JP2001223078A - 有機層及びホトルミネセンス層を有する光源 - Google Patents

有機層及びホトルミネセンス層を有する光源

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機層及びホトルミネセンス層を有する光
源。 【解決手段】 第1のスペクトルを有する光を放出する
有機発光素子と、有機発光素子によって放出された光の
一部を吸収しかつ第2のスペクトルを有する光を放出す
る蛍光体層とを含む光源が開示される。蛍光体層は、有
機発光素子によって放出された光の全部を吸収しないの
が通例であり、また有機発光素子全体を覆うのが通例で
ある。有機発光素子によって放出された光は蛍光体層に
よって放出された光と混合され、それによって第3のス
ペクトルを有する光が得られる。本発明の実施例は、公
知の素子に比べて利点を有する。たとえば、蛍光体層が
設けられているため、有機発光素子から放出された光は
散乱を受け、従って光源の全面積にわたる光出力の一様
性が改善される。また、多くの蛍光体は長期にわたって
比較的安定であるため、かかる光源は長期にわたって良
好な色安定性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は照明用途に関するものであっ
て、更に詳しく言えば、有機発光素子と比較的大きい面
積を有し得るホトルミネセンス材料の層とを組合わせて
成る光源に関する。
【0002】
【関連技術の説明】無機発光ダイオード(LED)又は
有機発光素子(OLED)を含む照明装置の例は数多く
存在する。1つの実例は商業的に入手可能な青色無機窒
化ガリウム(GaN)LEDであって、これを蛍光体粒
子で被覆すれば白色光が得られる。これらのLEDは本
質的に点光源であって、拡大光源ではない。
【0003】OLEDの実例は米国特許第529487
0号明細書中に開示されているが、そこには青色光を放
出する有機エレクトロルミネセンス光源と相異なるサブ
ピクセル領域に設置された緑色及び赤色発光蛍光材料と
から成る有機エレクトロルミネセンス多色表示素子が記
載されている。この素子は、緑色及び赤色発光蛍光材料
による色移動の結果として、相異なるサブピクセル領域
から相異なる色の光を放出する。
【0004】OLEDの別の実例は、サイエンス(Scien
ce) の第267巻(1995年)の1332〜1334
頁に収載されたジュンジ・キド(Junji Kido)等の論文
「多層白色発光有機エレクトロルミネセンス素子」中に
記載されている。この素子は相異なるキャリヤ輸送特性
を有しかつ青色光、緑色光及び赤色光をそれぞれ放出す
る3つのエミッタ層を含んでいて、これらの層を使用す
ることによって白色光が生み出される。しかるに、この
素子においては、相異なる色の光を放出する層は時間の
経過と共に相異なる速度で劣化するのが通例である。そ
の結果、素子の色は時間の経過と共に変化する傾向があ
る。その上、素子の発光面全体にわたる光出力の一様性
も望ましくない場合がある。
【0005】
【発明の概要】本発明の一側面に係わる光源は、第1の
スペクトルを有する光を放出する有機発光素子と、前記
有機発光素子によって放出された光の一部を吸収しかつ
第2のスペクトルを有する光を放出するホトルミネセン
ス材料の層とを含んでいる。無機蛍光体から成り得るホ
トルミネセンス材料の層は、有機発光素子によって放出
された光の全部を吸収しないのが通例である。有機発光
素子によって放出された光はホトルミネセンス材料によ
って放出された光と混合され、それによって第3のスペ
クトルを有する光が得られる。
【0006】本発明の実施例は、公知の素子に比べて利
点を有する。たとえば、ホトルミネセンス材料として蛍
光体が使用されれば、有機発光素子から放出された光は
散乱を受け、従って光源の全面積にわたる光出力の一様
性が改善される。また、多くの蛍光体は長期にわたって
比較的安定であるため、本発明の実施例に係わる光源は
長期にわたって良好な色安定性を有する。
【0007】本発明のその他の特徴及び利点は、添付の
図面を参照しながら好適な実施の態様に関する以下の詳
細な説明を読むことによって自ずから明らかとなろう。
【0008】
【好適な実施の態様の詳細な説明】一般的な照明用途に
とっては、高い演色指数(CRI)及び3000〜65
00°Kの範囲内の色温度を有する薄くて平坦かつ安価
な拡大白色光源が得られれば望ましい場合が多い。
【0009】光源の色温度とは、問題の光源に最も近い
色整合を示す黒体光源の温度を指す。色整合は、通常の
CIE(国際照明委員会)色度図上に図示されかつ比較
されるのが通例である。たとえば、ロバート・エイ・マ
イヤーズ(Robert A. Meyers)編「エンサイクロペディア
・オブ・フィジカル・サイエンス・アンド・テクノロジ
ー(Encyclopedia of Physical Science and Technolog
y) 」第7巻(1987年)の230〜231頁を参照
されたい。一般に、色温度が上昇するほど、光は青みが
増す。また、色温度が低下するほど、光は赤みが増すよ
うに見える。
