JP4782287B2 - セルラ通信システムの引き継ぎ - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、セルラ通信システムに係り、特に、斯かるシステムにおいて採用されるセル間引き継ぎ手順に関する。
【0002】
【背景技術】
無線通信システムにおいては、満足のゆく通信が達成されねばならない場合、移動局と固定局との間の良好な品質の無線リンクを維持することが重要である。当該システムがセルラシステムである場合は、上記固定局は多数の無線端末を持つ固定通信システムの一部を形成するであろう。良好な品質のリンクを維持する1つの要件は、移動局が、可能な限り、最も近い無線端末と無線リンクを確立すべきであるということである。最短の可能な無線リンク距離を用いることにより、適切な無線端末からの所与の電力での送信による、移動局で検出される無線信号強度は最大化されるであろう。移動局の送信による、上記無線端末において検出される無線信号強度についても同様であろう。高い、検出される無線信号の強度は、良好な無線通信リンクを確立することに貢献する。
【0003】
移動局はセルラ通信システムの無線有効範囲領域を廻って移動される際に、該移動局は当該システムの第1無線端末に最も近い或る位置から、当該システムの第2の無線端末に最も近い他の位置へ移動する可能性がある。移動局は、可能な限り、最短の可能な無線リンク距離を介して固定通信システムと通信すべきであるので、通信(音声呼出等)を維持している、上記のように移動する何れの移動局も、先ず上記第1の無線端末との無線リンク上で該通信を維持し、次いで上記第2の通信端末との無線リンク上での通信維持へと切り換える。斯様な切り換え動作は、引き継ぎ動作として知られている。
【0004】
セルラシステムにおいては、1つの無線端末により提供される無線有効範囲領域は、しばしば、セルとして知られている。引き継ぎ動作は或るセルから他のセルへのものであり得、斯様な引き継ぎ動作はセル間引き継ぎ(intercell handover)と呼ばれる。通常、セル間の引き継ぎ動作は、隣接するセル間のものである。セル内引き継ぎ(intracell handover)と呼ばれる他の型式の引き継ぎも存在し、その場合は、或る無線端末との第1の無線リンク上で維持されている通信が、同じ無線端末とではあるが、第2の無線リンク上で維持されるように切り換えられる。この型式の引き継ぎは、当該移動局が通信している無線端末を変更すること無しに、或る無線リンクが他の無線リンクにより置換されるのを可能にする。
【0005】
或るセルラ電話通信システムのような幾つかの型式の無線通信システムにおいては、固定局との良好な無線リンクを維持することは移動局の責任である。このことは、当該通信システムがセルラ通信システムである場合、どの無線端末とリンクが確立されねばならないかの決定を含むであろう。斯様なシステムの一例は、DECTに準拠した通信システムである。(DECTはデジタル強化コードレス通信(Digital Enhanced Cordless Telecommunication)の略であり、DECTシステムは、幾つかの部が存在するETS300175規格に記載されている。該規格は、ヨーロッパ通信規格協会により発行されており、参照することにより本明細書に組み込まれるものとする。)
【0006】
DECTに準拠した通信システムにおいては、移動局は携帯部(PP)と呼ばれ、固定局は固定部(FP)と呼ばれる。上記固定部は、無線端末又は無線終端点(これら2つの用語は同義語として使用される)であるような少なくとも1つの無線固定部(RFP)を含む。
【0007】
DECTに準拠したシステムを、移動端末がリンク品質を維持し、且つ、引き継ぎ動作を制御する責任をなすようなシステムの一例として挙げると、携帯部は、音声呼出のような特別な通信を維持している使用中無線リンクの信号強度を監視して、当該通信を別の無線端末とで確立される新たな無線リンク上で維持するように引き継ぎ動作が実行されるべきであるかを決定することができる。(上記信号強度が大きいなら、上記別の無線端末は当該移動端末に一層近いであろう。)該DECTの例では、上記引き継ぎは他のRFPに対するものであろう。使用中無線リンクの監視は、通常、継続的に実行され、信号強度の劣化が検出された場合は、最も近い隣接のRFPへの引き継ぎが試行される。
【0008】
