JP2001222153A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2001222153A JP2001222153A JP2000030999A JP2000030999A JP2001222153A JP 2001222153 A JP2001222153 A JP 2001222153A JP 2000030999 A JP2000030999 A JP 2000030999A JP 2000030999 A JP2000030999 A JP 2000030999A JP 2001222153 A JP2001222153 A JP 2001222153A
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- JP
- Japan
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- toner
- charging wire
- unit
- cleaning
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 定期的にユーザによる帯電ワイヤの清掃作業
を確実に行う。 【解決手段】 トナーカートリッジ62が空になったと
きに、帯電ワイヤ323を挟持したスポンジ状部材を帯
電ワイヤ323の長手方向に沿って移動させる拭取動作
を行うと、これに連動してホッパーロック用凹部634
内からのホッパーロック棒641の径大部641aが抜
かれてロック解除が行なわれる。これによって、ホッパ
ー63の回動が可能になる。ホッパー63を回動して開
状態にすると、ロックピン633によるトナーカートリ
ッジ62の固定を解除することができて、新しいトナー
カートリッジ62との交換ができるため、定期的にユー
ザによる帯電ワイヤ323の清掃作業を確実に行うこと
ができる。
を確実に行う。 【解決手段】 トナーカートリッジ62が空になったと
きに、帯電ワイヤ323を挟持したスポンジ状部材を帯
電ワイヤ323の長手方向に沿って移動させる拭取動作
を行うと、これに連動してホッパーロック用凹部634
内からのホッパーロック棒641の径大部641aが抜
かれてロック解除が行なわれる。これによって、ホッパ
ー63の回動が可能になる。ホッパー63を回動して開
状態にすると、ロックピン633によるトナーカートリ
ッジ62の固定を解除することができて、新しいトナー
カートリッジ62との交換ができるため、定期的にユー
ザによる帯電ワイヤ323の清掃作業を確実に行うこと
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
を実行する複写機、ファクシミリおよびプリンタ等の画
像形成装置に用いられ、感光体上を所定電位に帯電させ
る画像形成装置に関する。
を実行する複写機、ファクシミリおよびプリンタ等の画
像形成装置に用いられ、感光体上を所定電位に帯電させ
る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置としての複写機1
00は、図19に示すように、光導電性を有する感光体
ドラム101の周囲に、この感光体ドラム101の回転
方向に沿って順に、コロナ放電によって感光体ドラム1
01の表面に所定電位を与える帯電器102、所望の画
像に対応する光を照射することにより感光体ドラム10
1の表面電位を選択的に減衰させて静電潜像を形成する
露光器103、感光体ドラム101の表面に形成された
静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現
像器104、感光体ドラム101上に形成されたトナー
像を転写用紙上に転写する転写ローラ105、感光体ド
ラム101の表面に残留したトナーを除去するクリーニ
ングブレード106および、感光体ドラム101の表面
電荷をランプ光によって除電する除電器107が配置さ
れている。この転写ローラ105でトナー像が転写され
た用紙は、熱ローラ108と加圧ローラ109(定着
部)で熱と圧力が加えられてトナー像が定着された後
に、排紙ローラ110によって排紙トレー111上に胴
内排出されるようになっている。
00は、図19に示すように、光導電性を有する感光体
ドラム101の周囲に、この感光体ドラム101の回転
方向に沿って順に、コロナ放電によって感光体ドラム1
01の表面に所定電位を与える帯電器102、所望の画
像に対応する光を照射することにより感光体ドラム10
1の表面電位を選択的に減衰させて静電潜像を形成する
露光器103、感光体ドラム101の表面に形成された
静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現
像器104、感光体ドラム101上に形成されたトナー
像を転写用紙上に転写する転写ローラ105、感光体ド
ラム101の表面に残留したトナーを除去するクリーニ
ングブレード106および、感光体ドラム101の表面
電荷をランプ光によって除電する除電器107が配置さ
れている。この転写ローラ105でトナー像が転写され
た用紙は、熱ローラ108と加圧ローラ109(定着
部)で熱と圧力が加えられてトナー像が定着された後
に、排紙ローラ110によって排紙トレー111上に胴
内排出されるようになっている。
【0003】このような画像形成装置の帯電器102
は、図20に示すように、帯電ワイヤ112と、シール
ド部材113と、グリッド114とを有しており、帯電
器102は、帯電ワイヤ112からのプラスコロナ放電
によってグリッド114を介して感光体ドラム31の表
面層を所定の+電位に帯電させるようになっている。帯
電ワイヤ112は、感光体ドラム101の幅方向に亘っ
て配設され、高電圧が印加される。シールド部材113
は、感光体ドラム101の表面側に開口する箱体状に構
成されると共に、その箱体内側に帯電ワイヤ112を収
容するものである。グリッド114は、シールド部材1
13の開口部に設けられている。
は、図20に示すように、帯電ワイヤ112と、シール
ド部材113と、グリッド114とを有しており、帯電
器102は、帯電ワイヤ112からのプラスコロナ放電
によってグリッド114を介して感光体ドラム31の表
面層を所定の+電位に帯電させるようになっている。帯
電ワイヤ112は、感光体ドラム101の幅方向に亘っ
て配設され、高電圧が印加される。シールド部材113
は、感光体ドラム101の表面側に開口する箱体状に構
成されると共に、その箱体内側に帯電ワイヤ112を収
容するものである。グリッド114は、シールド部材1
13の開口部に設けられている。
【0004】帯電器102では、帯電ワイヤ112に電
流を流してコロナ放電を繰り返すうちに、帯電ワイヤ1
12の表面に、装置内を浮遊しているシリカ(Si
O2)やトナーなどが放電生成物として付着してしま
う。これによって、帯電ワイヤ112からのコロナ放電
にむらが生じ、感光体ドラム101の表面を均一に帯電
させることができなくなる。そのことが、画像形成時に
濃度むらとなり、さらに用紙への画像転写時に画像不具
合となって現れてしまう。
流を流してコロナ放電を繰り返すうちに、帯電ワイヤ1
12の表面に、装置内を浮遊しているシリカ(Si
O2)やトナーなどが放電生成物として付着してしま
う。これによって、帯電ワイヤ112からのコロナ放電
にむらが生じ、感光体ドラム101の表面を均一に帯電
させることができなくなる。そのことが、画像形成時に
濃度むらとなり、さらに用紙への画像転写時に画像不具
合となって現れてしまう。
【0005】このため、従来は、ユーザに対して、定期
的に帯電ワイヤ112の付着物を拭取る清掃作業を行わ
せていた。
的に帯電ワイヤ112の付着物を拭取る清掃作業を行わ
せていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
清掃作業をユーザに任せると、ユーザが清掃作業を忘れ
てしまい、定期的に清掃作業が行なわれないことがあっ
た。このため、帯電ワイヤ112に放電生成物が多く付
着して汚れ、均一な帯電ができず、画像むらや転写不良
が発生した後に、ユーザが清掃作業を行うことになって
しまう。帯電ワイヤ112に放電生成物が多く付着して
汚れた後の清掃は、放電生成物が帯電ワイヤ112に溶
着して拭取ることが困難であった。この場合には、帯電
ワイヤ112を交換しなければならなかった。
清掃作業をユーザに任せると、ユーザが清掃作業を忘れ
てしまい、定期的に清掃作業が行なわれないことがあっ
た。このため、帯電ワイヤ112に放電生成物が多く付
着して汚れ、均一な帯電ができず、画像むらや転写不良
が発生した後に、ユーザが清掃作業を行うことになって
しまう。帯電ワイヤ112に放電生成物が多く付着して
汚れた後の清掃は、放電生成物が帯電ワイヤ112に溶
着して拭取ることが困難であった。この場合には、帯電
ワイヤ112を交換しなければならなかった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みて為されたもの
で、帯電ワイヤの清掃作業を定期的に確実に行うことが
できる画像形成装置を提供することを目的とする。
で、帯電ワイヤの清掃作業を定期的に確実に行うことが
できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、感光体の幅方向に張架され、高電圧が印加されるこ
とにより感光体表面を所定電位に帯電させる帯電ワイヤ
を備えた画像形成装置において、帯電ワイヤに当接する
清掃具と帯電ワイヤとの少なくとも何れか一方を他方に
対して帯電ワイヤの長手方向に相対的にスライド動作可
能に支持するスライド動作支持手段と、スライド動作お
よび、本装置に対するトナー補給操作の何れか一方を他
方に連動して、トナー補給時にスライド動作を強制的に
行わせるようにした動作連動手段とを有したことを特徴
とするものである。この場合、トナー補給時にスライド
動作を強制的に行わせるようにしたとは、具体的には、
帯電ワイヤの清掃をしないと、トナー補給操作ができな
いようになっている構成や、トナー補給操作をすると、
帯電ワイヤの清掃が強制的に行われるような構成を含む
ものである。即ち、スライド動作をトナー補給操作に連
動してトナー補給動作を動作阻止状態から動作可能状態
にするかまたは、トナー補給操作をスライド動作に連動
して強制的なスライド動作の動作阻止状態から動作可能
状態にするものである。
は、感光体の幅方向に張架され、高電圧が印加されるこ
とにより感光体表面を所定電位に帯電させる帯電ワイヤ
を備えた画像形成装置において、帯電ワイヤに当接する
清掃具と帯電ワイヤとの少なくとも何れか一方を他方に
対して帯電ワイヤの長手方向に相対的にスライド動作可
能に支持するスライド動作支持手段と、スライド動作お
よび、本装置に対するトナー補給操作の何れか一方を他
方に連動して、トナー補給時にスライド動作を強制的に
行わせるようにした動作連動手段とを有したことを特徴
とするものである。この場合、トナー補給時にスライド
動作を強制的に行わせるようにしたとは、具体的には、
帯電ワイヤの清掃をしないと、トナー補給操作ができな
いようになっている構成や、トナー補給操作をすると、
帯電ワイヤの清掃が強制的に行われるような構成を含む
ものである。即ち、スライド動作をトナー補給操作に連
動してトナー補給動作を動作阻止状態から動作可能状態
にするかまたは、トナー補給操作をスライド動作に連動
して強制的なスライド動作の動作阻止状態から動作可能
状態にするものである。
【0009】この構成により、清掃具と帯電ワイヤとの
相対的なスライド動作および、トナー補給操作の何れか
一方を他方に連動して、トナー補給時にスライド動作を
強制的に行わせるようにしたので、清掃具と帯電ワイヤ
との相対的なスライド動作が行なわれないと、定期的な
トナー補給操作ができず、または、定期的なトナー補給
操作をすれば、清掃具と帯電ワイヤとの相対的で強制的
なスライド動作が行なわれるようになっている。したが
って、このスライド動作による帯電ワイヤの清掃作業が
定期的かつ確実に行なわれることになる。
相対的なスライド動作および、トナー補給操作の何れか
一方を他方に連動して、トナー補給時にスライド動作を
強制的に行わせるようにしたので、清掃具と帯電ワイヤ
との相対的なスライド動作が行なわれないと、定期的な
トナー補給操作ができず、または、定期的なトナー補給
操作をすれば、清掃具と帯電ワイヤとの相対的で強制的
なスライド動作が行なわれるようになっている。したが
って、このスライド動作による帯電ワイヤの清掃作業が
定期的かつ確実に行なわれることになる。
【0010】また、好ましくは、本発明の画像形成装置
において、動作連動手段は、トナー補給操作を阻止する
トナー補給操作阻止手段を有し、スライド動作に連動し
てトナー補給操作阻止手段によるトナー補給操作の阻止
を解除するようにしている。
において、動作連動手段は、トナー補給操作を阻止する
トナー補給操作阻止手段を有し、スライド動作に連動し
てトナー補給操作阻止手段によるトナー補給操作の阻止
を解除するようにしている。
【0011】この構成により、トナー補給操作阻止手段
によるトナー補給操作の阻止状態を、清掃具と帯電ワイ
ヤと相対的なスライド動作に連動して解除するようにし
たので、簡単な構成で、スライド動作による帯電ワイヤ
の清掃作業が定期的かつ確実に行なわれることになる。
によるトナー補給操作の阻止状態を、清掃具と帯電ワイ
ヤと相対的なスライド動作に連動して解除するようにし
たので、簡単な構成で、スライド動作による帯電ワイヤ
の清掃作業が定期的かつ確実に行なわれることになる。
【0012】さらに、好ましくは、本発明の画像形成装
置において、トナー補給操作阻止手段は、トナー補給操
作の開始動作および終了動作の何れかを阻止するもので
ある。
置において、トナー補給操作阻止手段は、トナー補給操
作の開始動作および終了動作の何れかを阻止するもので
ある。
【0013】この構成により、清掃具と帯電ワイヤとの
相対的なスライド動作が行なわれれば、定期的なトナー
補給操作の開始動作および終了動作の何れかでトナー補
給操作の阻止が解除されるので、定期的なトナー補給操
作時に帯電ワイヤの清掃作業が確実に行なわれることに
なる。
相対的なスライド動作が行なわれれば、定期的なトナー
補給操作の開始動作および終了動作の何れかでトナー補
給操作の阻止が解除されるので、定期的なトナー補給操
作時に帯電ワイヤの清掃作業が確実に行なわれることに
なる。
【0014】さらに、好ましくは、本発明の画像形成装
置において、トナー補給操作阻止手段は、トナー補給操
作を行うトナー補給操作用部材を有し、動作連動手段
は、トナー補給操作用部材のトナー補給操作を規制し、
スライド動作に連動して前記規制を解除するようにして
いる。
置において、トナー補給操作阻止手段は、トナー補給操
作を行うトナー補給操作用部材を有し、動作連動手段
は、トナー補給操作用部材のトナー補給操作を規制し、
スライド動作に連動して前記規制を解除するようにして
いる。
【0015】この構成により、動作連動手段が、清掃具
と帯電ワイヤとの相対的なスライド動作に連動してトナ
ー補給操作用部材によるトナー補給操作の規制を解除す
ることにより定期的なトナー補給が可能になるので、ス
ライド動作による帯電ワイヤの清掃作業が確実に行なわ
れることになる。
と帯電ワイヤとの相対的なスライド動作に連動してトナ
ー補給操作用部材によるトナー補給操作の規制を解除す
ることにより定期的なトナー補給が可能になるので、ス
ライド動作による帯電ワイヤの清掃作業が確実に行なわ
れることになる。
【0016】さらに、好ましくは、本発明の画像形成装
置において、トナー補給操作用部材は、トナーカートリ
ッジを所定位置に固定するカートリッジ固定位置およ
び、トナーカートリッジの取出しを可能とするカートリ
ッジ取出位置の間で移動するカートリッジ固定部材を有
して、カートリッジ固定位置およびカートリッジ取出位
置の何れかでカートリッジ固定部材の移動を規制し、動
作連動手段は、スライド動作に連動して前記規制を解除
する固定部材規制手段を有している。
置において、トナー補給操作用部材は、トナーカートリ
ッジを所定位置に固定するカートリッジ固定位置およ
び、トナーカートリッジの取出しを可能とするカートリ
ッジ取出位置の間で移動するカートリッジ固定部材を有
して、カートリッジ固定位置およびカートリッジ取出位
置の何れかでカートリッジ固定部材の移動を規制し、動
作連動手段は、スライド動作に連動して前記規制を解除
する固定部材規制手段を有している。
【0017】この構成により、清掃具と帯電ワイヤとの
相対的なスライド動作に連動して固定部材規制手段がカ
ートリッジ固定部材の移動の規制を解除することにより
定期的なトナー補給が可能になる。このため、定期的な
トナー補給を行うときには、必ず清掃具と帯電ワイヤと
の相対的なスライド動作による清掃作業が行われること
になる。
相対的なスライド動作に連動して固定部材規制手段がカ
ートリッジ固定部材の移動の規制を解除することにより
定期的なトナー補給が可能になる。このため、定期的な
トナー補給を行うときには、必ず清掃具と帯電ワイヤと
の相対的なスライド動作による清掃作業が行われること
になる。
【0018】上記固定部材規制手段は、好ましくは、清
掃具と帯電ワイヤとの相対的なスライド動作に連動して
動作する連動部材と、この連動部材の動作に応じて、例
えば先端部などがカートリッジ固定部材に対して規制位
置と規制解除位置との間で出退可能に構成されたロック
部材とを有している。この構成により、清掃具と帯電ワ
イヤとの相対的なスライド動作に連動する連動部材の動
作に応じて、固定部材規制部材は、その先端部が固定部