【0010】演色指数(CRI)は、標準光源と比較し
ながら問題の光源を用いて測定した場合における1組の
標準色素の見掛けの色の狂いの程度を示す尺度である。
CRIは、標準光源と比較した場合、問題の光源によっ
て生じた色ずれ(たとえば、三刺激値によって定量化さ
れた色ずれ)を計算することによって求めることができ
る。通例、5000°Kより低い色温度に対しては、使
用される標準光源は適当な温度の黒体である。5000
°Kより高い色温度に対しては、太陽光が標準光源とし
て通例使用される。比較的連続した出力スペクトルを有
する光源(たとえば、白熱電球)は、高いCRI(たと
えば、100又はその付近のCRI)を有するのが通例
である。多重線出力スペクトルを有する光源(たとえ
ば、高圧放電灯)は、約50〜80の範囲内のCRIを
有するのが通例である。また、蛍光灯は約60より高い
CRIを有するのが通例である。
【0011】本発明の実施の態様に係わる光源は、青色
又は紫外(UV)スペクトル領域内の光を放出する有機
発光素子と、蛍光体粒子のごときホトルミネセンス材料
の被膜とを組合わせたものから成っている。ホトルミネ
センス材料(たとえば、蛍光体粒子)は、有機発光素子
から放出される青色光又は紫外光を吸収してより長い波
長の光を再放出するように選択されるのが通例である。
蛍光体粒子の粒度は、蛍光体から再放出される光を蛍光
体により吸収されない青色光又は紫外光と効果的に混合
し、そして光源から放出される光の最終色を均質にする
良好な色の混合をもたらすのに十分な光の散乱を可能に
するように選定されるのが通例である。更にまた、蛍光
体粒子の吸収及び発光スペクトル特性及び強度は、非吸
収光と蛍光体放出光とから成る組合せスペクトルがたと
えば3000〜6500°Kの範囲内の色温度及び60
より高いCRIを有する白色光を生じるように選定され
るのが通例である。
【0012】図9は、典型的な有機発光素子の構造を示
している。有機発光素子100は、2つの電極(たとえ
ば、陰極120及び陽極130)の間に配置された有機
発光層110を含んでいる。有機発光層110は、陽極
及び陰極の間に電圧を印加すると光を放出する。「有機
発光素子」という用語は、一般に、有機発光層、陰極及
び陽極の組合せを指す。有機発光素子100は、図9に
示されるごとく、ガラス又は透明なプラスチック〔たと
えば、PET(マイラ(MYLAR) )、ポリカーボネートな
ど〕のごとき基板125上に形成することができる。
【0013】陽極及び陰極が有機発光層110中に電荷
キャリヤ(すなわち、正孔及び電子)を注入すると、そ
れらは再結合して励起分子又は励起子を生成する。かか
る分子又は励起子が消滅する時に光が放出される。かか
る分子によって放出される光の色は、分子又は励起子の
励起状態と基底状態とのエネルギー差に依存する。通
例、印加電圧は約3〜10ボルトであるが、30ボルト
又はそれ以上にも達し得る。また、外部量子効率(放出
光子/入射電子)は0.01〜5%の範囲内にあるが、
10%、20%、30%又はそれ以上にも達し得る。有
機発光層110は約50〜500ナノメートルの厚さを
有するのが通例であり、また電極120及び130の各
々は約100〜1000ナノメートルの厚さを有するの
が通例である。
【0014】陰極120は、一般に、比較的低い電圧で
陰極から電子が放出されるように小さい仕事関数値を有
する材料から成っている。陰極120は、たとえば、カ
ルシウムあるいは金、インジウム、マンガン、スズ、
鉛、アルミニウム、銀、マグネシウム又はマグネシウム
/銀合金のごとき金属から成り得る。あるいはまた、電
子注入を向上させるために陰極を2つの層から構成する
こともできる。その実例としては、LiFの薄い内層の
上にアルミニウム又は銀のより厚い外層を設置したも
の、あるいはカルシウムの薄い内層の上にアルミニウム
又は銀のより厚い外層を設置したものが挙げられる。
【0015】陽極130は、大きい仕事関数値を有する
材料から成るのが通例である。陽極130は、有機発光
層110内で生じた光が有機発光素子100の外部に放
出され得るように透明であることが好ましい。陽極13
0は、たとえば、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化
スズ、ニッケル又は金属から成り得る。電極120及び
130は、たとえば真空蒸着やスパッタリングのごとき
通常の蒸着技術によって形成することができる。
【0016】本発明の実施の態様においては、各種の有
機発光層110を使用することができる。図9に示され
た実施の一態様に従えば、有機発光層110は単一の層
から成る。有機発光層110は、たとえば、ルミネセン
スを示す共役重合体、電子輸送分子及び発光材料を添加
した正孔輸送重合体、並びに正孔輸送分子及び発光材料
を添加した不活性重合体から成り得る。
【0017】図10〜13に示された本発明のその他の
実施の態様に従えば、有機発光層110は正孔注入、正
孔輸送、電子注入、電子輸送及びルミネセンスの機能を
果たす2つ以上の二次層から成る。機能する素子を得る
ために必要なのは発光層のみである。とは言え、追加の
