JPH11331943A - 移動通信システムおよびこの移動通信システムに用いられる移動端末装置と基地局装置 - Google Patents

移動通信システムおよびこの移動通信システムに用いられる移動端末装置と基地局装置

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JPH11331943A
JPH11331943A JP10133316A JP13331698A JPH11331943A JP H11331943 A JPH11331943 A JP H11331943A JP 10133316 A JP10133316 A JP 10133316A JP 13331698 A JP13331698 A JP 13331698A JP H11331943 A JPH11331943 A JP H11331943A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 その時々でのデータ伝送能力をユーザに認識
させることを可能とする。 【解決手段】 移動端末装置2において移動端末制御ユ
ニット25は、ユーザからの指示に応じてデータレート
通知要求手段25aにより、基地局装置1に対してデー
タレート通知要求を行う。基地局装置1において基地局
制御ユニット13は、移動端末装置2からデータレート
通知要求がなされたことに応じてデータレート通知手段
13aにより、そのときに1つの移動端末装置2に対し
て許容するデータレートを示すデータレート情報を通知
する。そして移動端末装置2において移動端末制御ユニ
ット25は、基地局装置1からデータレート情報が通知
されたことに応じてデータレート報知制御手段25b
が、データレート情報を表示部24に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号分割多元接続
(CDMA)通信システムなどのように、複数のチャネ
ルを束ねての高速データ伝送を行う移動通信システムお
よびこの移動通信システムに用いられる移動端末装置と
基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式は、各回線に特定の符号を
割り当てることによりチャネルを構成し、同一搬送周波
数上で変調し送信される。受信側では特定の符号同期を
とり、所望のチャネルのみを復調する。
【0003】この方式は、秘話性および耐干渉性に優
れ、システム容量が大きく、シームレスなハンドオフが
可能となるなど多くの長所を有する。このようなCDM
A方式の米国標準であるIS−95Aでは、基地局から
移動局(移動端末)へ向かう下り回線におけるチャネル
構成が図6に示すように、また移動局から基地局に向か
う上り回線のチャネル構成が図7に示すようにそれぞれ
定められている。
【0004】このIS−95Aは、1つの移動局にトラ
フィックチャネルを1チャネル割り当てることを前提と
して決められており、1チャネル分の8kbpsの速度
でしかデータ伝送を行うことができない。これは、音声
データの伝送を基準としているためである。
【0005】しかしながら近年では、より大量のデータ
を移動局にて授受できることが望まれるようになってき
ている。そしてこのようなニーズに対応し、高速データ
伝送を可能とする規格として、新しくIS−95Bとい
うものが出てきた。
【0006】IS−95Bの下り回線におけるチャネル
構成を図8に示す。このIS−95Bは、各トラフィッ
クチャネルはやはり8kbpsの容量である。しかし、
このトラフィックチャネルを複数束ねて使用することで
高速伝送を可能とする。
【0007】IS−95Aでは、トラフィックチャネル
がそれぞれ制御データが挿入されるものとなっているた
め、これを複数束ねようとすると、オーバーヘッドが大
きくなり、効率が低下する。そこでIS−95Bでは、
IS−95Aと同様に制御データを含んだトラフィック
チャネルをファンダメンタル・コードチャネルとして、
また制御データを含んでいないトラフィックチャネルを
サプリメンタル・コードチャネルとしてそれぞれ用意し
ている。そして、複数チャネルを束ねる場合には、サプ
リメンタル・コードチャネルを使用する。
【0008】IS−95Bで規定された多重数は最高で
8チャネルであり、このように8チャネルを束ねること
で64kbpsの伝送速度が得られる。しかしながら、
高速データ伝送が希望された際に、無条件に8チャネル
ずつを割り当てるようにしていると、少数の移動局によ
ってトラフィックチャネルのほとんどが占有されてしま
い、他の移動局が通信を行うことができなくなってしま
