JPH09307939A - 無線通信制御装置および無線通信制御方法 - Google Patents

無線通信制御装置および無線通信制御方法

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JPH09307939A
JPH09307939A JP8116684A JP11668496A JPH09307939A JP H09307939 A JPH09307939 A JP H09307939A JP 8116684 A JP8116684 A JP 8116684A JP 11668496 A JP11668496 A JP 11668496A JP H09307939 A JPH09307939 A JP H09307939A
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Noriyuki Fukui
範行 福井
Yoichi Moriya
陽一 森谷
Akihiro Shibuya
昭宏 渋谷
Takashi Kawabata
孝史 川端
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一台の移動局が2スロット以上を使用する場
合に、基地局の空きスロットの有無情報のみの取得で
は、1スロットのみが空いている基地局にチャネル要求
を出してしまうことがある。また、基地局をランダムに
選択すると、低品質のチャネルを取得することや呼損が
起きているにもかかわらず使用されないスロットが多く
存在するなどの問題がある。 【解決手段】 移動局は周辺基地局の空きスロットの数
を記憶し、発着呼生起、ハンドオフ時点の必要スロット
数に対応できる基地局を選択してチャネル要求を出す。
候補基地局が複数存在する場合には、受信レベルの高い
基地局を選択する。または、可能な限り複数スロット使
用に対応できることを考慮しながら、かつ空きスロット
数の多い基地局を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、移動無
線通信サービスエリアに複数の基地局が配置されてお
り、同一無線チャネルを異なる場所で繰返し利用するセ
ルラーシステムなどの無線通信システムで、かつ、所定
の周波数を時間分割したタイムスロットをチャネル毎に
割り当てて通信を行うTDMA通信システムにおける制
御技術に関わる。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平4−321330号公報
に示された従来の通話チャネル割当て方法を図18、図
19、図20により説明する。図18において18a
1、18a2、18a3は基地局、18bは基地局18
a1に位置登録している移動局である。また18c1、
18c2、18c3は基地局18a1、18a2、18
a3それぞれがカバーする通信エリアである。それぞれ
の基地局は、自局またはサービスエリア全体のシステム
情報信号、移動局に対する呼出信号、空きスロットの有
無を知らせる信号を送信する。移動局18bは通信を行
う前の待受け状態においては、位置登録基地局が送信す
る呼出信号を周期的に受信し、自局への呼出の有無を確
認する。本例では、移動局18bは位置登録基地局18
a1の信号を受信する。
【0003】移動局から発呼が生起した場合や基地局の
呼出信号に対する応答を返す(着呼応答)場合に、上記
の待受け状態から以下に説明する動作に移る。図19は
移動局から発呼が生起した場合の動作を示すシーケンス
図である。移動局18bは発呼が生起すると位置登録基
地局18a1のみならず周辺基地局18a218a3が
送信している信号を順番に受信する。移動局は図20に
示すテーブルをもっており、受信した各基地局の空きス
ロットの有無と信号受信レベルを図20のテーブルに記
憶する。
【0004】移動局は受信可能な周辺基地局の情報をす
べて得た後、図20のテーブルからチャネル要求を出す
基地局を選択する。選択する基地局は、空きスロットが
存在し、受信レベルがあらかじめ決められた規定値を満
足している基地局とする。図20の例では基地局18a
2が条件を満たすため、図19に示すように基地局18
a2にチャネル要求を出している。
【0005】なお、着呼応答の動作は、発呼の生起によ
るものと同一であり、受信した呼出信号に呼出有りの情
報が入っていると周辺基地局の受信を開始する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年においてはデータ
通信などの高速伝送の実現が期待されており、その解決
策の一つとして、一台の移動局が1スロットのみならず
2スロット以上の複数スロットを使用する方法がある。
このようなTDMA通信方式の場合には、移動局と通信
を行う基地局に移動局が使用を希望するスロット数分の
空きがなければならない。しかし、従来技術に示した受
信レベルと空きスロットの有無のみで基地局を選択する
方法では空きスロットの数がわからず、移動局は適切な
基地局を選択できない。この発明は以上のような課題を
解決するためになされたもので、移動局が複数スロット
を用いた通信を行う場合でも、適切な基地局を選択でき
るようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる無線通
信制御装置、あるいは無線通信制御方法においては、時
間分割方式で通信を行う基地局における空きスロット数
情報を移動局に報知するようにし、この報知された空き
スロット数情報を移動局内で複数基地局分記憶するよう
にし、この空きスロット数情報に基づき通信の相手基地
局を選択するようにしたものである。
【0008】また、基地局において他の基地局の空きス