材に対して出退動作をするので、より簡単な構成でトナ
ーカートリッジ固定部材の規制または規制解除が可能と
なる。
掃具と帯電ワイヤとの相対的なスライド動作に連動して
動作する連動部材と、この連動部材の動作に応じて、例
えば先端部などがカートリッジ固定部材に対して規制位
置と規制解除位置との間で出退可能に構成されたロック
部材とを有している。この構成により、清掃具と帯電ワ
イヤとの相対的なスライド動作に連動する連動部材の動
作に応じて、固定部材規制部材は、その先端部が固定部
材に対して出退動作をするので、より簡単な構成でトナ
ーカートリッジ固定部材の規制または規制解除が可能と
なる。
【0019】次に、好ましくは、本発明の画像形成装置
において、動作連動手段は、スライド動作を強制的に開
始させるスライド動作開始手段を有し、トナー補給操作
に連動してスライド動作開始手段により帯電ワイヤの強
制的なスライド動作を開始させるようにしている。
において、動作連動手段は、スライド動作を強制的に開
始させるスライド動作開始手段を有し、トナー補給操作
に連動してスライド動作開始手段により帯電ワイヤの強
制的なスライド動作を開始させるようにしている。
【0020】この構成により、スライド動作開始手段に
よるスライド動作の強制的な開始を、トナー補給操作に
連動して行うようにしたので、簡単な構成で、スライド
動作による帯電ワイヤの清掃作業が定期的かつ確実に行
なわれることになる。
よるスライド動作の強制的な開始を、トナー補給操作に
連動して行うようにしたので、簡単な構成で、スライド
動作による帯電ワイヤの清掃作業が定期的かつ確実に行
なわれることになる。
【0021】また、好ましくは、本発明の画像形成装置
において、動作連動手段は、トナー補給操作の開始動作
および終了動作の何れかに連動してスライド動作開始手
段により帯電ワイヤの強制的なスライド動作を開始する
ようにしている。
において、動作連動手段は、トナー補給操作の開始動作
および終了動作の何れかに連動してスライド動作開始手
段により帯電ワイヤの強制的なスライド動作を開始する
ようにしている。
【0022】この構成により、定期的なトナー補給操作
の開始動作および終了動作の何れかが行なわれるとき
に、強制的なスライド動作を開始させるようにしたの
で、帯電ワイヤの清掃作業が定期的かつ確実に行なわれ
ることになる。
の開始動作および終了動作の何れかが行なわれるとき
に、強制的なスライド動作を開始させるようにしたの
で、帯電ワイヤの清掃作業が定期的かつ確実に行なわれ
ることになる。
【0023】さらに、好ましくは、本発明の画像形成装
置において、スライド動作開始手段は帯電ワイヤをその
長手方向にスライド動作させるスライド動作手段を有し
ている。
置において、スライド動作開始手段は帯電ワイヤをその
長手方向にスライド動作させるスライド動作手段を有し
ている。
【0024】この構成により、トナー補給操作に連動し
て帯電ワイヤのスライド動作がスライド動作手段によっ
て強制的に必ず行なわれるので、帯電ワイヤの清掃作業
を忘れなく定期的に確実に行うことが可能となる。
て帯電ワイヤのスライド動作がスライド動作手段によっ
て強制的に必ず行なわれるので、帯電ワイヤの清掃作業
を忘れなく定期的に確実に行うことが可能となる。
【0025】さらに、好ましくは、本発明の画像形成装
置において、帯電ワイヤを収容し、帯電ワイヤと共に帯
電ワイヤの長手方向にスライド可能に構成された帯電ユ
ニットを備え、スライド動作手段は、帯電ユニットを帯
電ワイヤの長手方向の何れか一の方向に付勢する付勢手
段を有し、スライド動作開始手段は、付勢手段による付
勢力に抗して帯電ユニットの移動をロックするユニット
ロック手段と、トナー補給操作に連動して帯電ユニット
のロックを解除するユニットロック解除手段とを有して
いる。
置において、帯電ワイヤを収容し、帯電ワイヤと共に帯
電ワイヤの長手方向にスライド可能に構成された帯電ユ
ニットを備え、スライド動作手段は、帯電ユニットを帯
電ワイヤの長手方向の何れか一の方向に付勢する付勢手
段を有し、スライド動作開始手段は、付勢手段による付
勢力に抗して帯電ユニットの移動をロックするユニット
ロック手段と、トナー補給操作に連動して帯電ユニット
のロックを解除するユニットロック解除手段とを有して
いる。
【0026】この構成により、ユニットロック解除手段
によって、帯電ユニットのロックを解除することで、帯
電ユニットは付勢手段によって自動的にスライド動作を
行うため、帯電ワイヤの清掃作業をさらに容易に行うこ
とができるようになる。また、このスライド動作手段は
付勢手段で簡単に構成され、また、スライド動作開始手
段はユニットロック手段およびユニットロック解除手段
で簡単に構成される。
によって、帯電ユニットのロックを解除することで、帯
電ユニットは付勢手段によって自動的にスライド動作を
行うため、帯電ワイヤの清掃作業をさらに容易に行うこ
とができるようになる。また、このスライド動作手段は
付勢手段で簡単に構成され、また、スライド動作開始手
段はユニットロック手段およびユニットロック解除手段
で簡単に構成される。
【0027】さらに、好ましくは、本発明の画像形成装
置において、付勢手段による付勢方向の反対方向への帯
電ユニットの移動を規制するユニット移動規制手段と、
帯電ユニットが付勢方向に移動することにより、帯電ワ
イヤの感光体との対向部分の全長が所定の静止位置を通
過したときに、ユニット移動規制手段による帯電ユニッ
トの移動の規制を解除する規制解除手段とを有してい
る。
置において、付勢手段による付勢方向の反対方向への帯
電ユニットの移動を規制するユニット移動規制手段と、
帯電ユニットが付勢方向に移動することにより、帯電ワ
イヤの感光体との対向部分の全長が所定の静止位置を通
過したときに、ユニット移動規制手段による帯電ユニッ
トの移動の規制を解除する規制解除手段とを有してい
る。
【0028】この構成により、帯電ユニットを付勢方向
に移動させ始めると、帯電ワイヤの感光体との対向部分
の全長が所定の静止位置を通過するように、感光体の全
幅に亘って帯電ワイヤを最後まで移動させない限り、帯
電ユニットを元の収納状態に戻せないようにロックがか
かるので、帯電ユニットと共に帯電ワイヤを感光体の幅
方向に亘って最後まで移動させた後に元の収納位置に戻
すという往復清掃動作が、ユーザの手によって確実に行
なわれ、清掃忘れがなくなる。
に移動させ始めると、帯電ワイヤの感光体との対向部分
の全長が所定の静止位置を通過するように、感光体の全
幅に亘って帯電ワイヤを最後まで移動させない限り、帯
電ユニットを元の収納状態に戻せないようにロックがか
かるので、帯電ユニットと共に帯電ワイヤを感光体の幅
方向に亘って最後まで移動させた後に元の収納位置に戻
すという往復清掃動作が、ユーザの手によって確実に行
なわれ、清掃忘れがなくなる。
【0029】ここで、帯電ワイヤの清掃操作を行うと、
この清掃操作に連動してトナー補給ができるようになる
場合において、上記連動が機械的なものではなく、その
連動が電気的に行なわれる場合について説明すると、本
発明の画像形成装置において、上記固定部材規制手段
は、好ましくは、清掃動作の有無に応じた検知信号を発
生する清掃動作検知手段と、この検知信号に応じて例え
ば先端部などを固定部材に対して規制位置と規制解除位
置の間で出退させるロック駆動手段とを有していればよ
い。この構成により、清掃動作の有無に応じた検知信号
を介してカートリッジ固定部材を規制または規制解除す
ることが可能となる。この場合、電気信号である検知信
号を介して連動させることができるので、各部材のレイ
アウトが自由になる。また、清掃具を自動で動かす場合
について説明すると、本発明の画像形成装置において、
好ましくは、清掃具を帯電用部材の長手方向に沿って移
動可能とする清掃具移動機構と、清掃開始信号を発生す
る清掃開始手段と、この清掃具移動機構を駆動する駆動
手段と、この清掃開始信号を受けて駆動手段を駆動制御
する駆動制御手段とを更に備えいればよい。この構成に
より、ユーザなどが清掃開始手段を操作するだけで、清
掃具の清掃動作を自動的に行うことが可能となって清掃
作業に手間がかからない。
この清掃操作に連動してトナー補給ができるようになる
場合において、上記連動が機械的なものではなく、その
連動が電気的に行なわれる場合について説明すると、本
発明の画像形成装置において、上記固定部材規制手段
は、好ましくは、清掃動作の有無に応じた検知信号を発
生する清掃動作検知手段と、この検知信号に応じて例え
ば先端部などを固定部材に対して規制位置と規制解除位
置の間で出退させるロック駆動手段とを有していればよ
い。この構成により、清掃動作の有無に応じた検知信号
を介してカートリッジ固定部材を規制または規制解除す
ることが可能となる。この場合、電気信号である検知信
号を介して連動させることができるので、各部材のレイ
アウトが自由になる。また、清掃具を自動で動かす場合
について説明すると、本発明の画像形成装置において、
好ましくは、清掃具を帯電用部材の長手方向に沿って移
動可能とする清掃具移動機構と、清掃開始信号を発生す
る清掃開始手段と、この清掃具移動機構を駆動する駆動
手段と、この清掃開始信号を受けて駆動手段を駆動制御
する駆動制御手段とを更に備えいればよい。この構成に
より、ユーザなどが清掃開始手段を操作するだけで、清
掃具の清掃動作を自動的に行うことが可能となって清掃
作業に手間がかからない。
【0030】また、トナー補給を行うと、このトナー補
給に連動して帯電ワイヤの清掃操作が強制的に行われる
場合において、上記連動が機械的なものではなく、その
連動が電気的に行なわれる場合について説明すると、本
発明の画像形成装置において、好ましくは、上記ユニッ
トロック解除手段は検知手段を有し、この検知手段はト
ナー補給操作を検知して検知信号を出力し、ユニットロ
ック解除手段は検知信号によりユニットロック手段のロ
ック解除を行うものである。この構成により、ユニット
ロック解除手段のロック解除を電気的に検出した信号に
基づいて行うことが可能となる。この場合、電気信号で
ある検知信号を介して連動させることができるので、各
部材のレイアウトが自由になる。また、清掃具を自動で
動かす場合について説明すると、本発明の画像形成装置
において、好ましくは、帯電ワイヤを収容し、帯電ワイ
ヤと共に帯電ワイヤの長手方向にスライド可能に構成さ
れた帯電ユニットを備え、スライド動作手段は、帯電ユ
ニットを帯電ワイヤの長手方向に沿って移動可能とする
帯電ユニット移動機構と、この帯電ユニット移動機構を
駆動する駆動手段と、トナー補給操作に基づいて駆動手
段を駆動制御する駆動制御手段とを備えている。この構
成により、帯電ユニットを動かすスライド動作手段を自
動制御とすることが可能となる。この場合、駆動制御手
段は検知手段を有し、この検知手段はトナー補給操作を
検知して検知信号を出力し、駆動制御手段は検知信号に
より駆動手段を駆動制御するように構成することもでき
る。
給に連動して帯電ワイヤの清掃操作が強制的に行われる
場合において、上記連動が機械的なものではなく、その
連動が電気的に行なわれる場合について説明すると、本
発明の画像形成装置において、好ましくは、上記ユニッ
トロック解除手段は検知手段を有し、この検知手段はト
ナー補給操作を検知して検知信号を出力し、ユニットロ
ック解除手段は検知信号によりユニットロック手段のロ
ック解除を行うものである。この構成により、ユニット
ロック解除手段のロック解除を電気的に検出した信号に
基づいて行うことが可能となる。この場合、電気信号で
ある検知信号を介して連動させることができるので、各
部材のレイアウトが自由になる。また、清掃具を自動で
動かす場合について説明すると、本発明の画像形成装置
において、好ましくは、帯電ワイヤを収容し、帯電ワイ
ヤと共に帯電ワイヤの長手方向にスライド可能に構成さ
れた帯電ユニットを備え、スライド動作手段は、帯電ユ
ニットを帯電ワイヤの長手方向に沿って移動可能とする
帯電ユニット移動機構と、この帯電ユニット移動機構を
駆動する駆動手段と、トナー補給操作に基づいて駆動手
段を駆動制御する駆動制御手段とを備えている。この構
成により、帯電ユニットを動かすスライド動作手段を自
動制御とすることが可能となる。この場合、駆動制御手
段は検知手段を有し、この検知手段はトナー補給操作を
検知して検知信号を出力し、駆動制御手段は検知信号に
より駆動手段を駆動制御するように構成することもでき
る。
【0031】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下においては、
まず、本発明にかかる画像形成装置を複写機に適用した
実施形態1の全体的な構成について説明した後、本発明
の特徴部分にかかる構成、すなわち画像形成装置につい
て説明する。
まず、本発明にかかる画像形成装置を複写機に適用した
実施形態1の全体的な構成について説明した後、本発明
の特徴部分にかかる構成、すなわち画像形成装置につい
て説明する。
【0032】図1は、本発明にかかる画像形成装置を複
写機に適用した実施形態1の全体断面図である。図1に
おいて、複写機1は、装置本体2と、装置本体2の上部
に開閉自在に装着された原稿押え3とを有している。こ
の装置本体2には、下部に配設された給紙部10と、こ
の給紙部10の上方に配設された用紙搬送部20と、こ
の用紙搬送部20の上方に配設された画像形成部30
と、この画像形成部30よりも用紙搬送下流側に配設さ
れた定着部40と、これらの画像形成部30および定着
部40の上方に配設された光学系部材などからなる画像
読取部50とを備えている。
写機に適用した実施形態1の全体断面図である。図1に
おいて、複写機1は、装置本体2と、装置本体2の上部
に開閉自在に装着された原稿押え3とを有している。こ
の装置本体2には、下部に配設された給紙部10と、こ
の給紙部10の上方に配設された用紙搬送部20と、こ
の用紙搬送部20の上方に配設された画像形成部30
と、この画像形成部30よりも用紙搬送下流側に配設さ
れた定着部40と、これらの画像形成部30および定着
部40の上方に配設された光学系部材などからなる画像
読取部50とを備えている。
【0033】給紙部10は、給紙カセット11または1
2に積層載置された転写用紙13を、円弧外周部(略半
円形状)を有する給紙ローラ14の回転動作によって給
紙カセット11または12の出口側(図1の左側)に送
り出すとともに、給紙カセット11,12の幅方向両端
上部にそれぞれ設けられたさばき爪(図示せず)によっ
てさばくことにより、最上位置の転写用紙13を1枚ず
つ用紙搬送部20側に給紙するようになっている。
2に積層載置された転写用紙13を、円弧外周部(略半
円形状)を有する給紙ローラ14の回転動作によって給
紙カセット11または12の出口側(図1の左側)に送
り出すとともに、給紙カセット11,12の幅方向両端
上部にそれぞれ設けられたさばき爪(図示せず)によっ
てさばくことにより、最上位置の転写用紙13を1枚ず
つ用紙搬送部20側に給紙するようになっている。
【0034】用紙搬送部20は、給紙部10から給紙さ
れた転写用紙13を搬送ローラ対21およびレジストロ
ーラ対22などによって画像形成部30に向けて搬送す
るようになっている。また、用紙搬送部20は、画像形
成部30で画像形成がなされた転写用紙13を定着部4
0から分岐爪23によって排出ローラ対24側に案内
し、さらに、転写用紙13を排出ローラ対24によって
排出トレイ25上に排出するようになっている。なお、
本実施形態にかかる複写機では、用紙両面への画像形成
の場合には、片面側への画像形成を終えた転写用紙13
を排出ローラ対24側に一旦導き、排出ローラ対24を
反転させてその搬送方向をスイッチバックしてから分岐
爪28、両面搬送路29を介して再び画像形成部30に
搬送することによって転写用紙13の両面に画像形成を
行うことができるようになっている。
れた転写用紙13を搬送ローラ対21およびレジストロ
ーラ対22などによって画像形成部30に向けて搬送す
るようになっている。また、用紙搬送部20は、画像形
成部30で画像形成がなされた転写用紙13を定着部4
0から分岐爪23によって排出ローラ対24側に案内
し、さらに、転写用紙13を排出ローラ対24によって
排出トレイ25上に排出するようになっている。なお、
本実施形態にかかる複写機では、用紙両面への画像形成
の場合には、片面側への画像形成を終えた転写用紙13
を排出ローラ対24側に一旦導き、排出ローラ対24を
反転させてその搬送方向をスイッチバックしてから分岐
爪28、両面搬送路29を介して再び画像形成部30に
搬送することによって転写用紙13の両面に画像形成を
行うことができるようになっている。
【0035】画像形成部30は、電子写真プロセスによ
って感光体ドラム31上に所定のトナー像を形成し、そ
れを転写用紙13上に転写するものである。画像形成部
30の構成は、回転可能に軸支された光導電性を有する
感光体ドラム31と、この感光体ドラム31の周囲にそ
の回転方向に沿って、帯電器32、露光器33、現像器
34、転写器35、クリニング装置36および除電ラン
プ37とを備えている。
って感光体ドラム31上に所定のトナー像を形成し、そ
れを転写用紙13上に転写するものである。画像形成部
30の構成は、回転可能に軸支された光導電性を有する
感光体ドラム31と、この感光体ドラム31の周囲にそ
の回転方向に沿って、帯電器32、露光器33、現像器
34、転写器35、クリニング装置36および除電ラン
プ37とを備えている。
【0036】露光器33は、後述する画像読取部50に
よって読み取られた原稿の画像データに応じて強弱が付
けられたレーザ光Rを、レーザ発光器331から出力し
