままの伝送速度を継続したまま、その
ハンドオーバ先の基地局にハンドオーバを行い(S90
5)、伝送速度を維持して通信を継続する(S90
7)。このとき、ハンドオーバ元の基地局とも通信を継
続している。
【0007】一方、ステップS903において、ハンド
オーバ先の基地局の空きチャネル数が、移動局が現在使
用しているチャネル数より少ない場合、移動局が現在交
信中の基地局が1つであるならば、ハンドオーバ先の基
地局の空きチャネル数に合わせた最高伝送速度まで伝送
速度を下げてハンドオーバを行い(S904)、その低
下した伝送速度で通信を継続する(S906)。このと
き、ハンドオーバ元の基地局においても、ハンドオーバ
先での最高伝送速度まで伝送速度を下げて通信を継続す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、伝送速
度を高くするため複数のチャネルを用いて通信を行う従
来の移動体通信システムでは、ハンドオーバ先の基地局
に十分な数の空きチャネルがないとき、ハンドオーバ先
の基地局で使用できるチャネル数に合わせた最高伝送速
度に伝送速度を下げてからハンドオーバを行う。そのた
め、ハンドオーバ先の基地局に十分な空きチャネルが無
い場合は、現在の伝送速度を維持して通信を行うことが
できないという問題点があった。
【0009】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、ハンドオーバ先の基地局に十分な空き
チャネルが無い場合においても伝送速度を維持して通信
を行うことを可能とした移動局装置、移動局通信方法、
及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、移動体通信システム
を構成する移動局装置において、第1の基地局と複数の
チャネルを用いて無線通信を行う通信手段と、第2の基
地局と新たに通信可能になったとき、該第2の基地局の
空チャネル数を認識する認識手段と、前記認識手段によ
って認識された空チャネル数が、前記通信手段が前記第
1の基地局との間の通信に用いているチャネル数以上で
あるならば、前記第2の基地局とハンドオーバを行うハ
ンドオーバ手段とを有することを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明によれば、1つの移動
局が複数の基地局と同時に交信を行う符号分割多元接続
通信方式の移動体通信システムを構成する移動局装置に
おいて、第1の基地局と複数のチャネルを用いて無線通
信を行う通信手段と、第2の基地局と新たに通信可能に
なったとき、該第2の基地局の空チャネル数を認識する
認識手段と、前記認識手段によって認識された空チャネ
ル数が、前記通信手段が前記第1の基地局との間の通信
に用いているチャネル数以上であるならば、前記第2の
基地局とハンドオーバを行い、前記空チャネル数が前記
第1の基地局間のチャネル数より少ないならば、前記第
2の基地局とのハンドオーバを行わないハンドオーバ手
段とを有することを特徴とする。
【0012】請求項10記載の発明によれば、1つの移
動局が複数の基地局と同時に交信を行う符号分割多元接
続通信方式の移動体通信システムを構成する移動局装置
において、同時に交信中の複数の基地局のうち空チャネ
ルが存在する基地局の数が所定数以上であり、且つ前記
複数の基地局に空チャネルがない基地局が含まれるとい
う条件が満たされたことを検出する検出手段と、前記検
出手段によって前記条件が満たされたことが検出された
とき、前記空チャネルがない基地局との交信を終了させ
るとともに、前記空チャネルが存在する各基地局の空チ
ャネルを使用して、前記移動局装置と前記空チャネルが
存在する各基地局との間の伝送速度を上げるようにする
チャネル制御手段とを有することを特徴とする。
【0013】また、請求項12記載の発明によれば、移
動体通信システムを構成する移動局装置に適用される移
動局通信方法において、前記移動局装置に、第1の基地
局と複数のチャネルを用いて無線通信を行わせる通信ス
テップと、前記移動局装置が第2の基地局と新たに通信
可能になったとき、該第2の基地局の空チャネル数を認
識する認識ステップと、前記認識ステップによって認識
された空チャネル数が、前記移動局装置が前記第1の基
地局との間の通信に用いているチャネル数以上であるな
らば、前記第2の基地局とハンドオーバを行うハンドオ
ーバステップとを有することを特徴とする。
【0014】請求項13記載の発明によれば、1つの移
動局が複数の基地局と同時に交信を行う符号分割多元接
続通信方式の移動体通信システムを構成する移動局装置
に適用される移動局通信方法において、前記移動局装置
に、第1の基地局と複数のチャネルを用いて無線通信を
行わせる通信ステップと、前記移動局装置が第2の基地
局と新たに通信可能になったとき、該第2の基地局の空
チャネル数を認識する認識ステップと、前記認識ステッ
プによって認識された空チャネル数が、前記移動局装置
が前記第1の基地局との間の通信に用いているチャネル
数以上であるならば、前記第2の基地局とハンドオーバ
を行い、前記空チャネル数が前記第1の基地局間のチャ
ネル数より少ないならば、前記第2の基地局とのハンド
オーバを行わないハンドオーバステップとを有すること
を特徴とする。
【0015】請求項21記載の発明によれば、1つの移
動局が複数の基地局と同時に交信を行う符号分割多元接
続通信方式の移動体通信システムを構成する移動局装置
に適用される移動局通信方法において、同時に交信中の
複数の基地局のうち空チャネルが存在する基地局の数が
所定数以上であり、且つ前記複数の基地局に空チャネル
がない基地局が含まれるという条件が満たされたことを
検出する検出ステップと、前記検出ステップによって前