ロット数情報を獲得するようにし、この獲得した他の基
地局の空きスロット数情報を移動局に報知するようにし
たものである。
【0009】そして、上記他の基地局の空きスロット数
情報の移動局への報知は、移動局からのチャネル要求に
対する応答時に行うようにしたものである。
【0010】また、基地局が他の基地局の空きスロット
数情報を得る手段として、移動局からのハンドオフ要求
に対する応答時に自局の空きスロット数情報をハンドオ
フ要求した移動局に報知するようするとともに、他の基
地局からハンドオフしてきた移動局から、ハンドオフ前
にその移動局が通信していた他の基地局の空きスロット
数情報を獲得するようにしたものである。
【0011】また、基地局が他の基地局の空きスロット
数情報を得る手段として、自局の空きスロット数情報を
あらかじめ決められたチャネルを利用して報知するとと
もに、他の基地局から報知される空きスロット数情報を
受信するようにしたものである。
【0012】また、基地局の空きスロット数情報をあら
かじめ決められたチャネルを利用して報知するととも
に、移動局が、複数の基地局から報知される空きスロッ
ト数情報を受信するようにし、各基地局の空きスロット
数情報を記憶するようにしたものである。
【0013】そして、移動局は、チャネル要求があった
ときに、記憶している空きスロット数情報を参照し、要
求タイムスロット数以上の空きスロットを有する基地局
の中から受信信号レベルの高い基地局を通信の相手基地
局として選択するようにしたものである。
【0014】また、移動局は、チャネル要求があったと
き、記憶している空きスロット数情報を参照し、要求タ
イムスロット数以上の空きスロットを有する基地局の中
から空きスロット数の多い基地局を通信の相手基地局と
して選択するようにしたものである。
【0015】さらに、基地局を通信の相手基地局として
選択する場合、選択後に移動局あたりの最大使用スロッ
ト数分の空きスロットをもつ基地局が残らなくなるとき
には、選択する基地局を変更するようにしたものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、移動無線通信サービスエリアに複
数の基地局が配置され、同一無線チャネルを異なる場所
で繰返し利用するセルラーシステムで、かつ、割り当て
られた搬送波を時間分割したタイムスロットにより複数
のチャネルを設けて通信するTDMA通信方式である場
合を示す構成図である。
【0017】図1において1a1、1a2、1a3、1
anは基地局、1bは移動局である。この例では移動局
1bは基地局1a1に位置登録しており、待受け中は基
地局1a1の信号を受信し自局への呼出信号を待つ。
【0018】100は基地局における無線信号の送受信
を行う送受信手段、101は空きスロット数情報を報知
する空きスロット数情報報知手段である。また102は
移動局における無線信号の送受信を行う送受信手段、1
03は上記空きスロット数情報報知手段101から報知
される空きスロット情報を複数基地局分記憶する空きス
ロット数情報記憶手段、104はこの空きスロット数情
報記憶手段103に記憶された空きスロット数情報に基
づき通信相手の基地局を選択する選択手段であり、これ
により送受信手段102は選択された基地局との通信を
行う。
【0019】このような構成のシステムにおいて、各基
地局の空きスロット数情報報知手段101は自局の空き
スロット数情報、あるいは、他局の空きスロット数情報
を報知する。移動局1bはこの空きスロット数情報報知
手段101から報知された空きスロット数情報を空きス
ロット数情報記憶手段103に記憶する。そして、移動
局においてチャネル要求があった場合、あるいは移動局
がハンドオフする必要がある場合などに、選択手段10
4はこの記憶された空きスロット数情報に基づき、要求
されたスロット数に対応可能な基地局を選択する。これ
により、要求スロット数に対応可能な基地局をすぐに選
択することが可能である。また、対応可能な基地局が複
数ある場合に、各基地局におけるスロット数の適切で効
率的な分配を基地局側の選択動作で行うことができる。
【0020】なお、空きスロット数情報報知手段101
から報知される空きスロット数情報は、自局の空きスロ
ット数情報であっても、あるいは、他局の空きスロット
数情報であってもよいし、両方でもよい。
【0021】また移動局は、位置登録している基地局か
らまとめて他局も含む空きスロット数情報を得てもよい
し、あるいは位置登録している基地局に隣接する基地局
からそれぞれ空きスロット数情報を直接受信して記憶し
てもよい。
【0022】他局の空きスロット数情報もまとめて位置
登録している基地局から得るような場合は、基地局が他
の基地局の空きスロット数情報を得ておく必要がある。
これらについては以下の実施例において説明する。
【0023】
【実施例】
実施例1.まず、基地局において、隣接の基地局が通信
に使用していない空きスロット数の情報をあらかじめ得
て、かつ更新しておき、まとめて移動局へ報知する例を
説明する。この場合、基地局には図2に示すように空き
スロット数情報獲得手段200が設けられ、これにより
他局の空きスロット数情報の獲得制御が行われるととも
に、獲得した空きスロット数情報をテーブル201に記
憶するようになっている。図3は基地局1a1における
テーブル201の例を示し、基地局1a2、1a3、1
a4、1anに関するそれぞれの空きスロット数を記憶
しており、新しい情報を受信する度にテーブルを更新す
る。そして、移動局から2タイムスロット以上の使用要
求があり、対応が不可能な場合には隣接基地局の空きス
ロット数情報を移動局に報知する。移動局は、この報知
を受けた空きスロット数情報から次にチャネル要求を出
す基地局を選択するものである。
