JP2001223563A - フリップフロップ回路 - Google Patents

フリップフロップ回路

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JP2001223563A
JP2001223563A JP2000032909A JP2000032909A JP2001223563A JP 2001223563 A JP2001223563 A JP 2001223563A JP 2000032909 A JP2000032909 A JP 2000032909A JP 2000032909 A JP2000032909 A JP 2000032909A JP 2001223563 A JP2001223563 A JP 2001223563A
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type mosfet
threshold voltage
node
tri
circuit
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JP2000032909A
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English (en)
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Akio Hirata
昭夫 平田
Hiroo Yamamoto
裕雄 山本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CMOS論理回路からなるフリップフロップ回路
の回路面積を増加させず、非動作時に流れるリーク電流
を小さくし、動作時の高速化を行う。 【解決手段】 高閾値電圧のトランジスタと低閾値電圧
のトランジスタを混載した第1、第2のトライステート
インバータ回路3,4を用い、クロック信号、データ信
号を低閾値電圧のトランジスタに接続して動作時に高速
化し、非動作時にクロック信号をハイに一定に保つこと
により、第1のトライステートインバータ回路ではp型
トランジスタ, n型トランジスタとも高閾値電圧のトラ
ンジスタをオフし、第2のトライステートインバータ回
路では、出力Qがハイのときは高閾値のn型トランジスタ
をオフ、出力Qがローのときは高閾値のp型トランジスタ
をオフすることにより低リーク電流化を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池によって電源
を供給される携帯機器などに用いられるCMOS論理回路で
構成されたフリップフロップ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電池によって電源を供給される携
帯機器が多く普及し、電池の駆動時間を長くするため
に、それらに用いられる集積回路の低消費電力化が強く
要求されている。携帯機器の内、特に携帯電話などでは
待ち受け時間が長いため、用いられる集積回路では非動
作状態と動作状態を交互に繰り返すという特徴がある。
【0003】このような集積回路では、動作時において
は高速に動作することを要求され、非動作時にはオフ状
態のトランジスタを流れる電流の総量が小さくなること
を要求される。そのため非動作時においては論理回路に
供給する電源を遮断する方法などが考えられるが、フリ
ップフロップ回路ではデータを保持しておく必要がある
ため電源を遮断することができない。
【0004】オフ状態のトランジスタを流れる電流を小
さくするには閾値電圧の高いものを用いればよい。しか
し閾値電圧の高いトランジスタは電流駆動能力が小さく
なるので高速動作させるのに向かない。
【0005】そこで、低閾値電圧で電流駆動能力の大き
いトランジスタと閾値電圧の高いトランジスタを混載し
てフリップフロップ回路を構成することが行われてい
る。以下に従来の低閾値電圧のトランジスタと高閾値電
圧のトランジスタを混載したフリップフロップ回路につ
いて説明する。
【0006】図13は従来の低閾値電圧のトランジスタ
と高閾値電圧のトランジスタを混載したフリップフロッ
プ回路を示すものである。
【0007】図13において、マスターフリップフロッ
プ1は低閾値電圧のトランジスタで構成され、スレーブ
フリップフロップ2は高閾値電圧のトランジスタで構成
される。
【0008】以上のように構成されたフリップフロップ
回路の動作について説明する。非動作時にはマスターフ
リップフロップ1の電源を遮断または低電圧にしてリー
ク電流を小さくする。スレーブフリップフロップ2は高
閾値電圧のトランジスタで構成されているためリーク電
流は小さい。よって回路全体としてリーク電流が小さく
なる。非動作時でもスレーブフリップフロップ2でデー
タは保持される。
【0009】このとき、スレーブフリップフロップ2か
らマスターフリップフロップ1へ流れるリーク電流を遮
断するため、非動作時にオフとなる高閾値電圧のトラン
ジスタが挿入されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、電源がマスターフリップフロップとスレー
ブフリップフロップで2系統必要であるため、回路面積
が増大するという欠点を有していた。
【0011】さらに、非動作時に待機動作を行わせるた
めの信号をフリップフロップ回路に新たに外部から供給