記条件が満たされたことが検出されたとき、前記空チャ
ネルがない基地局との交信を終了させるとともに、前記
空チャネルが存在する各基地局の空チャネルを使用し
て、前記移動局装置と前記空チャネルが存在する各基地
局との間の伝送速度を上げるようにするチャネル制御ス
テップとを有することを特徴とする。
【0016】さらに、請求項23記載の発明によれば、
移動体通信システムを構成する移動局装置に適用される
移動局通信方法をプログラムとして記憶した、コンピュ
ータにより読み出し可能な記憶媒体において、前記移動
局通信方法が、前記移動局装置に、第1の基地局と複数
のチャネルを用いて無線通信を行わせる通信ステップ
と、前記移動局装置が第2の基地局と新たに通信可能に
なったとき、該第2の基地局の空チャネル数を認識する
認識ステップと、前記認識ステップによって認識された
空チャネル数が、前記移動局装置が前記第1の基地局と
の間の通信に用いているチャネル数以上であるならば、
前記第2の基地局とハンドオーバを行うハンドオーバス
テップとを有することを特徴とする。
【0017】請求項24記載の発明によれば、1つの移
動局が複数の基地局と同時に交信を行う符号分割多元接
続通信方式の移動体通信システムを構成する移動局装置
に適用される移動局通信方法をプログラムとして記憶し
た、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体におい
て、前記移動局通信方法が、前記移動局装置に、第1の
基地局と複数のチャネルを用いて無線通信を行わせる通
信ステップと、前記移動局装置が第2の基地局と新たに
通信可能になったとき、該第2の基地局の空チャネル数
を認識する認識ステップと、前記認識ステップによって
認識された空チャネル数が、前記移動局装置が前記第1
の基地局との間の通信に用いているチャネル数以上であ
るならば、前記第2の基地局とハンドオーバを行い、前
記空チャネル数が前記第1の基地局間のチャネル数より
少ないならば、前記第2の基地局とのハンドオーバを行
わないハンドオーバステップとを有することを特徴とす
る。
【0018】請求項32記載の発明によれば、1つの移
動局が複数の基地局と同時に交信を行う符号分割多元接
続通信方式の移動体通信システムを構成する移動局装置
に適用される移動局通信方法をプログラムとして記憶し
た、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体におい
て、前記移動局通信方法が、同時に交信中の複数の基地
局のうち空チャネルが存在する基地局の数が所定数以上
であり、且つ前記複数の基地局に空チャネルがない基地
局が含まれるという条件が満たされたことを検出する検
出ステップと、前記検出ステップによって前記条件が満
たされたことが検出されたとき、前記空チャネルがない
基地局との交信を終了させるとともに、前記空チャネル
が存在する各基地局の空チャネルを使用して、前記移動
局装置と前記空チャネルが存在する各基地局との間の伝
送速度を上げるようにするチャネル制御ステップとを有
することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明に係る移動体通信システム
の基地局の構成を示すブロック図である。なお、本発明
に係る移動体通信システムでは、1つの移動局が複数の
基地局と同時に無線通信を行う符号分割多元接続(CD
MA)通信方式が採用され、且つ移動局が1つの基地局
との無線通信に複数のチャネルを同時に使用して伝送速
度を高めるようにした通信方式が採用される。
【0021】基地局は、無線リンクの送受信処理を行う
RF部1001、デジタル変復調処理などを行う変復調
部1002、データの符号化及び復号化を行うチャネル
コーデック部1003、公衆または私設デジタル網に接
続するためのデジタル網インターフェース部1004、
基地局全般の制御をつかさどる基地局制御部1005な
どから構成される。
【0022】図2は、本発明に係る移動体通信システム
の移動局の構成を示すブロック図である。
【0023】移動局は、無線リンクの送受信処理を行う
RF部1006、デジタル変復調処理などを行う変復調
部1007、データの符号化及び復号化を行うチャネル
コーデック部1008、マイク・スピーカー・撮像部・
画像モニターなどを制御する入出力処理部1009、現
在通信に使用しているチャネル数及び現在交信中の基地
局数を保存するメモリー部1010、現在通信に使用し
ているチャネル数とハンドオーバ先の基地局の空きチャ
ネル数とを比較するチャネル数比較部1011、チャネ
ル数の比較結果や現在交信中の基地局数などからハンド
オーバを行うか否かを決定し、また移動局全般の制御を
つかさどる移動局制御部1012などから構成される。
【0024】本実施の形態では、移動局がハンドオーバ
先の基地局とハンドオーバを実行する前に、該基地局の
空きチャネル数が移動局に通知される。移動局では、ハ
ンドオーバ先の基地局の空きチャネル数が現在使用中の
チャネル数以上ならば、ハンドオーバを行い通信を継続
する。ハンドオーバ先の空きチャネル数が現在使用中の
チャネル数より少ないならば、ハンドオーバを行わず、
現在交信中の基地局との通信を、現在の伝送速度を保っ
たまま継続する。なお、ハンドオーバ先として複数の基
地局が存在する場合には、空きチャネル数が現在使用中
のチャネル数以上の基地局を選択してハンドオーバを実
行する。これを、図3を参照して説明する。
【0025】図3は、ハンドオーバ先として3つの基地
局が存在する場合の移動局を示す図である。
【0026】例えば移動局301の現在使用中のチャネ
ル数が3であり、移動局301が、空きチャネル数1の
基地局302、空きチャネル数3の基地局303、及び