【0024】図4はこのような基地局選択の動作の例を
示すシーケンス図である。待受け状態から、移動局1b
による発呼が生起すると、チャネルを割り当てることが
できる場合にはチャネル要求に対し、位置登録基地局1
a1が即座にチャネル割当を行うのみであるが、図1は
移動局1bが複数スロット使用のチャネル要求をしたと
きに、移動局1bが位置登録している基地局1a1にお
いて空きスロット数が足りずチャネルを割り当てられな
い場合の例を示している。
【0025】まず、移動局1bはmスロット使用を必要
とする発呼が生起すると、自局の位置登録基地局1a1
へmスロット使用の旨を含んだチャネル要求を出す。基
地局1a1はチャネル要求信号を受けると、自局の空き
スロット状態を確認しmスロット使用に対応できないた
め、チャネル要求拒否信号とともに隣接基地局の空きス
ロット数情報を報知する。ここで報知する空きスロット
数情報は、基地局1a1が持つテーブルの全て、あるい
はそのうちmスロット以上の空きがある基地局について
の全て、またはそのうちのいくつか、あるいは一つのみ
である。
【0026】要求拒否を受けた移動局1bは、同時に報
知を受けた空きスロット情報を空きスロット数情報記憶
手段103に記憶する。そして、選択手段104はこの
記憶された空きスロット数情報に基づき、複数の隣接基
地局からmスロット使用の要求に対応可能な一局を選択
しチャネル要求を出す。図4の例では、基地局1a1か
ら移動局1bへ図3に示すテーブルの内容全てが報知さ
れ、移動局の選択手段104は基地局1a2を選択して
おり、基地局1a2にチャネル要求を出し、チャネル要
求を受けた基地局1a2はmスロット使用に対応できる
ことを確認してチャネル割当てを行う。
【0027】もし基地局1a2がチャネル要求を受けた
際にmスロット使用に対応できなくなっている場合には
チャネル要求拒否信号を送る。このチャネル要求拒否信
号を受けた移動局1bは位置登録基地局1a1より得た
テーブル情報から次の候補を選択し、チャネル要求を出
す。最終的にチャネル割当てが受けられず候補基地局が
なくなった場合には呼損となる。
【0028】なお、移動局へ報知される空きスロット数
情報が、基地局1a1が持つテーブルの全てでない場
合、移動局は報知された情報のみを更新した後、記憶さ
れた全ての中から相手基地局を選択してもよいし、1つ
しか報知されないときにはその報知された基地局を選択
するようにしてもよい。
【0029】また、移動局の空きスロット数情報記憶手
段103は全ての基地局についての空きスロット数情報
を記憶せずとも、最低2つの基地局分を記憶しいれば比
較が行え、適当な選択が行える。
【0030】実施例2.次に、上記のように隣接の基地
局の空きスロット数情報をまとめて位置登録基地局から
移動局に報知する場合において、各基地局の空きスロッ
ト数情報獲得手段200があらかじめ他局の空きスロッ
ト数情報を得る方法について説明する。この例では、セ
ル間ハンドオフを行う移動局があった場合、基地局の空
きスロット数情報報知手段101は移動局からのハンド
オフ要求に対する応答信号と一緒に自局の空きスロット
数情報を報知する。
【0031】図5(a)はこのような状況を示す説明図
であり、5a1、5a2、5a3は基地局、5bは移動
局であり、図1、図2で示したものと同様なものであ
る。また図5(b)はその動作を示すシーケンス図であ
り移動局5bは基地局5a2と通信を行っている途中で
品質が劣化したため、基地局5a1へセル間ハンドオフ
を行っている動作を示している。このハンドオフ時に、
移動局5bを介して基地局5a2の空きスロット数を基
地局5a1へ報知する。つまり、セル間ハンドオフする
移動局を経由してハンドオフ元基地局の情報をハンドオ
フ先基地局が得るものである。
【0032】図5(b)のシーケンスに示すように、通
信を行っている移動局5bまたは基地局5a2において
品質の劣化を検知すると、移動局5bよりハンドオフ要
求を出す。ハンドオフ要求を受けた基地局5a2は、移
動局5bのハンドオフ先基地局を選択し、その指定信号
とともに空きスロット数情報報知手段101により、移
動局5bのハンドオフ完了後の自局5a2の空きスロッ
ト数を報知する。
【0033】報知を受けた移動局5bは指定されたハン
ドオフ先基地局にチャネル要求を出す。図5の例ではハ
ンドオフ先は基地局5a1であり、5a1にチャネル要
求を出す。基地局5a1がチャネル割当てを行った後、
割り当てられたチャネルにより移動局5bは呼設定信号
とともに基地局5a2の空きスロット数を報知する。基
地局5a1は呼設定受付信号を返すとともに移動局より
報知を受けた基地局5a2の空きスロット数の情報を自
局のテーブルに記憶する。
【0034】以上のように、ハンドオフを行う移動局を
利用して徐々にテーブルを作成、更新していく。これに
より、空きスロット数情報の報知だけのためのチャネル
や回線を設けることを必要とせず、他局の空きスロット
数情報を効率的に獲得できる。なお、ハンドオフ先への
移動局からのチャネル要求時に空きスロット数情報を送
ってもよい。
【0035】実施例3.次に、各基地局が他局の空きス
ロット数情報を得る方法として上記のようなセル間ハン
ドオフする移動局を経由するものとは別の方法について
説明する。この例では、各々の基地局は自局の空きスロ
ット数情報をあらかじめ決められたチャネルを使用して
報知し、他の基地局が当報知信号を直接受信することに
より他局の空きスロット数情報を獲得する。
【0036】図6(a)はこのような状況を示す説明図
であり、6a1、6a2、6a3、6a4、6anはそ
れぞれ基地局である。この例ではそれぞれの基地局の空
きスロット数情報報知手段101がそれぞれに決められ
