JP4495480B2 - 通信端末装置及びハンドオーバ方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信端末装置及び無線通信方法に関し、特に上り回線においてパケット伝送を行う無線通信システムに用いられる通信端末装置及びハンドオーバ方法に関する。
従来、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式の下り回線においてパケットデータを伝送する技術として、HSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)と呼ばれるパケット伝送方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。
HSDPAでは、1つの物理チャネルを複数の通信端末装置で時間分割により共有して使用する。このため、基地局装置は、所定の時間単位でパケットデータを送信する先の通信端末装置及びパケットデータの送信パラメータを決定する(一般に「スケジューリング」と呼ばれる)。スケジューリングは、例えば、基地局装置が通信端末装置に送信するデータ量、許容遅延時間、通信品質などに基づいて行われる。
このHSDPAにおいて下り高速パケット伝送を行っている通信端末装置がハンドオーバを行う場合、通信端末装置は、常に一定の電力で送信される共通パイロットチャネル(CPICH)を用いて、周辺セル内の各基地局装置との下り回線の回線品質を測定し、この回線品質に基づいて、パケット伝送する基地局装置の切り替えを行う。
一方、上り回線にはこのような共通パイロットチャネルが存在しないため、USCH(Up link Shared CHannel)等の共通チャネルを用いて上り高速パケット伝送を行っている最中にハンドオーバを行う場合にも、CPICH(Common Pilot CHannel)を用いて測定した下り回線の回線品質に基づいて、基地局装置の切り替えを行うことができる。
図12を参照して具体的に説明すると、まず、通信端末装置1は、ハンドオーバを行っている最中であり、セル3及びセル5が重なるエリアに位置している。この状況において、通信端末装置1は、セル3の基地局装置7からCPICHに載せられた信号及びスケジュール情報を受信するとともに、セル5の基地局装置9からもCPICHに載せられた信号及びスケジュール情報を受信している。このとき、通信端末装置1は、両基地局7、9のCPICHの受信電力を比較し、受信電力の大きい、すなわち回線品質の良い方の基地局装置へパケットを伝送する。図12では、通信端末装置1は、基地局装置9よりも基地局装置7に近く受信品質が良いと考えられるので、パケット伝送先を基地局装置7にするとともに、そのスケジュールに従ってパケット伝送を行う。このようにして、従来の通信端末装置は、セル周辺での受信及び送信の品質向上などを実現している。
特開2000−151623号公報
ところで、隣接するセルの間で、収容する通信端末装置の数が大きく異なっている状況(以下、リンク不均衡状態という)にある場合が考えられる。図13には、図12のセル3及びセル5が収容する通信端末装置の数が大きく異なり、基地局装置7及び基地局装置9の間にリンク不均衡状態が生じている場合について示している。
このような状況において、図12を参照して示したように通信端末装置1が、基地局装置の状況を考慮することなく、リンクを張っている通信端末装置の数は多いがCPICHの受信品質の良い基地局装置7へパケット伝送すると、基地局装置9のリソースの有効な活用がなされない。そのため、システム全体が、効率的に稼働しないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、通信端末装置の基地局装置に対する上りの高速パケット伝送が可能な無線通信システムにおいて、この無線通信システムのリソースの有効的な活用、さらにシステムの効率的な稼働を実現する通信端末装置及びハンドオーバ方法を提供することを目的とする。
本発明の通信端末装置は、リンクを張っている複数の基地局装置のそれぞれから、自機が送信した送信信号の受信電力値を受信する受信手段と、前記受信した受信電力値と前記送信信号の送信電力値とから求まる、各基地局装置と自機との間の伝搬ロスを自機の最大送信電力から減算することにより、前記複数の基地局装置のそれぞれにおける、自機から送信された信号の最大受信電力を求め、自機に割り当てられた、トラスポートフォーマット(TF)の組み合わせであるトランスポートフォーマットコンビネーション(TFC)に応じた目標SIRを求め、前記最大受信電力を前記目標SIRで除算することにより、各基地局装置のセル内における干渉電力推定値を算出する制御手段と、ハンドオーバをする際に、前記制御手段で算出された干渉電力推定値に基づいて、前記複数の基地局装置の中で最もシステム負荷の少ない基地局装置を選択する選択手段と、前記選択した基地局装置に対し、ハンドオーバ先として接続する接続手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、通信端末装置が、ハンドオーバをする際に、基地局装置の中で最もシステム負荷の少ない基地局装置を選択するので、通信システム内のリソースの有効利用、さらに通信システムの効率的な稼働を実現することができる。