空きチャネル数4の基地局304をハンドオーバ先にす
ることができる位置にあると仮定する。この場合、移動
局301は基地局303及び基地局304とは交信を行
なうが、基地局302とは伝送速度が低くなるため交信
を行わない。
【0027】こうしたハンドオーバ処理を、図4を参照
して説明する。
【0028】図4は、本発明における移動局のハンドオ
ーバ処理の手順を示すフローチャートである。
【0029】移動局が通信中に(S401)、その移動
局にとって交信圏外であった他の基地局が交信可能圏内
に入ったとき(S402)、新たに交信可能圏内となり
ハンドオーバ先となった基地局から、ハンドオーバ実行
前に、該基地局における空きチャネル数の通知を受ける
(S403)。メモリー部1010に格納された現在使
用中のチャネル数とハンドオーバ先の基地局の空きチャ
ネル数とをチャネル数比較部1011において比較する
(S404)。その結果、現在使用中のチャネル数以上
の空きチャネルがハンドオーバ先の基地局に存在するな
らば、移動局制御部1012においてハンドオーバを行
うことを決定し、伝送速度を維持したままハンドオーバ
を行い(S406)、現在の伝送速度を保ったまま通信
を継続する(S407)。
【0030】一方、ステップS404において、チャネ
ル数比較部1011による比較の結果、現在使用中のチ
ャネル数よりハンドオーバ先の基地局の空きチャネル数
の方が少ないならば、移動局制御部1012においてハ
ンドオーバを行わないことを決定してハンドオーバを行
わず(S405)、現在交信中の基地局と、現在の伝送
速度を保ったまま通信を継続する(S408)。
【0031】なお、ハンドオーバ先として複数の基地局
が存在する場合には、各基地局が交信可能圏内に入る毎
に、図4に示すハンドオーバ処理が行われることにな
る。
【0032】さらに、移動局の交信可能圏内にあるにも
かかわらず、空きチャネル数が足りないという理由で移
動局と交信を行っていない基地局において、後刻空きチ
ャネル数が増えた場合、該基地局が移動局に新しい空き
チャネル数を通知する。この通知に伴い、移動局のチャ
ネル数比較部1011において比較を行った結果、空き
チャネルが増えた基地局のチャネル数が、現在使用中の
チャネル数以上ならば、ハンドオーバを行い通信を継続
する。空きチャネルが増えた基地局のチャネル数が現在
使用中のチャネル数より少ないならば、移動局制御部1
012において判断してハンドオーバを行わない。こう
したハンドオーバ処理を、図5を参照して説明する。
【0033】図5は、図4に示す処理に続く移動局のハ
ンドオーバ処理の手順を示すフローチャートである。
【0034】図4に示すステップS407に従って移動
局が通信中(S501)、該移動局の交信可能圏内にあ
るにもかかわらず、空きチャネルが少ないためハンドオ
ーバをできなかった基地局に空きチャネルが増えたとき
(S502)、該基地局から新しい空きチャネル数が移
動局に通知される(S503)。通知を受けた移動局
は、メモリー部1010に格納された現在使用中のチャ
ネル数と、新たに通知されたハンドオーバ先の空きチャ
ネル数とをチャネル数比較部1011において比較する
(S504)。その結果、現在使用中のチャネル数以上
の空きチャネルがハンドオーバ先の基地局に存在するな
らば、移動局制御部1012においてハンドオーバを行
うことを決定してハンドオーバを行い(S505)、通
信を継続する(S508)。
【0035】一方、現在使用中のチャネル数よりハンド
オーバ先の基地局の空きチャネル数の方が少ないなら
ば、移動局制御部1012においてハンドオーバを行わ
ないことを決定してハンドオーバを行わず(S50
6)、そのまま通信を継続する(S507)。
【0036】ところで、上記のように移動局は、移動先
の空きチャネルが少ない基地局とはハンドオーバを行わ
ない。一方、移動局は移動してから、現在交信中の複数
の基地局のうち、交信不可能になる基地局の数が増えて
くる。したがって、伝送速度を低下させてでも移動先の
基地局とハンドオーバを行わねばならない必要性が高ま
ることがある。
【0037】そのため、移動局では、メモリー部101
0に格納されている現在交信中の基地局数を読み出し、
この基地局数がある設定数になっていたならば、交信が
可能だが空きチャネルが少ないために交信を行っていな
かった基地局と、伝送速度を低下させてハンドオーバを
行う。その際、ハンドオーバを行う基地局の選択は、ハ
ンドオーバが可能な基地局中、空きチャネル数が最大で
ある基地局を選択することで行う。空きチャネル数が最
大である基地局が複数ある場合は、システム上可能な限
り多くの基地局とハンドオーバを行う。こうしたハンド
オーバ処理を、図6を参照して説明する。
【0038】図6は、図4及び図5に示す処理に続く移
動局のハンドオーバ処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【0039】図4に示すステップS407及び図5に示
すステップS507に従って移動局が通信中(S60
1)、移動局が現在交信している複数の基地局のうちの
一つにおいて通信品質が劣化したとする(S602)。
このために、その基地局との交信を終了する(S60
3)。このとき、メモリー部1010に格納されている
現在交信中の基地局数を読み出し、この基地局数を設定
数nと比較する(S604)。この結果、現在交信中の
基地局数が設定値nに等しいならば、交信可能圏内だが
空きチャネル数が少ないため交信を行っていなかった基
地局のうち、空きチャネル数が最大のものを、チャネル
数比較部1011を用いて探し出す(S605)。そし
て、移動局制御部1012が、伝送速度を低下させてそ
の基地局にハンドオーバを行い(S606)、伝送速度