二次層は一般に正孔及び電子が再結合して光を生じるた
めの効率を向上させる。従って有機発光層110は、た
とえば、正孔注入用二次層、正孔輸送用二次層、発光用
用二次層及び電子注入用二次層を含む1〜4の二次層か
ら成り得る。また、1つ以上の二次層は正孔注入、正孔
輸送、電子注入、電子輸送及びルミネセンスのごとき1
つ以上の機能を達成する材料から成り得る。
【0018】以下、図9に示されるごとくに有機発光層
110が単一の層から成るような実施の態様について説
明を行う。
【0019】実施の一態様に従えば、有機発光層110
は共役重合体から成る。「共役重合体」という用語は、
重合体の主鎖に沿って非局在化π電子系を含む重合体を
意味する。かかる非局在化π電子系は重合体に半導電性
を付与し、それにより重合体主鎖に沿って高い移動度で
正及び負電荷キャリヤを支持する能力を付与する。かか
る重合体膜は、電極間に電界を印加した場合に重合体中
に電荷キャリヤが注入されて重合体から光が放出される
ようにするため、十分に低い濃度の外来電荷キャリヤを
有している。共役重合体は、たとえば、ジャーナル・オ
ブ・モレキュラー・エレクトロニクス(Journal of Mole
cular Electronics)の第4巻(1988年)の37〜4
6頁に収載されたアール・エッチ・フレンド(R.H. Frie
nd) の論文中に記載されている。
【0020】適当な共役重合体の実例としては、2,7
−置換−9−置換フルオレン並びに9−置換フルオレン
低重合体及び重合体のごときポリフルオレン類が挙げら
れる。ポリフルオレン類は、一般に、良好な熱安定性及
び化学安定性並びに高い固体蛍光量子収量を有してい
る。かかるフルオレン類、低重合体及び重合体の9位置
は、1個以上の硫黄、窒素、酸素、リン又はケイ素ヘテ
ロ原子を有し得る2個のヒドロカルビル基、フルオレン
環上の9−炭素を用いて形成されたC5-20環構造又は1
個以上の硫黄、窒素若しくは酸素ヘテロ原子を含有しな
がら9−炭素を用いて形成されたC4-20環構造、あるい
はヒドロカルビリデン基で置換されていてもよい。更に
また、実施の一態様に従えば、フルオレンの2及び7位
置はアリール基で置換されると共に、該アリール基は架
橋又は連鎖延長の可能な基あるいはトリアルキルシロキ
シ基で置換されていてもよい。フルオレン重合体及び低
重合体においては、2及び7’位置が置換されていても
よい。フルオレン低重合体及び重合体の単量体単位は、
2及び7’位置において互いに結合している。2,7’
−アリール−9−置換フルオレン低重合体及び重合体同
士を更に反応させれば、末端の2,7’−アリール基上
に位置する(架橋又は連鎖延長の可能な)随意の基が連
鎖延長又は架橋を受けることによって更に高分子量の重
合体を生成させることができる。
【0021】上記のごときフルオレン類及びフルオレン
低重合体又は重合体は、通常の有機溶剤中に容易に溶解
し得る。それらは、回転塗布、吹付塗り、漬け塗り及び
ローラ塗りのごとき通常の技術によって薄膜又は被膜に
加工することができる。硬化後には、かかる膜は通常の
有機溶剤に対する抵抗性及び高い耐熱性を示す。かかる
ポリフルオレン類に関する追加の情報は米国特許第57
08130号明細書中に記載されているが、その内容は
引用によって本明細書中に組込まれる。
【0022】本発明の実施の態様に従って使用し得るそ
の他の適当なポリフルオレン類としては、青色のエレク
トロルミネセンスを示すポリ(フルオレン)共重合体
〔たとえば、ポリ(フルオレン−アントラセン)〕が挙
げられる。これらの共重合体は、2,7−ジブロモ−
9,9−ジーn−ヘキシルフルオレン(DHF)のごと
きポリフルオレンサブユニットと、9,10−ジブロモ
アントラセン(ANT)のごとき別のサブユニットとを
含んでいる。DHF及びANTから成る高分子量の共重
合体は、ニッケルを媒介として対応するアリールブロミ
ドを共重合させることによって調製することができる。
最終重合体の分子量は、重合の様々な段階において末端
キャッピング用試薬である2−ブロモフルオレンを添加
することによって制御することができる。かかる共重合
体は、400℃を越える分解温度によって示されるごと
くに熱安定性を有し、かつテトラヒドロフラン(TH
F)、クロロホルム、キシレン及びクロロベンゼンのご
とき通常の有機溶剤中に可溶である。それらは約455
nmの波長を有する青色の光を放出する。かかるポリフ
ルオレン類に関する追加の情報は、アドバンスト・マテ
リアルズ(Adv. Mater.) の第10巻(1998年)の9
93〜997頁に収載されたゲリット・クラーナー(Ger
rit Klarner)等の論文「ジ−n−ヘキシルフルオレン及
びアントラセンから誘導された色彩堅牢性の青色発光ラ
ンダム共重合体」中に記載されているが、その内容は引
用によって本明細書中に組込まれる。
【0023】図10に示された本発明の別の実施の態様
に従えば、有機発光層110は2つの二次層から成って
いる。第1の二次層11は正孔輸送特性、電子輸送特性
及び発光特性を示すものであって、陰極120に隣接し