上記形式の動作の問題は、この場合はPPである携帯端末が、セル間引き継ぎ動作が試行される前に信号強度が劣化するまで待つということにある。該引き継ぎ動作が完了する時点までに、無線リンク接続の信号強度は、該無線リンクの品質も影響を受け、維持される通信チャンネルの品質の知覚可能な劣化が起こる程、低下してしまうかもしれない。当該接続が音声呼出の形態のトラフィックを伝送している場合は、該劣化はユーザにとり明らかとなる。該接続がデータを伝送している場合は、帯域が減少する結果となり得る。
【0009】
【発明の開示】
本発明の一つの目的は、引き継ぎ動作の間に発生する通信チャンネル品質の目立った劣化の確率を低減することにある。
【0010】
本発明の1つの特徴によれば、携帯端末と2以上の無線終端点を有する固定端末とを含むセルラ通信システムにおける引き継ぎ手順を開始する装置であって、前記無線終端点は地理的に離隔されると共に無線リンクを介して前記携帯端末と無線通信を確立するために設けられているような装置において、該装置が、前記無線終端点の送信による前記携帯端末において受信される無線信号強度を監視する手段と、維持される通信チャンネルを、第1の1つの無線終端点とで確立された無線リンク上で維持される状態から、選択された他の1つの無線終端点とで確立される無線リンク上で維持される状態へ移行させる引き継ぎ手順を開始する開始手段と、を有し、上記開始手段が、前記監視する手段により前記他の1つの無線終端点が現在選択されている無線終端点よりも高い受信信号強度を提供すると判定されると、即座に前記他の1つの無線終端点を選択するために前記手順を開始することを特徴とする装置が提供される。
【0011】
上記の1つの他の無線終端点は、該点から一層高い無線信号強度が受信されると判定されるやいなや選択されるので、有利にも、当該通信チャンネルは本発明の利益を受けない通信システムの場合よりも一層大きな割合の時間にわたって最強の信号強度を持つ無線リンク上で維持されることになるであろう。最強の可能な信号強度を持つ無線リンクの使用は、高い品質の通信チャンネルを提供することに貢献する。
【0012】
既知の通信システムの動作とは対照的に、本発明の利益を受ける通信システムは、一層高い信号強度を持つ無線リンクの使用に傾く前に、選択された無線リンクの無線信号強度が所与の敷居より低く低下するのを待つことはないであろう。本発明は、当該通信チャンネルを維持している無線リンクの無線信号強度の低下から生じる通信チャンネル品質の如何なる劣化の始まりも先取りするように引き継ぎ試行がなされるような動作モードを提供する。
【0013】
斯様な先行技術システムに関しては、当業者にとっては、使用中のリンクの信号強度が当該通信リンクの品質に影響を与える程充分に低下する前に、当該システムが一層高い信号強度を持つ新たな無線リンクの使用に向かうように上記敷居のレベルを充分に高く設定することが可能であることを思い付くかもしれない。しかしながら、該引き継ぎ試行を開始させるのは信号強度の悪化であり、斯様にして開始された引き継ぎ動作が完了する時点までに、当該通信チャンネルの品質に目立った劣化を生じさせるであろうような更なる悪化が発生する可能性がある(上記引き継ぎ動作が斯様な劣化の開始前に開始されたという事実にも拘わらず)。対照的に、本発明においては、引き継ぎ動作は、現在使用中の無線リンクの信号強度が特定の敷居より低いということに基づくのではなく、現在使用中の無線リンクよりも高い信号強度で以って無線リンクを確立することができるということに基づいて開始される。
【0014】
通常、本発明は、携帯端末が最も近い無線終端点との無線リンクを維持させるようにし、引き継ぎ動作は、通常、或る無線終端点から、最も近い隣接する無線終端点へのものとなるであろう。
【0015】
前記監視する手段は、アレイに記憶することが可能な値の形態で受信無線信号強度に関する情報を保持することができる。この場合、前記通信システムが予め規定されたシステム通信チャンネルを使用している場合は、上記値は上記アレイにおける位置に、各位置が特定のチャンネルに割り当てられるようにして、記憶することができる。
【0016】
上記値が特定のチャンネルに割り当てられた位置を持つアレイに記憶される場合は、チャンネルに対するアレイ位置の割り付けが既知であれば、上記無線信号強度情報と一緒にチャンネル識別情報を記憶する必要はない。従って、上記アレイは情報を記憶する効率的な方法となる。何故なら、該アレイは比較的少ない量の記憶容量しか必要としないからである。