する必要があるため、フリップフロップ回路面積の増
加、集積回路設計時の配線の複雑化につながるという欠
点も有していた。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、回路面積を増加させず非動作時に流れるリーク電流
を小さくし、動作時の高速化を行うことを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明 第1の発明(請求項1)は、閾値電圧の絶対値を第1の
値とするp型MOSFETと、閾値電圧の絶対値を第1の値よ
りも小さい第2の値とするp型MOSFETと、閾値電圧の絶
対値を第3の値とするn型MOSFETと、閾値電圧の絶対値
を第3の値よりも小さい第4の値とするn型MOSFETとを
混載した第1、第2のトライステートインバータ回路と
CMOSインバータ回路から構成される。
【0014】CMOSインバータ回路はクロック入力ノード
をその入力に接続し、出力を第1の内部ノードに接続し
ている。
【0015】第1のトライステートインバータ回路は、
閾値電圧の絶対値を第1の値とする第1のp型MOSFETと
閾値電圧の絶対値を第2の値とする第2のp型MOSFETと
閾値電圧の絶対値を第3の値とする第1のn型MOSFETと
閾値電圧の絶対値を第4の値とする第2のn型MOSFETか
ら構成される。
【0016】第1のp型MOSFETは、第1の電源電圧を供
給する第1の電源線にソースを接続し、ドレインを第2
のp型MOSFETのソースに接続する。第1のp型MOSFETのゲ
ートはクロック入力ノードに繋がる。
【0017】第2のp型MOSFETのドレインは、第1のト
ライステートインバータ回路の出力ノード(以下第2の
内部ノードと呼ぶ)に繋がる。第2のp型MOSFETのゲー
トはデータ入力ノードに繋がる。
【0018】第1のn型MOSFETは、ソースを第1の電源
電圧よりも低電圧の第2の電源線に接続し、ドレインを
第2のn型MOSFETのソースに接続する。第1のn型MOSFET
のゲートは第1の内部ノードに繋がる。
【0019】第2のn型MOSFETのドレインは第2の内部
ノードに繋がる。第2のn型MOSFETのゲートはデータ入
力ノードに繋がる。
【0020】第2のトライステートインバータ回路は、
閾値電圧の絶対値を第1の値とする第3のp型MOSFETと
閾値電圧の絶対値を第2の値とする第4のp型MOSFETと
閾値電圧の絶対値を第3の値とする第3のn型MOSFETと
閾値電圧の絶対値を第4の値とする第4のn型MOSFETか
ら構成される。
【0021】第3のp型MOSFETは、ソースを第1の電源
線に接続し、ドレインを第4のp型MOSFETのソースに接
続する。第3のp型MOSFETのゲートには第2の内部ノー
ドが繋がる。第4のp型MOSFETのドレインは出力ノード
に繋がる。
【0022】第4のp型MOSFETのゲートは第1の内部ノ
ードに繋がる。第3のn型MOSFETはソースを第2の電源
線に接続し、ドレインを第4のn型MOSFETのソースに接
続する。第3のn型MOSFETのゲートには第2の内部ノー
ドが繋がる。第4のn型MOSFETのドレインは出力ノード
に繋がる。第4のn型MOSFETのゲートはクロック入力ノ
ードに繋がる。
【0023】クロックがローからハイに立ち上がるとき
出力信号が変化し、クロック信号およびクロック信号を
CMOSインバータ回路により反転した信号は第2のトライ
ステートインバータ回路の相対的に低い閾値電圧のp型M
OSFET、n型MOSFETのゲートに加わっていることにより、
クロック信号が変化してから出力信号が変化するまでの
動作が速くなる。
【0024】また、データ信号が第1のトライステート
インバータ回路の相対的に低い閾値電圧のp型MOSFET、n
型MOSFETのゲートに加わっていることにより、データ信
号が変化したとき、第2の内部ノードの電位が高速に変
化するため、フリップフロップのセットアップ時間が小
さくなる。
【0025】非動作時においては、ローからハイに立ち
上がったクロック信号をハイに一定に保つことにより、
リーク電流を小さくすることができる。クロック信号を
ハイにしたとき、第1のトライステートインバータ回路
では相対的に高い閾値電圧の第1のp型MOSFETと第1の
n型MOSFETがともにオフするため、リーク電流が小さく
なる。
【0026】また、第2のトライステートインバータ回
路では、出力ノードがハイのときは相対的に高い閾値電
圧の第3のn型トランジスタがオフ、出力ノードがロー
のときは相対的に高い閾値電圧の第4のp型トランジス
タがオフしているためリーク電流が小さくなる。よって
クロック信号をハイに保つときフリップフロップ回路の
リーク電流は小さくなる。
【0027】第2の内部ノードの電位は第2の内部ノー
ドに繋がる容量(ゲート容量、ドレインの接合容量、配
線容量)により一定期間保たれるため、出力ノードの電
位は一定期間保たれる。
【0028】このように第1の発明によれば、回路面積
を増加させず非動作時に流れるリーク電流を小さくし、
動作時の高速化を行うことができる。
【0029】第2の発明 第2の発明(請求項2)は、第1の発明において、第
1、第2のトライステートインバータ回路に接続される
クロック入力ノードと第1の内部ノードの接続を入れ替
えて構成される。
【0030】これによりクロック信号のハイとローの働
きが第1の発明と逆になり、クロック信号がハイからロ