て配置される。第2の二次層12は正孔注入用二次層と
して役立つものであって、陰極130に隣接して配置さ
れる。第1の二次層11は、電子輸送分子及び発光材料
(たとえば、染料又は重合体)を添加した正孔輸送重合
体から成る。正孔輸送重合体は、たとえばポリ(N−ビ
ニルカルバゾール)(PVK)から成り得る。電子輸送
分子は、たとえば2−(4−ビフェニル)−5−(4−
tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾー
ル(PBD)から成り得る。発光材料は、発光色を変化
させるための発光中心として役立つ小さな分子又は重合
体から成るのが通例である。たとえば、発光材料は青色
発光を示す有機染料であるクマリン460から成る。こ
れらの混合物の薄膜を形成するためには、様々な量のP
VK、電子輸送分子及び発光材料を含有するクロロホル
ム溶液を回転塗布すればよい。たとえば、適当な混合物
は100重量%のPVK、40重量%のPBD、及び
0.2〜1.0重量%の有機染料から成る。
【0024】第2の二次層12は正孔注入用二次層とし
て役立つものであって、たとえばバイエル・コーポレー
ション(Bayer Corporation) から入手可能なポリ(3,
4)エチレンジオキシチオフェン/ポリスチレンスルホ
ネート(PEDT/PSS)から成り得る。この材料
は、回転塗布のごとき通常の方法によって設置すること
ができる。電子輸送分子及び発光材料を添加した正孔輸
送重合体に関する追加の情報は、IEEE・トランザク
ションズ・オン・エレクトロン・デバイシズ(IEEE Tran
s. on Elec. Devices)の第44巻(1997年)の12
69〜1281頁に収載されたチュン・チー・ウー(Chu
ng-Chih Wu) 等の論文「二極性キャリヤ輸送能力を有す
る単一層のドープ重合体薄膜を使用した効率的な有機エ
レクトロルミネセンス素子」中に記載されているが、そ
の内容は引用によって本明細書中に組込まれる。
【0025】図11に示された本発明の別の実施の態様
に従えば、有機発光層110は発光性二次層から成る第
1の二次層13と正孔輸送用二次層から成る第2の二次
層14とを含んでいる。正孔輸送用二次層14は、たと
えば容易かつ可逆的に酸化可能な芳香族アミンから成り
得る。かかる発光性二次層及び正孔輸送用二次層の一例
は、アプライド・フィジックス・レターズ(Appl. Phys.
Letters) の第73巻(1998年)の629〜631
頁にエイ・ダブリュー・グライス(A.W. Grice)等の論文
「青色発光重合体ダイオードの高い輝度及び効率」中に
記載されているが、その内容は引用によって本明細書中
に組込まれる。この論文中に記載された素子は、ITO
電極とカルシウム電極との間に挟まれた2つの重合体層
を含んでいる。ITO電極に隣接した重合体層は正孔輸
送層であって、重合トリフェニルジアミン誘導体(ポリ
TPD)から成っている。カルシウム電極に隣接した青
色発光重合体層は、ポリ(9,9−ジオクチルフルオレ
ン)である。
【0026】図12に示された本発明の別の実施の態様
に従えば、有機発光層110は発光特性及び正孔輸送特
性を示す第1の二次層15と電子注入特性を示す第2の
二次層16とから成っている。第1の二次層15はポリ
シランから成り、また第2の二次層はオキサジアゾール
化合物から成る。このような構造は紫外(UV)光を生
み出す。
【0027】ポリシランは、各種のアルキル及び(又
は)アリール側基で置換された線状のケイ素(Si)主
鎖から成る重合体である。π共役重合体と異なり、ポリ
シランは重合体の主鎖に沿って非局在化σ共役電子を有
する準一次元系の材料である。一次元的なダイレクトギ
ャップ特性を有するため、ポリシランは紫外域において
高い量子効率を有する鮮鋭なホトルミネセンスを示す。
適当なポリシランの実例としては、ポリ(ジ−n−ブチ
ルシラン)(PDBS)、ポリ(ジ−n−ペンチルシラ
ン)(PDPS)、ポリ(ジ−n−ヘキシルシラン)
(PDHS)、ポリ(メチルフェニルシラン)(PMP
S)及びポリ〔ビス(p−ブチルフェニル)シラン〕
(PBPS)が挙げられる。ポリシラン二次層15は、
たとえばトルエン溶液から回転塗布によって形成するこ
とができる。電子注入用二次層16は、たとえば2,5
−ビス(4−ビフェニル)−1,3,4−オキサジアゾ
ール(BBD)から成り得る。UV発光性ポリシラン有
機発光層に関する追加の情報は、シン・ソリッド・フィ
ルムズ(Thin Solid Films)の第331巻(1998年)
の64〜70頁に収載されたヒロユキ・スズキ(Hiroyuk
i Suzuki) 等の論文「ポリシランからの近紫外エレクト
ロルミネセンス」中に記載されているが、その内容は引
用によって本明細書中に組込まれる。
【0028】図13に示された本発明の別の実施の態様
に従えば、有機発光層110は正孔注入用二次層17、
正孔輸送用二次層18、及び電子注入用二次層20から
成っている。正孔注入用二次層17及び正孔輸送用二次
層18は、再結合領域に正孔を効率的に供給する。電子
注入用二次層20は、再結合領域に電子を効率的に供給