【0017】
また、本発明の他の特徴によれば、携帯端末と2以上の無線終端点を有する固定端末とを含むセルラ通信システムにおいて引き継ぎ手順を開始する方法であって、前記無線終端点は地理的に離隔されると共に無線リンクを介して前記携帯端末と無線通信を確立するために設けられているような方法において、該方法が、前記無線終端点の送信による前記携帯端末において受信される無線信号強度を監視するステップと、維持される通信チャンネルを、第1の1つの無線終端点とで確立された無線リンク上で維持される状態から、選択された他の1つの無線終端点とで確立される無線リンク上で維持される状態へ移行させる引き継ぎ手順を開始するステップと、を有し、前記手順が、前記他の1つの無線終端点が現在選択されている無線終端点よりも高い受信信号強度を提供すると判定されると、即座に前記他の1つの無線終端点を選択するように開始されることを特徴とする方法が提供される。
【0018】
本発明の他の及び任意選択的特徴は、ここで参照すべき添付請求項に記載されると共に、その開示内容は参照により本明細書に組み込まれるものとする。
【0019】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明の実施例を、添付図面を参照して例示として説明する。
【0020】
図1は、セルラ通信システムの構成部分を示し、該システムにおいて各携帯端末は当該システムの固定部に対する無線リンクの品質の維持及び引き継ぎ動作の制御に責任を有する。図示の特別な通信システムはDECTに準拠した通信システム1であり、DECT固定部(FP)2の形態の固定部を有すると共に、該固定部は5つの無線固定部(RFP)3a、3b、3c、3d及び3eの形態の複数の無線終端点を含んでいる。DECTに準拠した携帯部PP4である1つの携帯端末が図示され、該PP4はRFP3a、3b、…3eと無線リンクを確立することにより上記固定部と通信を確立することができる。本例システムでは5つのRFPが図示されているが、他の数のRFPを使用することもできる。同様に、本通信システムは、通常、多数の斯様なPP4との通信を維持することができるが、1つのPP4の動作を説明する。上記固定部は、所要に応じて、PSTN又はPABXに接続することができる。PP4が上記固定システムとのトラフィック通信に参加することができる前に、該PP4はFP2のRFP3と同期された状態を得る必要がある。DECTに準拠したシステムにおいては、各RFP3が特定のRFP3と該RFP3が接続されたFP2との素性に関係する情報を帯びる送信を維持するが故に、これが可能となる。各RFP3が斯様な情報を常に送信しているので、PP4は、各DECTシステムチャンネル上で順に受信すると共に、これらチャンネル上で活動状態を監視することが可能である。
【0021】
当業者であれば理解されるであろうように、この送信される情報は、Nチャンネル情報及びQチャンネル情報と呼ばれる。明瞭化の目的で、上記DECT Nチャンネル及びDECT Qチャンネルは論理チャンネルであって、DECTの物理チャンネルではないことに言及しておくべきであろう。
【0022】
無線固定部と携帯部との間の通信は、1以上のDECT物理チャンネル(チャンネル)上で確立される所謂ベアラ(bearers)により提供される。各チャンネルは、順次の時分割多重アクセス(TDMA)フレームにおける1つの特定の無線周波数(RF)搬送波上の1つの特定のスロット内で送信することにより生成される。
【0023】
何れかの最寄りのRFPの存在を検出するのはPPの責任であるので、PPは、活性化されると、各DECTチャンネル上でRFPにより放送されるNチャンネル情報及びQチャンネル情報を傾聴する。或るRFPが或るPPとのトラフィック接続の維持に関わっている場合は、この情報は該RFP自身により所謂ダミーベアラ上で放送される。或るRFPが1以上のPPとの1以上のトラフィック接続の維持に関わる場合は、該RFPは、この情報を各トラックベアラ上で放送する。少なくとも1つのトラフィック接続を維持するRFPは、上記ダミーベアラを削除することができる。もっとも、該RFPとの全てのトラフィック接続が終了したら、該ダミー上でのNチャンネル情報及びQチャンネル情報の放送は回復されねばならない。何れの場合にせよ、RFPは少なくとも1つのDECTチャンネル上でN及びQチャンネル情報を常に送信している。
【0024】