たチャネルを使用して自局の空きスロット数を報知する
ものである。図6は基地局6a1が空きスロット数を報
知し、隣接基地局6a2、6a3、6a4、6anがそ
の報知信号を受信している様子を表している。
【0037】また図6(b)はその動作を示すシーケン
ス図であり、基地局6a1〜6anが自局の空きスロッ
ト数を報知するチャネルはそれぞれ時間t1、t2、t
3、t4、tnとしている。なお、周波数はすべて同一
でも、すべて異なっていても実現が可能である。まず基
地局6a1が時間t1で自局の空きスロット数を報知
し、その報知信号を基地局6a2〜6anが受信する。
次の時間t2で基地局6a2が空きスロット数を報知
し、その他の基地局がその報知信号を受信する。さらに
それぞれの基地局が時間t3、t4、tnで順番に自局
の空きスロット数を報知し、残りの基地局が受信する。
【0038】ここで、それぞれの基地局は他局の報知信
号を毎回受信しても良いが、数回に一回の割合で受信を
行う間欠受信でも良い。また、全ての基地局について受
信を行うのではなく、特定の基地局のみについて受信し
ても良い。
【0039】以上のように、基地局各々が隣接基地局の
空きスロット数情報を直接受信するため、基地局それぞ
れが受信間隔の変更や受信情報の特定を行うことがで
き、収集情報量の最適化が図れる。
【0040】実施例4.上記実施例においては、移動局
は、位置登録している基地局からまとめて他局も含む空
きスロット数情報を得る場合についての説明であった
が、次に、移動局が位置登録している基地局に隣接する
基地局からそれぞれ空きスロット数情報を直接受信して
記憶する場合を説明する。
【0041】各々の基地局は自局が通信に使用していな
い空きスロット数の情報をあらかじめ決められたチャネ
ルを使用して定期的に報知する。移動局は待受け中に、
この各基地局が報知する情報を位置登録している基地局
のみならず、周辺基地局のものも受信することでそれぞ
れの基地局の空きスロット数を得ておき、かつ定期的に
更新する。そして、発着呼の際には移動局が記憶してい
る周辺基地局の空きスロット数情報からチャネル要求を
出す基地局を選択するというものである。
【0042】図7はこのような状況を示す説明図で、7
a1、7a2、7a3は基地局、7bは移動局であり、
図1に示したものと同様のものである。図8は移動局7
bの空きスロット数情報記憶手段103に記憶される周
辺基地局の空きスロット数のテーブルの例を示すもので
あり、基地局番号と空きスロット数を記憶している。こ
のテーブルは移動局が基地局の信号を毎回受信する度に
更新する。また図9はこの実施例における動作を示すシ
ーケンス図である。移動局7bは待受け中であり、基地
局7a1に位置登録している。また、基地局7a2、7
a3の信号も受信できる環境にある。
【0043】図9に示すように、基地局7a1〜7a3
はそれぞれ周期的に自局の空きスロット数を報知してい
る。移動局7bは各基地局の信号を順番に受信し、それ
ぞれの空きスロット数を記憶し、テーブルを作成する。
移動局7bにmスロット使用を必要とする発呼が生起し
た場合、自局の持つ空きスロット数テーブルからmスロ
ット以上の空きを持つ基地局を選択し、mスロット使用
の旨を含んだチャネル要求を出す。図8のテーブルでは
mスロット以上の空きを持つ基地局は7a2のみである
ので移動局7bは基地局7a2にチャネル要求を出す。
【0044】ここで、もしチャネル要求を受信した基地
局7a2に空きスロット数の変化があり、mスロットに
対応できない場合はチャネル要求拒否信号を送信する。
移動局が持つテーブルにおいて他にmスロットの空きを
持つ基地局が存在すれば再度チャネル要求を出すが、存
在しなければ呼損となる。
【0045】以上のように、移動局は位置登録基地局の
空きスロット数をあらかじめ知ることができるため、発
着呼の際、位置登録基地局に空きスロットが足りない場
合の無駄なアクセスを省略して他の基地局にアクセスす
ることができる。
【0046】この実施例では、移動局は信号を受信でき
る基地局全てについて毎回空きスロット数情報を収集す
るよう記述しているが、これらは間欠的に受信する方法
も考えられる。また待受け中にテーブルは作成せず、発
呼の生起または着呼応答の必要が発生してからテーブル
を作成する方法も考えられる。また、各基地局は自局の
空きスロット数情報のみを報知しているが、図2に示し
た構成により他局の空きスロット数情報を獲得、記憶し
ておき、これを報知するようにしてもよい。
【0047】実施例5.次に、移動局からの要求スロッ
ト数に対応できる基地局が複数存在する場合の基地局の
選択動作の例を説明する。ここでは、チャネル要求に対
応可能な基地局が複数存在する場合、移動局はチャネル
要求を出す基地局として受信信号レベルの高い基地局を
選択する。このため、移動局の空きスロット数情報記憶
手段103のテーブルには、それぞれ周辺基地局とその
空きスロット数、さらに信号受信レベルを記憶してお
く。そしてmスロット使用に対応できる基地局の中から
受信レベルの高い順にチャネル要求を出す基地局を選択
するものである。
【0048】図10は移動局が持つ空きスロット数情報
記憶手段103のテーブルを示し、基地局番号と空きス
ロット数と受信レベルを記憶している。例えば上述し
た、位置登録基地局からまとめて周辺基地局の空きスロ
ット数情報を得る場合は、その情報を得た後、候補とな
る基地局の信号レベルを測定することで、図10に示す
テーブルが作成できる。また、移動局が各周辺基地局の
空きスロット数情報を直接得る場合は、その情報を受信
する際に信号受信レベルを測定することで図10に示す
テーブルが作成できる。
【0049】図11は移動局の選択手段104が図10
に示したテーブルから基地局を選択する際の動作をフロ