を低下させて通信を維持する(S608)。
【0040】一方、ステップS604において、メモリ
ー部1010に格納されている現在交信中の基地局数が
設定値nよりも多いならば、そのままの伝送速度を維持
し(S607)、現在の通信を継続する(S609)。
【0041】なお、ステップS605において、空きチ
ャネル数が最大である基地局が複数見つかった場合に
は、システム上可能な限り多くの基地局とハンドオーバ
を行うようにする。
【0042】また、図6に示す処理とは別の処理とし
て、図6に示すステップS603の処理を各基地局に実
行するがステップS604の処理を行わずに、その結
果、現在交信中の基地局の数が1つになり、そして、そ
の基地局との間の通信品質が劣化した場合のハンドオー
バ処理を、図7を参照して説明する。
【0043】図7は、図4及び図5に示す処理に続く移
動局のハンドオーバ処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【0044】図4に示すステップS407及び図5に示
すステップS507に従って移動局が通信中(S70
1)、交信している1つしかない基地局の通信品質が劣
化したならば(S702)、交信可能圏内だが空きチャ
ネル数が少ないため交信を行っていなかった基地局のう
ち空きチャネル数が最大であるものを、チャネル数比較
部1011を用いて探し出す(S703)。移動局制御
部1012は、伝送速度を下げて、その基地局にハンド
オーバを行う(S704)。ハンドオーバー後、通信品
質が劣化した基地局との交信を終了させ(S705)、
伝送速度を低下させて通信を維持する(S705)。
【0045】なお、ステップS703において、空きチ
ャネル数が最大である基地局が複数存在する場合には、
システム上可能な限り多くの基地局とハンドオーバを行
う。
【0046】さらに、現在交信中の基地局のうち、設定
値n個以上の基地局に空きチャネルが存在するととも
に、空きチャネルが無い基地局が存在し、且つシステム
的に使用チャネル数を増やすことができるとき、空きチ
ャネルが無い基地局との交信を終了させ、空きチャネル
が存在する基地局の空きチャネルをさらに使うことによ
り、伝送速度を上げるようにする。こうしたチャネル制
御処理を、図8を参照して説明する。
【0047】図8は、現在交信中の複数の基地局に対す
るチャネル制御処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【0048】移動局が複数の基地局と通信中(S80
1)であるとき、システム的にもっと伝送速度を上げら
れるか否かをチャネル数比較部1011より判別する
(S802)。システム的にもっと伝送速度を上げられ
る場合、現在交信中の基地局のうち設定値n以上の基地
局に空きチャネルが存在するか否かを判別する(S80
3)。設定値n以上の基地局に空きチャネルが存在する
ならば、移動局制御部1012は、現在交信中の基地局
のうち空きチャネルが無い基地局との交信を終了させる
(S804)。そして、空きチャネルが存在する基地局
の空きチャネルを使用して(S805)、伝送速度を上
げて通信を継続する(S807)。
【0049】一方、ステップS802において、システ
ム的にもっと伝送速度を上げられない場合や、ステップ
S803において、設定値n以上の基地局に空きチャネ
ルが存在しない場合、現在の状態を維持し(S806,
S809)、伝送速度を維持して通信を継続する(S8
09,S810)。
【0050】かくして、上記ハンドオーバ処理及びチャ
ネル制御処理のいずれの実行によっても、ハンドオーバ
先の基地局に十分な空きチャネルが無い場合において伝
送速度を維持して通信を行うことが可能となる。
【0051】なお、以上説明した本実施の形態では、移
動局にとって交信圏外であった他の基地局が交信可能圏
内に入り、該基地局が移動局にとってハンドオーバ先と
なると、ハンドオーバが実行される前に、該基地局の空
きチャネル数が移動局に通知される。これによって、移
動局はハンドオーバ先の基地局の空きチャネル数を知る
ことができ、その空きチャネル数と現在通信に用いてい
るチャネル数とを比較し、ハンドオーバを行うか否かを
判断するようにしている。
【0052】これに代わって、移動局がハンドオーバ先
の基地局の空きチャネル数を知る方法として、現在交信
中の基地局が、ハンドオーバ先となる可能性のある基地
局の空きチャネル情報を集め、ハンドオーバを行う前に
この空きチャネル情報を移動局に通知するようにしても
よい。
【0053】また、基地局が定期的に不特定多数の移動
局に対して自分の空きチャネル数を報知するようにして
もよい。
【0054】さらに、ハンドオーバの実行に伴い、同期
確立に必要な情報を基地局が移動局に対して通知するの
で、その通知に合わせて、基地局の空きチャネル情報も
通知するようにしてもよい。
【0055】また、以上説明した本実施の形態では、移
動局の交信可能圏内にあるにもかかわらず空きチャネル
が少ないためハンドオーバをできなかった基地局に、後
刻空きチャネルが増えたとき、該基地局から新しい空き
チャネル数が移動局に通知される。移動局はその新しい
空きチャネル数と現在通信に用いているチャネル数とを
比較し、ハンドオーバを行うかどうかを判断することが
できる。
【0056】これに代わって、交信圏内にあるにもかか
わらず空きチャネル数が少ないため交信を行っていない
基地局に後刻空きチャネルが増えた場合、現在交信中の
基地局が移動局に、空きチャネル数が増えた基地局の空
きチャネル数を通知し、その内容から移動局がハンドオ
ーバをするかどうかを判断するようにしてもよい。
【0057】また、移動局が定期的に基地局から送られ
る報知情報を見るようにし、したがって、交信圏内にあ