PPの他の仕事は、PPにおいて最高の検出無線信号強度で受信されるようなRFP送信を識別することである。これらの送信を生成するRFPも識別され、最強RFPとして指定される。該最強のRFPは、通常は、PPに一番近いRFPであり、可能な限りPPとFPとの間の通信は該最強のRFPを介してのものとされるであろう。
【0025】
PPは、各DECTチャンネルに関して、受信される無線信号強度に関する情報を記憶する。これを実施する好ましい方法は、複数のシステムチャンネルに関する無線信号強度の記録を維持するための図2に示す装置20を使用することである。該装置20は、測定された信号強度を記憶するための二次元記憶アレイ21と、行アドレス指定手段22と、列アドレス指定手段23と、チャンネル走査手段24と、マイクロプロセッサ25とを含んでいる。上記マイクロプロセッサは、走査手段24及び記憶手段21、22、23を制御するように作用する。もっとも、当該装置は、当業者にとり自明であろうように、専用のマイクロプロセッサ無しで機能すると共に、該マイクロプロセッサの各機能がPP内の他のプロセッサ能力により扱われるように設計することもできる。上記二次元アレイは図3に更に詳細に示され、該アレイの各行はDECT周波数に対応するように割り付けられ、該アレイの各列はDECTタイムスロットに対応するように割り付けられている。
【0026】
携帯部4は、チャンネル走査手段24を用いて各DECTチャンネルを走査し、該携帯部4において検出されるままの各チャンネルの無線信号強度を測定する。DECT物理チャンネル(DECTチャンネル)は、DECT周波数チャンネル及びDECTタイムスロットにより定義される。検出された信号強度に関する値は、当該アレイに、各DECTチャンネルに対して値が入力されてしまうまで、各物理チャンネルに対して割り当てられた特定のロケーションに入力される。各チャンネルの値が、対応して割り当てられたロケーションに記憶されるので、当該DECTチャンネルの素性に関する追加の情報を記憶する必要はない(この情報は、当該アレイの記憶ロケーションから導出することができる)。
【0027】
携帯部4が特定のFP又はFPの類に同期しようと試みる状況を考えてみよう。PP4は、当該FPにおける最良の可能な無線信号通信も与えるであろうようなRFPを介して、これを試みる。図1の一般的構成の関係で、所要のRFPはRFP3eであると仮定する。PPは、各DECTチャンネルを順に走査して、各チャンネルの受信された無線信号強度を決定すると共にアレイ21の適切なロケーションに値を入力する。例えば、RFP3eがDECT周波数番号6のスロット番号19を占有するDECTチャンネル上で送信している場合は、このDECTチャンネルに対する受信無線信号強度を表す値が上記アレイのロケーション33に入力される。同様に、RFP3dがDECT周波数番号4のスロット番号12を占有するDECTチャンネル上で送信している場合は、このDECTチャンネルに対する受信無線信号強度を表す値はアレイ21のロケーション35に入力される。RFP3a、3b…3eも、DECTチャンネル上で少なくともNチャンネル及びQチャンネル情報を送信しており、これらの送信に対する結果としての受信無線信号強度も、上記アレイの適切なロケーションに入力された値により表されるであろう。
【0028】
動作時には、DECT送信は、PP4により、DECTチャンネルにおける本例に対して選択されたもの以外のチャンネル上でも検出される可能性がある。確かに、多くのチャンネル上での検出無線信号強度は背景ノイズに相当し得る。無線信号強度は、非DECTシステムの送信により又はノイズさえによってもチャンネル上で検出され得る。幾つかのチャンネル上では、検出される値はノイズフロアを越えない場合もある。
【0029】
