JP2001223868A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2001223868A
JP2001223868A JP2000030550A JP2000030550A JP2001223868A JP 2001223868 A JP2001223868 A JP 2001223868A JP 2000030550 A JP2000030550 A JP 2000030550A JP 2000030550 A JP2000030550 A JP 2000030550A JP 2001223868 A JP2001223868 A JP 2001223868A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】送信先の通信機能に拘わらず、会話予約の設定
を有効にすることが可能な通信端末装置を提供するこ
と。 【解決手段】送信先がV.8に従ったセッションの通信
機能を備えた装置であっても、会話予約設定キー16f
が操作されて、会話予約が設定されている場合は、T.
30に従ったファクシミリ伝送制御手順で画データが送
信先に送信される。そして、読取部14で読み取られた
原稿の画データの送信が終了すると、扱者の介入を要求
するPRI−EOP信号、換言すれば、会話予約が設定
されている旨を示すためのPRI−EOP信号が送信先
に対して送出される。また、ファクシミリ装置1におい
ては、呼出音が鳴動部22から鳴動される。その結果、
この呼出音の鳴動に基づいて、付属電話機21aをオフ
フックすると、送信先の相手との間で会話をすることが
できる。従って、送信先の通信機能に拘わらず、会話予
約の設定を有効にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
等に代表される通信端末装置に関し、より詳しくは会話
予約が設定された場合における通信端末装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信端末装置としてのファク
シミリ装置においては、モデムによりITU−T勧告
V.17等に従って送信画データを変調して、同勧告
T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順で画データ
の送信が行われている。
【0003】また、同勧告T.30に従ったファクシミ
リ伝送制御手順においては、画データを送信した後、フ
ァクシミリ装置の付属電話機で会話を行うための会話予
約を設定する機能がある。この会話予約を設定しておけ
ば、画データを送信した後、付属電話機を用いて送信先
の相手との間で会話を行うことができる。
【0004】一方、近年では、画データを最大33.6
〔kbps〕の通信速度で送信することが可能な同勧告
V.34に従った通信機能、いわゆるスーパーG3通信
機能を備えたファクシミリ装置も普及しつつある。この
V.34に従った通信機能を用いれば、送信側装置と受
信側装置との間の回線状況に応じて、通信速度を変更す
ることが可能である。このため、大量の画データを送信
する場合であって、回線状況が良好な場合は、通信時間
を短くすることができるとともに、その通信にかかる通
信料金も安くすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このV.3
4に従った通信機能を用いて通信を行うためには、同勧
告V.8に従ったセッション開始手順を実行する必要が
ある。しかしながら、V.8に従ったセッション開始手
順及びV.34に従った通信機能には、会話予約を設定
する機能は勧告されていない。このため、画データをス
ーパーG3通信機能を備えた装置に送信する場合には、
会話予約が設定されていても、画データを送信した後、
付属電話機を用いて送信先の相手との間で会話を行うこ
とができなかった。換言すれば、スーパーG3通信機能
を備えた装置に対しては、会話予約の設定が無効になっ
ていた。
【0006】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、送信先の通信機能に
拘わらず、会話予約の設定を有効にすることが可能な通
信端末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、ITU−T勧告V.