ーに立ち下がるとき出力信号が変化し、ローに一定に保
つときフリップフロップ回路のリーク電流が小さくな
る。
【0031】このように第2の発明によれば、回路面積
を増加させず非動作時に流れるリーク電流を小さくし、
動作時の高速化を行うことができる。
【0032】第3の発明 第3の発明(請求項3)は、第1又は第2の発明と第1
のラッチ回路とを備えて構成される。第1のラッチ回路
はその入出力端子を第2の内部ノードに接続している。
非動作時に第1のトライステートインバータ回路の出力
がハイインピーダンスとき、第2の内部ノードの電位を
一定に保つことにより、出力ノードの電位を非動作時の
間一定に保つことができる利点がある。
【0033】このように第3の発明によれば、回路面積
を増加させず非動作時に流れるリーク電流を小さくし、
動作時の高速化を行うことができると共に、非動作時に
出力ノードの電位を一定に保つことができる。
【0034】第4の発明 第4の発明(請求項4)は、第1の発明と第3のトライ
ステートインバータ回路とを備えて構成される。第3の
トライステートインバータ回路は入力端を第1の発明の
出力ノードに接続し、出力端を第1の発明の第2の内部
ノードに接続し、クロック入力ノードがハイのときに導
通、ローのときにハイインピーダンスとなる。非動作時
にクロック信号をハイにしたとき第2の内部ノードの電
位を一定に保つことにより、出力ノードの電位を非動作
時の間一定に保つことができる利点がある。
【0035】このように第4の発明によれば、回路面積
を増加させず非動作時に流れるリーク電流を小さくし、
動作時の高速化を行うことができると共に、非動作時に
出力ノードの電位を一定に保つことができる。
【0036】第5の発明 第5の発明(請求項5)は、第2の発明と第3のトライ
ステートインバータ回路とを備えて構成される。第3の
トライステートインバータ回路は、入力端を出力ノード
に接続し、出力端を第2の内部ノードに接続し、クロッ
ク入力ノードがハイのときに導通、ローのときにハイイ
ンピーダンスとなる。非動作時にクロック信号をローに
したとき、第2の内部ノードの電位を一定に保つことに
より、出力ノードの電位を非動作時の間一定に保つこと
ができる利点がある。
【0037】このように第5の発明によれば、回路面積
を増加させず非動作時に流れるリーク電流を小さくし、
動作時の高速化を行うことができると共に、非動作時に
出力ノードの電位を一定に保つことができる。
【0038】第6の発明 第6の発明は、第5又は第6の発明と第2のラッチ回路
とを備えて構成される。第2のラッチ回路は入出力端を
第5又は第6の発明のフリップフロップ回路の出力ノー
ドに接続している。クロック信号の状態によらず出力ノ
ードの電位を定常的に一定に保つことができる利点があ
る。
【0039】このように第6の発明によれば、回路面積
を増加させず非動作時に流れるリーク電流を小さくし、
動作時の高速化を行うことができると共に、非動作時、
動作時を問わずクロック信号が一定に保たれている間出
力ノードの電位を一定に保つことができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。
【0041】(第1の実施形態:図1〜図4)図1は本
発明の第1の実施形態を示す回路図である。第1の実施
形態は、閾値電圧の絶対値が異なる2種類のp型MOSFET
と、閾値電圧の絶対値が異なる2種類のn型MOSFETとで
構成される。
【0042】図1中、3は第1のトライステートインバ
ータ回路、4は第2のトライステートインバータ回路、
5はCMOSインバータ回路、6はクロック信号CKが入力さ
れるクロック入力ノード、7はデータ信号Dが入力され
るデータ入力ノード、8は出力信号Qが出力される出力
ノードである。
【0043】第1のトライステートインバータ回路3
は、閾値電圧の絶対値を相対的に大とするp型MOSFETのT
P1、閾値電圧の絶対値を相対的に小とするp型MOSFETのT
P2、閾値電圧の絶対値を相対的に大とするn型MOSFETのT
N1、閾値電圧の絶対値を相対的に小とするn型MOSFETのT
N2からなる。
【0044】第2のトライステートインバータ回路4
は、閾値電圧の絶対値を相対的に大とするp型MOSFETのT
P3、閾値電圧の絶対値を相対的に小とするp型MOSFETのT
P4、閾値電圧の絶対値を相対的に大とするn型MOSFETのT
N3、閾値電圧の絶対値を相対的に小とするn型MOSFETのT
N4からなる。
【0045】CMOSインバータ回路5は、閾値電圧の絶対
値を相対的に大とするp型MOSFET、閾値電圧の絶対値を
相対的に小とするn型MOSFETを用いて構成される。入力
に立ち上がり信号が加わったとき高速に出力を反転させ
るため相対的にゲート幅が小のp型MOSFETおよび相対的
にゲート幅が大のn型MOSFETより構成される。
【0046】p型MOSFET TP1、TP3とp型MOSFET TP2、T
P4とはチャネル領域の不純物濃度を異にすることにより
TP1、TP3は相対的に大、TP2、TP4は相対的に小の閾値電
圧に設定される。
【0047】n型MOSFETのTN1、TN3とn型MOSFETのTN2、T
N4とはチャネル領域の不純物濃度を異にすることにより
TN1、TN3は相対的に大、TN2、TN4は相対的に小の閾値電
圧に設定される。
【0048】電源電圧と、入力信号、出力信号の電圧振
幅を1.8Vに設定し、絶対値が相対的に大の閾値電圧を0.