本発明のハンドオーバ方法は、リンクを張っている複数の基地局装置のそれぞれから、自機が送信した送信信号の受信電力値を受信するステップと、前記受信した受信電力値と前記送信信号の送信電力値とから各基地局装置と自機との間の伝搬ロスを求め、当該伝搬ロスを自機の最大送信電力から減算することにより、前記複数の基地局装置のそれぞれにおける、自機から送信された信号の最大受信電力を求め、自機に割り当てられた、トラスポートフォーマット(TF)の組み合わせであるトランスポートフォーマットコンビネーション(TFC)に応じた目標SIRを求め、前記最大受信電力を前記目標SIRで除算することにより、各基地局装置のセル内における干渉電力推定値を算出するステップと、ハンドオーバをする際に、前記制御手段で算出された干渉電力推定値に基づいて、前記複数の基地局装置の中で最もシステム負荷の少ない基地局装置を選択するステップと、前記選択した基地局装置に対し、ハンドオーバ先として接続するステップと、を具備するようにした。
この方法によれば、パケット伝送中にハンドオーバを行う際、最もシステム負荷の少ない基地局装置に対してパケットを送信するので、通信システム内のリソースの有効利用、さらに通信システムの効率的な稼働を実現することができる。
本発明によれば、上りの高速パケット伝送が可能な無線通信システムにおいて、この無線通信システムのリソースの有効的な活用、さらにシステムの効率的な稼働を実現する通信端末装置及びハンドオーバ方法を提供することができる。
本発明の骨子は、通信端末装置が、ハンドオーバを行う際に、基地局装置におけるシステム負荷を判断基準として、ハンドオーバ先として接続する基地局装置を選択することである。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
まず、本実施の形態の基地局装置100の各構成部分の作用について、図1のブロック図を用いて説明する。
受信無線部102は、アンテナ101に受信された無線周波数の受信信号をベースバンドのディジタル信号に変換し、逆拡散部103及び逆拡散部121に出力する。
逆拡散部103は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、受信ベースバンド信号に対して逆拡散処理を行い、各通信端末装置から送信された個別チャネルの信号を取り出して復調部104に出力する。また、逆拡散部103は、逆拡散の際に作成する遅延プロファイルから得られる希望波電力を示す情報をSIR測定部106に出力する。
復調部104は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、逆拡散部103の出力信号に対して復調処理を行い、復調信号をチャネルデコーディング部105に出力する。
チャネルデコーディング部105は、復調部104の出力信号に対して誤り訂正復号等の復号処理を行い、受信データ、下り回線用の送信電力制御コマンド(以下、「DL−TPC」という)及び通信端末装置が基地局装置に対してスケジューリングを要求する情報(以下、SRQ情報という)を取り出す。受信データは上位の制御局に送られ、DL−TPCは送信電力制御部164に送られ、SRQ情報はスケジューリング部108に送られる。
なお、SRQ情報は、通信端末装置が望む送信パケットデータの伝送レートを示す情報であり、例えば1〜n(nは2以上の自然数)で表される。この伝送レートは、通信端末装置に蓄積されているパケットデータの量及びその滞留時間と通信端末装置においてパケットデータの送信のために使用可能な送信電力に基づいて定められる。
SIR測定部106は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、希望波電力の分散値から干渉波電力を算出し、希望波電力と干渉波電力との比(以下、「SIR」という)を算出し、SIRを示す情報をTPC生成部107及びスケジューリング部108に出力する。
TPC生成部107は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、上り回線の受信SIRと目標SIRとの大小関係により、上り回線の送信電力の増減を指示する上り回線用の送信電力制御コマンド(以下、「UL−TPC」という)を生成し、UL−TPCをチャネルコーディング部161に出力する。