21を用いた同勧告T.30に従ったファクシミリ伝送
制御手順と同勧告V.8に従ったセッション開始手順と
の通信機能を備えた通信端末装置において、画データを
送信した後、会話を行うための会話予約設定手段と、そ
の会話予約設定手段の操作に基づいて、会話予約が設定
された場合は、送信先の通信機能に拘わらず、同勧告
T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順を実行する
制御手段とを備えた。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の通信端末装置において、制御手段は、会話予約が設
定された場合は、同勧告V.8に従ったセッション開始
手順の変形応答トーン信号に応答しない。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の通信端末装置において、制御手段は、同勧告V.8
に従ったセッション開始手順の起呼メニュー信号を送出
した後、送信先から送出されてくる共通メニュー信号を
検出した場合は、会話予約設定手段の操作に基づく会話
予約の設定を禁止する。
【0010】なお、以下に述べる発明の実施の形態にお
いて、特許請求の範囲または課題を解決するための手段
に記載の「通信端末装置」はファクシミリ装置1に相当
し、同じく「会話予約設定手段」は会話予約設定キー1
6fに相当し、同じく「制御手段」はMPU11、RO
M12及びRAM13に相当する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る通信端末装
置をファクシミリ装置に具体化した一実施形態を図面を
用いて説明する。
【0012】図1に示すように、ファクシミリ装置1
は、MPU11、ROM12、RAM13、読取部1
4、記録部15、操作部16、表示部17、画像メモリ
18、コーデック19、モデム20、NCU21及び鳴
動部22から構成されるとともに、各部11〜22がバ
ス23を介してそれぞれ接続されている。
【0013】MPU11は、ファクシミリ装置1を構成
する各部を制御する。また、MPU11は、タイマ11
aを内蔵している。ROM12は、ファクシミリ装置1
を制御するためのプログラムを記憶する。RAM13
は、ファクシミリ装置1に関する各種情報を一時的に記
憶する。
【0014】読取部14は、原稿上の画像データを読み
取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部
15は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画デー
タや、コピー動作において読取部14にて読み取られた
原稿の画データを、記録紙上に記録する。
【0015】操作部16は、電話番号やFAX番号等を
入力するためのテンキー(*,#キーを含む)16a、
短縮番号の登録又は短縮番号から発信するための短縮キ
ー16b、予め登録したFAX番号をワンタッチで指定
するためのワンタッチキー16c、原稿の読み取り動作
を開始させるためのスタートキー16d、「通信(FA
X)」モード又は「コピー」モードに設定するための通
信/コピーキー16e、会話予約を設定するための会話
予約設定キー16f等の各種操作キーを備えている。L
CD等よりなる表示部17は、ファクシミリ装置1の動
作状態等の各種情報の表示を行う。
【0016】画像メモリ18は、受信画データや読取部
14で読み取られた画データを一時的に記憶する。コー
デック19は、読取部14にて読み取られた画データを
送信のためにMH,MR,MMR方式等により符号化
(エンコード)する。また、コーデック19は、受信画
データを復号(デコード)する。
【0017】モデム20は、ITU−T勧告T.30に
従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.1
7,V.27ter,V.29等に従った送受信データ
の変調及び復調を行う。また、モデム20は、ITU−
T勧告V.8に従ったセッション開始手順と、ITU−
T勧告V.34に従った送受信データの変調及び復調と
を行う。
【0018】NCU21は、電話回線Lとの接続を制御
するとともに、送信先のFAX番号に対応したダイヤル
信号の送出及び着信を検出するための機能を備えてい
る。また、NCU21には、付属電話機21aが接続さ
れている。さらに、NCU21は、電話回線Lをモデム
20又は付属電話機21aに切換接続するための切換リ
レー21bを備えている。すなわち、切換リレー21b
が、モデム20に接続された場合は、ファクシミリ通信
が行われ、一方、付属電話機21aに接続された場合
は、相手との間で会話が行われる。加えて、NCU21
は、付属電話機21aの状態(オンフック又はオフフッ
ク)を検出するための検出センサ21cを備えている。
【0019】鳴動部22は、呼出信号に基づき呼出音を
鳴動し、電話が着信した旨を報知する。そして、この呼
出音に基づいて、付属電話機21aをオフフックする
と、相手との間で会話することができる。
【0020】次に、ファクシミリ装置1における送信時
の動作について、図2及び図3に示すフローチャートを
用いて説明する。なお、この動作は、ROM12に記憶
されたプログラムに基づき、MPU11の制御により実
行される。
【0021】さて、通信/コピーキー16eが操作され
て、通信(FAX)モードに設定されるとともに、原稿
が読取部14に載置され、テンキー16a、短縮キー1
6b又はワンタッチキー16cから送信先のFAX番号
が入力されて、スタートキー16dが操作される。そし
て、このスタートキー16dの操作に基づいて、原稿の
読み取りが読取部14で開始され、その読み取られた原
稿の画データがコーデック19でMMR方式等により符
号化された後、画像メモリ18に記憶されると、図2に
示すステップS1においては、送信先のFAX番号に基
づいて、NCU21から送信先に発呼が行われる。そし
て、送信先との間の回線が接続されると、ステップS2
に移行する。
【0022】ステップS2においては、CI信号(起呼
信号)がモデム20から送信先に送出されるとともに、
タイマ11aのカウントが開始される。ステップS3に
おいては、送信先から送出されてくるANSam信号(変
形応答トーン信号)がモデム20で検出されたか否かが
判断される。ANSam信号が検出された場合は、送信先
がV.8に従ったセッション開始手順の通信機能を備え
た装置であると判断して、ステップS4に移行する。一
方、ANSam信号が検出されない場合は、送信先がV.