5V、絶対値が相対的に小の閾値電圧を0.25Vに設定す
る。MOSFETのドレイン電流の最大値はI=B(VDD−VTH)^
αで表される(VDDは電源電圧、VTHは閾値電圧、B、α
は定数)ため、αを1.4と仮定すると、閾値電圧の絶対
値が相対的に小のMOSFETの最大ドレイン電流は閾値電圧
の絶対値が相対的に大のMOSFETの最大ドレイン電流の約
1.3倍になる。
【0049】よって、閾値電圧の絶対値が相対的に小の
MOSFETを混載することにより、閾値電圧の絶対値が相対
的に大のMOSFETのみで構成された回路より電流駆動能力
が増し、トライステートインバータ回路の高速化に繋が
る。
【0050】また、有限の遷移時間を持つ電圧波形がゲ
ート端子に加わるとき、閾値電圧の絶対値が相対的に小
のMOSFETは閾値電圧の絶対値が相対的に大のMOSFETに比
べオフからオンに切り替わる時間が速いため、閾値電圧
の絶対値が相対的に小のMOSFETのゲート端子に高速に伝
播させたい信号を加えることによって高速化が図れる。
【0051】図2,図3は本実施形態の動作を説明する
ための回路図である。
【0052】図2はクロック信号CKがローのときの状態
を示している。このときp型MOSFETTP1、n型MOSFET TN1
は共にオンになるため第1のトライステートインバータ
回路3の出力が繋がる第2の内部ノードn2の状態はデー
タ信号Dを反転したものになる。
【0053】第2のトライステートインバータ回路4に
おいては、p型MOSFET TP4、n型MOSFET TN4がともにオ
フとなるため第2のトライステートインバータ回路4の
出力はハイインピーダンスとなり、出力信号Qの状態は
以前にクロック信号CKがハイからローに変化したときの
状態で決まる。
【0054】出力ノード8の電位は出力ノード8に繋が
る容量(次段のゲート容量、配線容量、p型MOSFET TP
4、n型MOSFET TN4のドレインの接合容量)により一定
期間保持される。
【0055】図3はクロック信号CKがハイのときの状態
を示している。このとき、p型MOSFET TP1、n型MOSFET
TN1は共にオフになるため、第1のトライステートイ
ンバータ回路の出力はハイインピーダンスとなり、第2
の内部ノードn2の状態はクロック信号がローからハイに
変わるときの状態で決まる。
【0056】このとき、第2の内部ノードn2の電位は第
2の内部ノードn2に繋がる容量(ゲート容量、ドレイン
の接合容量、配線容量)により一定期間保たれる。
【0057】第2のトライステートインバータ回路4に
おいては、p型MOSFET TP4、n型MOSFET TN4がともにオ
ンとなるため出力信号Qの状態は第2の内部ノードの状
態を反転したものとなる。
【0058】このようにクロック信号がローからハイに
立ち上がるとき、第2のトライステートインバータ回路
4がハイインピーダンスからオン状態に変わり、出力信
号Qの状態が第2の内部ノードn2の状態を反転した状
態、すなわちデータ信号Dの状態に変化する。
【0059】このとき相対的に低閾値電圧に設定された
n型MOSFET TN4、p型MOSFET TP4のゲートにそれぞれク
ロック信号CKおよびその反転信号が加わるため、クロッ
ク信号CKが立ち上がってから出力信号Qが変化するまで
の時間が小さくなる。
【0060】また、クロック信号CKが立ち上がった後ク
ロック信号CKをハイ一定に保つとき、第1のトライステ
ートインバータ回路3においては相対的に高閾値電圧に
設定されたp型MOSFET TP1およびn型MOSFET TN1の両方
がオフとなるためリーク電流は小さくなる。
【0061】第2のトライステートインバータ回路4に
おいては、第2の内部ノードn2の状態がハイのとき出力
信号Qの状態はローとなり、このとき、相対的に高閾値
電圧に設定されたp型MOSFET TP3がオフとなるためリー
ク電流は小さくなる。
【0062】また、第2の内部ノードn2の状態がローの
とき出力信号Qの状態はハイとなり、このとき、相対的
に高閾値電圧に設定されたn型MOSFET TN3がオフとなる
ためリーク電流は小さくなる。
【0063】CMOSインバータ回路5においては、相対的
に高閾値電圧のp型MOSFETがオフになっているのでリー
ク電流は小さい。よって、クロック信号をハイ一定に保
つことによりフリップフロップのリーク電流を小さくす
ることができる。
【0064】図4は本実施形態のフリップフロップのタ
イミングチャートを示している。クロック信号CKの立ち
上がりにより出力信号Qがデータ信号Dの状態に変化す