スケジューリング部108は、各通信端末装置からのSRQ情報及びSIRに基づいてパケットデータの送信を許可する通信端末装置を決定し、そのパケットデータ送信時のパラメータ(誤り訂正符号化の符号化率、変調多値数、拡散率、送信電力等)を決定する(スケジューリング)。そして、スケジューリング部108は、スケジューリングの結果を示す情報(以下、「SAL情報」という)をチャネルコーディング部161に送り、送信パラメータを示す情報を逆拡散部121、復調部122及びチャネルデコーディング部123に出力する。なお、基地局装置100は、パケットデータの送信を許可する通信端末装置にはSAL情報を必ず送信するが、他の通信端末装置には送信しなくても良い。
逆拡散部121は、スケジューリング部108からの送信パラメータ情報に示された拡散率で、受信ベースバンド信号に対して逆拡散処理を行い、通信端末装置から送信されたパケット信号を取り出して復調部122に出力する。
復調部122は、スケジューリング部108からの送信パラメータ情報に示された変調多値数で、逆拡散部121から出力されたパケット信号に対して復調処理を行い、復調信号をチャネルデコーディング部123に出力する。
チャネルデコーディング部123は、スケジューリング部108からの送信パラメータ情報に示された符号化率で、復調部122から出力された復調信号に対して誤り訂正復号等の復号処理を行い、受信パケットデータを取り出し、誤り検出部124に出力する。
誤り検出部124は、チャネルデコーディング部123から出力された受信パケットデータに対して誤り検出を行う。そして、誤りが検出されなかった場合、誤り検出部124は、受信パケットデータを上位局に出力するとともに、正しく復調できた旨を示すACK信号をチャネルコーディング部161に出力する。一方、誤りが検出された場合、誤り検出部124は、正しく復調できなかった旨を示すNACK信号をチャネルコーディング部161に出力する。
チャネルコーディング部161は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、各通信端末装置に個別チャネルで送信する送信データに、パイロット信号(PL)、ACK/NACK、UL−TPC及びSAL情報を多重し、多重化後のデータに対して誤り訂正符号化処理を行い、符号化処理によって得られた信号を変調部162に出力する。なお、送信データには、無線ネットワーク制御装置等の上位装置にて、システム負荷を示す情報(以下、「SYL情報」という)、ソフトハンドオーバ状態か否かを示す情報(以下、「SHO情報」という)が多重されるが、基地局装置は送信データを扱うのみで内容を認識しないためこれらの情報を知ることはない。なお、基地局装置100から通信端末装置500に向けてSAL情報及びSYL情報が同時に送信されることとなり、この時のイメージ図を図2に示す。
また、SYL情報は、少なくとも1つの基地局装置におけるシステム負荷から生成されるものであり、システム負荷を示す指標として、(1)使用中の上り回線における全通信端末装置の伝送レートの和(図3参照)、(2)基地局装置における全通信端末装置の受信電力と熱雑音電力の和(図4参照)即ち、基地局装置における全受信干渉電力であって通常RoT(Rise over thermal noise)と呼ばれるもの、(3)通信中の通信端末装置の数、等が挙げられる。
なお、上記上位装置から基地局装置100に送信されるSYL情報の一態様を図5に示す。図5においては、上位装置で把握した基地局装置100の上り回線における全通信端末装置の受信電力と熱雑音電力と他セル干渉の和、即ちRoT(dB)を段階的な8つの範囲に分け、この各範囲に3ビットの値を対応させてテーブルとしている。上位装置は、基地局装置100ごとに送信レートの和を求め、これに対応した3ビットの値を基地局装置100を介して通信端末装置に送信する。これにより、通信端末装置は、この3ビットの値を受け取ることにより、基地局装置100のシステム負荷を認識することができる。
変調部162は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、チャネルコーディング部161の出力信号に対して変調処理を行い、変調信号を拡散部163に出力する。
拡散部163は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、変調部162の出力信号に対して拡散処理を行って増幅部165に出力する。