るにもかかわらず空きチャネルが少ないため交信を行っ
ていない基地局に、後刻空きチャネルが増えた場合に
も、移動局はそれを知ることができ、その新しい空きチ
ャネル数と現在通信に用いているチャネル数とを比較
し、ハンドオーバを行うかどうかを判断することができ
る。
【0058】さらに、ハンドオーバの実行に伴い、同期
確立に必要な情報を基地局が移動局に対して通知するの
で、その通知に合わせて、基地局の空きチャネル情報も
通知するようにしておき、交信圏内にあるにもかかわら
ず空きチャネル数が少ないため交信を行っていない基地
局に後刻空きチャネルが増えた場合、ハンドオーバを実
行し、この結果得られた空きチャネル情報から移動局が
ハンドオーバを行うか否かを判断するようにしてもよ
い。
【0059】なお、前述した実施形態の機能を実現する
ソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0060】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
が本発明を構成することになる。
【0061】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0062】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に
含まれることは言うまでもない。
【0063】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、移
動局が第1の基地局と複数のチャネルを用いて無線通信
を行っているとき、移動局の移動に伴い第2の基地局と
新たに通信可能になった場合、移動局は第2の基地局の
空チャネル数を認識する。そして、認識された空チャネ
ル数が、移動局が第1の基地局との間の通信に用いてい
るチャネル数以上であるならば、第2の基地局とハンド
オーバを行い、上記空チャネル数が、移動局と第1の基
地局との間のチャネル数より少なければ、第1の基地局
から第2の基地局へハンドオーバを行わないようにす
る。
【0065】これにより、ハンドオーバ先の基地局に十
分な空きチャネルが無い場合においても伝送速度を維持
して通信を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動体通信システムの基地局の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る移動体通信システムの移動局の構
成を示すブロック図である。
【図3】ハンドオーバ先として3つの基地局が存在する
場合の移動局を示す図である。
【図4】本発明における移動局のハンドオーバ処理の手
順を示すフローチャートである。
【図5】図4に示す処理に続く移動局のハンドオーバ処
理の手順を示すフローチャートである。
【図6】図4及び図5に示す処理に続く移動局のハンド
オーバ処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】図4及び図5に示す処理に続く移動局のハンド
オーバ処理の他の手順を示すフローチャートである。
【図8】現在交信中の複数の基地局に対するチャネル制
御処理の手順を示すフローチャートである。
【図9】符号分割多元接続(CDMA)通信方式を用い
た移動体通信システムの構成例を示す図である。
【図10】従来のハンドオーバ処理の手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1001 RF部 1002 変復調部 1003 チャネルコーデック部 1004 デジタル網インターフェース部 1005 基地局制御部 1006 RF部(通信手段) 1007 変復調部 1008 チャネルコーデック部 1009 入出力処理部 1010 メモリー部(認識手段) 1011 チャネル数比較部(ハンドオーバ手段) 1012 移動局制御部(認識手段、ハンドオーバ手
段)

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体通信システムを構成する移動局装
    置において、 第1の基地局と複数のチャネルを用いて無線通信を行う
    通信手段と、 第2の基地局と新たに通信可能になったとき、該第2の
    基地局の空チャネル数を認識する認識手段と、 前記認識手段によって認識された空チャネル数が、前記
    通信手段が前記第1の基地局との間の通信に用いている
    チャネル数以上であるならば、前記第2の基地局とハン
    ドオーバを行うハンドオーバ手段とを有することを特徴
    とする移動局装置。
  2. 【請求項2】 1つの移動局が複数の基地局と同時に交
    信を行う符号分割多元接続通信方式の移動体通信システ
    ムを構成する移動局装置において、 第1の基地局と複数のチャネルを用いて無線通信を行う
    通信手段と、 第2の基地局と新たに通信可能になったとき、該第2の
    基地局の空チャネル数を認識する認識手段と、 前記認識手段によって認識された空チャネル数が、前記
    通信手段が前記第1の基地局との間の通信に用いている
    チャネル数以上であるならば、前記第2の基地局とハン
    ドオーバを行い、前記空チャネル数が前記第1の基地局
    間のチャネル数より少ないならば、前記第2の基地局と
    のハンドオーバを行わないハンドオーバ手段とを有する
    ことを特徴とする移動局装置。
  3. 【請求項3】 前記ハンドオーバ手段によって前記ハン
    ドオーバが行われなかった前記第2の基地局において空
    チャネルが、前記通信手段が前記第1の基地局との間の
    通信に用いているチャネル数以上に増えたとき、前記第