ーチャートに表したものである。まず、発呼または着呼
応答が生じた移動局はmスロットを使用する場合、図1
0のテーブルを参照し、mスロット以上の空きがある基
地局をピックアップした後(ステップ111)、信号受
信レベルの高い順に整理を行う(ステップ112)。次
に候補中最も受信レベルの高い基地局を選択し、チャネ
ル要求を出す(ステップ113)。
【0050】移動局はチャネル要求を出した基地局から
チャネル割当てを受ければ(ステップ114でYes)通
信を開始し(ステップ115)、チャネル割当てを受け
ることができなければ(ステップ114でNo)、割当
てを拒否した基地局を候補から削除した上で(ステップ
116)、他に候補基地局が存在するかを判断する(ス
テップ117)。候補基地局が存在しなければ呼損(ス
テップ118)、候補基地局が存在するならば候補中最
も受信レベルの高い基地局へチャネル要求を再度出す
(ステップ113)。以上が受信レベルを優先した基地
局選択方法である。
【0051】以上のように、移動局がチャネル要求を出
す相手局として受信レベルの高い基地局を選択するた
め、同一チャネルを使用する他局からの干渉に強い通信
回線を得ることができる。
【0052】実施例6.次に、移動局からの要求スロッ
ト数に対応できる基地局が複数存在する場合の基地局の
選択動作の別の例を説明する。ここでは、チャネル要求
に対応可能な基地局が複数存在する場合、移動局はチャ
ネル要求を出す基地局として空きスロット数の多い順に
基地局を選択するものである。
【0053】図12は移動局が持つ空きスロット数情報
記憶手段103のテーブルを示し、基地局番号と空きス
ロット数を記憶しており、これまでに示したようにして
各基地局に空きスロット数情報を得ることによりこのテ
ーブルは形成される。
【0054】図13は移動局の選択手段104が図12
に示したテーブルから基地局を選択する際の動作をフロ
ーチャートに表したものである。まず、発呼または着呼
応答が生じた移動局はmスロットを使用する場合、図1
2のテーブルを参照し、mスロット以上の空きがある基
地局をピックアップし(ステップ131)、候補中最も
空きスロットの多い基地局を選択してチャネル要求を出
す(ステップ132)。
【0055】移動局はチャネル要求を出した基地局から
チャネル割当てを受ければ(ステップ133でYes)通
信を開始し(ステップ134)、チャネル割当てを受け
ることができなければ(ステップ133でNo)、割当
てを拒否した基地局を候補から削除(ステップ135)
した上で、他に候補基地局が存在するかを判断する(ス
テップ136)。候補基地局が存在しなければ呼損(ス
テップ137)、候補基地局が存在するならば候補中最
も空きスロット数の多い基地局へチャネル要求を再度出
す(ステップ136)。以上が空きスロット数を優先し
た基地局選択方法である。
【0056】以上のように、移動局がチャネル要求を出
す相手局として空きスロット数の多い基地局を選択する
ため、全てのスロットを使用している基地局の存在率が
低減でき、偏ったエリアで呼損が多く発生することを防
ぐことができる。
【0057】実施例7.次に、移動局からの要求スロッ
ト数に対応できる基地局が複数存在する場合の基地局の
選択動作の別の例を説明する。移動局1局あたりの最大
使用スロット数分の空きスロットをもつ基地局をできる
だけ残しておくことは、移動局からの要求に対応できる
可能性が高くなるので、複数スロットを使うチャネルの
呼損が少なくなる。
【0058】例えば、移動局からの要求スロット数に対
応できる基地局が複数存在している状況で、ある基地局
を選択したときに、移動局1局あたりの最大使用スロッ
ト数分の空きスロットをもつ基地局が残らなくなるよう
な場合で、別の基地局を選択することにより、移動局1
局あたりの最大使用スロット数分の空きスロットをもつ
基地局を残すことができるような場合は当然こちらを選
択した方が呼損が小さくなり、望ましい。
【0059】この実施例では、以上のような場合に、移
動局1局あたりの最大使用スロット数分の空きスロット
をもつ基地局ができるだけ残るように移動局が基地局を
選択する例を示す。特に、上記実施例のように複数要求
スロット数に対応できる基地局が複数存在している状況
で、空きスロット数の多い基地局を通信の相手基地局と
して選択する場合は、このような状況になる可能性があ
り、以下はこれに対応した例である。
【0060】移動局がそれぞれの周辺基地局とその空き
スロット数を記憶し、mスロット使用に対応できる基地
局の中から、空きスロットの多い順にチャネル要求を出
す基地局を選択する。この場合も図12に示すテーブル
を移動局が持つ。図14は移動局が記憶テーブルから基
地局を選択する際の動作をフローチャートに表したもの
である。
【0061】まず、発呼または着呼応答が生じた移動局
はmスロットを使用する場合、図12のテーブルを参照
し、mスロット以上の空きがある基地局をピックアップ
し(ステップ141)、候補中最も空きスロットの多い
基地局を選択する(ステップ142)。次に、選択した
基地局からmスロットの割当てを仮に受けた場合を考
え、全候補基地局の空きスロットからシステムの許容す
る使用最大スロット数nに対応できる基地局が残るかを
判断する(ステップ143)。残るならばその後の制御
は図13で説明した実施例と同様である(ステップ14
4〜149)。
【0062】使用最大スロット数nに対応できる基地局
が残らないならば、他に候補基地局が存在するかを判断
し(ステップ14a)、存在するならば他の基地局を選
択して(ステップ14b)ステップ143の判断を行
う。この場合、空きスロットの多い順に選択してもよい
し、そうでなくともよい。ステップ14aで、使用最大