送信電力制御部164は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、DL−TPCに従って増幅部165の増幅量を制御する。増幅部165は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、送信電力制御部164の制御に従って、拡散部163の出力信号の送信電力を増幅し、増幅後の信号を送信無線部166に出力する。
送信無線部166は、増幅部165の出力信号を無線周波数にアップコンバートしてアンテナ101から無線送信する。
次に、本実施の形態の通信端末装置について図面を参照して説明する。
まず、通信端末装置が、基地局装置に対して上り高速パケット伝送中にハンドオーバする際、継続してパケット転送を行う基地局装置の選択方法の概略について図6を参照して説明する。
図6において、通信端末装置401は、ハンドオーバを行っている最中であり、セル403及びセル405が重なるエリアに位置している。この状況において、通信端末装置401は、セル403の基地局装置407からSYL情報及びスケジュール情報を受信するとともに、セル405の基地局装置409からもSYL情報及びスケジュール情報を受信している。このとき、通信端末装置401は、両基地局装置407、409からのSYL情報の比較を行い、最もシステム負荷の少ない基地局装置を選択し、その後のパケット伝送を、選択した基地局装置に対して行う。
次に、通信端末装置500の各構成部分の作用について、図7のブロック図を用いて説明する。
受信無線部502は、アンテナ501に受信された無線周波数の受信信号をベースバンドのディジタル信号に変換し、逆拡散部503に出力する。
逆拡散部503は、受信ベースバンド信号に対して逆拡散処理を行い、基地局装置から送信された個別チャネルの信号を取り出して復調部504に出力する。また、逆拡散部503は、逆拡散の際に作成する遅延プロファイルから得られる希望波電力を示す情報をSIR測定部506に出力する。
復調部504は、逆拡散部503の出力信号に対して復調処理を行い、復調信号をチャネルデコーディング部505に出力する。チャネルデコーディング部505は、復調部504の出力信号に対して誤り訂正復号等の復号処理を行い、受信データ、SAL情報、UL−TPC及びACK/NACKを取り出す。
なお、通信端末装置500がハンドオーバ中には、上記逆拡散部503、復調部504及びチャネルデコーディング部505が行う処理は、リンクを張っている基地局ごとに行われる。また、SHO情報及びSYL情報は、受信データより取り出される。そして、SAL情報は送信パラメータ設定部541に送られ、UL−TPCは送信電力制御部528に送られ、ACK/NACKはバッファ542に送られ、SHO情報及びSYL情報は基地局選択部523に送られる。
SIR測定部506は、希望波電力の分散値から干渉波電力を算出し、希望波電力と干渉波電力とからSIRを算出し、SIRを示す信号をTPC生成部507に出力する。
TPC生成部507は、下り回線の受信SIRと目標SIRとの大小関係により、下り回線の送信電力の増減を指示するDL−TPCを生成し、DL−TPCをチャネルコーディング部525に出力する。
基地局選択部523は、SHO情報を受け取ってソフトハンドオーバ中であることを認識すると、各基地局装置100からのSYL情報を比較して、最もシステム負荷の少ない基地局装置100を選択し、選択した基地局装置100を示す情報を送信パラメータ設定部541に出力する。
チャネルコーディング部525は、DL−TPCに対して誤り訂正符号化処理を行い、符号化処理によって得られた信号を変調部526に出力する。
変調部526は、チャネルコーディング部525の出力信号に対して変調処理を行い、変調信号を拡散部527に出力する。拡散部527は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、変調部526の出力信号に対して拡散処理を行って増幅部529に出力する。
送信電力制御部528は、UL−TPCに従って増幅部529の増幅量を制御する。増幅部529は、送信電力制御部528の制御に従って、拡散部527の出力信号の送信電力を増幅し、増幅後の信号を送信無線部548に出力する。
送信パラメータ設定部541は、基地局選択部523からの選択した基地局装置100を示す情報に対応するSAL情報によって示される送信パラメータをバッファ542、チャネルコーディング部543、変調部544、拡散部545、送信電力制御部546に出力する。この結果、通信端末装置500が、基地局選択部523が選択した基地局装置100のスケジューリングに基づいてパケットデータを送信することになる。