    2の基地局とハンドオーバを行う増加時ハンドオーバ手
    段を更に有することを特徴とする請求項2記載の移動局
    装置。
  4. 【請求項4】 前記移動局装置が複数の基地局と新たに
    通信可能になったが、該複数の基地局のいずれもが前記
    ハンドオーバ手段及び前記増加時ハンドオーバ手段によ
    って前記移動局装置からのハンドオーバをされておら
    ず、且つ前記移動局装置が現在交信中の基地局の数が所
    定数以下になったとき、前記複数の基地局のうち空きチ
    ャネル数が最大である基地局と、伝送速度を下げてハン
    ドオーバを行う非常時ハンドオーバ手段を更に有するこ
    とを特徴とする請求項3記載の移動局装置。
  5. 【請求項5】 前記移動局装置が複数の基地局と新たに
    通信可能になったが、該複数の基地局のいずれもが前記
    ハンドオーバ手段及び前記増加時ハンドオーバ手段によ
    って前記移動局装置からのハンドオーバをされておら
    ず、且つ前記移動局装置が現在交信中の基地局の数が1
    つになったとき、前記複数の基地局のうち空きチャネル
    数が最大である基地局と、伝送速度を下げてハンドオー
    バを行う非常時ハンドオーバ手段を更に有することを特
    徴とする請求項3記載の移動局装置。
  6. 【請求項6】 前記ハンドオーバ手段によって前記ハン
    ドオーバが行われなかった前記第2の基地局において空
    チャネルが増えたときに、前記移動局装置の現在交信中
    の基地局から該移動局装置に通知される前記第2の基地
    局の空チャネル数を認識する再度認識手段を、更に有す
    ることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに
    記載の移動局装置。
  7. 【請求項7】 同期確立に必要な情報を基地局が移動局
    に対して通知するとき、該基地局の空きチャネル数が該
    移動局に通知され、前記認識手段は、該通知に基づき前
    記第2の基地局の空チャネル数を認識することを特徴と
    する請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の移動局装
    置。
  8. 【請求項8】 ハンドオーバ先となり得る各基地局の空
    きチャネル数が、前記移動局装置の現在交信中の基地局
    から該移動局装置にハンドオーバを行う前に通知されて
    おり、前記認識手段は、該通知に基づき前記第2の基地
    局の空チャネル数を認識することを特徴とする請求項2
    乃至請求項5のいずれかに記載の移動局装置。
  9. 【請求項9】 各基地局から空きチャネル数が不特定多
    数の移動局に定期的に通知されており、前記認識手段
    は、該通知に基づき前記第2の基地局の空チャネル数を
    認識することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいず
    れかに記載の移動局装置。
  10. 【請求項10】 1つの移動局が複数の基地局と同時に
    交信を行う符号分割多元接続通信方式の移動体通信シス
    テムを構成する移動局装置において、 同時に交信中の複数の基地局のうち空チャネルが存在す
    る基地局の数が所定数以上であり、且つ前記複数の基地
    局に空チャネルがない基地局が含まれるという条件が満
    たされたことを検出する検出手段と、 前記検出手段によって前記条件が満たされたことが検出
    されたとき、前記空チャネルがない基地局との交信を終
    了させるとともに、前記空チャネルが存在する各基地局
    の空チャネルを使用して、前記移動局装置と前記空チャ
    ネルが存在する各基地局との間の伝送速度を上げるよう
    にするチャネル制御手段とを有することを特徴とする移
    動局装置。
  11. 【請求項11】 前記条件に、前記移動体通信システム
    において伝送速度を更に高めてもよいという条件が含ま
    れることを特徴とする請求項10記載の移動局装置。
  12. 【請求項12】 移動体通信システムを構成する移動局
    装置に適用される移動局通信方法において、 前記移動局装置に、第1の基地局と複数のチャネルを用
    いて無線通信を行わせる通信ステップと、 前記移動局装置が第2の基地局と新たに通信可能になっ
    たとき、該第2の基地局の空チャネル数を認識する認識
    ステップと、 前記認識ステップによって認識された空チャネル数が、
    前記移動局装置が前記第1の基地局との間の通信に用い
    ているチャネル数以上であるならば、前記第2の基地局
    とハンドオーバを行うハンドオーバステップとを有する
    ことを特徴とする移動局通信方法。
  13. 【請求項13】 1つの移動局が複数の基地局と同時に
    交信を行う符号分割多元接続通信方式の移動体通信シス
    テムを構成する移動局装置に適用される移動局通信方法
    において、 前記移動局装置に、第1の基地局と複数のチャネルを用
    いて無線通信を行わせる通信ステップと、 前記移動局装置が第2の基地局と新たに通信可能になっ
    たとき、該第2の基地局の空チャネル数を認識する認識
    ステップと、 前記認識ステップによって認識された空チャネル数が、
    前記移動局装置が前記第1の基地局との間の通信に用い
    ているチャネル数以上であるならば、前記第2の基地局
    とハンドオーバを行い、前記空チャネル数が前記第1の
    基地局間のチャネル数より少ないならば、前記第2の基
    地局とのハンドオーバを行わないハンドオーバステップ