スロット数nに対応できる基地局を残すことができない
場合には、最初に選択した候補中最も空きスロットの多
い基地局へチャネル要求を出す(ステップ144)。
【0063】図15はこのような動作が行われる場合の
例を示す説明図である。ある移動局はから1スロット使
用要求に対するの候補基地局として基地局Aと基地局B
が存在し、またシステムの許容する使用最大スロット数
nは2とする。既に基地局Aは6スロット、基地局Bは
7スロットを使用しており、空きスロットはそれぞれ2
スロット、1スロットである。図14のフローチャート
の動作によれば、移動局はチャネル要求を出す基地局と
してまず基地局A、すなわちスロット1を選択するが、
その場合に基地局A、Bそれぞれの空きスロットは1つ
ずつとなる。この状態で別の移動局が2スロット使用を
要求すると基地局AおよびBは対応できない。
【0064】そこで移動局はチャネル要求を出す基地局
をAからBに変更し、スロット2を選択する。この場合
には基地局Aは2スロットの空き状態となり、移動局2
の2スロット使用要求にも対応ができることになる。
【0065】以上の動作により、チャネルを割り当てた
後に複数スロットの組み合わせが多く残るように移動局
がチャネルを要求する基地局を選択するため、2つの基
地局の空きスロットが一つずつであるために、例えば2
スロット使用のチャネル要求時に呼損となる現象が低減
できる。これは2タイムスロット以上の使用が単一スロ
ット使用に比べて多いエリアまたはシステムに特に効果
がある。
【0066】実施例8.2スロット以上の使用と1スロ
ットの使用を区別なくチャネル割当てを行う場合、例え
ば2スロット使用のうち、1スロットのみが干渉を受け
ることが多く発生し、チャネル配置の制御が複雑にな
る。ここでは、2タイムスロット以上の使用と単一タイ
ムスロットの使用においては基地局でチャネルの割当て
を区別し、それぞれをタイムスロットの前と後ろから割
り当てる例を説明する。
【0067】図16は同一周波数を8つのタイムスロッ
トに分けた8チャネルTDMAで単一スロット使用と2
スロット使用を実施する場合の例を示す説明図である。
図16に示すように、単一スロット使用の場合には後ろ
側スロットから割り当て、2スロット使用の場合には前
側スロットからチャネルを割り当てる。図16(a)は
全くスロットを使用していない状態である。2スロット
使用の要求があると(b)のように前から埋める。次に
単一スロット使用であれば(c)のように後ろのスロッ
トを使用する。さらに2スロット使用の要求があれば
(d)のように前から埋める。
【0068】上記実施例は2スロット使用のみである
が、例えば3スロットを使用する場合には単一スロット
使用及び2スロット使用と区別する方法がある。また、
3スロット使用を2スロット使用と区別しない方法もあ
る。以上のように、2タイムスロット以上の使用と単一
スロット使用ではスロットへの割当てを区別するため、
同一チャネル上での例えば2スロット伝送中の1スロッ
トのみが干渉を受けることが低減でき、すなわちチャネ
ル割当ての複雑さを回避できる。
【0069】実施例9.以上の実施例は移動局の発着呼
により基地局を選択する場合を説明したが、移動局が通
信中に通信品質の劣化を検出してセル間ハンドオフが行
われる場合にも適用されるものである。図17(a)に
おいて17a1、17a2、17a3、17a4、17
anは基地局、17bは移動局である。移動局17bは
基地局17a1と通信を行っている。ここで通信品質に
劣化が生じるとセル間ハンドオフを行う。
【0070】図17(c)において移動局17bはそれ
まで通信を行なっていた基地局17a1にハンドオフ要
求を出す。基地局17a1はハンドオフ要求を受けると
自局の持つ空きスロット数テーブルの情報(図17
(b))を報知する。この情報を元に移動局17bはハ
ンドオフ先の基地局を選択し、チャネル要求を出す。こ
の例ではハンドオフ先として基地局17a3を選択して
いる。以上により発呼と同様の動作がハンドオフ時にも
実現できる。
【0071】なお、ハンドオフ時に図17(b)の空き
スロット数テーブルの中に自局の情報も添えて移動局に
報知し、移動局がハンドオフ先基地局にハンドオフ元の
情報のみを報知すれば上記実施例2が実現できる。
【0072】また、移動局が直接各基地局から空きスロ
ット数情報を獲得する場合は、通信開始前に作成したテ
ーブルをハンドオフ時にそのまま利用してもよい。ま
た、通信中にも空き時間を利用してテーブルを更新して
おくこともできる。
【0073】また、ハンドオフ先を選択する動作、スロ
ットの割当てについても発着呼と同様に実現可能であ
る。
【0074】
【発明の効果】上記のようにこの発明によれば、基地局
の空きスロット数が移動局で得られるため、移動局がチ
ャネルを要求する基地局として、空きスロット数が足り
ない基地局にアクセスすることなく効率良く選択でき
る。
【0075】また、基地局が他局の空きスロット数情報
を獲得して移動局に報知することにより、移動局は各基
地局の空きスロット数情報を効率的に獲得できる。
【0076】そして、基地局は移動局からのチャネル要
求に対する応答時に空きスロット数情報を移動局に報知
することにより、チャネル要求シーケンスにわずかな情
報を付加するだけで、移動局は基地局の空きスロット数
情報を得ることができる。
【0077】また、基地局はハンドオフを行う移動局を
利用して他局の空きスロット数情報を獲得するようにす
ることにより、空きスロット数情報の報知だけのための
チャネルや回線を設けることを必要とせず、他局の空き
スロット数情報を効率的に獲得できる。
【0078】また、基地局が他の基地局の空きスロット
数情報を直接受信するようにしたため、基地局それぞれ