バッファ542は、送信パケットデータを一時的に蓄積し、送信パラメータ設定部541に指示されたパケットデータを指示された時間でチャネルコーディング部543に出力する。このとき、ACKを入力した場合、バッファ542は、送信済みのパケットデータを廃棄し、新規のパケットデータを出力する。一方、NACKを入力したとき、バッファ542は、前回送信したパケットデータを再出力する。
チャネルコーディング部543は、送信パラメータ設定部541に指示された符号化率でパケットデータに対して誤り訂正符号化処理を行い、符号化処理によって得られたパケット信号を変調部544に出力する。
変調部544は、送信パラメータ設定部541に指示された変調多値数でチャネルコーディング部543から出力されたパケット信号に対して変調処理を行い、変調後のパケット信号を拡散部545に出力する。
拡散部545は、送信パラメータ設定部541に指示された拡散率で変調部544から出力されたパケット信号に対して拡散処理を行い、拡散後のパケット信号を増幅部547に出力する。
送信電力制御部546は、送信パラメータ設定部541の指示に従って増幅部547の増幅量を制御する。増幅部547は、送信電力制御部546の制御に従って、拡散部545から出力されたパケット信号の送信電力を増幅し、増幅後の信号を送信無線部548に出力する。
送信無線部548は、増幅部547及び増幅部529の出力信号を無線周波数にアップコンバートしてアンテナ501から無線送信する。
なお、本実施の形態においては、基地局装置がSAL情報及びSYL情報を多重して同時に通信端末装置に対して送信するものとして説明を行ったが、これに限定されるものではなく、まず基地局装置はSYL情報を送信し、それを受信した通信端末装置がSYL情報に基づいて、継続してパケット転送を行う基地局装置を選択した後に、選択された基地局装置がSAL情報を送信する構成としても良い。
また、本実施の形態においては、基地局装置から送信されるSYL情報に基づいて、基地局装置のシステム負荷を判断しているが、これに限定されるものではなく、以下のようにセル内の干渉電力値から基地局装置のシステム負荷を推定することができる。そして、干渉電力値の最も小さい基地局装置のシステム負荷が最も少ないと推定して基地局装置を選択することができる。
図8のフロー図を参照して具体的に説明すると、まず、ST701において、通信端末装置500の制御部(図示せず)が伝搬ロスを測定することに用いる測定信号を生成する。この測定信号はチャネルコーディング部525、変調部526及び拡散部527で所定の処理が施され、増幅部529に出力される。増幅部529は、送信電力制御部528の制御に従って、拡散部527からの測定信号の送信電力を増幅し、増幅後の測定信号が送信無線部548から基地局装置100に対して、DPCCH(Dedicated Physical Control CHannel)を利用して送信される。このとき、上記制御部は、増幅した測定信号の送信電力の値を記憶する。
次に、ST702において、基地局装置100の受信無線部102は、通信端末装置500から他の信号と多重された測定信号を受信する。この受信された測定信号は、多重された他の信号とともに逆拡散部103、復調部104及びチャネルデコーディング部105で所定の処理が施されることにより取り出される。制御部(図示せず)は、この取り出された測定信号を受け取り、測定信号の受信電力を測定する。そして、測定され受信電力の値は、チャネルコーディング部161、変調部162及び拡散部163で所定の処理を施され、受信電力値信号として増幅部165に出力される。増幅部165は、送信電力制御部164の制御に従って、受信電力値信号の送信電力を増幅し、増幅後の受信電力値信号が送信無線部166から通信端末装置500に対して、DPCCHを利用して送信される。
次に、ST703において、通信端末装置500の受信無線部502は、基地局装置から他の信号と多重された受信電力値信号を受信する。この受信された受信電力値信号は、多重された他の信号とともに逆拡散部503、復調部504及びチャネルデコーディング部505で所定の処理が施されることにより取り出される。制御部は、取り出された受信電力値信号が示す電力値を、記憶しておいた測定信号の送信電力値から減算して、伝搬ロスを求める。
次に、ST704において、制御部は、通信端末装置500の最大送信電力から上記伝搬ロス値を減算して、基地局装置100が通信端末装置500から受け取る信号の最大受信電力を求める。また、制御部は、自機に割り当てられたTFCに応じた目標SIRをTFCSテーブルから求める。次に、制御部は、上記最大受信電力を目標SIRで除算して、この計算結果を基地局装置100のセル内における干渉電力推定値とする。なお、TFCとは、複数の個別チャネル(DCH)でデータを多重して伝送する場合に、各DCHで送信するデータ量等を示すトランスポートフォーマット(TF)の組合せであるトランスポートフォーマットコンビネーションを意味する。