る。クロック信号をハイ一定に保つとき待機モードとな
る。
【0065】このように本実施形態によれば、回路面積
を増加させず非動作時に流れるリーク電流を小さくし、
動作時の高速化を行うことができる。
【0066】(第2の実施形態:図5〜図8)図5は本
発明の第2の実施の形態を示す回路図である。本実施形
態は、閾値電圧の絶対値が異なる2種類のp型MOSFET
と、閾値電圧の絶対値が異なる2種類のn型MOSFETとで
構成される。
【0067】図5中、3は第1のトライステートインバ
ータ回路、4は第2のトライステートインバータ回路、
5はCMOSインバータ回路、6はクロック信号CKが入力さ
れるクロック入力ノード、7はデータ信号Dが入力され
るデータ入力ノード、8は出力信号Qが出力される出力
ノードである。
【0068】第1のトライステートインバータ回路3
は、閾値電圧の絶対値を相対的に大とするp型MOSFETのT
P1、閾値電圧の絶対値を相対的に小とするp型MOSFETのT
P2、閾値電圧の絶対値を相対的に大とするn型MOSFETのT
N1、閾値電圧の絶対値を相対的に小とするn型MOSFETのT
N2からなる。
【0069】第2のトライステートインバータ回路4
は、閾値電圧の絶対値を相対的に大とするp型MOSFETのT
P3、閾値電圧の絶対値を相対的に小とするp型MOSFETのT
P4、閾値電圧の絶対値を相対的に大とするn型MOSFETのT
N3、閾値電圧の絶対値を相対的に小とするn型MOSFETのT
N4からなる。
【0070】CMOSインバータ回路5は、閾値電圧の絶対
値を相対的に小とするp型MOSFET、閾値電圧の絶対値を
相対的に大とするn型MOSFETを用いて構成される。
【0071】入力に立ち下がり信号が加わったとき高速
に出力を反転させるため相対的にゲート幅が大のp型MOS
FETおよび相対的にゲート幅が小のn型MOSFETより構成さ
れる。
【0072】p型MOSFET TP1、TP3とp型MOSFET TP2、T
P4とはチャネル領域の不純物濃度を異にすることによ
り、TP1、TP3は相対的に大、TP2、TP4は相対的に小の閾
値電圧に設定される。
【0073】n型MOSFETのTN1、TN3とn型MOSFETのTN2、T
N4とはチャネル領域の不純物濃度を異にすることによ
り、TN1、TN3は相対的に大、TN2、TN4は相対的に小の閾
値電圧に設定される。
【0074】電源電圧、閾値電圧の設定は第1の実施形
態と同様に、電源電圧が1.8V、絶対値が相対的に大の閾
値電圧を0.5V、絶対値が相対的に小の閾値電圧を0.25V
とする。
【0075】図6,図7は第2の実施形態の動作を示す
回路図である。
【0076】図6はクロック信号CKがハイのときの状態
を示している。このときp型MOSFETTP1、n型MOSFET TN1
は共にオンになるため第1のトライステートインバータ
回路3の出力が繋がる第2の内部ノードn2の状態はデー
タ信号Dを反転したものになる。
【0077】第2のトライステートインバータ回路4に
おいては、p型MOSFET TP4、n型MOSFET TN4がともにオ
フとなるため第2のトライステートインバータ回路4の
出力はハイインピーダンスとなり、出力信号Qの状態は
以前にクロック信号CKがローからハイに変化したときの
状態で決まる。
【0078】出力ノード8の電位は出力ノード8に繋が
る容量(次段のゲート容量、配線容量、p型MOSFET TP
4、n型MOSFET TN4のドレインの接合容量)により一定
期間保持される。
【0079】図7はクロック信号CKがローのときの状態
を示している。このときp型MOSFETTP1、n型MOSFET TN1
は共にオフになるため第1のトライステートインバータ
回路の出力はハイインピーダンスとなり、第2の内部ノ
ードn2の状態はクロック信号がハイからローに変わると
きの状態で決まる。
【0080】このとき第2の内部ノードn2の電位は第2
の内部ノードn2に繋がる容量(ゲート容量、ドレインの
接合容量、配線容量)により一定期間保たれる。第2の
トライステートインバータ回路4においてはp型MOSFET
TP4、n型MOSFET TN4がともにオンとなるため、出力
信号Qの状態は第2の内部ノードの状態を反転したもの
となる。
【0081】このようにクロック信号がハイからローに
立ち下がるとき、第2のトライステートインバータ回路
4がハイインピーダンスからオン状態に変わり、出力信
号Qの状態が第2の内部ノードn2の状態を反転した状
態、すなわちデータ信号Dの状態に変化する。