8に従ったセッション開始手順の通信機能を備えた装置
ではないと判断して、ステップS11に移行する。
【0023】ステップS4においては、会話予約が設定
されているか否かが判断される。具体的には、会話予約
設定キー16fが操作されて、会話予約が設定されてい
るか否かに基づいて判断される。そして、会話予約が設
定されている場合は、ステップS5に移行する。一方、
会話予約が設定されていない場合は、ステップS6に移
行する。
【0024】ステップS5においては、会話予約が優先
設定されているか否かが判断される。すなわち、ファク
シミリ装置1の初期設定において、会話予約が設定され
た場合は、その会話予約を優先する設定になっているか
否かが判断される。そして、会話予約が優先設定になっ
ている場合は、送信先がV.8に従ったセッション開始
手順の通信機能を備えた装置であっても、ITU−T勧
告V.21を用いたT.30に従ったファクシミリ伝送
制御手順を実行させるためにステップS11に移行す
る。一方、会話予約が優先設定になっていない場合は、
ステップS6に移行する。
【0025】ステップS6においては、主にファクシミ
リ装置1の変調方式を表示するためのCM信号(起呼メ
ニュー信号)が、モデム20から送信先に対して送出さ
れる。
【0026】ステップS7においては、主に送信先の変
調方式を表示するために、送信先から送信されてくるJ
M信号(共通メニュー信号)がモデム20で検出され
る。ステップS8においては、会話予約の設定が禁止さ
れる。すなわち、前記ステップS7の処理において、J
M信号が検出されているため、送信先が確実にV.8に
従ったセッション開始手順の通信機能を備えた装置であ
ると判断できる。そこで、会話予約設定キー16fが操
作されても、会話予約が設定できないようにしているの
である。
【0027】ステップS9においては、JM信号を検出
した確認及びCM信号の終了を示すCJ信号(CM終端
子信号)が、モデム20から送信先に対して送出され
る。ステップS10においては、V.34に従った通信
機能で、画データが送信先に対して送信される。
【0028】ステップS11においては、送信先から送
出されてくるDIS信号がモデム20で検出される。ス
テップS12においては、DCS信号、トレーニング信
号がモデム20から送信先に対して送出される。
【0029】ステップS13においては、送信先から送
出されてくるCFR信号がモデム20で検出される。ス
テップS14においては、画データが送信先に対して送
信される。そして、図3に示すステップS21に移行す
る。
【0030】ステップS15においては、前記ステップ
S2の処理におけるタイマ11aのカウントの開始から
所定時間が経過したか否かが判断される。そして、所定
時間が経過した場合、つまり所定時間内にANSam信号
又はDIS信号のいずれも検出できなかった場合は、通
信エラーであると判断して、ステップS16に移行す
る。一方、所定時間が経過していない場合は、前記ステ
ップS3に戻って、ANSam信号又はDIS信号のいず
れかが検出されるのが待たれる。
【0031】ステップS16においては、エラー音が鳴
動部22から鳴動される。ステップS17においては、
DCN信号がモデム20から送信先に対して送出され
る。
【0032】ステップS18においては、送信先との間
の回線が切断される。図3に示すステップS21におい
ては、図2に示すステップS4の処理と同様に、会話予
約が設定されているか否かが判断される。会話予約が設
定されている場合は、ステップS22に移行する。一
方、会話予約が設定されていない場合は、ステップS2
3に移行する。
【0033】ステップS22においては、扱者の介入を
要求するPRI−EOP信号(手順中断EOP信号)、
換言すれば、会話予約が設定されている旨を示すための
PRI−EOP信号がモデム20から送信先に対して送
出される。
【0034】ステップS23においては、EOP信号が
モデム20から送信先に対して送出される。ステップS
24においては、PIP信号(手順中断肯定信号)がモ
デム20で検出されたか否かが判断される。PIP信号
が検出された場合は、ステップS26に移行する。一
方、PIP信号が検出されない場合は、送信先の装置
が、PRI−EOP信号に応答することができないと判
断して、ステップS25に移行する。
【0035】ステップS25においては、送信先から送
出されてくるMCF信号がモデム20で検出されたか否
かが判断される。MCF信号が検出された場合は、ステ
ップS35に移行する。一方、MCF信号が検出されな
い場合は、ステップS34に移行する。
【0036】ステップS26においては、呼出音が鳴動
部22から鳴動されるとともに、タイマ11aのカウン
トが開始される。ステップS27においては、呼出音の