    とを有することを特徴とする移動局通信方法。
  14. 【請求項14】 前記ハンドオーバステップによって前
    記ハンドオーバが行われなかった前記第2の基地局にお
    いて空チャネルが、前記移動局装置が前記第1の基地局
    との間の通信に用いているチャネル数以上に増えたと
    き、前記第2の基地局とハンドオーバを行う増加時ハン
    ドオーバステップとを更に有することを特徴とする請求
    項13記載の移動局通信方法。
  15. 【請求項15】 前記移動局装置が複数の基地局と新た
    に通信可能になったが、該複数の基地局のいずれもが前
    記ハンドオーバステップ及び前記増加時ハンドオーバス
    テップによって前記移動局装置からのハンドオーバをさ
    れておらず、且つ前記移動局装置が現在交信中の基地局
    の数が所定数以下になったとき、前記複数の基地局のう
    ち空きチャネル数が最大である基地局と、伝送速度を下
    げてハンドオーバを行う非常時ハンドオーバステップを
    更に有することを特徴とする請求項14記載の移動局通
    信方法。
  16. 【請求項16】 前記移動局装置が複数の基地局と新た
    に通信可能になったが、該複数の基地局のいずれもが前
    記ハンドオーバステップ及び前記増加時ハンドオーバス
    テップによって前記移動局装置からのハンドオーバをさ
    れておらず、且つ前記移動局装置が現在交信中の基地局
    の数が1つになったとき、前記複数の基地局のうち空き
    チャネル数が最大である基地局と、伝送速度を下げてハ
    ンドオーバを行う非常時ハンドオーバステップを更に有
    することを特徴とする請求項14記載の移動局通信方
    法。
  17. 【請求項17】 前記ハンドオーバステップによって前
    記ハンドオーバが行われなかった前記第2の基地局にお
    いて空チャネルが増えたときに、前記移動局装置の現在
    交信中の基地局から該移動局装置に通知される前記第2
    の基地局の空チャネル数を認識する再度認識ステップ
    を、更に有することを特徴とする請求項14乃至請求項
    16のいずれかに記載の移動局通信方法。
  18. 【請求項18】 同期確立に必要な情報を基地局が移動
    局に対して通知するとき、該基地局の空きチャネル数が
    該移動局に通知され、前記認識ステップは、該通知に基
    づき前記第2の基地局の空チャネル数を認識することを
    特徴とする請求項14乃至請求項16のいずれかに記載
    の移動局通信方法。
  19. 【請求項19】 ハンドオーバ先となり得る各基地局の
    空きチャネル数が、前記移動局装置の現在交信中の基地
    局から該移動局装置にハンドオーバを行う前に通知され
    ており、前記認識ステップは、該通知に基づき前記第2
    の基地局の空チャネル数を認識することを特徴とする請
    求項13乃至請求項16のいずれかに記載の移動局通信
    方法。
  20. 【請求項20】 各基地局から空きチャネル数が不特定
    多数の移動局に定期的に通知されており、前記認識ステ
    ップは、該通知に基づき前記第2の基地局の空チャネル
    数を認識することを特徴とする請求項13乃至請求項1
    6のいずれかに記載の移動局通信方法。
  21. 【請求項21】 1つの移動局が複数の基地局と同時に
    交信を行う符号分割多元接続通信方式の移動体通信シス
    テムを構成する移動局装置に適用される移動局通信方法
    において、 同時に交信中の複数の基地局のうち空チャネルが存在す
    る基地局の数が所定数以上であり、且つ前記複数の基地
    局に空チャネルがない基地局が含まれるという条件が満
    たされたことを検出する検出ステップと、 前記検出ステップによって前記条件が満たされたことが
    検出されたとき、前記空チャネルがない基地局との交信
    を終了させるとともに、前記空チャネルが存在する各基
    地局の空チャネルを使用して、前記移動局装置と前記空
    チャネルが存在する各基地局との間の伝送速度を上げる
    ようにするチャネル制御ステップとを有することを特徴
    とする移動局通信方法。
  22. 【請求項22】 前記条件に、前記移動体通信システム
    において伝送速度を更に高めてもよいという条件が含ま
    れることを特徴とする請求項21記載の移動局通信方
    法。
  23. 【請求項23】 移動体通信システムを構成する移動局
    装置に適用される移動局通信方法をプログラムとして記
    憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体に
    おいて、 前記移動局通信方法が、 前記移動局装置に、第1の基地局と複数のチャネルを用
    いて無線通信を行わせる通信ステップと、 前記移動局装置が第2の基地局と新たに通信可能になっ
    たとき、該第2の基地局の空チャネル数を認識する認識
    ステップと、 前記認識ステップによって認識された空チャネル数が、
    前記移動局装置が前記第1の基地局との間の通信に用い
    ているチャネル数以上であるならば、前記第2の基地局
    とハンドオーバを行うハンドオーバステップとを有する
    ことを特徴とする記憶媒体。
  24. 【請求項24】 1つの移動局が複数の基地局と同時に
    交信を行う符号分割多元接続通信方式の移動体通信シス
    テムを構成する移動局装置に適用される移動局通信方法
    をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読み