受信無線信号強度を表す値が、各DECTチャンネルに関して上記アレイの適切なロケーションに一旦入力されると、当該PPは、通信に対して最高の無線信号強度を提供するであろう、且つ、該PPが通信を欲するFPと接続されているようなRFPの検出を開始することが可能となる。該PPは、上記アレイを走査することにより、最高の受信無線信号強度に関係する値の発見を開始する。対応するチャンネルは上記アレイにおける位置から導出することができ、該PPは、所要のRFPが確かに当該DECTチャンネル上で送信しているかを判定するために、該チャンネル上に同期(受信のみ)ベアラを確立する(当該PPが何れかのQ及びNチャンネルの情報を読み取るのを可能にする)よう試みる。そうでないことが分かった場合は、上記同期ベアラは解放され、該PPは次の最高の受信無線信号強度に関係する値を見付けるために上記アレイを走査する。該PPは、この値に対応するチャンネル上に同期ベアラを確立しようと試み、該処理は、所要のFP又はFPの類の一部である最も近いRFPが見つかるまで、漸進的に低くなる検出無線信号強度を持つチャンネルに対して繰り返される。上記PPは、該PPがトラフィックベアラの確立により当該システムの上記固定部に対する呼出を行う又は受信する準備が整った状況になるような状態を得るために、更なる手順を実行することができる。走査の間に、或る無線信号強度を超えるような無線信号強度を表す値のみが選択されるように、条件を設定することが望ましいであろう。
【0030】
当該PPが、トラフィックベアラを確立するために1以上のDECTチャンネルを必要とする場合は、上記アレイは最低の検出無線信号強度を表す値を求めて走査される。低い検出無線信号強度は、これらチャンネルがトラフィックベアラとして使用するのが自由であることを示している。これらの値に対応するチャンネルは、上記アレイ内の値の位置から決定することができる。或る敷居より低い検出無線信号強度に対応する値のみが選択されるように条件を設定することができる。他の例として、最低のN個の値が選択され、Nを所定数とすることもできる。
【0031】
当該PPが一旦RFPに同期されると、或るスロットが受信停止(blind)であるとRFPが何れかの時点において示す場合、該PPは休止チャンネル(quiet channel)を選択する場合に上記アレイ中の、これらスロットを無視することができる。更に、当該PPが、一旦、確かに特定のFPに同期され且つ特定のRFPを最強の(最も近い)ものとして選択した場合は、該PPは各DECTチャンネルを周期的に走査して、各チャンネルの受信無線信号強度を検出すると共に上記アレイに記憶された値を更新する。このことは、当該PPが移動体であって、その場合に該PPが当該PPにおける検出無線信号強度に影響を与えるような種々の他のRFPに近づくように及び斯かるRFPから遠ざかるように移動する可能性がある場合に、特に重要である。更新された値に依存して、該PPは別のRFPと同期し、別のRFPがより強い(より近い)と判断し、かわりに該別のPPと同期することができる(放送されるNチャンネル及びQチャンネル情報を用いて)。
【0032】
本例は、アレイの行を個々のDECT周波数チャンネル番号に順に割り当て、アレイの列を個々のタイムスロットに割り当てているが、これは本発明の要件ではない。上記アレイは二次元アレイである必要はなく、一次元又は三次元記憶アレイの他の配列も使用することができる。確かに、情報を記憶するにはアレイが使用される必要はなく、高い及び低い受信無線信号強度を持つチャンネルのリストを使用することもできる。該リストへのエントリは受信信号強度により順序づけられる。
【0033】
ここで、PP4が図1に4aで示す位置にあり、RFP3bとで確立されたトラフィックベアラ上で音声通信チャンネルを維持していると仮定する。(PP4aは、以前に、RFP3bを該PPが通信したいと欲する最強のRFPとして識別していた)。ここで、PP4が位置4aから4bに移動すると、PP4bで受信されるRFP3bからの送信の無線信号は、PP4bで受信されるRFP3dからの送信の無線信号強度のようには高くはならないであろう。このことは、本例ではアレイ21により記憶される値により示されるであろう。何故なら、該アレイは各DECTチャンネル上の受信無線信号強度を表す値により周期的に更新されるからである。該PPは、Nチャンネル及びQチャンネル情報を読み取るために、新たな最高の受信無線信号強度を持つチャンネル上で同期ベアラを確立しようと試みる。これは、このチャンネル上での通信に責任を持つ何れかのRFPの素性を判定するために実行される。該送信が、当該PPが通信することができる他のRFPからであると分かったら、これは該PPが最強のRFPと通信していないことを意味し、ここでは、これが当てはまる。これが本当なら、該PPは通信チャンネルを新たな最強のRFPとの間で確立されたベアラに移すために引き継ぎ動作を開始する。本例においては、位置4bにおけるPP4とRFP3bとの間で確立されているトラフィックベアラにより維持されている通信が、PP4とRFP3dとの間で確立されるトラフィックベアラ上で維持されるように移動されるであろう。該新トラフィックベアラは、休止状態であることが分かっているDECTチャンネル上で確立される。