【0082】このとき、相対的に低閾値電圧に設定され
たp型MOSFET TP4、n型MOSFET TN4のゲートにそれぞれ
クロック信号CKおよびその反転信号が加わるため、クロ
ック信号CKが立ち下がってから出力信号Qが変化するま
での時間が小さくなる。
【0083】また、クロック信号CKが立ち下がった後ク
ロック信号CKをロー一定に保つとき、第1のトライステ
ートインバータ回路3においては相対的に高閾値電圧に
設定されたp型MOSFET TP1およびn型MOSFET TN1の両方
がオフとなるためリーク電流は小さくなる。
【0084】第2のトライステートインバータ回路4に
おいては、第2の内部ノードn2の状態がハイのとき出力
信号Qの状態はローとなり、このとき相対的に高閾値電
圧に設定されたp型MOSFET TP3がオフとなるためリーク
電流は小さくなる。
【0085】また、第2の内部ノードn2の状態がローの
とき出力信号Qの状態はハイとなり、このとき相対的に
高閾値電圧に設定されたn型MOSFET TN3がオフとなるた
めリーク電流は小さくなる。
【0086】CMOSインバータ回路5においては、相対的
に高閾値電圧のn型MOSFETがオフになっているのでリー
ク電流は小さい。よって、クロック信号をロー一定に保
つことによりフリップフロップのリーク電流を小さくす
ることができる。
【0087】図8は第2の実施形態のタイミングチャー
トを示している。クロック信号CKの立ち下がりにより出
力信号Qがデータ信号Dの状態に変化する。クロック信号
をロー一定に保つとき待機モードとなる。
【0088】このように第2の実施形態によれば、回路
面積を増加させず非動作時に流れるリーク電流を小さく
し、動作時の高速化を行うことができる。
【0089】(第3の実施形態:図9)図9は本発明の
第3の実施形態を示す回路図である。第1の実施形態に
第1のラッチ回路を付加した回路構成である。図9中の
9は第1のラッチ回路である。
【0090】第1のラッチ回路9はゲート幅を第1、第
2のトライステートインバータ回路を構成するMOSFETよ
りも相対的に小にし、相対的に高閾値電圧に設定された
p型MOSFET、n型MOSFETを用い、お互いの入力端と出力端
を接続した2つのCMOSインバータ回路から構成される。
この第1のラッチ回路により第2の内部ノードn2の電位
を一定に保つことができる。
【0091】また、図9中に示した第1のラッチ回路9
の代わりに、クロック信号CKにより制御され第1のトラ
イステートインバータ3がオンのときハイインピーダン
スと成るラッチ回路を用いることにより、動作時に第2
の内部ノードn2の電位が高速に変化するため、図9中の
ラッチ回路を用いた場合よりセットアップ時間を小さく
することができる。
【0092】このように第3の実施形態によれば、回路
面積を増加させず非動作時に流れるリーク電流を小さく
し、動作時の高速化を行うことができると共に、非動作
時に出力信号を一定に保つことができる。
【0093】(第4の実施形態:図10)図10は本発
明の第4の実施形態を示す回路図である。第1の実施形
態にクロック信号CKがハイのときに導通、ローのときに
出力がハイインピーダンスとなる第3のトライステート
インバータ回路が付加された構成になっている。
【0094】図10中の10は第3のトライステートイ
ンバータ回路である。第3のトライステートインバータ
回路10は相対的に高閾値電圧に設定されたp型MOSFE
T、n型MOSFETを用いて構成され、そのゲート幅は第1、
第2のトライステートインバータ回路を構成するp型MOS
FET、n型MOSFETよりも相対的に小に設定される。
【0095】第3のトライステートインバータ回路10
によりクロックをハイにしたとき第2の内部ノードn2の
状態を一定に保つことができる。
【0096】このように第4の実施形態によれば、回路
面積を増加させず非動作時に流れるリーク電流を小さく
し、動作時の高速化を行うことができると共に、非動作
時に出力信号を一定に保つことができる。
【0097】(第5の実施形態:図11)図11は本発
明の第5の実施形態を示す回路図である。第2の実施形
態にクロック信号がローのときに導通、ハイのときに出
力がハイインピーダンスとなる第3のトライステートイ
ンバータ回路が付加された構成になっている。
【0098】図11中の10は第3のトライステートイ
ンバータ回路である。第3のトライステートインバータ
回路10によりクロックをローにしたとき第2の内部ノ
ードの電位を一定に保つことができる。