うおそれがある。
【0009】そこで、IS−95Bではさらに、トラフ
ィックの混み具合などの条件に応じて、1つの移動局に
割り当てるトラフィックチャネルの数を制限することが
行われる。
【0010】このため、ユーザが最高速度でのデータ伝
送を期待して通信を行おうとしても、期待する速度での
データ伝送が行われない場合がある。そしてこのような
場合には、ユーザが予測している以上に通信時間がかか
ってしまい、ユーザに不快感を抱かせてしまうおそれが
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、複数の
チャネルを束ねることで高速データ伝送を可能とする場
合で、しかも網側の事情により1つの移動局に割り当て
るチャネル数を変化させる場合に従来は、1つの移動局
に割り当てるチャネル数は網側が一方的に変更するもの
となっていたため、通信を行おうとしているユーザが、
どの程度の速度でのデータ伝送が行えるのかを知ること
ができないという不具合があった。
【0012】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、その時々での
データ伝送能力をユーザに認識させることができる移動
通信システムおよびこの移動通信システムに用いられる
移動端末装置と基地局装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに第1の本発明は、移動通信網側から移動端末装置に
対して同時に複数のチャネルを割り当て、これら複数の
チャネルを束ねて使用することで高速データ伝送を可能
とするものであって、前記移動通信網側では移動端末装
置に同時に割り当てるチャネル数を所定の条件に応じて
変更する移動通信システムにおいて、前記移動通信網
に、割り当てチャネル数に関する所定の割り当て状況情
報(例えばデータレート情報)を移動端末装置に向けて
送信する例えばデータレート通知手段などの割り当て状
況通知手段を設けるとともに、前記移動端末装置に、前
記割り当て状況通知手段により送信された前記割り当て
状況情報が示す割り当て状況をユーザに対して報知す
る、例えばデータレート報知制御手段および表示部より
なる割り当て状況報知手段を設けた。
【0014】また第2の本発明は、前記第1の発明に加
えて、前記移動端末装置に、前記移動通信網に対して割
り当て状況の通知を要求する例えばデータレート通知要
求手段などの通知要求手段を備え、かつ前記割り当て状
況通知手段を、前記通知要求手段による要求を受けたこ
とに応じて前記割り当て状況情報の送信を行うものとし
た。
【0015】これらの手段を講じたことにより、例えば
移動端末装置からの要求に応じて、移動端末装置へと移
動通信網側からその時点における割り当てチャネル数に
関する所定の割り当て状況情報が通知される。そして移
動端末装置では、移動通信網側から通知された割り当て
状況情報が示す割り当て状況が、ユーザに対して報知さ
れる。従って、ユーザは、移動端末装置によりこのよう
になされる報知により、その時々におけるチャネルの割
り当て状況を認識することができる。
【0016】また第3の本発明は、移動通信網は移動端
末装置に同時に割り当てるチャネル数を、下り回線と上
り回線とで個別に設定するものであるときに、前記第2
の発明における前記通知要求手段を、下り回線および上
り回線のいずれかに関する割り当て状況の通知を要求す
るものとするとともに、前記割り当て状況通知手段を、
下り回線および上り回線のそれぞれに関する割り当て状
況情報のうちの移動端末装置から指定された情報を送信
するものとした。
【0017】このような手段を講じたことにより、移動
端末装置へと移動通信網側からその時点における下り回
線および上り回線のうちの指定回線の割り当てチャネル
数に関する割り当て状況情報が通知される。そして移動
端末装置では、移動通信網側から通知された割り当て状
況情報が示す割り当て状況が、ユーザに対して報知され
る。従って、ユーザは、下り回線および上り回線のうち
のそれぞれに関するチャネルの割り当て状況を選択的に
確認することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。図1は本発明の第1の実施形
態に係る移動通信システムの要部の概略構成を示す図で
ある。 この図に示すように本実施形態の移動通信シス
テムは、多数の基地局B(B-1 〜B-7 )を、その通信可
能範囲の一部が隣接する他の基地局Bの通信可能範囲の
一部と互いに重なるように分散配置され、例えば同図に
示すようなセルS (S-1 〜S-7 )を形成している。