する。
【0029】正孔注入用二次層17は、たとえば無金属
フタロシアニン又は含金属フタロシアニンのごときポル
フィリン化合物から成り得る。正孔輸送用二次層18
は、正孔輸送性の芳香族第三級アミンから成り得る。こ
こで言う芳香族第三級アミンとは、炭素原子にのみ結合
された少なくとも1個の3価窒素原子を含有すると共
に、それらの炭素原子の少なくとも1個が芳香族環の構
成員であるような化合物を指す。発光性二次層19は、
たとえば、青色の波長において発光する混合配位子アル
ミニウムキレートから成り得る。その実例はビス(R−
8−キノリノラト)(フェノラト)アルミニウム(III)
キレートであって、この場合のRはアルミニウム原子に
3個以上の8−キノリノラト配位子が結合するのを阻止
するために選ばれた8−キノリノラト核の環状置換基で
ある。電子注入用二次層20は、アルミニウムのトリス
キレートのごとき金属オキシノイド電荷受容性化合物か
ら成り得る。かかる4層材料及び素子に関する追加の情
報は米国特許第5294870号明細書中に記載されて
いるが、その内容は引用によって本明細書中に組込まれ
る。
【0030】有機発光層110の上記の実例は、1種以
上の所望の色を有する光を放出する発光素子を設計する
ために使用することができる。たとえば、発光素子13
5は青色光と共に紫外光を放出することができる。その
他の色(たとえば、赤や緑)を生み出すこともできる
が、白色光を生み出すためにはあまり望ましくない。
【0031】次に図1を見ると、本発明の実施の一態様
に係わる光源200が示されている。ここで言う「光
源」とは、有機発光素子100をホトルミネセンス層と
組合わせたものを一般的に意味する。図1に示されるご
とく、蛍光体粒子は透明な基板125上にホトルミネセ
ンス層115として配置されている。有機発光素子10
0から放出された光の一部は蛍光体粒子によって吸収さ
れ、そしてより長い波長の光として再放出される。蛍光
体粒子層115中における散乱により、より長い波長の
光は吸収されない青色光又は紫外光と混合される結果、
均質な白色光が放出される。通例、蛍光体粒子層115
は有機発光素子100によって放出された光の約30〜
90%を吸収する。この割合は、一般に、有機発光素子
及び蛍光体のスペクトル、蛍光体の量子効率、並びに所
望の色に基づいて選定される。
【0032】図2は、本発明の別の実施の態様に係わる
光源300を示している。この場合、蛍光体粒子は透明
又は部分的に透明な基板125中に添加され、そしてそ
の上に有機発光素子100が形成される。蛍光体粒子を
添加し得る基板材料としては、ガラス及び透明なプラス
チック〔PET(マイラ)、ポリカーボネート及びその
他の熱可塑性材料〕が挙げられる。
【0033】図1及び2に示された実施の態様のいずれ
についても、光源の発光面全体にわたって色の混合及び
輝度の一様性を向上させるため、TiO2 又はSiO2
粒子のごとき散乱粒子を蛍光体粉末混合物中に添加する
ことができる。更にまた、図3は本発明の更に別の実施
の態様に係わる光源400を示している。この場合に
は、色の混合を更に向上させるため、蛍光体粒子層12
5の上方に独立の散乱粒子層135が設けられている。
【0034】通例、有機発光素子100の発光面積は図
1〜3に示されるごとくに蛍光体層の面積及び散乱粒子
層の面積とほぼ一致している。たとえば、有機発光素子
100の発光面は3cm×3cm平方であり得るが、蛍
光体層及び散乱粒子層は形状及び面積の点でそれとほぼ
同じ広がり(たとえば、有機発光素子の発光面積の75
〜125%)を有していればよい。通例、有機発光素子
100の発光面、蛍光体層及び散乱粒子層はいずれも図
1〜3に示されるごとくに平行な平面状のものである。
なお、蛍光体層の面積は有機発光素子の発光面積と少な
くとも同じ大きさを有するのが通例である。
【0035】以下の実施例は、本発明の実施の態様に従
って使用し得る青色の有機発光素子100を例示するも
のである。
【0036】
【実施例】下記のごとくにして青色発光の有機発光素子
を作製した。アプライド・フィルムズ・コーポレーショ
ン(Applied Films Corporation) から酸化インジウムス
ズ(ITO)で被覆されたガラス(15オーム平方)を
入手し、そして王水の蒸気を用いてそれの一部にエッチ
ングを施した。その後、洗剤を用いてこの基板を機械的
に洗浄し、メタノール溶液次いで沸騰イソプロピルアル
コール溶液中に浸漬し、そして最終的にオゾンクリーナ
内で5分間にわたり処理した。次に、バイエル・コーポ
レーションから入手したポリ(3,4)エチレンジオキ
シチオフェン/ポリスチレンスルホネート(PEDT/
PSS)の厚さ5ナノメートル(nm)の層をITO上
に回転塗布した。次に、ジクロロエタンを溶媒として使
用しながら、オールドリッチ社(Aldrich Co.) から入手
したポリ(9−ビニルカルバゾール)(PVK)、オー
ルドリッチ社から入手した2−(4−ビフェニリル)−
5−(4−tert−フェニル)−1,3,4−オキサジア
ゾール(PBD)、及びエクサイトン社(Exciton Co.)