【0099】このように第5の実施形態のフリップフロ
ップ回路によれば、回路面積を増加させず非動作時に流
れるリーク電流を小さくし、動作時の高速化を行うこと
ができると共に、非動作時に出力信号を一定に保つこと
ができる。
【0100】(第6の実施形態:図12)図12は本発
明の第6の実施形態を示す回路図である。第3の実施形
態の出力ノード8に第2のラッチ回路を付加した構成に
なっている。
【0101】図12中の11は第2のラッチ回路であ
る。第2のラッチ回路11により出力ノード8の電位を
一定に保つことができる。
【0102】このように第6の実施形態のフリップフロ
ップ回路によれば、回路面積を増加させず非動作時に流
れるリーク電流を小さくし、動作時の高速化を行うこと
ができると共に、非動作時、動作時を問わずクロック信
号が一定に保たれている間、出力ノードの電位を一定に
保つことができる。
【0103】尚、上記各実施形態において、各実施形態
の回路構成を1チップ上に形成することが好ましい。ま
た、各実施形態の回路構成の主要部、例えば共通する部
分を1チップ上に形成してもよい。
【0104】
【発明の効果】以上のように、第1、第2の発明によれ
ば、回路面積を増加させず非動作時に流れるリーク電流
を小さくし、動作時の高速化を行うことができる。
【0105】また、第3〜第5の発明によれば、回路面
積を増加させず非動作時に流れるリーク電流を小さく
し、動作時の高速化を行うことができると共に、非動作
時に出力ノードの電位を一定に保つことができる。
【0106】また、第6の発明によれば、回路面積を増
加させず非動作時に流れるリーク電流を小さくし、動作
時の高速化を行うことができると共に、非動作時、動作
時を問わずクロック信号が一定の間に出力ノードの電位
を一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における立ち上がりエ
ッジトリガ型のフリップフロップ回路の回路図
【図2】図1のクロック信号がローのときの状態を示す
回路図
【図3】図1のクロック信号がハイのときの状態を示す
回路図
【図4】第1の実施形態のタイミングチャート
【図5】本発明の第2の実施形態における立ち下がりエ
ッジトリガ型のフリップフロップ回路の回路図
【図6】図5のクロック信号がハイのときの状態を示す
回路図
【図7】図5のクロック信号がローのときの状態を示す
回路図
【図8】第2の実施形態のタイミングチャート
【図9】本発明の第3の実施形態の回路図
【図10】本発明の第4の実施形態の回路図
【図11】本発明の第5の実施形態の回路図
【図12】本発明の第6の実施形態の回路図
【図13】従来の非動作時に低リーク電流になるフリッ
プフロップ回路の回路図
【符号の説明】
3 第1のトライステートインバータ回路 4 第2のトライステートインバータ回路 5 CMOSインバータ回路 6 クロック入力ノード 7 データ入力ノード 8 出力ノード 9 第1のラッチ回路 10 第3のトライステートインバータ回路 11 第2のラッチ回路 TP p型MOSFET TN n型MOSFET n1 第1の内部ノード n2 第2の内部ノード *STB 非動作時制御信号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック入力ノードをその入力に接続し、
    第1の内部ノードをその出力に接続するCMOSインバータ
    回路と、 第1の電源電圧を供給する第1の電源線にソースを接続
    し、ドレインを第2のp型絶縁ゲート型電界効果トラン
    ジスタ(以下p型MOSFETと呼ぶ)のソースに接続し、ゲ
    ートをクロック入力ノードに接続し、閾値電圧の絶対値
    を第1の値とする第1のp型MOSFETと、ドレインを第2
    の内部ノードに接続し、ゲートをデータ入力ノードに接
    続し、閾値電圧の絶対値を前記第1の値よりも小さい第
    2の値とする前記第2のp型MOSFETと、前記第1の電源
    電圧よりも低電圧の第2の電源電圧を供給する第2の電
    源線にソースを接続し、ドレインを第2のn型絶縁ゲー
    ト型電界効果トランジスタ(以下n型MOSFETと呼ぶ)の
    ソースに接続し、ゲートを前記第1の内部ノードに接続
    し、閾値電圧の絶対値を第3の値とする第1のn型MOSFE
    Tと、ドレインを前記第2の内部ノードに接続し、ゲー
    トを前記データ入力ノードに接続し、閾値電圧の絶対値
    を前記第3の値よりも小さい第4の値とする前記第2の