【0019】また各基地局1は、制御局などを含んだ移
動通信網中心部側(図示せず)に接続されている。そし
て各基地局Bは、自己のセルSの中に存在する移動局M
(M-1 〜M-3 )との間で無線通信を行い、移動局Mが移
動通信網を介して通信を行うことを可能とする。
【0020】なお図1では、多数の基地局1のうち、基
地局1-1 と、この基地局1-1 に隣接する6つの基地局1-
2 〜1-7 のみを示しており、それぞれのセルをそれぞれ
S-1〜S-7 として示している。また移動局Mとしては、
移動局M-1 〜M-3 の3つのみを示している。
【0021】図2は基地局Bに設置される基地局装置と
移動局Mとして使用される移動端末装置の構成を示す機
能ブロック図である。 この図において、符号1を付し
てあるのが基地局装置であり、また符号2を付してある
のが移動端末装置である。
【0022】基地局装置1は、CDMA通信ユニット1
1、信号処理ユニット12および基地局制御ユニット1
3を有している。CDMA通信ユニット11は、例えば
無線送受信部、変復調部あるいはCDMA信号処理部な
どを有した周知の構成のものであり、移動端末装置2と
の間でCDMA方式での無線通信を行うため各種の処理
を行う。
【0023】信号処理ユニット12は、移動通信網中心
部側の制御局などとの間で、移動端末装置2が授受する
トラフィックデータや基地局制御ユニット13が授受す
る制御データなどの送受信を行う。
【0024】基地局制御ユニット13は、CDMA通信
ユニット11および信号処理ユニット12の動作を制御
するとともに、移動端末装置2や制御局との間で制御デ
ータの授受を行うことで移動端末装置2による通信を可
能とする。
【0025】この基地局制御ユニット13は、例えばマ
イクロコンピュータを主体としてなるものであり、ソフ
トウエア処理によって各種の制御手段を実現する。そし
て、この基地局制御ユニット13が有する制御手段とし
ては、基地局装置における周知の一般的なものに加え
て、データレート通知手段13aを含んでいる。
【0026】データレート通知手段13aは、移動端末
装置2からの要求に応じて、そのときにおける最高のデ
ータレートを示したデータレート情報を、要求元の移動
端末装置2に対して通知する。
【0027】一方、移動端末装置2は、CDMA通信ユ
ニット21、信号処理ユニット22、操作部23、表示
部24および移動端末制御ユニット25を有する。CD
MA通信ユニット21は、例えば無線送受信部、変復調
部あるいはCDMA信号処理部などを有した周知の構成
のものであり、基地局装置1との間でCDMA方式での
無線通信を行うため各種の処理を行う。
【0028】信号処理ユニット22は、例えばボコー
ダ、およびハンドセットなどのPCM符号処理部などの
音声処理部や、データ伝送プロトコル処理部、データ処
理部およびデータ表示部などのデータ通信部などを有し
た周知の構成のものである。
【0029】操作部23は、例えばキー群やタッチパネ
ルなどを有してなり、ユーザによる移動端末制御ユニッ
ト25に対する各種の指示入力を受け付ける。表示部2
4は、例えば液晶表示器を有してなり、ユーザに対して
各種の情報を報知するための表示を移動端末制御ユニッ
ト25の制御の下に行う。
【0030】移動端末制御ユニット25は、CDMA通
信ユニット21および信号処理ユニット22の動作を制
御するとともに、基地局との間で制御データの授受を行
うことで移動端末装置2としての動作を実現する。
【0031】この移動端末制御ユニット25は、例えば
マイクロコンピュータを主体としてなるものであり、ソ
フトウエア処理によって各種の制御手段を実現する。そ
して、この移動端末制御ユニット25が有する制御手段
としては、移動端末装置における周知の一般的なものに
加えて、データレート通知要求手段25aおよびデータ
レート報知制御手段25bを含んでいる。
【0032】データレート通知要求手段25aは、ユー
ザからの指示に応じて、基地局装置1に対してデータレ
ートの通知を要求する処理を行う。またデータレート報
知制御手段25bは、データレート通知要求手段25a
による要求に応じて基地局装置1から送信されたデータ
レート情報が示すデータレートをユーザに対して報知す
るための処理を行う。
【0033】次に、以上のように構成された移動通信シ
ステムの動作につき説明する。まず、使用可能な最大の
データレートの表示を指示するための所定の指示操作が
ユーザにより操作部23でなされると、この指示が操作
部23にて取り込まれ、移動端末制御ユニット25へと
通知される。