から入手した7−ジエチルアミノ−4−メチルクマリン
(クマリン460)を100:40:1の重量比で混合
して成る約100nmのポリマーブレンドをPEDT層
上に回転塗布した。次に、陰極パターンを規定するため
のシャドウマスクを通して、約0.8nmのフッ化リチ
ウム層及び約100nmのアルミニウムから成る陰極を
素子上に蒸着した。その後、素子をグローブボックス内
に移し、そして素子の陰極側にエポキシ樹脂でスライド
ガラスを固定することによってカプセル封入成形を行っ
た。こうして得られた素子は、電圧を印加すると青色光
を放出した。この素子に関する青色の発光スペクトルを
図4に示す。
【0037】上記のごとく、本発明の光源は有機発光層
からの光を吸収して通例はより長い波長を有する光を放
出するホトルミネセンス材料の層を含んでいる。かかる
ホトルミネセンス材料は無機蛍光体から成るのが通例で
あるが、有機染料のごとき有機ホトルミネセンス材料か
ら成っていてもよい。本発明の実施の態様に従えば、蛍
光体材料は有機発光素子100からの青色光を吸収し、
そしてより低い波長の光を再放出する。その結果、30
00〜6500°Kの範囲内の色温度が良好な演色性と
共に得られることになる。
【0038】使用し得る蛍光体材料の実例としては、ガ
ーネット型構造を成して結晶化するY3Al512(YA
G)格子中に添加されたセリウムに基づく蛍光体が挙げ
られる。具体例としては、(Y1-x- yGdxCey)3Al5
12(YAG:Gd,Ce)、(Y1-xCex)3Al512
(YAG:Ce)、(Y1-xCex)3(Al1-yGay)5 12
(YAG:Ga,Ce)、(Y1-x-yGdxCey)3(Al
5-zGaz)512 (YAG:Gd,Ga,Ce)及び(G
1-xCex)Sc2Al312(GSAG)が挙げられ
る。かかるYAG蛍光体は、一般に(Y1-x-yGdx Ce
y)3(Al1-zGaz)512(式中、x+y≦1、0≦x≦
1、0≦y≦1、かつ0≦z≦1である)として記述す
ることができる。発光バンドのピークの位置は、上記の
蛍光体に伴って大幅に変化する。ガーネット型組成に応
じ、Ce3+発光はルミネセンス効率の顕著な低下なしに
緑色(〜540nm、YAG:Ga,Ce)から赤色
(〜600nm、YAG:Gd,Ce)にまで調整する
ことができる。従って、有機発光素子100から放出さ
れる可視光(青色光)と共に適当な蛍光体材料又は蛍光
体材料ブレンドを使用すれば、広範囲の色温度に対応し
た白色の視界を生み出すことができる。すなわち、かか
る蛍光体及び有機発光素子を使用することにより、通常
の蛍光灯に極めて近似した色、CRI及び輝度を有する
大面積の白色光エレクトロルミネセンスパネル状の光源
を作製することができる。色温度及びCRIの適当な組
合せの実例としては、3000〜4500°Kの色温度
と少なくとも60又は70あるいはそれ以上のCRIと
の組合せ、4500〜5500°Kの色温度と少なくと
も60又は70あるいはそれ以上のCRIとの組合せ、
及び5500〜6500°Kの色温度と少なくとも60
又は70あるいはそれ以上のCRIとの組合せが挙げら
れる。
【0039】図5は、(Y0.97Ce0.03)3Al512の組
成を有するYAG:Ceの励起スペクトル(点線)及び
発光スペクトル(実線)を示すグラフである。(有機発
光素子及び蛍光体から成る)光源についての出力スペク
トルは、青色発光の有機発光素子及び蛍光体の個々のス
ペクトルを合算することによって推定することができ
る。図6は、(1) 上記の実施例に従って作製された有機
発光素子(PVK:PBD:クマリン460)と、(2)
YAG:Ce蛍光体とから成る光源に関し、蛍光体スペ
クトルに対する青色スペクトルの積分強度の相対比率を
約3とした場合の推定スペクトルの実例を示している。
図6に示されたスペクトルから、当業界において公知の
方法によって相間関係にある色温度及びCRIを求める
ことができる。詳しくは、たとえば、グンター・ワイチ
ェッキー及びダブリュー・エス・スタイルズ(Gunter Wy
szecki & W.S. Stiles) 著「カラー・サイエンス:コン
セプツ・アンド・メソーズ、クォンティタティブ・デー
タ・アンド・フォーミュリー(Color Science: Concepts
and Methods, Quantitative Data and Formulae) 」
(ジョン・ワイリー・アンド・サンズ社、1982年)
を参照されたい。かかる公知の方法によれば、図6のス
ペクトルに関し、相間関係にある色温度及びCRIはそ
れぞれ6200°K及び75であることが求められた。
【0040】一般に、相異なる用途に対しては、相異な
る色温度が所望されることがある。同じ有機発光素子及
び蛍光体材料の組合せを使用しながらも、放出される青
色光と蛍光体から放出される光との相対比率を変えるこ
とによって相異なる色温度を得ることができる。この比
率を変えるためには、たとえば、蛍光体層の厚さを調整
すればよい。
【0041】あるいはまた、異なる有機発光素子/蛍光
体材料系を使用することもできる。たとえば、図7はY
AG:Ce蛍光体を式(Y0.77 Gd0.2Ce0.03)3Al5
12で表わされるYAG:Gd,Ce蛍光体に変えた場
合について計算された発光スペクトルを示している。有
機発光素子は図6の場合と同じであった(PVK:PB
D:クマリン460)。こうして得られる色温度及びC
RIは、それぞれ5000°K及び74であることが計
算によって求められた。
【0042】図8は、YAG:Ce蛍光体を式(Y0.37
Gd0.6Ce0.03)3Al512 で表わされるYAG:G
d,Ce 蛍光体に変えた場合について計算された発光
スペクトルを示している。有機発光素子は図6の場合と
同じであった(PVK:PBD:クマリン460)。こ
うして得られる色温度及びCRIは、それぞれ3100
°K及び68であることが計算によって求められた。こ
れらの計算結果は、かかる有機発光素子/蛍光体系中に
おける蛍光体の組成を変えること(この場合には、YA
G:Gd,Ce蛍光体中におけるGdの相対量を変える