    n型MOSFETとを有する第1のトライステートインバータ
    回路と、 ソースを前記第1の電源線に接続し、ドレインを第4の
    p型MOSFETのソースに接続し、ゲートを前記第2の内部
    ノードに接続し、閾値電圧の絶対値を前記第1の値とす
    る第3のp型MOSFETと、ドレインを出力ノードに接続
    し、ゲートを前記第1の内部ノードに接続し、閾値電圧
    の絶対値を前記第2の値とする前記第4のp型MOSFET
    と、ソースを前記第2の電源線に接続し、ドレインを第
    4のn型MOSFETのソースに接続し、ゲートを前記第2の
    内部ノードに接続し、閾値電圧の絶対値を前記第3の値
    とする第3のn型MOSFETと、ドレインを前記出力ノード
    に接続し、ゲートを前記クロック入力ノードに接続し、
    閾値電圧の絶対値を前記第4の値とする前記第4のn型M
    OSFETとを有する第2のトライステートインバータ回路
    とを備えたことを特徴とするフリップフロップ回路。
  2. 【請求項2】前記第1、第2のトライステートインバー
    タ回路に接続される前記クロック入力ノードと前記第1
    の内部ノードの接続を入れ替えてなることを特徴とする
    請求項1記載のフリップフロップ回路。
  3. 【請求項3】入出力端を前記第2の内部ノードに接続し
    た第1のラッチ回路を有することを特徴とする請求項1
    または2記載のフリップフロップ回路。
  4. 【請求項4】入力端を前記出力ノードに接続し、出力端
    を前記第2の内部ノードに接続し、前記クロック入力ノ
    ードがハイのときに導通、ローのときにハイインピーダ
    ンスとなる第3のトライステートインバータ回路を有す
    ることを特徴とする請求項1記載のフリップフロップ回
    路。
  5. 【請求項5】入力端を前記出力ノードに接続し、出力端
    を前記第2の内部ノードに接続し、前記クロック入力ノ
    ードがローのときに導通、ハイのときにハイインピーダ
    ンスとなる第3のトライステートインバータ回路を有す
    ることを特徴とする請求項2記載のフリップフロップ回
    路。
  6. 【請求項6】入出力端を前記出力ノードに接続した第2
    のラッチ回路を有することを特徴とする請求項4または
    5記載のフリップフロップ回路。
  7. 【請求項7】高電圧供給線にソースを接続した高閾値電
    圧の第1のp型MOSFETと、ソースが前記第1のp型MOSFET
    のドレインに接続され低閾値電圧の第2のp型MOSFET
    と、低電圧供給線にソースを接続した高閾値電圧の第1
    のn型MOSFETと、ソースが前記第1のn型MOSFETのドレ
    インに接続され低閾値電圧の第2のn型MOSFETを有する
    トライステートインバータ回路を少なくとも一対具備
    し、さらに前記一方のトライステートインバータ回路の
    第2のp型MOSFETと第2のn型MOSFETのゲートをデータ入
    力ノードに接続し、前記第2のp型MOSFETのドレインと
    前記第2のn型MOSFETのドレインとを所定ノードに接続
    し、 前記他のトライステートインバータ回路の第1のp型MOS
    FETのゲートと第1のn型MOSFETのゲートとを前記所定ノ
    ードに接続し、 前記他のトライステートインバータ回路の第2のp型MOS
    FETと第2のn型MOSFETのドレインを出力ノードに接続し
    た回路構成を少なくとも含むように1チップ上に形成し
    たことを特徴とする半導体集積回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005537768A (ja) * 2002-08-28 2005-12-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 状態保持回路の電力消費量を減少させる方法、状態保持回路および電子装置
US8791516B2 (en) 2011-05-20 2014-07-29 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device
CN106603041A (zh) * 2016-11-17 2017-04-26 电子科技大学 一种基于igbt闩锁效应的触发器

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