【0034】そうすると移動端末制御ユニット25は、
図3に示すようなデータレート表示処理を開始する。こ
のデータレート表示処理において移動端末制御ユニット
25はまず、データレート表示の対象となる回線とし
て、下り回線、上り回線およびこれらの双方のいずれが
指定されているかの判断を行う(ステップST1)。
【0035】そしてここで、下り回線に関するデータレ
ートの表示が指示されていたならば、移動端末制御ユニ
ット25はその旨を示す下りデータレート通知要求を作
成し、CDMA通信ユニット21を介してアクセスチャ
ネルへと送信する(ステップST2)。
【0036】一方、上り回線に関するデータレートの表
示が指示されていたならば、移動端末制御ユニット25
はその旨を示す上りデータレート通知要求を作成し、C
DMA通信ユニット21を介してアクセスチャネルへと
送信する(ステップST3)。
【0037】また、下り回線および上り回線の双方に関
するデータレートの表示が指示されていたならば、移動
端末制御ユニット25はその旨を示す双方データレート
通知要求を作成し、CDMA通信ユニット21を介して
アクセスチャネルへと送信する(ステップST4)。
【0038】なお、以上のステップST1乃至ステップ
ST4の処理は、データレート通知要求手段25aによ
ってなされる。さて、このようにして移動端末装置2か
ら送信されたデータレート通知要求は、その移動端末装
置2が位置しているセルを管理している基地局装置1に
て受信される。そしてこのようにデータレート通知要求
を受けた基地局装置1において基地局制御ユニット13
は、図4に示すようなデータレート通知処理をデータレ
ート通知手段13aにより実行する。
【0039】このデータレート通知処理において移動端
末制御ユニット25はまず、要求元の移動端末装置2が
ソフトハンドオフ状態であるか否かの判断を行う(ステ
ップST11)。
【0040】ここで、要求元の移動端末装置2が、図1
中における移動局M-2 のように複数のセルの境界付近に
位置したものであって、ソフトハンドオフ状態にあるな
らば、その移動端末はデータ通信を行うことができな
い。そこで基地局制御ユニット13は、データ伝送を行
うことが不可能である旨を示したデータレート通知情報
を作成し、これをCDMA通信ユニット11を介して要
求元の移動端末装置2に向けて送信する(ステップST
12)。
【0041】一方、要求元の移動端末装置2がソフトハ
ンドオフ状態ではないならば、基地局制御ユニット13
はデータレート通知の対象となる回線として、下り回
線、上り回線およびこれらの双方のいずれが指定されて
いるかの判断を行う(ステップST13)。
【0042】ここで、下りデータレート通知要求が到来
しており、下り回線に関するデータレートの通知が指示
されているのならば、基地局制御ユニット13は下り回
線にて1つの移動局Mに対して許容するデータレート
と、そのデータレートでの通信を行う際の通信料金とを
示したデータレート情報を作成し、これをCDMA通信
ユニット11を介して、要求元の移動端末装置2に向け
てページングチャネルへと送信する(ステップST1
4)。
【0043】一方、上りデータレート通知要求が到来し
ており、上り回線に関するデータレートの通知が指示さ
れているのならば、基地局制御ユニット13は上り回線
にて1つの移動局Mに対して許容するデータレートと、
そのデータレートでの通信を行う際の通信料金とを示し
たデータレート情報を作成し、これをCDMA通信ユニ
ット11を介して、要求元の移動端末装置2に向けてペ
ージングチャネルへと送信する(ステップST15)。
【0044】また、双方データレート通知要求が到来し
ており、下り回線および上りの双方の回線に関するデー
タレートの通知が指示されているのならば、基地局制御
ユニット13は下り回線および上り回線のそれぞれにて
1つの移動局Mに対して許容するデータレートと、その
データレートでの通信を行う際のそれぞれの通信料金と
を示したデータレート情報を作成し、これをCDMA通
信ユニット11を介して、要求元の移動端末装置2に向
けてページングチャネルへと送信する(ステップST1
6)。
【0045】そして基地局制御ユニット13は、以上の
ようないずれかのデータレート情報の送信が完了したな
らば、当該データレート通知処理を終了する。さて移動
端末制御ユニット25は、ステップST2乃至ステップ
ST4のいずれかでデータレートの通知要求を送信した
のちには、前述のように制御局装置1から送信されるデ
ータレート情報をCDMA通信ユニット21を介して受
信し、そのデータレート情報に示されたデータレートと