鳴動に基づいて、付属電話機21aがオフフックされた
か否かが判断される。具体的には、付属電話機21aの
状態を検出するための検出センサ21cに基づいて判断
される。そして、付属電話機21aがオフフックされた
場合は、ステップS28に移行する。一方、付属電話機
21aがオフフックされていない場合、つまり付属電話
機21aがオンフックの状態である場合は、ステップS
33に移行する。
【0037】ステップS28においては、付属電話機2
1aのオフフックに基づいて、呼出音の鳴動が停止され
る。ステップS29においては、会話予約設定キー16
fの操作による会話予約の設定に基づいて、切換リレー
21bにより、回線Lがモデム20から付属電話機21
aに切り換えられて、回線Lが付属電話機21aに接続
される。
【0038】ステップS30においては、送信先の相手
との間で、会話が行われる。ステップS31において
は、付属電話機21aがオンフックされたか否かが判断
される。具体的には、付属電話機21aの状態を検出す
るための検出センサ21cに基づいて判断される。そし
て、付属電話機21aがオンフックされた場合は、会話
が終了したと判断して、ステップS32に移行する。一
方、付属電話機21aがオンフックされていない場合、
つまり付属電話機21aがオフフックの状態の場合は、
まだ会話が行われていると判断して、前記ステップS3
0に戻る。
【0039】ステップS32においては、送信先との間
の回線が切断される。ステップS33においては、前記
ステップS26の処理におけるタイマ11aのカウント
の開始から所定時間(例えば、30秒)が経過したか否
かが判断される。そして、所定時間が経過した場合、つ
まり所定時間内に付属電話機21aがオフフックされな
い場合は、ステップS34に移行する。一方、所定時間
が経過していない場合は、前記ステップS27に戻っ
て、付属電話機21aがオフフックされるのが待たれ
る。
【0040】ステップS34においては、所定時間内に
付属電話機21aがオフフックされないため、エラー音
が鳴動部22から鳴動される。ステップS35において
は、DCN信号がモデム20から送信先に対して送出さ
れる。
【0041】ステップS36においては、送信先との間
の回線が切断される。以上、詳述したように本実施形態
によれば、次のような作用、効果を得ることができる。
【0042】(1)送信先がV.8に従ったセッション
開始手順の通信機能を備えた装置であっても、会話予約
設定キー16fが操作されて、会話予約が設定されてい
る場合は、T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順
で画データが送信先に送信される。そして、読取部14
で読み取られた原稿の画データの送信が終了すると、扱
者の介入を要求するPRI−EOP信号、換言すれば、
会話予約が設定されている旨を示すためのPRI−EO
P信号が送信先に対して送出される。また、ファクシミ
リ装置1においては、呼出音が鳴動部22から鳴動され
る。その結果、画データを送信した後、この呼出音の鳴
動に基づいて、付属電話機21aをオフフックすると、
送信先の相手との間で会話をすることができる。従っ
て、送信先の通信機能に拘わらず、会話予約の設定を有
効にすることができる。
【0043】(2)ファクシミリ装置1の初期設定にお
いて、会話予約が優先設定されている場合は、送信先が
V.8に従ったセッション開始手順の通信機能を備えた
装置であっても、V.8に従ったセッション開始手順の
ANSam信号に応答することなく、会話予約の設定が優
先される。このため、画データを送信した後、呼出音が
鳴動部22から鳴動され、その呼出音に基づいて、付属
電話機21aをオフフックすると、送信先の相手との間
で会話を行うことができる。従って、ファクシミリ装置
1の初期設定において、会話予約を優先するか、或いは
V.8に従ったセッション開始手順を優先させるかを、
予め設定することができる。よって、使用状況に応じ
て、ファクシミリ装置1の初期設定を行うことができ
る。
【0044】(3)ファクシミリ装置1からCM信号を
送出し、送信先から送出されてくるJM信号をモデム2
0で検出した場合には、会話予約の設定を禁止してい
る。すなわち、JM信号を検出した場合には、送信先が
確実にV.8に従ったセッション開始手順の通信機能を
備えた装置であると判断できる。そこで、会話予約設定
キー16fが操作されても、会話予約が設定できないよ
うにしているのである。換言すれば、確実にV.8に従
ったセッション開始手順に移行したと判断して、会話予
約の設定を禁止しているのである。従って、V.8に従
ったセッション開始手順に移行した後、会話予約設定キ
ー16fが操作されても、誤動作するおそれを確実に防
止することができる。