てポリゴンミラー332および反射鏡333を介して感
光体ドラム31上に照射するようになっている。この照
射されたレーザ光Rにより、感光体ドラム31の表面電
位を選択的に減衰させて、この感光体ドラム31の表面
に、原稿画像データに応じた静電潜像を形成させるもの
である。この光照射は、ポリゴンミラー332によっ
て、帯電器32と現像器34の間の、回転する感光体ド
ラム31の幅方向に繰り返して走査される。
よって読み取られた原稿の画像データに応じて強弱が付
けられたレーザ光Rを、レーザ発光器331から出力し
てポリゴンミラー332および反射鏡333を介して感
光体ドラム31上に照射するようになっている。この照
射されたレーザ光Rにより、感光体ドラム31の表面電
位を選択的に減衰させて、この感光体ドラム31の表面
に、原稿画像データに応じた静電潜像を形成させるもの
である。この光照射は、ポリゴンミラー332によっ
て、帯電器32と現像器34の間の、回転する感光体ド
ラム31の幅方向に繰り返して走査される。
【0037】現像器34は、レーザ光Rにより感光体ド
ラム31上の+電荷の失われた静電潜像の部分に、プラ
ス帯電したトナーを静電気的に付着させるようになって
いる。これによって、感光体ドラム31上に形成されて
いた静電潜像がトナーにより現像されて、感光体ドラム
31の表面に可視像としてトナー像が形成されるもので
ある。
ラム31上の+電荷の失われた静電潜像の部分に、プラ
ス帯電したトナーを静電気的に付着させるようになって
いる。これによって、感光体ドラム31上に形成されて
いた静電潜像がトナーにより現像されて、感光体ドラム
31の表面に可視像としてトナー像が形成されるもので
ある。
【0038】転写部35は、感光体ドラム31に非接触
状態にて対向配置された転写ローラ351によって、転
写用紙13の裏面からマイナスコロナ放電を行って、感
光体ドラム31上に形成されているトナー像を静電的に
転写用紙13上に転写させるようになっている。
状態にて対向配置された転写ローラ351によって、転
写用紙13の裏面からマイナスコロナ放電を行って、感
光体ドラム31上に形成されているトナー像を静電的に
転写用紙13上に転写させるようになっている。
【0039】クリーニング装置36は、転写後の感光体
ドラム31の表面に付着している残留トナーを回収する
ものである。
ドラム31の表面に付着している残留トナーを回収する
ものである。
【0040】除電ランプ37は、感光体ドラム31の長
手方向(幅方向)に亘って複数個のLEDランプが1列
または複数列に並んたアレイ状に構成されている。この
除電ランプ37は、ランプ光を感光体ドラム31の表面
上に照射して、感光体ドラム31の表面の残留電荷を除
去するものである。
手方向(幅方向)に亘って複数個のLEDランプが1列
または複数列に並んたアレイ状に構成されている。この
除電ランプ37は、ランプ光を感光体ドラム31の表面
上に照射して、感光体ドラム31の表面の残留電荷を除
去するものである。
【0041】定着部40は、この画像形成部30の用紙
搬送方向の下流側に配置され、画像形成部30において
トナー像が転写された転写用紙13を、加熱ローラ41
と、この加熱ローラ41に押し付けられる加圧ローラ4
2とで挟んで熱加圧し、転写用紙13上にトナー像を溶
着させて定着させるものである。
搬送方向の下流側に配置され、画像形成部30において
トナー像が転写された転写用紙13を、加熱ローラ41
と、この加熱ローラ41に押し付けられる加圧ローラ4
2とで挟んで熱加圧し、転写用紙13上にトナー像を溶
着させて定着させるものである。
【0042】画像読取部50は、コンタクトガラス51
上に載置された原稿に、露光ランプ52から光を照射
し、その反射光を反射鏡53,54,55、さらにレン
ズ56を介してCCDラインセンサ等からなる光電変換
部57に導くことにより、原稿の画像情報を読み取るも
のである。なお、露光ランプ52および反射鏡53は走
査動作部を構成しており、この走査動作部が、所定の速
度で図1の左右方向に移動することにより、コンタクト
ガラス51上に載置された原稿の全面を走査し、原稿全
面の画像情報を読み取ることができるようになってい
る。
上に載置された原稿に、露光ランプ52から光を照射
し、その反射光を反射鏡53,54,55、さらにレン
ズ56を介してCCDラインセンサ等からなる光電変換
部57に導くことにより、原稿の画像情報を読み取るも
のである。なお、露光ランプ52および反射鏡53は走
査動作部を構成しており、この走査動作部が、所定の速
度で図1の左右方向に移動することにより、コンタクト
ガラス51上に載置された原稿の全面を走査し、原稿全
面の画像情報を読み取ることができるようになってい
る。
【0043】ここで、帯電器32の構成について詳細に
説明した後に、本発明の特徴部分にかかる画像形成装置
について説明する。帯電器32は、図2に示すように、
長尺状箱体のシールド部材321と、シールド部材32
1の感光体ドラム31側に配設されたグリッド322
と、シールド部材321内に収容されたコロナ放電用の
帯電ワイヤ323とを備え、帯電ワイヤ323に高電圧
(4〜6KV)を印加して発生するプラスコロナ放電に
よって、感光体ドラム31の表面に対向したグリッド3
22を介して感光体ドラム31の表面層(OPC層)を
所定の+電位に帯電させるものである。また、帯電器3
2には、詳細に後述するが、帯電ワイヤ323を拭取っ
て清掃する清掃装置60が設けられている。
説明した後に、本発明の特徴部分にかかる画像形成装置
について説明する。帯電器32は、図2に示すように、
長尺状箱体のシールド部材321と、シールド部材32
1の感光体ドラム31側に配設されたグリッド322
と、シールド部材321内に収容されたコロナ放電用の
帯電ワイヤ323とを備え、帯電ワイヤ323に高電圧
(4〜6KV)を印加して発生するプラスコロナ放電に
よって、感光体ドラム31の表面に対向したグリッド3
22を介して感光体ドラム31の表面層(OPC層)を
所定の+電位に帯電させるものである。また、帯電器3
2には、詳細に後述するが、帯電ワイヤ323を拭取っ
て清掃する清掃装置60が設けられている。
【0044】シールド部材321は、感光体ドラム31
の長手方向に亘って配設された長尺状箱体に構成されて
いる。この長尺状箱体は、感光体ドラム31の幅方向に
亘って感光体ドラム31の表面側に開放された長尺の開
口部321bが形成されている。シールド部材321の
外面は絶縁材料の樹脂材料で構成され、その内面は金属
材料でシールド構成され、所定電圧(例えば800V)
が印加されている。
の長手方向に亘って配設された長尺状箱体に構成されて
いる。この長尺状箱体は、感光体ドラム31の幅方向に
亘って感光体ドラム31の表面側に開放された長尺の開
口部321bが形成されている。シールド部材321の
外面は絶縁材料の樹脂材料で構成され、その内面は金属
材料でシールド構成され、所定電圧(例えば800V)
が印加されている。
【0045】グリッド322は開口部321bに配設さ
れている。グリッド322の印加電圧はシールド部材3
21のシールド(内面)と同電圧である。
れている。グリッド322の印加電圧はシールド部材3
21のシールド(内面)と同電圧である。
【0046】帯電ワイヤ323は、シールド部材321
内において、感光体ドラム31の幅方向に亘って張架さ
れており、高電圧(例えば4〜5KV)が印加されてプ
ラスコロナ放電を発生させるものである。帯電ワイヤ3
23への給電は、ワイヤの一側端部分に端子部を設け、
この端子部に押接する板ばね状の接触片(図示せず)か
ら行なわれ、定電流制御が為されている。
内において、感光体ドラム31の幅方向に亘って張架さ
れており、高電圧(例えば4〜5KV)が印加されてプ
ラスコロナ放電を発生させるものである。帯電ワイヤ3
23への給電は、ワイヤの一側端部分に端子部を設け、
この端子部に押接する板ばね状の接触片(図示せず)か
ら行なわれ、定電流制御が為されている。
【0047】帯電ワイヤ323の清掃装置60は、帯電
ワイヤ323に当接した清掃具61のスライド動作に連
動してトナー補給操作を可能とする動作連動手段を有し
ている。この動作連動手段は、トナーカートリッジ62
をロック可能とするトナー補給阻止手段(本実施形態で
はトナー補給操作用部材)としてのカートリッジ固定部
材63(以下、ホッパー63という)と、清掃具61を
帯電ワイヤ323に沿って手動で移動させる清掃動作に
連動して、ホッパー63をロック状態(動作阻止状態)
からロック解除状態(動作可能状態)にする固定部材規
制手段としてのロック手段64とを有している。
ワイヤ323に当接した清掃具61のスライド動作に連
動してトナー補給操作を可能とする動作連動手段を有し
ている。この動作連動手段は、トナーカートリッジ62
をロック可能とするトナー補給阻止手段(本実施形態で
はトナー補給操作用部材)としてのカートリッジ固定部
材63(以下、ホッパー63という)と、清掃具61を
帯電ワイヤ323に沿って手動で移動させる清掃動作に
連動して、ホッパー63をロック状態(動作阻止状態)
からロック解除状態(動作可能状態)にする固定部材規
制手段としてのロック手段64とを有している。
【0048】清掃具61は、図3に示すように、ばね性
を有し内側に付勢するように曲げられた金属片611を
外側に設け、金属片611でスポンジ状部材612(ま
たは汚れがひどい場合にはサンドペーパー)などを介し
て、帯電ワイヤ323を上下から挟み込むようになって
いる。図4に示すように、これらの金属片611および
スポンジ状部材612の幅寸法Wは、清掃待機位置Xで
帯電に邪魔にならない程度の幅寸法としている。この清
掃待機位置Xは、感光体ドラム31の表面の真上位置か
ら外れた位置である。
を有し内側に付勢するように曲げられた金属片611を
外側に設け、金属片611でスポンジ状部材612(ま
たは汚れがひどい場合にはサンドペーパー)などを介し
て、帯電ワイヤ323を上下から挟み込むようになって
いる。図4に示すように、これらの金属片611および
スポンジ状部材612の幅寸法Wは、清掃待機位置Xで
帯電に邪魔にならない程度の幅寸法としている。この清
掃待機位置Xは、感光体ドラム31の表面の真上位置か
ら外れた位置である。
【0049】また、この清掃具61をスライド動作可能
に支持するスライド動作支持手段は、帯電ワイヤ323
の長手方向に亘って配設された長尺の清掃棒613と、
長尺の清掃棒613をその長手方向に亘ってスライド可
能に案内するガイド部材614とを有している。さら
に、清掃棒613の下面と金属片611の上面とは、シ
ールド部材321の長穴を貫通した連結部材615によ
り連結されている。清掃棒613の上面の奥側には、後
述する連動部材643を押圧して移動させるための突起
部616が設けられている。
に支持するスライド動作支持手段は、帯電ワイヤ323
の長手方向に亘って配設された長尺の清掃棒613と、
長尺の清掃棒613をその長手方向に亘ってスライド可
能に案内するガイド部材614とを有している。さら
に、清掃棒613の下面と金属片611の上面とは、シ
ールド部材321の長穴を貫通した連結部材615によ
り連結されている。清掃棒613の上面の奥側には、後
述する連動部材643を押圧して移動させるための突起
部616が設けられている。
【0050】トナーカートリッジ62は、図2に示す収
納用開口部621内に入れた後に左側に寄せて、左側縁
部621aで係合された状態で所定位置にセットされる
ようになっている。また、トナーカートリッジ62の底
面部分には、ロック溝622が図4に示すような斜め方
向に形成されている。なお、このセット位置にて、トナ
ーカートリッジ62内のトナーが無くなるまで、トナー
カートリッジ62によって現像器34にトナーが補給さ
れるようになっている。トナーが無くなって本装置にお
いてトナーエンプティ表示が為されると、ユーザなどが
トナーカートリッジ62ごと交換するようになってい
る。
納用開口部621内に入れた後に左側に寄せて、左側縁
部621aで係合された状態で所定位置にセットされる
ようになっている。また、トナーカートリッジ62の底
面部分には、ロック溝622が図4に示すような斜め方
向に形成されている。なお、このセット位置にて、トナ
ーカートリッジ62内のトナーが無くなるまで、トナー
カートリッジ62によって現像器34にトナーが補給さ
れるようになっている。トナーが無くなって本装置にお
いてトナーエンプティ表示が為されると、ユーザなどが
トナーカートリッジ62ごと交換するようになってい
る。
【0051】ホッパー63は、図示していないが、トナ
ーカートリッジ62からのトナーを受ける(図示せず)
ように構成されて、トナーカートリッジ62の下方側に
配設されている。ホッパー63は、図2に示すように、
右方端部632側の中心軸365を回動中心として軸支
されている。ホッパー63は、その左方端部631側
が、ロック位置(閉位置)と、手前側に引き出したロッ
ク解除位置(開位置)との間で回動自在になっている。
また、ホッパー63の上面には、カートリッジ固定用の
ロックピン633が立設されている。ロックピン633
は、ホッパー63の閉方向(矢印Eの反対方向)の回動
により、図4の破線に示すように、トナーカートリッジ
62の底面に斜めに形成されたロック溝622の内壁を
押圧し、これによって、トナーカートリッジ62を左側
(矢印Bの方向とは反対方向)に押し付けてセット位置
に固定するようになっている。また逆に、ホッパー63
の開方向(矢印Eの方向)の回動では、トナーカートリ
ッジ62は右側(矢印Bの方向)に移動する。また、ホ
ッパー63の左方端部631の端面には、ホッパー63
の回動を阻止するためのホッパーロック用凹部634が
形成されている。
ーカートリッジ62からのトナーを受ける(図示せず)
ように構成されて、トナーカートリッジ62の下方側に
配設されている。ホッパー63は、図2に示すように、
右方端部632側の中心軸365を回動中心として軸支
されている。ホッパー63は、その左方端部631側
が、ロック位置(閉位置)と、手前側に引き出したロッ
ク解除位置(開位置)との間で回動自在になっている。
また、ホッパー63の上面には、カートリッジ固定用の
ロックピン633が立設されている。ロックピン633
は、ホッパー63の閉方向(矢印Eの反対方向)の回動
により、図4の破線に示すように、トナーカートリッジ
62の底面に斜めに形成されたロック溝622の内壁を
押圧し、これによって、トナーカートリッジ62を左側
(矢印Bの方向とは反対方向)に押し付けてセット位置
に固定するようになっている。また逆に、ホッパー63
の開方向(矢印Eの方向)の回動では、トナーカートリ
ッジ62は右側(矢印Bの方向)に移動する。また、ホ
ッパー63の左方端部631の端面には、ホッパー63
の回動を阻止するためのホッパーロック用凹部634が
形成されている。
【0052】ロック手段64は、ホッパー63の回動を
ロック可能な長尺のロック部材としてのホッパーロック
棒641と、ホッパーロック棒641を所定方向に案内
するガイド部材642と、清掃棒613の引き抜き動作
(清掃動作)に連動してホッパーロック棒641をロッ
ク解除方向(左側方向)に移動させる連動部材643と
を有している。
ロック可能な長尺のロック部材としてのホッパーロック
棒641と、ホッパーロック棒641を所定方向に案内
するガイド部材642と、清掃棒613の引き抜き動作
(清掃動作)に連動してホッパーロック棒641をロッ
ク解除方向(左側方向)に移動させる連動部材643と
を有している。
【0053】ホッパーロック棒641は、一端部が太く
構成された径大部641aをホッパーロック用凹部63
4側に付勢するばね部材641cが、径大部641aと
同一軸心上に一体的に形成された径小の棒部材641b
により貫通されて設けられている。また、ホッパーロッ
ク棒641は、その他端部の棒部材641b上にピン部
材641dが立設されている。径大部641aの先端形
状は、その手前側には傾斜部641eが形成され、その
奥側には角部641fが形成されている。
構成された径大部641aをホッパーロック用凹部63
4側に付勢するばね部材641cが、径大部641aと
同一軸心上に一体的に形成された径小の棒部材641b
により貫通されて設けられている。また、ホッパーロッ
ク棒641は、その他端部の棒部材641b上にピン部
材641dが立設されている。径大部641aの先端形
状は、その手前側には傾斜部641eが形成され、その
奥側には角部641fが形成されている。
【0054】ガイド部材642は、ホッパーロック棒6
41をホッパーロック用凹部634への挿抜方向に案内
すると共に、棒部材641bに遊嵌されたばね部材64
1cを棒部材641bと共に収容している。
41をホッパーロック用凹部634への挿抜方向に案内
すると共に、棒部材641bに遊嵌されたばね部材64
1cを棒部材641bと共に収容している。
【0055】連動部材643は中心軸643aを回動中
心として回動自在に軸支されると共に、一方端部が屈曲
して構成され、他方端部が直線状に構成されている。そ
の屈曲している側の部分に長穴643bが形成されてい
る。ホッパーロック棒641に立設されたピン部材64
1dが、その長穴643bを通して連結されている。
心として回動自在に軸支されると共に、一方端部が屈曲
して構成され、他方端部が直線状に構成されている。そ
の屈曲している側の部分に長穴643bが形成されてい
る。ホッパーロック棒641に立設されたピン部材64
1dが、その長穴643bを通して連結されている。
【0056】連動部材643は、清掃棒613が図4の