が受信間隔の変更や受信情報の特定を行うことができ、
収集情報量の最適化が図れる。
【0079】また、移動局が各基地局の空きスロット数
情報を直接受信することにより、移動局は位置登録基地
局の空きスロット数をあらかじめ知ることができるた
め、発着呼の際、位置登録基地局に空きスロットが足り
ない場合の無駄なアクセスを省略することができる。
【0080】また、移動局がチャネル要求を出す相手局
として受信レベルの高い基地局を選択するため、同一チ
ャネルを使用する他局からの干渉に強い通信回線を得る
ことができる。
【0081】また、移動局がチャネル要求を出す相手局
として空きスロット数の多い基地局を選択するため、全
てのスロットを使用している基地局の存在率が低減で
き、偏ったエリアで呼損が多く発生することを防ぐこと
ができる。
【0082】また、チャネルを割り当てた後に複数スロ
ットの組み合わせが多く残るように、移動局がチャネル
を要求する基地局を選択するため、移動局の複数スロッ
ト要求に対する呼損の発生が低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態における通信システム
の構成図である。
【図2】 この発明の実施例における基地局の構成図で
ある。
【図3】 この発明の実施例における基地局のテーブル
を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施例における基地局選択の動作
の例を示すシーケンス図である。
【図5】 (a)この発明の実施例における動作状況を
説明する説明図である。(b)この発明の実施例におけ
る動作を示すシーケンス図である。
【図6】 (a)この発明の実施例における動作状況を
説明する説明図である。(b)この発明の実施例におけ
る動作を示すシーケンス図である。
【図7】 この発明の実施例における動作状況を説明す
る説明図である。
【図8】 この発明の実施例における移動局の空きスロ
ット数情報記憶手段に記憶されるテーブルの例を示す説
明図である。
【図9】 この発明の実施例における動作を示すシーケ
ンス図である。
【図10】 この発明の実施例における移動局の空きス
ロット数情報記憶手段に記憶されるテーブルの例を示す
説明図である。
【図11】 この発明の実施例における基地局を選択す
る動作を示すフローチャートである。
【図12】 この発明の実施例における移動局の空きス
ロット数情報記憶手段に記憶されるテーブルの例を示す
説明図である。
【図13】 この発明の実施例における基地局を選択す
る動作を示すフローチャートである。
【図14】 この発明の実施例における基地局を選択す
る動作を示すフローチャートである。
【図15】 この発明の実施例におけるチャネルの割り
当てを説明する説明図である。
【図16】 この発明の実施例におけるスロットの割り
当てを説明する説明図である。
【図17】 (a)この発明の実施例におけるハンドオ
フ動作状況を説明する説明図である。(b)基地局のテ
ーブルの例を示す説明図である。(c)この発明の実施
例におけるハンドオフ動作を示すシーケンス図である。
【図18】 従来の通話チャネル割当て方法の概要を示
す説明図である。
【図19】 従来の通話チャネル割当ての動作を示すシ
ーケンス図である。
【図20】 従来例の通話チャネル割当て方法における
基地局が記憶するテーブルを示す説明図である。
【符号の説明】
101 空きスロット数情報報知手段 103 空きスロット数情報記憶手段 104 選択手段 200 空きスロット数情報獲得手段 1a1〜n、5a1〜3、6a1〜n、7a1〜3、1
7a1〜n、18a1〜n 基地局 1b、5b、6b、7b、17b、18b 移動局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川端 孝史 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送波信号を時間分割して形成されるタ
    イムスロットを移動局毎に割り当てて通信を行う複数の
    基地局と、この基地局における空きスロット数情報を移
    動局に報知する空きスロット数情報報知手段と、この空
    きスロット数情報報知手段から報知される空きスロット
    数情報を移動局内で複数基地局分記憶する空きスロット
    数情報記憶手段と、この空きスロット数情報記憶手段に
    記憶された空きスロット数情報に基づき通信の相手基地
    局を選択する選択手段とを備えたことを特徴とする無線
    通信制御装置。
  2. 【請求項2】 上記基地局に他の基地局の空きスロット
    数情報を獲得する他局空きスロット数情報獲得手段を設
    け、この上記他局空きスロット数情報獲得手段により得
    た他の基地局の空きスロット数情報を上記空きスロット
    数情報報知手段により移動局に報知することを特徴とす
    る請求項1記載の無線通信制御装置。
  3. 【請求項3】 上記空きスロット数情報報知手段は移動
    局からのチャネル要求に対する応答時に、他の基地局の
    空きスロット数情報をチャネル要求した移動局に報知す
    ることを特徴とする請求項2記載の無線通信制御装置。
  4. 【請求項4】 上記空きスロット数情報報知手段は移動
    局からのハンドオフ要求に対する応答時に自局の空きス
    ロット数情報をハンドオフ要求した移動局に報知すると
    ともに、上記空きスロット数情報獲得手段は、他の基地
    局からハンドオフしてきた移動局から、ハンドオフ前に
    移動局が通信していた他の基地局の空きスロット数情報
    を獲得することを特徴とする請求項2ないし3いずれか
    に記載の無線通信制御装置。