通信料金とを例えば図5に示すような状態で表示部24
に表示させる(ステップST5)。そしてこののちに移
動端末制御ユニット25は、当該データレート報知処理
を終了する。なお、ステップST5の処理は、データレ
ート報知制御手段25bによりなされる。
【0046】このように本実施形態によれば、ユーザが
データレートの表示要求を行えば、それに応じて移動端
末装置2の表示部24に、そのときに許容されるデータ
レートが表示されるので、下り回線および上り回線のそ
れぞれでどの程度のデータレートでのデータ伝送を行う
ことができるかを、ユーザがデータ伝送を開始するのに
先立って知ることができる。
【0047】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば上記実施形態では、トラフィック
チャネルの割り当て状況をデータレートにより報知する
ものとしているが、現在許容されるデータレートの最大
のデータレートに対する比率を表示するようにしても良
い。すなわち、現在許容されるデータレートが24kb
psで、最大のデータレートが64kbpsであるなら
ば、「3/8」と表示するようにする。また、1つの移
動局Mに割り当てるトラフィックチャネルの割り当て数
をそのまま表示したり、「大」「中」「小」などのよう
な抽象的な形態での表示を行うようにしても良い。
【0048】また上記実施形態では、下り回線と上り回
線とで区別してデータレートの報知を行うようにしてい
るが、下り回線と上り回線とで同数のデータレートを設
定するシステムであれば、下り回線と上り回線とを区別
することなくデータレートの報知を行うようにしても良
い。また、例えばIS−95Bのようにいずれか一方の
回線(IS−95Bでは下り回線)のみでデータレート
を可変とするシステムであれば、そのデータレートを可
変とする回線のみのデータレートのみの報知を行うよう
にしても良い。
【0049】また、常に下り回線および上り回線の双方
のデータレートを通知し、移動端末装置2側で選択的に
表示するか、あるいは双方を常に表示するようにしても
良い。
【0050】また上記実施形態では、基地局装置1から
データレート情報の通知を行うようにしているが、移動
通信網における基地局装置1以外の部位、すなわち例え
ば制御局などから基地局1を介してデータレート情報の
通知を行うようにしても良い。
【0051】また上記実施形態では、基地局装置1は移
動端末装置2からの要求に応じてデータレート情報の通
知を行うようにしているが、基地局装置1側から一方的
にデータレートの通知を行うようにしても良い。このほ
か、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が
可能である。
【0052】
【発明の効果】第1の本発明は、移動通信網側から移動
端末装置に対して同時に複数のチャネルを割り当て、こ
れら複数のチャネルを束ねて使用することで高速データ
伝送を可能とするものであって、前記移動通信網側では
移動端末装置に同時に割り当てるチャネル数を所定の条
件に応じて変更する移動通信システムにおいて、前記移
動通信網に、割り当てチャネル数に関する所定の割り当
て状況情報を移動端末装置に向けて送信する割り当て状
況通知手段を設けるとともに、前記移動端末装置に、前
記割り当て状況通知手段により送信された前記割り当て
状況情報が示す割り当て状況をユーザに対して報知する
割り当て状況報知手段を設けた。
【0053】また第2の本発明は、前記第1の発明に加
えて、前記移動端末装置に、前記移動通信網に対して割
り当て状況の通知を要求する通知要求手段を備え、かつ
前記割り当て状況通知手段を、前記通知要求手段による
要求を受けたことに応じて前記割り当て状況情報の送信
を行うものとした。
【0054】また第3の本発明は、移動通信網は移動端
末装置に同時に割り当てるチャネル数を、下り回線と上
り回線とで個別に設定するものであるときに、前記第2
の発明における前記通知要求手段を、下り回線および上
り回線のいずれかに関する割り当て状況の通知を要求す
るものとするとともに、前記割り当て状況通知手段を、
下り回線および上り回線のそれぞれに関する割り当て状
況情報のうちの移動端末装置から指定された情報を送信
するものとした。これらにより、その時々でのデータ伝
送能力をユーザに認識させることが化膿となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る移動通信システ
ムの要部の概略構成を示す図。
【図2】図1中の基地局Bに設置される基地局装置と移
動局Mとして使用される移動端末装置の構成を示す機能