矢印Aの方向に引かれると、清掃棒613上の突起部6
16によって押されて矢印Cの左方向に回動し、ホッパ
ーロック棒641を、ばね部材641cの付勢力に抗し
てホッパーロック用凹部634から引き抜く左側方向
(矢印Dの方向)に移動させるようになっている。ま
た、清掃棒613が矢印Aとは反対方向に戻されると、
ホッパーロック棒641は、ばね部材641cの付勢力
により、その先端部がホッパーロック用凹部634内に
挿入する右側方向(矢印Dとは反対方向)に移動するよ
うになっている。
矢印Aの方向に引かれると、清掃棒613上の突起部6
16によって押されて矢印Cの左方向に回動し、ホッパ
ーロック棒641を、ばね部材641cの付勢力に抗し
てホッパーロック用凹部634から引き抜く左側方向
(矢印Dの方向)に移動させるようになっている。ま
た、清掃棒613が矢印Aとは反対方向に戻されると、
ホッパーロック棒641は、ばね部材641cの付勢力
により、その先端部がホッパーロック用凹部634内に
挿入する右側方向(矢印Dとは反対方向)に移動するよ
うになっている。
【0057】上記構成により、まず、原稿押え3を開け
てコンタクトガラス51上に原稿面を下にして原稿を載
置する。プリントを指令するプリントキースイッチをオ
ンすると、原稿面に光が照射され、その反射光を光電変
換部57に導いて原稿画像情報を読み取る一方、給紙部
10から給紙された転写用紙13は、レジストローラ対
22により所定のタイミングで転写部35に向けて搬送
される。
てコンタクトガラス51上に原稿面を下にして原稿を載
置する。プリントを指令するプリントキースイッチをオ
ンすると、原稿面に光が照射され、その反射光を光電変
換部57に導いて原稿画像情報を読み取る一方、給紙部
10から給紙された転写用紙13は、レジストローラ対
22により所定のタイミングで転写部35に向けて搬送
される。
【0058】画像形成部30において、帯電器32で感
光体ドラム31の表面層を所定電位に帯電させ、画像読
取部50によって読み取られた原稿画像データに応じた
強弱のレーザ光Rを、帯電した感光体ドラム31上に照
射して静電潜像を形成させ、その静電潜像をトナーによ
り現像したトナー像を、レジストローラ対22により所
定のタイミングで搬送されてきた転写用紙13上に転写
ローラ351にて転写させる。
光体ドラム31の表面層を所定電位に帯電させ、画像読
取部50によって読み取られた原稿画像データに応じた
強弱のレーザ光Rを、帯電した感光体ドラム31上に照
射して静電潜像を形成させ、その静電潜像をトナーによ
り現像したトナー像を、レジストローラ対22により所
定のタイミングで搬送されてきた転写用紙13上に転写
ローラ351にて転写させる。
【0059】その後、転写用紙13は、加熱ローラ41
および加圧ローラ42によって熱加圧されてトナー像を
定着させた後に、分岐爪23から排出ローラ対24によ
って排出トレイ25上に排出される。
および加圧ローラ42によって熱加圧されてトナー像を
定着させた後に、分岐爪23から排出ローラ対24によ
って排出トレイ25上に排出される。
【0060】このとき、画像形成部30では、感光体ド
ラム31の表面に付着している残留トナーをクリーニン
グ装置36の先端で回収し、さらに、除電ランプ37か
らのランプ光によって感光体ドラム31の表面上の残留
電荷が除電されている。
ラム31の表面に付着している残留トナーをクリーニン
グ装置36の先端で回収し、さらに、除電ランプ37か
らのランプ光によって感光体ドラム31の表面上の残留
電荷が除電されている。
【0061】ここで、トナーカートリッジ62を交換す
る際の帯電ワイヤ323の清掃作業について説明する。
トナーエンプティ表示が為され、トナーカートリッジ6
2を交換する際に、ホッパー63は、ホッパーロック棒
641の径大部641aでロックされてトナーカートリ
ッジ62が取出せない状態になっている。このホッパー
63のロックを解除するためには、清掃棒613を手前
側の矢印Aの方向に引いて帯電ワイヤ323の清掃をし
なければならない。
る際の帯電ワイヤ323の清掃作業について説明する。
トナーエンプティ表示が為され、トナーカートリッジ6
2を交換する際に、ホッパー63は、ホッパーロック棒
641の径大部641aでロックされてトナーカートリ
ッジ62が取出せない状態になっている。このホッパー
63のロックを解除するためには、清掃棒613を手前
側の矢印Aの方向に引いて帯電ワイヤ323の清掃をし
なければならない。
【0062】清掃棒613を手前側に引くと、清掃棒6
13の奥側の突起部616が連動部材643を押圧し、
連動部材643は中心軸643aを回動中心として反時
計回り(矢印Cの方向)に回動する。連動部材643の
他端側の長穴643bが回動することで、長穴643b
に通したピン部材641dは矢印Dの方向(左側方向)
に移動する。ホッパロック棒641が、その径大部64
1aをホッパーロック用凹部641から引き抜く矢印D
の方向に移動することによって、ホッパー63のロック
が解除される。
13の奥側の突起部616が連動部材643を押圧し、
連動部材643は中心軸643aを回動中心として反時
計回り(矢印Cの方向)に回動する。連動部材643の
他端側の長穴643bが回動することで、長穴643b
に通したピン部材641dは矢印Dの方向(左側方向)
に移動する。ホッパロック棒641が、その径大部64
1aをホッパーロック用凹部641から引き抜く矢印D
の方向に移動することによって、ホッパー63のロック
が解除される。
【0063】ホッパー63のロックが解除されると、ホ
ッパー63の左方端部631を手前側に回動するように
引いて開状態とする。このときには、ホッパー63は中
心軸635を回動中心として反時計回りの矢印Eの方向
に回動する。このホッパー63の回動によって、ロック
ピン633はトナーカートリッジ62のロック溝622
の内壁を押圧して、トナーカートリッジ62を矢印Bの
方向に移動させる。これによって、空のトナーカートリ
ッジ62を収納用開口部621から手前側上方に取出す
ことができるようになる。
ッパー63の左方端部631を手前側に回動するように
引いて開状態とする。このときには、ホッパー63は中
心軸635を回動中心として反時計回りの矢印Eの方向
に回動する。このホッパー63の回動によって、ロック
ピン633はトナーカートリッジ62のロック溝622
の内壁を押圧して、トナーカートリッジ62を矢印Bの
方向に移動させる。これによって、空のトナーカートリ
ッジ62を収納用開口部621から手前側上方に取出す
ことができるようになる。
【0064】一方、ホッパー63を開状態とした後に、
清掃棒613は矢印Aとは反対方向に戻されて清掃作業
が終了する。このとき、ばね部材641cの付勢力によ
り、ホッパーロック棒641は右側方向(矢印Dとは反
対方向)に移動するが、ホッパー63は開状態であるた
め、径大部641aとホッパーロック用凹部641とは
嵌合していない。
清掃棒613は矢印Aとは反対方向に戻されて清掃作業
が終了する。このとき、ばね部材641cの付勢力によ
り、ホッパーロック棒641は右側方向(矢印Dとは反
対方向)に移動するが、ホッパー63は開状態であるた
め、径大部641aとホッパーロック用凹部641とは
嵌合していない。
【0065】ユーザは、新しいトナーカートリッジ62
のロック溝622を手前側上方からホッパー63のロッ
クピン633に嵌め込むように収納用開口部621内に
入れる。その後、ホッパー63を時計回りに回動させて
元の閉位置に戻す。このホッパー63の回動によって、
ロックピン633が、トナーカートリッジ62のロック
溝622内を左側に押圧してトナーカートリッジ62を
左側に寄せて所定位置にセットする。また、ホッパー6
3を回動させて元の位置に戻すときに、ホッパー63の
奥側の角部が径大部641aの傾斜部641eを押圧す
る。これによって、ホッパーロック棒641は矢印Dの
方向にばね部材641cの付勢力に抗して移動し、ばね
部材641cの付勢力によってホッパーロック用凹部6
34内に径大部641aを嵌合させてホッパー63をロ
ック状態にすることができる。
のロック溝622を手前側上方からホッパー63のロッ
クピン633に嵌め込むように収納用開口部621内に
入れる。その後、ホッパー63を時計回りに回動させて
元の閉位置に戻す。このホッパー63の回動によって、
ロックピン633が、トナーカートリッジ62のロック
溝622内を左側に押圧してトナーカートリッジ62を
左側に寄せて所定位置にセットする。また、ホッパー6
3を回動させて元の位置に戻すときに、ホッパー63の
奥側の角部が径大部641aの傾斜部641eを押圧す
る。これによって、ホッパーロック棒641は矢印Dの
方向にばね部材641cの付勢力に抗して移動し、ばね
部材641cの付勢力によってホッパーロック用凹部6
34内に径大部641aを嵌合させてホッパー63をロ
ック状態にすることができる。
【0066】以上により、トナーカートリッジ62が空
になったときに、帯電ワイヤ323を挟持したスポンジ
状部材612を帯電ワイヤ323の長手方向に沿って移
動させる拭取動作を行って初めて、この拭取動作に連動
してホッパーロック用凹部634内からのホッパーロッ
ク棒641の径大部641aが引き抜かれてホッパー6
3のロック解除が行なわれる。これによって、ホッパー
63を手前側に回動させて開状態とすることができて、
トナーカートリッジ62のロックピン633による固定
を解除することができ、新しいトナーカートリッジ63
との交換ができる。このため、定期的にユーザによる帯
電ワイヤ323の清掃作業を確実に行うことができる。
よって、帯電ワイヤ323が放電生成物の付着で汚れ過
ぎるようなことがなく、帯電ワイヤ323に付着した放
電生成物を清掃具61で容易に拭取ることができてより
均一な帯電を行うことができ、画像むらなどの画像不具
合を防止すると共に、帯電ワイヤ323の寿命を延ばす
ことができる。 (実施形態2)上記実施形態1の清掃装置60では、帯
電ワイヤ323に沿って清掃棒613を手動で引き抜く
ように移動させる清掃動作に連動して、新しいトナーカ
ートリッジ63に交換することができる(トナー補給操
作ができる)ように構成したが、本実施形態2の清掃装
置では、これとは逆に、トナーカートリッジの交換時
に、カートリッジ固定部材の動作(トナー補給操作)に
連動して、帯電ワイヤ323側を移動させて固定側の清
掃具にて帯電ワイヤ323の清掃を強制的に行うように
構成する場合である。なお、本実施形態2において、上
記実施形態1で説明した部材と同一の作用効果を奏する
部材には同一の符号を付して説明するものとする。
になったときに、帯電ワイヤ323を挟持したスポンジ
状部材612を帯電ワイヤ323の長手方向に沿って移
動させる拭取動作を行って初めて、この拭取動作に連動
してホッパーロック用凹部634内からのホッパーロッ
ク棒641の径大部641aが引き抜かれてホッパー6
3のロック解除が行なわれる。これによって、ホッパー
63を手前側に回動させて開状態とすることができて、
トナーカートリッジ62のロックピン633による固定
を解除することができ、新しいトナーカートリッジ63
との交換ができる。このため、定期的にユーザによる帯
電ワイヤ323の清掃作業を確実に行うことができる。
よって、帯電ワイヤ323が放電生成物の付着で汚れ過
ぎるようなことがなく、帯電ワイヤ323に付着した放
電生成物を清掃具61で容易に拭取ることができてより
均一な帯電を行うことができ、画像むらなどの画像不具
合を防止すると共に、帯電ワイヤ323の寿命を延ばす
ことができる。 (実施形態2)上記実施形態1の清掃装置60では、帯
電ワイヤ323に沿って清掃棒613を手動で引き抜く
ように移動させる清掃動作に連動して、新しいトナーカ
ートリッジ63に交換することができる(トナー補給操
作ができる)ように構成したが、本実施形態2の清掃装
置では、これとは逆に、トナーカートリッジの交換時
に、カートリッジ固定部材の動作(トナー補給操作)に
連動して、帯電ワイヤ323側を移動させて固定側の清
掃具にて帯電ワイヤ323の清掃を強制的に行うように
構成する場合である。なお、本実施形態2において、上
記実施形態1で説明した部材と同一の作用効果を奏する
部材には同一の符号を付して説明するものとする。
【0067】図7および図8に示すように、本実施形態
2のシールド部材321Yは、一方端側に鍔部321a
を有し、感光体ドラム31の幅方向(矢印Aの前後方
向)に亘って配設された長尺状箱体に構成されている。
この長尺状箱体は、感光体ドラム31の幅方向に亘って
感光体ドラム31の表面側に開放された長尺の開口部3
21bが形成され、また、この開口部321bの対向面
側の中央にも開口部321cが形成されている。さら
に、この長尺状箱体は、矢印Aの前後方向にスライド動
作支持手段としての収容外枠部材(図示せず)でガイド
されて、収容外枠部材内に対して挿抜自在にスライドす
るようになっている。さらに、この長尺状箱体の外面は
絶縁材料の樹脂材料で構成され、その内面は金属材料で
シールド構成されて、所定電圧(例えば800V)が印
加されている。
2のシールド部材321Yは、一方端側に鍔部321a
を有し、感光体ドラム31の幅方向(矢印Aの前後方
向)に亘って配設された長尺状箱体に構成されている。
この長尺状箱体は、感光体ドラム31の幅方向に亘って
感光体ドラム31の表面側に開放された長尺の開口部3
21bが形成され、また、この開口部321bの対向面
側の中央にも開口部321cが形成されている。さら
に、この長尺状箱体は、矢印Aの前後方向にスライド動
作支持手段としての収容外枠部材(図示せず)でガイド
されて、収容外枠部材内に対して挿抜自在にスライドす
るようになっている。さらに、この長尺状箱体の外面は
絶縁材料の樹脂材料で構成され、その内面は金属材料で
シールド構成されて、所定電圧(例えば800V)が印
加されている。
【0068】グリッド322は上記開口部321bに配
設されて、シールド部材321Yのシールド(内面)と
同電圧(800V)が印加されている。
設されて、シールド部材321Yのシールド(内面)と
同電圧(800V)が印加されている。
【0069】帯電ワイヤ323は、シールド部材321
Y内に収容されて、感光体ドラム31の幅方向に亘って
張架されており、高電圧(例えば4〜5KV)が印加さ
れてプラスコロナ放電を発生させるものである。帯電ワ
イヤ323への給電は、ワイヤの一側端部分に端子部を
設け、この端子部に押接する板ばね状の接触片(図示せ
ず)から行なわれ、定電流制御が為されるようになって
いる。
Y内に収容されて、感光体ドラム31の幅方向に亘って
張架されており、高電圧(例えば4〜5KV)が印加さ
れてプラスコロナ放電を発生させるものである。帯電ワ
イヤ323への給電は、ワイヤの一側端部分に端子部を
設け、この端子部に押接する板ばね状の接触片(図示せ
ず)から行なわれ、定電流制御が為されるようになって
いる。
【0070】清掃装置80は、拭取部材としての清掃具
811などを有する清掃部材81と、帯電器32Y(帯
電ユニット)を矢印Bの方向に付勢するスライド動作手
段としての付勢手段82と、トナー補給操作に連動して
強制的な帯電器32Yのスライド動作を可能とする動作
連動手段(図示せず)とを有しており、内部に帯電ワイ
ヤ323を張架した帯電器32Y側が付勢手段82の付
勢力によって矢印Bの方向に移動するときに、清掃具8
11により帯電ワイヤ323を拭取って清掃するもので
ある。この動作連動手段は、スライド動作を強制的に開
始させるスライド動作開始手段を有している。このスラ
イド動作開始手段は、付勢手段82による付勢力に抗し
て帯電器32Yの移動をロック(動作阻止状態)するユ
ニットロック手段831と、帯電器32Yのロックを解
除(動作可能状態)するユニットロック解除手段832
とを有している。また、これら付勢手段82、ユニット
ロック手段831およびユニットロック解除手段832
により、帯電器32Yをその長手方向に移動させる移動
手段が構成されている。また、清掃装置80は、後述す
るユニット移動規制・規制解除手段84を有している。
811などを有する清掃部材81と、帯電器32Y(帯
電ユニット)を矢印Bの方向に付勢するスライド動作手
段としての付勢手段82と、トナー補給操作に連動して
強制的な帯電器32Yのスライド動作を可能とする動作
連動手段(図示せず)とを有しており、内部に帯電ワイ
ヤ323を張架した帯電器32Y側が付勢手段82の付
勢力によって矢印Bの方向に移動するときに、清掃具8
11により帯電ワイヤ323を拭取って清掃するもので
ある。この動作連動手段は、スライド動作を強制的に開
始させるスライド動作開始手段を有している。このスラ
イド動作開始手段は、付勢手段82による付勢力に抗し
て帯電器32Yの移動をロック(動作阻止状態)するユ
ニットロック手段831と、帯電器32Yのロックを解
除(動作可能状態)するユニットロック解除手段832
とを有している。また、これら付勢手段82、ユニット
ロック手段831およびユニットロック解除手段832
により、帯電器32Yをその長手方向に移動させる移動
手段が構成されている。また、清掃装置80は、後述す
るユニット移動規制・規制解除手段84を有している。
【0071】また、清掃部材81は、金属片およびスポ
ンジ部材からなる清掃具811と、清掃具811を下方
から受ける受皿812と、この受皿812を上記収容外
枠部材に固定する連結部材813とを備えている。この
ように、清掃部材81は上記収容外枠部材に取り付けら
れて所定の静止位置(以下、清掃位置Xという)に固定
されている。この清掃位置Xは、感光体ドラム31の幅