【0034】
上記の引き継ぎ動作は、RFP3bとで確立されているベアラの受信無線信号強度が通信チャンネル品質の点で満足のゆく動作を可能にするほど充分に高い場合であっても、発生する。斯様な引き継ぎ動作は、既に述べたように、通信チャンネルの劣化の発生を先取りすることができる。
【0035】
上述した例においては、前記アレイに記憶される値は周期的に更新される。各チャンネル用の値が一旦更新されると、該アレイの値は、どのチャンネルが最高の信号強度を有するものとして示されているかを確証するために再検査される。この場合、これらのチャンネル上にはNチャンネル及びQチャンネル情報を読み取るために同期ベアラを確立することができる。次いで、最強のRFPを識別して同期する上述の手順が、適宜実行される。新たなRFPが好適であることが分かり且つトラフィックベアラが既に使用中である場合、引き継ぎを開始することができる。引き継ぎの仕組みは、DECT規格に充分に規定されている。
【0036】
本発明の装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はそれらの組み合わせの形で実施化することができる。そのようであるから、例えば監視手段及び開始手段のような請求項の或る構成部分は図面の図においては明確な構成部分として明示的には図示されてはいない。本発明の装置は、少なくとも部分的には、他の通信装置の構成部分と組み合わせることができる。しかしながら、或る構成においては、当該装置はチャンネル走査手段24及びアレイ21を更に使用することができるマイクロプロセッサ25を用いて具現化される。
【0037】
前述したように、アレイが使用されることは必須要件ではない。更に、上記値の更新の周期性は、通常、満足のゆく性能は与えるが過度の電力消費を引き起こさないように選択される。原理的に、動作中に記憶された値は、無線信号強度を連続的に監視する結果として更新することができるが、これは、通常、電力消費を増加させる。
【0038】
本発明の引き継ぎ動作は、他の引き継ぎ規準と関連させて行うことができる。当該チャンネルの品質が劣る場合は(該チャンネル上への干渉がある場合に発生し得るように)、特定のRFPに対するDECTチャンネル上でベアラを確立することはできない。これは、上記特定のRFPとの該チャンネル上での利用可能な無線信号強度が高い場合においてさえも当てはまり得る。チャンネルの品質を判定する1つの方法は、英国特許出願第GB9904351.5号の優先権を主張した“通信チャンネル品質の指示子”なる名称の同時係属中の国際特許出願の主題であり、上記出願は参照することにより本明細書に組み込まれるものとする。複数の通信システムチャンネル上の受信無線信号強度に関する情報を記憶するためのアレイの使用は、確かに、英国特許出願第GB9904348.1号の優先権を主張した“無線通信チャンネルの管理”なる名称の同時係属中の国際特許出願の主題であり、上記出願は参照することにより本明細書に組み込まれるものとする。
【0039】
本開示を読むことにより、当業者にとっては他の変形例が明らかとなるであろう。斯様な変形例は、システム及び装置並びにそれらの構成部分の設計、製造及び使用において既知であり、且つ、ここで既述した特徴の代わりに又は斯かる特徴に加えて使用することができるような他の特徴を含むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の主役となるであろう通信システムの選ばれた構成部分の相対位置を示す。
【図2】 図2は、本発明に使用することができる記憶装置の概念図。
【図3】 図3は、上記記憶装置の一部としての使用に適した二次元アレイを示す。
【符号の説明】
1…通信システム
2…固定部(FP)
3a〜3e…無線固定部(RFP)、無線終端点
4…携帯部(PP)
20…装置
21…アレイ
22…行アドレス指定手段
23…列アドレス指定手段
24…走査手段
25…マイクロプロセッサ
Claims (7)
- 携帯端末と2以上の無線終端点を有する固定端末とを含むセルラ通信システムにおける引き継ぎ手順を開始する装置であって、前記無線終端点は地理的に離隔されると共に無線リンクを介して前記携帯端末と無線通信を確立するために設けられているような装置において、該装置が、