ブロック図。
【図3】データレート表示処理における移動端末制御ユ
ニット25の処理手順を示すフローチャート。
【図4】データレート通知処理における基地局制御ユニ
ット13の処理手順を示すフローチャート。
【図5】通知されたデータレート情報に示されたデータ
レートおよび通信料金の表示例を示す図。
【図6】IS−95Aで規定された下り回線におけるチ
ャネル構成を示す図。
【図7】IS−95Aで規定された上り回線におけるチ
ャネル構成を示す図。
【図8】IS−95Bで規定された下り回線におけるチ
ャネル構成を示す図。
【符号の説明】
B(B-1 〜B-7 )…基地局 M(M-1 〜M-3 )…移動局 11…CDMA通信ユニット 12…信号処理ユニット 13…基地局制御ユニット 13a…データレート通知手段 21…CDMA通信ユニット 22…信号処理ユニット 23…操作部 24…表示部 25…移動端末制御ユニット 25a…データレート通知要求手段 25b…データレート報知制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信網側から移動端末装置に対して
    同時に複数のチャネルを割り当て、これら複数のチャネ
    ルを束ねて使用することで高速データ伝送を可能とする
    ものであって、前記移動通信網側では移動端末装置に同
    時に割り当てるチャネル数を所定の条件に応じて変更す
    る移動通信システムにおいて、 前記移動通信網に設けられ、割り当てチャネル数に関す
    る所定の割り当て状況情報を移動端末装置に向けて送信
    する割り当て状況通知手段と、 前記移動端末装置に設けられ、前記割り当て状況通知手
    段により送信された前記割り当て状況情報が示す割り当
    て状況をユーザに対して報知する割り当て状況報知手段
    とを具備したことを特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記移動端末装置は、前記移動通信網に
    対して割り当て状況の通知を要求する通知要求手段を備
    え、 かつ前記割り当て状況通知手段は、前記通知要求手段に
    よる要求を受けたことに応じて前記割り当て状況情報の
    送信を行うことを特徴とする請求項1に記載の移動通信
    システム。
  3. 【請求項3】 移動通信網側では移動端末装置に同時に
    割り当てるチャネル数を、下り回線と上り回線とで個別
    に設定するものであり、 前記通知要求手段は、下り回線および上り回線のいずれ
    かに関する割り当て状況の通知を要求するものであり、 かつ前記割り当て状況通知手段は、下り回線および上り
    回線のそれぞれに関する割り当て状況情報のうちの移動
    端末装置から指定された情報を送信することを特徴とす
    る請求項2に記載の移動通信システム。
  4. 【請求項4】 移動通信網側から移動端末装置に対して
    同時に複数のチャネルを割り当て、これら複数のチャネ
    ルを束ねて使用することで高速データ伝送を可能とする
    ものであって、前記移動通信網側では移動端末装置に同
    時に割り当てるチャネル数を所定の条件に応じて変更す
    る移動通信システムにて用いられる移動端末装置におい
    て、 前記移動通信網に設けられた割り当て状況通知手段によ
    り送信された所定の割り当て状況情報が示す割り当て状
    況を受信してユーザに対して報知する割り当て状況報知
    手段とを備えたことを特徴とする移動端末装置。
  5. 【請求項5】 移動通信網側から移動端末装置に対して
    同時に複数のチャネルを割り当て、これら複数のチャネ
    ルを束ねて使用することで高速データ伝送を可能とする
    ものであって、前記移動通信網側では移動端末装置に同
    時に割り当てるチャネル数を所定の条件に応じて変更す
    る移動通信システムにて前記移動通信網側に設けられて
    前記移動端末装置との通信を行う基地局装置において、 割り当てチャネル数に関する所定の割り当て状況情報を
    移動端末装置に向けて送信する割り当て状況通知手段を
    備えたことを特徴とする基地局装置。
JP13331698A 1998-05-15 1998-05-15 移動通信システムおよびこの移動通信システムに用いられる移動端末装置と基地局装置 Expired - Fee Related JP4594456B2 (ja)

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