Aの外側であって、清掃具811および受皿812の直
下には感光体ドラム31の表面が位置せず、感光体ドラ
ム31の帯電に邪魔にならない位置である。
ンジ部材からなる清掃具811と、清掃具811を下方
から受ける受皿812と、この受皿812を上記収容外
枠部材に固定する連結部材813とを備えている。この
ように、清掃部材81は上記収容外枠部材に取り付けら
れて所定の静止位置(以下、清掃位置Xという)に固定
されている。この清掃位置Xは、感光体ドラム31の幅
Aの外側であって、清掃具811および受皿812の直
下には感光体ドラム31の表面が位置せず、感光体ドラ
ム31の帯電に邪魔にならない位置である。
【0072】清掃具811は、ばね性を有し内側に付勢
するように曲げられた金属片(図示せず)が外側に設け
られ、この金属片でスポンジ部材(または汚れがひどい
場合にはサンドペーパー)などを介して、帯電ワイヤ3
23を例えば上下または左右などから挟み込んで当接す
るようになっている。
するように曲げられた金属片(図示せず)が外側に設け
られ、この金属片でスポンジ部材(または汚れがひどい
場合にはサンドペーパー)などを介して、帯電ワイヤ3
23を例えば上下または左右などから挟み込んで当接す
るようになっている。
【0073】受皿812は、その中央部から上記清掃具
811を上方に支持するようになっており、清掃具81
1で拭取られた帯電ワイヤ323の汚れ(付着物)を受
けるようになっている。
811を上方に支持するようになっており、清掃具81
1で拭取られた帯電ワイヤ323の汚れ(付着物)を受
けるようになっている。
【0074】連結部材813は、その下方一端側が受皿
812の外周縁部に固定され、その上方側が受皿812
の上方中央部に一旦曲げられた後に上方に延設され、そ
の上方端部が上側の上記開口部321cを通して帯電器
32Yの外部の収容外枠部材(図示せず)に固定されて
いる。
812の外周縁部に固定され、その上方側が受皿812
の上方中央部に一旦曲げられた後に上方に延設され、そ
の上方端部が上側の上記開口部321cを通して帯電器
32Yの外部の収容外枠部材(図示せず)に固定されて
いる。
【0075】付勢手段82は、図8に示すようなばね部
材などの弾性部材で構成されている。このばね部材は、
シールド部材321Yの奥側中央位置に配設され、矢印
Bの方向に帯電器32Y(帯電ユニット)を付勢して移
動させ得るものである。
材などの弾性部材で構成されている。このばね部材は、
シールド部材321Yの奥側中央位置に配設され、矢印
Bの方向に帯電器32Y(帯電ユニット)を付勢して移
動させ得るものである。
【0076】ここで、図9〜図15について簡単に説明
する。図9は帯電器32Yおよび清掃装置80の全体構
成を模式的に示す平面図、図10はトナーカートリッジ
セット状態を模式的に示す要部正面図、図11は図10
の平面図、図12はそのセット解除状態を模式的に示す
要部正面図、図13は図12の平面図、図14および図
15はユニットロック手段831およびユニットロック
解除手段832の各状態を示す平面図である。
する。図9は帯電器32Yおよび清掃装置80の全体構
成を模式的に示す平面図、図10はトナーカートリッジ
セット状態を模式的に示す要部正面図、図11は図10
の平面図、図12はそのセット解除状態を模式的に示す
要部正面図、図13は図12の平面図、図14および図
15はユニットロック手段831およびユニットロック
解除手段832の各状態を示す平面図である。
【0077】ユニットロック手段831は、付勢手段8
2による帯電器32Yの矢印Bの方向への付勢力に抗し
て帯電器32Yの移動をロックするものである。このユ
ニットロック手段831は、図9に示すように、帯電器
32Yの鍔部321aに形成された開口部321dに挿
通されて、この開口部321dに係合する爪部材831
aを有している。この爪部材831aは、図14に詳細
に示すように、軸部材831cによって矢印D1の方向
(係合解除方向)、矢印D2の方向(係合方向)に回動
可能に軸支され、更に巻ばね831bによって矢印D2
の方向に付勢されている。
2による帯電器32Yの矢印Bの方向への付勢力に抗し
て帯電器32Yの移動をロックするものである。このユ
ニットロック手段831は、図9に示すように、帯電器
32Yの鍔部321aに形成された開口部321dに挿
通されて、この開口部321dに係合する爪部材831
aを有している。この爪部材831aは、図14に詳細
に示すように、軸部材831cによって矢印D1の方向
(係合解除方向)、矢印D2の方向(係合方向)に回動
可能に軸支され、更に巻ばね831bによって矢印D2
の方向に付勢されている。
【0078】トナーカートリッジ85は、図10および
図11に示す所定のセット位置にセットされた状態で、
内部のトナーが無くなるまで現像器34にトナーが補給
されるものである。トナーが無くなってトナーエンプテ
ィ表示が為されると、トナーカートリッジ85ごと交換
するようになっている。
図11に示す所定のセット位置にセットされた状態で、
内部のトナーが無くなるまで現像器34にトナーが補給
されるものである。トナーが無くなってトナーエンプテ
ィ表示が為されると、トナーカートリッジ85ごと交換
するようになっている。
【0079】カートリッジ固定部材86は、トナーカー
トリッジ85をセットするカートリッジセット位置(図
10および図11)と、トナーカートリッジ85を交換
可能とするカートリッジ取出位置(図12および図1
3)との間で矢印Cの方向または矢印Cとは反対方向に
スライド自在に構成されている。トナーカートリッジ8
5は、カートリッジ取出位置において収納開口部852
からカートリッジ固定部材86上に載置することが可能
になっている。このとき、カートリッジ固定部材86の
嵌合凹部861内にはトナーカートリッジ85の脚部8
51が嵌合されて、トナーカートリッジ85がカートリ
ッジ固定部材86上に載置されている。トナーカートリ
ッジ85が載置されたカートリッジ固定部材86を矢印
Cとは反対方向にユーザがスライドさせると、トナーカ
ートリッジ85は左側のセット位置の左側縁部852a
内に移動するようになっている。
トリッジ85をセットするカートリッジセット位置(図
10および図11)と、トナーカートリッジ85を交換
可能とするカートリッジ取出位置(図12および図1
3)との間で矢印Cの方向または矢印Cとは反対方向に
スライド自在に構成されている。トナーカートリッジ8
5は、カートリッジ取出位置において収納開口部852
からカートリッジ固定部材86上に載置することが可能
になっている。このとき、カートリッジ固定部材86の
嵌合凹部861内にはトナーカートリッジ85の脚部8
51が嵌合されて、トナーカートリッジ85がカートリ
ッジ固定部材86上に載置されている。トナーカートリ
ッジ85が載置されたカートリッジ固定部材86を矢印
Cとは反対方向にユーザがスライドさせると、トナーカ
ートリッジ85は左側のセット位置の左側縁部852a
内に移動するようになっている。
【0080】ユニットロック解除手段832は、トナー
補給用のトナーカートリッジ85の固定を可能とするカ
ートリッジ固定部材86の固定解除側(矢印Cの方向)
への移動に連動してユニットロック手段831のロック
解除を行うようになっている。また、ユニットロック解
除手段832は、ユニットロック手段831のロック解
除により帯電ユニット(帯電器32Y)全体を矢印Bの
方向に移動させるのを開始するものである。このよう
に、これらのユニットロック手段831およびユニット
ロック解除手段832により移動制御手段83が構成さ
れ、移動制御手段83によって帯電器32Yの移動・停
止が機械的に制御されるものである。
補給用のトナーカートリッジ85の固定を可能とするカ
ートリッジ固定部材86の固定解除側(矢印Cの方向)
への移動に連動してユニットロック手段831のロック
解除を行うようになっている。また、ユニットロック解
除手段832は、ユニットロック手段831のロック解
除により帯電ユニット(帯電器32Y)全体を矢印Bの
方向に移動させるのを開始するものである。このよう
に、これらのユニットロック手段831およびユニット
ロック解除手段832により移動制御手段83が構成さ
れ、移動制御手段83によって帯電器32Yの移動・停
止が機械的に制御されるものである。
【0081】また、ユニットロック解除手段832は、
一端側がカートリッジ固定部材86に固定された棒状部
材から構成されている。この棒状部材の他端側先端部に
は、傾斜部832aおよび爪部832bが形成されてい
る。そして、このユニットロック解除手段832は、図
14(a)および図14(b)に示すように、矢印Cの
方向へ移動することにより前記爪部832bが爪部材8
31aに係合して、この爪部材831aを係合解除側
(ロック解除側;図14(b)の矢印方向D)に回動さ
せ得るようになっている。また、ユニットロック解除手
段832は、図15(a)および図15(b)に示すよ
うに、上記矢印Cとは反対方向C1に移動することによ
り、前記部832aが爪部材831aを押圧しつつ乗り
越えて、爪部832bと爪部材831aとが係合可能な
状態(図15(b)に示す状態)に戻せるようになって
いる。
一端側がカートリッジ固定部材86に固定された棒状部
材から構成されている。この棒状部材の他端側先端部に
は、傾斜部832aおよび爪部832bが形成されてい
る。そして、このユニットロック解除手段832は、図
14(a)および図14(b)に示すように、矢印Cの
方向へ移動することにより前記爪部832bが爪部材8
31aに係合して、この爪部材831aを係合解除側
(ロック解除側;図14(b)の矢印方向D)に回動さ
せ得るようになっている。また、ユニットロック解除手
段832は、図15(a)および図15(b)に示すよ
うに、上記矢印Cとは反対方向C1に移動することによ
り、前記部832aが爪部材831aを押圧しつつ乗り
越えて、爪部832bと爪部材831aとが係合可能な
状態(図15(b)に示す状態)に戻せるようになって
いる。
【0082】ユニット移動規制・規制解除手段84は、
付勢手段82による付勢方向(矢印Bの方向)とは反対
方向にのみ帯電器32Yの移動を規制するユニット移動
規制手段と、帯電器32Yを感光体ドラム31の全幅に
亘って最後までユーザが付勢方向に移動させると、ユニ
ット移動規制手段による帯電器32Yの移動の規制を解
除する規制解除手段とを有し、ユーザが帯電器32Yを
最後まで引き出して始めて、ユーザが帯電器32Yを元
の収納位置に戻せるように構成している。このユニット
移動規制手段は、図9に示すように、複数の鋸歯状の係
合爪841と、係合爪841に対して係合または係合解
除を可能とするロック爪手段842とを有している。
付勢手段82による付勢方向(矢印Bの方向)とは反対
方向にのみ帯電器32Yの移動を規制するユニット移動
規制手段と、帯電器32Yを感光体ドラム31の全幅に
亘って最後までユーザが付勢方向に移動させると、ユニ
ット移動規制手段による帯電器32Yの移動の規制を解
除する規制解除手段とを有し、ユーザが帯電器32Yを
最後まで引き出して始めて、ユーザが帯電器32Yを元
の収納位置に戻せるように構成している。このユニット
移動規制手段は、図9に示すように、複数の鋸歯状の係
合爪841と、係合爪841に対して係合または係合解
除を可能とするロック爪手段842とを有している。
【0083】係合爪841は斜面841aと直角面84
1bよりなる直角三角形状に構成され、帯電器32Yの
一側面の長手方向に沿って手前側(鍔部321a側)か
ら奥側(矢印Bとは反対方向)に所定ピッチで斜面84
1a側が鍔部321a側に向くように順次並んで配設さ
れている。
1bよりなる直角三角形状に構成され、帯電器32Yの
一側面の長手方向に沿って手前側(鍔部321a側)か
ら奥側(矢印Bとは反対方向)に所定ピッチで斜面84
1a側が鍔部321a側に向くように順次並んで配設さ
れている。
【0084】ロック爪手段842は、略中央部で回動自
在に軸支された棒状の爪部材842bと、爪部材842
bをその長手方向の略中央位置を回動中心として図9の
矢印Fの方向に付勢する巻ばね842cと、爪部材84
2bの起立状態に保持するべく爪部材842bの回動を
阻止するストッパ842dとを有している。このため、
ロック爪手段842は、帯電器32Yと共に矢印Bの方
向に移動する係合爪841に対しては爪部材842bが
係合爪841を乗り越えるように回動することで帯電器
32Yが矢印B方向に移動するのを許可すると共に、矢
印Bとは反対方向に帯電器32Yと共に移動する係合爪
841に対しては爪部材842bが係合爪841と係合
することで矢印Bとは反対方向への帯電器32Yの移動
を阻止するようにしている。この爪部材842bには、
係合爪841の斜面841aと当接可能とする傾斜部8
42aが一方の先端側に設けられており、傾斜部842
aにより爪部材842bが係合爪841を乗り越えて回
動しやすく構成している。
在に軸支された棒状の爪部材842bと、爪部材842
bをその長手方向の略中央位置を回動中心として図9の
矢印Fの方向に付勢する巻ばね842cと、爪部材84
2bの起立状態に保持するべく爪部材842bの回動を
阻止するストッパ842dとを有している。このため、
ロック爪手段842は、帯電器32Yと共に矢印Bの方
向に移動する係合爪841に対しては爪部材842bが
係合爪841を乗り越えるように回動することで帯電器
32Yが矢印B方向に移動するのを許可すると共に、矢
印Bとは反対方向に帯電器32Yと共に移動する係合爪
841に対しては爪部材842bが係合爪841と係合
することで矢印Bとは反対方向への帯電器32Yの移動
を阻止するようにしている。この爪部材842bには、
係合爪841の斜面841aと当接可能とする傾斜部8
42aが一方の先端側に設けられており、傾斜部842
aにより爪部材842bが係合爪841を乗り越えて回
動しやすく構成している。
【0085】上記規制解除手段は、ロック爪手段842
が帯電器32Yの側壁と平行な方向になるまで回動させ
る終端爪843と、ロック爪手段842が帯電器32Y
の側壁と平行な方向になる係合解除位置を保持可能とす
るロック爪保持部材844とを有している。
が帯電器32Yの側壁と平行な方向になるまで回動させ
る終端爪843と、ロック爪手段842が帯電器32Y
の側壁と平行な方向になる係合解除位置を保持可能とす
るロック爪保持部材844とを有している。
【0086】終端爪843は、帯電器32Yの側壁にお
いて、複数の係合爪841よりも奥側に配設され、上記
複数の係合爪841よりも背が高く構成されている。こ
の終端爪843は、帯電器32Yを矢印Bの方向に感光
体ドラム31の幅方向に亘って最後まで引き抜くことに
より爪部材842bを押圧して、図16に示すように爪
部材842bを帯電器32Yの側壁と平行な係合解除位
置まで、回動軸842eを回動中心として矢印F1の方
向に回動させるようになっている。
いて、複数の係合爪841よりも奥側に配設され、上記
複数の係合爪841よりも背が高く構成されている。こ
の終端爪843は、帯電器32Yを矢印Bの方向に感光
体ドラム31の幅方向に亘って最後まで引き抜くことに
より爪部材842bを押圧して、図16に示すように爪
部材842bを帯電器32Yの側壁と平行な係合解除位
置まで、回動軸842eを回動中心として矢印F1の方
向に回動させるようになっている。
【0087】ロック爪保持部材844は、図17のaに
示すようにL字状に構成され、図17のbに示す回動軸
844bを回動中心として回動自在に軸支された保持部
材844aと、保持部材844aを矢印Eとは反対方向
に付勢する巻ばね(図示せず)と、この巻ばねの付勢力
に抗して保持部材844aが図17のbに示す所定方向
に位置するように回動を阻止するストッパ(図示せず)
とを有している。保持部材844aの一方端部側には、
爪部材842bを所定方向に保持する保持凹部844c
が設けられており、この保持凹部844cにより爪部材
842bを係合爪841に対して係合フリー状態に保持
することで、帯電器32Yを元の収納位置に容易に押し
戻すことができるようになっている。爪部材842bが
保持凹部844c内に嵌まりやすいようにするため、保
持凹部844cの入口部分844eはテーパ形状となっ
ている。また、保持部材844aの他方端面側には係合
解除用の傾斜面844dが設けられている。
示すようにL字状に構成され、図17のbに示す回動軸
844bを回動中心として回動自在に軸支された保持部
材844aと、保持部材844aを矢印Eとは反対方向
に付勢する巻ばね(図示せず)と、この巻ばねの付勢力
に抗して保持部材844aが図17のbに示す所定方向
に位置するように回動を阻止するストッパ(図示せず)
とを有している。保持部材844aの一方端部側には、
爪部材842bを所定方向に保持する保持凹部844c
が設けられており、この保持凹部844cにより爪部材
842bを係合爪841に対して係合フリー状態に保持
することで、帯電器32Yを元の収納位置に容易に押し
戻すことができるようになっている。爪部材842bが
保持凹部844c内に嵌まりやすいようにするため、保
持凹部844cの入口部分844eはテーパ形状となっ
ている。また、保持部材844aの他方端面側には係合
解除用の傾斜面844dが設けられている。
【0088】帯電ユニット往復移動許可手段84は、上
記ユニット移動規制手段および規制解除手段の他に、リ
セット手段として、ロック爪手段842をその係合解除
位置(前後方向;帯電器32Yの側壁に平行な方向)か
ら元の係合位置(左右方向;帯電器32Yの側壁に直交
する方向)に戻すロック爪保持解除部材845を有して