次に、ST705において、基地局選択部523は、各基地局装置100における干渉電力推定値を制御部から受け取って比較を行い、最も干渉電力推定値が小さい基地局装置100を選択し、選択した基地局装置100を示す情報を送信パラメータ設定部541に出力する。
なお、基地局装置100は、上位装置からのシステム負荷を示すSYL情報をただ単に通信端末装置500に転送するのみで内容を認識しないものとして説明したが、基地局装置100においてそのセル内のトラヒックを測定して通信端末装置500へ送信する構成とすることもできる。このときの基地局装置100の機能構成の一例を図9に示す。
図9に示すように、基地局装置100は、セルトラヒック測定部901、トラヒック情報生成部902、通信端末装置(UE)制御情報受信部903、ソフトハンドオーバ中(SHO)スケジュール計算部904、ハンドオーバ判定部905、トラヒック情報送信部906及びスケジュール情報送信部907を具備する。
セルトラヒック測定部901は、基地局装置100における使用中の上り回線における全通信端末装置の伝送レートの和からそのセル内のトラヒック(以下、セルトラヒックという)を測定する。なお、ハンドオーバ中においては、この測定は、リンクを張っている各基地局装置に関して行われる。そして、トラヒック情報生成部902は、セルトラヒック測定部901から受け取るセルトラヒックを基にトラヒック情報を生成する。
また、UE制御情報受信部903は、各通信端末装置からSRQ情報及びSIRなどを含む制御情報を受け取り、SHO中スケジュール計算部904へ与える。SHOスケジュール計算部904は、ハンドオーバ判定部905からハンドオーバ中であることを示すハンドオーバ情報を受け取った時に、上記制御情報に基づいてスケジューリングを行う。
トラヒック情報送信部906は、トラヒック情報生成部902からトラヒック情報を受け取り、通信端末装置500に対して送信する。また、スケジュール情報送信部907は、SHO中スケジュール計算部904からスケジュール情報を受け取り、通信端末装置500に対して送信する。
また、本実施の形態においては、通信端末装置500が基地局装置100から受信するSYL情報に基づいて基地局装置100におけるシステム負荷を判断し、最もシステム負荷の少ない基地局装置100に対してパケットを送信するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、図10に示すように基地局装置100から受け取るトラヒック情報及びスケジュールに基づいて、パケット伝送を行う基地局装置100の決定及びその基地局装置100に対するデータ伝送レートを決定する構成としてもよい。
図11は、そのときの通信端末装置500における動作を説明するための概略図である。
図11に示すように、通信端末装置500は、セルA及びセルBに対応する基地局装置100−A及び100−Bの各々からトラヒック情報及びスケジュールされたデータ伝送レートを受け取り、これらに基づいて、パケットを伝送する基地局装置100を決定するとともに自機が伝送する際のデータ伝送レートを計算して、これを最終データ伝送レート(Final datarate)とする。そして、通信端末装置500は、決定した基地局装置100に対して計算した最終データ伝送レートを送信する。
なお、上記データ伝送レートの計算は、以下の式で計算する。ここで、下記(式1)は、一般式であり、(式2)は、1つの具体例を示したものである。また、以下の数式において、RoT_cellAはセルAにおけるRoT、RoT_cellBはセルBにおけるRoT、Scheduleddatarate(FTCS)_cellAはセルAの基地局装置においてスケジュールされたデータ伝送レート、Scheduleddatarate(FTCS)_cellBはセルBの基地局装置においてスケジュールされたデータ伝送レートを意味する。
FinalDatarate(or TFCS)=Function(RoT_cellA,RoT_cellB,Scheduleddatarate(TFCS)_cellA,Scheduleddatarate(TFCS)_cellB)・・・・(式1)
Figure 0004495480
以上のように、本実施の形態によれば、通信端末装置が、基地局装置に対して上り高速パケット伝送中にハンドオーバを行う際に、基地局装置からのSYL情報又は通信端末装置自身が求める基地局装置のセル内における干渉電力推定値を利用してその基地局装置のシステム負荷状況を判断し、最もシステム負荷の少ない基地局装置を継続してパケット転送を行う先として選択することにより、無線通信システムのリソースの有効的な活用、さらにシステムの効率的な稼働を実現することができる。