    出し可能な記憶媒体において、 前記移動局通信方法が、 前記移動局装置に、第1の基地局と複数のチャネルを用
    いて無線通信を行わせる通信ステップと、 前記移動局装置が第2の基地局と新たに通信可能になっ
    たとき、該第2の基地局の空チャネル数を認識する認識
    ステップと、 前記認識ステップによって認識された空チャネル数が、
    前記移動局装置が前記第1の基地局との間の通信に用い
    ているチャネル数以上であるならば、前記第2の基地局
    とハンドオーバを行い、前記空チャネル数が前記第1の
    基地局間のチャネル数より少ないならば、前記第2の基
    地局とのハンドオーバを行わないハンドオーバステップ
    とを有することを特徴とする記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記移動局通信方法が、 前記ハンドオーバステップによって前記ハンドオーバが
    行われなかった前記第2の基地局において空チャネル
    が、前記移動局装置が前記第1の基地局との間の通信に
    用いているチャネル数以上に増えたとき、前記第2の基
    地局とハンドオーバを行う増加時ハンドオーバステップ
    を更に有することを特徴とする請求項24記載の記憶媒
    体。
  26. 【請求項26】 前記移動局通信方法が、 前記移動局装置が複数の基地局と新たに通信可能になっ
    たが、該複数の基地局のいずれもが前記ハンドオーバス
    テップ及び前記増加時ハンドオーバステップによって前
    記移動局装置からのハンドオーバをされておらず、且つ
    前記移動局装置が現在交信中の基地局の数が所定数以下
    になったとき、前記複数の基地局のうち空きチャネル数
    が最大である基地局と、伝送速度を下げてハンドオーバ
    を行う非常時ハンドオーバステップを更に有することを
    特徴とする請求項25記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記移動局通信方法が、 前記移動局装置が複数の基地局と新たに通信可能になっ
    たが、該複数の基地局のいずれもが前記ハンドオーバス
    テップ及び前記増加時ハンドオーバステップによって前
    記移動局装置からのハンドオーバをされておらず、且つ
    前記移動局装置が現在交信中の基地局の数が1つになっ
    たとき、前記複数の基地局のうち空きチャネル数が最大
    である基地局と、伝送速度を下げてハンドオーバを行う
    非常時ハンドオーバステップを更に有することを特徴と
    する請求項25記載の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記移動局通信方法が、 前記ハンドオーバステップによって前記ハンドオーバが
    行われなかった前記第2の基地局において空チャネルが
    増えたときに、前記移動局装置の現在交信中の基地局か
    ら該移動局装置に通知される前記第2の基地局の空チャ
    ネル数を認識する再度認識ステップを更に有することを
    特徴とする請求項25乃至請求項27のいずれかに記載
    の記憶媒体。
  29. 【請求項29】 同期確立に必要な情報を基地局が移動
    局に対して通知するとき、該基地局の空きチャネル数が
    該移動局に通知され、前記認識ステップは、該通知に基
    づき前記第2の基地局の空チャネル数を認識することを
    特徴とする請求項25乃至請求項27のいずれかに記載
    の記憶媒体。
  30. 【請求項30】 ハンドオーバ先となり得る各基地局の
    空きチャネル数が、前記移動局装置の現在交信中の基地
    局から該移動局装置にハンドオーバを行う前に通知され
    ており、前記認識ステップは、該通知に基づき前記第2
    の基地局の空チャネル数を認識することを特徴とする請
    求項24乃至請求項27のいずれかに記載の記憶媒体。
  31. 【請求項31】 各基地局から空きチャネル数が不特定
    多数の移動局に定期的に通知されており、前記認識ステ
    ップは、該通知に基づき前記第2の基地局の空チャネル
    数を認識することを特徴とする請求項24乃至請求項2
    7のいずれかに記載の記憶媒体。
  32. 【請求項32】 1つの移動局が複数の基地局と同時に
    交信を行う符号分割多元接続通信方式の移動体通信シス
    テムを構成する移動局装置に適用される移動局通信方法
    をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読み
    出し可能な記憶媒体において、 前記移動局通信方法が、 同時に交信中の複数の基地局のうち空チャネルが存在す
    る基地局の数が所定数以上であり、且つ前記複数の基地
    局に空チャネルがない基地局が含まれるという条件が満
    たされたことを検出する検出ステップと、 前記検出ステップによって前記条件が満たされたことが
    検出されたとき、前記空チャネルがない基地局との交信
    を終了させるとともに、前記空チャネルが存在する各基
    地局の空チャネルを使用して、前記移動局装置と前記空
    チャネルが存在する各基地局との間の伝送速度を上げる
    ようにするチャネル制御ステップとを有することを特徴
    とする記憶媒体。
  33. 【請求項33】 前記条件に、前記移動体通信システム
    において伝送速度を更に高めてもよいという条件が含ま
    れることを特徴とする請求項32記載の記憶媒体。
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