いる。
記ユニット移動規制手段および規制解除手段の他に、リ
セット手段として、ロック爪手段842をその係合解除
位置(前後方向;帯電器32Yの側壁に平行な方向)か
ら元の係合位置(左右方向;帯電器32Yの側壁に直交
する方向)に戻すロック爪保持解除部材845を有して
いる。
【0089】ロック爪保持解除部材845は突起部で構
成され、この突起部は保持部材844aの傾斜面844
dに対応した鍔部321aの裏面位置に設けられてい
る。ロック爪保持解除部材845は、帯電器32Yを収
納枠部材内の元の収納位置に戻すときに、帯電器32Y
の鍔部321aの裏面に設けられた突起部が傾斜面84
4dを押圧して保持部材844aを保持凹部844cと
共に矢印Eの方向に回動させて、爪部材842bの保持
凹部844cへの嵌合を外すようになっている。
成され、この突起部は保持部材844aの傾斜面844
dに対応した鍔部321aの裏面位置に設けられてい
る。ロック爪保持解除部材845は、帯電器32Yを収
納枠部材内の元の収納位置に戻すときに、帯電器32Y
の鍔部321aの裏面に設けられた突起部が傾斜面84
4dを押圧して保持部材844aを保持凹部844cと
共に矢印Eの方向に回動させて、爪部材842bの保持
凹部844cへの嵌合を外すようになっている。
【0090】上記構成により、まず、原稿押え3を開け
てコンタクトガラス51上に原稿面を下にして原稿を載
置する。プリントを指令するプリントキースイッチをオ
ンすると、原稿面に光が照射され、その反射光を光電変
換部57に導いて原稿画像情報を読み取る一方、給紙部
10から給紙された転写用紙13は、レジストローラ対
22により所定のタイミングで転写部35に向けて搬送
される。
てコンタクトガラス51上に原稿面を下にして原稿を載
置する。プリントを指令するプリントキースイッチをオ
ンすると、原稿面に光が照射され、その反射光を光電変
換部57に導いて原稿画像情報を読み取る一方、給紙部
10から給紙された転写用紙13は、レジストローラ対
22により所定のタイミングで転写部35に向けて搬送
される。
【0091】画像形成部30において、帯電器32Yで
感光体ドラム31の表面層を所定電位に帯電させ、画像
読取部50によって読み取られた原稿画像データに応じ
た強弱のレーザ光Rを、帯電した感光体ドラム31上に
照射して静電潜像を形成させ、その静電潜像をトナーに
より現像したトナー像を、レジストローラ対22により
所定のタイミングで搬送されてきた転写用紙13上に転
写ローラ351にて転写させる。
感光体ドラム31の表面層を所定電位に帯電させ、画像
読取部50によって読み取られた原稿画像データに応じ
た強弱のレーザ光Rを、帯電した感光体ドラム31上に
照射して静電潜像を形成させ、その静電潜像をトナーに
より現像したトナー像を、レジストローラ対22により
所定のタイミングで搬送されてきた転写用紙13上に転
写ローラ351にて転写させる。
【0092】その後、転写用紙13は、加熱ローラ41
および加圧ローラ42によって熱加圧されてトナー像を
定着させた後に、分岐爪23から排出ローラ対24によ
って排出トレイ25上に排出される。
および加圧ローラ42によって熱加圧されてトナー像を
定着させた後に、分岐爪23から排出ローラ対24によ
って排出トレイ25上に排出される。
【0093】このとき、画像形成部30では、感光体ド
ラム31の表面に付着している残留トナーをクリーニン
グ装置36の先端で回収し、さらに、除電ランプ37か
らのランプ光によって感光体ドラム31の表面上の残留
電荷が除電されている。
ラム31の表面に付着している残留トナーをクリーニン
グ装置36の先端で回収し、さらに、除電ランプ37か
らのランプ光によって感光体ドラム31の表面上の残留
電荷が除電されている。
【0094】ここで、トナーカートリッジ85を交換す
る際に行なわれる帯電ワイヤ323の清掃作業について
説明する。まず、トナーエンプティ表示が為され、トナ
ーカートリッジ85を交換する際に、図10および図1
1に示すトナーカートリッジ85のセット位置から図1
2および図13に示すトナーカートリッジ85の取出位
置まで、カートリッジ固定部材86を矢印Cの方向に移
動させると、トナーカートリッジ85も所定のセット位
置から矢印Cの方向に移動して収納開口部852からト
ナーカートリッジ85を取出すことができるようにな
る。
る際に行なわれる帯電ワイヤ323の清掃作業について
説明する。まず、トナーエンプティ表示が為され、トナ
ーカートリッジ85を交換する際に、図10および図1
1に示すトナーカートリッジ85のセット位置から図1
2および図13に示すトナーカートリッジ85の取出位
置まで、カートリッジ固定部材86を矢印Cの方向に移
動させると、トナーカートリッジ85も所定のセット位
置から矢印Cの方向に移動して収納開口部852からト
ナーカートリッジ85を取出すことができるようにな
る。
【0095】このとき、カートリッジ固定部材86を矢
印Cの方向に移動することに連動して爪部832bがユ
ニットロック手段831の爪部材831aを回動させ、
爪部材831aと開口部321dとの係合が解除され
る。
印Cの方向に移動することに連動して爪部832bがユ
ニットロック手段831の爪部材831aを回動させ、
爪部材831aと開口部321dとの係合が解除され
る。
【0096】次に、付勢手段82としてのばね部材の付
勢力によって帯電器32Yが収容外枠内から矢印Bの方
向(ユーザから見ると手前側)に移動して出てくる。こ
のとき、帯電ワイヤ323を挟持した清掃具811を所
定の静止位置に固定したまま、帯電ワイヤ323がその
長手方向にスライドすることになって、帯電ワイヤ32
3の付着物が一定の清掃位置Xにて清掃具811で拭取
られる。これによって、帯電ワイヤ323から拭取られ
た付着物は、清掃具811から脱落したとしても広範囲
に撒き散らされることがなく、かつ、その下方の受皿8
12で受けられていると共に、さらにその下方には感光
体ドラム31が位置していないことから、拭取られた付
着物が感光体ドラム31の表面などに付着するようなこ
とはない。
勢力によって帯電器32Yが収容外枠内から矢印Bの方
向(ユーザから見ると手前側)に移動して出てくる。こ
のとき、帯電ワイヤ323を挟持した清掃具811を所
定の静止位置に固定したまま、帯電ワイヤ323がその
長手方向にスライドすることになって、帯電ワイヤ32
3の付着物が一定の清掃位置Xにて清掃具811で拭取
られる。これによって、帯電ワイヤ323から拭取られ
た付着物は、清掃具811から脱落したとしても広範囲
に撒き散らされることがなく、かつ、その下方の受皿8
12で受けられていると共に、さらにその下方には感光
体ドラム31が位置していないことから、拭取られた付
着物が感光体ドラム31の表面などに付着するようなこ
とはない。
【0097】さらに、収容外枠内から外に出てきた帯電
器32Yは、途中までしか出ていない場合にも、帯電器
32Yの係合爪841が、収容外枠側に設けられた爪部
材842bに引っかかって帯電器32Yを収容外枠内に
戻すことはできない。帯電器32Yを収容外枠内に戻す
ためには、ユーザなどが帯電器32Yを最後まで引き出
す必要がある。
器32Yは、途中までしか出ていない場合にも、帯電器
32Yの係合爪841が、収容外枠側に設けられた爪部
材842bに引っかかって帯電器32Yを収容外枠内に
戻すことはできない。帯電器32Yを収容外枠内に戻す
ためには、ユーザなどが帯電器32Yを最後まで引き出
す必要がある。
【0098】帯電器32Yが最後まで引き出されると、
帯電器32Yに設けられた終端爪843でロック爪手段
842の爪部材842bが押圧されて、帯電器32Yの
側壁と平行な方向の係合フリー状態になるまで爪部材8
42bを図16に示すように矢印F1の方向に回動させ
る。この回動時に、爪部材842bは保持凹部844c
内に嵌合して保持される。このようにして、爪部材84
2bが係合爪841に対して係合フリーな状態で保持凹
部844a内に保持されているため、ユーザなどが帯電
器32Yを収容外枠内に容易に押し込んで収容すること
ができる。
帯電器32Yに設けられた終端爪843でロック爪手段
842の爪部材842bが押圧されて、帯電器32Yの
側壁と平行な方向の係合フリー状態になるまで爪部材8
42bを図16に示すように矢印F1の方向に回動させ
る。この回動時に、爪部材842bは保持凹部844c
内に嵌合して保持される。このようにして、爪部材84
2bが係合爪841に対して係合フリーな状態で保持凹
部844a内に保持されているため、ユーザなどが帯電
器32Yを収容外枠内に容易に押し込んで収容すること
ができる。
【0099】このときにも、帯電ワイヤ323を挟持し
た固定側の清掃具811に対して、帯電ワイヤ323が
その長手方向に移動することになって、帯電ワイヤ32
3の付着物が清掃具811で拭取られる。これによって
帯電ワイヤ323から拭取られた付着物が清掃具811
から脱落したとしても広範囲に撒き散らされることがな
く、かつ、その下方の受皿812で受けられていると共
にさらにその下方には感光体ドラム31の表面が位置し
ていないことから、拭取られた付着物が感光体ドラム3
1に付着するようなことはない。
た固定側の清掃具811に対して、帯電ワイヤ323が
その長手方向に移動することになって、帯電ワイヤ32
3の付着物が清掃具811で拭取られる。これによって
帯電ワイヤ323から拭取られた付着物が清掃具811
から脱落したとしても広範囲に撒き散らされることがな
く、かつ、その下方の受皿812で受けられていると共
にさらにその下方には感光体ドラム31の表面が位置し
ていないことから、拭取られた付着物が感光体ドラム3
1に付着するようなことはない。
【0100】帯電器32Yが収容外枠内に最後まで押し
込まれるときに、ロック爪保持解除部材845の突起部
がロック爪保持部材844の傾斜面844dを押圧し、
保持部材844aは保持凹部844cと共に回動して、
爪部材842bと保持凹部844cとの嵌合が外れる。
これにより、爪部材842bは巻ばね842cの付勢力
によって元の係合可能な状態にリセットされる。
込まれるときに、ロック爪保持解除部材845の突起部
がロック爪保持部材844の傾斜面844dを押圧し、
保持部材844aは保持凹部844cと共に回動して、
爪部材842bと保持凹部844cとの嵌合が外れる。
これにより、爪部材842bは巻ばね842cの付勢力
によって元の係合可能な状態にリセットされる。
【0101】一方、ユーザなどは、新しいトナーカート
リッジ85を収納開口部852内に入れた後にカートリ
ッジ固定部材86をトナーカートリッジ85と共に矢印
Cとは反対方向のセット方向に移動させる。これによっ
て、トナーカートリッジ85は左側に寄せられて所定位
置にセットされる。このとき、図15のaに示すよう
に、ユニットロック手段831の爪部材831aに対し
て、ユニットロック解除手段832の傾斜部832aが
乗り上げて爪部材832bが爪部材831aに係合する
ことになる。
リッジ85を収納開口部852内に入れた後にカートリ
ッジ固定部材86をトナーカートリッジ85と共に矢印
Cとは反対方向のセット方向に移動させる。これによっ
て、トナーカートリッジ85は左側に寄せられて所定位
置にセットされる。このとき、図15のaに示すよう
に、ユニットロック手段831の爪部材831aに対し
て、ユニットロック解除手段832の傾斜部832aが
乗り上げて爪部材832bが爪部材831aに係合する
ことになる。
【0102】以上により、トナーカートリッジ85が空
になったときに、トナーカートリッジ85の交換を行う
べく、カートリッジ固定部材86を矢印Cの方向に移動
することに連動してユニットロック解除手段832の爪
部832bがユニットロック手段831の爪部材831
aを回動させ、爪部材831aと開口部321dとの係
合を解除する。これによって、清掃装置80は、清掃具
811により挟持された帯電ワイヤ323をその長手方
向に沿って移動させる拭取動作を、一定の清掃位置Xに
て行うことができる。これによって、帯電ワイヤ323
に付着した放電生成物は、清掃具811から脱落したと
しても広範囲に撒き散らされることがなく、かつ、その
下方の受皿812で受けられると共にさらにその下方に
は感光体ドラム31の表面が位置していないことから、
放電生成物の周りの部材、特に感光体ドラム31の表面
への付着を防止できて、感光体ドラム31の表面への均
一な帯電を行うことができ、さらには、画像むらなどの
画像不具合を防止することができるものである。
になったときに、トナーカートリッジ85の交換を行う
べく、カートリッジ固定部材86を矢印Cの方向に移動
することに連動してユニットロック解除手段832の爪
部832bがユニットロック手段831の爪部材831
aを回動させ、爪部材831aと開口部321dとの係
合を解除する。これによって、清掃装置80は、清掃具
811により挟持された帯電ワイヤ323をその長手方
向に沿って移動させる拭取動作を、一定の清掃位置Xに
て行うことができる。これによって、帯電ワイヤ323
に付着した放電生成物は、清掃具811から脱落したと
しても広範囲に撒き散らされることがなく、かつ、その
下方の受皿812で受けられると共にさらにその下方に
は感光体ドラム31の表面が位置していないことから、
放電生成物の周りの部材、特に感光体ドラム31の表面
への付着を防止できて、感光体ドラム31の表面への均
一な帯電を行うことができ、さらには、画像むらなどの
画像不具合を防止することができるものである。
【0103】なお、本発明は、本実施形態に代えて以下
のような各種構成を採用することができるものである。
のような各種構成を採用することができるものである。
【0104】(1)本実施形態1では、帯電ワイヤ32
3に対して清掃具61を手動で往復運動させるように構
成したが、これに限らず、帯電ワイヤ323に当接した
清掃具61を所定の静止位置に固定し、この清掃具61
に対して帯電ワイヤ323を帯電ユニットと共に帯電ワ
イヤ323の長手方向に手動または自動でスライド動作
させるように構成することもできる。この場合にも、帯
電ワイヤ323の清掃作業を定期的に確実に行うことが
できる本発明の効果を奏するものである。また、清掃具
61による清掃位置は、感光体ドラム31の表面真上か
ら外れた手前側の位置となる。なお、清掃具61と帯電
ワイヤ323が共に動いてもよく、この場合には、スラ
イドストロークが半減するものである。
3に対して清掃具61を手動で往復運動させるように構
成したが、これに限らず、帯電ワイヤ323に当接した
清掃具61を所定の静止位置に固定し、この清掃具61
に対して帯電ワイヤ323を帯電ユニットと共に帯電ワ
イヤ323の長手方向に手動または自動でスライド動作
させるように構成することもできる。この場合にも、帯
電ワイヤ323の清掃作業を定期的に確実に行うことが
できる本発明の効果を奏するものである。また、清掃具
61による清掃位置は、感光体ドラム31の表面真上か
ら外れた手前側の位置となる。なお、清掃具61と帯電
ワイヤ323が共に動いてもよく、この場合には、スラ
イドストロークが半減するものである。
【0105】(2)本実施形態1では、トナーカートリ
ッジ62が空になったときに、帯電ワイヤ323を挟持
したスポンジ状部材612を帯電ワイヤ323の長手方
向に沿って移動させる拭取動作に連動してホッパーロッ
ク用凹部634と径大部641aとの嵌合を解除(トナ
ー補給操作の開始動作の阻止を解除)することによっ
て、ホッパー63を回動させてトナーカートリッジ62
の固定を解除して新しいトナーカートリッジ63に交換
することができるようにしたが、これに限らず、図5に
示すように、ロック手段64aとして、傾斜部641g
を、図4に示す手前側の傾斜部641eとは反対側の奥
側に設けるようにしてもよい。この場合には、トナーカ
ートリッジ62が空になり、ホッパー63を開状態とす
るべく回動させるときには、左方端部631が傾斜部6
41fを押圧してホッパーロック棒641を矢印Dの方
向に容易に移動させてロックを解除できるが、帯電ワイ
ヤ323を挟持したスポンジ状部材612を帯電ワイヤ
323の長手方向に沿って移動させる清掃作業を行わな
い限り、ホッパー63を回動させて元の閉位置に戻すこ
とができず(トナー補給操作の終了動作の阻止を解除で
きず)、新しいトナーカートリッジ63を所定位置にセ
ットすることができない(トナー補給操作ができない)
ようになっている。この場合にも、本実施形態と同様
に、ユーザなどが忘れずに清掃作業を確実に行うことが
できる本発明の効果を奏するものである。
ッジ62が空になったときに、帯電ワイヤ323を挟持
したスポンジ状部材612を帯電ワイヤ323の長手方
向に沿って移動させる拭取動作に連動してホッパーロッ
ク用凹部634と径大部641aとの嵌合を解除(トナ
ー補給操作の開始動作の阻止を解除)することによっ
て、ホッパー63を回動させてトナーカートリッジ62
の固定を解除して新しいトナーカートリッジ63に交換
することができるようにしたが、これに限らず、図5に
示すように、ロック手段64aとして、傾斜部641g
を、図4に示す手前側の傾斜部641eとは反対側の奥
側に設けるようにしてもよい。この場合には、トナーカ
ートリッジ62が空になり、ホッパー63を開状態とす
るべく回動させるときには、左方端部631が傾斜部6
41fを押圧してホッパーロック棒641を矢印Dの方
向に容易に移動させてロックを解除できるが、帯電ワイ
ヤ323を挟持したスポンジ状部材612を帯電ワイヤ
323の長手方向に沿って移動させる清掃作業を行わな
い限り、ホッパー63を回動させて元の閉位置に戻すこ