また、通信端末装置が、基地局装置に対して上り高速パケット伝送中にハンドオーバを行う際に、通信端末装置がシステム負荷の多い、すなわちリンクを張っている通信端末装置の数が多いと推定される基地局装置からシステム負荷の少ない基地局装置へ接続先を切り替えるので、基地局装置ごとのリンクが張られている通信端末装置の数の均等化を図ることができる。さらに、リンクを張っている通信端末装置の数が多い基地局装置のセル内における干渉電力を減少させることができるため、無線通信システムにおける通信端末装置の受信品質の均等化も図ることができる。
本発明の通信端末装置及びハンドオーバ方法は、通信端末装置の基地局装置に対する上りの高速パケット伝送が可能な無線通信システムにおいて、この無線通信システムのリソースの有効的な活用、さらにシステムの効率的な稼働を実現するものとして有用である。
本発明の一実施の形態に係る基地局装置の構成を示すブロック図 SAL情報及びSYL情報の送信状況の一態様を示すイメージ図 各基地局装置のセル内における伝送レートの和を示す模式図 各基地局装置のセル内における受信電力の和を示す模式図 上位装置から基地局装置に送信されるSYL情報の一態様を示す図 通信端末装置が基地局装置に対して上り高速パケット伝送中にハンドオーバするときの状態を示した図 一実施の形態に係る通信端末装置の構成を示すブロック図 セルの干渉電力推定値を用いて基地局装置を選択する場合の通信端末装置の動作を示すフロー図 基地局装置の機能構成の一例を示すブロック図 一実施の形態に係る通信端末装置の他の構成を示すブロック図 通信端末装置における動作を説明するための概略図 従来の通信端末装置が基地局装置に対して上り高速パケット伝送中にハンドオーバするときの状態を示した図 基地局装置のリンク不均衡状態を示した図
符号の説明
1、401、500 通信端末装置
3、5、403、405 セル
7、9、100、407、409 基地局装置
101、501 アンテナ
102、502 受信無線部
103、121、503 逆拡散部
104、122、504 復調部
105、123、505 チャネルデコーディング部
106、506 SIR測定部
107、507 TPC生成部
108 スケジューリング部
124 誤り検出部
161、525、543 チャネルコーディング部
162、526、544 変調部
163、527、545 拡散部
164、528、546 送信電力制御部
165、529、547 増幅部
166、548 送信無線部
523 基地局選択部
541 送信パラメータ設定部
542 バッファ

Claims (2)

  1. リンクを張っている複数の基地局装置のそれぞれから、自機が送信した送信信号の受信電力値を受信する受信手段と、
    前記受信した受信電力値と前記送信信号の送信電力値とから求まる、各基地局装置と自機との間の伝搬ロスを自機の最大送信電力から減算することにより、前記複数の基地局装置のそれぞれにおける、自機から送信された信号の最大受信電力を求め、自機に割り当てられた、トラスポートフォーマット(TF)の組み合わせであるトランスポートフォーマットコンビネーション(TFC)に応じた目標SIRを求め、前記最大受信電力を前記目標SIRで除算することにより、各基地局装置のセル内における干渉電力推定値を算出する制御手段と、
    ハンドオーバをする際に、前記制御手段で算出された干渉電力推定値に基づいて、前記複数の基地局装置の中で最もシステム負荷の少ない基地局装置を選択する選択手段と、
    前記選択した基地局装置に対し、ハンドオーバ先として接続する接続手段と、
    を具備する通信端末装置。
  2. リンクを張っている複数の基地局装置のそれぞれから、自機が送信した送信信号の受信電力値を受信するステップと、
    前記受信した受信電力値と前記送信信号の送信電力値とから各基地局装置と自機との間の伝搬ロスを求め、当該伝搬ロスを自機の最大送信電力から減算することにより、前記複数の基地局装置のそれぞれにおける、自機から送信された信号の最大受信電力を求め、自機に割り当てられた、トラスポートフォーマット(TF)の組み合わせであるトランスポートフォーマットコンビネーション(TFC)に応じた目標SIRを求め、前記最大受信電力を前記目標SIRで除算することにより、各基地局装置のセル内における干渉電力推定値を算出するステップと、
    ハンドオーバをする際に、前記制御手段で算出された干渉電力推定値に基づいて、前記複数の基地局装置の中で最もシステム負荷の少ない基地局装置を選択するステップと、
    前記選択した基地局装置に対し、ハンドオーバ先として接続するステップと、
    を具備するハンドオーバ方法。
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