【0045】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・会話予約の設定を禁止した後(図2に示すステップS
8)、会話予約設定キー16fが操作された場合は、会
話予約の設定ができない旨を表示部17に表示する構成
にしても良い。加えて、エラー音を鳴動部22から鳴動
させる構成にしても良い。このように構成すれば、会話
予約設定キー16fが無効であって、会話予約ができな
い旨を表示部17に表示することができる。また、その
旨を鳴動部22からエラー音で鳴動することができる。
【0046】・前記実施形態では、図2に示すステップ
S5において、会話予約が優先設定されているか否かを
判断する構成であったが、これに代えて、ステップS5
の処理を省略した構成にしても良い。すなわち、会話予
約が優先設定されているか否かを判断することなく、会
話予約が設定された場合、つまりステップS4において
「YES」と判断した場合は、ステップS11に移行す
る構成にしても良い。
【0047】さらに、上記実施形態より把握される請求
項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と共
に記載する。 〔1〕請求項2に記載の通信端末装置において、制御手
段は、会話予約設定手段が優先設定されている場合は、
V.8に従ったセッション開始手順の変形応答トーン信
号に応答しない通信端末装置。このように構成すれば、
使用状況に応じて、通信端末装置の初期設定を行うこと
ができる。
【0048】〔2〕請求項3に記載の通信端末装置にお
いて、制御手段は、V.8に従ったセッション開始手順
の起呼メニュー信号を送出した後、送信先から送出され
てくる共通メニュー信号を検出した場合であって、会話
予約設定手段が操作された場合は、エラーである旨を報
知手段に報知する通信端末装置。なお、報知手段は、前
記実施形態における鳴動部22又は表示部17の少なく
ともいずれか一方である。このように構成すれば、会話
予約を設定できない旨を報知手段に報知することができ
る。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、送信先の通信機能に拘わらず、会話予約の設
定を有効にすることができる。
【0050】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、使用状況に応じて、通信
端末装置の初期設定を行うことができる。請求項3に記
載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え
て、会話予約設定手段が操作されても、誤動作するおそ
れを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の構成を示すブロック図。
【図2】送信時の動作を示すフローチャート。
【図3】送信時の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…通信端末装置としてのファクシミリ装置、11…制
御手段を構成するMPU、12…制御手段を構成するR
OM、13…制御手段を構成するRAM、16f…会話
予約設定手段としての会話予約設定キー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ITU−T勧告V.21を用いた同勧告
    T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順と同勧告
    V.8に従ったセッション開始手順との通信機能を備え
    た通信端末装置において、画データを送信した後、会話
    を行うための会話予約設定手段と、その会話予約設定手
    段の操作に基づいて、会話予約が設定された場合は、送
    信先の通信機能に拘わらず、同勧告T.30に従ったフ
    ァクシミリ伝送制御手順を実行する制御手段とを備えた
    通信端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信端末装置におい
    て、制御手段は、会話予約が設定された場合は、同勧告
    V.8に従ったセッション開始手順の変形応答トーン信
    号に応答しない通信端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の通信端末装置におい
    て、制御手段は、同勧告V.8に従ったセッション開始
    手順の起呼メニュー信号を送出した後、送信先から送出
    されてくる共通メニュー信号を検出した場合は、会話予
    約設定手段の操作に基づく会話予約の設定を禁止する通
    信端末装置。
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