とができず(トナー補給操作の終了動作の阻止を解除で
きず)、新しいトナーカートリッジ63を所定位置にセ
ットすることができない(トナー補給操作ができない)
ようになっている。この場合にも、本実施形態と同様
に、ユーザなどが忘れずに清掃作業を確実に行うことが
できる本発明の効果を奏するものである。
【0106】(3)本実施形態1では、帯電ワイヤ32
3に沿って清掃棒613を手動で引き抜くように移動さ
せる清掃動作に連動して、ホッパーロック用凹部634
と径大部641aとの嵌合を解除するようにしたが、こ
れに限らず、トナーカートリッジ62が空になったとき
に、清掃開始スイッチ(清掃開始手段)を操作すること
で、帯電ワイヤ323に沿って清掃棒613を自動的に
手前側に移動するように自動清掃させることができる。
3に沿って清掃棒613を手動で引き抜くように移動さ
せる清掃動作に連動して、ホッパーロック用凹部634
と径大部641aとの嵌合を解除するようにしたが、こ
れに限らず、トナーカートリッジ62が空になったとき
に、清掃開始スイッチ(清掃開始手段)を操作すること
で、帯電ワイヤ323に沿って清掃棒613を自動的に
手前側に移動するように自動清掃させることができる。
【0107】帯電ワイヤ323の清掃装置70は、例え
ば図6のaに示すように、上記清掃開始スイッチ71
と、上記実施形態と同様の清掃具61を帯電ワイヤ32
3の長手方向に沿って移動させる清掃具移動機構として
の例えばボールねじ72と、このボールねじ72を回転
駆動する例えばモータ73と、清掃開始スイッチ71か
らの清掃開始信号を受けてモータ73を回転制御する駆
動制御手段74とを備えていてもよい。
ば図6のaに示すように、上記清掃開始スイッチ71
と、上記実施形態と同様の清掃具61を帯電ワイヤ32
3の長手方向に沿って移動させる清掃具移動機構として
の例えばボールねじ72と、このボールねじ72を回転
駆動する例えばモータ73と、清掃開始スイッチ71か
らの清掃開始信号を受けてモータ73を回転制御する駆
動制御手段74とを備えていてもよい。
【0108】(4)帯電ワイヤ323の清掃装置70a
として、上記清掃開始スイッチ71に代えて、ホッパー
63によるトナーカートリッジ62の取り外し時に、こ
れを検知(電気的連動)して清掃開始信号を発生する取
外検知センサ75を設けるようにしてもよい。
として、上記清掃開始スイッチ71に代えて、ホッパー
63によるトナーカートリッジ62の取り外し時に、こ
れを検知(電気的連動)して清掃開始信号を発生する取
外検知センサ75を設けるようにしてもよい。
【0109】(5)清掃装置70bとしては、本実施形
態1のロック手段64を用いることができるが、ロック
手段64に代えて、清掃棒613の手前側への自動的な
移動動作に連動してホッパーロック用凹部634と径大
部641aとの嵌合を自動的に解除するように構成する
こともできる。
態1のロック手段64を用いることができるが、ロック
手段64に代えて、清掃棒613の手前側への自動的な
移動動作に連動してホッパーロック用凹部634と径大
部641aとの嵌合を自動的に解除するように構成する
こともできる。
【0110】即ち、帯電ワイヤ323の清掃装置70b
は、例えば図6のbに示すように、清掃動作の有無に応
じた検知信号を発生する清掃動作検知センサ75と、こ
の検知信号に応じて先端部をホッパー63に対してロッ
ク位置とロック解除位置の間で出退させるロック駆動手
段としてのソレノイド手段76とを備えていてもよい。
清掃動作検知センサ75としては例えば光センサやリミ
ットスイッチなどで構成し、清掃棒613の引き出され
た状態や、連動部材643の矢印Cの方向への回動状
態、ホッパーロック棒641の矢印Dの方向への移動状
態などのホッパー63のロック解除状態を検出すること
で、清掃動作の有無を検知することができる。ソレノイ
ド手段76は、その清掃動作の有無に応じてトナーカー
トリッジ62のホッパー63を電動でロックまたはロッ
ク解除するようになっている。
は、例えば図6のbに示すように、清掃動作の有無に応
じた検知信号を発生する清掃動作検知センサ75と、こ
の検知信号に応じて先端部をホッパー63に対してロッ
ク位置とロック解除位置の間で出退させるロック駆動手
段としてのソレノイド手段76とを備えていてもよい。
清掃動作検知センサ75としては例えば光センサやリミ
ットスイッチなどで構成し、清掃棒613の引き出され
た状態や、連動部材643の矢印Cの方向への回動状
態、ホッパーロック棒641の矢印Dの方向への移動状
態などのホッパー63のロック解除状態を検出すること
で、清掃動作の有無を検知することができる。ソレノイ
ド手段76は、その清掃動作の有無に応じてトナーカー
トリッジ62のホッパー63を電動でロックまたはロッ
ク解除するようになっている。
【0111】(6)本実施形態2では、清掃具811の
下方位置に受皿812を設けたが、清掃部材81に受皿
812を設けない場合にも、一定の清掃位置Xにて拭取
動作を行うことにより、拭取時に剥がれた付着物にて感
光体ドラム31の表面が汚れるのを防止することができ
る本発明の効果を奏するものである。
下方位置に受皿812を設けたが、清掃部材81に受皿
812を設けない場合にも、一定の清掃位置Xにて拭取
動作を行うことにより、拭取時に剥がれた付着物にて感
光体ドラム31の表面が汚れるのを防止することができ
る本発明の効果を奏するものである。
【0112】(7)本実施形態2では、付勢手段82と
してばね部材を用いて、清掃具811で挟持した帯電ワ
イヤ323を帯電器32Yと共に移動させるように構成
したが、これに限らず、付勢手段82としてゴムなどの
弾性部材であってもよい。
してばね部材を用いて、清掃具811で挟持した帯電ワ
イヤ323を帯電器32Yと共に移動させるように構成
したが、これに限らず、付勢手段82としてゴムなどの
弾性部材であってもよい。
【0113】(8)本実施形態2では、トナーカートリ
ッジ85が空になったときに、新しいトナーカートリッ
ジ85に交換するべく、カートリッジ固定部材86の固
定側から固定解除側への移動(トナー補給操作の開始動
作)に連動して、帯電ワイヤ323を挟持した固定側の
清掃具811に対して帯電ワイヤ323をその長手方向
に強制的に移動させる拭取動作(清掃動作)を行うよう
に構成したが、これに限らず、トナーカートリッジ85
の交換後に、カートリッジ固定部材86の固定解除側か
ら固定側への移動(トナー補給操作の終了動作)に連動
して、帯電ワイヤ323を挟持した固定側の清掃具81
1に対して帯電ワイヤ323をその長手方向に強制的に
移動させる拭取動作(清掃動作)を行うように構成して
もよい。この場合にも、本実施形態と同様に、ユーザな
どが忘れずに清掃作業を確実に行うことができる本発明
の効果を奏するものである。
ッジ85が空になったときに、新しいトナーカートリッ
ジ85に交換するべく、カートリッジ固定部材86の固
定側から固定解除側への移動(トナー補給操作の開始動
作)に連動して、帯電ワイヤ323を挟持した固定側の
清掃具811に対して帯電ワイヤ323をその長手方向
に強制的に移動させる拭取動作(清掃動作)を行うよう
に構成したが、これに限らず、トナーカートリッジ85
の交換後に、カートリッジ固定部材86の固定解除側か
ら固定側への移動(トナー補給操作の終了動作)に連動
して、帯電ワイヤ323を挟持した固定側の清掃具81
1に対して帯電ワイヤ323をその長手方向に強制的に
移動させる拭取動作(清掃動作)を行うように構成して
もよい。この場合にも、本実施形態と同様に、ユーザな
どが忘れずに清掃作業を確実に行うことができる本発明
の効果を奏するものである。
【0114】(9)本実施形態2では、所定の静止位置
に固定した清掃具811に対して帯電ワイヤ323を強
制的に手前側に動作させるように構成したが、これに限
らず、帯電ワイヤ323に当接した清掃具61を、帯電
ワイヤ323の長手方向に、付勢手段などで強制的にス
ライド動作させるように構成することもできる。この場
合にも、帯電ワイヤ323の清掃作業を定期的に確実に
行うことができる本発明の効果を奏するものである。な
お、清掃具811と帯電ワイヤ323が共に動いてもよ
く、この場合には、スライドストロークが半減するもの
である。
に固定した清掃具811に対して帯電ワイヤ323を強
制的に手前側に動作させるように構成したが、これに限
らず、帯電ワイヤ323に当接した清掃具61を、帯電
ワイヤ323の長手方向に、付勢手段などで強制的にス
ライド動作させるように構成することもできる。この場
合にも、帯電ワイヤ323の清掃作業を定期的に確実に
行うことができる本発明の効果を奏するものである。な
お、清掃具811と帯電ワイヤ323が共に動いてもよ
く、この場合には、スライドストロークが半減するもの
である。
【0115】(10)本実施形態2では、清掃具811
が当接された帯電ワイヤ323側を帯電器32Yと共に
ばね部材により移動させて一定の拭取位置にて清掃を行
うようにしたが、これに限らず、トナーカートリッジ8
5が空になったときに、清掃開始手段としての清掃開始
スイッチを操作することで、帯電ワイヤ323側を帯電
器32Yと共に自動的に手前側に引出した後に戻す往復
移動させて清掃することもできる。
が当接された帯電ワイヤ323側を帯電器32Yと共に
ばね部材により移動させて一定の拭取位置にて清掃を行
うようにしたが、これに限らず、トナーカートリッジ8
5が空になったときに、清掃開始手段としての清掃開始
スイッチを操作することで、帯電ワイヤ323側を帯電
器32Yと共に自動的に手前側に引出した後に戻す往復
移動させて清掃することもできる。
【0116】この場合の具体例として、例えば図18の
aに示すように、帯電ワイヤ323の清掃装置90は、
上記清掃開始スイッチ91と、上記実施形態と同様の清
掃具811が当接された帯電ワイヤ323側を帯電器3
2Yと共にその長手方向に亘って往復移動させる帯電ユ
ニット移動機構としての例えばボールねじ92と、この
ボールねじ92を回転駆動する駆動手段としての例えば
モータ93と、清掃開始スイッチ91からの清掃開始信
号を受けてモータ93を回転制御する駆動制御手段94
とを備えている。これらのボールねじ92、モータ93
および駆動制御手段94により移動力発生手段を構成し
ている。
aに示すように、帯電ワイヤ323の清掃装置90は、
上記清掃開始スイッチ91と、上記実施形態と同様の清
掃具811が当接された帯電ワイヤ323側を帯電器3
2Yと共にその長手方向に亘って往復移動させる帯電ユ
ニット移動機構としての例えばボールねじ92と、この
ボールねじ92を回転駆動する駆動手段としての例えば
モータ93と、清掃開始スイッチ91からの清掃開始信
号を受けてモータ93を回転制御する駆動制御手段94
とを備えている。これらのボールねじ92、モータ93
および駆動制御手段94により移動力発生手段を構成し
ている。
【0117】(11)上記具体例の清掃装置90の清掃
開始スイッチ91に代えて、清掃装置90aとして、ト
ナーカートリッジ85の取り外し時や、カートリッジ固
定部材86の矢印方向Cの移動時などに、これを検知し
て清掃開始信号を発生する図18のaに破線で示したカ
ートリッジ取外検知センサ91aを設けるようにしても
よい。この場合にも、上記清掃装置90と同様の自動移
動による効果を奏するもんである。カートリッジ取外検
知センサ91aとしては例えば光センサやリミットスイ
ッチなどで構成し、トナーカートリッジ85の有無や、
カートリッジ固定部材86の移動状態に応じて清掃開始
信号を発生するようにすることができる。
開始スイッチ91に代えて、清掃装置90aとして、ト
ナーカートリッジ85の取り外し時や、カートリッジ固
定部材86の矢印方向Cの移動時などに、これを検知し
て清掃開始信号を発生する図18のaに破線で示したカ
ートリッジ取外検知センサ91aを設けるようにしても
よい。この場合にも、上記清掃装置90と同様の自動移
動による効果を奏するもんである。カートリッジ取外検
知センサ91aとしては例えば光センサやリミットスイ
ッチなどで構成し、トナーカートリッジ85の有無や、
カートリッジ固定部材86の移動状態に応じて清掃開始
信号を発生するようにすることができる。
【0118】(12)本実施形態2のユニットロック解
除手段832に代えて、清掃装置90bとして、図18
のbに示すように、トナーカートリッジ85の有無や、
カートリッジ固定部材86の矢印方向Cの移動などに応
じて清掃開始信号を発生するカートリッジ取外検知セン
サ91aと、この清掃開始信号に応じて帯電器32Yの
移動を規制しているユニットロック手段831のロック
解除を可能とするロック解除手段としてのソレノイド手
段95とを備えるようにしてもよい。ソレノイド手段9
5として、その可動側先端部に、例えば、その清掃開始
信号に応じて爪部材831aと開口部321dとの係合
または係合解除を行う本実施形態と同様の傾斜部832
aおよび爪部832bを設けるようにしてもよい。
除手段832に代えて、清掃装置90bとして、図18
のbに示すように、トナーカートリッジ85の有無や、
カートリッジ固定部材86の矢印方向Cの移動などに応
じて清掃開始信号を発生するカートリッジ取外検知セン
サ91aと、この清掃開始信号に応じて帯電器32Yの
移動を規制しているユニットロック手段831のロック
解除を可能とするロック解除手段としてのソレノイド手
段95とを備えるようにしてもよい。ソレノイド手段9
5として、その可動側先端部に、例えば、その清掃開始
信号に応じて爪部材831aと開口部321dとの係合
または係合解除を行う本実施形態と同様の傾斜部832
aおよび爪部832bを設けるようにしてもよい。
【0119】(13)上記実施形態1,2を複写機1に
適応させた場合について説明したが、ファクシミリおよ
びプリンタ等の他の画像形成装置にも適応させることが
できる。
適応させた場合について説明したが、ファクシミリおよ
びプリンタ等の他の画像形成装置にも適応させることが
できる。
【0120】(14)本実施形態1,2では、感光体ド
ラム31としたが、これに限らず、平面状の感光体であ
ってもよい。
ラム31としたが、これに限らず、平面状の感光体であ
ってもよい。
【0121】(15)本実施形態1,2では、複写機は
縦型搬送レイアウト構成(用紙搬送方向が略上下方向)
としたが、これに限らず、複写機は横型搬送レイアウト
構成(用紙搬送方向が略水平方向)であってもよい。横
型搬送レイアウト構成は、転写ローラを感光体ドラムの
略真下に配設すると共に、感光体ドラムの水平方向位置
から反対側の水平方向位置まで感光体ドラムの回転方向
に、クリーニングブレード、除電器、帯電器、露光器お
よび現像器を順に配設するものである。
縦型搬送レイアウト構成(用紙搬送方向が略上下方向)
としたが、これに限らず、複写機は横型搬送レイアウト
構成(用紙搬送方向が略水平方向)であってもよい。横
型搬送レイアウト構成は、転写ローラを感光体ドラムの
略真下に配設すると共に、感光体ドラムの水平方向位置
から反対側の水平方向位置まで感光体ドラムの回転方向
に、クリーニングブレード、除電器、帯電器、露光器お
よび現像器を順に配設するものである。
【0122】
【発明の効果】以上のように、請求項1によれば、清掃
具と帯電ワイヤと相対的なスライド動作および、トナー
補給操作の何れか一方を他方に連動して、トナー補給時
にスライド動作を強制的に行わせるようにしたため、清
掃具と帯電ワイヤとの相対的なスライド動作が行なわれ
ないと、定期的なトナー補給操作ができず、また、定期
的なトナー補給操作をすれば、清掃具と帯電ワイヤとの
相対的で強制的なスライド動作が行なわれ、これによ
り、このスライド動作による帯電ワイヤの清掃作業を定
期的かつ確実に行うことができる。
具と帯電ワイヤと相対的なスライド動作および、トナー
補給操作の何れか一方を他方に連動して、トナー補給時
にスライド動作を強制的に行わせるようにしたため、清
掃具と帯電ワイヤとの相対的なスライド動作が行なわれ
ないと、定期的なトナー補給操作ができず、また、定期
的なトナー補給操作をすれば、清掃具と帯電ワイヤとの
相対的で強制的なスライド動作が行なわれ、これによ
り、このスライド動作による帯電ワイヤの清掃作業を定
期的かつ確実に行うことができる。
【0123】また、請求項2によれば、トナー補給操作
阻止手段によるトナー補給操作の阻止状態を、清掃具と
帯電ワイヤと相対的なスライド動作に連動して解除する
ようにしたため、簡単な構成で、スライド動作による帯
電ワイヤの清掃作業を定期的かつ確実に行うことができ
る。
阻止手段によるトナー補給操作の阻止状態を、清掃具と
帯電ワイヤと相対的なスライド動作に連動して解除する
ようにしたため、簡単な構成で、スライド動作による帯
電ワイヤの清掃作業を定期的かつ確実に行うことができ
る。
【0124】さらに、請求項3によれば、清掃具と帯電
ワイヤとの相対的なスライド動作を行なえば、定期的な
トナー補給操作の開始動作および終了動作の何れかでト
ナー補給操作の阻止を解除できるため、定期的なトナー
補給操作時に帯電ワイヤの清掃作業を確実に行うことが
できる。
ワイヤとの相対的なスライド動作を行なえば、定期的な
トナー補給操作の開始動作および終了動作の何れかでト
ナー補給操作の阻止を解除できるため、定期的なトナー
補給操作時に帯電ワイヤの清掃作業を確実に行うことが
できる。
【0125】さらに、請求項4によれば、動作連動手段
が、清掃具と帯電ワイヤとの相対的なスライド動作に連
動してトナー補給操作用部材によるトナー補給操作の規
制を解除することにより定期的なトナー補給を行うこと
ができるため、スライド動作による帯電ワイヤの清掃作