こと)により、一定範囲(たとえば、3000〜650
0°K)の色温度及び高いCRI(たとえば、60又は
70より高いCRI)を達成し得ることを示している。
【0043】更にまた、2種以上の蛍光体材料を組合わ
せて青色の有機発光素子と共に使用することにより、様
々な色、色温度及び演色指数を達成することもできる。
使用し得るその他の蛍光体は、アニール・デュガル及び
アローク・スリヴァスタヴァ(Anil Duggal & Alok Sriv
astava) の名義で1999年12月22日に提出され
た、「発光性表示装置及び製造方法」と称する米国特許
出願第09/469702号明細書中に記載されている
が、その内容は引用によって本明細書中に組込まれる。
適当な赤色発光無機蛍光体の実例はSrB47:Sm2+
であって、式中においてコロンに続くSm2+は賦活剤を
表わしている。この蛍光体は、600nmより短い波長
の可視光の大部分を吸収し、そして650nmより長い
波長を有する濃赤色の線として光を放出する。適当な緑
色発光無機蛍光体の実例はSrGa 24:Eu2+であ
る。この蛍光体は、500nmより短い波長の光を吸収
し、そして535nmに最大発光ピークを有している。
適当な青色発光無機蛍光体の実例はBaMg2Al16
27:Eu2+である。BaMg2Al1627:Eu2+は、
430nmより短い波長の光の大部分を吸収し、そして
450nmに最大発光ピークを有している。ホトルミネ
センス層中において使用し得る有機染料の実例として
は、クマリン460(青色)、クマリン6(緑色)及び
ナイルレッドが挙げられる。
【0044】上記に開示された実施の態様を考察すれ
ば、本発明のその他の実施の態様は当業者にとって自ず
から明らかとなろう。なお、本明細書中の詳細な説明及
び実施例は単に例示的なものと見なすべきであって、本
発明の範囲及び精神は前記特許請求の範囲によって規定
されることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の態様に係わる光源を示す
断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の態様に係わる光源を示す
断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の態様に係わる光源を示す
断面図である。
【図4】本発明の実施の一態様に係わる有機発光素子の
エレエクトロルミネセンススペクトルを示すグラフであ
る。
【図5】本発明の実施の一態様に係わるYAG:Ce蛍
光体の励起スペクトル及び発光スペクトルを示すグラフ
である。
【図6】青色有機発光素子及び蛍光体の計算された発光
スペクトルを示すグラフである。
【図7】青色有機発光素子及び蛍光体の計算された発光
スペクトルを示すグラフである。
【図8】青色有機発光素子及び蛍光体の計算された発光
スペクトルを示すグラフである。
【図9】本発明の実施の一態様に係わる有機発光素子を
示す断面図である。
【図10】2つ以上の二次層から成る有機発光層の一例
を示す断面図である。
【図11】2つ以上の二次層から成る有機発光層の一例
を示す断面図である。
【図12】2つ以上の二次層から成る有機発光層の一例
を示す断面図である。
【図13】2つ以上の二次層から成る有機発光層の一例
を示す断面図である。
【符号の説明】
11 第1の二次層 12 第2の二次層 13 第1の二次層 14 第2の二次層 15 第1の二次層 16 第2の二次層 17 正孔注入用二次層 18 正孔輸送用二次層 19 発光性二次層 20 電子注入用二次層 100 有機発光素子 110 有機発光層 115 ホトルミネセンス層又は蛍光体層 120 陰極 125 基板 130 陽極 135 散乱粒子層

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のスペクトルを有する光を放出する
    有機発光素子と、前記有機発光素子によって放出された
    光の一部を吸収しかつ第2のスペクトルを有する光を放
    出する蛍光体層とを含んでいて、前記蛍光体層によって
    吸収される部分の光は前記有機発光素子によって放出さ
    れた光の全部ではないことを特徴とする光源。
  2. 【請求項2】 前記蛍光体層が光を散乱させる離散蛍光
    体粒子から成る請求項1記載の光源。
  3. 【請求項3】 前記蛍光体層が前記蛍光体層中に混入さ
    れた散乱粒子を更に含む請求項1記載の光源。
  4. 【請求項4】 前記蛍光体層から独立した散乱粒子の層
    を更に含んでいて、前記散乱粒子は前記蛍光体層によっ
    て放出された光を散乱させる請求項1記載の光源。
  5. 【請求項5】 前記散乱粒子がTiO2 及びSiO2
    うちの少なくとも1種から成る請求項4記載の光源。
  6. 【請求項6】 前記有機発光素子によって放出された光
    が前記蛍光体層によって放出された光と混合されて第3
    のスペクトルを有する光を生じる請求項1記載の光源。
  7. 【請求項7】 第3のスペクトルを有する前記光が白色
    光である請求項6記載の光源。
  8. 【請求項8】 前記白色光が5500〜6500°Kの
    色温度を有する請求項7記載の光源。
  9. 【請求項9】 前記白色光が少なくとも60の演色指数
    を有する請求項8記載の光源。
  10. 【請求項10】 前記白色光が4500〜5500°K
    の色温度を有する請求項7記載の光源。
  11. 【請求項11】 前記白色光が少なくとも60の演色指
    数を有する請求項10記載の光源。
  12. 【請求項12】 前記白色光が3000〜4500°K
    の色温度を有する請求項7記載の光源。
  13. 【請求項13】 前記白色光が少なくとも60の演色指
    数を有する請求項12記載の光源。
  14. 【請求項14】 前記有機発光素子が第1の面積を持っ
    た発光表面を有し、前記蛍光体層が第2の面積を有し、
    かつ前記第1の面積が前記第2の面積と一致している請