前記携帯端末において受信される複数の通信チャンネルの無線信号強度を監視する手段と、
現在選択されている無線終端点との間で無線リンクを確立して通信を維持する状態から、選択された他の1つの無線終端点との間で無線リンクを確立して通信を維持する状態へ移行させる引き継ぎ手順を開始する開始手段と、
を有し、
上記開始手段が、前記監視する手段により、現在選択されている無線終端点との間の通信チャンネル以外の他の第1の通信チャンネルが、前記複数の通信チャンネルの中で最も高い受信信号強度を提供すると判定されると、即座に該第1の通信チャンネルに対応する無線終端点への同期確立を試み、該同期確立ができた場合には、該第1の通信チャンネルに対応する無線終端点を選択するために前記手順を開始して、該同期確立ができなかった場合には、前記監視手段により前記複数の通信チャンネルの中で次に高い受信信号強度を提供すると判定される第2の通信チャンネルに対応する無線終端点を選択する前記手順を開始するために、該第2の通信チャンネルに対応する無線終端点への同期確立を試み、
前記監視する手段が、アレイに記憶される値の形態で信号強度情報を保持し、前記通信システムが予め規定されたシステム通信チャンネルを使用し、前記値が前記アレイにおける位置に、各位置が特定の通信チャンネルに1対1で割り当てられるようにして、記憶されることを特徴とする装置。 - 請求項1に記載の装置において、各通信チャンネルが、周波数チャンネルとタイムスロットとの組合せにより定義され、前記アレイ内のそれぞれの位置が、前記周波数チャンネルと前記タイムスロットとの異なる組合せに対応することを特徴とする装置。
- 請求項1または2に記載の装置において、前記アレイに記憶された信号強度情報に基づいて、休止状態にある通信チャンネルを探索し、該休止状態にある通信チャンネル上で、前記同期確立ができた無線終端点とのトラフィックベアラを確立する手段をさらに有することを特徴とする装置。
- 請求項1から3いずれか1項に記載の装置を有する通信システムにおいて、該通信システムがDECTに準拠した通信システムであり、前記携帯端末はDECTに準拠した携帯部であり、前記固定端末はDECTに準拠した固定部であり、前記無線終端点の各々がDECTに準拠した無線固定部のものであることを特徴とする通信システム。
- 請求項1から3いずれか1項に記載の装置を有するDECTに準拠した携帯部。
- 請求項1から3いずれか1項に記載の装置において、前記通信チャンネルがDECTベアラであることを特徴とする装置。
- 携帯端末と2以上の無線終端点を有する固定端末とを含むセルラ通信システムにおいて引き継ぎ手順を開始する方法であって、前記無線終端点は地理的に離隔されると共に無線リンクを介して前記携帯端末と無線通信を確立するために設けられているような方法において、該方法は、
前記携帯端末において受信される複数の通信チャンネルの無線信号強度を監視するステップと、
現在選択されている無線終端点との間で無線リンクを確立して通信を維持する状態から、選択された他の1つの無線終端点との間で無線リンクを確立して通信を維持する状態へ移行させる引き継ぎ手順を開始するステップと、
を有し、
上記開始するステップでは、前記監視するステップにおいて、現在選択されている無線終端点との間の通信チャンネル以外の他の第1の通信チャンネルが、前記複数の通信チャンネルの中で最も高い受信信号強度を提供すると判定されると、即座に該第1の通信チャンネルに対応する無線終端点への同期確立が試みられ、該同期確立ができた場合には、該第1の通信チャンネルに対応する無線終端点を選択するために前記手順を開始するステップが実行され、該同期確立ができなかった場合には、前記複数の通信チャンネルの中で次に高い受信信号強度を提供する第2の通信チャンネルを特定するステップと、該第2の通信チャンネルに対応する無線終端点を選択する前記手順を開始するために、該第2の通信チャンネルに対応する無線終端点への同期確立を試みるステップとが実行され、前記監視するステップが、アレイに記憶される値の形態で信号強度情報を保持し、前記通信システムが予め規定されたシステム通信チャンネルを使用し、前記値が前記アレイにおける位置に、各位置が特定の通信チャンネルに1対1で割り当てられるようにして、記憶されることを特徴とする方法。
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