業を確実に行うことができる。
が、清掃具と帯電ワイヤとの相対的なスライド動作に連
動してトナー補給操作用部材によるトナー補給操作の規
制を解除することにより定期的なトナー補給を行うこと
ができるため、スライド動作による帯電ワイヤの清掃作
業を確実に行うことができる。
【0126】さらに、請求項5によれば、清掃具と帯電
ワイヤとの相対的なスライド動作に連動して固定部材規
制手段がカートリッジ固定部材の移動の規制を解除する
ことにより定期的なトナー補給を可能にするため、定期
的なトナー補給を行うときには、必ず清掃具と帯電ワイ
ヤとの相対的なスライド動作による清掃作業を行うこと
ができる。
ワイヤとの相対的なスライド動作に連動して固定部材規
制手段がカートリッジ固定部材の移動の規制を解除する
ことにより定期的なトナー補給を可能にするため、定期
的なトナー補給を行うときには、必ず清掃具と帯電ワイ
ヤとの相対的なスライド動作による清掃作業を行うこと
ができる。
【0127】さらに、請求項6によれば、スライド動作
開始手段によるスライド動作の強制的な開始を、トナー
補給操作に連動して行うようにしたため、簡単な構成
で、スライド動作による帯電ワイヤの清掃作業を定期的
かつ確実に行うことができる。
開始手段によるスライド動作の強制的な開始を、トナー
補給操作に連動して行うようにしたため、簡単な構成
で、スライド動作による帯電ワイヤの清掃作業を定期的
かつ確実に行うことができる。
【0128】また、請求項7によれば、定期的なトナー
補給操作の開始動作および終了動作の何れかが行なわれ
るときに、強制的なスライド動作を開始させるようにし
たため、帯電ワイヤの清掃作業が定期的かつ確実に行う
ことができる。
補給操作の開始動作および終了動作の何れかが行なわれ
るときに、強制的なスライド動作を開始させるようにし
たため、帯電ワイヤの清掃作業が定期的かつ確実に行う
ことができる。
【0129】さらに、請求項8によれば、トナー補給操
作に連動して帯電ワイヤのスライド動作をスライド動作
手段によって強制的に必ず行うため、帯電ワイヤの清掃
作業を忘れなく定期的に確実に行うことができる。
作に連動して帯電ワイヤのスライド動作をスライド動作
手段によって強制的に必ず行うため、帯電ワイヤの清掃
作業を忘れなく定期的に確実に行うことができる。
【0130】さらに、請求項9によれば、ユニットロッ
ク解除手段によって、帯電ユニットのロックを解除する
ことで、帯電ユニットは付勢手段によって自動的にスラ
イド動作を行うため、帯電ワイヤの清掃作業をさらに容
易に行うことができる。また、このスライド動作手段は
付勢手段で簡単に構成でき、また、スライド動作開始手
段はユニットロック手段およびユニットロック解除手段
で簡単に構成できる。
ク解除手段によって、帯電ユニットのロックを解除する
ことで、帯電ユニットは付勢手段によって自動的にスラ
イド動作を行うため、帯電ワイヤの清掃作業をさらに容
易に行うことができる。また、このスライド動作手段は
付勢手段で簡単に構成でき、また、スライド動作開始手
段はユニットロック手段およびユニットロック解除手段
で簡単に構成できる。
【0131】さらに、請求項10によれば、帯電ユニッ
トを付勢方向に移動させ始めると、帯電ワイヤの感光体
との対向部分の全長が所定の静止位置を通過するよう
に、感光体の全幅に亘って帯電ワイヤを最後まで移動さ
せない限り、帯電ユニットを元の収納状態に戻せないよ
うにロックがかかるため、帯電ユニットと共に帯電ワイ
ヤを感光体の幅方向に亘って最後まで移動させた後に元
の収納位置に戻すという往復清掃動作を、ユーザの手に
よって確実に行うことができて、清掃忘れを防止するこ
とができる。
トを付勢方向に移動させ始めると、帯電ワイヤの感光体
との対向部分の全長が所定の静止位置を通過するよう
に、感光体の全幅に亘って帯電ワイヤを最後まで移動さ
せない限り、帯電ユニットを元の収納状態に戻せないよ
うにロックがかかるため、帯電ユニットと共に帯電ワイ
ヤを感光体の幅方向に亘って最後まで移動させた後に元
の収納位置に戻すという往復清掃動作を、ユーザの手に
よって確実に行うことができて、清掃忘れを防止するこ
とができる。
【図1】本発明にかかる画像形成装置を複写機に適用し
た実施形態1の全体断面図である。
た実施形態1の全体断面図である。
【図2】図1の帯電器、トナーカートリッジおよび画像
形成装置の各構成を模式的に示す正面図である。
形成装置の各構成を模式的に示す正面図である。
【図3】図2の清掃具の拡大図である。
【図4】図2のトナーカートリッジおよび画像形成装置
における平面構成を示す模式図である。
における平面構成を示す模式図である。
【図5】図4とは別の実施形態における画像形成装置の
平面構成を示す模式図である。
平面構成を示す模式図である。
【図6】図4とはさらに別の実施形態における画像形成
装置の自動制御構成を示すブロック図である。
装置の自動制御構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施形態2の帯電器内における清掃具
の構成を模式的に示す正面図である。
の構成を模式的に示す正面図である。
【図8】図7の帯電器内における清掃具およびばね部材
の構成を模式的に示す側面図である。
の構成を模式的に示す側面図である。
【図9】図7の帯電器の側面構成における清掃装置の全
体構成を模式的に示す平面図である。
体構成を模式的に示す平面図である。
【図10】トナーカートリッジのセット状態を模式的に
示す要部正面図である。
示す要部正面図である。
【図11】図10の平面図である。
【図12】トナーカートリッジのセット解除状態を模式
的に示す要部正面図である。
的に示す要部正面図である。
【図13】図12の平面図である。
【図14】トナーカートリッジのセット解除時における
図9の移動制御手段の各状態を示す平面図であって、a
は係合状態を示す図、bは係合解除時の状態を示す図、
cは係合解除後の状態を示す図である。
図9の移動制御手段の各状態を示す平面図であって、a
は係合状態を示す図、bは係合解除時の状態を示す図、
cは係合解除後の状態を示す図である。
【図15】トナーカートリッジのセット時における図9
の移動開始手段の状態を示す平面図であって、aは係合
直前の状態を示す図、bは係合時の状態を示す図であ
る。
の移動開始手段の状態を示す平面図であって、aは係合
直前の状態を示す図、bは係合時の状態を示す図であ
る。
【図16】図9のロック爪部材の係合フリー状態に保持
されている場合を模式的に示す平面図である。
されている場合を模式的に示す平面図である。
【図17】図9のロック爪部材における爪部材の保持状
態を示す図であって、aはその平面図、bはその側面図
である。
態を示す図であって、aはその平面図、bはその側面図
である。
【図18】図9とは別の実施形態における画像形成装置
の自動制御構成を示すブロック図である。
の自動制御構成を示すブロック図である。
【図19】従来の複写機の要部縦断面構成を示す模式図
である。
である。
【図20】図19の帯電器の断面構成を模式的に示す拡
大図である。
大図である。
1 複写機 2 装置本体 13 転写用紙 30 画像形成部 31 感光体ドラム 32,32Y 帯電器 321,321Y シールド部材 321a 鍔部 321d 開口部 322 グリッド 323 帯電ワイヤ 60,70,80,90,90a,90b 清掃装置 61 清掃具 611 金属片 612 スポンジ状部材 613 清掃棒 614 ガイド部材 615 連結部材 616 突起部 62 トナーカートリッジ 621 収納開口部 621a 左側縁部 622 ロック溝 63 ホッパー 631 左方端部 632 右方端部 633 ロックピン 634 ホッパーロック用凹部 64,64a ロック手段 641 ホッパーロック棒 641a 径大部 641b 棒部材 641c ばね部材 641d ピン部材 641e,641g 傾斜部 641f 角部 642 ガイド部材 643 連動部材 643a 中心軸 643b 長穴 71,91 清掃開始スイッチ 72,92 ボールねじ 73,93 モータ 74,94 駆動制御手段 75 清掃動作検知センサ 76,95 ソレノイド手段 81 清掃部材 811 清掃具 812 受皿 813 連結部材 82 付勢手段 83 移動制御手段 831 ユニットロック手段 831a 爪部材 831b 巻ばね 832 ユニットロック解除手段 832a 傾斜部 832b 爪部 84 ユニット移動規制・規制解除手段 841 係合爪 841a 斜面 841b 直角面 842 ロック爪手段 842a 傾斜部 842b 爪部材 842c 巻ばね 842d ストッパ 842e,844b 回動軸 843 終端爪 844 ロック爪保持部材 844a 保持部材 844c 保持凹部 844d 傾斜面 845 ロック爪保持解除部材 85 トナーカートリッジ 851 脚部 852 収納開口部 852a 左側縁部 86 カートリッジ固定部材 91a カートリッジ取外検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮地 信希 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 亀井 隆輝 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 Fターム(参考) 2H003 AA12 BB11 CC01 2H027 DA27 HB13 HB19 2H077 AA02 AA33 DB01
Claims (10)
- 【請求項1】 感光体の幅方向に張架され、高電圧が印
加されることにより前記感光体表面を所定電位に帯電さ
せる帯電ワイヤを備えた画像形成装置において、 前記帯電ワイヤに当接する清掃具と前記帯電ワイヤとの
少なくとも何れか一方を他方に対して前記帯電ワイヤの
長手方向に相対的にスライド動作可能に支持するスライ
ド動作支持手段と、前記スライド動作および、本装置に
対するトナー補給操作の何れか一方を他方に連動して、
前記トナー補給時に前記スライド動作を強制的に行わせ
るようにした動作連動手段とを有したことを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項2】 前記動作連動手段は、前記トナー補給操
作を阻止するトナー補給操作阻止手段を有し、前記スラ
イド動作に連動して前記トナー補給操作阻止手段による
前記トナー補給操作の阻止を解除するようにしたことを
特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記トナー補給操作阻止手段は、前記ト
ナー補給操作の開始動作および終了動作の何れかを阻止
されることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記トナー補給操作阻止手段は前記トナ
ー補給操作を行うトナー補給操作用部材を有し、前記動
作連動手段は、前記トナー補給操作用部材のトナー補給
操作を規制し、前記スライド動作に連動して前記規制を
解除するようにしたことを特徴とする請求項2または3
記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記トナー補給操作用部材は、トナーカ
ートリッジを所定位置に固定するカートリッジ固定位置
および、前記トナーカートリッジの取出しを可能とする
カートリッジ取出位置の間で移動するカートリッジ固定
部材を有して、前記カートリッジ固定位置およびカート
リッジ取出位置の何れかで前記カートリッジ固定部材の
移動を規制し、前記動作連動手段は、前記スライド動作
に連動して前記規制を解除する固定部材規制手段を有し
たことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記動作連動手段は、前記スライド動作
を強制的に開始させるスライド動作開始手段を有し、前
記トナー補給操作に連動してスライド動作開始手段によ
り前記帯電ワイヤの強制的なスライド動作を開始させる
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
置。 - 【請求項7】 前記動作連動手段は、前記トナー補給操
作の開始動作および終了動作の何れかに連動して前記ス
ライド動作開始手段により前記帯電ワイヤの強制的なス
ライド動作を開始するようにしたことを特徴とする請求
項6記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記スライド動作開始手段は前記帯電ワ
イヤをその長手方向にスライド動作させるスライド動作
手段を有したことを特徴とする請求項6または7記載の
画像形成装置。 - 【請求項9】 前記帯電ワイヤを収容し、前記帯電ワイ
ヤと共に前記帯電ワイヤの長手方向にスライド可能に構
成された帯電ユニットを備え、前記スライド動作手段
は、前記帯電ユニットを前記帯電ワイヤの長手方向の何
れか一の方向に付勢する付勢手段を有し、前記スライド
動作開始手段は、前記付勢手段による付勢力に抗して前
記帯電ユニットの移動をロックするユニットロック手段
と、前記トナー補給操作に連動して前記帯電ユニットの
ロックを解除するユニットロック解除手段とを有したこ
とを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。 - 【請求項10】 前記付勢手段による付勢方向の反対方
向への前記帯電ユニットの移動を規制するユニット移動
規制手段と、前記帯電ユニットが前記付勢方向に移動す
ることにより、前記帯電ワイヤの感光体との対向部分の
全長が所定の静止位置を通過したときに、前記ユニット
移動規制手段による前記帯電ユニットの移動の規制を解
除する規制解除手段とを有することを特徴とする請求項
9記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000030999A JP3462825B2 (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000030999A JP3462825B2 (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001222153A true JP2001222153A (ja) | 2001-08-17 |
JP3462825B2 JP3462825B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=18555928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000030999A Expired - Fee Related JP3462825B2 (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3462825B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6920297B2 (en) | 2002-09-27 | 2005-07-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus that cleans a wire of a charger |
JP2006106131A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Brother Ind Ltd | プロセスユニット及び画像形成装置 |
US7761027B2 (en) | 2004-12-24 | 2010-07-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Process cartridge for image-forming device |
CN111443582A (zh) * | 2019-01-17 | 2020-07-24 | 佳能株式会社 | 成像设备 |
-
2000
- 2000-02-08 JP JP2000030999A patent/JP3462825B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6920297B2 (en) | 2002-09-27 | 2005-07-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus that cleans a wire of a charger |
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JP4595473B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2010-12-08 | ブラザー工業株式会社 | プロセスユニット及び画像形成装置 |
US7761027B2 (en) | 2004-12-24 | 2010-07-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Process cartridge for image-forming device |
CN111443582A (zh) * | 2019-01-17 | 2020-07-24 | 佳能株式会社 | 成像设备 |
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JP3462825B2 (ja) | 2003-11-05 |
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