    求項1記載の光源。
  15. 【請求項15】 前記有機発光素子が発光面を有し、か
    つ前記蛍光体層が前記有機発光素子の前記発光面全体を
    覆う請求項1記載の光源。
  16. 【請求項16】 第1の波長を有する光を放出する有機
    発光素子と、前記有機発光素子によって放出された光の
    一部を吸収しかつ第2の波長を有する光を放出する平面
    状のホトルミネセンス層とを含んでいて、前記平面状の
    ホトルミネセンス層によって吸収される部分の光は前記
    有機発光素子によって放出された光の全部ではなく、か
    つ前記有機発光素子によって放出された光は前記平面状
    のホトルミネセンス層によって放出された光と混合され
    て白色光を生じることを特徴とする光源。
  17. 【請求項17】 前記平面状のホトルミネセンス層が少
    なくとも1種の無機蛍光体から成る請求項16記載の光
    源。
  18. 【請求項18】 前記少なくとも1種の無機蛍光体が
    (Y1-x-yGdxCey)3(Al1-zGaz)512 (式中、x
    +y≦1、0≦x≦1、0≦y≦1、かつ0≦z≦1)
    から成る請求項17記載の光源。
  19. 【請求項19】 前記少なくとも1種の無機蛍光体が
    (Gd1-xCex)Sc2Al312 (式中、0≦x≦1)
    から成る請求項17記載の光源。
  20. 【請求項20】 前記少なくとも1種の無機蛍光体がS
    rB47:Sm2+から成る請求項17記載の光源。
  21. 【請求項21】 前記少なくとも1種の無機蛍光体がS
    rGa24:Eu2+から成る請求項17記載の光源。
  22. 【請求項22】 前記少なくとも1種の無機蛍光体がB
    aMg2Al1627:Eu2+から成る請求項17記載の
    光源。
  23. 【請求項23】 前記少なくとも1種の無機蛍光体が熱
    可塑性樹脂シート中に埋込まれている請求項17記載の
    光源。
  24. 【請求項24】 前記有機発光素子が少なくとも9平方
    センチメートルの面積を持った発光表面を有する請求項
    16記載の光源。
  25. 【請求項25】 第1のスペクトルを有する光を放出す
    る有機発光素子と、前記有機発光素子によって放出され
    た光の一部を吸収しかつ第2のスペクトルを有する光を
    放出するホトルミネセンス層と、前記ホトルミネセンス
    層から独立した散乱層とを含んでいて、前記蛍光体層に
    よって吸収される部分の光は前記有機発光素子によって
    放出された光の全部ではなく、かつ前記散乱層は前記ホ
    トルミネセンス層によって放出された光を散乱させるこ
    とを特徴とする光源。
  26. 【請求項26】 前記ホトルミネセンス層が少なくとも
    1種の無機蛍光体から成り、かつ前記有機発光素子によ
    って放出された光は前記少なくとも1種の無機蛍光体に
    よって放出された光と混合されて白色光を生じる請求項
    25記載の光源。
  27. 【請求項27】 前記散乱層がTiO2 及びSiO2
    乱粒子のうちの少なくとも1種から成る請求項25記載
    の光源。
  28. 【請求項28】 前記ホトルミネセンス層が平面状の形
    態を成して形成され、かつ前記散乱層が前記ホトルミネ
    センス層に平行な平面状の形態を成して形成される請求
    項25記載の光源。
  29. 【請求項29】 有機発光素子を形成する工程と、前記
    有機発光素子上にホトルミネセンス材料の層を形成する
    工程とを含む、前記ホトルミネセンス材料の層は前記有
    機発光素子によって放出された光の全部を吸収すること
    はなく、かつ前記有機発光素子によって放出された光は
    前記ホトルミネセンス材料によって放出された光と混合
    されて白色光を生じることを特徴とする照明装置の製造
    方法。
  30. 【請求項30】 前記ホトルミネセンス材料が少なくと
    も1種の無機蛍光体から成る請求項29記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記少なくとも1種の無機蛍光体が前
    記有機発光素子の発光表面に平行な平面状の形態を成し
    て形成される請求項30記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記少なくとも1種の無機蛍光体が熱
    可塑性樹脂から成る平面状シート中にカプセル封入され
    る請求項31記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記ホトルミネセンス材料の層から独
    立した散乱層を前記ホトルミネセンス材料の層上に形成
    する工程を更に含む請求項29記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記散乱層が前記ホトルミネセンス材
    料の層に平行な平面状の形態を成して形成される請求項
    33記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記白色光の色温度が5500〜65
    00°Kになるように前記ホトルミネセンス材料を選択
    する工程を更に含む請求項29記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記白色光の色温度が4500〜55
    00°Kになるように前記ホトルミネセンス材料を選択
    する工程を更に含む請求項29記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記白色光の色温度が3000〜45
    00°Kになるように前記ホトルミネセンス材料を選択
    する工程を更に含む請求項29記載の方法。
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