  5. 【請求項5】 上記空きスロット数情報報知手段は、自
    局の空きスロット数情報をあらかじめ決められたチャネ
    ルを利用して報知するとともに、上記空きスロット数情
    報獲得手段は、他の基地局の上記空きスロット数情報報
    知手段から報知される空きスロット数情報を受信するこ
    とにより他の基地局の空きスロット数情報を獲得するこ
    とを特徴とする請求項2ないし3いずれかに記載の無線
    通信制御装置。
  6. 【請求項6】 上記空きスロット数情報報知手段は、空
    きスロット数情報をあらかじめ決められたチャネルを利
    用して報知するとともに、上記移動局は、複数の基地局
    から報知される空きスロット数情報を受信して上記空き
    スロット数情報記憶手段に記憶することを特徴とする請
    求項1ないし5いずれかに記載の無線通信制御装置。
  7. 【請求項7】 上記選択手段は、上記移動局におけるチ
    ャネル要求があったとき、上記空きスロット数情報記憶
    手段を参照し、要求タイムスロット数以上の空きスロッ
    トを有する基地局の中から受信信号レベルの高い基地局
    を通信の相手基地局として選択することを特徴とする請
    求項1ないし6いずれかに記載の無線通信制御装置。
  8. 【請求項8】 上記選択手段は、上記移動局におけるチ
    ャネル要求があったとき、上記空きスロット数情報記憶
    手段を参照し、要求タイムスロット数以上の空きスロッ
    トを有する基地局の中から空きスロット数の多い基地局
    を通信の相手基地局として選択することを特徴とする請
    求項1ないし6いずれかに記載の無線通信制御装置。
  9. 【請求項9】 上記選択手段は、上記移動局におけるチ
    ャネル要求があったとき、上記空きスロット数情報記憶
    手段を参照して基地局を通信の相手基地局として選択す
    るとともに、選択後に移動局1局あたりの最大使用スロ
    ット数分の空きスロットをもつ基地局が残らなくなると
    きには、選択する基地局を変更することを特徴とする請
    求項1ないし8いずれかに記載の無線通信制御装置。
  10. 【請求項10】 搬送波信号を時間分割して形成される
    タイムスロットを移動局毎に割り当てて通信を行う無線
    通信装置において、基地局における空きスロット数情報
    を移動局に報知し、この報知される空きスロット数情報
    を移動局内で複数基地局分記憶し、移動局はこの記憶さ
    れた空きスロット数情報に基づき通信の相手基地局を選
    択することを特徴とする無線通信制御方法。
  11. 【請求項11】 上記基地局は他の基地局の空きスロッ
    ト数情報を獲得するとともに、この他局の空きスロット
    数情報を上記移動局に報知することを特徴とする請求項
    10記載の無線通信制御方法。
  12. 【請求項12】 基地局は移動局からのチャネル要求に
    対する応答時に、他の基地局の空きスロット数情報をチ
    ャネル要求した移動局に報知することを特徴とする請求
    項11記載の無線通信制御方法。
  13. 【請求項13】 基地局は移動局からのハンドオフ要求
    に対する応答時に自局の空きスロット数情報をハンドオ
    フ要求した移動局に報知するとともに、他の基地局から
    ハンドオフしてきた移動局から、ハンドオフ前に移動局
    が通信していた他の基地局の空きスロット数情報を獲得
    することを特徴とする請求項11ないし12いずれかに
    記載の無線通信制御方法。
  14. 【請求項14】 基地局は自局の空きスロット数情報を
    あらかじめ決められたチャネルを利用して報知するとと
    もに、他の基地局から報知される空きスロット数情報を
    受信することにより他の基地局の空きスロット数情報を
    獲得することを特徴とする請求項11ないし12いずれ
    かに記載の無線通信制御方法。
  15. 【請求項15】 基地局は空きスロット数情報をあらか
    じめ決められたチャネルを利用して報知するとともに、
    移動局は、複数の基地局から報知される空きスロット数
    情報を受信して上記空きスロット数情報記憶手段に記憶
    することを特徴とする請求項10ないし14いずれかに
    記載の無線通信制御方法。
  16. 【請求項16】 移動局における2以上のタイムスロッ
    ト数を使用するチャネルの要求があったとき、要求タイ
    ムスロット数以上の空きスロットを有する基地局の中か
    ら受信信号レベルの高い基地局を通信の相手基地局とし
    て選択することを特徴とする請求項10ないし15いず
    れかに記載の無線通信制御方法。
  17. 【請求項17】 移動局における2以上のタイムスロッ
    ト数を使用するチャネルの要求があったとき、要求タイ
    ムスロット数以上の空きスロットを有する基地局の中か
    ら空きスロット数の多い基地局を通信の相手基地局とし
    て選択することを特徴とする請求項10ないし15いず
    れかに記載の無線通信制御方法。
  18. 【請求項18】 移動局におけるチャネル要求があった
    とき、上記空きスロット数情報を参照して基地局を通信
    の相手基地局として選択するとともに、選択後に移動局
    1局あたりの最大使用スロット数分の空きスロットをも
    つ基地局が残らなくなるときには、選択する基地局を変
    更することを特徴とする請求項10ないし17いずれか
    に記載の無線通信制御装置。
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